◆ふたたび五分でなれる武蔵坊弁慶◆
「弐」の攻略ガイドです。戦闘関係に絞っているので、ED条件等はコンプリートガイドを参照して下さい。
「義経伝・弐」における五行の効果
「義経伝・弐」・スキルの性質と取得法
「義経伝・弐」・戦術覚え書き
「義経伝・弐」・目指せ300戦300勝
◇「義経伝・弐」における五行の効果
「壱」の五行の法則は、ここでさっぱり忘れて下さい。
「弐」における五行というのは、属性のある技で攻撃すると、
自分の該当属性が相手の該当属性より高いと、技のダメージが増える。
自分の該当属性が相手の該当属性より低いと、技のダメージが減る。
――というだけのものになってしまいました。
そういう事で、「火鼠十刻殺」などの火属性の攻撃技を装備している場合、以下の通りになります。
・キャラクターの火属性が低い
火属性がそこそこ以上ある相手にはまともに通用しません。他の属性の技とすぐに交換して下さい。
・キャラクターの火属性が中くらい
火属性が高い相手を避けて、火属性が中くらい〜低い相手に使いましょう。もちろん、火属性が高い相手には他属性の技を使います。
・キャラクターの火属性が高い
もし相手の火属性が高くても、通常レベルのダメージを与えられます。火属性のキャラクター向けだけに他属性の技を用意する必要はあまりないでしょう。
もちろん、金属性が高いから火属性の攻撃がよく効いたり、水属性が高いから火属性のダメージを受ける量が減ったりするような事はありません。
◇「義経伝・弐」・スキルの性質と取得法
スキルは「固有」「行動」「装備」「体勢」の4カテゴリーに分類されます。そのうち「固有」は常に働いています(そして外せません)が、他の3カテゴリーは、経験値を消費して「購入」してから4つあるスロットに「装備」する事で、効果を発揮するようになります。
固有
│・キャラクター毎に固定されており、付け替えのできないスキル。
│・スキルというよりは、キャラクターの特性とでも考えた方が分かりやすいだろう。
├通常攻撃
│ ・「攻撃」コマンドで行える攻撃。MPを消費しないが、威力は最低ランクで射程も短く、全て単体攻撃。
│ ・与一の「滋籐の弓」、楓の「呉石呪術」、源氏兵の「無銘の弓」等は2以上の射程を持つので、味方なら便利、敵なら要注意。
├長所
│ ・キャラクターに与えられる固有ボーナス。雑魚敵は基本的に所持していない。
├短所
│ ・キャラクターに与えられる固有ペナルティ。ボスは短所を持たず、長所を2つ持っている事がある。
└称号
・キャラクターの「強さのレベル」を示すもので、一定条件を満たす毎に上昇し、基本能力が底上げされる。もちろん、妖魔兵や源氏兵もそれなりの称号を持っている。
・ランクは1〜10となっているが、1周目ではランク5〜6が限界だろう。
行動
│・「行動」コマンドで行える技を増やすスキル。
│・「壱」でお馴染みの技も一部あるが、残念ながらほとんどが初級〜中級レベル(しかも一部の術は「飛」攻撃に鞍替え)。奥義を除くと、終盤にはまずお世話になれない。
├攻撃
││・敵にダメージを与える技。単体攻撃と範囲攻撃に分かれている。
││・単体攻撃はノックバック効果を持っている。うまく使えばダメージ上昇を見込めるが、できる限り味方に当てないように。
││・範囲攻撃の効果範囲(RNG)は「攻撃中心から最も遠い攻撃対象マスまでの距離」であり、攻撃中心の近くでも範囲外になってしまう事がある。
││ (上下左右対称でない効果範囲の場合、十字キーで範囲の向きを変える事が可能)
││・追加される状態異常は、「麻痺(行動不能)」「混乱(行動順が来ると勝手に移動する)」が、比較的ありふれている割に危険性が高い。
