どうしようもなく名前通りの、「少女義経伝」の裏ネタ特集です。
ファンタジー系とは毛色が違うのでこうして番外編にしていますが、やっている事はほとんど変わりません(汗)。
>2003/9/29
主人公:えーと、鎌倉幕府を開いたのは「ロリホモ」とかいう人だっけ?
先生:源頼朝をどーしたらそうなるのよ。それにロリとホモが両立するわけないでしょ普通は。
鎌田:静御前や巴御前の「御前」って、「午前」にすると真夜中に義経や義仲からあんな事やそんな事をされているシーンを想像するよな。
鈴木:それよりも、「御膳」にした方がここのコーナーには相応しいと思わないか?
主人公:……お前ら、そんなに長野先生に東京まで送り返されたいのならもー止めないからな。
(序章より)
九羅香:わたしが義経と知っての狼藉!?
主人公:蝋好き? 悠久シリーズのトリーシャみたいだな。
謎のチョップ少女:……アイラさんにそっくりなおねーさん、この大きな人をエンフィールド自警団の地下牢に連行してもいい?
(序章より)
主人公:たたっ斬るって……うわああっ! か、刀!? なんで、そんなもん持ってんだよ!?
九羅香:父上は入浴中に襲われたんだ……。でも、わたしはそうはいかないよ!
主人公:襲う!? いや、そこまでは……、じゃなくて! これはたんなる事故だって、事故!
(数日後)
九羅香:……ってキミは言ってたけど、まさか父上が長田忠致におかまを掘られたとでも解釈してたわけじゃないだろーね。
弁慶:お、思ってない! 木刀があってもあんな事やこんな事に使われてしまうだなんて!
少女義経伝〜完〜。
(序章より)
教経:追いかけっこもここまでだ。おまえたちには、しつけというやつを教えてやる必要がありそうだな。
九羅香:都を支配してるからって……わたしたちの主人にでもなったつもり?
廉也:教経様は鞭を持っておりませんから、ご主人様というよりはせいぜい家庭内暴力を振るうダメ親父ですね。
九羅香&教経:(どげしどげしどげしどげし)
(序章より)
山伏:あなたとこの橋の上で出会い……主従の契りを結び……。
主人公:ああ、これが噂の「女王様と奴隷」ってやつだな。
山伏:……九羅香様、この愚か者をぜひとも従順な奴隷に調教してやって下さい。
九羅香:……しかと聞き届けたぞ弁慶。
(序章より)
主人公:……ああ〜っ! 静って、もしかして静御前!? 義経の奥さん!!
静:はい〜?
声:おまえ、バカか!?
主人公:(な、なんだ? 誰だ?)
玲奈:女同士で、夫婦になれるわけねぇだろ!
静:女同士の愛の交わし方をご存じないのでしたら、実践する事もできますわ玲奈さん。
主人公:やめてくれ。勿体ないからそれくらいならせめてオレを。
玲奈:別にやっても同意の上ならいいんだけど、この時代の建築物は防音効果が無きに等しいからせめて場所くらい選んでおいてよ。
(序章より)
主人公:……ああ〜っ! 静って、もしかして静御前!? 義経の奥さん!!
静:はい〜?
主人公:間違えた。義経は他に正妻がいるから静御前はお妾さんだったっけ。
静:女同士で誤解されるのは構いませんけど、正妻にしてもらえないのは少し寂しいですね〜。
玲奈:頼むから前者も構えーっ!!
九羅香:それにしても弁慶は背が高いよね。身長が六尺くらい(180cm)はあるし。
与一:そして背が高い分あの部分も大きいかもしれんな。事に及ぶ際には入りきるかどうか注意した方がいいぞ九羅香殿。
九羅香:鞍馬剣術奥義・鳥医者之手刀ーっ!(怒)
(義経歴史講座1より)
静:まさに世も末で、私達も乱れきっております。
玲奈:乱れるのはこのコーナー限定だろ。静は数少ない例外だけど。
(第一章より)
静:お魚さんが出てくるのは、よくて3日にイッカイですよ〜。
弁慶:果物は自給できるけどなここだと。
九羅香:意味は分からないけど、ものっすごく失礼な雰囲気がするよ今の言葉は。
(第一章より)
弁慶:いや、だから、あれはちょっとした手違いで……。
玲奈:やっぱりのぞいてやがったのか……信じられないやつ。
静:いいんです、いいんですよ〜。九羅香さんは、同性のワタシから見ても、とても魅力的ですから。
弁慶:この禁断の想いを成就させれば二人の関係は史実通りに……そして鎌倉で子供を産ませるにはオレの存在が必要不可欠……。
九羅香:何を言っているのか意味が分からないけど、とりあえず邪悪と断定して叩き切るよ弁慶。
(九羅香のコマンドイベント・侵攻より)
(選択肢)
九羅香が乱れてた。
ボーっとしてた。
実は体調が…。
九羅香:「見とれた」でしょ!
