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シープクレストのあらゆる事物についてです。
場所や施設に関しては、専用の「地名・施設一覧」をご覧下さい。 〈シープクレスト市保安局情報管理部・掲載認可第0001号〉 |
◇シープクレストの者・物・モノ◇ |
ゲイリー・ヴァレス/?(人間、男、中年)
茶色の髪を丁寧にまとめた保安局第一捜査室室長。判断力と分析力を持ち合わせた有能な人物で、他部署の局員にも差別感は無い。
しかし態度は厳しいようで、口論を起こす部下を叱る事も数多いとか。
〈プレイ中のシーンその他より〉
ブルーフェザーの面々には「偉そうな奴」と思われている。
ルシードによると、メルフィ同様服のセンスが悪っぽいらしい(笑)。
本部資料室のIDカードを貸してくれた。しかも、使用を禁止させた電算データベースを使わせてくれた人。
小説2巻では32歳。保安学校で同期だったファーン捜査官も、この年齢のはず。
ファラ・ビノシュ/?(人間、女、28歳)
第二捜査室室長。黒い長髪をたなびかせる美女。常に物静かだがいざという時の鋭い行動により「女豹」と通称されている。拳銃の腕にも長けているが、残念ながら既婚者(笑)。
〈プレイ中のシーンその他より〉
着ているスーツは、一捜のミラより高級品らしい。
本部の警備に色仕掛け可能(笑)。
デール・パクストン/?(人間、男、中年)
第三捜査室室長。一捜出身のベテランで、焦げ茶の髪をしていて額が広いが、最も出番が少なく印象が薄い。
なお第三捜査室は「グリゼレダとアンブローズ」失敗ルートにてようやくその姿を確認。普通にプレイしていてわかるはずがない。
ハンス・ロイド/Hans Lloyd(人間、男、中年)
刑事調査部の部長を務める、体面と保身に執着する中年男。ルシードの上司だが、やっぱりぞんざいにしか扱われない(笑)。保安学校出で魔力を持つルシードを手放すまいとして、転属届を宙に浮かせている。部下には高圧的で、ゼファーやヴァレスのような好かれるタイプでは決してない。連邦捜査員の圧力にあっさり屈する辺り、悲しいまでも中間管理職。
moo系ゲームのろくでもない上役としては「デバレ」の御子柴支部長という前例があるが、残念な事に一応味方なのと(笑)ルシードも態度の悪さでは同じよーなレベルである事、そして所詮は中間管理職でしかない事もあいまって大過無くEDまで生存できるという恵まれた人である事を感謝してほしいものである(ロイド「出来るかそんな事!!」)。
電撃G's2002年3月号の「MOOROOM」のイラスト(ルシード主役のガンシューティングという設定)のコメントで「更紗とルーティを誘拐したロリコン」扱いされてしまう。何となくゼファー(笑)辺りが裏で糸を引いていて、全10章中の第9章辺りで始末されそうな感じだが(こら)。
フレッド・アフレック/?(人間、男、中年)
第一捜査室のベテラン捜査員。第四捜査室に対して協力的で(ベテランは概ねそうだが)、情報提供などもしてくれる。
レスター・カーライル/?(人間、男、青年)
第一捜査室の捜査員。エリート意識が無意味に強く、第四捜査室を見下している。なお、首をひねったらしく角度がおかしい(笑)。
〈プレイ中のシーンその他より〉
魔物に立ち向かえる魔法能力者に嫉妬している。
身長3メートルの巨人による強盗事件の解決のため一捜と四捜が連携する際も、「フルーフェザーに頼る必要は無い!!」と強硬に主張。フルーフェザーのメンバーも反発するが、レスターの予測が事件を解決へと導く。
セレンス書房の『ブルーフェザー無用論』の執筆に参加。そんな事してる暇があるなら仕事せい。
イベント『勇気を出して』で、シープクレスト学園で行なわれた訓練の犯人役をやっている。覆面をかぶったテロリストに扮していたが、その際には腕組みもしていないし首を妙な角度に傾けてもいない。てっきり、24時間365日あんな風に首を傾けて生活していたのかと思っていたが、違ったようである(笑)。
ミラ/?(人間、女、青年)
第一捜査室の捜査員。レスター同様に性格が悪く、口論の度にヴァレス室長に叱られている。
ローワン・フリーデン/?(人間、男、青年)
第一捜査室の捜査員で、保安学校を同期で卒業したルシードの友人。第一捜査室に配属された事を鼻に掛けているので、あくまでも単なる友人であって親友などではない(爆)。
元からプライドだけは高く、第一捜査室に配属された事でその部分がより助長されたらしい。
〈プレイ中のシーンその他より〉
メルフィの事が好きらしい(許さん(笑))。
バーシアのプライベートイベント第10回でバーシアのことを「紹介しろよ」などといってくれる。おーーーーーい!!メルフィはどーしたーーーっっ!!
バーシアのプライベートイベント第10段階で酒を飲んでいたが、未成年のルシードと同期ってことは留年でもしたのだろうか。
『はじめての告白』にて、事務所を訪ねてきてメルフィに告白する(タイトル通り彼にとって初の告白)。一旦は断られるものの、その時発生した新市街の宝石店の強盗事件を解決していい所を見せようとローワンは強引についていく(メルフィも現場に連れ出す)。ローワンの打った手で犯人は逮捕されるが、結局はメルフィには振られてしまう。
『初めての告白』で、プロポーズを断られた時、メルフィには、誰かつきあってる人がいるのかと思う。まず、ルシードとゼファーに疑惑を向けるが、否定されると、錯乱したローワンは更に「じゃあ、おまえだな!!」と、バーシアに言う。バーシアは、「アタシゃ女でしょうが!!」と怒るが、否定しない方が面白かったのに。
ハリー・ウルフ/?(人間、男、青年)
第二捜査室の捜査員。彼に一番早く会えるのは、メインイベント2B-4『ファン心理』で「バーシアを手伝う」を選んだ時。この時、彼からピースクラフト誘拐事件に関する情報を聞こうとしても、ハリーはブルーフェザーをバカにした態度を取って相手にしようとしない。しかしバーシアが「『あのこと』をビノシュ室長にバラすわよ」と脅したらすぐに話してくれた。これはバーシアのカマかけで、ハリーの秘密など何も知らないのだが、彼には「ビノシュ室長には知られたくない」という秘密が何かとあるようだ。
レイモンド・クランツ/?(人間、男、中年)
交通秩序保全部海上隊(交保海上隊)の隊長。『沈没船』に登場した当初、露骨にブルーフェザーをバカにする態度を取っていたが、キラニアとの戦闘後、ルシード達の事を見直したようだ。クランツが魔法を見たのはこのイベントの時が初めてだという事。『イヤミなヤツ』でのレスターもそうだが、保安局の人間であっても魔法がどんなものか、知らない人間はかなり多いらしい。ブルーフェザーが偏見の目で見られている理由の大きな一つだろう。
ジェスター/?(人間、男、青年)
交通秩序保全部海上隊の隊員である若い男性。『沈没船』で引き揚げられた沈没船内部を調査するメンバーに加わるが、そこで遭遇したキラニアに襲われて負傷する。
ビノシュは、ブラスコが二捜に配属されたのは「海上隊のクランツ隊長とウェインからの推薦よ」と言っている。この二人は後の会話からしても、イベント『魔導人形』でブラスコを連れて行ったクランツとジェスターの事だろうから、「ウェイン」というのはジェスターの名字なのだろう。
ダニー・クレイヴン/?(人間、男、青年)
交通秩序保全部所属の保安局員。『わがままアイドル』でレナの一日局長就任セレモニーの警護にあたる。実はレナのファンで、サインを貰ってくれるようレナの警護役になったルシードに頼む。趣味はオフロードのドライブ。
保安局警備員(人間、男、不明)
『本部潜入計画』で、ロイド部長から第四捜査室のメンバーを本部に入れないよう命を受けていた人。実はレナ・テイリーのファンクラブ会員。会員番号は08番。
アーキス/Arquis(?)
図書館にマンガを大量に寄贈した人物。個人名は不明だが、「リーゼ」「リーゼ&シェールの両親」という可能性も……。
↑シェールのプライベートイベント第3段階のセリフによると、「お姉ちゃん、すっごいマンガ好きなんだから」という事なので、Lの人の可能性の方が高いのではないでしょうか。ただ、自分の子供にマンガのキャラから取った名前をつけるほどのマンガ好きなので、アーキス姉妹の両親かも知れません。因みに、寄贈されたマンガのタイトルは出てきませんでしたが、フローネが言うには、趣味の良い本が揃っているらしいです。
ジラ・ボーランジェ/?(人間、女、中年)
ミッシュベーゼンの女将である中年のおばさん。4月頃に娘を亡くし孤独な身の上だったが、後に更紗を引き取った。
意外にアリサと共通項あり。(1)未亡人の女主人(2)メインキャラ達と親密な関係にある(3)身寄りの無い人物(アリサは主人公(1)、ジラは更紗)の身元引受人になる、と言ったところだろうか。
サラ・ボーランジェ/?(人間、女、16歳)
ジラの娘。病死したが母が心配で幽霊となって出現、ルシードの札(単なる紙だが)によって消滅。
ルパート・デボン/?(人間、男、中年)
クーロンヌの店長で、いかにも職人という顔をした中年男性。修行で旅をしていた途中でシープクレストに辿り着き、店を始める。リーゼの師匠。単に物を作るだけではなく宣伝(特にリーゼ)もきちんとする抜け目のない経営者でもあるが、難点は顔がケーキ屋に似合わない事(笑)。
ルシードのことを、やけに気に入っているらしい。頑固者つながりか?
バートンにガリク産の小麦粉を買い占められたため、『ブルーフェザー、ケーキ屋になる』で代わりの小麦粉を探しに旅に出たデボンは、『ボンボン、最後の挑戦!』で、山を越えた隣町の小麦農家と特約を結んで帰ってくる。そこの小麦粉は、ガリク産の物に勝るとも劣らないらしい。
クーロンヌの厨房に置いてある赤いラベルのブランデーはデボンの私物。仕事の後にだけ飲むもので、仕事中に飲むような事はしない。ケーキの香付けに使う黒いラベルのブランデーの方が高級そうだが、バーシアが言うには赤いラベルの方がなかなか手に入らない良い物らしい。ただし、香がきつすぎてケーキには向かない。
ケイト・マシェス/?(人間、女、不詳)
高級レストラン・レインステップのウェイトレス。
ラザラス・ホーマー/? Homer(人間、男、中年)
骨董品店「時代屋」店主。かなりの無口だが目利きは確か。
『セルスの葬送』において、「エトスの涙」がニセモノだと(アスカリトの変装した)運送業者が言い張った為に、鑑定士として呼ばれる。シープクレストにおける一番の目利きなのかも知れない。アスカリトが変装したニセモノじゃないかとチェックしても嫌な顔一つせず、逆に「顔パスで通過させる」を選ぶと「こういう事に知り合いもなにも関係ねえ。むしろ知り合いだからこそ入念なチェックが必要だ」と自分からチェックさせようとする。
D.D./――(人間、男、青年)
ドレッドヘアが特徴の「アミーゴ」店主。店といっても屋台だが。
旧市街の母/Oldtown's Mother(人間、女、不詳)
「占いサロン天狼星」の怪しげな美人占い師。顔の下半分を隠していたり、マンボウ占いやタヌキ占いをしたりとエンフィールドの某美人占い師と共通点が多い。しかし、イベント『みんなで山に』で魔法触媒を受け取りに来た時に、ルシード達が来るのは「占いでわかった」と言うのだが、メルフィから代金を前金でもらっていたのだから、ルシードが言うように取りに来るのは分かったはずである。「よく当たる」と評判らしいのだが、どこかうさんくさいのも、某美人占い師に似ている。
反対派リーダー/?(人間、男、中年)
変わり身通り周辺の再開発に反対する団体のリーダー。運動は有利に進んでいるらしい。
小さな頃は、周囲にクロベエを見掛けた事も頻繁だったとか。
シビル・ゼーン/?(人間、女、不詳)
シュメルツ診療所の看護婦。薄茶の髪を2つに分けて編んでいる。
トクさん/Toku-san(人間、男、老人)
シュメルツ診療所に入院している老人達の1人。診療所で幽霊が出たという通報をするが、しかしこれはウソの通報。長い間入院生活をしているが、見舞ってくれる家族もなく、若い人達と話す機会も滅多にないトクさん達が、この類の作り話を通報すれば若者がここを訪れてくれるんじゃないか、というので立てた計画。ウソの通報をした自分達を逮捕してくれと言うトクさん達に、また通報(但し、保安局じゃなくて事務所に直接通報するように、と言う)してくれと言ってそのまま帰る事になる。
幽霊話の発端は、一月ほど前、彼女が厠で自分が写った鏡に驚いたのを、幽霊話に仕立ててみんなに話した事。ウソの通報をするという計画もトクさんが持ちかけた。しかし、細かい設定を決めていなかった為、「白い服を着た若い女」だったり「白い服の男」だったり「白い牙が下顎から鼻の上辺りまで伸びた、目を吊り上げた化けモン」だったりと、言っていることはバラバラになる。
ジェイムズ/James(猿、雄、不詳)
ポートパークズーの猿のボス。性格がルシードに似ている(フローネ談)。フローネから話を聞いてルシードのことが気に入ったらしく、友情の証としてのバナナを、プレゼントとしてフローネに届けてもらう。(フローネは「よかったですね、センパイ!」と言うが…)
はしか君/Hasika-kun(アシカ、不詳、不詳)
ポートパークズーのアシカの名前。ショーでは、あいさつしたり、ボールを乗せたり、拍手したり、逆立ちしたりと色々な芸を披露する。他にも舞台に上がってもらったティセに輪投げの輪を投げてもらったり、ティセと足し算の競争をやったりもする。最後にティセにお別れのキスをするのだが、「鼻がいだいでず〜。」とティセが言っていたので、唇へのキスではなかったようだ。(多分ティセの鼻に頭突きしたような形になったのだろう)
旅芸人の一座
更紗を連れ歩いて馬車で旅をしていた一座。更紗はほとんど見世物扱いだったよーだが(汗)、座長は更紗に色々と知識を教えている。更紗を除いて、全部で5人。逃げ出してしまったため、この5人の姓名、年齢、性別他、一切の情報は不明。
ユアン・クェイド/?(人間、男、青年)
見るからに軽薄極まる、新市街に住む23歳のフリーター。町じゃ評判のナンパ野郎で、しょっちゅう女の子を取っ替え引っ替えして遊び歩いている。ナンパの場所は主に港公園。旅芸人の一座がシンカーに襲われ怪我を負っていた時、更紗のお守りの宝石を拾って逃げたヤツ。後で通報はしたが、その時には前の彼女(ローザとは別)が一緒にいたと言うから、彼女に通報するよう言われてやむなくそうしたのかも知れない。結果としてブルーフェザーに徹底的な不興を買って追い詰められルシードの拳を数発浴びて、その上にゼファーに脅されて護符を返す事となる。
ローザ/Rosa(人間、女、青年)
1ヶ月前(1年目5月時点)に港公園でナンパされ、ユアンと付き合っていた女性。宝石店がシンカーに襲撃されたときの被害者(軽傷)の1人で、自分を見捨ててとっとと逃げ出したユアンに怒りを抱いている。アクア宝飾工房にいたのは、クェイドに「キレイな宝石(更紗のお守り)を拾ったから、指輪にしてキミにプレゼントするヨ」と言われたから。宝石そのものは、指輪が出来てからのお楽しみだ、といって見せてもらえなかった。シンカーに襲われた後、収容された病室は105号室。
ビセットのプライベートイベント第4段階にも登場する。(名前は表記されないので、絵の使いまわしで別人、という可能性もあるが)ビセットの「は、はぁい…。オ、オレとお茶しない?」というナンパのお誘いを「いや」とにべもなく断る。ビセットの誘い方もうまいとは言えないが、クェイドの件でひどい目にあってからナンパ男には懲りたのかも知れない。
ワンアイ/?(人間、男、不詳)
痩せぎすの、冷酷な魔物ハンター。肉親をヘザーに殺されたせいで、ヘザーであるティセを付け狙う。
ルーティをかばって怪我したり、ティセに手当てされ、またはティセの涙を見て、ティセが他のヘザーとは違うことを認めたりと案外いい奴だった。
〈プレイ中のシーンより〉
扉をぶち壊して入ってくるあたり、「お前は喧嘩男かい!」と突っ込まずにはいられない。
戦闘終了後、ティセは邪悪なヘザーではないと納得して事務所を去って行くけど……壊したはずのドアを閉める音がどうして聞こえるのだろう?