│├攻撃/武
││ ・AT基準でダメージを与える技。強力なものが多いが、1つを除く全てが隣接しないと使えない単体攻撃なので、必ず「飛」攻撃と併用したい。
│├攻撃/飛
││ ・AT基準でダメージを与える技。「武」攻撃に比べて威力は低めだが、遠隔攻撃が可能。大半が単体攻撃だが、複数攻撃が可能な技も混じっている。
│└攻撃/術
│ ・MA基準でダメージを与える技。射程は長く、単体攻撃と範囲攻撃が半々の割合(ただし、高威力になると単体攻撃が多い)。MP消費が全体的に高い。
├回復
│ ・HPを回復させる技(一部の技は能力増強も同時に行う)。8つあるうち6つがMA基準。
├補助/ステータス回復
│ ・ステータス異常を解除する技。基準能力は設定されているが、実質的に意味がない。
├補助/能力増強
│ ・能力値を上げる技。「壱」とは違い、能力値を直接下げる技はない。
├奥義
│ ・キャラクター個人の固有技。ほぼ全てが攻撃技だが、紅葉と静だけは回復技を1つずつ購入できる。射程や威力に優れ、「武」攻撃でも遠隔攻撃可能なものが多い。
│ ・源氏兵や妖魔も持っている事があるので要注意……する程でもないが。当然、頼朝や景時などが持っている奥義は極めて危険なので本当に要注意。
└合体技
・弁慶と他のキャラクター1人による合体攻撃。当然ながら、両方がそのスキルを購入・装備する必要がある。全てが長射程・広範囲・強威力。
・MPは両方のキャラクターが消費するし、片方でも「麻痺」「混乱」「石化」だと相手も使用不可だが、2人がどれだけ離れていても同じマップ上にいれば使用できる。
・攻撃技は、弁慶と九羅香は「武」「飛」攻撃、与一と玲奈は「飛」攻撃、静・観月・楓は「術」攻撃に揃えたい。もちろん、技の属性はできるだけ得意属性で。
・回復・補助技は、HP回復技を半分以上、ステータス回復技を半分以上に持たせよう。HP回復技は術使いの方が適しているが、ステータス回復技は誰でもいい。
(キャラクター別・傾向と対策)
弁慶
…何はともあれ、範囲が広く追加効果付きの奥義「竜巻斬」「神風陣」は1周目から必須。他には「飛」攻撃や回復技を取りながら、合体技コンプリートを目指そう。
九羅香
…「一騎刀閃」はMP消費が大きいので、序盤〜中盤は適当な「武」攻撃を持っておく。「飛」攻撃も、最大攻撃射程を補うのに必須。「術」は2周目以降で。
紅葉
…打たれ強くないので、初めは「飛」「術」攻撃を使うのが安全。移動力の高さを活かすためにHP回復技1つ、ステータス回復技1つは絶対に欲しい。もちろん攻撃技も忘れずに。
静
…攻防に威力を発揮する「真舞・まほろば」「神舞・すめらぎ」はぜひ購入したい。あとは範囲「術」攻撃技とステータス回復技を装備すれば完璧。
与一
…「飛」攻撃を最優先して取りたい。特に、射程が極端に長い「夢想の一矢」や状態異常満載の「金剛の三矢」は必須。移動力が低く、隣接攻撃ばかりの「武」攻撃は不向き。
玲奈
…初期段階では攻撃力の低さが祟るが、装備でATを底上げして「飛」攻撃を取りながら、最終的に「忍法・〜」2種を取れば十分強くなる。
観月
…「外法・魂喰らい」「盛者必衰」だけで攻撃は十分強い。あとはHP回復技1つ、ステータス回復技1つを用意しよう。
楓
…「九尾の狐」は射程が物足りないので、長射程の「術」攻撃を追加したい。技でHPが回復する量は通常より少ないが、1つは回復・補助技を持っておくと便利。
装備
│・キャラクターの能力値を上昇させる、スキル……と言うには微妙なもの。
│・同じ種別の装備は、ランクが下の物を購入しないと、より上のランクの物は購入できない。
│・装備した種類により、キャラクターの属性値も上下する。
