セリーヌと更紗のミッション日記
私はセリーヌ・ホワイトスノウ。高等部3年A組に所属しているお料理研究会の部長です。
「あたしは中等部3年の更紗……ウチが料理屋だからお料理研究会に入ってるの」
えーと…………………………………………何をするんでしたっけ?
「部長もミッション授業に参加したから……その体験記を文章にしなくちゃ……(涙)」
そうでしたね。うっかり忘れてました。
「……………………先行き不安……(汗)」
‖ジュースの材料‖
ある日、私はミッション授業の説明会場を探して校内を歩き回っていました。しかしいくら探しても、ミッション会場が分かりません。
それでも何とか、親切なメルフィさんのお陰で説明会場のミッション室に辿り着きました。
「……部長はまず迷い込んだ保健室でディアーナに道を教わって、次にさまよっていた教職員室でヴァネッサに頼まれたメルフィに連れて来てもらったの」
はあ。そうだったんですか。
で、ともかくとしてミッション授業の説明をランディ先生から受けます。
何と言うか、演劇みたいで楽しそうですね〜。
「誰か……部長が素早く行動するミッション作って……(汗)」
……………………あ。
忘れてました。部活登録のお話でしたね。
私は元々お料理研究会の所属で、個人修正が付くジュースもお料理研究会にいれば貰えます。
でも気分転換がしてみたかったので、気が付くと教職員棟にいた私はヴァネッサ先生にお願いして生徒会のお手伝いになりました。ここでもジュースが貰えますしね。
「部長……(涙)」
‖ファーストミッション「大江戸宿場争い」‖
では、いかに気に入らなくても強制的に受けさせられる上にアイテムが不十分で攻略が大変なファーストミッションに入りましょう。
「……前準備できないの、そんなにイヤ?」
このミッションの舞台は江戸時代、とある宿場町ではヤクザ屋さんが町の支配権を巡って争っていました。
その中でも大きな「上品一家」と「孤狼一家」は特に仲が悪く、顔を合わせる度にいがみ合いばかり。しまいにある日、代貸しのシェールさんが下っ端の私とクレアさんを従えて、孤狼一家の客分ルーさんと若頭のエルさんに勝負を挑みます。
しかし上品一家は3人、孤狼一家は2人。私は人数が有利なので有難かったんですけど、喜んだら何故かシェールさんとクレアさんに怒られてしまいます(涙)。
そして戦闘開始。上品一家の3人が行動してから、次に孤狼一家の2人が行動とゆー繰り返しです。まず私は刀Lv6を取得マスで手に入れて、それから相手に向かう事にしました。
他のみなさんも順調に戦闘を続け、後から合流した私も刀とジュースLv6のおかげで勝利。見事ミッション成功です。
こーして抗争に終結を告げた宿場町ですが、その後平和になったかどうかは定かではありません。
まあ、エルさんに言われた通り覚えていなくても、ミッション終われば関係ないので助かりますしね。
「…………はぁ」
‖ミックスジュース1‖
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………はい?
「……部長、省略する気だったみたい……」
‖ミッション1「愛の破壊活動」‖
地上最強の女セリーヌは、町の開業医トーヤ先生に熱烈な片思い中でした。しかしトーヤ先生は助手のディアーナとラブラブ状態。
ジェラシーを感じたセリーヌはとりあえず地上を破壊してみてちょっとスッキリしました。
出動してきた軍隊もついでに蹴散らしてみたら、かなりスッキリしました。
事態を重く見た大統領メルフィは会議の結果、トーヤ先生をセリーヌに差し出す事に決定。諜報部員リーゼにトーヤ先生の捕獲を命じます。
(以上原文ママ)
という事で接触してきたリーゼさんが、私にトーヤ先生をくれるというんです。でもそこに格闘家のフローネさんが現れて、「おまえを倒しに来た」と宣言。
それでリーゼさんがトーヤ先生を追い掛けて、ディアーナさんがトーヤ先生を守って、私がフローネさんと戦いを繰り広げるという……えーと、こーいうのは何と言うんでしたっけ?
「……知らない」
まず、私とフローネさんがいる場所はトーヤ先生達から離れた町外れ。状況の如何によっては他の人の成功条件を妨害しなくちゃいけませんので、フローネさんのアイテムを「マップを見る+○ボタン」で確認しながら、次のターンのアイテムの如何に関わらず1回の移動で追い着いてくれる範囲で中心部へと移動します。そうしてフローネさんを倒しながら移動している間、トーヤ先生を追い掛けるリーゼさんとそれを妨害するディアーナさんが町の中心部で戦闘の連続。
結局妨害する必要も無くて、結構楽に決着が付いてしまいました〜。
見事フローネさんを退けた私の前にはディアーナさんが。トーヤさんが欲しい私にとっては邪魔なのでいなくなってほしいとお願いしたんですけど、そこには何とトーヤ先生も。
でも、近くで見ると印象が違いましたから、「私の理想とはちょっと違いますからどうぞお引取りください」とゆー事でリーゼさんに差し上げました。
私は理想の殿方を求めて立ち去り、結果的に都市は救われる事に。
……それにしても、第2第3の私がいつ現れるともしれないと、どーして安心できないんでしょう?
