詩藻の淀み

あれこれ作った詩っぽい物を晒します。

作成:2010/9/28、更新:2011/9/26


・詩(恐らくは)

日や
月ほどで
なくとも、
犬の星(シリウス)のやうに、
空に
煌々と
ありたきものぞ。

猪子の群るゝを看(み)、
我は慈悲なくして、
鍋にせば旨からんと、
密やかに覚(おぼ)ゆ。

げにいとゞ天竺鼠可愛けれ
安山にては焼きて喰ふらん

軽便行くよことことと。
犢(ことひ)を載せてことことと。
橋を渡りてことことと。

三人で市場に招け!
虎を!
君子よりも変わるぞ!(誰も知らない)
虎よ!
苛政より怖くないぞ!
虎よ!
そしてお前は皮さえ残さず、
蓬左に在りし美術館に
黒漆塗りの頭蓋骨を残す。

山賊も俺の前では蛋白源

虎にすら翼付けたり吉野山
天駆けたるは兎こそかな

青星が内で餅搗く人の子ら

兎美味しかの山(以下略)


・俳句(多分)

・代々木公園噴水の池にて
噴水下都会を渉る水すまし

・盂蘭盆会
日月を煎じてみたしうらんばな

・コミックマーケット
行楽は国展のみぞ蝉時雨

・DASH村十周年突入
いなゝきは十年前(とをとせまへ)の夏のやう

・城跡、水堀にて
猛然とはちすの攻むる天守台

・秋の夕刻
鈴虫やアンドロメダを憎むらん

・足摺り家路を行く
六時半道惑はすな轡虫

・初冬の朝
霜柱地震を憂ふべくもなし

・名物を堪能
味噌煮込み世間話は無用なり

・赤味噌を讃ふ
坂東に菜飯田楽食はせまい

・七月の水辺
月蒸して益体もなく花菖蒲

・夕空
虚しくも天誅叫ぶ遠雷か

・繁華の地
ばった居るペデストリアンデッキかな

・蒸せる空
夏山を一重増したり他国雲

・水溜まりの魚
罪なくて野分の後に餓(かつ)ゑたり

・九月の残暑いと激しきに
日輪の往生際の悪(わろ)し秋

・初冬の夜空
オリオンに半目を開く八日かな

・冷え込む夜の水溜まり
冷や水は無間地獄へ堕つるらし

・秋の路上
長月のひとの出づべきマンホオル


・短歌(らしきもの)

・本歌取り
見渡せば花も紅葉もそこにあり雲を染めたる秋の夕暮れ

・Mat Orb Ash War
Thumb darling war at mate high arch Mongol army gap hour.

・House Is Ween
Seas case yeah Inverness knee seem ill same knock oh yeah.


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