ニコラス・ピースクラフト/Nicoras Peacecraft(人間、男、中年)
フローネがファンの、シープクレスト在住のホラー作家。一部では熱狂的な支持者も存在するが、あまりに凄まじい内容の本ばかり書くために長い間無名の作家だった。
『奇譚・悪の十字架』『聖なる手・青い血』辺りはまだしも、怪物が闇鍋を延々100ページに渡ってつつくだけの『恐怖の闇鍋パーティー』、ナマケモノに変身する男が夜な夜な街路樹にぶら下がる『怪奇ナマケモノ男』、凧上げ大会の巨大凧の糸を幽霊が切って町に落ちる『巨大タコの襲来』、延々と叫び声が上がるだけの『幾千の夜の叫び』など、ある意味どーしようもない話を113冊(6月現在)も書いていたが、シープクレスト文学賞に入選して一躍人気作家となる(6月11日付の新聞曰く、「遅咲きの新人」と)。『ピースクラフト傑作編』には『談合』シリーズ(『談合』『悲しみの復讐』『怒りの遠征』…)等を収録。
(ちなみに、『恐怖の闇鍋パーティー』のタイトルから、どんな内容と思うかルシードに聞かれた時、メルフィは闇鍋パーティーの最中に幽霊が現れる、ゼファーはその闇鍋を食べたものに呪いが振りかかるというものではないかと予想。しかし実際は、得体の知れない化け物(グリフレンツ)が一匹で一心不乱に闇鍋をつつく、ただそれだけ。その化け物が鍋をつついてる描写が、100ページに渡って、こと細かに描写されてる。時々、鍋の中に唐辛子が入ってて、それを食った化け物がのたうち回るといった細かいギャグも入ってるというもの)
研究熱心で、白いシーツを被って驚く人を観察していたが、そこをブルーフェザーに捕まり厳重注意。怪奇・超常現象の専門家であるブルーフェザーに会いたいと思っていた本人は喜び、特にフローネと意気投合する。そして事務所を訪れて見学もしたが、想像とかなり違ってギャップを感じていたようだ(だーかーら、事務室には怪しい偶像はありませんし、拷問室や死体安置所なんて論外ですってば(汗))。ついでに言うと魔物にも詳しいため、押し掛けられるたびにルシードはティセを隠している。
入選後にファンクラブ会長ギニアス・サリバンの手でファンクラブ新事務所へ拉致監禁されたがブルーフェザーに何とか救出され、「いつもはぐーたらだがいざと言う時には見事に決める退魔師」の活躍する新作を約束して、出版社のある街へ旅立つ。しかし小説版では再びブルーフェザーを訪問し、再度発生したグリフレンツ事件の解決にサリバンとともに協力、保護されたグリフレンツを引き取って時々闇鍋を楽しんでいるという。
ちなみに114冊目、フローネ以外のメンバーは怖くて見ていないそーな。
『ファン心理』の時、観光でシープクレストに来ていたホラー小説評論家のスティーブ・クローバーもピースクラフト誘拐の容疑者として浮かんだ。ルシードは観光中に誘拐事件など起こすのか、と訝しく思うが、フローネが言うにはピースクラフトの作品の中に、そういう話があるらしい。
ギニアス・サリバン/?(人間、男、青年)
ニコラス・ピースクラフトファンクラブの会長にして「環境と自然を考える市民の会」のメンバー。『幾千の夜の叫び』『巨大タコの襲来』の感想を巻末に記している。本業は発明家。
シープクレスト文学賞を受賞したピースクラフトを「読者に媚びた」とぬかして拉致監禁、『恐怖の闇鍋パーティー』に隠された暗号を読み解いてグリフレンツを作り出してブルーフェザーに立ち向かうが、誘拐及び魔法条例違反で逮捕される。その後は一応情状酌量で勘弁され、ピースクラフトのマネージャーのような事をやっている。
住所は新市街のフラットヒルズ。ピースクラフトと違いブルーフェザーの事は全く知らず、『ファン心理』でルシードが名乗りを上げても「ブルーフェザー?保安局にそんな部署あったか…?」と言われてしまう。それが悔しかったのかルシードは、「シープクレスト保安局刑事調査部第四調査室…。通称ブルーフェザーだ!覚えとけっ!」と詳しく説明する(笑)。
スティーブ・クローバー/Steve Crover(全て不詳)
ホラー評論家。ピースクラフトの著作『怪奇ナマケモノ男』の解説を巻末に書いている。(『怪奇ナマケモノ男』の項参照)ゼファーにさえ理解不能だったこの本を、「この作品におけるナマケモノ男とは都会における孤独な存在としての男の潜在意識が具現化した存在として描かれ…」と評価している事からも分かる通り、ピースクラフトの「一部の熱狂的なファン(というより信者)」の1人である。『ファン心理』の時、観光でシープクレストに来ていたため、ブルーフェザーからピースクラフト誘拐犯の容疑者の一人と疑われる。しかし、ここ2、3日の予定を聞いてみたところ、講演会やらテレビの取材やらでかなりハードなスケジュールで、誘拐しているヒマなどないのでシロと断定。宿泊しているホテル(アレクトール通りにある)に聞き込みに行った時も、外出中だった。秘書を何人か抱えており、この時応対したのは彼の第二秘書。
ディケンズ博士/?(全て不詳)
魔導人形ブラスコの生みの親。若い頃の外見は「色白でないブラスコ」(笑)。世紀の天才魔法物理学者と言われながら、数年前に行方不明になっている科学者。イベント『沈没船』で引き上げられた船の所有者でもある。この船の中には研究室もあり、また船内から発見された魔法食料調理器や10徳デスクなどは彼の発明品である。
ブラスコ/?(魔導人形、男、約30歳)
ディケンズ博士の研究の集大成として開発された、完全独立思考型魔導人形。生みの親である博士が所有する船の中にある研究室で、カプセルに入れられて30年間眠っていた。目覚めたのは、イベント『沈没船』の時の事故でカプセルの封印が解けたため。ルシード達と最初に遭遇したのは、ケガをした見物客達を発見し介抱していた時。そのためルシード達も彼を見物客の一人だと思っていた。開放された後、行くあてもなく、港の酒場などをふらふらとしていた時、トランプ勝負を挑まれて、「たまたま」50連勝くらいしてしまう。それ以来、『図書館(昼間はだいたい図書館で読書をしているので)の無敗のギャンブラー』ということになってしまい、挑戦者が後を絶たなくなる。彼のトランプを切る手さばきは速く、機械みたいに正確な動き。またビセットと「コインを転がして、それが表に倒れるか、裏に倒れるか」という賭けをした時も、コインの回転数と傾き具合からどちらに倒れるかを簡単に割り出すなど、驚異的な能力を見せる。しかし本人は別にギャンブルが好きではなく、向こうが挑んでくるので仕方なく相手をしているだけ。また自分ではギャンブルに「強い」という自覚はなく、「なんだか勝ってしまうんです」と言っている。
『魔導人形』で交保のジェスターに、ただの物として見られ、人間扱いされない辺りも、ポスト・「鉄腕アトム」と言えます。ただ、「人に作られた存在」で、しかも図書館の本をすごいスピードで読み進めて知識を吸収していく姿を見ると、ポスト・「メロディ・シンクレア」でもありそうです。そして、「感情というものが分からない」と悩む姿は、エバグリの主人公・カタンのプロトタイプと言えそうです。
エネルギー源は「魔導融合炉」。「食べたものを四大元素の状態にまで分解し、相互干渉によって生じる力場を……」という、要はドラ○もんの原子胃袋。
睡眠不要。夜通しの見張りには最適である。
コンピュータルームへ通じる、部長クラス以上の局員しか使えない秘密の出入り口をデータベースを検索中に偶然発見したり、IDカードがないのでセキュリティシステムをいじって中に入れるようにしたりする。この時代の一般人の水準以上にコンピュータに精通しているようだ。
ディック/Dick(マモンガー、後は不詳)
ブラスコの飼っているマモンガー。名前の由来はディケンズ博士。
アーデン・ハッザン/?(人間、男、既に死亡)
基礎魔法研究家。青い煙による眠り魔法の発明者。マジックアイテムの開発者でもあり、ガス爆弾やキャプチャー・カプセルなどを発明、特許を得る。5年前に死去。
キャプチャー・カプセルとは、魔法特性を持つものならなんでも捕獲・封印できるマジックアイテム。生成にはハッザン個人の魔法特性が大きく関与するため、量産は不可能で、商品化はされなかった。
グリゼレダ・ハッザン/?(人間、女、青年)
アーデンの娘。キャプチャー・カプセルを使ってレインの声を盗んで自分が歌姫に取って代わろうとした。態度といい服装といいかなり勘違いも甚だしい方。魔法適性の無い人間でも魔力を放てる銃(魔法能力者が撃てば威力倍増)で、一点集中型なので当たり所が悪ければ死亡するという物騒なマジックアイテムを所有。
ちなみにルシードは一度「グリゼルダ」と言い間違えているが、誰もそれに突っ込んでいない。
アンブローズ・ハッザン/?(人間、男、青年)
グリゼレダの弟。かなりのお間抜けさんで姉の足を引っ張っている。縦ライン入りの黄色いジャージがさえなさを一層引き立てている。
恋次郎/Renjirou(使い魔、男、不詳)
ハッザン姉弟の使い魔でサポート役。「変次郎」ではない(笑)。
エヒニッシュ・ラーレル/?(エルフ、男、青年)
ラーレル家の次期頭首のエルフの若。10歳くらいの男の子に見えるが、エルフなので実際の年齢は高い。社会勉強のために従者のグレイスタと共に諸国漫遊の旅に出ていた。グレイスタ曰く、眉目秀麗、頭脳明晰、明朗快活で天使とも見まごうばかりのお子様。実際には、筋金入りの甘ったれで、甘やかされすぎたエルフのお子様。激固なクラブタンクを一撃で倒してしまう程の魔力を持っている(汗)。
なおラーレル家とは、エルフのグレイスタ曰く、エルフ族において知らぬ者もない誇り高き名家。異種族との交易に早くから着手し、種族間の交流を深めてきた、それはもう大変な家柄。実際は、金に物を言わせて強引にのし上がってきた家柄で、エルフには珍しいタイプ。
ナーダ・グレイスタ/?(エルフ、不明、不明)
社会勉強のために諸国漫遊するエヒニッシュ・ラーレルの付き添い。エルフ族。エヒニッシュからは「じい」と呼ばれる。エヒニッシュをかなり甘やかして育てたらしい。余談ながら2人とも、髪の色は大陸南方のエルフの典型(「1」小説版参照)である緑。
メーベル・ビーチ/?(水妖、女、不詳)
水妖のお姫様。一目惚れした相手に会いに行くため国を飛び出してきた。ゲーム中では見られないが、この子もれっきとした水妖なので正体は海竜(?)のような姿をしていると思われる。
初対面ではルシードとルーティに「水妖の国のお家騒動で命を狙われており、地上の協力者の所に逃げこもうとしている」と言い、そこで姫の捜索に駆り出されたバーシア達と共にメーベルを送り届ける事に。実際はひと目ボレの相手に会いたくて姫がついた嘘だったため(リバイザーによると国はここ何十年も平穏そのもの)、姫が帰った後皆で何枚もの始末書を書くハメになる。
次は再び王宮を抜け出してきた水妖の姫メーベルの告白を手助けするために、ルシード達が協力するが、皆が考える何ともお約束な作戦は、好きな人の前でメーベルが緊張しまくったり、作戦そのものに問題があったりで悉く失敗する。しかし、作戦のため周りに出没していた事に気づいた青年が、自分からメーベルを食事に誘ってくる。
そして。
メーベルからの結婚式の招待状が届いていて、それが当日の昼からという事が分かり、大慌てで会場に行く事に。しかし、そこに結婚式をぶち壊そうと、水妖の大臣グスタフがやって来る、という内容。ここでの戦闘に負けると、姫を無理矢理連れ帰ろうとするグスタフの前にシモンが立ちふさがりメーベルを守ろうとする。その後王の説得により、大臣も結婚を認める事になる(戦闘に勝った場合でも、最後には王が説得する)。
結婚式の出席者は、水妖の王族が一部に、シモンの家族、それに町のなじみ。保守派の反対で水妖族の出席者は少ない。しかしルーティは、こういう方がアットホームでいいと言う。ウェディングケーキは、お祝いにリーゼとシェールが届けてくれた物。料理はミッシュベーゼンに依頼した。レインステップが結婚式会場としても使われるが、その時のケーキはクーロンヌの、料理はミッシュベーゼンの物が使われる。場所だけ提供してもらったようだ。
『あの人に会いたくて』で判明するが、隠れるのが上手い。しょっちゅう水妖の王宮を抜け出してるので、慣れっこになっているらしい。
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・ラブレター作戦
『あの人に会いたくて』で、バーシアが提唱した、メーベルがシモンとお近づきになる為の作戦。バーシアによると、ラブレターは基本らしい。「自分のたぎる想いを熱く筆に託すのよっ。さぁ!」と、バーシア自身が一番熱くなる。しかしメーベルが、「シモンが読むところを想像したら、めちゃめちゃ緊張して書けない」と言うので、事前に失敗。