‖ミックスジュース2‖
では、まずはアイテム交換表です。
生徒会のアイテムに対応して、プレゼント用はアレフさん、クリスさん、ピートさん、ビセットさんを想定してます。
〈プレゼント用〉
〈冊子〉
ノート2
→バーシアでワイン2→アレフへ
→ティセでケーキ1→ピートへ
ノート4
→クレアでワイン3→アレフへ
ノート6
→――
〈校内備品〉
拡声器1
→――
拡声器2
→ピートへ
拡声器5
→ピートへ
はしご1
→――
はしご2
→――
はしご4
→ルシードでエアーライフル4・ヴァネッサでエアーライフル3→ピートへ
→メルフィで薙刀3・カッセルでベンチ5→クリスへ
→クレアでバンソウコウ5→ビセットへ
パイプイス1
→クリスへ
パイプイス2
→クリスへ
パイプイス5
→――
拡声器1・はしご1・パイプイス1
→メロディ・バーシアでワイン1→アレフへ
→マリアでパイプイス1→クリスへ
→パティで木刀1→ティセでケーキ1→クリス・ピートへ
拡声器2・はしご2・パイプイス2
→ティセでラケット2→クリスへ
拡声器5・パイプイス5
→――
パイプイス1・2・5(・6)
→ビセットへ
〈飲食物〉
ジュース1
→クレアでワイン1・イヴで花束1→アレフへ
→ルーティでケーキ1→クリス・ピートへ
→ビセットへ
ジュース5
→――
ジュース6
→――
ジュース1・5・6
→トーヤでスケッチブック3・5・6→クリスへ
→カッセルで薙刀2・6・6→クリスへ
〈ミッション用〉
〈飲食物〉
ジュース1
→更紗で彫刻刀2→ルーティで防具5→パティで刀6
→イヴで花束1→由羅で草餅6
→アレフでパイプイス1→…
ジュース5
→シェリルで国語辞書6・シーラで楽譜6→ピートでシューズ6(国語辞書以外)・トリーシャorリカルドで金属バット6・(パティor)クレアで薙刀6・ルシードでSBライフル6・バーシアで槍6・ゼファーで刀6
→アレフで拡声器5→…
→エルでパイプイス5→…
→クリスで毛糸6→「拡声器2・はしご2・パイプイス2」を参照
→セリーヌでモップ5→トリーシャで薬用のど飴6・アルベルトでシューズ6・リカルドで金属バット6
→フローネで眼鏡6→ルーティorリサorリカルドで刀6・イヴで胃薬6・クレアで槍6・ルシードorゼファーでSBライフル6・リーゼで金属バット6・バーシアで薙刀6・トーヤでスポーツドリンク6
→クレアでマンガ雑誌5→クレアで薙刀6
→イヴorトーヤでスケッチブック5・リカルドでスコアブック5→クレアで槍6
ジュース6
→そのまま使用
→アリサで金属バット6
→クレアで毛糸6→「拡声器2・はしご2・パイプイス2」を参照
→由羅でロープ6・ゼファーで花束6→ルーティorリサで刀6(ルーティは花束以外)・クレアで槍6・ルシードorゼファーでSBライフル6・リーゼで金属バット6(花束以外)・ローラで薙刀6(花束のみ)・由羅で草餅6(花束のみ)
→シェリルorルーで救急箱6→ルーティで刀6・シーラorクレアで薙刀6・イヴorバーシアorアリサで槍6・リサでシューズ6・ヴァネッサでSBライフル6
→ディアーナで注射器5→「拡声器5・パイプイス5」を参照
→ハメットでパイプイス5→…
→シーラorランディでマイク6・エルでパイプイス6・メルフィでベンチ6・バーシアでタオル6→パティでシューズ6・リサでスポーツドリンク6
→フローネorアレフでノート6→…
ジュース1・5・6
→ルーティでケーキ1・4・5→「ノート2」を参照
ケーキ5→ビセットorトリーシャで花束6→「ノート2」を参照
ジュース5・6
→カッセルで薙刀6
〈冊子〉
ノート2
→ティセでケーキ1→イヴでケーキ6→更紗orシェールでスポーツドリンク6、トーヤでシューズ6、リオorアリサで金属バット6
→ティセでケーキ1→リーゼでケーキ4→ビセットorトリーシャで花束6→リサorリカルドで刀6・クレアで槍6・ルシードorゼファーでSBライフル6・ローラで薙刀6・バーシアで爆弾6・トーヤでスポーツドリンク6
→アルベルトでスポーツドリンク5→更紗でジュース6
→セリーヌで酒1→ランディで槍6
→ローラで花束3→由羅で草餅6
ノート4
→アレフorカッセルではしご4→…
→エルでパイプイス5→…
→セリーヌでケーキ4→「ノート2」を参照
→アルベルトでバンソウコウ6→クレアで薙刀6・リサで刀6・バーシアorアリサで槍6
→ハメットで双眼鏡5→由羅でシューズ6
ノート6
→ピートでシューズ6・トリーシャorリカルドで金属バット6・パティorクレアで薙刀6・ルシードでSBライフル6・バーシアで槍6・ゼファーで刀6
→ランディ・カッセルではしご6→「はしご1」を参照
→アリサでケーキ6→「ノート2」を参照
ノート4・6
→メロディで小説6→ピートでシューズ6・トリーシャorリーゼで金属バット6・パティorクレアで薙刀6・ルシードでSBライフル6・バーシアで槍6・ゼファーで刀6
〈校内備品〉
拡声器1
→――
拡声器2
→――
拡声器5
→ピートで注射器5→「拡声器5・パイプイス5」を参照
はしご1
→イヴではしご6→パティでシューズ6・メルフィでジュース6・リサでスポーツドリンク6
はしご2
→――
はしご4
→リオでスケッチブック5→クレアで槍6
→更紗orフローネでノート4→…
→マリアではしご1→…
→トリーシャでリップクリーム4→ディアーナで薬用のど飴6
→パティで酒3→ランディで槍6
→リーゼで酒4→ピートでシューズ6・ランディで槍6
→ゼファーで美白クリーム4→更紗でお玉4→パティで胃薬6
