◇夜間飛翔紳士淑女録B-2◇

 600CP前後の、PCレベルの能力を持つ妖怪のデータです。


伊王晴(いおう・せい)/舌抜き(599CP/未使用CP1)

60/体力:15
45/敏捷力:14
30/知力:13
45/生命力:14/80
移動力:7+1.125
能動防御:8/8(武器)・9(素手)・9(妖術)/-
合計180CP

―特徴―
10/暗視
8/意志の強さ2レベル
5/仲間/下級生の女の子(100CP、ときどき)
-4/未成年2レベル
-10/誠実
-5/義務感/友人
-10/残忍
-9/不器用3レベル
-2/性格傾向/温和
合計23CP/-40CP

―癖―
牛肉はタンとテールが好き、腕力は普段はセーブしている、女性に強引に迫られると弱い、暖かい場所で昼寝するのが好き、能天気な相手が苦手

―技能―
4/武器の手16
1/格闘14(ダメージ:叩き/1D・1D+2)
0.5/ランニング11
1/忍び13(17・21)
1/登攀13
0.5/軽業11
0.5/水泳13
0.5/英語11
1/化学11
0.5/探索12
0.5/言いくるめ11
0.5/礼儀作法12
0.5/自転車13
合計12CP

―妖力―
100/基本セット
5/外見/怪奇
20/防護点5
33/追加HP66
18/人間変身
 衣服が消える(+20%)
28/体色変化4レベル
 無荷まで影響(+10%)、集中が必要(-10%)
80/物質透過/全て
 無荷まで影響(+10%)、目標限定/建築物の構成素材のみ(-30%)
16/身を潜める/全て1レベル
 無荷まで影響(+10%)、目標限定/建築物の構成素材のみ(-30%)
67/武器の手/分離型15レベル(締め付け:基準値30)
 ペンチ型(±0%)
合計367CP

―妖術―
硫黄の吐息(直接攻撃/エネルギー=熱、精神)
27/威力5(ダメージ:エネルギー/5D)
 瞬間(+20%)、必要行動/口から吐く(-10%)、手加減無用(-10%)、射程短縮2レベル(-10%)
8/精度14
消音
7/威力1
 瞬間(+20%)、目標選択(+50%)、持続時間延長3レベル(+90%)、範囲拡大4レベル(+80%)、気付かれない(+10%)
8/精度14
濃霧(暗雲)
8/威力8
 霧が沸き出す(±0%)
8/精度14
合計66CP

―弱点―
-5/依存/動物の舌(1ヶ月ごと、摂取できれば回復)
-10/行動不能/氷点下の大気(ペナルティ-2、1ターンごとに回復)
-5/行動不能/-20度以下の大気(ペナルティ-4、1ターンごとに回復、上記の状態とは重複しない)
-15/行為衝動/悪人の舌は引き抜く
-5/動物に嫌われる(-2)
合計-40CP

―社会的な顔―
5/身元/偽造戸籍
10/我が家/旧家の屋敷
0/職業/学生(地位レベル0)
15/財産/貧乏
15/容貌/美しい
10/ネットワーク/中規模・〈東宇治神明社〉
1/溜まり場/神社
-20/態度/友好
合計56CP/-20CP

 舌抜きは、「悪人は閻魔様に舌を抜かれる」という言い伝えから生まれた妖怪です。中国で泰山の閻魔様に仕えているようなちゃんとした獄卒はともかく、日本で発生した野良(?)の舌抜きは勝手にその辺の人々を襲って他の妖怪達に退治される例が多いようです。晴も他聞に洩れず――とはいえ悪人だけを選別して舌を抜いていたのですが、悪人を一掃した後はその辺のチンピラや暴走族にまで舌を抜き始めたため、大量殺戮を阻止するためにネットワークが出動しました。最初は退治しようとしていたようですが、人間に変身した姿だけではなく中身も邪悪さには程遠かったのと、舌を抜き殺された父親を間近で見てしまった一人娘が精神崩壊を起こしたのを目の当たりにして人事不省に陥ったのとを見て、結局放っておけずに女性陣中心の圧倒的多数決で面倒を見てやる事になりました。舌抜きは舌に依存しているのですが、人間である必要はないので牛タンを食べれば十分です。
 晴の人間としての姿は、年齢の割に幼く見える、どちらかというと頼りなさげな可愛らしい男の子です。もし文化祭の企画で女装コンテストでもあれば、優勝する事は間違いないでしょう(笑)。もっとも内面はしっかりしており、温和で面倒見もよいため、女の子には人気があるようです。妖怪としての姿は黒ずんだ姿の鬼で、開いた口の中は硫黄の匂いを漂わせる炎が燃え盛っています。両手には大きな万力を掴み、敵を挟み込んで絞め殺します。「瞬間」で吐ける[硫黄の吐息]の他には音を消したり霧を沸き立たせたりするくらいですが、建築物ならどこにでも[物質透過]できる能力がありますし、全ての能力を人間状態で発揮できるのも強みでしょう。


