卯月こうさんから頂きました、謹賀新年寒中見舞トリ子さんです。
かねがね2005年はトリ年=トリーシャの年だと冗談がウェブ上で飛んでいましたが、こーして眼福を得るとは嬉しい事でしょう。さんくす。
こんばんわ。
にくきゅう倶楽部の卯月です。
今さら年賀CGとか描いてみたんですが・・・
激遅になっちゃったので寒中お見舞いデス。
今年はトリ年ってことで、トリーシャ嬢描いてみました。
こんなヤツですが
今年も宜しくお願い致します。
いえ、こちらこそ恐縮です(深々)。
お礼というほどではないですが、酉年にちなんだ狂歌と川柳もどきを少々。
題:「鶏肋」
煮らば煮れ 豆泣く前に 我行かん
天の帝へ 美味を捧げよ
・煮らば煮れ…後述する曹植が跡目争いで抹殺寸前にされた時に苦境を歌ったという、「豆を煮るに豆殻を燃す〜」を踏まえたもの。出典は忘れた(汗)。
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楊脩は 鶏肋ほども 惜しくなし
・楊脩…後漢末期の文人官僚。非常に頭の冴える人物だったが、曹操の後継者に曹植を支持していたのが災いして殺される。「鶏肋」は数多いエピソードの1つ。
題:「鶏鳴狗盗」
函谷関 万夫なくとも 開く物
そは日の神も たぶらかす技
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薛の国 ろくでもなしの 吹き溜まり
・薛…約2300年前の斉の貴族であった孟嘗君の領地で、現在の山東省縢県。孟嘗君が素行の悪い者を大勢集めたためか、「史記」の著者である司馬遷によると、当時(約2100年前)は治安が非常に悪い土地だったという。
題:「牝鶏晨(あした)す」
とかくにも 女子と小人 飼い難し
探せども世に 無きは君子ぞ
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牡鶏が 時を告げても 国滅ぶ
題:「鶏を割くにいずくんぞ牛刀を用いん」
鶏も 牛も等しく 割く物ぞ
古人に背く 唐の刀は
・唐の刀…中華包丁。
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言われても 牛刀使う 鳥頭
……我ながら注釈多過ぎ。
ちなみに画像に張ったリンクは、同時に頂いた年賀画像ですのでご覧あれ。