→カッセルでベンチ5→アルベルトでシューズ6
パイプイス1
→イヴでパイプイス6→パティでシューズ6・リサでスポーツドリンク6
パイプイス2
→――
パイプイス5
→――
拡声器1・はしご1・パイプイス1
→ローラorメルフィで花束1→イヴで花束6→「ノート2」を参照
→ローラorメルフィで花束1→由羅で草餅6・ヴァネッサでジュース6
→マリアでパイプイス1→…
→シェリルorフローネorアリサで小説1(アリサはパイプイス1以外)→シェールで酒1→ランディで槍6
→シェリルorフローネorアリサで小説1(アリサはパイプイス1以外)→イヴで小説6→「ノート4・6」参照
→ルーでぬいぐるみ1→シェリルでケーキ4→「ノート2」を参照
→ルーでぬいぐるみ1→シーラで小説6→「ノート4・6」を参照
→セリーヌでケーキ1→「ノート2」を参照
拡声器2・はしご2・パイプイス2
→マリアで拡声器2→…
→アレフではしご1(はしご2を除く)→…
→由羅ではしご2(拡声器2を除く)→…
→ローラではしご3→パティで防具5→パティで刀6
→ローラではしご3→シェールで木刀4→ルシードで薬用のど飴6
→クリスで毛糸1(パイプイス2を除く)→イヴで毛糸6→イヴで刀6・バーシアで薙刀6・トーヤでスポーツドリンク6
→シェリルorフローネで小説2→セリーヌで酒1→ランディで槍6
→アリサで酒3(パイプイス2を除く)→ランディで槍6
拡声器5・パイプイス5(・はしご5)
→ローラではしご5→…
→マリアでジュース5→…
→ルーティでスポーツドリンク5→「ノート2」を参照
→クレアで防具6→アルベルトでスポーツドリンク6・バーシアでSBライフル6・トーヤで刀6
→アレフで拡声器5(はしご5を除く)→…
→イヴで注射器5→ピートでスポーツドリンク6・フローネで金属バット6
→アルベルトでシューズ6・リカルドで金属バット6(パイプイス5を除く)
→パティでマンガ雑誌5→「ジュース5」を参照
→フローネで小説6→「ノート4・6」を参照
→メルフィでモップ5→「ジュース5」を参照
→バーシアで酒5→パティで爆弾6・アルベルトでシューズ6・ランディで槍6
→カッセルでタオル6→パティでシューズ6・リサでスポーツドリンク6
拡声器1・2・5
→由羅でパイプイス1・2・5
パイプイス1・2・5(・6)
→トーヤではしご1・2・5(・6)
という訳です。ミッション用の表は他の人にも参考になりますよ。
ある日図書館にいたら、アレフさんがディアーナさんとシェリルさんにいつものように挨拶してました。
「部長、あれは口説いてたの……」
で、そこにリサさんが来て怖い顔でアレフさんを睨みます。リサさんがずっといたのに挨拶しないのは確かに良くない事ですけど、それでヤキモチ焼くのは感心しませんね〜。
「だからリサ……恋愛に偏見……自分が婚期逃したから……」
(ずぐしゃっ)
「…………(気絶中)」
……せっかくディアーナさんに協力して止めたのに個人的な問題に擦りかえるから、仕方なくディアーナさんにバンソウコウを貰いました。
その後リサさんは「遊びで女性を口説くな」って言うんですけど、アレフさんはいつでも本気なんですよね。
それで一瞬納得したリサさんの控え目な色の口紅を誉めた後、ダッシュでアレフさんは行っちゃいました。生徒会長ってホントに忙しいんですねぇ(笑)。
そして部活登録やプール開きも過ぎて、休み時間に私がシェリルさんと一緒にいたら、クリスさんがゼファー先生にお勉強の事で質問をしていました。
少し私達も付き合っていた所にパティさんが来て遊びに誘ってくれますが、クリスさんもシェリルさんもあんまり運動は得意じゃないんで乗り気じゃありませんでした。でもゼファー先生曰く、「運動も勉強と同じくらい大事」なんですよね〜。
それで私はパティさんとバレーボールするつもりでしたが、2人は図書室に行きたがります。でもパティさんはちょっと強引に攻めますが、あんまりずけずけ言い過ぎない方がいいってゼファー先生は言うんですよね。
「あたしもちょっぴりそんな所あるから、一緒に反省……」
で、ゼファー先生は別に怒ってなかったんですけど、クリスさんとシェリルさんがパティさんを庇います。それを見て何だかゼファー先生は感動して、呆れるパティさんとシェリルさんをよそにクリスさんと2人の世界に入ってしまいました。ほんとに仲がよろしいんですね。
「パティの言う通りゼファー変だけど……しっぽ気にするし」
‖ミッション2「マッドノベリスト」‖
さて、通常ミッション2回目はタイムスリップ物です。
……「ハメットの野望再び」なんて、ネーナさんが名前だけでも出るんでナイスなんですけど私達は成功しにくいんですよね。周回路の両端を塞がれて追い詰められちゃいますから。
怪力家庭派探検家セリーヌと、人畜無害の家事手伝いメロディ。2人はひょんな事から未来都市にタイムスリップしてしまいました。そこは衰退した人間に代わり、機械人間であるロボットが全てを支配する世界。
状況が分かっていない2人を、マッドノベリストのシェリルが見付けます。シェリルはライバルのマッドノベリスト・フローネが人類をテーマにしたホラー小説で次々とヒットを飛ばす事に対して激しい嫉妬心を抱いていました。
そしてフローネの元に最後の人類といわれるリーゼがいる事を知っていたシェリルは、(思い違いでなければ)同じ人類(のはず)のセリーヌとメロディを捕獲すべく迫ってきたのです。
フローネの元から必死で逃げ出して来たリーゼは、途中で偶然セリーヌ達と鉢合わせ。今や希少種族の人間を追う活字バカロボット2体……。最後の人類の運命やいかに!