・落ちたハンカチを拾って作戦
『あの人に会いたくて』で、フローネが提唱した、メーベルがシモンとお近づきになる為の作戦。メーベルがハンカチを持って港に立ち、そしてシモンの前に行き、おもむろにハンカチを落とす。それを彼が拾うことで、運命的な出会いがはじまる、というのが作戦の概要。しかし、落とし方がさりげなさすぎて、シモンがハンカチに気付かず踏んづけてしまい失敗。メーベルはショックで固まってしまう。
作戦概要を聞き、ゼファー曰く「確かに、よく聞く話ではある」ルシード曰く「身の回りじゃ聞いた事ねぇけどな」
・出会い頭に体当たり作戦
『あの人に会いたくて』で、ビセットが提唱した、メーベルがシモンとお近づきになる為の作戦。「町中で彼氏を待ち受けて、全力で体当たりをかます。あとは「すみません」「だいじょうぶですか?」ってな感じでトントン拍子に…」というのが作戦概要。しかし、飛び出したのがシモンが通りすぎた後だったので、壁にぶつかって失敗。
ビセット曰く、「この作戦の本質は、アグレッシブな攻め」で「『衝突』!『出会い』!そして『恋』!」。ビセットは「よし!いくんだお姫さん!疾れっ!駆けろっ!ぶつかれっ!!」と盛り上がるが、メーベルの出足の遅さが原因でビセットの「完璧な作戦」は失敗。しかしメーベルは「すっごい鼻痛いけどこのくらいでくじけるワケにはいかないわよね!」とまだやる気は満々。
・風で飛んだ帽子を受け止めて作戦
『あの人に会いたくて』で、ルーティが提唱した、メーベルがシモンとお近づきになる為の作戦。「まず最初にメーベルに帽子を被ってもらい、シモンの近くに行って、風でフワっと帽子を飛ばす。それを彼がナイスキャッチ!次はお姫さまが彼のハートをキャッチ!」というのが概要。しかし、風がどう吹くか正確に把握しなければならないし、風の強さ等も考えに入れないと、彼が取れる位置に飛ぶかも分からないと、穴だらけ。実行前でもう失敗。
・チンピラに絡まれた私を救って作戦
『あの人に会いたくて』で、メルフィが提唱した、メーベルがシモンとお近づきになる為の作戦。まず誰かがチンピラ役になり、あとはそのチンピラがシモンの前でメーベルに絡んで、わざと彼にやられる、というのが概要。しかし、チンピラ役のビセットの演技が、あまりに面白すぎてメーベルが笑い出してしまい失敗。メルフィ曰く「人選ミスだわ。チンピラ役にはルシードさんを立てるべきだったわね」。
なお、チンピラ役のビセットは一人称に「オレっち」を使用。メーベルから、「オレっち」はないと思うと言われる。ちなみにその時のビセットのセリフは「…おうおう、ねえちゃんよぉ?」「ちょいとオレっちとお茶してくんない?」「おいおい、どうした?震えちゃってよ。かわいい子猫ちゃんだねぇ?」「よぉよぉ、なんとか言ったらどうなんだ?あんまり、お高く止まってると温厚なオレっちも怒っちまうぜぇ?」メーベルからは爆笑される。
・私に親切に道案内して作戦
『あの人に会いたくて』で、ルーティが提唱した、メーベルがシモンとお近づきになる為の作戦。まずメーベルがシモンに道を尋ねる。うまくいけば、一緒になって案内してくれるはずなので、時間は結構あるはずだから、その間に仲良くなる、というのが概要。しかしメーベルはメチャメチャ緊張して、話し掛けられずにシモンの後ろについてただ追い回してるだけになってしまい失敗。傍から見るとストーカー。
エヴァーラル・ビーチ/?(水妖、男、不詳)
水妖の王様でメーベルの父親。親バカ。
事務所までメーベルを連れ戻しにやって来るが窓から逃げられ、、エヴァーラルの依頼(というより脅迫)で一緒に姫を探す事になる。二人を見つけた後もひと悶着あるのだが、成功パターンでは説得に応じて王は引き下がる。失敗だと、キレた王を無理矢理事務所に引きずっていく事になる。
姫を見つけた後、エヴァーラルはブルーフェザーの事務所で酒を飲みながらバーシア達にグチをこぼしまくる。このイベントの終了と同時に一日も終わりになるので、おそらく深夜まで飲み続けたのだろう(そしてルシード達はずっとそれに付き合わされたのだろう)。なおこの時、メーベル探しに協力しないとシープクレストの町を海に沈めるとまで言い出す。親バカとも言えるが、水妖族にはそれだけの強い力もあるのだろう。
メーベルの結婚式が始まる前に飲み始めてて既に酔っ払っていた(かなりの泣き上戸のようだ)。異種族間の結婚は、水妖の間ではタブーとされている為、メーベルが生涯を人間の世界で過ごすことになったのが悲しくて泣き続ける。しかもメーベルは「彼さえいれば幸せ」だと言う。それでなおさら泣くことに。
グスタフ・クロウ/?(水妖、男、不詳)
水妖族の大臣で保守派の筆頭、メーベルとシモンの結婚に反対している。
メーベルに、王位を狙って自分を暗殺しようと目論む悪大臣にされてしまってる。但し、これは嘘。実際はただのうるさ方の大臣といったところ。
リバイザー/?(水妖、男、不詳)
黒服の側近の正体。ゲーム中で1番の敏捷を誇るが筋力が脆弱。戦闘後も黒服の名前は出てこないので、「リバイザー」というのは水妖族の中の1つの種類の名だと思われる。
姫を追いかけて地上を駆けずり回り、挙句の果てに「水妖の国のお家騒動で命を狙われており、地上の協力者の所に逃げこもうとしている」と姫に騙された人間にぶちのめされる羽目になるという、「悠久幻想曲3 不幸自慢大会」で上位にランクインしそうな奴。(←勝手に変な大会を開催するな)。
シモン・フォーセット/Simon ?(人間、男、不詳)
メーベルの一目惚れの相手。港湾区在住で、ミッシュベーゼンの常連客。
『更紗』で、「旧市街に行く」→「休んでいく」→「すぐに探しに出る」というルートを取ると、彼が登場する。ただし、名前は出ず、「常連客」と表記されている。ジラが更紗と一緒にお守りを捜しに行く時に、(彼も仕事があるのに)代わりに店番を頼まれる。
怪盗アスカリト/?(人間、男、不詳)
魔法を使う怪盗。絵画だけを、それも自分の父が書いた贋作だけを狙っている。バーシア似の姉がいるらしいが現在行方不明。気絶したルシード達をアジトに連れ込んで介抱したり、全力で勝負をしたくて幻覚でメンバーを殺したとルシードを騙したりする。物好きな事にバーシアに特別な感情を抱いている。
かなり有名で、「名探偵サーゴックVS怪盗アスカリト」「アスカリトと愉快な仲間たち」という本も出ている。今度は漫画も出るらしい(笑)。
世間での評判は「その手口は大胆にして華麗。緻密な窃盗技術と強力な魔法を使う夜の奇術師で、一度使った手は二度と使わない。ターゲットは、いつも絵だが、その基準はまったくもって不明。国がまるごと買えるほどの高価なモノからだれも見向きもしないような絵まで盗み出す。そして盗む前には、必ず予告状を出すという大胆不敵な男」という事。『怪盗アスカリト』でのルシードの評価は「美意識」過剰な男。
〈プレイ中のシーンより〉
自分からわざわざ属性を教えてくれる。ルシードでなくともキレるわい。
ラッセル・イェスバー/?(亡霊、男、死亡時43歳)
50年前に43歳の若さで急逝した映画監督。デビュー作がまぐれ当たりしたことで一躍名監督となるが、本人はそれを内心では重荷に思っていた。遺作となった「愛は波濤の果てに」のラストシーンが気に入らず撮り直しをしようとするも納期の関係で間に合わず、その直後に急死。後に映画の撮り直しが出来なかったことが未練となり同作品のフィルムに宿る幽霊となる。「愛は波濤の果てに」も、最高傑作のラブストーリーと言われながら、撮影直後に監督が急逝し、フィルムも50年間行方不明になっていた幻の映画。
完成版である「真・愛は波濤の果てに」は、「愛は波濤の果てに」のラストシーンを撮り直したもの。主演はルシードとなっている(ルシードが演じているのは、列車の上から飛び降りたり、炎の中を駆け抜けるシーンなどのクライマックスのみ)。
イベント『幻の映画』は、フィルムが行方不明になっていた映画『愛は波涛の果てに』を上映しようとすると、クライマックスで監督の幽霊が出てきて、映写機を作動不能にしてしまう。そこで監督の不満だったシーンの取り直しに協力して彼を成仏させるという内容。しかし、監督はスタントマンを使わない主義のため、主役の代役になったルシードは死ぬような思いをする事に。成功パターンでは、ラストシーンの撮り直しは無事終了して監督は成仏。ルシード・アトレー主演、『真・愛は波涛の果てに』は全国ロードショーされる事になる。
失敗パターンでは、ルシードに「才能無い」とはっきり言われた監督は、自分が巨匠の名声を重荷に感じていた事を告白し、来世では本当にいい映画を撮れるように努力すると約束し成仏する。しかし、ルシード達が帰ってくると、映画のフィルムがボロボロになって崩れてしまったと、ロイド部長から苦情が来る。普通のフィルムだったら、10年で色あせ、20年で映写機にかけられないほど劣化する所が、監督の霊が取り憑いていたことにより50年間劣化せずに残っていたかららしい。
アンドレ/Andre(不明)
映画「愛は波濤の果てに」の主人公。ヒロインのためなら炎の中に入ることをも厭わない典型的な熱血ヒーロー。撮り直した「真〜」ではクライマックスのみルシードが演じる。
ジョセフィーヌ/Josephine(不明)
映画「愛は波濤の果てに」のヒロイン。撮り直した「真〜」でもどうやら代役を用いることはなかったようだ。
ステラン・ゲールド(偽名ジェリド・エランツ)/?(人間、男、不明)
死んだ妻、メラニー・ゲールドを蘇らせようとしていた男。精霊を調べたり、閲覧禁止の本を勝手に見たり(グリュプスやズィープルがこのせいで解放)、代用生体や機材を盗んだりした。図書館の常連。
メラニー・ゲールド/?(人間、女、死亡)
ステランの妻。既に死んでいる。
アリス・ライト/Alice ?(人間、女、17歳)
ゼファーの許嫁を名乗ってBF事務所に現れた17歳の女の子。病院をテロリストが占領したとき、両親を亡くした。また、このときゼファーに助けられた。
ソフィ・ローランズ/?(人間、女、少女)
任務イベント5A−1『わたしにできること』の依頼主の少女。4年前に両親を魔物に殺され(真実は車に正面衝突の転落死)、それ以来両親の遺産で一人暮らしをしている。当事者である魔物クーパの謝罪により、クーパが野菜や果物を取ってきた山に出向こうとする。BF事務所に電話をかけてきたのだが、このとき応対したビセットは、「声が可愛かった、なんか薄幸の美少女って感じ」と浮かれていたが果たしてそのとおりだった。ビセット侮り難し。
ハート/Hart(?、男、老人)
イベント『時効』に登場した老人。十数年前に脱獄した囚人で、旧市街に潜伏していた。魔法能力者だが、生まれつきの才能だけに頼らず真面目に魔法を学んだらしく、その魔法は医者も手がつけられなかった病気でさえ治してしまうほど強力。潜伏中多くの人のケガや病気を治し、また相談ごとにものっていたため、町の人達からは慕われていた。そのため、ルシード達保安局の人間が彼を捕まえようとしていると知ると、大人だけでなく子供まで非協力的になりハートの居場所を教えようとしない。
彼が逮捕されたのは、若い頃魔法で人を傷つけてしまったから。ならず者に襲われた人を助けようとして魔法を使ったが正当防衛は認められず投獄されてしまう。しかし、十年前に息子夫婦が事故死して、生後間もない孫が一人きりになってしまったと知って脱獄を決意した。その孫というのは『時効』の序盤でハートに魔法でケガを治してもらっていた少年。ただ脱獄囚であるため、ハートは自分が祖父であることを少年には告げられないでいる。
ルーズ・バーク/?(人間、男、不明)
二捜が追っていた窃盗常習犯。
レブ・バーク/?(人間、男、不明)
イベント『永遠にとけない謎』で逮捕されたルーズ・バークの兄。弟と同様、彼も窃盗の常習者で指名手配されていた。外見は弟と全く同じだが、多分双子なのだろう(単なる使いまわし?)。『心』では魔物パラグラーダをルシード達にけしかけて戦わせたが、どうやってパラグラーダを操っていたのかは不明。
バートン・セロン/?(人間、男、不明)
セロンベーカリーチェーンの社長の息子で通称ボンボン。クーロンヌへの直接的な営業妨害にはじまり、クーロンヌで使用しているガリク産小麦粉の買い占め、ビセットとのケーキ作り勝負で隠れて他のパティシエにケーキを作らせる…等をやらかした典型的な悪役。しかもフォローが全く無い。
カースティ・セロン/?(人間、男、不明)
バートン・セロンの父親で、一代でセロン・ベーカリーチェーンを築き上げた男。バートンと違って、しっかりした人格者。ケーキ作り勝負でバートンのズルを見抜いて敗北を宣告する。
