ワニ度:60(←何だそりゃ)
バジリスクと遭遇した時にまず思う事。
――舌がずたずたで痛々しい(笑)。
ところで皆さんご承知の通り、バジリスクの必殺技は視線を媒介にした石化攻撃です。
「旧友」では遭遇前にあらかじめフィリーが屋台で買った石化予防薬を飲んでいますし、周囲に石像ごろごろの状態から見てもその恐ろしさは分かるでしょう。
(戦うと強制イベントを2つも通過しなくてはならないので、わざわざ戦う意味はありませんが)
一方、「ミラーゲート」では、ワニがいそうな地底の湿っぽい空間に、なぜかスライムと一緒に居座っています。
(この辺り、「モンスター達に花束を」の「ワニ」の項目を参照にして下さるとありがたいです)
ところで、バジリスクとワニのデータを比較すると、
名前 | HP | MP | 腕力 | 器用 | 敏捷 | 知力 | 信仰 | 魅力 |
バジリスク | 600 | 300 | 450 | 400 | 250 | 100 | 100 | 100 |
ワニ | 450 | 300 | 450 | 350 | 200 | 100 | 100 | 100 |
この通り、かなり能力値が近似しています。
これならデータを転用しても問題は――
こら(笑)。
それではなぜ、「ミラーゲート」ではワニの代わりにバジリスクが登場するのか?
その理由としては、
1:シナリオのスタッフがシステムのスタッフにワニの作成をお願いしたが、時間が迫っていて入れられなかった。
2:一度は本決まりになりかけていたが、容量が逼迫して削られた。
3:連絡手違いで、「ミラーゲート」のダンジョンを作ったスタッフがワニとバジリスクを間違えた。
のどれかが考えられますが、「公式ガイド・ワニ掲載事件」と同様に真相は闇の中です……。
では、何で「ミラーゲート」のワニバジリスクは石化能力を使えなかったのでしょう。
その理由についても考えて見ました。
1:両方とも同じ種類だが、「ミラーゲート」では霧が掛かっていて石化の視線が使えなかった。
2:石化対抗のお守りを、既に全員が所持していた。
3:実はあの2つは種類が違い、カレンバジリスクは石化の視線を使えるが、アルザバジリスクは石化の視線を使えない。
4:「ミラーゲート」のバジリスクは暗い空間にいたので、明かりを持ち込まれて目がくらんだ。
5:ワニはバジリスクの幼生である(笑)。
いずれにしろ、この一件による最大の被害者は、ワニを食べられなかったアルザでしょう。
もはや「バジリスク評価」ではなくて、ほとんどワニ評価……(^^;)
合掌。