☆ らき☆すた人物紹介 ☆


・男女問わず、名前は平仮名表記のみ。「分かりやすくするため」ですので、本名では漢字を使っている可能性があります。
 (ただし中国語版では、名前も日本語の名前に該当する漢字を使用。こなた→「此方」、かがみ→「鏡」、ゆたか→「優」など)
・この紹介はキャラクターのイメージをつかむためのものです。数値的データ等は、公式ガイドブックを参照して下さい。
・キャラクターに付けた台詞は、基本的に、原作にあるものではなく、「それらしい」台詞を二次創作したものです。


☆こなたと同学年の女の子達
 レベルの高い学校として埼玉県内で有名な陵桜学園高等部に通う、主人公のこなたとその親友達(道を尋ねてきた外国人を勘違いで撃退した事がきっかけで仲良くなったつかさ、つかさの双子の姉のかがみ、かがみと学級委員仲間だったみゆき)、そしてかがみの中学以来の親友達(みさおとあやの)。高校1年でこなたとかがみ達は次第に親しくなり(過程の一部は公式ガイドを参考)、その冬から本編は始まっている。高校3年でこなた達とみさお達も親しくなり、卒業後も親しく付き合っている(進学先もお互い、学校の後でカラオケに集まれる距離)。
 コンプティークの本連載では時間が少しずつ経過しているものの、他誌や他の媒体ではその限りではないため、本連載で卒業後も高校生として登場する事がある。

泉こなた(いずみ・こなた)
 「おはよー、かがみ、つかさ。双子姉妹の登校シーンって萌えるねー」
 「ゆーちゃん、みなみちゃん……いくら私達が貧乳だからって、『胸ぺったんガールズ』って命名はあんまりだと思うヨ……」
 「くっ、黒井せんせーっ!? ネトゲでリアルの話題はよしてほしーのですがっ!?」
 『らき☆すた』の主人公。陵桜学園高等部に通っている(いた)。みさおと同じ大学の同じ学部に入る。つかさやみゆきと同級生で、かがみも含めた4人で行動している事が多い(特に、アニメやアンソロジーや多くの二次創作では、かがみとほとんど恋人状態。原作ではむしろ姉妹(もしくは親子や男兄弟)状態だが、ふざけて押し倒したりはするらしい)。担任の黒井先生とはゲーム仲間。いくらか(いや、かなり)自分勝手な面もあるが、相手により加減はするし、拒絶されると途端に落ち込む。
 体格は小柄で幼児体型で、利用しながら気に病んでもいる。運動能力は高く、家事全般もできるのに、勉強はやる気がなく大抵は一夜漬けとかがみ頼り。文字や絵は果てしなく下手。
 幼い頃から父に影響された、漫画、アニメ、ゲーム(成人向け含む)を愛好するサルベージ不能レベルのオタクで、そのため趣味が男性向けに偏っている(ただし、少女漫画も読んでいたし、格闘ゲームはビジュアル最優先ではない)。バイト先はコスプレ喫茶だが、別にコスプレするのが好きなわけではない(「自分でやっても萌えない」ため。他人にさせるのは好き)。護身用の武道を身に付けてはいたが、全く鍛錬を続けていないため、今も役立つかは疑わしい。
 1巻当初は喧嘩が強いクールな性格だったが、つかさ達との付き合いの中、表情が幾分乏しい点を除いて忘れ去られて行った(笑)。
 注記:隠れツンデレ?

柊つかさ(ひいらぎ・つかさ)
 「はい、こなちゃん。端午の節句だからちまきを作ってみたよ」
 「お姉ちゃんもゆきちゃんも、胸がおっきくていいなー……ななな泣かないでみなみちゃーんっ!?」
 「ね、ねえひよりちゃん、私のアニメの名台詞って、『バルサミコ酢〜』と『どんだけ〜』と『こなちゃんのくせに〜!』のどれがいいと思う?」
 こなたとみゆきの親友で、高校生活通じての同級生。調理系の専門学校へ進学。かがみと双子の姉妹(二卵性でつかさが妹)で――傍目には夫婦だったり親子だったり――、上にもう二人姉(いのり、まつり)がいる。父のただおが神主であるため、つかさ達も巫女として神社で手伝いをしている。
 背丈は中くらいで、どちらかというと控えめな体型。料理や家事が得意だが勉強や運動は苦手(ただし、成績は陵桜でも平均レベル)。おっとりとした和み系で、純真で真面目だが子供気質で、だらけやすい点はこなたと一緒。しかも押しが弱く、こなたとかがみの会話ではみゆきと同様に「背後にいるだけ」になりがちなのが難点(というか、つかさが加わりにくいディープな話題も多いが)。しかしアニメでの中の人(福原香織さん)の活躍もあり、大幅に出番を挽回できている。成長と共に、かがみの後ろに隠れているだけでなく、互いを支え合う関係に近付いているかも。ひよりやそうじろうと並び、「あるある系」ネタの担当も多い。
 注記:面白行動女王。

柊かがみ(ひいらぎ・かがみ)
 「おはよ、つかさ。相変わらず寝癖ヒドいぞー?」
 「おっ、お母さんもいのり姉さんも、こなたとみゆきに『両手に花』なんてからかわないでっ!」
 「まつり姉さんもこなたも日下部も、そうやってだらけてるとホントにそっくりよね……特にこなた、ゆたかちゃんが見てないと相変わらずなんだから」
 つかさの双子の姉(というより保護者)で、こなたとみゆきの親友。やはり巫女として神社で手伝いをしている。同じ陵桜学園高等部の生徒だ(った)が、こなた達とは別のクラスで、みさおとあやのの同級生。1年生の時は学級委員で、その時にみゆきと付き合いが始まった。進学先は別の一流の大学。
 つかさより少しだけ背は高く、痩せ型の割に結構めりはりのある体型をしていて、憧れの対象である母のみきに容姿は生き写し。頭も良く、学校の成績も上位。しかし料理や家事は苦手で、つかさの姉らしく意外と抜けた所もある。真面目で気が強くて情にも厚く、食い気と孤独には弱いが、ボケた行動が多い周囲に突っ込める貴重な存在。とはいえ、こなたに比べるとつかさやみゆきには甘いし、相当ヒドい言動を繰り返しているこなたやみさおにも本気で嫌ったりはしていない。本(特にライトノベル)とシューティングゲームを愛好。だが付き合いがよく流されやすいせいで、こなたの趣味に染められてきている。
 以前はこなたにいじられっぱなしの事も多かったが、遠慮なくやり返す事が増えてきて、みさおやあやのは自分が姉達にされているように遠慮なくいじっている。『らき☆すた』にはボケや天然系と比べてツッコミ役が少ないため、まだまだ多忙さは変わりない様子。
 注記:保護者属性。

