簡易アドベンチャー【もう一つのダブルブッキング】



(主人公の風属性上昇)
主人公:(パティ、裏口を開けてくれる?)
パティ:(いいわよ、アレフのせいで店を壊されるのもヤだもんね)
主人公:「じゃあ……リサ、また今度ね」
リサ:「分かったよ、ひっく」

さくら亭から逃げ出す。

主人公:「はあはあ……」
アレフ:「だめだ……。彼女達、まだ追ってくる」
主人公:「まあ当たり前かな」
アレフ:「どっちの味方なんだよ!」
主人公:「味方されるような事してたっけ?」
アレフ:「冷たいな、おい」

逃げ続け、ついにマリアの家の前。

主人公:「あ、マリア!」
マリア:「な〜んだ、主人公とアレフじゃない。どうしたの、まさかデート?」
アレフ:「やっぱそう見えるか」
主人公:「違うでしょ! マリアお願い、ちょっとだけかくまって!」
アレフ:「そうだった! マリア頼む!」
マリア:「何なのよ。マリアに言えない事? まさか駆け落ち?」
アレフ:「やーっぱそう見えるか」
主人公:「アレフ! とにかくマリア、お願いっ!」
マリア:「えー、何なのよ。ねえ、何か外であったの?」
執事:「女の子が大勢見えます、お嬢様」
マリア:「ふーん……やるじゃない、主人公。あんなに大勢出し抜いてアレフとデートなんて。で、どこ行くの? やっぱりローズレイクとか?」
主人公:「そんな事より何とかしてっ!」
マリア:「うん、分かった。駆け落ちの手伝いをするんでしょ?」
主人公:「だから違うんだってばっ!」


<選択>

マリアの家にかくまってもらう

マリアの魔法で逃がしてもらう



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