機織悠香(はたおり・ゆうか)/クレイドール(598CP/未使用CP2)

-10/体力:9
+133/妖怪時体力:40/36
 妖怪時のみ(-30%)
60/敏捷力:15
45/知力:14
30/生命力:13/83
移動力:7+1.25
能動防御:8(妖怪時9)/10(11)(素手)・9(10)(妖術)/-
合計258CP

―特徴―
11/戦闘即応
 妖怪時のみ(-30%)
4/意志の強さ1レベル
3/仲間/自分の作者(100CP、まれ)
-10/誠実
-5/義務感/友人
-5/義務感/美術品
-10/好奇心2レベル
-5/酒に弱い/猫のようにじゃれ付く
合計18CP/-35CP

―癖―
外食する時は必ず和食、自分の作者を面白半分に「ご主人様」と呼ぶ、服を買い込むのが趣味、片仮名語が苦手、犬や猫が好き

―技能―
8/空手16(ダメージ:人間時は叩き/1D-1・1D+1)
0.5/ランニング10
1/変装13
0.5/粘土細工13
1/踊り14
0.5/管理12
0.5/記録12
0.5/忍び13
0.5/軽業12
0.5/外交11
0.5/礼儀作法13
0.5/演技12
0.5/罠12
合計15CP

―妖力―
100/基本セット
20/外見/畏怖すべき美
20/防護点5
35/追加HP70
18/人間変身
 衣服が消える(+20%)
5/器物変身/踊り子の粘土人形
7/飲食不要
 妖怪時のみ(-30%)
14/呼吸不要
 妖怪時のみ(-30%)
42/土の体
 変身時に欠点が隠せる(+25%)、水・風属性で余分なダメージを受けない(+80%)、固定した形(-40%)
18/無生物との会話
 土や石のみ(-20%)、接触のみ(-20%)
24/打撃部位/鉤爪3レベル(ダメージ:切り/7D+2、刺し/4D+4(5D)(〈空手〉ボーナス含む))
 妖怪時のみ(-30%)、腕だけ(-10%)
35/攻撃回数増加1レベル
 妖怪時のみ(-30%)
合計338CP

―妖術―
大地変形
7/威力1
 石にも有効(+100%)、気付かれない(+10%)、接触のみ(-20%)、余分に時間がかかる2レベル(-20%)
2/精度12
接着
6/威力1
 生物にも効果がある(+50%)、燃料・触媒が必要/粘着性のある物(米粒、餅、納豆、セロテープ、糊など)(-30%)
4/精度14
変質
10/威力1
 成分探知不要(+30%)、無機物を変化させるだけ(-10%)、無機物に変化させるだけ(-10%)、余分に時間がかかる1レベル(-10%)
2/精度12
修復
4/威力1
 来歴探知不要(+30%)、接触のみ(-20%)、余分に時間がかかる1レベル(-10%)、回数制限/1日4回(-20%)
2/精度12
合計41CP

―弱点―
-10/依存/粘土(1週間ごと、摂取できれば回復)
-20/弱み/熱2レベル
-10/行動不能/暖房器具以上の熱を浴びる(ペナルティ-4)
-5/行為衝動/油を使えない
合計-45CP

―社会的な顔―
5/身元/偽造戸籍
1/我が家/居候
0/職業/画家の助手(地位レベル0)
15/財産/貧乏
0/容貌/美しい
10/ネットワーク/中規模・〈東宇治神明社〉
1/溜まり場/神社
-20/態度/友好
合計32CP/-20CP