弁慶:ついでに強化して、「乱れてたのを見とれた」という手も……。
(第一章より)
九羅香:そんなこと……ない。あなたには、生きてほしいんだ。
巴:ま、まさか……! 生かしたまま捕らえて、たっぷり辱めてやろうとでもいうつもり?
巴:そうでしょ!? そうなのね? そうなのねっ!?
九羅香:ち、違う! そんなことはしないよ!
弁慶:そもそもできないし。オレ以外は。
紅葉:……弁慶様、宋人から聞いた事のある「去勢」をこの場で試してもよろしいですか?
(第一章より)
静:巴さんのように、ひとりの男性に対して身も心も尽くすことができるというのは、ワタシ、少しうらやましい気がします。
紅葉:ええ……そうかもしれませんね。
玲奈:そんなもんかぁ? あたしには、よくわからないな。
弁慶:オレもだな。
静:それは、弁慶さんは男性ですからね〜。
与一:「悪左府」こと藤原頼長様なら、男だがそういう気持ちが分かったかもな。
九羅香:……ちなみに頼長様は保元の乱で死亡した元左大臣だが、同性愛の記録を自分の日記に堂々と書き留めていたとんでもないお方である事を付け加えておく。
(与一のキャライベント1より)
弁慶:(集中してる時には何をしても気づかないのなら……。まさか、あんなこともかっ……!?)
(キリキリキリ……バシュッ!)
(ヒュン……!)
弁慶:うおっ!? いきなり、なにするんだ!
与一:なにやら不穏な考えを抱いていたようだからな。釘を刺しただけだ。
弁慶:随分細長い釘だなぁ。ではオレも自分に生えている太い釘を。
(ドシュドシュドシュドシュドシュッッ!!!!)
弁慶:ぐぎゃ〜〜〜〜っ!!!!
与一:悪は滅びた。さあ帰るぞ。
(第二章より)
与一:ちょっと待て。カモシカのような脚だと? それは、どういうものを指すのだ?
弁慶:えっと、そうだなあ……筋肉質でありながら、ごつくなく、ふっくら張りがあって、すべすべの……。
弁慶:……そう! まさに、そこの、紅葉のようなナマ脚を指すのだ!!
紅葉:ところで弁慶様、いつの間にわたくしの脚の手触りをご存知になったのですか?
弁慶:ごめんなさい今のは口から出任せです。
(戦略パートクリア)
与一:なかなかの触腕だな。
静:あら〜。触腕好きとは随分と「まにあっく」な趣味なんですね〜。
与一:間違いだー!正しくは手腕だ手腕っ!
(第二章より)
教経:貴様ぁ! 最初から考える気がないな!?
弁慶:バレたか。どう考えたって、男ばっかの平家より、女の子だらけの源氏だろ。
玲奈:……わかりやすいやつ。
知盛:という事だから、平家のために女装してくれ廉也。
廉也:それくらいなら源氏に亡命させて頂きます。
(第二章より)
敦盛:うぎゃあああっ!わ、わたくしが、こんなところで……死ぬ……なんて。
与一:……。
弁慶:……哀れなやつ。
静:美しく、優れた芸の持ち主が、その男根まで美しいわけではない……ということですね。
玲奈:あーホントだ。弁慶のと比べてすっごく小さいの〜。
この恨みが元で、敦盛が妖魔として復活したかどうかは定かでない。
(第二章より)
敦盛:うぎゃあああっ!わ、わたくしが、こんなところで……死ぬ……なんて。
与一:……。
弁慶:……あらわなやつ。
九羅香:……わたしは敦盛殿みたいに胸元を見せるためにだらしなく着崩すよりは、知盛殿みたいにきっちりとした服装の方が好みだけどな。
(第二章より)
弁慶:玲奈は胸がないから、密着しても大丈夫だろ?
玲奈:こ、この……スケベ野郎〜っ!!
静:やはり弁慶さんは稚児萌えの傾向があったんですね〜。ワタシ達の貞操もこれでちょっぴり安心です。
弁慶:静さんにショタコン呼ばわりされると、男としてちょっぴり萎えるんだけど……。
(第二章デートより)
九羅香:……!?