とゆー事で、「活字バカロボット1号に3回負けるな/活字バカロボット2号に3回負けるな/安住の地へ逃げ延びろ」という組曲最大クラスの長いクリア条件が提示されるわけです。
「でもこのミッション、ロボットもちゃんと人間型してるね?」
機械「人間」ですからね。小説家が成り立つくらいですから、ちゃんと感情も一般的に備わってますし。
で、私とメロディさん、それにリーゼさんは、安住の地を目指して一本道に突入。しかし途中で一番遅れたリーゼさんがフローネさんに倒されて脱落(汗)。一気にピンチを迎えます。
しかしフローネさんとシェリルさんが戦っている間に(この2人、状況説明通り敵グループですから)リーゼさんは逆走して逃げちゃいます。その間に私がゴールに到着してミッションは成功致しました。
安住の地に辿り着いた私とメロディさんは、リーゼさんから話を聞いてここが別の時代だという事をやっと知ります。
そしてリーゼさんの提案により、私達はこの世界で3人で、ロボット達に見付からずに末永く幸せに暮らしました。
……でも人間が私達3人だけなら、どーやって繁殖すればいいんでしょうか?
「……聞かないでお願い(爆)」
‖ミックスジュース3‖
さてある日、森の中で熊さんに……、
「……縁を切っていいんだ?」
……じゃなくて、廊下でピートさんとビセットさんが仲良くじゃれているのを見付けてアルベルトさんと一緒に話を聞きました。何でもピートさんはサッカーを、ビセットさんは野球をしたいそうなのでもめていたそうです。
どっちがいいか聞かれて、走り回るのが好きじゃないので野球がいいと言ったんですけど、そうしたら余計もめちゃってランディ先生が来たんです。何でもランディ先生によると、男の人は拳で語るから遠慮はいらないそうですけど。
で、結局ビセットさんは魔球を試したかったそうなので、それを聞いたピートさんは大喜びで行っちゃいました。
……でも期待外れって事は、単に喧嘩をけしかけてただけなんですかランディ先生って?(汗)
‖ミッション3「初めてのおつかい」‖
お金持ちのお嬢様マリア(15歳)は大変な世間知らず。娘の事を心配した父親のモーリスは、マリアにお使いを命じます。
マリアは張り切って出掛けますが、不安なモーリスはお手伝いのセリーヌ、メルフィ、リーゼにマリアの見張り役を頼んだのでした。
そしてセリーヌ達は、緊張しながら道を歩くマリアを物陰からじっと見詰める誘拐犯シャドウを発見します。
という事でスタート。ちなみにお手伝いさんの服装はメイド服ではなくて黒装束です。
「言っとくけどマリア、実際は食堂や武器店にも出入りしてるよ……」
……あんまり気にしないで下さい。ミッションはあくまでもフィクションで(以下略)。
出発地点はクラウド医院の前。マリアさんは由羅さんの家の前にある大根Lv1を取ってからラ・ルナを目指し、私とメルフィさんとリーゼさんがシャドウさんの妨害に回ります。
まず私は、そのまま放っておくとリーゼさんを攻撃してしまうシャドウさんをいきなり倒して足止め(笑)。それからマリアさんの後ろをきっちりガードして由羅さんの家に向かいます。もちろん途中でもう一度、メルフィさんを倒して迫ってきたシャドウさんを倒して排除。
その後はリーゼさんとメルフィさんに倒され続けるシャドウさんを後に、マリアさんは初めてのおつかいに成功しました。
何とか初めてのおつかいに成功して、見張りの3人にも袋叩きに伸されたシャドウにも気付かずに家路に就くマリア。
でもとりあえず用心のために、私達はマリアさんをこっそり面倒見続けました〜。
「……ちなみにこれ、部長を使ってれば何もしないでクリアできる可能性あるから……」
‖ミックスジュース4‖
そろそろ折り返し地点。プレゼントを充実させつつ装備をしっかり整えましょう。
めんどくさければ月の終わりにセーブして、翌月の初めのアイテム支給で少品種に集約されるまでロードを繰り返した方がいいかもしれません(笑)。
で、ある日私はシーラさんやフローネさんと一緒に、メルフィさんと話をしていました。メルフィさんは教育学部でいろいろと大変なんですけど、目指すべき物をきちんと持っているのは偉いと思います。
そこにアレフさんが来て、何だかよく分からない事を言うんですよ(汗)。「小鳥のさえずり」って言われても、どこにも小鳥さんはいませんでしたけどねぇ。