├鎧
│ ・武被ダメージを10〜20%下げて、HPを120〜3000、MPを12〜180、DFを10〜126上げる。一部の物は他の能力値も上げてくれる(以下同じ)。
├法衣
│ ・術被ダメージを10〜20%下げて、HPを12〜150、MPを120〜3000、DFを2〜60、MDを8〜150、SPを3〜120上げる。
├籠手
│ ・飛与ダメージを10〜20%上げて、HPを12〜150、MPを3〜60、DFを18〜600、MDを1〜75上げる。
├剣
│ ・武与ダメージを10〜20%上げて、HPを18〜600、MPを3〜90、ATを18〜600上げる。
├法具
│ ・術与ダメージを10〜20%上げて、HPを12〜150、MPを18〜600、ATを1〜60、MAを18〜600、MDを3〜150上げる。
├具足
│ ・飛回避率を10〜20%上げて、HPを6〜90、MPを36〜1320、DFを1〜60、MDを12〜90、SPを36〜690上げる。
├紋章
│ ・ランダムで「祝福」状態にさせて、HPを200〜6750、MPを13〜180、MAを1〜60上げる。
├面
│ ・飛被ダメージを10〜20%下げて、HPを3〜78、MPを180〜6000、MAを6〜120、MDを3〜72上げる。
├印
│ ・ランダムで「金剛」状態にさせて、HPを9〜156、MPを1〜60、ATを36〜750上げる。
├加護
│ ・武回避率を10〜20%上げて、HPを150〜3375、MPを3〜45、DFを20〜150上げる。
├宝珠
│ ・回復量を10〜20%上げて、HPを3〜90、MPを12〜180、MAを18〜750、MDを1〜60上げる。
└指輪
・ランダムで「剛力」状態にさせて、HPを1〜60、MPを18〜540、MDを18〜750上げる。
・攻撃能力を上げるため、弁慶と九羅香は「剣」、与一と玲奈は「籠手」と「印」、静・観月・楓は「法具」を優先して装備する(紅葉は「剣」か「法具」のどちらか)。序盤から中盤は同種別の物を一度に2種類装備して、攻撃力を底上げしてもよい。HPを稼ぐなら「鎧」、MPを稼ぐなら「面」がおすすめ。
・終盤には、行動数を稼ぐために「具足」が重要になる(なお、最高ランクの「麒麟の具足」はMOVに+1できる唯一のスキル)。ランク上昇も含めると、攻撃能力を上げるための装備は1つで十分になっているはずなので、その空いた枠を埋めさせよう。
体勢
│・攻撃に対する防御効果に、付帯状況を追加するスキル。防御にペナルティを受ける代わりに、自然回復を行うスキルも存在する。
│・能力値上昇だけは常に働いているが、他の効果は戦闘中にセットしないと働かない。戦闘開始時には、一番上のスロットにある体勢をセットしている。
│・同じ種別の装備は、ランクが下の物を購入しないと、より上のランクの物は購入できない。
├連撃
│ ・ノックバックで吹き飛ばされたキャラクターに対して、続けざまに攻撃を行う体勢。詳しくはゲーム内の戦闘指南を参照。HPを8〜280、MPを8〜280上げる。
├精神統一
│ ・次の行動で、AT依存攻撃が敵に与えるダメージを2倍にする。この体勢の間は、MA依存攻撃から受けるダメージが20%増加する。MPを16〜248、ATを24〜360上げる。
├瞑想
│ ・次の行動で、MA依存攻撃が敵に与えるダメージを2倍にする。この体勢の間は、AT依存攻撃から受けるダメージが20%増加する。MPを12〜144、MDを16〜280上げる。
├防御
│ ・全ての攻撃から受けるダメージが20%減少する。HPを12〜250、DFを20〜366上げる。
├不動