弁慶:なんで逃げるんだよ。はずせないだろ。
九羅香:男子に、着衣を脱がしてもらうなんて……それって……。
弁慶:バ、バカ! なに言ってんだ! ボタンはずすだけだ。
九羅香:でもこのぼたんを外すと、下に何も着ていないから。
弁慶:…………。(ぶばっ)
九羅香:い、いきなり鼻血を出さないでよ弁慶ーっ!
(第三章より)
弁慶:あっ、ここ、五条大橋だね。オレ、ここで初めて九羅香と出会ったんだ。
静:そうだったんですか〜? ワタシ、てっきりお風呂をのぞいたのが最初なのかと思ってました〜。
弁慶:う……。いや、それは……。
静:大丈夫ですよ〜。女の子のハダカを見たいというのは、殿方として当然の欲求ですから〜。
静:ちゃんとわかってますよ〜、ハイ。
弁慶:あの、だから……。
静:でも……弁慶さんがワタシのハダカをのぞきに来たら、ちょっと困ってしまいますね〜。
弁慶:…………18推発言が多いから違和感ないけど、本当にちょっとしか困らないのか静さん?
※最後の行以外は原文のまま。
(静のコマンドイベント・工作より)
弁慶:いや、脱いだら丸腰だろ!
弁慶:一応、戦いの最中なんだし、そういうわけにはいかない!
静:九羅香さんとの深夜の戦いでは、最初から最後までずーっと丸腰どころか丸裸ですけどね〜。
弁慶:待て。
(静のキャライベント2より)
静:まあ、義経……九羅香さんの恋人ですか〜。
静:ふふふ、おもしろいです〜。
弁慶:ま、だからオレもびっくりしたな。初めて会ったときには。
弁慶:義経が女の子だったんじゃ、恋人も何もないのにな。
静:……本当にそうだと思いますか〜?
弁慶:あのー、それって「九羅香が両性具有」「九羅香と静さんがレズ関係」のどっちの事?
(静のキャライベント2より)
弁慶:でも、紅葉が、国に優遇されてる外国人もいるって言ってたけど?
静:大陸から来る人々は〜、技術や知識を持っているから、喜んで受け入れられます〜。
弁慶:例えば去勢とか?
静:違います。
(第三章より)
(戦闘中)
弁慶:何で巴御前が義経に興味持つんだよ? ……疑問持つほどでもないか。
巴:だーっ! あたしは身も心も義仲様に捧げてるって何度言えばーっ!
与一:(……後半が全然合ってないぞ弁慶。しかも巴御前はとんでもない誤解をされた事に気付いてもいないし)
(第四章より)
静:ふん、ふん、ふん〜♪ 久しぶりですね〜、本格的な舞を披露するのは。
弁慶:(これが、白拍子の衣装かあ。あの「烏帽子」っていう帽子を別にすると、まるで巫女さんみたいな格好なんだな……)
弁慶:(…………はっ! もしかしてオレって巫女さんフェチ!?)
静:何を想像しているのか分かりませんけど、この扇は戦闘用と兼用ですからね〜?
(与一のキャライベント2より)
弁慶:出るときに、ひと言言ってくれればよかったのに。
与一:温泉に行く、などと言ったら、とてつもない力を発揮する可能性を感じたからな。
与一:入浴の準備をしてきていたら、いっしょに入ると言い出しかねん。
弁慶:ま、まさか、そんなはずないだろ!? いやだなあ、与一。ははははは……。
与一:というか以上の文が原文そのままだという時点で、普段の言動を反省する余地は十分にあると思うぞ私は。
(第四章より)
与一:妖魔は、召喚者によって大地に穿たれた穴から出てくる。通称、鬼門と呼ばれるものだ。
弁慶:苦悶?
与一:……妖魔を倒した時の叫び声は連中にとっての性的絶頂を意味するという事はないぞ。お前じゃあるまいし。
(第四章デートより)
九羅香:こないだ、練習にちょうどいい、人気のない神社を見つけたんだ! そこに行こうと思ってるんだけど。
弁慶:……やっぱり防音に気を使っていない住居だと、然るべき行為は別の場所でしないとダメなのかな?
九羅香:練習内容変更。生きた的を使った剣術の練習にする。
(第四章デートより)
九羅香:ほら、この神社……誰もいなくて、いい感じでしょ?