「部長、それっていつものナンパ……」
メルフィさんは何とか話を反らそうとしますが、シーラさん共々普段の押しが弱いのでうまく行きません。その時フローネさんに、アレフさんが趣味に付き合うよーな事を発言。同じ趣味の人がなかなかいないフローネさんは喜んでしまって、アレフさんも調子に乗って、止めようとするメルフィさん達なんてお構いなしになってしまいました。
そして、アレフさんが『幾千の夜の叫び』とか『惨劇の館・悪魔は再び蘇る』とか『生きている人形・悪霊の呪い』とか『恐怖の血塗れデロデロモンスター』をどれも読んでないと知ったフローネさんは、自分で持っていた本をアレフさんに渡して「感想を聞かせて下さいね!」と言ってました。なんて親切なんでしょう。
「……フローネ、ホラー好きだから」
で、フローネさんやクレアさんと一緒にローラさんの恋愛講座を聞いた話はリーゼさんの記録を参照なさって下さいね。
「…………」
学園祭で、私はお料理研究会で喫茶店を開く事になりました。可愛いバニーさんの制服も借りて張り切ったせいか、お客さんが大勢来てくれたんですよ。
で、ビセットさんがお財布お忘れになったんですけど、ご本人が「金が無ければ身体で払う」と言われるんで、ご希望を汲んで制服を貸して差し上げました〜。
「そこにあたしとピートとルーティが来たの。ピートは笑ってたけど可愛かったよね、ビセット」
ある日、エルさんが嫌がるクリスさんを引っ張っていました。バーシアさんの説だと(1)少年趣味(2)営利誘拐という事ですが、ただ単に相手をさせたがっていただけみたいです。エルさんって結構大胆ですね〜。
「そうじゃなくて、クリスがエルにチェスで1回勝ってから顔を合わせる毎にチェスの相手をさせたがるだけ……」
あ、そういえばそうですね。
とゆー事なので薄情なよーな感じはしますけど、バーシア先生に同意してほっとく事にしました。そこにマリアさんが来て、エルさんの後ろにいるクリスさんにやきもち。ホントに仲がよろしいんですね皆さん。
「それは絶対違うと思う……」
‖ミッション4「蘇った紅月」‖
さて、次のミッションは平行世界の私達が住んでいるエンフィールドという街が舞台です。
「「玉の輿バトル」だと、リーゼが「いいえ、勝つのはこの、悠久シリーズ一美しい私に決まってるじゃないの」って言うし……」
ある日、アルベルトさんが何かと邪魔なテディの犬、……いや、居ぬ間に、アリサさんを散歩に連れ出します。しかしテディさんはジョートショップの店員の私と更紗さんに「アルベルトさんが、ご主人様に悪さをしないよう、見張ってて欲しいっスー!!」という依頼をしていました。
「……見張ってる途中、何だかセリーヌ嬉しそうだったけど……」
そしてアルベルトさんが監視されていた事に気付き、落ち込んでいる所に紅月さんが登場。かつてリサさんとアリサさんの義理の息子の前で成仏したはずの紅月さんを前にして(……あれ? どーしてそんな事知ってたんでしょう?)、私とアルベルトさんはアリサさんを逃がすために紅月に戦いを挑みます。
しかし更紗さんは「傷付けてはだめ」とだけ言って事もあろうに紅月さんに協力、私達と仲間割れしてしまいました。それにしても事情も説明せずにいきなり幽霊の味方をするなんて、裏切り以上に感心できませんね〜。
「だって……説明してもどうせアルベルト聞かないし……(笑)」
なるほど。確かにそうですね(笑)。
さて、マップで移動できるのは街の外周部。私はアルベルトさんと一緒に、アリサさんを紅月さんから逃がさなくてはいけません。
「……あたしはアリサが逃げちゃうのを邪魔する役だから、アリサ達を倒して紅月が来るまで足止めするの」
まずは一旦待機して、紅月が向かって来るならその場待機、遠ざかるなら反対方向に回ってアリサさんとすれ違いながら紅月を倒します。
という事で、アルベルトさんと共同で、こーして紅月を撃退しました。
そして倒された紅月さんですが、更紗さんが「話を聞いて」と言います。なぜ現れたのかアリサさんが聞くと、道に迷って現世にさまよい出てしまったそうです。
そこでアリサさんは、アルベルトさんの制止に構わず紅月さんの手を握って……、
……浄化させました。これで幽霊騒ぎも解決。紅月さんも道に迷わないで行けるといいですね。
「良かった……」
…………でも、紅月さんってどこに行く途中だったんでしょう?
