深夜・特殊訓練室にて(くたぽでぃさん作)


 シープクレスト保安局刑事調査部第四捜査室・通称ブルーフェザーの特殊訓練室。
 現代では数少ない魔法使いの集まるブルーフェザーの事務所でも一番神秘的な、濃密な魔力の漂う空間。
 そして今夜も、その中で秘密の魔法儀式が……。

「んあっ……!」
 青い髪の美しい少女が、中性的な黒髪の少女と睦み合いながら小さく息を洩らしている。
 白い柔肌は滴る汗に濡れ、床下の魔方陣の光を照り返している。魔方陣は少女達の放出する魔力に反応して、淡い輝きを放っていた。
「大丈夫? 顔が赤いよ」
 青い髪の少女を気遣いながら、黒髪の少女は口を開いた。そして青い髪の少女も、おずおずと背後に控える茶色の髪の豊満な肢体を持つ女性を意識するように返答する。
「でも私、ルーティちゃんやバーシアさんとこういう儀式をするのは初めてで……」
「ねえ、フローネ……」
 ルーティに胸を揉まれて喘ぐフローネを後ろから抱きかかえながら、バーシアがフローネの耳を甘噛みする。
「きゃん!」
「ふふ……可愛いわね」
 ぴくりと背筋を跳ねさせたフローネを支えるバーシアが、初々しい反応を見てくすりと笑った。
「アンタ、男に抱かれた事はなかったの?」
「い、一度だけ……」
 バーシアの豊かな胸が背中に当たり、真っ赤に染まるフローネの顔。ルーティに揉まれて硬く張った胸の奥で、心臓の鼓動がどきどきと高鳴る。
「……センパイに肉体を求められて、そのまま一夜を共にしたんですけど」
「ルシードって興味ないような顔をして意外と激しいから、入れられた瞬間は痛かったんじゃない?」
 ルーティの悪戯っぽい瞳が、フローネの発達した胸と腰を値踏みするように見る。
 一見すると幼く見えるルーティの肉体もルシードを知っているという事実を改めて認識すると、フローネの胸に名状し難いものが降り積もり……。
「で、でも……」
「大丈夫。女同士だから痛くなんかないよ?」
 四つん這いになってにじり寄り、フローネと唇を触れ合わせて舌を強引に口腔にねじ込むルーティ。
 

特殊訓練(対夫用)
 

「……あたしが実験で作った、薬もフローネに使ってるし」
「んあっ! ふぅん……」
 フローネの冷たい身体がのけ反って、その上にルーティの火照った身体が伸し掛かる。
「んっ……」
「ルーティちゃん……ダメ……」
 ルーティの甘い口付けを受けたフローネが、自分も無意識の内に舌をルーティのそれと絡め、両脚を動かして細い腰を挟んだ。
「んん……フローネ……」
「んあっ……はぁ……っ!?」
 フローネの大きく開いた脚の間から、長く逞しい指が挿し込まれた。抵抗して腰を動かすたびに、かえって奥へと入り込んで行く。
「フローネ、アンタって意外と強いんだ?」
「バーシアさん、やぁっ……!」
 うっすらと涙を滲ませてバーシアから逃れようとフローネは呻くが、身体はルーティとバーシアに応え続けて言う事を聞かない。
 指が体内で蠢くのと共に魔力がフローネの胸と腰の中で高まり、ルシードに抱かれた時より激しく少女の欲望を灼き尽くす。
「あぅんっ! ルーティちゃん、早く……!」
 絶息寸前のフローネの要求に応え、乳房を揉みながらルーティは腰をフローネの潤んだ部分に近付けた。ルーティの肉体の同じ部分も、ルシードを思い出したのかしっとりと湿り気を帯びている。
「それじゃ……抜いて、バーシア」
「アタシはこのまま離れるから、最終段階はよろしくね、ルーティ」
 全身を桃色に染めたフローネとルーティを見て、バーシアは微笑みそっと指を……。
「……おい」
 いつの間にか開いていた扉から焦燥した表情を見せるのは、薄紫の髪の青年。
「……ル、ルシードっ?」
「こんな夜中に、こんな所で何をしてるんだお前らは?」
 三人の淫らな姿を直視したルシードは眩暈を覚えながら、鼻血を抑え、赤い瞳で一糸纏わぬ姿のバーシアを、ルーティを、そしてフローネを睨み付ける。
「え〜と……」
「そ、その……」
「と、特殊訓練よ特殊訓練!」
「こーゆー淫乱な特殊訓練があるかああああっ!!!!」

 結局バーシアとルーティがフローネを強化しようとした事がばれて、そのまま罰として三人全員は……。
 それから夜明けまでルシードのお仕置きは続き、フローネの身体もルシードと交わる事により満たされたのだが、それについては記載を省く。

「ルシードさん……鬼畜……」
「ご主人さま、ティセがあれだけ優しくしてるのにひどいですぅ〜っ!」
 監視カメラの映像を見たメルフィとティセが、三人娘に嫉妬を抱いたのは言うまでもない。
 

という事で、ブルーフェザーの実働部隊三人娘の特殊訓練シーン・裏版です。
「ルーティとバーシアが前後からフローネを責めつつ、フローネがルーティにも反撃している所」というシチュエーションで依頼をしましたところ、こーいう次第になりました。
ちなみにうちの裏バージョンでは、ルシードは女性メンバー全員&アーキス姉妹と関係を持っています(更紗相手は犯罪ですから(汗))。
その上に、バーシアとメルフィはゼファーと、ルーティはビセットとも関係を……。

……とりあえず、槍や杖やるーてぃはんまーで天誅される前に、小船チャーターしてプレーステール海の彼方へ逃亡します(爆)。


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