高良みゆき(たから・みゆき)
 「みなみさんから薦められました画集ですけど、泉さんもご覧になってみませんか?」
 「かがみさんとつかささんのお母様も若々しいですね。……ウチの母はむしろ童女のようですが」
 「え、えーとお母さん…………同窓会で春日部に行くのに、何で快速電車で福島県まで行ってしまうんですかっ!?」
 こなた達の親友で、こなたとつかさの同級生。3年間続けて学級委員を務める。進学先は別の医科大学。
 背は高く、かがみより更にめりはりのある身体をしており、全体的に角がないような丸まった柔らかいイメージがある。成績優秀で博識、運動能力も高い、しかも責任感も高い「完璧超人」「聖人君子」、ついでに「雑学王」なのだが、集中していないと注意力は極度に低下してしまう。性格はつかさに似たおっとりしている感じで、礼儀正しく物静かなのが災いして、(自分でいじけるほど)人気と出番が伸び悩んでいる。臆病な所もあり、目薬は差せない、コンタクトレンズは入れられない、行くのが嫌で歯医者に通院するのをサボる(歯は丹念に磨くのに)。趣味は読書を始めとする情報収集(ただし往々にして実践しない)と、集中力を要するゲーム。
 家が東京(しかも、都心を挟んだ反対側)にあるため、通学や家で一緒に遊ぶ場面での登場が少なかったが、大学進学で髪型変更も加えて挽回なるか――と思いきや、一緒に遊ぶ機会すら減る有様で、公式ガイド2のカバー裏ではやけを起こして埼玉県へ引っ越そうとする始末(鷲宮在住なのに出番が少ないあやのに止められ思い留まるが)。
 注記:人間ネット事典。

日下部みさお(くさかべ・みさお)
 「おーす、柊。妹ちゃんもちびっ子も元気してっかー?」
 「あやのっ!! 柊は悪魔だよっ!! てゆーか神道的に言うと禍津神っっ!!(泣)」
 「みゅう〜。つかさぁ、柊は相変わらずちびっ子と眼鏡ちゃんにベタベタされててよぉ……」
 かがみとあやのの同級生で体育委員、あやのとは幼馴染。こなたと同じ大学の同じ学部に入る。かがみ達とは中学2年から同じクラスで、家も割と近い(同じ中学の学区内)のだが、かがみには「さながら背景」というレベルで忘れられかけていた(汗)。
 性格は元気が溢れ過ぎ、調子がよく杜撰で自堕落で単純(単純な事で喜べて、自分より秀でた相手(かがみとかあやのとか)を素直に受け入れられるけど)。そのせいで、かがみからはこなたと同類(いや、それ以下)扱いされ、こなた曰く「バカキャラ」。陸上部レギュラーで運動能力は高いが、集中力のなさも特筆レベルで、勉強はあやのとかがみに頼ってばかりだったのが祟り、大学ではこなたと共に悪戦苦闘の模様。家での格好は、かなりだらしがないらしい(汗)。
 注記:ヴぁ。

峰岸あやの(みねぎし・あやの)
 「もう、柊ちゃんっ。お兄さんとの関係をからかわないでっ」
 「ああもう、泣かないのみさちゃん? 泉ちゃんにやきもち焼いちゃうのは、分からないでもないけどね」
 「その……妹ちゃん。私をあやちゃんと呼んでくれるのなら、私もひーちゃんって呼んでいい?」
 かがみとみさおの同級生で風紀委員、みさおとは幼馴染。こなたとみさおの大学の近くにある別の大学に進学。いつもみさおのフォローに回ってばかりのせいで、みさお以上に印象が薄くなりがち(汗)。みさおの兄とお付き合いしており、将来の夢を「お嫁さん」と、はにかみながら断言するほど。つかさやみゆきとは、同じくおっとりした性格で波長が合う。
 みさお共々身体のめりはりは標準的にある……はずだったが、進学後のかがみによると「ちょっと見ない間に、こう……」成長していた。また、料理も上手なためか、つかさとも親しくなってきている。こなたとは話題は通じないが、「話しやすい」と好意的(こなたもディープ過ぎる話題は振っていないようだが)。茶道部に所属しているが、やはりストーリー上ほぼ意味がない(ごめん)。
 注記:みんなの玩具(恋愛話題限定)。


☆1年下の女の子達
 こなたやかがみ達の1年下は、登場する人数が少なく、レギュラーは事実上1人だけ。

八坂こう(やさか・こう)
 「ひよりーん、描写ヤバ過ぎ。部誌を成人指定にする気かねー?」
 「ひかるセンセ、相変わらず服装だらけてますね。ふゆきちゃんのためにも、もう少ししゃんとして下さいよ?」
 「へー。かがみ先輩はひよりんとラノベ仲間なんだ。ひかるちゃんが気に入ってたのも、実は趣味関係があって――なんて展開はイけるかな?」
 陵桜学園高等部の生徒で、こなた達の一年下。アニメーション研究会の部長で、2年生の時は生徒会の会計でもあった。背は高めで発育も良い。押しが強く他人をリードする性格だが、他のレギュラーに同学年がいなかったのが災いして出番が少なかった(汗)。部員のひよりには、漫画について何かと相談に乗っている。
 格闘ゲーム好きでこなたに連敗していたが、相手が先輩とは卒業式まで気付かなかった。3年ではかがみが使っていた席になって、卒業式の日にこなたが仕込んでいた偽ラブレターで一騒ぎあった(しかもこうが口を滑らせて顛末がばれ、ひよりがかがみに締め上げられる)。それ以来再戦のために腕を磨くが、こなたは近場のゲームセンターに行かなくなったため空回りする結果に。
 注記:仕切り屋さん。