「…………………………………………」
‖ミックスジュース5‖
ミッションの少し後、ピートさんが食堂でとっても元気にしてました。
「それ、普通は騒がしいって言うんじゃ?」
経過を省略すると、ピートさんはヴァネッサ先生を怒らせてしまって追い掛け回されます。そのうちにピートくんが転んで、庇ったヴァネッサ先生が顔を打ってしまいました。
さすがにピートさんも、少し反省しているみたいでしたけど〜……。
ある日メロディさんが、ピートさんとビセットさんと一緒に遊びたいとせがんできます。サッカーに入れて私とチームを組ませたんですが、ボールを手で取って「ないすきゃっちなのぉ」と喜んでいました(汗)。
そしてお返しとばかりに投げたボールがランディ先生に命中。ランディ先生はメロディさんをバレーボール部に勧誘を始めちゃいます。でもメロディさんにはゼファー先生がいますので、勧誘は失敗に終わりました。
う〜ん、師弟愛って素敵ですねぇ。
「メロディ、基本的にみんな愛してるけど……」
で、お正月も過ぎて……、
「あたしの巫女さん姿……」
お正月も過ぎて。
「〜〜〜〜っ……(涙)」
ルーティさんとリオさんが、クリスさんにハンカチを繕ってもらっていました。そこに私とピートさんが来たんですが、ピートさんはルーティさんまで男の子の勘定に数えてルーティさんが怒ってしまいます。
「ピート、「体型」っていうのはヒドイ……」
そのせいでひどく落ち込んでしまって、リオさんと一緒に慰めてもそのまんま。リオさんがピートさんを説得して、ピートさんに謝ってもらいました。優しくしなくちゃ生きている価値がありませんものね。
「……それ、かなり言い過ぎ」
え〜と、これってどこで言ってた台詞でしたっけ?*
*=「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく価値はない」
ある日アレフさんが、「いい物」を持って喜んでいました。ルーさんやルシードさんに聞いて欲しいみたいなので聞いてみると、朝机の上に置いてあったお弁当だそうです。
アレフさんは女の人がくれたと思って喜んでいましたが、そういうのは怪しいので食べないように私達は主張したんです。けどアレフさんが聞くはずもありません(笑)。
食べたらおいしくなかったんですが、アレフさんは前向きに気にせず食事を開始。でもそこにアルベルトさんが来て、お弁当を指差して叫びました。
「……何で?」
何でも朝アレフさんに用事があって、教室へ行った時に置き忘れてしまったんだそうです。おいしくないのはアルベルトさんが自分で作ったから。これで全ての謎が判明して、悪くなっていたのかアレフさんはのたうち始めました。南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。
「それ宗派違うよ部長……」
‖ミッション5「秘密結社『盆栽の友』」‖
ここは悪の秘密結社『盆栽の友』のアジト。秘密結社の概念について云々するのは、とりあえずゼファー先生にでもお任せしましょう。
「(1)堂々と存在してやってる事の一部が秘密の結社・(2)存在自体が秘密の結社の2つに分けられて、時代の変遷と共に(1)より(2)が増えてるの……」
で、『盆栽の友』の最終目標は世界征服ですので、ゼファー総帥、私、ピートさんの3人で作戦会議です。私は幼稚園のバスジャックがお約束なので提案したら、総帥は私の謀略の才に驚嘆の念を隠しませんでした(笑)。
「ちなみにピート、改名を提案して却下された……」
そして出撃しようとする私達の前に、立ち塞がる影が1つ。その名は通りすがりの時給刑事『イヴ』。「〜ピョン!」「〜しちゃろう!!」とかいうイヴさんのイメージを粉砕しまくる発言の前に、せっかくの「バスガイドに扮してウキウキバスジャック作戦」は風前の灯です〜。
しかしゼファー総帥は慌てずに、巨大盆栽……ではなくて盆栽ロボ……ではなくて高笑いする卑怯そうでこずるそうな(ピートさん談)怪人シャドウを登場させました。
こうして戦いの火蓋は切って落とされ……、
……すいません更紗さん、火蓋って何ですか?
「火縄銃の部品……動作させて火薬に点火する……。ちなみに燧石銃は反動が大きくて猟銃に向かないから、江戸時代末期になるまで導入されなかったの」
……はあ。
そして私達構成員は、ゼファー総帥に追い着かれないように時給刑事を倒さなくてはいけません。
味方が3人もいたのに、中盤以降はなぜかピートさんとシャドウさんはイヴさんの来ない側を固めて動かなくなってしまったのでその分まで私が戦闘。何だかお得な気分です(笑)。
セリーヌを始めとする構成員達の力により、見事時給刑事を退けた『盆栽の友』。しかし騒ぎで基地の中が汚れてしまったので、ゼファー総帥の命令でピートさんはホウキ、私はハタキ、シャドウさんは雑巾を使ってお掃除。
悪の秘密結社『盆栽の友』は、これからも世界征服のために日夜戦い続けるのでした。とりあえず明日は「バスガイドに扮してウキウキバスジャック作戦」ですね。
「……部長、幼稚園バスにはバスガイドいない……(汗)」
‖ミックスジュース6‖
そろそろ佳境。するべき事は分かっていますね〜?
「……自分で言ってて分かっていない可能性、部長はかなり大だけど……(汗)」
クレアさんやメルフィさんとお話していたら、アレフさんとクリスさんが来ました。後ろで小さくなってたクリスさんをアレフさんが引っ張り出すんですけど、何だか様子がおかしいんです。
熱でもあるんじゃないかと手を出したクレアさんを振り払ったりするんでどうしたのかと聞いてみたら、クリスさんはお姉さん3人におもちゃにされて女の人が怖いんだそうで。でもクレアさんもメルフィさんも、怖くなくなるように協力をして下さるそうです。
……クリスさんにあやかりたいと言うアレフさんに「一生無理ね」ときっぱり言うメルフィさんを見て、またちょっと怖くなったそーですけど。
ある日、ビセットさんが騒いでいるのでバーシア先生と一緒に行くとディアーナさんとルーさんもいました。しばらく話がこんがらがった後で落ち着いて聞くと、ディアーナさんはルーさんに家でお勉強を教えてもらっていて、100番も順位が上がったそうです。
「……1クラス30人だけど、そんなにここって生徒がいるのかな?」
それを聞いたビセットさんは、さっそく自分もルーさんに教えてもらう事を決意。何だか忙しくなりそーですね。
そしてまた別の日のお昼頃、私とリーゼさんはお昼ご飯を食べに食堂に行きました。そうしたらビセットさんとトリーシャさんがいて、何だか喧嘩していましたけどリーゼさんとアリサさんに言われて大人しくなりました。
で、トリーシャさんも一緒にご飯を食べる事になって、私はリーゼさんと一緒にテーブルに就きました。ビセットさんも一緒に食べたいみたいでしたが、「トリーシャは授業中によだれを垂らしていない!」とビセットさんが連呼した後、トリーシャさんとビセットさんが仲良くがくっと肩を落とします。一体何があったんでしょう〜?