│ ・ノックバックしなくなる。HPを20〜250、DFを4〜80、MDを8〜144上げる。
├見切り
│ ・AT依存攻撃を30%回避しやすくなる。MPを12〜248、SPを4〜120上げる。
├分身
│ ・AT依存攻撃を1回だけ完全回避する。HPを8〜144、ATを8〜120、SPを12〜112上げる。
├心眼
│ ・MA依存攻撃を50%の確率で回避できるようになる。MPを32〜644、MAを20〜240上げる。
├休息
│ ・この体勢の間は、HPとMPが自然回復するが、全ての攻撃から受けるダメージが20%増加する。HPを40〜720、MPを40〜720上げる。
├気合い
│ ・この体勢の間は、HPが「休息」より多く自然回復するが、全ての攻撃から受けるダメージが20%増加する。HPを40〜750、DFを8〜142上げる。
├集中
│ ・この体勢の間は、MPが「休息」より多く自然回復するが、全ての攻撃から受けるダメージが20%増加する。MPを40〜500、MAを14〜260上げる。
└自然体
・特殊効果はないが、装備しているだけでHP・MPを80〜600、AT・DF・MA・MDを8〜136、SPを10〜148上げる。
・連撃は難しいので、1周目は主に「防御」「気合い」「集中」「自然体」で我慢しよう。もちろん、一番上のスロットには「防御」を投入。
◇「義経伝・弐」・戦術覚え書き
「弐」の戦闘は、割と普通のSLGです。「壱」ほど突飛なシステムではないため、初プレイでも何とかしやすいでしょう。……だからといって説明書を読まないのはよしといた方がいいでしょうが。
でも一応、コツらしきものはありますので、自分なりにまとめてみました。もちろん、他の人にはそのまま通用するわけではありませんが参考までにどうぞ。
・「撤退」を多用してスキルを買い込む。
攻略本ではあまり勧められていませんが、キャラクターの称号をランクアップさせるのに有効です。
あまり乱れ買いをせず、最低限必要な技、優先したい装備1〜2種、体勢1〜2種に絞って買い込む事で、無駄なくキャラクターを強化できますし、ランク5以上の称号を取りやすくなるでしょう。
・相手の脇や背中から攻撃する。
まるで暗殺者ですが、敵の横や後ろに回り込んで攻撃をすると、正面からの攻撃よりダメージが増えます。……まあ味方も、横や後ろから攻撃されるとダメージが増えますが。
もちろん「飛」攻撃や「術」攻撃も、横や後ろから攻撃するとダメージが増えます。もちろん範囲攻撃も(以下同文)。
・跳ね飛ばしてダメージ追加。
詳しくは、ゲーム内の戦闘指南を参照(笑)。
もちろん、味方がノックバックで連鎖ダメージを受けるのは避けたいところです。直線上に味方が並ぶのを極力避けるだけで、連鎖ダメージの発生は十分防げます。
・SPを高くして先手必勝。
SPが少ないと、どうしても攻撃(や回復)する頻度が少なくなりがちです。極限まで上げておけば行動回数も増え、敵に回復の隙を与えずに撃沈する事も可能になります。
・とりあえず連撃は狙わない。
某ゲームのオーバーキル技とは違い(一部笑)、よほど計算しないと使いこなすのは困難です。
◇「義経伝・弐」・目指せ300戦300勝
第1章から第10章までの、個人的戦法と注意点です。今回は「撤退」で何度でも経験値を稼げるのでやり込み型のプレイヤーには物足りないかもしれませんが、装備ドーピングはHP・MPが9999、AT〜SPが999までなので、第10章ではそれなりに緊迫のある戦いが楽しめ……たらいーなと……。
――第1章――
戦闘1-1:VS九羅香
出撃:弁慶