弁慶:誰もいない神社っていうのは、ちょっと怖い感じもするけどな。
九羅香:だって人がいたら……思い切り蹴ることなんて、できないじゃない。
弁慶:け、蹴る!? 練習ってまさか……。
九羅香:どうしたの? 急に身構えたりして……。
九羅香:あ! ちがう、ちがう! 弁慶を蹴ったりしないってば。
弁慶:え? なんだ、驚いて損した。
九羅香:まったく、失礼な! そんなわけないでしょ。
弁慶:そうかなあ。
九羅香:……別に本当に蹴ってもいいんだけど?
九羅香:ちなみにこの文も原文のまま。……一応言っとくけど、わたしにえすえむ趣味はないからね弁慶(怒)。
(続き)
弁慶:いや……遠慮しとく。……で、何を蹴るんだ?
九羅香:まりよ、ま・り!
弁慶:まり〜?
九羅香:うん、蹴鞠だよ。弁慶、知らないの?
弁慶:……聞いたことはあるけど。金髪の魔法令嬢に蹴りを入れて集団暴行するんだろ?
九羅香:「蹴マリ」なんて考えてると、表のくずかごで見た「鞠アソート」と一緒に詰めて観月殿に未来へ送り返させるからね。
(第五章より)
静:ワタシはいっしょに見回りをしようと思ってたんですけど……。
弁慶:(……ぽかーん)
弁慶:あ、そう……そうだったんだ……。
弁慶:(ふっ! 見事な肩透かしだぜ、静さん……)
弁慶:(ついでに肩がシースルーなら、これがほんとの肩透かしという事で……)
静:……なぜか今の弁慶さんから、鬼門を遥かに上回る邪気を感じてしまいます〜。
(第五章より)
弁慶:えっ、どこ行くの?
紅葉:それは……秘密です。
弁慶:秘密って、なんか怖いなあ。襲われたらどうしよう……なんちゃって。
紅葉:ふふっ、大丈夫ですよ。わたくしが、弁慶様に、刃を向けるはずないじゃありませんか。
弁慶:(いや、そういう意味じゃないんだけど……)
紅葉:(……わたくしを襲うよりわたくしに襲われる方を想定なさるなんて、弁慶様は女性に手綱を取らせるのがお好きでいらっしゃるのかしら?)
※これも最後の行以外は原文のまま。
(静のキャライベント5より)
弁慶:起こしに来たって……こんなところを誰かに見られたら、すごい誤解を受ける気が……。
静:え? そうですか〜? どんな誤解が生じるのでしょう?
絶対分かって言ってるぞこの人。
(第八章より)
敦盛:わたくしが手出しできないと思って、なめてもらっては困ります。
敦盛:死よりも屈辱的な目に遭わせてあげることだって、できるのですよ?
観月:小さいのに?
敦盛:ていうか最初から挿入を想定ですか貴方(汗)。
(玲奈のキャライベント5より)
玲奈:じゃ……ちょっとおとなしくしててくれよ。
弁慶:縄? オレを縛る気か!? まさか、おまえはっ!!!
玲奈:バカか。弁慶、縛って、なにが楽しいんだ。これで、測るの!
弁慶:測る?
玲奈:縛った時の弁慶の感度。
弁慶:そーか。それなら玲奈が首を吊ってどれだけ背が伸びるかオレも測った方がいいよな多分。
(玲奈のキャライベント5より)
玲奈:じゃ、じゃあ、そういうことで。楽しみに待ってろよ!
弁慶:なにを待ってるんだ? 子供か?
玲奈:スカポンタン! 違う!!
弁慶:……というかこのボケ、悠久1で主人公(1)がやらかした「シーラの子供」と同レベルだよな。
(第八章より)
弁慶:九羅香はキレイな肌してるからな、少しくらい、そういうアクセントがあったほうがいいんだよ、うん。
九羅香:……。
弁慶:……ん?
玲奈:べ〜ん〜け〜い〜っ! おまえ、なんで九羅香の肌がキレイだって、知ってんだよ!?
弁慶:いや、それは……ほ、ほら、前にお風呂で……。
与一:何ヶ月も前のことをそれほど鮮明に覚えているとはな。
与一:いったい、その頭の中にはなにが詰まっているのやら。
静:弁慶さんは〜、筋金入りのスケベなんですねえ〜。
紅葉:(もしかして弁慶様、わたくし達には秘密で夜毎に九羅香様の肌を……だからそんなに記憶が鮮明に……)
弁慶:……紅葉、いい加減に妄想の世界から帰ってきてくれ(汗)。
(第九章より)
紅葉:わたくしはどうすれば……どうやって償えばよいのでしょう?
弁慶:……ははは、そんなに深刻ぶるなって。まさか、ハラキリでもするつもりじゃないだろうな?