永森やまと(ながもり・やまと)
 「まったく……こうの趣味は未だに理解できないわ。将来も理解する気はないけど」
 「こう……さすがの私も宇宙人の知り合いはゲームの中だけの話だし、未来人や超能力者の知り合いはいないけど……」
 こうの友達だが、学校は別の所。ゲーム「桜藤祭」で初登場したが、ストーリーの都合(笑)でこなたと同じ学年だった。こうとは逆に、活発な方ではなく、感情表現もかなり乏しい、ツンデレというよりむしろ無口系の人。こうの趣味には共感できないが、それでも即売会に付き合わされて、こうのディープ過ぎる熱弁を聞かされたりする。

山辺たまき(やまのべ・たまき)
 「やさこは私の嫁! ……ごめんなさいでしゃばりました」
 「ひよりん……いくら美人だからって柊先輩ばかりネタにしてると、またこないだみたいな目に遭うかもよー?」
 こうの同級生で、アニメーション研究会の部員。通称「山さん」。髪型はかがみに似たツインテールっぽいが、ツインテールの先が前後に垂れているかがみとは違い、実は最初から4つに分けて結んでいる。ぼさぼさの前髪が目立ち、当人によると「髪を切ると醜い」というほど顔立ちに自信がないが、実はかなりの美人(……いや、男性っぽい美人という可能性もないわけではありませんけど。ちなみに後で「面倒な事が起きるのを嫌って」顔を隠している事に(設定が)変更。自分でも気付いたのか)。ごーいんぐまいうぇいな性格で、他人の気分には配慮しないのだとか。

毒島みく(ぶすじま・みく)
 「……みっくみくにして以下略」
 「……で、たまき。この大量の深谷葱をどーしろと?」
 同じく、こうの同級生(学級委員)でアニメーション研究会の部員。通称「毒さん」で、たまきの幼馴染。面倒見が良いが、目立たない容姿と珍しい名字が好きでない模様(一応、埼玉県の北部から群馬県の界隈では、「毒島」はそんなに珍しい名字ではない)。かがみ先輩と似た感じのボーカロイドと同じ名前だが、別に外見は似ていない(笑)。


☆2年下の女の子達
 うって変わって、こなたの従妹のゆたかとみゆきの幼馴染のみなみがいるため、こなたやかがみ達と関係が強くなった学年。仲良くなったゆたかとみなみに加え、創作意欲を刺激されて次第に仲良くなったひより、ひよりと趣味が近いパティ、2年で合流したいずみその他という組み合わせ。

小早川ゆたか(こばやかわ・ゆたか)
 「おはよ、お姉ちゃん。朝なのに早――って、またアニメ?」
 「みなみちゃんとかがみ先輩って似てるよね? ……いや、体型じゃなくて、私やお姉ちゃんに対する立ち位置とかっ」
 「伯父さんはお母さんに、『妹萌え』だったんですか? ――え、えーと、そうでもないと、お母さんやゆいお姉ちゃんがあんなに警戒する理由が分からないんで」
 こなたの従妹(父のそうじろうの妹のゆきの娘)で(成実)ゆいの妹。陵桜学園高等部ではみなみ・ひより・パティ・いずみの同級生。こなたよりも小柄で体格も似たような感じ。
 体質的に虚弱で、しばしば具合を悪くして保健委員のみなみの世話になっている。勉強も割とできて、家事もこなせて、素直で純真な性格だが、意外と抜けた所があったりして、感情表現の豊かさからもマスコット扱いされる事が多い……という点がつかさとそっくり過ぎ。先輩達からも好かれているものの、こなたに「実は腹黒い」とか変な想像をされたせいか、二次創作では稀に(以下略)。
 高校に入り、こなたの家に同居しているが、かがみ同様にこなたの趣味に染まりつつあるのは笑えない事実。
 注記:ツインテール2号(いや、ひかるも入れると3号か)。

岩崎みなみ(いわさき・みなみ)
 「……い、いつもありがとう、ゆたかも泉先輩も」
 「田村さん、その胸の秘訣とかは……いや、みゆきさんやかがみ先輩に聞いても空しくなるだけだから、せめて田村さんやつかさ先輩程度に……(涙)」
 「温かいね、チェリー。まるでゆたかみたい。…………で、扉の隙間からなに覗いているんですか、お母さんもゆかりさんも?」
 みゆきの家のお向かいの娘で、幼馴染。陵桜学園高等部ではゆたか達の同級生で保健委員。背が高く、アニメ版のイラストによるとくびれもはっきりしているが、胸はこなたやゆたか未満で、「みゆきに吸収された」説まで上がっている。
 勉強も運動もできるが、内気で無愛想に見られがちで、その辺りの心の綾をよく知らない他人には避けられがちだったが、徐々に改善されている模様。密かに優しく正義感も強いしっかり者なのだが、稀にコミカルな行動を(特にゆかりに)目撃されている。みゆきと同じく読書好き。また、体格と凛々しい雰囲気のせいで、コスプレではほぼ確実に男役(汗)。絵心もあり、腕前はいずみに羨まれるほど。頼りになるタイプの常として天性のたらしでもあるが(待て)、「いつも穏やかに眺めてる」ひよりの内心は知る由もない(多分。知っていても温かく受け入れてくれそうではあるが)。
 注記:胸ぺったん。