 人形の付喪神は色々存在しますが、これは芸術家の作った土製の人形に命が宿った存在です。元が人の肌触りに近い土であるためか、普通の人形妖怪より人に近い性質を持っています(そのため人間に変身し続けていると、人間と同じようにお腹が減ってしまいます)。元々生みの親である芸術家にはバレリーナだった妻と空手の有段者の娘がおり、妻と死別して娘も結婚して一人暮らしになってから、普段の仕事の傍らで妻をモデルにした作りかけの人形を思い出しては、これ以上作り続ける気が出ない自分に溜め息をついていました。時々訪れる娘も、そんな父親を不憫な気持ちで眺めていたのです。
 そんなある夜、屋敷に強盗が侵入し、防犯システムを破って寝室まで突入しました。その強盗は怪盗妖怪であり、目覚めかけた人形の妖力を感知して、妖怪に関わる品物を入手しようとしていたのです。父親を守ろうとした娘に傷を負わせた怪盗妖怪に激しい怒りを感じた芸術家に反応して目覚めた人形は、鉤爪で怪盗妖怪を引き裂き、相手はとっさに幽体化して逃げるしかありませんでした。結局は怪盗妖怪を追跡していた地元のネットワークのグループがフォローを行い、芸術家父娘と話し合った末、娘に似た姿に変身した人形に「亡き妻の姪」という事にして居場所を確保させました。ちなみにその怪盗妖怪は、ネットワークの一員の友人(態度は「優越/庇護」)だったというオチも付いています。今は芸術家の助手兼モデルとして働いていますが、相手が忙しくて滅多に会えないので事実上は留守番役状態です。
 人間としての姿は20代前半の女性で、やや外国人の血が混じった濃い栗色の髪に青みがかった瞳、そして引き締まった美しいプロポーションをしています。モデルとなった母娘を2対3くらいの割合で掛け合わせたような容姿をしているため、どちらかと面識があると見間違えてしまうかもしれません。妖怪としての姿は人間の姿に生き写しの白い粘土の人形で、纏っている舞台衣装も肉体と同じ素材でできています。精巧さは真に入っていますが、あまりにも精巧すぎて悪趣味に感じてしまう事もあります。
 戦闘では鉤爪を振るって〈空手〉で戦い、しかも1ターンに2回攻撃が可能です。しかし戦闘用の妖術は心得ておらず、いくつか便利な妖術を心得ていますが精度レベルはさほど高くはないため、物理攻撃以外には活用し辛いかもしれません。怪力が宿っているのは全身なので、押し倒しや首締めにも向いています(本人は「全身に赤い模様が付きそうだから勘弁して下さい〜!」との事ですが)。


宇治初穂(うじ・はつほ)/神明の依代(598CP/未使用CP2)

-10/体力:9
45/敏捷力:14
80/知力:16
20/生命力:12/82
移動力:6.5+1.5
能動防御:8/9(素手)・10(妖術)/-
合計135CP

―特徴―
5/聖職者/神道
16/意志の強さ4レベル
10/美声
10/カリスマ2レベル
10/一族/伊勢系の神様(9以下で援助、6以下で使命)
-10/誠実
-10/義務感/知人
-10/恐怖症/汚れ(軽度)
-5/夢遊病
-5/フラッシュバック(軽度)
-1/才能がない/裁縫
合計51CP/-41CP

―癖―
毎朝必ず神様に祈る、都合の悪い事があると目をそらす、温泉が好き、自分で運転しないと車の中では眠くなる、夏冬のコミケ通いは欠かさない

―技能―
4/柔道14
4/ランニング12
0.5/神学/神道18(その他12)
0.5/文学/国文学18(その他12)
0.5/歴史13
0.5/作詞14
0.5/演劇16
-/演技12
0.5/吟遊詩人18
0.5/踊り12
0.5/礼儀作法15
0.5/外交15
0.5/嘘発見13
0.5/言いくるめ14
0.5/応急処置15
0.5/運転/乗用車(AT車)12
0.5/地域知識/東海15
合計15CP

―妖力―
100/基本セット
20/外見/畏怖すべき美
20/防護点5
35/追加HP70
18/人間変身
 衣服が消える(+20%)
8/衣裳
 制服は不可(-20%)
10/オーラ感知1レベル
15/透明感知
10/オーラ隠蔽
合計236CP

―妖術―
神雷(直接攻撃/エネルギー=電気、神聖(精神))
53/威力8(ダメージ:エネルギー/8D)
 瞬間(+20%)、気絶打撃(+10%)、自分以外から発射(+10%)、手加減無用(-10%)、必要行動/印を切る(-10%)、不都合/体が静電気を帯びる(-10%)
16/精度16
光明(幻光)
4/威力1
 中心移動(+40%)、持続時間延長9レベル(+270%)、気付かれない(+10%)、炎か単純な照明だけ(-10%)、状況限定/日の出の時間には自動的に解除(-10%)
2/精度14
閃光
4/威力1
 瞬間(+20%)、本人には無効(+20%)、自分中心のみ(-30%)、状況限定/完全な暗闇では使えない(-10%)
2/精度14
治癒
10/威力5
 病気治療(+10%)、毒浄化(+40%)、接触のみ(-20%)、燃料・触媒が必要/厄を移すための紙か木の欠片(-20%)、必要行動/祝詞を唱える(-10%)
2/精度14
人払い
44/威力10
 妖怪にも有効(+50%)、別の時空間に取り込む(+100%)、使用条件/鏡を用意する(-10%)、必要行動/祝詞を唱える(-10%)、回数制限/1日6回(-10%)
2/精度14
天候操作
35/威力14
 状況限定/屋外だけ(-10%)、使用条件/鏡を用意する(-10%)、必要行動/祝詞を唱える(-10%)、余分に時間がかかる1レベル(-10%)、回数制限/1日6回(-10%)
2/精度14
天の鳥船(送還)/内宮の宇治橋へ
16/威力8(1000km)
 夜の屋外だけ(-30%)、余分に時間がかかる1レベル(-10%)、必要行動/祝詞を唱える(-10%)
2/精度14
破術/全て/精神型
12/威力1
 燃料・触媒が必要/厄を移すための紙か木の欠片(-20%)、必要行動/印を切る(-10%)
8/精度16
合計214CP