紅葉:ここで「帝王切開?」と返すようにと指示を受けているのですけど、「ていおうせっかい」って何なのでしょう弁慶様?
弁慶:…………時代考証をわきまえろ作者。
主人公:過去の世界での心残りは、何と言っても観月ちゃんの水着姿を見られなかった事だよな。
主人公:……ダメだ。洒落で考えたのに彼女のスクール水着姿を想像すると邪念が……。
(過去の世界にて)
観月:……廉也。未来の世界から妖魔の島を遥かに上回る邪気を感じる。
廉也:天の扉をお開き下さい。ボクが発生源を即座に始末致します。
紅葉:九羅香さまはEDでは、奥州に戻って「弁慶」という馬を飼っておられますわ。
九羅香:うん。特に乗馬しながら鞭で打つとこれがもう楽しくて。
紅葉:……鎌倉の兄上さま、こーいう妹君を遠ざけて結果的に正解でございましたね。
>2003/10/5
与一:私は那須与一。
主人公:ナース?
与一:その「なーす」とかいうものが邪な存在かどうかはともあれ、今のお前の考えている事が邪である事くらい私にも分かるぞ。
(序章より)
九羅香:それじゃ!
主人公:……ああ、オレは弁慶になる、よ。
主人公:あの人みたいにやれるかはわからないけど、がんばってみる。武蔵坊弁慶を名乗って、平家と戦う。
主人公:それが、あの人の遺志だから。
主人公:(源氏の一員として名乗る名前だから、これがほんとの源氏名なんて言っちゃったりして……)
九羅香:……やっぱりやめて。そーやって含み笑いされてると本物の弁慶が汚されるような気分がするから。
(第一章より)
弁慶:ふ〜ん……つまり、木曽義仲ってやつと戦えって命令されたわけだな。
九羅香:うん……同じ源氏同士で争うのは本意じゃないけど、仕方がない。
弁慶:えっ、木曽義仲って源氏名か? ……名前、違うけど?
玲奈:源氏名? 何だそりゃ?
九羅香:……目の見えない謎の女の子から貰った資料によると、未来の遊女が『源氏物語』にちなんで付ける名前なんだって。
弁慶:ああ、ギャグが理解されて嬉しい…………ってみんな、その太刀と鉾と扇と弓矢と拳はどーいう意味?
(第三章デートより)
与一:弁慶。
弁慶:ん?
与一:身体のどこかに、矢が刺さるとしたら……どこがいい?
弁慶:(め、目が怖い……)
与一:逆に私が弁慶の矢を刺されて、既成事実を作り上げるのでも構わないからな。(ごそごそ)
弁慶:いやーっ!? 助けて九羅香様ーっ!!
(第四章デートより)
与一:単なる的だから、今ひとつ感覚がつかめないのかもしれない。
与一:だから、実戦同様の山野に身を置き、動き、逃げ、反撃するものを相手にすれば、あるいは……。
弁慶:確かに与一が入浴する時に、オレは山野に身を置き、動き、逃げているけど、反撃するほどケダモノに落ちぶれてはいないぞ。
与一:…………。(無言で弓矢を準備)
(第四章デートより)
与一:私に隙があったら、しかけてきて構わないからな。
与一:もちろん卑猥な意味ではないぞ。
弁慶:そーいう念の押し方はやめてくれ与一。
(第五章より)
弁慶:ほ〜ら、また真っ赤になった。ははははは!
玲奈:く、くっそ〜! いつか泣かしてやる……覚えてろ。
弁慶:ホモ萌えてろ? 知盛は静さん、廉也は観月ちゃんがいるから、教経×敦盛くらいしか良心が痛まない組み合わせがないんだけど。
玲奈:源氏側の男は無視かお前。
(第五章より)
弁慶:玲奈……、それ以上はなにも言うな。おまえの気持ちはわかっているつもりだ。
玲奈:は?
弁慶:けど、オレは……。
弁慶:悪い、玲奈! おまえのことを女としては見れないんだ。
玲奈:なんだと!
(ポカッ!)
弁慶:痛っ!