九羅香はランク1で、技も「火鼠十刻殺」しかないので、普通に攻撃をするだけで十分勝てます。ただし、技でノックバックされた時に備えて、壁の近くや障害物(藁人形?)の直線上にはできるだけ近寄らないようにしましょう。
戦闘1-2:VS妖魔
出撃:弁慶、九羅香、紅葉、静、与一、玲奈
敵は大して強くないので、移動力差(与一は3、紅葉と玲奈は5)による突出に気を付ければ、袋叩きにされず安全にクリアできます。途中に転がる積荷と荷車(この時代の京では牛が牽く車)は障害物として扱われますので、戦力を2つに分けて効率よく突破も可能です。
なお第2章の戦闘では弁慶ともう1人のみ出撃できるため、「撤退」を使った経験値稼ぎをある程度しておいた方がいいでしょう。特に技を初期状態で1つも持っていない玲奈は、せめて「飛礫兜割り」を取得しておくべきです。
――第2章――
戦闘2:VS廉也仮面の男
出撃:弁慶、「静、与一、玲奈」から鎌倉に同行した1人
出撃人数が少ないため、弱いキャラクターと同行していると窮地に陥ります。戦闘1-2でレベルを十分に上げていないキャラクターを連れてくるのはよして下さい。
同行しているキャラクターが強くても、右手にいる仮面の男は後回しにして、左手にいる妖魔から先に倒していきましょう。仮面の男はこの時点では本領を発揮していませんが、それなりに強いので油断はしないように。
――第3章――
戦闘3:VS土佐坊
出撃:弁慶、九羅香、紅葉、静、与一、玲奈、楓
中央の鐘撞き堂を境にして、弁慶・静・玲奈の右分隊、九羅香・紅葉・与一の左分隊に分け、楓を手薄な方に同行させて攻めれば問題ありません。土佐坊はATが高いため、向こうの「武」攻撃を受ける前に「飛」「術」攻撃を集中する必要があります。
ほぼフルメンバーが揃っているので経験値稼ぎにも適していますが、土佐坊を倒すと戦闘終了なので要注意。
――第4章――
戦闘4A:VS源氏兵
出撃:弁慶、玲奈
玲奈と同行している場合の戦闘です。
まず、2人で砂浜を進みながら、低い位置にいる源氏兵を、側面攻撃やノックバックを最大限活用して倒します。そのまま左旋回して丘を登りながら、残りの源氏兵を倒せば戦闘は終了です。
戦闘4B:VS源氏兵
出撃:弁慶、九羅香、静、観月、楓
玲奈だけを行かせている場合の戦闘です。こちらの戦闘に入ると玲奈EDには行けませんし、一枚絵を拝む事もできませんが、観月を早めに鍛える事が可能になります。同じ場に景時もいるはずですが、なぜか参戦する事はありません。
まず初期位置の近くにいる敵を全力で一掃して、前にいる敵と左にいる敵に、戦力に余裕がなければ順番に、余裕があれば同時に攻撃を行いましょう。障害物がほとんどないので、敵に取り囲まれないように注意して下さい。
――第5章――
戦闘5:VS仮面の男
出撃:弁慶、九羅香、静、玲奈、観月、楓
ボスである仮面の男は正面にいますが、いきなり突っ込まずに、まずは左右の妖魔を片付けます。それから前方の妖魔と仮面の男を倒すのですが、第4章で経験値稼ぎをできていないキャラクターが必ず存在するので、苦戦するようなら何度か「撤退」して経験値稼ぎをする必要があります。もちろん仮面の男には、弁慶や九羅香のような丈夫なキャラクターでない限り、接近させ過ぎてはいけません。
なお、観月はこの戦闘が初陣となる可能性が高く、経験値を稼がないと足手まといになりかねません。しっかり稼いで強化すれば義経軍のエースも夢ではありませんので、奥義購入を目指して頑張らせましょう。
――第6章――
戦闘6:VS景時
出撃:全員
敵が多いですが、盾と柵に阻まれているので一度に攻撃を受ける事はありません。久方振りに参戦した紅葉と与一に経験値を稼がせるのを重視しながら、道なりに進軍していきましょう。景時は「術」攻撃を主体に攻撃してくるため、互いに間隔を空けて接近してから集中攻撃で仕留めるのが理想です。