田村ひより(たむら・ひより)
 「小早川さんも岩崎さんも、いろんなファッションが似合いそうだよねー。せめてパティみたいに私も見栄えすればなー」
 「ひぁあっ、泉先輩!? こ、このかがこなやつかこなはあくまでもフィクションですからっ!?」
 「……こーちゃん先輩、泉先輩とかがみ先輩とか、ゆーちゃんとみなみちゃんとかをモデルになんて人としてダメっスよ。かといってつかさ先輩がくれたネタを使うわけにはいかないし……」
 ゆたか達の同級生。同人誌で漫画(主に二次創作)を描いており、こなたも同人誌の方でよく知っていた。成人指定レベルの創作をしているという兄二人の影響か、ひよりも18歳未満なのに18禁に手を出している。明朗快活な「いい人」だが、緊張しやすく押しも弱く空回りが多い。感受性が強過ぎるあまり妄想が逞しく、ゆたかとみなみをつい創作の足しにしようと考えてしまうのが常で、二人が知らないうちに煩悶していたが、それでも徐々に打ち解けた。
 自分の容姿にはあまり自信がないらしく、自分でコスプレはしない主義(でも胸はつかさと同じくらいある。あと、ゆたかほどではないが少し小柄)。年上のつかさに懐かれてしまい、使い辛いネタを提供されてしまう事も。チェリーに嫌われているが、他の動物にも避けられやすいとか。また、格闘ゲームはビジュアル重視で、高性能キャラは使いこなせず自爆する。学校での成績も割と良いそうで、陵桜には友達と一緒に受験して自分だけ受かっている(汗)。
 注記:ブログは18歳未満お断り。

パトリシア・マーティン
 「Hi、ヒヨリ♪ カエりにAnimateカMelonbooksにヨりませんカ?」
 「ダイジョーブでス、コナタ、ユタカ。ワタシ、ユリもイケますカラっ!」
 「カガミはミコさんでスから、RPGテキにハclericでキマりでスね。Um……ツカサとconceptがカブりまスカラ、paladinカ、ミユキをツカわなけれバwizardモアリかト」
 ゆたか達の同級生で、アメリカ合衆国出身の交換留学生。通称「パティ」。重度のオタクで自称「ブクロケー」。こなたとは逆にまっとうな(?)女子オタクで、ボーイズ系が好き。みなみよりも背が高く、みなみとは違って胸も大きい(というか、ゆたかもひよりも小さい方だが)。開けっぴろげな性格には、時にかがみ辺りは付いていけなくなる事も。
 一人暮らしをしていたが、コミック本編では2年生から泉家の居候2号となり、こなたやかがみやゆたか達と正式に知り合ったのもこの時から。日本語は堪能なのだが、情報ソースが偏っているせいで時々変。
 注記:巫女も好き。

若瀬いずみ(わかせ・いずみ)
 「あ〜〜〜〜っ!! 田村さんどころか、パトリシアさんや小早川さんのお姉さんにまで知られるなんて〜〜〜〜っ!!(涙)」
 「かがみ先輩とつかさ先輩かぁ。聖地巡礼、いや、お参りついでにご挨拶しよっかな?」
 「……田村さんが保健室絡みで妄想するのは勝手だけど、調理室や体育倉庫やプールや準備室でそんな妄想は――ああ天原先生違います違うんですーっ!!(泣)」
 2年生のゆたか達のクラスの学級委員……ではあるが、みゆきやかがみほど勉強が得意というわけではなく、こなたやつかさよりちょっと上程度。陵桜の生徒としては比較的頭が悪い(汗)。背丈や胸はそこそこある。
 面倒見も良く気遣いもでき、偏見を嫌い、ゆたかを可愛がり過ぎてお人形扱いする同級生をやんわりとたしなめる凛々しい人だが、実はコミケ通いも兄と共に手馴れた隠れオタで、学校ではひた隠しにしていた(でもこなたには感付かれる)が、夏コミでひよりのサークルに足を運んでしまい真実を知られる羽目に。普通の意味で(笑)感受性も強く、感情表現も豊か。アイドルや動物マスコットにも興味あり。ツッコミ役ではあるものの、それ以上にいじられ役でもある。兄とは非常に仲が良く、勧めたものにはまりやすい。絵心はあまりない。
 注記:雪達磨式。


☆陵桜学園高等部の関係者
 埼玉県にある名門高校、陵桜学園高等部の関係者。陵桜学園は規模が大きく、こなた達の学年は13クラスもあるが、主要キャラクターのクラスしか話に絡んでこない。またなぜか、特に原作では、体育祭や文化祭などの行事も、ほとんどの場合、「本番」の日は避けられている。

黒井ななこ(くろい・ななこ)
 「泉ー、三国時代は得意やろ? せやから、陳羣の九品官人法がその後の貴族制に影響した過程ってのは――」
 「柊と高良も、あと妹もたまにはネトゲするんか。まあウチとしては、リアルでも会うとった方が嬉しいんけどな」
 「しかし近頃の母親は、柊さんも高良さんも岩崎さんも、なしてあんなに若作りやねん。そう思うやろ、桜庭先生も天原先生も成実さんもいのりさんもっ!?」
 世界史教師で、こなた達の担任。こなた達が卒業してからゆたか達の担任になる。神奈川県出身なのに関西の大学で身に付けた似非関西弁を喋り、陽気で開けっぴろげな性格だがしつけには厳しい(特にこなたには)。背が高く胸も大きいが、言動や服装の趣味は男っぽい。結婚を気にしているような口ぶりで、独身仲間と勘違いしているゆいに絡んだりしているが、休みには野球観戦とネットゲーム(こなたと一緒に)に明け暮れている。みゆきが優秀なせいで、質問が自分には来ずにみゆきへ行ってしまうのを悩んでいた。自動車の運転は極度に下手。