玲奈:やっぱり坊主だから稚児趣味なのかあんた。「おまえのことを女としては見れない」だなんて。
弁慶:……そんな偏見を抱いているなら、お寺に行って竹若くんと仲良くなっちゃうぞオレ。
(与一EDより)
与一:なにやら、京や鎌倉では、平家なきあとの支配権を巡って、いろいろとあるようだが……。
与一:北条や足達、足利のごとく有力御家人でもない私には、関わりのない話だ。
与一:……ここであの男なら「後家さんか?」とかボケる所だが、畠山重忠殿が討ち死にして後家殿が足利義純殿と再婚するのは史実でも未来、義経殿が討ち死にした後の話だ。
与一:ついでに言っておくが、「足達」というのは正しい表記ではなく、頼朝殿の乳母・比企尼の娘婿の一族は「安達」なので注意するように。恐らくは武蔵の足立郡の足立氏と混同しているのだろうがな。
九羅香:久し振りに遊びに来たけど、相変わらずツッコミが長いね与一。
>2003/10/6
“さくら亭裏メニューシリーズ・出張編”
九羅香
シーラ:……これって何?
パティ:「クラッカー」と掛けてるんだけど、ちょっと分かり辛かったかな。
トリーシャ:そしてもちろん、表くずにあったネタみたいに低脂肪ならぬ武蔵坊タイプのバターソースを掛けて食べるんだよね。
ローラ:ないないそんなの。
(オープニングより)
鎌田:お〜い! こっち、こっち!!
主人公:なんだ、カマだと鈴木か。
鈴木:ねぇえ主人公、どうしてアタシが班行動の時間に祇園で舞妓さん体験コースを試してみたって知ってるのぉん?
主人公:…………うげ。
鎌田:……冗談でこいつを煽り立てて送り込んだ以上、先生への弁解も含めて責任取れよなお前。
(序章開始)
女装
主人公:納得。
九羅香:するな――――っ!! 確かにキミはわたしが男だと聞いていたから、普段着が女装に見えるんだろうけど!!
(序章より)
(ブンッ!)
主人公:う、うわあっ! 危ねえっ!!
(か、髪の毛が何本か切れたぞ!? ってことは……ホ、ホンモノ!!)
九羅香:その巨体でよくかわしたね。でも、次はそうはいかないよ!
主人公:かわすのはともかく、キミと愛を交わす方ならいくらでも……。
(ざしゅざしゅざしゅざしゅ)←太刀で斬殺。
(戦闘中)
廉也:修行……不足でしたか……。
主人公:衆道不足?
廉也:ボクを教経様と一緒にしないで下さい。あの人は弁慶さんが目当てであなたの確保に無理やり付いてきたのですから。
教経:怒号爆撃砕――っ!!
(第二章パート1開幕)
二之一:ヒモ取り替え
与一:「ひよどり越え」だろ。
紅葉:確かに弁慶様はわたくし達に衣食住を全て依存しておりますけど、言動がいやらしいからといって他の殿方と取り替える気はありませんわ。
弁慶:豊かな実家のある武士なんて嫌いだーっ!!(泣)
(第三章パート1開幕)
三之一:シーラ情死
弁慶:白拍子よりもこちらの方が、オレを主役にするには向いているよな。
静:……弁慶さん、縁不依留度から人外の何でも屋さんとピアニスト暗殺者さんを呼んでもいーんですね?
(第三章より)
紅葉:平家に与していた者の中には、徒党を組んで、盗賊まがいのことをしている連中もいると聞きます。
紅葉:逆らう者がいれば老若男女の区別なく……かなり悪らつな振る舞いをしているようですわ。
与一:つまりは両刀使いだな。しかも幼児趣味から年増趣味まで何でもありときている。
一同:意味が違う。
>2003/10/10
(侵攻コマンド実行)
九羅香:さあ、出陣だ!
紅葉:殺人!? 平家の領地にいた兵士は占領すると殺されてしまうのですか!?
九羅香:戦闘しているわけでもないんだし、痛め付けて追い払っているだけだと思うんだけどわたしは……。
(第三章より)
(戦闘中)
玲奈:まったく……情事狂っちゃうよな。この人が相手だと。
巴:「調子狂っちゃうよな」でしょ〜! アタシの魅力に狂うのはいーけど身体まで許したくはないわよ!
(第五章より)
(戦闘中)
教経:どちらにせよ、お前はオレが認めた唯一の男。楽しませてもらうぞ!
弁慶:いや、オレは男を楽しませるよりは女の子を楽しませた方が……特に夜の布団の中。
与一:…………弁慶、お前も教経殿と同時に夢想の一矢で貫いてもいいんだな?
(戦闘中)
教経:はっ! 甘えな!
静:「甘いな」ですよねそこ〜? でも粗暴な方は苦手ですし、ワタシには弁慶さんと義経さんと知盛さんがいますので〜。
教経:許すまじ権中納言ーっ!!(涙)
九羅香:ところでわたしまで含んでいるのは、教経殿に対する偽装と単なる本気とのどちらになるんだろう?