レブスト/?(ヴァンパイア、男、不明)
イベント『三回目の吸血』に登場するヴァンパイア。青い髪を長く伸ばした、背の高い青年の姿をしている。またヴァンパイアの特徴なのだろう、瞳が赤く、顔は青白い。牙も生えているが、ポーリンから見ると「かわいい八重歯」なのだそうだ。
ポーリンに会う為、毎晩病院の窓から病室を訪れていた。どうやって4階にある病室の窓に行くのかは説明されなかったが、多分霧に変化するか背中に翼を生やすかして飛んでいったのだろう。間違っても、ポーリンに会うため毎晩病院の壁を攀じ登っていた訳ではない、と思う。
ポーリンから二度、血を吸ったのは、自分の生命力を分け与えるため。そうしなかったら、ポーリンは死んでいたらしい。ただ、それでももう限界に近く、デートをした時点では命の炎は消える寸前だった。彼女には最期まで人間でいて欲しかったため、三度目の吸血を躊躇っていたが、ポーリンの命を救うため、血を吸う事になる。
ポーリン・レイク(人間、女、不明)
イベント『三回目の吸血』に登場した病弱な少女。ヴァンパイアであるレブストと恋に落ちる。年齢は18歳。難病に罹っており、新市街の中央病院に入院中(病室は4階の個室)。いつ容態が急変するか分からないため一人で出歩くのを禁止されている。両親は早くに亡くしていて、入院費もボランティア団体の寄付でまかなっている。少女マンガが好きで、マンガ等に出てくるお約束なシチュエーションに憧れている。
難病を患い、また身寄りも無いためだろう、希望の無い日々を送っていたらしく、日記は散文的で到底人生を楽しんでいるとは思えないような単語が並んでいた。しかしレブストと出会ってから、彼と会っている時の楽しげな様子が記されるようになった。
オーウェル・ウー/?(人間、男、中年)
リストラされ、妻にも逃げられた元ドミトル製作所の職員で、政府認定の魔法能力者。地属性。魔物「レムレース」と共に戦闘になるが、負けパターンでは、持病の腰痛で動けなくなったところを逮捕される。
ジェクスン/?(人間、男、不明)
科学研究所の所長である博士。非常に頑固だが、専用に研究所を作らせるなど、実力は本物のようだ。頑なに魔法を否定し、魔法を科学で実証しようとしていた。不信観測効果を起こすほど、その意思は強い。自称「科学の世界的権威」。ビセット曰く「人間国宝・偏屈じいさん」。バーシア曰く「研究以外に興味がない学者バカ」。
『天才博士』で、「暑快冷え極」の実験を自分の家でやらなかったのは、「カミさんに追い出されたため」と言っていた。このじいさんに奥さんがいた、というのは驚きだが、どんな人なのかは不明のまま終わる。
古代人/Ancient Man(人間、男、年齢不詳)
『古代人蘇る』で、永久凍土層から発見されたジェクスン博士の前世の体。博士の仮説では、博士はこの古代人の生まれ変わりで、古代人の体が冷凍保存されているうちに魂だけが体からヌケだし、生まれ変わってしまったという事。しかし、肉体が生命活動を再開したために、博士の魂が古代人の体に呼び戻されてしまったと考えている。博士の魂がこの体の中にあった頃も、あんな困った性格だったのかも知れない。頭に羽を着け、腰布や首飾りを身に着け、体に刺青をしている。古代人と言うよりアメリカ先住民ぽい外見。
くーちゃん/?(ウーア、不明、0歳)
バーシアの拾った綺麗な「玉」から産まれた生物。フローネがくーくー鳴くからこう命名。ビセットは超センスあるって誉めていた。
成長が早く事務所に置けないので海に帰すことにした。
リンダ・プレストン/Linda Preston(人間、女、老人)
カモメ書店の店主。街の歴史に詳しい。自分の孫のような年のビセットに一目惚れして、ビセットが昔の恋人にそっくりだと言ってナンパしたり、ビセットの欲しがっていた本をダシに町内会の温泉旅行先へ追いかけて来てもらおうとしたりする、なかなか情熱的な御婦人(笑)。
ジョージ/George(人間、男、生きていれば老人)
リンダ婆さんの昔の恋人で、婆さん曰くビセットにそっくりだったらしい。浮気性だが、いつも最後には彼女のところに帰ってきたらしい。
なおビセットに似ていたというのは、実はリンダ婆さんの真っ赤なウソ。ビセットに一目惚れしたリンダの芝居だった。(「知り合いにそっくりなので間違えた」と言って声をかけるナンパのようなものか)生前は漁師をしており、いつもは本なんて読まないのに、リンダと話をするためだけに、本を買いにカモメ書店にしょっちゅう来てたそうだ。リンダの所持していた「魔法格闘家タイフーン」は、ジョージが読み終わってまた売りに来た本。この本を持って来た次の漁で、ジョージは海に出たまま二度と帰ってこなかった。
リブ・アークエット/?(人間、女、青年)
バーシアの友達の女教師。いじめっこのコリンや、コリンにいじめられていたルーク・ダンスタッツの担任。
一捜が行う予定だった対テロリストの訓練のことをすっかり忘れて、ブルーフェザー一行と共にカン違いしまくっていたかなりのうっかりさんでもある。
ルーク・ダンスタッツ/?(人間、男、少年)
メインイベント4Bに登場するいじめられっ子。ぱっと見の印象は、リオの髪のボリュームを少なくしてもう少し幼くした感じ。メインイベント4B→5Dと通過した後に、イベント『召還魔獣』で「町中をブラブラする」を選ぶとルークとコリン(ただし、コリンは声のみ)が登場する。ルークはいじめっ子のコリンと友達になっており、またビセットからもらったバッジは今でもお守りとして持っているという話が聞ける。更に、勉強して保安学校に入ってブルーフェザーに入るという、彼の将来の目標も語ってくれる。
コリン/?(人間、男、少年)
ルーク・ダンスタッツをいじめていた、いじめっ子。最初に登場するのはイベント『勇気を出して』において。ただし、このイベント中は、ちゃんと名前が出て来るにも関わらず最後まで「悪ガキ」と表記されている。
『勇気を出して』での、彼のあまりにも生意気な発言に、ルシードは「俺が社会のルールってもんを教えちゃる!!」とブチ切れてしまう(笑)。しかし、子供達をテロリスト(一捜のレスターだが)から身を呈して守ろうとする姿を見て、コリンは「さっき、いろいろ言ったのはとり消してやる。ま、がんばってよ」とルシード達の事を見直してくれる。
ケーン/?(人間、他は不詳)
セロンチェーン店No.1パティシェ。「暖かみはないが完成された味」(リーゼ談)を出すことができる。
プーチン/?(人間、男、不明)
バートンが雇った用心棒。クーロンヌの営業妨害の片棒を担いで成敗される。ロシア連邦大統領と同名(笑)。
用心棒だけでなく、秘書も兼ねているらしい。と言っても秘書らしい仕事をしているようには見えない。(そもそもバートン自身がろくに仕事などしていないのだが)公式攻略ガイドに書かれていないが戦闘ではソニックバンを使ってくる。魔法免許を持っており、またバートンにロンラングをプレゼントしたのもコイツ。ひょっとしたらバートンに雇われる前は、密猟とかしていたのかも知れない。
レナ・テイリー/?(人間、女、不明)
保安局防犯キャンペーンの一環として、一日局長になった人気アイドル。ファンにはひた隠しにしているが、本性は非常にくそわがまま。照り焼きバーガーとグレープジュースが好き。
シープクレストが故郷だが、公式のプロフィールではそれを隠している。
イベント『海の魔物』でシープクレストに来ていたのは、久しぶりにまとめてオフ日をもらったので里帰りをしていたため。小さい頃は第三埠頭の近くに住んでおり、また父親は小さいけれど自分の船を持った船乗りで、よく海に連れて行ってもらったそうだ。父親の友達も、みんないい人ばかりで、レナは海とそこに生きる船乗りたちに育てられて大きくなったという。しかし、自分の好きだった海岸や入り江が潰され埠頭が新たに作られると耳にし、その計画を阻止しようと考える。
ストーカー
『わがままアイドル』でレナを狙ってやってきた男。レナの事務所や自宅の前にまでつきまとってくる、典型的なストーカー。ステージを爆破し、レナがステージ裏に避難して来た所に現れる。外見は『初めての告白』の強盗と同じ。(要するに使い回し)捕まった後は一捜の捜査員に連行される。
フワフワちゃん/Huwahuwachan(エピネン、不明、子供)
エピネンの子供。ティセが命名。
ポチ/Pochi(クラブタンク、不明)
エヒニッシュ誘拐犯の飼っていたクラブタンク。名前がローセンス。
マスクマンR /Maskman-R(人間、男、不明)
ティセの文通相手で、熊のぬいぐるみを大切にしていて、格闘グランプリの連続優勝者で、謎の人(おい)。住所が新市街にあることや、「唸るエルボー」と呼ばれていることからすると、「2」のマスクマンRではなく、「マスクマンR」を襲名した別の人物のようだ。
ビング・スウェッジ/?(ロゴス、不明、不明)
連邦本局も追っていた指名手配犯で、6人殺害している。その正体はロゴスという人間型の魔物で、長い腕と舌が特徴。負けパターンではロゴスの弱点である舌への攻撃により勝利する。
殺害した人間の中には、捜査員も含まれている。『いじめ』の時点では、まだ正体は知られていない。色んな町を転々として行方をくらましていたが、ほとぼりが冷めるまで大人しくしていようというつもりで、シープクレストに来たらしい。潜伏先は旧市街の学生街にあるアパート。
彼が魔物である事はイベント『悪ガキ』で判明するが、「ロゴスという魔物」である事は戦闘での負けパターンでないと分からない。ルークから話を聞いたメルフィとゼファーが、コリンに生肉を運ばせていたという事が気になって彼の事を調べ、ビングの顔写真から骨格のデータをはじき出して照合した結果、その正体を割り出す事になる。ただ戦闘で勝った場合は、こうした情報はルシード達に告げられる事は無く、「人間と思ったら魔物だった」で終わってしまうわけである。
片手でルシードとビセットを吹っ飛ばしたり、普通では考えられない距離を一気に跳躍したりと、人間離れした(魔物だけど)パワーを持っている。しかし彼の最大の武器は人間並みの狡猾さ。第一埠頭に潜伏しているという誤情報を自分で流しておいて、実際には第三埠頭からクルーザーを使って町から脱出しようとした事や、子供(コリン)を人質にしているという優位を絶対に手放そうとしない等の彼の行動にそれが表れている。だから銃で撃たれた時も死んだフリをして脱出のチャンスをうかがえば良かったものを、キレて冷静さを失い力ずくの戦闘になった時点で、彼の敗北は決定したと言って良いだろう。
ただでさえ目立つビングが潜伏期間中に、誤情報を流したり逃走用のクルーザーを用意したりといったことを1人でできるとは考えにくい。またイベント『いじめ』で突入したレスターを逆に物陰から切りつけ逃走したが、これは捜査員が来るのを知っていたという事。これは推測だが、ひょっとしたら彼が手配中の殺人犯であるという事を知った上で手を貸していた者がいて、情報を提供したり色々手配したりしたのかも知れない。(イベント中には、そういう人物は登場していないが)
アルマ・カモン/?(全て不詳)
どうやらフローネが好きな作家はピースクラフト氏だけではないようだ。彼(彼女?)の代表作は『鎌怪人出現!』、続編の『復活!鎌怪人・復讐の扉』など(といっても他にあるかは知らない)。ちなみにこの2作のヒロインはコオミといい、フローネはこの後者の方を買い逃したとか。ひじょーーーに残念がっていたが仕事がかさなってたんなら無理もない。
ヴィクター/Victor(人間、男、不詳)
所持している者の魔力を吸い取る「幸福のキーホルダー」を闇ルートで売りさばこうとしていた男。フラットヒルズ在住。
戦闘に負けると、ヴィクターは、そのまま逃走してしまう(しかも負けた際には「ウワサにたがわぬへっぽこぶり」とまで言われる)。ルシード達は各方面に連絡するが、任務は失敗。しかし、ヴィクターは逃げる際に宝石を持っていくのを忘れてしまうため、これを使って魔力を吸われた人達に魔力を返して元気にする事はできる。
パーツ屋
『雨の中』で通行人として登場する。ルシードにティセを見なかったか聞かれた時、「YHAAA!!見てねーぜ!悪いねっ!!」と答える。この喋り方といい、アクセサリーをたくさんつけたその外見といい、これほどただの「通行人」という言葉が似合わない奴もいない。
フローネの友達
『怪盗アスカリト』でフローネが言うには、アスカリトのファンで、アスカリトに関する事に詳しい。フローネと同じ「小説好き」の仲間なのか、フローネ並みのホラーマニアなのかは不明。フローネが電話をしている相手というのは、ひょっとしたらこの人物かも?