―弱点―
-10/依存/綺麗な水で行う禊(1週間ごと、摂取できれば回復)
-9/苦手/呪い3レベル
-20/封印される/全身に直に札を貼る
合計-39CP

―社会的な顔―
15/身元/本物の戸籍
10/我が家/神社
0/職業/学生(地位レベル0)
15/財産/貧乏
0/容貌/美しい
10/ネットワーク/中規模・〈東宇治神明社〉
2/溜まり場/神社(家主)
-20/態度/友好
合計52CP/-20CP

 三河の渥美半島の太平洋側は、波の侵蝕によりできた荒々しい崖が海沿いを縁取っています。かつてこの沿岸に伸びていた伊勢街道も、長い年月の間にほとんどが海の底に飲み込まれてしまいました。そんな海を見渡すような高台に何故か侵蝕が極度に遅い場所があり、そこの集落に古い、伝承では三河で初めて建てられたという神明社(伊勢神宮の末社)である「東宇治神明社」が建っています。地元の伝承では「最初の遷宮の際に社殿を下して建立された」と言われ、実際にそこに「想い」が集積して生まれた神霊は、長い間集落が海底に崩れ落ちるのを防ぎ続けていたのです。好奇心旺盛な神主の娘の初穂が、ご神体の箱を開いて神霊を眠りから覚ましてしまうまでは。
 神霊が眠りから覚めると同時に神霊に封じ込められていた海神の荒御霊も同時に目覚め、強大な力で渥美半島を海に沈めようとしましたが、初穂を依代として神霊を呼び戻す事に成功し、東海地方の神々が総出で荒御霊を再封印しました。封印の維持は豊橋の八町神明社の神霊が代わって務める事となり、初穂は神様と融合したままで東三河の妖怪ネットワーク〈穂の国座〉の一部を任される事となったのです。新しいネットワークは若手が中心ですが、気の合う仲間が多い分メンバーの結束力も強い――はずです多分。
 初穂の普段の姿は、夏でもロングスカートと長袖の上着で完全防備した、濡れるような長い黒髪とつぶらな黒い瞳、絹のような白い肌が美しい、やや童顔気味の少女です。元からの美声に加えて神霊からカリスマまで受け継いだため、美貌抜きでも人(や妖怪)を惹き付けるには十分でしょう(人間変身しない妖怪に、人間としての美醜は元から関係ないですが)。妖怪としての姿は、元の印象を残しながら神々しさを増し、巫女のような服装に加えて金の冠が淡く輝いています。しかし変身を解かなくても(本人としては「変身しなくても」)力を行使するのに不自由しないため、滅多に神としての姿を見せる事はありません。ちなみに神明社の神霊達は全員が美女で、その中に混じるとかえって目立ちません(汗)。
 一応は神様の端くれだけあって様々な妖術を用いますが、未熟なせいかあれこれと制限が付きまとっています。それでも攻撃以外に[人払い][天候操作][破術/全て]といった便利な物も揃っていますし、[送還]を使えば敵地や遠出先からも一気に内宮の前まで戻れます……神社に帰るまで一苦労ですが。一般技能もあれこれ持っており、特に重要なのは〈運転/乗用車〉でしょう。東宇治にはバスが通っておらず、最寄のバス停までも歩くと30分は掛かる事もあり、運転免許のない訪問者を送迎するのにワゴン車が欠かせないからです。


下河原銑十郎(しもがわら・せんじゅうろう)/船幽霊(599CP/未使用CP1)

20/体力:12
80/敏捷力:16
30/知力:13
30/生命力:13/93
移動力:6.75+1.25(水泳時6.75)
能動防御:8/10(素手)・10(妖術)/9(妖術)
合計160CP

―特徴―
10/暗視
8/意志の強さ2レベル
-10/アルコール依存症(付帯効果のない「アルコール中毒」)
-10/かんしゃく
+(-2)/バーサーク
 妖怪時のみ(-50%)
-10/残忍
-7/サディスト
 妖怪時のみ(-50%)
-5/義務感/若い女の子
-10/自信過剰
合計18CP/-54CP

―癖―
柄杓コレクター、菜飯田楽が好き、独り言が多い、家畜の肉が嫌い、狩猟免許の取得を目指している

―技能―
1/格闘16
0.5/ランニング10
1/生存/海12
0.5/地域知識/東海12
0.5/地域知識/熊野灘12
0.5/地域知識/遠州灘12
0.5/地域知識/駿河湾12
0.5/地域知識/相模灘12
0.5/地域知識/伊豆諸島12
1/釣り13
1/船乗り13
1/航法11
1/造船11
1/電子機器/レーダー12
1/電子機器/保安システム12
0.5/忍び14
0.5/軽業13
0.5/登攀14
0.5/探索12
0.5/追跡11
-/水泳16
合計14CP