(第五章デートより)
弁慶:まてよ! 露天風呂っていうことは……。
弁慶:(この時代だから、自然のまんまだよな、きっと……)
弁慶:(であれば、当然、その風呂は……混浴ということに!)
紅葉:あの……弁慶様?
弁慶:(紅葉と二人で混浴! しかも、その混浴の風呂に、紅葉のほうから誘ったということは……)
紅葉:弁慶様! 弁慶様ってば!
弁慶:(こ、これは、大変なことになってきたぞ! どうしよう?)
弁慶:(いや、どうしようって、当然入るよな。なんたって、紅葉のほうから誘ってきたんだし、うん)
(ザシュッ!)
弁慶:くえぇ――っ!!(ばたっ)
与一:断末魔まで妖魔っぽくなるとは、私のみならず紅葉殿にまで劣情を抱くだけはあるな。
紅葉:……は、はぁ。
※矢を射られる前までは原文のまま。
(第五章デートより)
弁慶:そ、そうなのか……。が〜ん。
紅葉:弁慶様、なにをがっかりと……。はっ!
紅葉:まさか……先ほどから様子がおかしかったのは、よからぬことを想像していたのでは!?
弁慶:よからぬ事は想像していないぞ。とてもいい事を想像していただけで。
玲奈:……紅葉のよからぬ事と弁慶のいい事は、全く同じ物を指しているようにあたしは思えるんだけど(ぼそり)。
(第五章デートより)
紅葉:心配して来ていただいたのに申し訳ありませんけど、外で待っていていただけますか?
紅葉:わたくし、まだ、こんななりですし……。
弁慶:こんななりって……フタナリ?
紅葉:……茶色の髪をした宿屋の若女将さんから教わった必殺の拳、この場で体験なさりたいのですね?
(第八章より)
弁慶:(これは……知ってるぞ!)
弁慶:(小船の上の扇を射落とす。『平家物語』でも有名なシーンだ)
弁慶:いいか与一、扇の後に老人が出ても射落とすんじゃないぞ。
与一:……元ネタは資料で知っているが、こーいうゲームであんまり史実を気にするんじゃない。私の眼鏡と同様に。
九羅香:ちなみに、日本に残っている最古の眼鏡は400年後の徳川家康が使った物だからね。間違っても史実のこの時代に眼鏡はないよ。
>2003/10/11
(第九章デートより)
紅葉:あの……はしたない女だと、思わないでくださいね。
弁慶:え……?
紅葉:もっと……もっと、強く抱きしめてほしいんです。わたくしの身体が、折れるくらいに、強く。
弁慶:……こ、こう?
紅葉:あぁ、弁慶様の、ぬくもりを感じます。弁慶様の力が、わたくしにも伝わってくるようです。
弁慶:オレの……力?
紅葉:ええ。弁慶様には、不思議な力があるんです。わたくしを、元気にする力が。
弁慶:某所の看板娘に似ていると思ったら、やっぱり精気を吸っていたんだな紅葉。
紅葉:「やっぱり」って何なのですか一体。
(第九章デートより)
玲奈:哀れ、九羅香。弁慶の前に玉砕か。
与一:許し難い男だな、弁慶は。
紅葉:九羅香様、お気を落とされぬよう……。
九羅香:なっ……!
九羅香:ね、ねえ、みんな? なにか……勘違いしてない?
与一:勘違いしてはいないぞ。弁慶が幼女趣味を通り越して六つの子供を愛でる変質者だっていう話だろう。
九羅香:「六歳」じゃなぁぁいっっ!!
(第九章デートより)
玲奈:哀れ、九羅香。弁慶の前に玉砕か。
与一:許し難い男だな、弁慶は。
紅葉:九羅香様、お気を落とされぬよう……。
九羅香:なっ……!
九羅香:ね、ねえ、みんな? なにか……勘違いしてない?
紅葉:勘違いはしておりませんわ。わたくし達への所業に耐えかねて、思わず弁慶様の玉を砕いてしまわれたのでしょう?
九羅香:そんな野蛮な事はしないってば! それくらいなら商人の船に乗っている宋人に頼んで弁慶を去勢させちゃうし!
弁慶:…………そういう考えを二度と起こせないようにするために、オレ無しでは生きられない身体にしてもいーんだぞ二人とも。
(第十章より)
弁慶:九羅香……。
九羅香:任せといてよ。わたしの隠し子ですって、周りは説き伏せるから!