「……聞かないでお願い」
‖ミッション6「アイドル対追っかけ」‖
リオさんとピートさんは、バンドユニット「Power Children」を結成しています。2人はしつこい追っ掛けのティセさんと私を鬱陶しく思っていて、競技場のリハーサル前に待ち構えていた私達持参の紫色のケーキと焦げ茶色の特製スタミナ栄養ジュースを拒んで逃走します。
当然2人のマネージャーのトーヤ先生も、ここで黙ってはいないで私達の妨害に立ち上がります。けちぃ〜。
「……部長、パーソナリティ壊れてる……(汗)」
で、私はピートさんを捕まえればオッケーなんですが、ここはあえてティセさんがリオさんを捕まえる手助けを。
さすが2対1だけあって、私を倒して突破しようとするリオさんを撃退、挟み撃ちにして捕獲を成功させました。
「逆に、広いマップで2人以上から逃げる時は、一本道にいないで3方向以上に移動できる交差点に陣取った方がいいよ。一緒に逃げるキャラがいるんだったら、少々引き付けてから離脱するとかね」
そーして私達はケーキとジュースを食べさせたんですが、2人はなぜかお腹を壊してコンサートは中止になってしまいました。
「ちなみに逃げ切れた場合も、熱を出してコンサート中止になるんだって……」
‖ミッション6「少女と捨てロボット」‖
ストーリーは省略。ローラさんのレポートを参照して下さい。
ちなみに今回は、一方通行の出口を塞いで動かなくさせたローラさんをアリサさんが捕獲しました。
「……自分で捕まえたければ、出口近くで張り込んだりしないで遠くへ行ってから急接近してね?」
‖ミッション6「プリンセスマリア」‖
こっちのストーリーは、リーゼさんのレポートを参照。私は魔法使いセリーヌとして、リーゼ王妃が血の繋がらない娘であるマリア王女を始末するために雇ったランディを倒し、ついでにリーゼ王妃と実の娘のシェール王女を妨害すればオーケーです。
で、当然こういう場合はランディ先生とマリアさんの間に割り込んで攻撃を仕掛けさせるのが基本的な手段ですね。勝たなきゃいけない回数は少なめですけど、実際はマリアさんを追い掛けるシェールさんとリーゼさんも何とかしなくてはいけないので、実際の戦闘頻度は高めになります。
「ちなみに何もしなくても、マリアは移動力高いから大抵逃げ切れるよ。……アイテム少なかったら試してみてね」
そしてランディを倒して、毒婦リーゼ王妃の魔の手からマリア王女を救ったセリーヌ。
「……部長、毒婦って言葉の意味分かってる?(汗)」
しかし最大最悪の弱点・方向音痴が発動したせいで、3日間さまよった挙げ句、やっとお城に辿り着きました〜。
‖ミッション6「荒野の決闘」‖
これもストーリーはリーゼさん任せ。しかも逃げている間にハメット先生が更紗さんを倒して決着付いちゃいました。
仮面をしていてちゃんと見えるんですから、ハメット先生って凄いですよね〜。
えーと、後はハメット先生にお礼をお願いされたんで、ちゃんとお礼を申しておきました。
「「お礼」の意味が違うけど……」
‖ファイナルミッション‖
そして以下略。
「……………………」
えぐえぐ……ごめんなさい更紗さん。
特筆できる事といえば、序盤で紅月さんに負けた直後にシャドウさんがわざわざ前へ押し出して下さったくらいのもので(笑)。
で……きっちり紅月さん達にはお仕置きをして差し上げましたけど、実は紅月さん達はランディ先生が作って動かしていたデータだったんです。
何とも人騒がせでしたけど、スリル満点な最終試験でした〜。
‖新しいジュース‖
で、見事ミッション授業は満点で合格。大学に入ってとある学部に通っています。
……すみません更紗さん、大学部の講義棟はどちらですか?
「……はぐれないでね。連れてくから」
ご親切にどうも〜。
という訳で、方向音痴は全然直りませんでしたけど(汗)。
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……?
へえ、クリスさんは今期の学級委員になったんですか。
大丈夫ですよ、クラスメイトが個性的でもミッションに参加した人達に比べれば大した事はないですから。
カッセルさんにお話を聞いてくるんですか。それじゃお元気で〜。
あら、ピートさんは今日も元気ですね〜。
えーと、元気無い訳じゃなくて、これが元からのペースですからお気遣い無く。
でも遊ぶのはいいですね。それじゃ何して遊びます?
一番おいしい牛乳……ですか?
だめですよビセットさん〜。一気飲みはお腹に良くありません〜。
う〜ん、『特濃』でも『生乳』でも気に入ったのでいいのではないでしょうか?
……え、牛乳を片っ端から集めて調べるんですか?
協力するのはいいですけど、その前にお料理研究会のみんなにも……。
アレフさん、卒業おめでとうございます。
「女子大生とバラ色のキャンパスライフ! そして、合コンーっ!!」って、高等部も大学部もおんなじ所なんですけどここ……。
……あら? こっちに気付いたみたいですね〜。
そんな慌てなくても、私はさっきからず〜っとここにいましたよ?