ちなみに、盾や柵の一部は術攻撃の射程を素通しします。特に、上から2段目の通路の上部、最上段と高さが同じ部分からの術攻撃は、景時の初期位置付近まで届きますので、あらかじめHPを削るのに最適です。
――第7章――
戦闘7-1:VS土佐坊
出撃:全員
あちこちを塀や小屋で仕切られているので、戦闘3と同じ気分で、メンバーを2つに分けて進めます。ただし右の方が敵が多いので、左3・右5くらいの割合で戦力を投入しましょう。土佐坊は「飛」「術」攻撃も積極的に使うため、特に「飛」攻撃には注意して、観月や楓が撃沈されたりしないように。
この戦闘辺りからは、2周目でも敵を一撃で倒せない事がありますので、そろそろ真面目に戦うようにして下さい。技も攻撃用ばかりでなく、ステータス回復技も準備が必要です。
戦闘7-2:VS頼朝
出撃:全員
縁側の上り口が2ヶ所、広間の入口が2ヶ所ありますが、そこから中は遮蔽物のない空間です。妖魔達に袋叩きにされるのを避けるため、広間に入る前に入口付近の妖魔は全て片付けて、複数の入口から別々に突入して下さい。もちろん、頼朝に術使いが隣接するのは禁物です――頼朝の攻撃範囲はかなり広いため、隣接でなくても危ないかもしれません。
――第8章――
戦闘8-1:VS妖魔
出撃:弁慶、あと追加1人
直前の選択肢で、加勢が3パターン(のうち、親密度の高いキャラクター優先)から決定されます。敵は少ないものの、味方もやはり少ないため、慎重に進軍しながら少しずつ敵を倒していきましょう。
戦闘8-2:VS仮面の男
出撃:弁慶、あと追加3人
前の戦闘メンバーに加えて、自由行動で確保した2人が戦闘に加わります。障害物が少ないのに敵が多いため、どうしても複数の敵にもみくちゃにされてしまいますが、できるだけ右寄りに移動しながら先に妖魔兵を倒し、その後で上級妖魔と仮面の男を攻撃するようにして下さい。
余談ですが、この時点の戦闘メンバー中最も親密度の高いキャラクターの失恋イベントが戦闘前に、ヒロインでも戦闘メンバーでもないキャラクターのうち親密度上位2名の捕縛一枚絵が戦闘後に見られます。
――第9章――
戦闘9-1:VS源氏兵
出撃:弁慶、ヒロイン1人、あと追加3人
フルメンバーに3人足りませんが、相手は源氏兵だけですので、第8章の戦闘に比べれば楽に進められます。障害物が少なくて敵に囲まれやすい事に注意すれば楽勝でしょう。
戦闘9-2:VS政子
出撃:全員
まず、橋を渡……らずに、右の方にいる源氏兵を攻撃します。余裕があるならメンバーを半分くらい割いて、橋の上にいる源氏兵を倒しておきましょう。橋を渡ったらまず左奥の源氏兵を倒し、それから右奥の政子達を攻撃して下さい。政子は攻撃射程が長いため、遠隔攻撃を集中させるか、一気に至近距離に近付くかして、できるだけ素早く倒しましょう。
最初に2方向作戦を取った場合、右分隊に振り分けたメンバーは戦闘終盤まで本隊に追い着けない可能性が大きいですので、あまり大勢を分隊に割かないように。
――第10章――
戦闘10-1:VS妖魔
出撃:全員
マップ中央の段差は通行できず、初期位置から上にある平場に行くには、平場の両脇に回り込んで登るしかありません。片方だけに戦力を集中させても狭い登り道を渋滞させるだけなので、戦力を分割して上へ登りましょう。上にいる妖魔は、左側から登ってきたキャラクターに優先して反応する事が多いので、その辺を考慮して動いて下さい。
戦闘10-2:VS景時&土佐坊
出撃:全員