ニーヴ
10年くらい前に亡くなった放浪の画家。『怪盗アスカリト』でアスカリトに盗まれた「中庭」は、この人が晩年に描いた絵。
猟師
『イヤミなヤツ』でオケイオンに発砲した人。場所がエクイナス山の禁猟区だったので、結果的に密猟者になってしまったが、それは禁猟区以外に獲物がいなくなったため。オケイオンを撃ったのは、許可区域で発見した獲物を深追いする内に禁猟区に入ってしまい、我に返った時に後ろを振り返ると子供連れの魔物がいて、驚いてつい引き金を引いてしまったから。妻と1歳になる娘がおり、それを聞いたルシードは、魔物の親子がいる事を口外しないのを条件に見逃す。(興味本位で腕試しにくるバカもいるだろうからという事)
補導員
ルーティを家出娘と間違えて、補導しようとした中年の女性。ただし、保安局の人間というわけではなく、ボランティアでやっている。(「私達は、あなたを正しい道へ導いているボランティアなの。あなた達の味方よ」だそうだ)しつこくどこまでもルーティを追い回す上に人の話を聞かない、ちょっと困った人。ルシードが説明しても身分証(ルーティはカッコ悪いからと身分証明は事務所に置きっぱなしだった)を見せても全然信じようとしない。
↑「保安局の方とも密に連絡を取り合っている」と言ってはいたが、ルシード達の事を知らなかったり、ルシードの見せた身分証をおもちゃだと思ったりと、ブルーフェザーの事はよく知らないようだ。最後には、保安局員というのは本当かも知れないと思ったのか「今日は特別に見逃してあげるから、早くおうちに帰りなさい!ご両親は心配してるわよ!」といって逃げてしまう。結局、自分が間違っていたとは認めなかったが。
セルマ・フォード/?(人間、女、10歳未満)
赤ん坊の頃に魔物・ウスティオに連れ去られ、それから5年間ウスティオに育てられていた少女。イベント『魔物の親』でルシード達に保護され、後に新市街に住むフォード夫妻の娘と分かって親元に帰されたが、戸籍上はすでに死んだことになっていた。保護された当初は野生の生き物のようにふるまっていたが、フォード夫妻の元で育てられる内に少しずつ人間の女の子らしい感情も身に付いてきた。甘いお菓子と花が大好き。
人見知りするようで、妹のように可愛がって世話してくれたルーティが話し掛けた時は返事をしたが、ルシードが話し掛けても無視された。
イベント『セルマちゃん』で着がえさせる前に風呂に入れようとすると、セルマは風呂を見た途端暴れ出す。これは育ての親のウスティオが水に弱い魔物だったため、セルマも水を恐れるようになったためと思われる。
アルマイス・ロンドメル/?(全て不詳)
召還魔獣事件を起こした犯人。元は連邦の捜査官でファーンのチームのリーダー。魔法事件の怖さを上に訴えてチーム装備の見直し、若手隊員の教育及び養成制度の充実、部隊組織の改善を提言してきたが認められず、7年前のクィーンズポートで捜査中に強力な魔物に襲われ部隊は全滅してしまう。その事件の生き残りがロンドメルとファーンだった。
その後、「3年前にクイーンズポートにある連邦指定のプロセッサ工場に入社。その能力を認められてすぐに企画開発主任へ抜擢。Atonement−Zの開発責任者となり、2年をかけて開発。その発売を待たずに、1年前突然退社。その後は経歴も含め一切不明。3ヶ月前(ゲーム内の2年目3月頃)、連邦保安機構本部の屋上から飛び降り自殺」というのが本部のコンピュータから引き出したデータの内容。空白の9ヶ月間に具体的に何をしていたかは不明だが、1月21日の「愛しい人」にて酒場に出現していたりする(セリフから察するに、この頃にはもう下準備は終わっていたようだ)。事件を起こした原因も不明だが、上層部の連中に対する仲間を失った復讐を試みたという可能性が高いかも。
Atonement-Z
最新型の魔法動力プロセッサ。最近の機械には、これが時々搭載されている。性能も耐久性も段違い。コネクタは共通だから、今までのプロセッサと同じように使える。性能が良く、最近の魔法動力製品はたいていこれを使っている。旧市街の市場のパーツ屋での値段は100G。
ある一定量以上の魔力が発生すると、自動的に一度ダウンして立ち上げ直すように作られている。そして、再起動した際に浮かび上がる魔法陣に魔力が大量に供給されたら、召還魔法が発動し異次元の魔獣が召還される、という仕組み。一度ダウンして魔法陣を発動させた後は、支障無く動作する。
GLOWFLY-6
旧型の魔法動力プロセッサ。事務所で廃品になったテレビに入っていた。
ワイザック・ファーン/?(人間、男、不詳)
黒服に金髪、黒いサングラスが人相の悪い、連邦保安局の捜査員で、新設の特殊部隊のリーダー。召還魔獣を独自に調査していた過程で連邦指定工場で密かに作られた魔獣召喚プロセッサ事件を密かに揉み消そうとして、捜査をするルシードの前に現れ手を引かせようとする。爆弾も所持しており、日蝕狙いのテロのアンテナ爆破にルシードが勝手に使用した。
複数の召喚魔獣を1人で相手にする、無闇やたらに強い人でもある。魔力も凄まじい。
元はロンドメルの部下であったが、7年前のクィーンズポートで2人を除いたチーム全員が死亡した。
一捜のヴァレス室長とは保安学校時代の同期。
レナード・ローナー/Leonard ?(人間、男、老人)
白髪に白い髭(両方とも変な形だが)の連邦保安局(連邦保安機構本局)長官(つまり、ファーン捜査官の上官)。視察のため、魔獣召喚プロセッサ事件の際に登場し、シープクレストを訪れていた。
ルシードに興味を示し、新設部隊への引き抜きを考えた。そして連邦に勧誘を掛けるがベストエンドでは断られる。しかし、当人はまだ未練があるらしい(笑)。
ルーティ曰く「ヘンなおじさん」。といっても志村けんではない。
エルフ/Elf
「悠久」「悠久2」も参照。代々森に住み、森と生活を共にする種族。先祖は木の上に住んでいたが、今のエルフは人間と同じように家を建てて住んでいる。家は木造。金銭的な執着に乏しいらしく、ラーレル家のように金でのし上がる者はエルフでも例外的。登場したエヒニッシュ・ラーレルとナーダ・グレイスタは共に髪の色は緑。
『ラーレル家のエヒニッシュ』でのエヒニッシュのセリフによると、牛の肉を食べる(もしくは「家畜を食べる」「獣を食べる」「動物を食べる」かも)事は野蛮な行為と思っているようである。しかし、動物園のチンパンジーからバナナを奪う事は、野蛮でも何でもないらしい(笑)。
ライシアン/Rician,Lithian(?)
「悠久」「悠久2」も参照。狐の耳と尻尾を持つ半獣人で、大人しい上に肉体的に人間に劣り、魔力も大した事がないため連邦でも違法な見せ物にされている事が稀にある。
ちなみに危険ランクはエルフがD、ライシアンがE(推定)。
ヘザー/Heather
ティセの属する、ピンクの髪と尖った耳が特徴的な種族。生態に謎が多く、総じて凶悪。危険ランクもSと最高ランク。
……と呼ばれるのも、倫理観が人間などと全く異なるからである。しかし普通の人間はヘザーの事を知らず、「シープクレスト通信」にカラー写真が出ても誰一人気にしなかった。
『召還魔獣』でワンアイが言うには、ヘザーが召還魔法を使うことはないらしい。おそらくヘザーには、召還魔法を使いこなせる程の才能を持つものは生まれないのだろう。
水妖/?
タツノオトシゴや海竜型の水中種族。王や大臣など、人間に類似した社会組織を持つ。
側近の正体がタツノオトシゴ型で、王と大臣の正体が全く同じ姿の海竜型なので、水妖族は種類の差で階級が決まっているのかもしれない。
トリアケラス/?
エクイナス山に出現した魔物。人形で青く、頭に角を持つ。ふんどしのような物を着けているが、そういう物を作る知恵が有るという事か?
銃撃を浴びても平然としていたが、これに限らず全ての魔物は魔法、ないし魔力を持つ者の攻撃を除いては傷付けられない。
マンジャッカー/Man-Jacker
酒場で喧嘩を起こした男(フレッドの知り合い)に憑き、メルフィ→所長という経路で逃げ回ったが、結局は鳴き声のミスでばれて炙り出された間抜けな魔物。青黒い煙状で数個の頭を持つのが真の姿。
物質的存在が無いらしく、壁をすり抜ける事も可能だが、他の生物に憑いていないと長時間活動は一切不可能。
取り憑かれた人間は、精神ごと魔物に支配されてしまうため、その間の事は何も覚えていない。取り憑いた相手の記憶を引き出す事はできるようだが、その情報は断片的なため、追及されると簡単にボロを出す。また、ストレスがたまっている人ほど取りつかれやすいのは、そうした人間ほど心の隙が生じ易く、マンジャッカーはその隙をついて取り憑くから。
メルフィの中にいるマンジャッカーをいぶり出すための質問で、「おまえの仕事は?」を選ぶと「そ、そう!家事手伝いよ!」と答える。そこでお茶を淹れさせるのだが、この後、メルフィはいつもお湯の中に指を入れて温度を確かめる、という嘘でマンジャッカーを謀る。…しかし、体はメルフィのものなのだから、こんな事をさせたら、やけどするのはメルフィなんだぞ?
戦闘で負けた場合、マンジャッカーはルシードに取り憑こうとするが、誰かに取り憑いていないと単体では長時間行動できない事を利用して、取り憑かれないよう全員で逃げ回りマンジャッカーを消耗させることで倒す。
幽霊/Ghost
魔力適性を持っていれば(霊感がある、という程度でも)幽霊を見たり触れたりできるが、そうでない人は常に幽霊を見られるワケではないらしい。霊力と魔力の関係については、いまだ全てが明らかになっていないが、幽霊が出るという場所には独特の感じ(魔力を感じる)があり、そういう場所でなら、誰でも幽霊を見る事ができるらしい。
ブルーフェザーのメンバーは、学校に通っている間、桜の木の下とか踊り場にある鏡とかで、良く幽霊を見たと言う。ゼファー曰く「魔力を持つ者は、目に見えぬ存在を容易く感知してしまう」。自分にはハッキリ見えているのに、他の人には見えなかったらしい。そのため、そんなとこにいる子と一緒に遊んでたりすると、他の子から「ひとりで何してるの?」と言われたそうだ。「桜の木の下とか踊り場にある鏡」というのが特に魔力の強い場所なのだろう。
シンカー/Sinker
アクア宝飾工房を襲い、十数人の怪我人を出した魔物。姿は一言で言えば、「鎌ゴキブリ」で、光り物が好き(宝石でも割れたガラスでも)。元は旅芸人一座が捕らえて封印していた。
地中透過能力を持つが、油を浴びると発揮できない。更紗の所持していた宝石の護符にも弱く、体が土に似た物質で出来ているため、水に落ちると即座に崩れて消滅する。
シンカーが攻撃を受け、ひっくり返ってもがく姿を見ると、ゴキブリに殺虫剤をかけて参考にしたのではないか、という気がしてくる。
シンカーとの戦闘の際には、工場街のガラス工場から譲ってもらったガラスの破片(タダ同然で大量に手に入った)をおとりにして、現れた所を油をかけて地面に潜れないようにしてから戦う事になる。負けた場合、更紗のお守りを突きつけて、それに怯えるシンカーを海に突き落として倒す事になる。
シンカーに襲われた被害者は店員、客合わせて13名。ローザの怪我は、事情聴取ができる程度の軽傷だったが、他の人は話のできる状態ではなかった。クェイドだけはお守りの宝石のおかげで無傷だったが、今度は通報もせずに1人で逃げ出してしまう。暴れた後、地面に潜ってしまったため、逃げる魔物(シンカー)を見た者は誰もいなかった。
一座がシンカーを使ってやらせていたのは壁抜けのショー。キラキラ光るもの(アメ)と更紗のお守り(ムチ)で言う事を聞かせていたらしい。シープクレストの街中でそれまで何の事件も起こさなかった所を見ると、逃げ出してから5月25日までは、エクイナス山中にいたのだろう。
封印の魔法陣
シンカーがオリそのものにもぐり込むのを防ぐために、使われていたもの。粉々に破壊されていたため、シンカーの捕獲に使う事は出来ず、また魔法陣を解析して複製することも時間が無くて不可能だった。
ファンゴ/?
スライム状で腕が2本ある緑色のモンスター。新市街で暴れ続けたが、最終的にブルーフェザーに退治される。
クロベエ/Kurobee
変わり身通りに多数住む魔物。暗がりを好み、森の中や民家の床下などに生息。姿は、黒い刺付きの球体に開いた長細い穴から目を2つ覗かせているといった感じ。何度も人間に住処を追われたため、再開発関係者に通り魔攻撃を働き続けてブルーフェザーと対決。しかしルシード達と反対派リーダーに説得されて矛を収める。
得意技は、股間狙い(汗)。
グリフレンツ/?
ピースクラフト作『恐怖の闇鍋パーティー』で100ページに渡って闇鍋を食べ続けたモンスター。人為的に作成する方法がその本の中に暗号として記されており、それを頼りにサリバンが作り出す。ピンク色の身体と、大きな足と横に広がった頭が特徴。
なお、小説版では暗号を読み解いた少女がまたグリフレンツを作り出してしまい大騒ぎとなる。
キラニア/Killernia
プレーステール海に生息する魚で、魔物として認定されている。耐久力は低いが、凄まじく素早い動きが特徴(しくしく)。水妖に飼われている事もある。
ポティキン/?