ええ、卒業記念パーティは誰かに連れてきてもらいますから〜。1人では道に迷ってしまいますので。
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「えーと、これで味付けは……っと」
あら、クリスさんが今日のお料理当番ですか?
「ええ、セリーヌさんのエプロンを借りてます。意外と身長似てますし」
みんなでコテージ借りて自炊っていうのも、お休みを楽しむには安くていいですよね〜。
「そうですね。特にセリーヌさんのお料理は色々参考になりますから」
……気になるんですけど、女の私が怖くはないんですか?
「クレアさん達のお陰で大分克服できたんですけど、セリーヌさんは…………ちょっと特別かもしれません」
特別?
「…………(赤面)」
う〜ん、特別って何なんでしょう?
「よっしゃあ、ゴ――――ルっ!」
ふうふう……ピートさん早過ぎて追い着けません〜。
「にしてもセリーヌ、バスケについて行けないほどとろいのかよ? せっかく砂浜来たのによー」
すいません。
「って言われてもなー。昨日の腕相撲は無茶苦茶強かったくせに……」
私、なぜか力だけは強いんですよね。
……それじゃ、次はそこの海で泳ぎません?
「……迷って沖に行っちまいそーだから却下」
ビセットさ〜ん、お夕食ですよ〜。
「むにゅむにゅ……えへへ、リーゼさぁん」
ビセットさ〜ん。
「フローネさぁん、オレ……」
ビセットさ〜ん!?
「うわっ!! ……セリーヌさん? 悪かった! オレも男だから責任は取る、このとーりっ!」
……じゃなくてですね、みんなでお夕食にしたいんですけど。ピートさんなんか「ビセットが来ねーんならオレが食ってもいいだろ? な、な?」と発言してましたし。
「何だと!? 今すぐ行く至急に行くすぐさま行く〜っ!!」
(どたどたどた)
……はぁ。ピートさんに言われた通り伝えたら早く行っちゃいましたけど、何だか慌ただしいですね。
あら? この茶色い猫ちゃんはビセットさんの猫ですか?
「にゃあ〜」
初めまして、私はセリーヌ・ホワイトスノウ。これからも仲良くして下さいね。
(ごくごく)
「ふぅ。ガキの相手は疲れるよな……」
あらアレフさん。晩酌に私も付き合ってよろしいですか?
「晩酌ってセリーヌ……キミもワイン飲めるのかい?」
ええ。パティさんやローラさんには負けますけど。
「……………………(汗)。まあいいか、大人同士で飲み明かそうぜ」
はい〜。アレフさん、これからもよろしくお願いします。
「できる事なら、今夜は夜明けまでお願いを……」
ダメですよ。
「……は?」
明日はアレフさんが朝ご飯の当番ですから、私と一緒に5時起床です。
「あのさ、クリス達は1食くらい抜いても死にはしないと思うんだけど?」
……………………(凝視)。
「……すいません。ちゃんと作ります(涙)」
とっておきの素敵なメニューを教えて差し上げますから、明日の朝を楽しみにして下さいね。
「しくしくしく……セリーヌぅ……」
―Fine〜Celine WHITESNOW&Aleph COULSON,
Christopher CROSS,Pete ROSS,and Bisette MARSH〜―
‖おまけ‖
という所で、EDは全員収録を終えました〜。
「待てい」
……あら、アルベルトさん?
「オレの分がまだだろーが、EDはよ!?」
まあまあ、そんな小さな事はお気になさらずに。
「小さくねーっ! 店主はどこだ、槍でぐっさり刺してやる!」
「……相変わらず衝動だけで行動してるのか? 思慮深いクレアの兄とは思えんな」
あらルーさん。ルーさんはどなたのEDをご覧になりましたか?
「そこの化粧男のだ」
「何だと!?」
「そんなにEDを知られたくないのなら仕方ない。この場では黙っておいてやろう」
「ああ、ルー様申し訳ありませ〜んっ!(汗)」
で、アルベルトさんのEDってどーいうのでしたか?
「俺が帰ろうとした所でアルベルトに呼び止められて、駅前に開店する美容院に誘われるんだ。しかも文句は不可。一方的に電話すると言う辺りわがままな幼児性が抜け切ってない」
「何だと!? ルシードの3倍半はひねてるくせによ」
あの〜。
「普通のアルベルトは「Albert」なのに、お前の名前の綴りはインチキ臭いだろ」
「「アルバート」と呼ばれたくねぇから綴りを変えたんだよ! アリサさんだって普通の綴りは「Alisa」なんだからお揃いでいいじゃねえか!」
あの〜、ですから落ち着いて下さ〜いっ!(汗)
「ちなみに一枚絵だとアルベルト、得体の知れない黒い服を着てトーヤと一緒に得体の知れない家の中にいる……(汗)」
―Fine?〜Lou SIMONS&Albelt CORRAINE〜―
‖おまけ2‖
「…………」
あれ、どーしたんですかゼファー先生?
「……俺がルシードと迎えた、毎週木曜の石磨きへの招待はどうなった?」
「ありゃあ店主の妹がクリアしたんで、店主はタッチしてねぇから書きようがないぜ」
という事なんです。すみません〜。
「そうか。失礼した」
「にしてもあの一枚絵、格好がまるで高校生だったな……(汗)」
―Fine?〜Lucid ATRAY&Zepher BOLTY〜―