経験値稼ぎ用最終マップです(笑)。障害物が少なく敵が多いため、やはり囲まれる危険はありますが、ここまでに得た経験値で獲得できる「飛」「術」攻撃や奥義や合体技を駆使すれば、集中攻撃で各個撃破していけます。2周目以降のためにも、飽きるまで「撤退」を繰り返して、稼いだ経験値でスキルを購入しましょう。
なお、紅葉をまっすぐ進めると土佐坊の前に移動しますが、土佐坊は主に金属性攻撃を使い、金属性に弱い紅葉が攻撃を食らうと大抵はひとたまりもないので、軸線をずらしながら景時の方に移動させておきましょう。
戦闘10-3:VS頼朝
出撃:弁慶、ヒロイン1人
こちらは2人しかいませんが、相手も人数は少なく、しかも散らばって配置されています。ですので必要以上に恐れる事はないですが、頼朝をどうしても倒せない場合の保険として、戦闘10-2開始時のセーブデータは取っておいて下さい。
さて、戦闘前に用意しておきたいのは、以下のようなものです。
「行動」
・ヒロインとの合体技。
・強力な攻撃技か奥義。できる限り2マス以上離れた場所を攻撃できるもの。もっと欲を言うなら攻撃範囲の広いもの。
・ステータス回復技。
・余裕があればHP回復技。
「装備」
・「剣」「籠手」「術具」のうち、攻撃に使う技のダメージを強化するもの。「籠手」はできるだけ「印」と併用。
・「鎧」の極力レベルの高いもの。
・あるなら「麒麟の具足」。
・MPに余裕がない場合、「仮面」。
「体勢」
・「防御」「気合い」「集中」のうち、極力レベルの高いもの。
戦闘開始直後、弁慶達の前に妖魔が2体並んでいるので、集中攻撃を仕掛けて即座に始末して下さい。両脇の妖魔2体も、頼朝に近付きすぎないように移動して始末します。妖魔に「麻痺」させられると合体技を使えないので、3マス程度距離を置いて一緒に移動し、状態異常を「五行相克の理」「玄キ血ト鉄」などで即座に回復できるようにすると安全です。
このようにして頼朝の取り巻き以外の妖魔を片付けた時点で、MPがかなり減っていたら、マップの隅で「集中」しながら待機を続け、MPを回復させます。HPが減っていれば、ついでに回復して下さい。――もしMPが大して減っていなければ、そのまま左右どちらかから回り込んで頼朝を目指します。
頼朝は移動力が低いですが、最強レベルの長射程・広範囲攻撃を持っているので、躊躇せず接近して全力で始末をしましょう。できるなら取り巻きは早めに始末して、後顧の憂いなく戦えるようにしておきたいものです。
2周目や3周目や4周目や(以下略)では、「精神統一」や「瞑想」で鬼のようにダメージを与える事も可能でしょう。クリア時間の短縮にも繋がりますので、ぜひお試し下さい。
◇「義経伝・弐」・取得可能スキル一覧
経験値で購入できるスキルの一覧です。
・「武」攻撃
名称 | 属性 | 複数目標 |
薄葉覇裏圏
天狗乃舞 富嶽六十四景 三界蛮友斬 無我穿空闘鬼 乱れ牡丹 崩岳対螺旋 餓神 塵芥 唐獅子法師 天聖十字夜叉 空法・蓮華 乱撃傀儡 瑠璃比丘尼 蛟竜 阿仁王剛掴 残雪 天愕滅神拳 |
木
無 木 水 無 土 水 無 火 金 金 無 木 火 土 金 水 土 |
|
必殺・竜巻斬
(弁慶) 滅殺・神風陣 (弁慶) 秘剣・一騎刀閃 (九羅香) 竜樹萌牙 (紅葉) 無陣重炎斬 (弁慶+九羅香) 互助新緑斬 (弁慶+紅葉) |
火
火 火 木 火 木 |
○
○
○ ○ ○ |
・「飛」攻撃
名称 | 属性 | 複数目標 |
氷狼万華蒼鏡槍
飛礫兜割 火鼠十刻殺 散弾 八連托生 悦楽宝戦火 桜花七舞扇 指弾 武神双連覇 黄昏の葬送曲 銀鱗廻優 冠笛羅漢 楼蘭 衆華色参道 死角無残 六芒魔光弾 狩魔艶奇瞳 |
水
金 火 無 無 火 木 金 無 土 水 火 木 火 水 土 金 |
○
○ |
金剛の三矢