ミエーレ山に出没する、赤味を帯びた橙色の小人型モンスター。地属性物理攻撃を放つ。
牛/Ox,Cow
何の因果かこんなのとまで戦闘を(大型草食獣の突撃力を舐めてはいけませんが。開けた所ではライオンや豹にも圧勝できます)。魔法使用許可が出ないため苦戦するかと……。
ガーベル/?
シープクレストをコンロ(?)で猛暑に陥れ、油を街中に巻き、タマネギを降らせ、予想通りのオチをやらかしてくれた変な魔物。シープクレストの町をフライパンにし、オイルをしいて野菜に火を通し、塩コショウした肉(……人肉だが)を炒めて完璧な野菜炒めを作るという野望を抱いていた怨霊であった(怨霊となった未練とは、「至高にして究極の野菜炒めを作る」事)。風属性。非常に素早く、全体魔法が強力だが、防御は非常に弱い。使用武器はフォーク。これで町の人やビセットの尻を刺して、火が通ってるかどうか調べた。また、持っているカゴはシープクレスト中から集めた野菜を全部入れられる、まるで四次元ポケットのような代物。イベント中は「変なヤツ」と表記されており、ルシード達もそう呼んでいる。
最終的には『完璧な野菜炒め』でオードブルとしてルシード達を食おうとするガーベルと戦闘になるが、負けた場合ゼファーがガーベルの料理方法を罵倒することで、そのエゴを粉々にして倒すことになる。「一部のパラノイアなどは、こうやって追いつめることができる」のだそうだが。
ラトボン/?
甘いものが大好物の魔物。大量に出現しシープクレストの甘いものをほぼ壊滅させるが、最後に残ったティセの隠しチョコにおびきだされた。
船の積荷に紛れて上陸し、シープクレストで大繁殖する。もともとは、西の大陸に生息しハチミツを常食とする。ティセのケーキ(塩と砂糖を間違えた)は食べなかった。甘いものを匂いで識別する嗅覚の発達した魔物。合体して巨大化したのは、檻を壊して中にあったチョコを食べるため。
負けパターンでは、ティセのチョコで食中りを起こし(一年近く前の物でカビが生えていた)苦しんでいるところにルシードの一撃を受け倒されることになる。
ソーンテイル/?
レナ・テイリーのストーカーが使った魔物、水晶に閉じ込められていた。形はエイなんだが水の無い場所だったし、空を飛んでるんだろうな…。
クーパ/?
『わたしにできること』で戦う魔物。4年前にソフィ・ローランズとその両親が乗った車とぶつかり、その車は崖下へ転落。からくも生き残ったソフィを病院へ連
れて行き、罪滅ぼしのためソフィの家に新鮮な野菜や果物を届けていた。人語を操ることは出来ないが解する事は出来るらしく、ルシード達と筆談でコミュニケーションをとってい
た。風属性で非常に素早く、魔法にはかなり強いが物理攻撃には比較的弱い。
実は、全敵中1位の902という抵抗力を誇る。はっきり言って、こいつに攻撃魔法を使っても、かすり傷程度にしかならないと言っていい。
グリュプス/?
図書館にある、古代に書かれた本(閲覧禁止)に封印されていた魔物(実際は本そのものが魔物)。ジェリドが本を開いたため、外に出た。封印の書の魔物は本体である本を破られると消滅するので、負けパターンではそれを利用して退治することになる。
ズィープル/?
封印の書に封印されていた魔物。火属性。グリュプスより数段凶暴で、水系の魔法を嫌う。ステラン・ゲールドが封印の書を盗み、封印を解いた。
「封印の書」とは別名「ズィープルの書」。図書館が所有している閲覧禁止の本で、ズィープルが封印されている。見た目は普通の本と変わらない。ステラン・ゲールドが盗んだが、万が一に備えて発信器が取り付けられている。
タック/Tack
時間に振り回されている人間達が可哀想になって、時計を狂わせていた(ビセットの時計、駅の時計、学校の時計)妖精。地属性。
もちろん迷惑な方法なので、ルシード達と「迷惑をかけずに、なおかつ人間が時間に振り回されないようにする方法を考える」と約束して、自分達の世界に帰っていた。ちなみに外見は、さわ○かサ○デーに似ている(笑)。
パラグラーダ/?
窃盗常習犯レブ・バークが飼っていたウサギのような魔物。風属性。非常に俊敏。水属性の魔法をよく使ってくる。しかし負けパターンでは、ディックに魔力を食べられて弱体化し、バーシアの一撃であっさり撃退される。
マモンガー/?
魔力を糧にするネズミ型の害獣。前後肢の間に膜があり、それを使用して短時間だが飛行を行う。相当な大食らいなようで、1匹で魔導玩具工場の魔力を食い尽くす程の食事量を誇る。ブラスコの飼っているディックは、魔力を食うことでパラグラーダを弱体化させていたので、魔法能力者にとってはけっこう危険な生物かもしれない。
魔力を食べること以外は、おとなしくて別に害のない生き物。しかし、自分の身を守るために、体内に蓄えた魔力を一気に放出して攻撃する事もできる。
レムレース/?
オーウェルが呼び出した、白いお化けのような魔物。風属性。
召喚魔獣(召還魔獣)/Summoned Monster
厳密に言えばルシード達が『魔物』と呼んでいるものとは全く別のもので、この世界の生物ではない。『召喚魔法』という術を用いて、異次元から呼び出される。本編中ではロンドメルが設計したプロセッサ「Atonement-Z」が発生させた魔法陣によって召喚される。もっとも『召還魔獣』とも表記されるため、これが単なる誤記でなければ(笑)この世界から異世界に移り住んだ生物という可能性が存在する。
>召喚魔法/Calling Magic
よその世界から魔物を呼び寄せる魔法。他の魔法技術の発達と共に廃れ、現在は既に失われたスキルとなっており、使いこなせる人間も数えるほどしかいない。それを自在に使いこなすには、並大抵ではない高い魔力と、魔法に対するセンスが必要。その為、使用するには失われた技術と天賦の才。その両方が必要。
しかしmoo系・スタマリ作品・WHシリーズを見る限り、わざわざよその世界から召喚される以上召喚対象は強力である事が多く、しかもまともにコントロールする事は非常に難しい。このようにコストパフォーマンスが極度に悪い以上、衰退するのも無理はないかと……。
召還魔獣(2)/Summoned Monster(2)
シープクレストを狙った日蝕テロ事件で、アンテナの護衛として配置されていたモンスター。リダクションで炙らないとほとんどダメージを受けず、サイクロンその他の攻撃が強烈無比という、プレイ意欲を損なうよーなとんでもない化け物である(本音)。「火の敵陣結界」か「火の戦陣結界」を使うと、なぜか魔法は「カーラント」しか使ってこなくなる。ダメージは100前後。なので、一番最初に行動するルーティの最初のターンの行動は、火の戦陣や敵陣に限る。
↑「地の敵陣結界」か「地の戦陣結界」を使うと、魔法は「エアバースト」を使ってくるようになります。ダメージは「カーラント」と同程度です。バーシアも敏捷度をMAXにすれば召還魔獣より先に動けるので、ルーティでなく彼女に結界を張らせる、という戦法も取れます。
無脊椎水棲動物的な触手に、ドラゴンのような翼とくればっ! 当然クトゥルーっ! ブルーフェザーに倒された後、永劫の時を越えてルルイエから復活するかどうかは不明。
エンプレス/Empress
ワンアイが手書きのカードに封印して、使い魔にしている魔物。火属性。純粋に殺戮を楽しむ性格であり、また、非常に狡猾。
クラブタンク/Clubtunk
エヒニッシュ・ラーレルを誘拐しようとした誘拐犯が、海の中に待機させていた魔物。地属性。攻撃・魔力・防御・魔法防御は非常に高いが、動きはかなり鈍く、命中率もかなり低い。
ちなみに、名前はポチ(汗)。負けパターンではエヒニッシュに一撃でのされてしまう…。
グリフォン/Griffin
野良が現れると事件になったが、ワンアイに退治された魔物。「1」の「デンジャラス・パーク」で登場した多々良島産でガストン・モンスターサーカスが飼っていたグリフォンとの関係は不明。
バイバイオリン/?
音楽の準備室で埃をかぶっていたバイオリンが意思をもったもの。地属性。音楽室の楽器を動かして、自分が指揮者となり、街でオーケストラをした。演奏をしたのはビステンスキー作曲のオーケストラ用の楽曲「凪」。
なお、可燃物のくせに炎を放つという無謀な事をする。
ウーア/?
プレーステール海の沖合いに住んでいる首長竜のようなライトグリーンの身体をした魔物。性格はおとなしくて、人間に害を加える事はない。卵は虹色に輝いて非常に美しく、成長すると3〜4メートルになり、しかも成長が極端に早い。またウーアは決して人になつかないので、ウーアを人の手で育てることはかなり難しい事になる。ウーアの子供「くーちゃん」(くーと鳴くためフローネが命名)は、バーシアを刷り込みで母親だと思っているからこそなついている。ゼファーが見つけた資料には、属性が水で、魔力はさほどでもないが、パワーは結構あるようだ、という事も書かれている。
卵からかえって、一ヶ月くらいで成体になる。また、一日に生魚50キロをたいらげるため、くーちゃんを事務所で飼うという案は予算の都合でボツになる。『くーちゃんママ』で登場した父ウーア(くーちゃんパパ)の鳴き声は「くわーっ」で、母ウーア(くーちゃんママ)は「くえーっ」と鳴く。外見上2匹は全く同じなのだが、ルシード達がどうやって、父と母を見分けたのかは不明。彼らがくーちゃんを自分の子供と分かったのは、匂いで見分けられるからだとルシードは考えている。
クルイロー/?
鳥型の海の魔物。岩場に卵を産む(卵は壊れやすいらしい)。歌を言葉にしている種族で、負けパターンではレナ・テイリーが歌で説得することになる。本来はおとなしく、人を襲うような種ではないが、巣(とても小さい)を守る意思がとても強く、敵に相対した時には勇猛にして果敢。第三埠頭の西側の海岸に古くから住んでいる。イベント『海の魔物』では、巣を守るために、海岸を開発しようとする人間たちを攻撃した。
戦闘では風属性の属性攻撃(ウィンディ)で攻撃してくる事もある。モーションはクチバシで突くというもので、通常攻撃では両足で敵を蹴飛ばす。
アハトバイン/Achtbein
ルドラの瞳に隠れていた絵から絵を渡り歩く魔物で、倒されると元の姿(小さな蜘蛛)に戻る。フローネから精気を吸収したツワモノ(をい)。
ドイツ語の発音に従うなら、つづりは「acht(8)-bein(足)」。まさしく「8本の足」という意味で(厳密には「bein」は単数形なので変ですが)、クモのような見た目にピッタリ。ちなみに、実際にはクモはドイツ語で「Spinne(シュピンネ)」と言います。
ズィーブル/?
その風貌は正にシャア専用ズゴック。軒並み攻撃力が高めなのに気をつければ、あまり強い敵ではない。
ロンラング/?
エクイナス山の山奥に生息する黄色い魔物モグラ。バートンのペット。非常に大食らいで、食事を邪魔されると凶暴になる。ケーキをあさろうとしている所をフローネが説得を試みるが、
「ふしゅう」「ぷしゅう」
「え、意志の疎通ができない!魔物?」
「ふしゅう」「ぷしゅう」
AはふしゅうでBはぷしゅうらしい(笑)。
ウスティオ/?
外見はたてがみがあって、まるでオオカミのよう。水に弱く、またクーパの様に人語を解するほどの知性は無いらしい。5年前自分の子供が川に落ちて死んだ時、たまたま近くにピクニックに来たフォード一家の赤ん坊セルマの事を死んだ自分の子供と重ねて見てしまった。フォード夫妻が、ウスティオの子供を手厚く葬っていた間にセルマを連れ去ってしまった、というのが真相。
そしてルーティの提案で、皆(ゼファーとメルフィは留守番)でセルマの家に遊びに行くと、セルマは言葉もあいさつも両親から教えられ、少しずつ人間社会に適応してきているのが分かる。そこに、エクイナス山から出現した魔物がまっすぐフォード家に向かってくるという連絡がある。魔物(ウスティオ)がセルマを連れ戻しに来たと思ったルシード達はこれを迎え撃つ。この戦闘で勝つと、とどめを刺そうとするビセットとウスティオの間に、セルマが割って入る。負けた時は、両親がセルマをかばうようにウスティオの前に立ちふさがる。実際には、ウスティオはセルマに別れを告げるためにやって来ていたのであり、以前セルマを保護した時も、両親の元にセルマを返しに来ていた事が分かる。別れをすませた後ウスティオは山に帰っていく。女性陣はいずれ母になる自分達の将来を思い浮かべるが、「先に嫁の貰い手の事を心配しろ」というルシードとビセットの発言に対し全員で制裁を加える事になる。
マダーハット/?
「暑快冷え極」に取り憑いて、部屋を暑くしていた灼熱の精霊。火属性で、語尾に「〜っち」とつけて喋る。「暑快冷え極」に取り憑いていたのは、「暑い日は暑いものっち。それを機械なんかでどうにかしようなんて、言語道断っち」という理由。物質世界では、「暑快冷え極」から魔力を得る事で実体化していたため、機械を止められると消滅してしまう。
ゴリッパ/Gollippa
甘辛味の好きなゴリラ型の魔物で、百年に一度繁殖期がありその間だけ巨大化する。食料を集めるのは異性に対するアピールらしい。
『文字食う魔物』の魔物/Characters-Eater
名称不詳。あのティセに必殺「チョコ王子様ものがたり」で倒されてしまう(失敗ルート)程の弱さのためか、イベント中での戦闘シーンどころか名前さえ用意されなかった不憫な魔物。
ロゴス/?
人間型の魔物で、長い腕と舌が特徴。連邦本局も追っていた指名手配犯で、6人殺害しているビング・スウェッジもこの種族。負けパターンではロゴスの弱点である舌への攻撃により勝利する。通常攻撃は長い舌を伸ばして突くというもの。火属性の属性攻撃では、右手で相手を二度叩く。結構強く、魔法無しで勝つには、かなり厳しい敵。
潜伏中ビング・スウェッジは、いじめっ子コリンに小遣いをやって生肉を運ばせていたので、生肉が好物らしい。ただし、人肉を食べるかどうかまでは不明。姿が人間に似ているため、ビング・スウェッジのように魔物と知られていない者も多いようだ。
マドプロン/?