―妖力―
100/基本セット
5/外見/怪奇
20/防護点5
+14/妖怪時防護点+5
 妖怪時のみ(-30%)
40/追加HP80
18/人間変身
 衣服が消える(+20%)
25/液体の体
 変身時に欠点が隠せる(+25%)
7/えら
 妖怪時のみ(-30%)
10/水中移動
5/気温耐性
 水中にいる時だけ・寒さだけ(-50%)
7/耐圧2レベル
 妖怪時のみ(-30%)
4/吠え声
 妖怪時のみ(-30%)
合計255CP

―妖術―
水斬り(直接攻撃/実体=水)
63/威力8(ダメージ:切り/8D)
 瞬間(+20%)、切り(+25%)、無生物に特に有効(+20%)、手加減無用(-10%)、射程短縮3レベル(-15%)、状況限定/完全に乾燥した場所では使えない(-10%)
8/精度16
金縛り
19/威力5
 瞬間(+20%)、視線を合わせる(-20%)、射程短縮3レベル(-15%)
2/精度14
液体作成
46/威力10
 瞬間(+20%)、空中に造り出す(+50%)、広い水面の側で柄杓を受け取った時だけ常動(+10%)、水だけ(-50%)、射程短縮3レベル(-15%)
2/精度14
故障
60/威力10
 瞬間(+20%)、必要行動/目標を指差す(-10%)、目標限定/乗り物以外には威力レベル半分(-10%)
2/精度14
停止
10/威力1
 持続時間延長2レベル(+60%)、範囲拡大2レベル(+40%)
4/精度12
合計216CP

―弱点―
-10/依存/塩水(1週間ごと、摂取できれば回復)
-10/行動不能/氷点下の大気(ペナルティ-2、1ターンごとに減少)
-6/弱み/火縄銃2レベル
合計-26CP

―社会的な顔―
5/身元/偽造戸籍
5/我が家/小さな一戸建て
0/職業/漁師(地位レベル0)
15/財産/貧乏
5/容貌/魅力的
10/ネットワーク/中規模・〈東宇治神明社〉
1/溜まり場/神社
-20/態度/友好
合計41CP/-20CP

 船幽霊とは、荒れ狂う海の中から腕を出し「柄杓をくれ」と声を上げ、恐ろしさに耐えかねて柄杓を渡すと海水を注ぎ入れて船を沈めてしまうという妖怪で、日本の海上では最も恐れられた存在でした。縄張りを出ようとしない牛鬼や海坊主とは違い、縄張りを持たない船幽霊はあらゆる外海を荒らし回ったからです。銑十郎もかつては仲間の一団と共に熊野灘から伊豆諸島まで多くの船を沈め、汽船が出現してからは妖術で足止めする事を覚え、ごく最近まで活動を続けていました……が、フェリーを沈めようとした時に乗っていた「熊野の熊」(神武天皇を瀕死に陥れた、かの伝説中の荒御霊)と「平家の落人」(隠れ里「平家村」に居住する妖怪)に逆襲され、火縄銃で撃たれて伊勢の沖合に流れ着きました。そこを地元の神明社の神霊に助け上げられ、正体を隠したまま(オーラは見られていたようですが)地上を放浪し続けます。そして三河湾の漁村で七人ミサキに狙われた村人を助けたのがきっかけで、〈穂の国座〉に受け入れられて漁師としての生活を始めます。やがて銑十郎と名乗るようになった船幽霊は船に愛着を示すようになり、船を沈め続けた過去を振り払うに至りました。〈東宇治神明社〉に参加した理由は、「若い連中が危なっかしい」というのと「可愛い娘が多いから」というのと、概ね半々の割合で変動し続けています。
 普段の銑十郎の姿は、日焼けした髭の濃い男で、20代を自称してもしばしばおじさん扱いされます。比較的顔の彫りも深いために、しばしば東南アジア系の外国人と間違えられるそうです。妖怪としての銑十郎の姿は、青く透き通った水が人間の亡霊の姿を取ったものです。
 戦闘では[水斬り]を放って大ダメージを与え、水でできた体は通常の物理攻撃をまともに受け付けません。機械を壊す妖術を使える他に[液体作成]も使え、必要な条件を満たしてから柄杓を受け取れば延々と水を溢れさせる事もできます。ただし大型船を壊したいなら、駆動部分を[故障]させてから[水斬り]で刻んだ方が楽でしょう。一般技能は船に関わる面で活躍できますが、それ以外はあまり充実していないのが残念です。


佐竹廉人(さたけ・かどと)/亡霊騎馬武者(599CP/未使用CP1)