(与一) 夢想の一矢 (与一) 忍法・水鏡の術 (玲奈) 忍法・仙鳴猫丹 (玲奈) 双武氷鶴撃 (弁慶+与一) 融隣鋼断撃 (弁慶+玲奈) |
水
水 金 金 水 金 |
○
○
○ ○ |
・「術」攻撃
名称 | 属性 | 複数目標 |
呪符・冥府魔道
鬼神旋風 呪符・比良坂 機界溶解八卦相 腐海結界陣 魅惑する薄絹 猛虎爆炎 裏刀山剣樹 砕慈雷母情 刀山剣樹 万物六徳圧縮法 悪食小町 仏頂封印 九頭竜菩薩 藍奉華蘭経 霊験百花繚乱 日本博物記 呪符・百鬼夜行 獄界聖人 破魔倶利伽羅 封神轟雷・九鳴 天寿 |
無
土 土 金 木 水 火 金 木 金 土 火 木 無 水 土 金 土 無 火 無 木 |
○ ○
○
○
|
奥義・瞑想螺旋
(九羅香) 真舞・まほろば (静) 外法・魂喰らい (観月) 盛者必衰 (観月) 孤高の黄華 (楓) 九尾の狐 (楓) 地神舞連陣 (弁慶+静) 聖魔和合陣 (弁慶+観月) 想華狐襲陣 (弁慶+楓) |
火
土 水 水 木 木 土 水 木 |
○
○
○ ○ ○ ○ |
・HP回復
名称 | 属性 | 種別 | 複数目標 |
活殺自在法
桃源神酒宴 呪符・極楽往生 宿り木の祝福 献身紅十字 桃色真澄鏡 鳳凰の息吹 反魂草千里 |
火
土 金 木 水 水 水 無 |
武
術 術 術 術 飛 術 術 |
○ ○ ○
|
神舞・すめらぎ
(静) 紅輝乱舞 (紅葉) |
土
木 |
術
術 |
○
○ |
・状態回復
名称 | 属性 | 種別 | 複数目標 |
広目浄天眼
玄キ血ト鉄 五行相克の理 |
火
水 木 |
武
武 飛 |
○ ○ |
・補助
名称 | 属性 | 種別 | 複数目標 |
金剛護符
武人の誉れ おぼろ月夜 呪札・花鳥風月 |
金
火 土 木 |
術
武 飛 術 |
○
○ ○ ○ |
・装備
種別 | 段階 | 名称パターン |
鎧
法衣 籠手 剣 法具 具足 紋章 面 印 加護 宝珠 指輪 |
名工の→鉄壁の→無敵の→究極の→至高の→伝説の→神代の
軽やかな→しなやかな→美しき→静かなる→大いなる→穢れなき→悟りし者の 弁財天の→鬼子母神の→毘沙門天の→吉祥天の→仁王の→閻魔の→帝釈天の 名→暗殺→活殺→暗黒→斬鉄→魔→聖 薄墨→松前→花笠→望月→大白→姫富士→染井吉野 黒猫の→銀狼の→赤兎の→風狸の→天馬の→伽楼羅の→麒麟の 古き→胎動する→漆黒の→深き眠りの→飢餓の→失われた→最後の 微笑の→冷酷の→激怒の→憤怒の→鬼怒の→般若の→阿修羅の 天枢の→旋の→幾の→権の→玉衡の→開陽の→揺光の ヌシの→氏神の→大天狗の→明王の→如来の→菩薩の→万物の 紅蓮の→女鹿の→珊瑚の→疾風の→飛龍の→冥界の→地霊の 茜の→杏の→山吹の→翠の→空の→藤の→桔梗の |
( )鎧
( )法衣 ( )籠手 ( )剣 法具・( ) ( )具足 ( )紋章 ( )面 ( )印 ( )加護 ( )宝珠 ( )指輪 |
・体勢
種別 | 段階 | 名称パターン |
連撃
精神統一 瞑想 防御 不動 見切り 分身 心眼 休息 気合い 集中 自然体 |
(なし)→大→真→超→究極
(なし)→大→真→超→究極 (なし)→大→真→超→究極 (なし)→大→真→超→究極 (なし)→大→真→超→究極 (なし)→大→真→超→究極 (なし)→大→真→超→究極 (なし)→大→真→超→究極 (なし)→大→真→超→究極 (なし)→大→真→超→究極 (なし)→大→真→超→究極 (なし)→大→真→超→究極 |
( )連撃
( )精神統一 ( )瞑想 ( )防御 ( )不動 ( )見切り ( )分身 ( )心眼 ( )休息 ( )気合い ( )集中 ( )自然体 |