桜庭ひかる(さくらば・ひかる)
 「おー、八坂。今日の授業で生殖と遺伝子の話をしたら、日下部と峰岸がやけに赤くなっててな」
 「柊には日頃から感謝してるぞ。……だからふゆきと同時でいいから結婚してくれー」
 生物教師で、かがみ達の担任。かがみ達の卒業後は1年の担任になる。ふゆきとは学生時代(少なくとも高校から)からの付き合い。非常に小柄で、背丈も体型もこなたと同レベル。背丈は小さいが態度は大きい。生物部とアニメーション研究会の顧問で、作品ではオートバイ物やボーイズラブを好んでいる(ボーイズラブは後の設定から消えたため、隠したのか飽きただけなのか)。私生活は極めてだらしなく、ふゆきに部屋の掃除まで面倒を見られている。コンプティークの読者コーナーの担当でもあった。

天原ふゆき(あまはら・ふゆき)
 「皆さん元気で出番が少ないというのは……嬉しい反面、ちょっとだけ複雑なものがありますね」
 「無理は禁物ですよ、泉さん。小早川さんより丈夫でも、人の身体には限界というものがあるんですから」
 養護教諭で、当然ながらゆたか達の顔馴染み。なぜか、あやのが入っている茶道部の顧問でもある。物静かでおしとやかなのだがたまに本音がどぎつく、ホラー、スプラッタ、オカルト系の作品を好むというちょっぴりアレな一面もある。ひかる相手に限らずかなりの世話好きで、男性教諭からの人気も高いが、常にひかるがガードしているため難攻不落。

白石みのる(しらいし・みのる)
 「WAWAWA忘れ物〜。俺が忘れ物〜(涙)」
 「ああ、泉。幸手の商店街のアナウンスは俺の声でさ――って何だよ、その冷凍光線でも出そうな視線はっ!?」
 アニメ等にのみ登場するこなた達のクラスの男子生徒で、中の人(白石稔)をモデルにしている。いわば「レギュラーのモブキャラ」で、本筋にはほぼ関係ない活動が多い。小神あきらの相方(笑)であり、当のあきらにぞんざいな扱いを受けているが、みのるもあきらを相当適当にあしらう事があるのでお互い様。

「桜藤祭」主人公(「おうとうさい」しゅじんこう)
 「陵桜学園 桜藤祭」の主人公。なぜか3年の秋になってから転校してきて、こなた達のクラスに入る。その後はギャルゲーだったりホラーだったりファンタジーだったりSFだったりするが、開発元(ブリッジ。「萌えドリル」シリーズや「少女義経伝」を開発)のせいでカオスな味を醸し出していたりする(笑)。

委員長
 陵桜学園高等部の各クラスにいる学級委員(つまり、何かの委員会の「長」ではない)。みゆきは3年間通して定着、かがみは1年の時にこれだった。みなみは中学の時に務めた事があり、ゆたかは1年の時にみなみの保健委員希望を通すために立候補した(が、落ちた模様)。ゆたか達の2年のクラスの委員長になったいずみがゆたかを庇っている姿を見ていたみなみは、あらぬ心の闇をひよりに捏造されている(笑)。二次創作では間違われがちだが、みゆきはあくまでも学級委員であり、こう(生徒会の会計)のような生徒会の役員ではない。……なお、作品内では、生徒会も委員会も部活も、複数のキャラクターが入っているアニメーション研究会を除いてほぼ設定上のみの存在。

ゆたか達の同級生
 2年生になったゆたか達の同級生達。これまでの一般的な同級生とは違い、名前が付く前のみさおとあやの(あるいは柊家の家族)のように、同じ人が繰り返し登場している。作者側の意図としては、徐々に認知を高めて行きたいとか。ゆたかは小柄なので、マスコット扱いされている事が多い模様。

アニ研の部員
 こうやひよりがいる、アニメーション研究会の部員達。扱いはゆたか達の同級生とほぼ同様。総じてノリの良い人が多いらしい。

その他の関係者
 一度かせいぜい二度限りの出番のキャラクターも、あまり多くないがそれなりにいる(特に男性キャラ)。短距離走でこなたに負けた女子、ゆたか達の1年の時の担任、ななこの隣の席の先生、かがみのクラスでプリントを渡した男子、みなみと同じ中学に通っていた男子、こなた達のクラスの副委員長(少年A)など。


☆家族・親戚など
 こなた達の家族や親戚。概ねいい人達だが、どことなく癖の強い人ばかりである。

泉そうじろう(いずみ・そうじろう)
 「こなたー、ゆーちゃーん、週末はみゆきちゃんやみなみちゃんの所でお泊まりかい?」
 「いや、柊さんは本当に羨ましい。美人の奥さんと娘四人とは。俺もいっそかがみちゃんと――冗談だからいきなりアイスピックを構えないでくれこなたー!!」
 「しかしだな、近頃はやけに夜食で災難に遭ってないか俺? この調子だとつかさちゃんやひよりちゃんに親近感を感じちゃうぞ?(ずるずる)」
 こなたの父で、ゆいとゆたかの伯父。有名な小説家で、普段は家で仕事をしている。知識豊富で人柄も良い「隠れ完璧超人」だが骨の髄までオタクで、こなたへのスキンシップが過剰極まり、初対面のかがみとつかさをいきなり「巫女さん」と認識して引かせ、友人や娘にしばしば犯罪者扱いされてしまう程だが、本人は反省せず危険な言動を繰り返している(特に締切前には、娘や姪をダシにした妄想がレッドゾーンに。さすがに口には出さないが)。基本的に、こなたやゆいからは、信頼されているが信用されていない。なお、小説の内容は趣味とは全く関係ないらしい。

