サーペント
 
出現場所:「島の連なる湖上で」
蒲焼度:70
変な体構造度:95


蒲焼にしたら美味しそう。

などという冗談はさておき、影が薄くてTERUさんに項目を作ってもらえなかったボスキャラ第2弾・ソーブルの湖のサーペントです。
細かい点は、泥人形と概ね共通するので省略

…………待てい(笑)。
 

それでは、ちゃんと真面目に考察致しましょう。

(1)体の構造が脊椎動物から逸脱している。
 グラフィックを見ると一見普通の鰻かウツボですが、胸鰭らしき物が3対・6枚以上も存在しています。
 これは通常の脊椎動物の構造を完璧に無視しており、生物学上非常に問題です。
 (まあ、「脊椎動物の構造からの逸脱」という点では足4本と翼2枚、合計6つを持ってるドラゴンも同罪ですが(笑))
 論理的に解決するには、2つの案があるでしょう。

 ・体の脇の鰭は1対を除いて骨が入っていない皮膚の突起で、脇腹の筋肉により動かされる。
 ・サーペントはドラゴンの仲間である(おい)。

(2)水中から船上への攻撃手段が謎。
 サーペントの体には、手足や翼の類は付いておりません。せいぜい攻撃に使えそうなのは、口にある鋭そうな牙だけです。
 「島の連なる湖上で」ではスゴロクを船で移動していますので、敵は水中・味方は水上と擦れ違えそうにありません。
 で。

 ・船縁からサーペントを攻撃しているので、サーペントも少し飛び上がればキャラクターを攻撃できる。
 ・水中から飛び上がり、擦れ違いざまに牙で攻撃している。
 ・水流を吐いて攻撃している。(←鉄砲魚じゃないってば)
 ・蛇のようにうねりながら船上に這い上がって攻撃している。

……余計に謎を深くしてしまったよーな気が沸々とします……(汗)。
 

とりあえず、これで「続・モンスター達に花束を」も終了です。
TERUさんが本家「モンスター達に花束を」を始めてから約2年、ほんとに長い月日でした。
(初めて見た時は、まだページ作ってませんでしたし……)
それからも色々ありましたが、本当にこのコーナーとは長い付き合いでした。
それでは、また別のコーナーでお会い致しましょう。
 

1999/7/26 大橋賢一
  
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