60/体力:15
+88/妖怪時体力:50
 妖怪時のみ(-30%)
45/敏捷力:14
10/知力:11
45/生命力:14/94
移動力:7+1.375(騎乗時16.75)
能動防御:9/9(武器)・10(素手)/-
合計248CP

―特徴―
15/戦闘即応
8/意志の強さ2レベル
5/音楽能力5レベル
-10/誠実
-5/義務感/友人
-5/内気(軽度)
-10/ユーモア感覚の欠如
-10/保守的
-10/名誉重視/武家の名誉(「武士道精神」より忠誠の度合いが緩い)
合計28CP/-50CP

―癖―
怖い話に弱い(実際に目撃するのは平気)、音楽鑑賞が趣味、きしめんが好物、女性には素っ気ないが優しい、楽器の手入れだけは神経質

―技能―
4/武器の手16
1/格闘14(ダメージ:叩き/1D・1D+2、妖怪時ダメージ:叩き/5D+1・5D+3)
0.5/ランニング11
0.5/戦術8
0.5/乗馬/馬12
1/武具屋/武器の手10
0.5/忍び12
0.5/自転車13
0.5/歌唱18
0.5/楽器/笛13
0.5/楽器/琴13
合計10CP

―妖力―
100/基本セット
10/外見/異界の美
20/防護点5
+12/妖怪時防護点+5
 妖怪時のみ(-30%)、鎧として出現(-10%)
30/受動防御2
 妖怪時のみ(-30%)、鎧として出現(-10%)
40/追加HP80
18/人間変身
 衣服が消える(+20%)
10/高速走行1レベル
 妖怪時のみ(-30%)、必要器官/馬(修正0、HPの半分で使えなくなる)(-20%)
5/搭載1レベル
 妖怪時のみ(-30%)、必要器官/馬(修正0、HPの半分で使えなくなる)(-20%)
4/鬨の声(吠え声)
 妖怪時のみ(-30%)
56/武器の手/分離型8レベル(ダメージ:切り/2D+9(4D+2)・8D+7(10D)(〈武器の手〉ボーナス含む))
 落ちた次のターンに呼び戻せる(+20%)
14/武器の手/長射程/分離型6レベル(抜撃14、正確さ+7)
 集中が必要(-10%)
合計319CP

―妖術―
火矢(直接攻撃/実体=熱)
55/威力7(ダメージ:刺し/7D)
 刺し(+40%)、ピンポイント攻撃(+20%)、武器の手/長射程から発射・両手を使用(-20%)、手加減無用(-10%)
8/精度14
合計63CP

―弱点―
-15/行動不能/塩・塩水(ペナルティ-2、1分ごとに回復)
-15/蘇生不可能/刀が残り、供養されると回復が始まらない
合計-30CP

―社会的な顔―
5/身元/偽造戸籍
5/我が家/神社の離れ
0/職業/神社の下働き(地位レベル0)
15/財産/貧乏
0/容貌/魅力的
10/ネットワーク/中規模・〈東宇治神明社〉
1/溜まり場/神社
-20/態度/友好
合計36CP/-20CP

 馬に乗り弓矢を扱った時代(平安〜鎌倉時代)の亡霊武者は、当然ながら馬に跨って現れます(「必要器官」で無理やり再現しましたが)。もっとも「想い」の集積の仕方によっては、実際には馬を下りて戦った戦国時代の亡霊武者までもが馬に乗ってしまう事もありますが……。東三河において最も有名な亡霊武者は[群れの召喚/蜂]を使う長篠の亡霊武者ですが、火縄銃を愛好会から借り出す事により完全に「滅ぼして」います。それ以外には、牛久保に牧野氏、田原に戸田氏、奥三河に奥平・菅沼一族が拠点を構えて今川、松平(徳川)、武田の間を渡り歩いた戦国時代に遡らずとも、南北朝時代に八幡と御油の境近くの鷺坂の合戦があり、室町時代にも関東から三河に逃れてきた一色刑部少輔時家が家臣の波多野全慶に討たれ、全慶も牧野古白に討たれるという経過があり、その際に幾人かの討ち死にが出ています。廉人は刑部少輔を支援していた一族の亡霊だそうですが、通常の百鬼世界では滅多にそういう現象は起きないので話半分に聞いておきましょう(笑)。八町神明社の神霊の管理下に長年の間封印されていましたが、媒体となっていた刀が10年近く前に管理を逃れてしまい、〈東宇治神明社〉立ち上げの直後に初仕事で捕獲、現在の状況やら社会常識やらを教え込まれ、今では神明社の下働きとなっています。一応給料は伊勢の内宮から支給されているので、初穂は財布を圧迫せずに男手を1人分手に入れている次第です。
 廉人の人間としての姿は、実直そうな容姿の逞しい青年です。内気な上に冗談が通じないため人付き合いは良くないので、近所ではあまり良く思われていないかもしれません(初穂が村で人気がある分、そんな所によそ者の若い男性が転がり込んでは……)。無趣味なようにも見えますが、音楽の心得が少々あり、祭り(東宇治に限らず)で披露する事もあります。妖怪としての姿は大鎧を纏って太刀と大弓を携えた武者で、「必要器官」である馬に跨って駆け回ります(妖力のオン・オフで乗り降りが可能です)。
 戦闘では主に太刀で斬り付けて、弓は射撃戦で優先して使います。戦闘以外では……あまり役に立ちません(汗)。