泉かなた(いずみ・かなた)
 「そーうーくーん? 姪に変な事教えてゆきちゃんを怒らせないようにね?」
 「相変わらずなんだからそう君……。こなたもゆたかちゃんもお友達も可愛いっていうのは分かるけど……」
 こなたの母で、そうじろうの妻。元は幼馴染だった。こなたを産んでしばらくして亡くなっているため、そうじろうの回想と、また幽霊としてしか登場していない。見た目はほとんどこなたと同じで、体格もこなたに遺伝している(ただし、父方の祖父や祖母からの隔世遺伝は考慮していない。ちなみに、ゆたかとは直接の血縁関係はないはず)。なお、性格面はほぼ全くこなたに伝わっていないし、肉体的にも虚弱でそちらも似ていない。

小早川ゆき(こばやかわ・ゆき)
 「お母さんも義伯母さんの幼馴染でしたからねー。だからなおさら、こなたが伯父さんに染められたのを未だに怒ってるわけですよー」(ゆい)
 そうじろうの妹で、ゆいとゆたかの母、こなたの叔母。実際に登場した事はまだなく、ゆたかがこなた達の趣味に染められたら怒る人らしい。とはいえ、そーいう趣味に染まった兄と姪に娘を預ける所からして、こなた達を信用していないが信頼しているのだろう。既に成人しているゆいの親であり、それなりの年(みきと同じ程度)だと思われる。

成実ゆい(なるみ・ゆい)
 「こなたー、ゆたかー、かがみちゃんやみなみちゃん達と仲良くやってるかーい?」
 「えーんきよたかさんきよたかさーん!!(泣)」
 「ふーあーゆー? ――いや、パティちゃんだってのは分かってるけどさー(汗)」
 こなたの年の離れた従姉で、(小早川)ゆたかの姉。埼玉県警の警察官(交通課)。こなたが高校2年生の時にきよたかと結婚したのだが、夫は単身赴任に行ってしまった。背が高く胸も大きくて、体型はこなたやゆたかには全く似ていない。陽気だがあまり物事を深く考えないてきとーな性格で、こなたが18歳未満で成人向けゲームをプレイしていても全然気に留めない(パティにも見せていたらさすがに止めるが)。しかも、交通取締りをしているのに運転が凄まじく荒く(運転技術も高度なため手に負えない)、ハンドルを握ると性格が一変するが、さすがに飲酒運転は取締りが厳しくなって以来自重するようになったそうで……。英語はまるっきりダメで、パティにいきなり高度なプレイ(笑)をする。

成実きよたか(なるみ・きよたか)
 「ああ、ゆい。こなたちゃんやゆたかちゃんは元気かい?」
 ゆいの夫。学生時代以来のお付き合いだったが、結婚早々に単身赴任に行ってしまい、ゆいはあれこれ鬱憤を泉家にぶちまけている始末(汗)。たまに帰ってくる事があり、その時にはゆいは速やかに元気になる(が、泉家に寄り付かないせいで出番が減る)。

柊ただお(ひいらぎ・ただお)
 「はは、かがみもそういう年相応の所があるんだな」
 「確かに調子が悪くてもかがみはつかさより成績良かったけど、まつりもつかさの事は言えないんじゃないかな?」
 かがみやつかさ達の父で、みきの夫。鷹宮神社の神主。女系家族らしいので、みきの所にお婿さんに来たのかと。あまり背は高くなく、目も垂れ目気味。性格はつかさに似た、気取らず温和な所がある。つかさやまつりと同じく、ちょっと正直すぎる所もあり、料理絡みで娘三人の怒りを買った事もある。

柊みき(ひいらぎ・みき)
 「いのりとかがみの可愛い所を見られて、お母さん安心したわ♪」
 「ねえ、かがみ、つかさ? お泊まりに来るこなたちゃんとみゆきちゃんに、何を作ってあげようかしら?」
 かがみやつかさ達の母で、ただおの妻。釣り目気味の目に長い髪と、かがみによく似た容姿(と学力と運動能力と胸の大きさ)をしている。既に成人しているいのりの親である以上、それなりに年は行っているはず(47歳でも「サバ読み過ぎ」)なのだが、中の人(井上喜久子さん)よろしく気分としては17歳らしい(笑)。外見も中身も若々しく(というか5人姉妹にしか見えない)、穏やかな割に幾分お茶目な所もある。娘達(少なくともかがみ&つかさ)が男の子とも仲良くなってほしいと思う今日この頃。

柊いのり(ひいらぎ・いのり)
 「こんにちは、こなたちゃん、みゆきちゃん。かがみとつかさは社務所にいるわよ」
 「そういえばゆたかちゃんって、髪型がかがみに似てるよね。……って、かがみの先生も髪型一緒なんだけど」
 かがみとつかさの上の姉。既に会社勤めをしており、神社で巫女としても働いている。人当たりの良いしっかり者なのだが何かと調子が良く、自分に都合の悪い事をはぐらかそうとする癖がある。家事も料理も苦手なのか、普段は全くやろうとしない(つかさ以外の妹達も同じ)。年下の子をいじるのが好きなようで、かがみをおもちゃにする時はまつりと気が合う。すぐ下の妹であるまつりとは、普段は一方的に懐かれる関係ではあるものの、姉としては悪く思っていない模様。容姿はみきやかがみに似ている。

柊まつり(ひいらぎ・まつり)
 「おはよお母さん。お腹すいたー」
 「かがみー、たまにはお姉ちゃんを頼ってみなさいって。例えばこなたちゃんとの男女関係とか――いや冗談だから、ね?」
 かがみとつかさの下の姉。年齢は姉であるいのりよりかがみ達に近いが、どちらかというと性格は妹系。大学生で、やはり神社で巫女をしている。勉強は苦手で(かがみと比べればだが)、家事もしたがらないし、料理もできるのに普段はやらないし、物を勝手に借りて返さない。陽気だが言動に遠慮はなく(かがみやつかさにも)、かなり自分勝手でやる事もいい加減。真面目なかがみからはあまり良く思われていないし(こなたやみさおに対するように)、まつりも苦手意識を持っている模様。容姿はただおの血を引いてつかさ似。