海に棲む気性の穏やかな魔物。何かのはずみで陸に上がってしまい、環境の変化に困惑し錯乱して人を襲った。負けパターンでは、フワフワの威嚇(説得か?)により海に帰っていく。
オケイオン/?
『イヤミなヤツ』に登場する、馬のような魔物。ゼファーによると属性は風だそうだが、戦うことは無い。誤って禁猟区に入り込んでしまった猟師に子供を撃たれて興奮していたが、猟師の謝罪により猟師を許す。
この魔物の目撃例はかなり少ない。人を恐れる臆病な魔物で、余程の事がない限り、人を襲う事などない。『イヤミなヤツ』では風属性の魔法(魔法名は不明)を使ったり、猟師やレスターの撃った銃の弾丸をかわしたりと、結構強い。猟師の見立てでは、その毛皮は高く売れそうなものらしい。
ロックゴーレム/Rock Golem
硬い、タフ、遅いという重量級の条件を満たしたモンスター。デモリションさえあれば楽勝だが、まともに相手しようとするととてつもなく時間がかかりそう。
なお、ここでのゴーレムはセアレスやエンフィールドのそれと異なり完全に操り人形のため付近にいる魔法能力者が魔力の供給を停止しない限りは何度でも復活する。おまけにただの砂埃が集まって形成されるため、用が済んだらさっさと解体して証拠隠滅を図ることが可能。
魔法で命を吹き込まれた人工生命で、ゼファーからの通信では「地属性でパワータイプの魔物」という見たまんまの特性を持つ。そのパワーは鋼鉄製のシャッターをこじ開け、特殊合金製の金庫さえ破壊する。創造者の命令を聞く人形にすぎないので、必ず創造者が近くにいて指示を与えないといけない。『一捜のプライド』に出てきたようなゴーレムは、かなり強力な分、操るには絶えず近くで魔力を供給する必要がある。「依り代さえあれば何度でも復活する」というので、魔法能力者が依り代に魔力を送る事で形成されるようだ。
スカム/Scum
汚泥に魔力が溜まった擬似生命体。通常は30cm程度だがBF真下の下水道のような高濃度の魔力に曝されると約2mにまで成長する。小説版短編集でないと戦えない。
セイレーン/Siren
海の魔女と言われている魔物。声に魔力があって、その歌声を聞いた者は心を奪われて海の底に誘われるという。イベント『海の魔物』で、セイレーンが縄張りを侵された事に怒って船を襲ったとされていたが、これはレナ・テイリーと地元の船乗り達による狂言。船乗りの話によると、シープクレストの第三埠頭の西側辺りに住んでいるという事だが、実際には登場していないので、船乗り達の間に伝わる迷信かも知れない。
エピネン
体色は白。山岳部の奥地に生息しているが、数が少ない上、めったに人前には現れないため、いまだ詳しい生態が判明していない。夜に水をやると巨大化すると言う説や、夜に食物を与えると狂暴化すると言う説もある。またある本には、成獣になると人を食べるとまで書かれている。ただしこれらはあくまで未確認情報で、実際にはいまだ謎の多い生き物。イベント『フワフワちゃん』ではフローネが会話をしようと試みるが、「魔物に近い動物」なためか、意思の疎通はできなかった。
↑しかし、このイベントのラストでは、泣きながら自分の事を忘れないでと言うティセにエピネンは「わ、わすれ…ない…」と言う。ひょっとしたらオウムやインコのように、ティセが言った言葉をそのまま繰り返しただけかも知れないが、ここは世話になったティセの事を忘れないという自分の気持ちを告げたと考える方がいいだろう。
ヴァンパイア/Vampire
戦闘中のゼファーのセリフによると「ヴァンパイアは風に属する」。レブストだけでなく、ヴァンパイア全員が風属性のようだ。
ヴァンパイアに血を吸われた人は、二回の吸血で思考の自由を奪われ、三度目の吸血で下僕のヴァンパイアになると伝えられている。しかしそれは、人間達が勝手に作った迷信。ただし、00/02/06
17:19:50のはっさく太郎さんの投稿にあるように、ヴァンパイアになるというのは本当。また、血を吸う事によって自分の生命力を人間に分け与える事もできる。
多少の傷ならすぐに再生してしまう。また『三回目の吸血』の戦闘で吸血コウモリが出てくるので、コウモリを召喚する能力もあるようだ。レブストは「死ぬこともできず、未来永劫に闇の中で生き続ける孤独…」と言っていたので、ヴァンパイアは不老不死でもあるのだろう。
吸血コウモリ/Vampire Bat
イベント『三回目の吸血』で戦う敵。多分ヴァンパイアであるレブストに召喚されたのだろうが、コウモリを呼び出すシーンなどはなく、戦闘シーンでいきなり登場する。公式攻略ガイドに書かれていないが、吸血コウモリ2(戦闘中は吸血コウモリBと表記)は戦闘中ゲイルを使ってくる。攻撃方法は体当たり(頭突き?)
マジックキャンセラー/Magic Canceller
辺り一帯の魔力を消滅させてしまうアイテム。使用法:青いボタンを押し、スタンバイと表示されたらレバーを引く。数時間たつか、アイテム自体を破壊するまで効果が切れない。
ジキタリン/?
根に解熱作用のある植物。
ポト/?
葉に、発汗を促す作用がある植物。『風邪っぴきルシード』で、ゼファーは「俺調合」でジキタリンと調合してルシードに飲ませる。
週刊アイリス/Weekly Iris
ルーティが読んでいる雑誌の名前。自家製の香水の作り方を特集したり、読者プレゼントのクイズとして「香水のサンプルと暗号で書かれたレシピから正しく香水を作る」というのを載せたりしている。
白騎士/White Knight
全100巻の少女漫画。歴史的な内容もあり、リーゼはこれだけで歴史のテストを乗り切ったらしい。アーキス姉妹の名前の由来でもある。リーゼはお姫様、シェールは主人公のライバル。
シェールもこれを読んで歴史のテストを乗り切ろうとしたが、テスト範囲と重なったのは27巻より後だった。
大地の髪飾り/?
週刊アイリスの読者プレゼントのクイズ(香水のサンプルと、暗号で書かれたレシピから正しく香水を作る)の中で出てきた、香水の材料になる花。ただし、これは暗号で書かれたレシピにあった名前。「星の雫」(レンカ、ドラマCDに登場)のような俗称なのか、それともこの名称から花の形状を推理するのか、いずれにせよ資料室にある本には載っていない。
mon-mon/――
ティセが片づけていた雑誌。「特集・今度こそ彼をゲットする!!彼の心を知るフローチャート」つき。どうやらルーティが買った物のようだ。
ホロホロホロスコープ/Holoholo-Holoscope
ティセの片づけていた雑誌その2。「ぜったい当たる占い総力特集365日ラッキーアイテムリスト」掲載。これはビセットとルーティのどちらが買った物だろう?
すちゃらかダイエット/?
ティセが片づけていた雑誌その3。…多分ルーティのだろう、バーシアはダイエットのために雑誌を買うってイメージが無いし。
『格闘技・真心』100号記念増刊号/?
ティセが片づけていた雑誌その4。ビセットが買った物のようだ。
『格闘技・真心』創刊号
ビセットが、資料室で発見して狂喜した本。「幻の」と言われるほどの激レア本らしい。なんだって、ブルーフェザーの資料室にこんな本が?
シープクレストグルメランキング/Sheepcrest Groumet Ranking
ティセの片づけていた雑誌その5。「ランチメニュー特集」のみルシードの興味を引いたようだ。
暑い日もこれで快適・冷え冷え極楽マスィ〜ン/
ジェクスン博士が開発した、環境冷却装置。つまりは、魔法動力プロセッサで動き、部屋の熱気を吸い込み空気を冷やして外へ出すクーラーのようなもの。プロセッサは市販のもの。
性能がよすぎて、数秒で気を失うほどに冷えるという欠陥をもつ。
略して「暑快冷え極」(フローネ命名)。
詳述すると、魔法動力プロセッサで動く冷却モーターで部屋の熱気を吸い込み、瞬間的にその空気を冷却して外へ(この場合は部屋の中へ、という事)吐き出す。更に高性能小型ファンにより、その冷却した空気を部屋中に循環させることができるという物。使用している魔法動力プロセッサは市販の物で、動力部分には手を入れていないから、ゼファーが言うには、爆発の心配はないらしい。博士の見込みでは、効き目が出るのは5分ほどしてからと思っていた。
外見はグレーの箱(ティセ曰く「ヘンテコリンな箱」)で、博士が言うには「環境冷却装置」と言えるものらしい。「これさえあれば、大熱波もひんやりと快適に暮らせる」し「いずれは一家に一台の普及を狙い、ただいまテスト中なのだ」そうだ。また「今年のワシの、最高の発明である!」とも言っているのだが…究極壱号と比べてどっちが上なのだろう?因みに、ルシードは、この機械を止めようとして(熱くて触れないので)蹴飛ばしてフタを開けようとするが、止めるためのスイッチはちゃんと付いている。
究極壱号/Ultimate No.1
ジェクスン博士が作ったコンピュータ。会話機能も持っている。膨大なデータを入力し、計算させ、魔法が存在しないことを証明するために作られたが、「魔法は特定の条件下であれば存在が確定する」という結果を導いた。
プラズマチャージャ/?
球電を発生させ、その熱で物体を焼き切る実験器具。プラズマを制御して、内部のロウソクに着火する。試作段階で、巨大な装置を必要とする。
ジェクスン博士が科学で魔法と同じ効果を発生させるために作ったもの。
クローキア/?
シープクレストとの友好提携都市。友好提携100年の記念で、シープクレストに絵画『エトスの涙』を貸し出す。
エトスの涙/?
クローキアから貸し出された絵画。
からくり戦艦マスラオ/Mechanism Battleship Masurao
『風邪っぴきルシード』のイベントの失敗パターンで、ルシードが見ようとするTV番組。なんだか、「乗組員は全員男」とか「使用エネルギーは水素対消滅と根性の併用」とか「艦首には意味なくデカイ砲塔を装備」とかそういうイメージを彷彿とさせる名前である。
megaton armor/――
ガード鍛錬で使うビッグダミー。
朝一スタジオ/Asa-Ichi Studio
TV番組。占いのコーナーがある。
格闘技・真心/?
格闘技の雑誌。創刊号は絶版らしい。
魔法格闘家タイフーン/Magic Combatant Typhoon
ビセットが憧れているマンガのタイトルとその主人公。現在は絶版になっている。
ビセットが魔法格闘家を目指す理由でもあり、彼のファッションの元でもある。因みに、ビセットの服はこの主人公と同じもの。つまりビセットは年中、魔法格闘家タイフーンのコスプレをしてるって事…。
ガリク/?
小麦の産地。ガリク産の小麦粉は収穫高が少ない高級品で、クーロンヌのケーキの原料として不可欠なもの。
かつら/wig
倉庫でのイベントで、ルシードとビセットが見つけた箱の中にあるもの。所有者は不明だが、ルシード達は、「誰かがこれをダミーに被らせて、ダミーを愛でている」という恐ろしい推測をするに至った。
↑ちなみに長髪の物。ビセットとルシードが、その使い道として考えたのは、他に「将来使う為」「変装用」「自己満足(コレをかぶって鏡に向かって「キレイ?」とか…)」。考えが怖い方向に向かっていくため、元の場所にしまっておく事に。所有者の候補として、ショートヘアのルーティが長髪に憧れて、という線もありそうだ。
人参堂本舗/Ninjindou-Honpo
かなり老舗のお菓子メーカー。(ゲーム期間で言う2年目の)9月で創立三十周年になる。その9月に、プレゼントや半額セールといった三十周年記念の企画を色々やるらしい。他にも、いくつかのお菓子を昔のパッケージで再販するという企画もある。
人参堂キャラメル
『人参堂本舗』で昔発売されていたお菓子で、ルシードも食べた事がある。三十周年記念企画で、当時の値段で再販される予定。
シープクレストスポーツ/Sheepcrest Sports
一面に、「箸の持ち方が悪いと病気になりやすい」という、とんでもないことを書いている新聞。
簡単手作り攻略本/Easy Handmade Guidebook
いろんなものを手作りするための本。こんぺいとうの作り方も載っている。
清酒・悪魔屠し/Seishu Ogrekiller
めったに手に入らないお酒。
Train Defense/――
訓練室の「ガード訓練」のところにあるマットの名称。(?)
ネスト・ラーメン/Nest La-mian
定食屋ビーズ・ネストのメニューの一つで、二十分以内に食べれば賞金が出るというもの。(賞金額は不明)ただし、食べられなかったら30G取られる。麺重量、2000グラムで、スープを含めバケツ一杯分はある。しかし記録保持者のビセットは、スープも飲むように言われても、余裕で全部平らげてしまう。
ファイターカード・コレクション/Fightercard Collection
お菓子のおまけについているトレーディングカード。全部で百数十種類。レアカードに「マスクマンR」などがある。
ヒヨコ畑/Hiyoko-batake
フローネが見た夢。大量のヒヨコが見る見る内に成長して、つつきながら追いかけてきたらしい。原因は、ベットのシーツの柄をヒヨコ柄に変えた為とフローネは分析。
皆既日食/Entire Eclipse
太陽と地球の間に月が入り込み、日光を遮断する現象。この世界では、魔力を増大させてしまうという特徴がある。
霧命祭奇書/?
「死に抗う」で話題に上った本。元ネタはいうまでもなく、クトゥルフの「無名祭祀書」である。
怪盗探偵/?