水野邦忠(みずの・くにただ)/妖怪手品師(599CP/未使用CP1)

-10/体力:9
60/敏捷力:15
60/知力:15
20/生命力:12/72
移動力:6.75+1.25
能動防御:8/10(素手)・9(妖術)/-
合計130CP

―特徴―
10/美声
15/都合のいい偶然1レベル
8/意志の強さ2レベル
-5/義務感/友人
-10/愛好症/手品
-10/好奇心2レベル
-5/お祭り好き
合計33CP/-30CP

―癖―
美人の助手を募集中、毎朝必ずハーブティー、鼻歌が好き、手品に限らず道具には凝り性、他人を驚かせる悪戯が好き

―技能―
1/格闘15
1/ランニング10
1/身体感覚13
1/演劇16
-/演技12
-/吟遊詩人14
2/手品14
1/隠匿14
0.5/変装13
0.5/忍び13(22)
0.5/登攀13
0.5/軽業12
0.5/追跡13
0.5/尾行13
0.5/追跡13
0.5/罠13
0.5/探索14
0.5/外交14
0.5/裏社会13
0.5/裁縫14
0.5/木工13
0.5/運転/乗用車(AT車)13
0.5/地域知識/愛知県14
0.5/地域知識/静岡県14
合計15CP

―妖力―
100/基本セット
10/外見/異界の美
20/防護点5
30/追加HP60
18/人間変身
 衣服が消える(+20%)
10/衣裳/手品用具一式
48/透明
 オフにでき欠点も隠せる(+50%)、無荷まで影響(+10%)
70/先回り
 瞬間(+20%)、攻撃回避可能(+30%)、体を虚像に変えて移動(-10%)
30/門/影1レベル
 引きずり込める/1人(+50%)
10/超技能/手品
合計346CP

―妖術―
炎の芸(直接攻撃/エネルギー=熱)
30/威力5(ダメージ:エネルギー/5D)
 瞬間(+20%)、必要行動/手から放つ(-10%)、射程短縮2レベル(-10%)
4/精度14
紙吹雪(煙幕)
8/威力1
 瞬間(+20%)、目標選択(+50%)、持続時間延長2レベル(+60%)、範囲拡大3レベル(+60%)、気付かれない(+10%)、自分中心のみ(-30%)、必要行動/服や手、布などの中から取り出す(-10%)
4/精度14
物体覚醒
7/威力1
 持続時間延長5レベル(+150%)、接触のみ(-20%)
4/精度14
見せかけ
4/威力1
 瞬間(+20%)、接触のみ(-20%)
4/精度14
感情知覚
8/威力5
 接触のみ(-20%)
4/精度14
思考探知
16/威力5
 接触のみ(-20%)
4/精度14
記憶操作
4/威力1
 接触のみ(-20%)
4/精度14
複製
8/威力1
 永続(+100%)、必要行動/服や手、布などの中から取り出す(-10%)、状況限定/日光の下では使えない(-20%)
4/精度14
物品取寄せ
15/威力10
 使用回数制限/1日6回(-10%)、必要行動/服や手、布などの中から取り出す(-10%)、余分に時間がかかる1レベル(-10%)、状況限定/日光の下では使えない(-20%)
4/精度14
合計136CP

―弱点―
-10/依存/手品を見るか披露する(1週間ごと、摂取できれば回復)
-30/行動不能/直射日光を浴びる(ペナルティ-2)
-10/苦手/光1レベル
合計-50CP

―社会的な顔―
5/身元/偽造戸籍
3/我が家/マンション
0/職業/手品師(地位レベル0)
25/財産/標準
0/容貌/魅力的
10/ネットワーク/中規模・〈東宇治神明社〉
1/溜まり場/神社
-20/態度/友好
合計44CP/-20CP