高良ゆかり(たから・ゆかり)
 「おかえりみゆきー。洗濯物取り込んでご飯作ってお風呂も入れてー」
 「みゆきが男の子なら、つかさちゃんをお嫁さんに貰えるのにね。あ、かがみちゃんか泉ちゃんが男の子でお婿さんに貰えるのもいいわ?」
 みゆきの母。典型的なお嬢様育ちで、みゆきとは逆にほとんど何もできない(汗)。柔らかいイメージはみゆきと同じで、上品で若々しい――というか子供っぽいため、みきを上回るレベルで年齢を感じさせないどころか、ほとんどみゆきの妹状態。流行に飛び付きやすいが飽きっぽく、飽きられた本やダイエット器具が家には大量に転がっている。また感情を抑えられないタイプであり、怒りが直接関係ない電話にまで矛先が向く始末。観察眼は鋭い事があるものの、それで平然と肺腑を突くような暴言を(悪気なしに)口にしてしまう事が……。

岩崎ほのか(いわさき・ほのか)
 「いらっしゃい皆さん。みなみはチェリーと一緒に庭にいますよ」
 「あ、あのー高良さん……『今日はお父さんもみゆきもいないから食事作るの面倒で泊まらせて〜』と言われても……」
 名前の設定がなかなか出てこなかった、みなみの母。向かいの家のゆかりやみゆきと親しく付き合っている。外見はやはり若々しく、みなみの母らしく落ち着いた感じで、みなみとは違いそれなりに胸もある(ええ、「それなりに」レベルですが)。支出には厳しく、限定品を買うためにみなみを何度も繰り返しスーパーのレジに行かせるほど。大雑把なゆかりとは逆に、細かい所まで気になる性格。

みさおの兄
 「……いつもの事だけど、またなんて格好してるんだ、みさお。あやのや柊さんとまでは言わないが、せめてつかさちゃんか泉さんを見習え」
 みさおの兄。あやのとお付き合いしているため、読者&視聴者のやっかみを浴びやすいうえに、きちんと登場した事がない(回想シーンで目隠れなど)。あやのからの通称は「しゅうちゃん」。長いお付き合いだが、実はあやのの初恋ではない(初恋相手だったのは妹)。

ひよりの母
 「ひよりったらお兄さん達に影響されたせいで、しょっちゅう裸ばかり描いてて……え、岩崎さん? それはデッサンに必要なの?」
 ひよりの母。ひよりの趣味にはあまり好意的ではないが、息子達があーなので積極的な反対はしていない模様。外見は若めだが、みきやゆかりやほのかほど反則的ではない(あと、ひよりにはあまり似ていない)。

いずみの兄
 「我が妹ながら、…………アレだなあ。いや、良い意味でも悪い意味でも」
 いずみの兄で、妹同様のオタク系趣味の持ち主。漫画を見せたり、コミックマーケットで買い物を互いに分担したりと、仲良し兄妹ぶりを見せている。友達はそれなりにいるが、「お前らに紹介する妹はねえ」との事。

いずみの母
 「まったく、田村さんといい小早川さんといい、いずみは似たような趣味の子ばかり集めちゃって……」
 いずみの母で、いい年をして子供っぽい子供達に呆れる事もある。外見はいずみと生き写し。

その他の親戚
 登場人物には、未登場の家族が多数設定されている。一部は言及されたり(みゆきの父、あやのの兄、ひよりの兄達など)、台詞だけ出たりしているが、名前の設定は(少なくとも公式には)存在しない。

たま(タマ)/ぎょぴちゃん
 「たま〜、今日も元気だね〜。……これ以上巨大化したら、いっその事神社の境内に池を作ってもらおうかしら」(かがみ)
 かがみが夏祭りの金魚すくいで捕獲した金魚。情が厚いかがみに餌を与えられ過ぎて、緋鮒への先祖返りかと言わんばかりに巨大化してしまい、柊家の庭の池で飼われている。アニメではかがみの中の人(加藤英美里さん)によりアドリブで命名されたため、名前が原作とは違う。

チェリー
 「わんっ」
 「チェリー……もしかして田村さんに、『私のみなみちゃんは渡さない!』なんて考えてるとか?」(みなみ)
 岩崎家の飼い犬。雌。大型だが室内犬。気分屋で、みなみに呼ばれてもパティにマグロ扱いされても、廊下でのったりと寝ていたりする。……なのに、ひよりだけを攻撃する習性がある。モデルは作者(美水かがみ)のお母さんの飼い犬で、アニメの提供バックに登場した事がある。

その他のペット
 登場人物には、未登場のペットが多数――はいない。せいぜいひよりの家の犬といずみの家の未確認生物(笑)程度。


☆その他の人
 文字通り。人以外も含むが。

宮河ひなた(みやかわ・ひなた)
 「今月はコミケがあるから、また当分は塩粥生活かしら?」
 「いいの。私はお金よりひかげちゃんが大事だから。……え? 『私と同人誌はどっちが大事?』って……(汗)」
 秋葉原の「とらのあな」等でアルバイトを掛け持ちしている女性。落ち着きがある感じに見えながら、こなたに匹敵する重度のオタクで、扶養家族(妹のひかげ)がいるにもかかわらず、収入のかなりの割合を同人誌などの趣味関係に費やしている始末。主な登場先は「萌えドリル」だが、スピンアウト作品「宮河家の空腹」にもひかげと一緒に登場している。「あか☆ぷろ!!!」コミック1巻によると、こなたと明井光(あけい・ひかり)とネトゲ友達で、明井家のあるマンション(=巨大迷宮)で散々迷った事があるとか。

宮河ひかげ(みやかわ・ひかげ)
 「泉さんもお姉ちゃんに言ってやって下さい! 健康を損ねてまで趣味に走るなって! だからたまにはお肉食べさせてよ!」
 「ゲーム出演の度に溜まってくコスプレ衣装……売るとお姉ちゃんが怒るし、泉さんか柊さん姉妹のウチに引き取ってもらおうかな?」
 ひなたの年の離れた妹で、まだ小学生。ひなたの常軌を逸した家計に涙しながら貧困と戦っている。とはいえ生真面目なため、あれこれ姉をフォローするうち、かがみやゆたか同様に朱に染まっている。「萌えドリル」では、ゲームのプログラマーとしての才能も持ち合わせているらしい。