与一:……九羅香殿、それは強引すぎるだろう? せめて私の隠し子辺りに。
玲奈:妹ならともかく、どーやって経緯を説明するつもりなんだよ九羅香に与一。
弁慶:それはもちろんオレとの……。
九羅香:年代が合わない以前の理由で却下。
与一:言うまでもなく。
弁慶:ぐはぁ。
(続き)
九羅香:えー、そっちの方が無理あるよ?
静:あ、じゃあ、ワタシの弟子というのはどうでしょう〜?
静:ワタシ、お師匠様って呼ばれてみたいなーって思ってたんですよ〜。
玲奈:静の弟子〜? そんなのダメダメ、我が伊勢忍軍に迎えてあげるよ!
静:でも観月さんは〜忍者には向いていらっしゃらないと思いますよ〜?
弁慶:色仕掛けには最適だろうけどな。技を磨き合えば玲奈にも勉強になるだろうし。
紅葉:……こんな所に廉也様の斧が流れ着いているのですけど、威力を頭で試してご覧になりますか弁慶様?
(紅葉EDより)
女の子:わあ〜っ……弁慶様って、とても素敵な方だったのですね。
女の子:ねえ、お姉様!?
女性:まあ、お姉様ですか?
女性:わたくしのことは母上様と呼ぶのです、とそう、教えたでしょう?
(ガタッ……)
与一:……久し振りに大番役で京に来てみれば、いつの間にか紅葉が子供を……。ま、まさか未来に帰る前に作っていたのか!?
女性:違いますってば与一様――っ!! この子は脇役で登場していた鈴ちゃんです!!
(紅葉EDより)
女の子:わあ〜っ……弁慶様って、とても素敵な方だったのですね。
女の子:ねえ、お姉様!?
女性:まあ、お姉様ですか?
女性:わたくしのことは女王様と呼ぶのです、とそう、教えたでしょう?
女の子:でもお姉……母上様は遡れば藤原の一族で、天子様に近い血筋ではあられませんよね?
女性:……………………………………………………………………………………。
※この時代で言う「女王(にょおう)」とは、「内親王になっていない皇族の女性」という意味しかありません。
>2003/10/20
与一:私は那須与一。ゲーム内では歴史講座にしか出てこないが、実名は宗隆(後に資隆)と言う。
弁慶:胸高か。確かに与一の胸は普通サイズよりやや大きいくらいだけど、弓使いの女性としてはかなり大きな部類に入るよな。
与一:……ゲームを最初からやり直して平家に拾われて、「平家物語」で屋島で射殺した老人の代わりに私に射殺されてくれないか?
(第八章より)
玲奈:えっへん!
弁慶:なにが、えっへんだ……。
玲奈:まあまあ。あんまり細かいこと気にしてると、男が下がるぞ〜!
弁慶:確かにそういう事ばかり気にしてると、興奮できずに男の分身の先端が下がっちゃうよな。
玲奈:この場であたしが去勢してやるけど、いくら忍者でも素人だから死んでも恨むなよ。
>2003/12/15
弁慶:あの年齢だから当然だろうけど、観月ちゃんの胸ってほんとに膨らんでないよな。
(ざしゅ)
与一:相変わらず失礼極まるなこの男は。観月殿は一応、玲奈と同じ14歳だぞ。
九羅香:でもやっぱり、平家の女性はみんな胸が「平」らだからかな?
与一:……その発言は限りなく不敬罪に近いぞ九羅香殿。今の帝の母君も平家だというのに。*
*安徳天皇の母である建礼門院(平徳子)は清盛の娘。
玲奈:清盛、知盛、敦盛、忠盛、家盛、頼盛、重盛、維盛、宗盛……。ほんとーに六波羅平氏は「盛」が付く人名ばかりだよな。
静:他にもありますね〜。経盛、通盛、業盛、光盛、保盛、為盛、基盛、行盛、資盛、有盛、師盛、女体盛り。
玲奈:……あんたまで弁慶病になってどーすんだよ静。
(第二章より)
紅葉:ふふっ。怪力無双の勇者、弁慶様も、馬に乗るのは苦手のようですね。
弁慶:そりゃ、まだまだ慣れないな。馬なんて、ここに来るまでは触ったこともなかったし。
紅葉:まあ、それはめずらしいですね。
紅葉:わたくしなどは、生まれが奥州ですから、子供の頃から兄弟以上に親しんできましたけれど。
紅葉:馬小屋で眠ってしまったり、裸馬を乗り回したり……ふふっ、ときには落ちて泥まみれになったり。
弁慶:裸で馬を?
紅葉:……九羅香様、弁慶様を裸に剥いて馬で引きずり回すのを手伝って頂けませんか?