 妖怪としての手品師は、手品に対する人間のイメージが膨れ上がって生まれました。その中には怪奇な事件や猟奇殺人を繰り返す「悪の手品師」も存在しますが、幸いにもそうでない者の方が多くを占めています。更にその大半は悪戯者や愉快犯が多く、まともに人間社会で暮らしている事は少ないようですが。邦忠はその、まともに人間社会で暮らしている数少ない妖怪手品師の1人です。
 人間としての姿は年齢不詳の男性で、普段は豊橋を中心に、時には名古屋や静岡辺りまで赴いて手品の腕前を披露しています。妖怪としての姿は古風な手品師のコスチュームを纏っており、顔立ちは僅かに人間の時の面影がありますが、普段は道化師のような仮面を外す事はありません。
 戦闘ではさほど活躍はできないでしょうが、姿を消して影を渡り歩ける隠密行動向きの能力や妖術を駆使した「手品」の技術は貴重でしょう。もっとも太陽光線を始めとする光が苦手なので、その辺は注意が必要です。


児玉与五郎(こだま・よごろう)/松の木霊(549CP/未使用CP1)

20/体力:12
60/敏捷力:15
30/知力:13
30/生命力:13/93
移動力:7+1.25
能動防御:8/10(素手)・10(妖術)/-
合計140CP

―特徴―
10/暗視
12/意志の強さ3レベル
-10/誠実
-10/けちんぼ
-15/義務感/自然
-5/内気(軽度)
合計22CP/-40CP

―癖―
飲むのは水かお茶、肉が嫌い、白い服を好んで着る、雨上がりの朝が好き、狩猟解禁日が近付くと落ち着きがなくなる

―技能―
4/空手15(ダメージ:叩き/1D・1D+2)
0.5/銃器(ライフル)16(AUGライフル銃、ダメージ:叩き/5D)
0.5/準備/ライフル14
0.5/ランニング10
1/忍び14
1/登攀14
0.5/軽業12
1/生存/山岳12
1/植物学11(13)
0.5/電子機器/音響設備11
1/映像制作12
0.5/地域知識/東海12
0.5/運転/乗用車(マニュアル車)13
合計13CP

―妖力―
100/基本セット
5/外見/怪奇
32/防護点8
40/追加HP80
18/人間変身
 衣服が消える(+20%)
9/植物変身/松の木
 枝を動かせる(+100%)、根付く土が必要(-30%)
10/飲食不要
13/木の体1レベル(防護点1)
 変身時に欠点が隠せる(+25%)
12/植物会話
 樹木だけ(-20%)
合計239CP

―妖術―
松葉針(直接攻撃/実体=植物(一般))
45/威力5(ダメージ:刺し/5D)
 瞬間(+20%)、刺し(+40%)、ピンポイント攻撃(+20%)、状況限定/陸上でしか使えない(-10%)、必要行動/指先から放つ(-10%)、目標限定/植物と高熱を帯びている相手には無効(-10%)
12/精度16
松の実爆弾(直接攻撃/実体=熱)
55/威力7(ダメージ:叩き/7D)
 爆発(+50%)、必要行動/投げる動作(-10%)、使用回数制限/1日6回(-10%)
4/精度14
植物使い
29/威力10
 範囲拡大10レベル(+200%)、声を出して命じる(-10%)
4/精度13
人払い
53/威力12
 妖怪にも有効(+50%)、別の時空間に取り込む(+100%)、必要行動/声に出して命じながら印を切る(-20%)、余分に時間がかかる1レベル(-10%)
4/精度12
合計206CP

―弱点―
-10/依存/日光を長時間浴びて光合成を行う(1週間ごと、摂取できれば回復)
-5/行為衝動/名前を呼ばれると必ず返事を返す
-15/移動できない/変身すると動ける
-10/弱み/熱1レベル
合計-40CP

―社会的な顔―
5/身元/偽造戸籍
3/我が家/アパート
0/職業/ケーブルTV社員(地位レベル0)
15/財産/貧乏
0/容貌/普通
10/ネットワーク/中規模・〈東宇治神明社〉
1/溜まり場/神社
-20/態度/友好
合計34CP/-20CP

 与五郎は、東海道沿いに生えていた松の木霊です。戦時中の伐採を逃れようとした際に意識が目覚め、それ以来の長い間山中に潜んでいたのですが、他の木霊に説得されてようやく人間社会に出てきました。さすがに今は社会常識が備わっているとはいえ、そもそも水と日光くらいしか必要としないので普通の人間の生活感覚がいまいち分からず、食事もせずに仕事を続けて怪しまれそうになった事もあります。社内では雑用係(特に運転)になっていて、取材班を車に積んであちこち移動をしています。
 人間としての姿は、微妙に地味な感じの漂う青年です。口数も仲間内以外では少なく、用事で抜け出ても気付かれないという利点があります(おい)。妖怪としての姿は中程度の大きさの松の木ですが、人間の姿でも能力を発揮するのに不自由はなく(というか、歩けなくなって余計に不便)、まず元に戻る事はありません。意外と戦闘能力は高く、鋭い松葉の針を撃ち出し、松脂を爆発燃焼させる松ぼっくりで一気に吹き飛ばすという、木霊にあるまじき攻撃的な能力を備えています。……本人は熱に弱いのに無謀な事ですが。


夜間飛翔!に戻る