小神あきら(こがみ・あきら)
 「大原も中谷も音無も、白石とはそんな関係じゃないってーのに……」
 「ひかるセンセ、ちょっと相談がありまして。――学校の生物の宿題、ちょーっとばかり教えて頂けないかとー」
 若手のそこそこ名の知れたアイドルで、真白学園中等部に通う中学生。番外編「あきらの王国」の主役。アイドルとしての知名度はそこそこあるが、イベントの人の入りが二次元や男の娘に負けた事も。友人達との付き合いも良く「いつ仕事してるの」とまで言われるが、仕事が忙しいせいか学校の成績はあまり良くないらしい。恋愛体験はなく、恋愛をテーマにした歌詞には妹の体験談まで流用している。原作ではこなた達と直接の付き合いは少なく(こなたが見ている番組に登場したり、つかさがサインを貰いに行ったりくらい)、「萌えドリル」で直接対面したり、アニメでみのるとぎすぎすした関係になったり、コンプティークの読者コーナーで活躍したりと、原作外での露出の方が多い。なお、胸は「小」さい。

大原まどか(おおはら・まどか)
 「あ、あきらちゃんの歌も出てるドラマも、私好きだよ? ほら、えーと、何だっけタイトル?(汗)」
 あきらの友人。あだ名は「まーちん」。長身でおっとりした眼鏡っ子だが、スポーツが大好きで成績は悪いという意表を突く人。背と同様に胸も「大」きい。弟がいて、あきらの妹の事が好き。

中谷あくる(なかたに・あくる)
 「あきら……サイン入れる時に『〜〜さんへ』と書くのは、やっぱり転売防止のため?」
 あきらの友人。あだ名は「あっちゃん」「くるっち」。冷静でちょっと辛辣な性格。胸は「中」くらい。

音無りんこ(おとなし・りんこ)
 「きらっちってさー、この前秋葉原に行ったら、イベント会場に行列ができてたよねー。すぐ近くのラーメン屋の行列と同じくらいの奴がさ」
 あきらの友人。あだ名は「りんちゃん」。気楽で悪戯好き。ありていに言うと胸は「無」い。

その他の登場人物
 ……は、ほとんどが一度限り。ゆいの同僚、こなたに誤解で蹴りを入れられた外国人、テレビ番組の登場人物、にゃもーの類似生物、「萌えドリル」の2に登場した「きら☆すた」の主人公コンビ・そなたとかがり(の着ぐるみ)など。

にゃもー
 「幸手市と鷲宮町と母校の皆様、『らき☆すた』を好意的に受け入れて下さって有難うございます。もちろん、マナーの良いファンの皆様にも」
 「こなたとかがみとひよりは俺の嫁ー!! ……嘘ですごめんなさい」
 「ごめんなさいみゆきさん……。つかさが近頃は頑張ってるのに、今月もみゆきさんはこなたとかがみの背景になってしまって……」
 作者・美水かがみの代理として各所に登場する、白猫の頭部(だけ)の背後から器用な尻尾が生えた謎生物。眼鏡っ子が好きだが、それ以外も嫌いなわけはない(特に自身の「娘」達は)。創作過程でのあれこれは、ひよりネタとして投入されているとの事。好物は加藤英美里さんからのおすそ分けの「本物のかがみチョコ」?

Kさん(けーさん)
 作者である美水かがみさんの担当編集員。本名・加藤さん。ごく普通のウサギの姿をしている。打ち合わせの手段は主に電話。

平野綾(ひらの・あや)
 アニメでこなたの声を担当した声優で、「本人」としても少しだけ登場。漫画でもゲストで登場して、食べていたチョココロネが分解した所を目撃された。こなたの声は、だらけている時の本人の地声に近いとの事(笑)。

白石稔(しらいし・みのる)
 アニメに登場した白石みのる役の声優。アニメ後半ではエンディングとして奇怪な歌の数々を、雄大な大自然を背景に熱唱した。にゃもーに先んじて台湾でのイベントにも出演する。

にゃんだろうくん
 コンプティークの読者コーナーで、ひかるに代わって登場した、あきらの新たな相方。どー見ても猫のパペット以外の何者でもないが、とりあえず正体は謎。

かがぶー
 「ぶしゅっ」
 「……こなたのローアングルは色気もへったくれもないし、つかさとは違って男性陣に譲れないほどじゃないわね」
 えれっとさん作の『ぶーぶーかがぶー』の主人公。かがみとモノクロブーを合体させた謎生物。立方体に近い体形をしており、ひっくり返ると自力で起き上がれない。大きさと感触は抱っこするのに最適で、ひかるとふゆきが取り合いするほど。作中ではごく自然にかがみとして扱われており、通常のかがみは美水さんの後書きにしか出てこない(汗)。とはいえ日常生活は色々と支障があり(『ポケットとらべら〜ず』ほどではないが)、長距離移動はつかさかこなたに運ばれ、食事と着替えは色々と謎(笑)。

共栄ちゃん(ともえちゃん)
 春日部共栄高校のマスコットキャラクター。美水かがみデザイン。にゃもーは共栄ちゃんの「保護者」なのだが、さすがに文化祭のさなかには名乗り出るわけにいかなかった。

かがみん
 こなたがかがみを(いたずら半分に)呼ぶ呼び名とは別に、2014年の柊姉妹誕生日イベントに登場した、かがみをデフォルメしたっぽい感じの着ぐるみ。久喜市商工会のマスコットキャラクターの一員でもある。


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『らき☆すた』:(C)美水かがみ/角川書店/らっきー☆ぱらだいす