ルーティとゼファーがみてたテレビ番組。前後編あるうちの前編を放送したあとTV局に抗議が殺到したらしい。理由は「続きが気になってしょーがないだろ!」。
結果、今後は前後編を作らないことにしたらしい。
ドクダミ茶/Dokudami Tea
ティセが飲んだお茶の一種。とーってもお約束な勘違いをして泣いていたが、ルシード、うわべだけでも良いからフォローしてあげなよ……。
スロットマシーン/Slot Machine
事務所に置いてあるが使えないゲームの機械。絵柄が揃うとフローネの様子がおかしくなるので危険であるとして封印された(嘘)。
気球/Balloon
飛行機はないようだが、気球は存在するらしい(ルーティとの日常会話より)。
『超・簡単!誰にでもできるパッチワーク』/?
ゼファーが資料室で読んでいた本。あまつさえルシードに「朗読してやる」といいだす。
格闘カード入りワカメチップ/?
読んで字の如くの中身のビセット御用達のお菓子。ちなみにビセットは食堂に置いておいたこれを誰かに食われてしまったらしくて怒り出すが、そんなもん自分の金で買ったのなら人の目につくとこに置いておく方が……。(後で自分が食べてたことが判明)
include/――
薬草の大釜の魔法陣に書かれててる単語。あと、エキス抽出の機械の魔法陣にもおそらく書かれてる。「〜を含む」という意味だが、なんで書いてあるのか不明。…このゲームのプログラムってC言語で組まれてるとか?
芋版/Sweetpotato Stump
ある日、フローネが作っていた物。ブルーフェザーのシンボルが彫られていてなかなか上手に出来ていた。フローネはこれを使ってのブルーフェザーオリジナルグッズの生産を企画するが「そんな事したらメルフィがうるさいからやめとけ」とルシードに言われたので結果、見て楽しむ事になった。でも、ひょっとしたら妹への手紙に捺しているかもしれない。
『さすらいデカ』/――
『死に抗う』にて、ルシードが図書館で読んだ本。刊行年数、出版社ともに不明な作品で、新刊が4万4百5巻目。
『ブルーフェザー無用論』/――
『死に抗う』にて、ルシードが見た雑誌にあった見出し。内容は、「…税金の無駄遣いとも言われる保安局のお荷物部署を徹底分析…。保安局の第一捜査室捜査員のレスター・カーライル氏を迎え、ブルーフェザーを一刀両断」というものらしい。出版社はセレンス書房。
お琳/Orin
なにかのドラマのキャラらしいが、ルーティ曰く、バーシアに似ているらしい。どう似てるかというと、毎週入浴シーンがあって、服装も結構キワドイそうな。でもって、主人公が絶体絶命のときに助けにくるらしい。ルシードはこういった。「後からやってくるところはそっくり」。
クロトの肉バサミ/――
早ければ1年目の6月に劇場公開されるが、遅いと2年目の6月になることもある映画。
フローネ曰く、「シナリオ、世界観、そして映像的快楽が融合した、これからの十年を作る作品です」。フローネと一緒にこれを見たルシードは具合が悪くなる。かなりすごい映像のようだ。
年末濃厚緑汁大会/――
実験室の大がまであらゆる薬草を入れて作った究極の『濃厚緑汁』。これを、いろんなゲームをして負けたものがいっきにのみほす。マズイし、臭いしで毎年救急車で運ばれる人が続出……なんて、これはバーシアの作り話でした。
鉄道/Railroad,Railway
シープクレストを横断して他の国や町と結ぶ鉄道。旧市街の東駅と新市街の西駅(自動改札完備)があるが市内交通としては役に立たず、市内では巡回バスが使われる。
駅の時刻表に回送列車の通過時刻が記載されている。現世の鉄道でそんなもん掲載しているのは、業務用を除けば鉄道関係の趣味誌(現物対象)くらいだぞ。
巡回バス/Round Bus
シープクレスト市内を回るバス。環状運転をしており、フローネは1周、ビセットは4周した事がある(笑)。
ピェス・フォルテ/――
おそらく服のブランド名。『赤い宝石』でルーティが(つまりは自分の誕生日に)ルシードを誘って、ピェス・フォルテのカーディガンを買いに行こうとする。しかし、店は臨時休業で結局買えない。
流行通信/――
おそらくファッション雑誌の一種。ルーティは、これを定期購読していると思われる。『赤い宝石』で彼女は、これの最新号を読んで、ピェス・フォルテのカーディガンを欲しくなる。
幸福のキーホルダー/Fortune Keyholder
魔力を蓄積する赤い宝石が付いており、宝石とキーホルダーで挟むようにして魔力や精神力を吸い取る魔力吸収魔法陣が書かれている。魔力がたまるにつれ宝石の色は赤から紫になり、魔力が一杯になるとキーホルダーにかけられた魔法で決められた場所(ここではフラットヒルズのヴィクターの邸宅)に転送される。ヴィクターはこれを闇ルートで売りさばこうとしていた。
三日月ベーカリーの新作パン/――
『風邪っぴきルシード』の発生日(6/15)の昼食に出た。堅めのパンだったから、風邪をひいてるルシードにはちょっときついらしい。
隠れた名店/――
『水妖の姫』でルシードとルーティが立ち寄ったアイス屋。公園(背景CGからして港公園とは別の公園)で店を出している。ルーティは常連なので、いつもちょっとおまけしてもらってる。アイスの味は、クセになりそうな甘さで、そのくせクドくないという事。
梅アメ/――
『水妖の姫』でビセットが、本部に行くついでにルシードに買ってきてもらおうとした物。どうやらビセットの好物らしい。しかしルシードには自分で買いに行けと断られる。
虎エキス/――
『あの人に会いたくて』で、メルフィが「チンピラに絡まれた私を救って作戦」の説明中、エキストラと言ったのをティセが聞き間違た物。
世界幻獣辞典
ピースクラフト氏がブルーフェザーの資料室で見つけた書物。ちなみに初版。
魔術大系
ピースクラフト氏がブルーフェザーの資料室で見つけた書物。全13巻。
魔界百景
ピースクラフト氏がブルーフェザーの資料室で見つけた書物。現在の相場は10万G(!)とのことだが、ピースクラフト氏はそれを知らなかったようだ。
超がつくほどの幻の一品ということ。ピースクラフトがこの本のために出そうと言った金額は1000G。とにかく、全然ケタが足りない。
シープクレスト今昔物語
小説版でブルーフェザーの資料室に置かれていた本。よく考えてみれば、昔話もれっきとした「魔物や怪異との遭遇事例集」になりうるから、こんな本がブルーフェザーの資料室にあったとしてもおかしくはない。……オカルトや御伽噺が「実用的な」職場ならではといったところでしょうか(笑)。
魔術師の系譜
同じく小説版で、ゼファーが整理していた本。タナトスやツチミカドの名前は載っているのだろうか?
魔物大全
同じく小説版で、ゼファーが整理していた本。「魔術大系」とは多分関係ない。
月刊サファイア
ルーティが読んでいた少女マンガ雑誌。「今一番売れている」とのこと。持ってきたのは例によってゼファーである……。
「悩み事相談ダイヤル」
フローネが、自分達がもっと積極的に町の人達とコミュニケーションを取った方が良いと考えて設置しようと思ったもの。皆で時間を決めて、電話で町の人から相談事を聞くというものだが、ルシードからは難しいだろうと反対される。理由は、質問の内容がいつもこちらにとって都合の良いものだとは限らないという事と、急な事件で全員出払った時も困るからという事。
痩せ薬
読んだ本に書いてあったので、バーシアが作ろうとした薬。材料として『痩せた男の汗』が要るらしい。
愛は波濤の果てに
ラッセル・イェスバー監督の遺作にして最高傑作の映画。画面は白黒。撮影終了直後に監督が亡くなって、フィルムも行方不明になっていた。それが先日に発見。この発見は、映画史においてまたとないニュース。主人公アンドレは逃亡中。走る列車の上から恋人ジョセフィーヌの姿を発見し、思わず飛び降りてしまうシーンもある。ラストシーンはジョセフィーヌを救うため、アンドレは炎の中に身を躍らせる。リメイク版が同監督の死後作(?)でルシード主演の『真・愛は波濤の果てに』。
十万石
盆栽屋の名前。おそらくゼファーの行きつけの店。ゼファーはここで盆栽の苗を1Gで買って請求書を出したが、「石」の字が「G」に見えたため、フローネが100,000Gの請求書と勘違いして大騒ぎになる。
熊の右手
ゼファーが食べてみたいと思っている物。何故右手かは「蜂蜜を右手で取るから」と言われているからだが、ルシードもビセットもルーティも知らなかった。
工業用アルコール
メインイベント3A−1「キレイな玉」によると、ミッシュベーゼンにはこんな物まで置いてあるらしい。
『おばあちゃんの知恵比べ』
おそらくテレビの番組名と思われる。ルーティはこれで「血が止まらない時は万歳してるといい」という知識を得る。ルシードは、これを見ていないが、「ある程度の傷は、傷口を心臓より高い位置に持ってくると血が止まるという事」は知っていた。
火薬
作業室でのルシードとバーシアの会話からすると、火薬(「爆薬」と言ってましたが)は、爆弾作りに使用するようです。その爆弾を「何に」使用するのかは不明ですが、ル「いい加減な爆弾作ったせいで助かるもんも助けらんなくなることだってありえんだからな」バ「火薬を多めにつめといて、全部ぶっとばしゃ問題ないね」とも言っていたので、戦闘か落盤事故などの救出作業に使うのかも知れません。
『シープクレストの歴史と経済50年史』
ゼファーが庭で読んでいた本。その時一緒に持っていた本は『やさしい手打ちうどん入門』。ゼファーが言うには「読書に組み合わせなど関係無い。例えどのような本であっても、書かれてある内容を読めば、それは読み手の知識となる。知識は知識だ。それ以上でもそれ以下でもない」という事。
『やさしい手打ちうどん入門』
ゼファーが庭で読んでいた本。その時一緒に持っていた本は『シープクレストの歴史と経済50年史』。何でその二つを選んだのかと言うと「気分だ」ということ。
異種族取扱条項
ヘザーがS級危険種族という事や、「とても冷酷で恐ろしい種族で、本来、見つけしだい排除すべき存在とされている」といった事も書かれている。しかし、保安局の人間であるはずのビセットも良く知らないので、やはりこういった事はあまり一般には知られていないのだろう。
『暮らしのメモ帳』
『奏でられるもの』の冒頭でティセが読んでいた奥様御用達の週刊誌。メルフィからもらって読んでいたのだが、ティセには読めない字が多かった。(別に難しい字なのでなく、単にティセの勉強不足)
「猫に小判」
シープクレストにも、この諺はある。しかし、ルシードもフローネも、「小判」の意味は知らない。フローネは「猫にご飯」がなまったんじゃないかと思う。猫は肉食だから、基本的に、ご飯…お米は食べないから、だそうだ。よく分からないので、結局後でゼファーに聞くことになる。ゼファーが何と答えたのか気になるが…。
献立表
台所に張ってある。毎日、食事のメニューを考えるのは大変だからと言うので、メルフィが栄養の事も考えた献立を用意している。しかし、ルーティやビセットが、自分の食べたいものを書き込むようになり、次第にリクエスト表になっていったらしい。
エターナル・ホワイト
ルーティが買ってきた新しい洗剤の名前。ただし、前の洗剤とどこがどう変わったかはティセにはよく分からない。この洗剤のCMソングは「かがや〜く、白ぉ〜♪まぶし〜い、白ぉ〜♪ステキ〜な、白の〜♪エタ〜ナ〜ル・ホワイト〜♪」というもの。
『世界の名水・健康の水』
ゼファーが談話室で読んでいた本。ルーティは、なぜか「この本を読んでいたのはルシード」と思い込んでいて、ルシードに貸してもらおうとする。
クマのぬいぐるみ
ルーティが小さい頃から持っていたもの。「ボロボロになっちゃったけど、今でも大事な友達なんだから…」とフローネに裁縫を教わって直そうとする。ルシードは直そうとするだけ無駄じゃないかと言ってルーティに泣かれてしまうので、謝って、大事な友達なんだからフローネに任せたりしねぇで、ちゃんと直してやるんだぞと言う。ルーティは機嫌を直すが、最後に「間違ってぬいぐるみを自分の服に縫い付けたりすんなよ」と付け加え、また怒らせる。キレイにまとまる所だったのに、ルシード一言多い。
ロープ
現在確認されている、ブルーフェザーにおけるロープの使用例。1.『ヘザー』でワンアイをどつき倒した後、縛り上げるのに使う。
『催眠術で人を指揮しろ!』
資料室でメルフィが読んでいた本。何かの参考になるかと思って読んでいたと言うが…。思うように働いてくれないルシード達に対してかなりのストレスがたまっていたんだろう。
『朝一スタジオ』
タイトル通り、朝一にやっている(と思われる)テレビ番組。「今日の運勢」といったコーナーがあるらしい。ルーティは、この番組で今日の自分の運勢はあんまり良くないと言っていたからと、落ち込む。(ちなみに一番運勢がいいのがルシード)しかし、新聞の占いを見ると、ルーティの運勢が最高で、一番運勢が悪いのがルシードと出ていたので、すぐに元気になる。
ケトルシリーズ
フローネがこれから読もうと思っているシリーズものの小説。タイトルは「ケトル登場」「ケトル町に行く」「ケトルの初恋」「ケトル変身」「ケトル最後の戦い」「ケトルと王女」。しかし、巻数が記されていないので、どの順番に読めばいいのか分からず、フローネは悩んでいる。
『ミラビリス』
テレビでもCMをやってる商品。ただし、何の商品かは不明。ルーティはこのCMの声優(男)が、誰だか分からなくて気になっている。何かのアニメに出演していた声優のような気がするらしいが、ゼファーにもルシードにも分からない。
『この命、おまえに預ける』
テレビでやっているバラエティ番組。この番組の名物コーナーは、毎回違う条件が出てきて、それをクリアできたら賞金10万Gがもらえるというもの。バーシアがルシードに出てみないかと言った回の条件は「漢の中の漢!人は何日間、フンドシだけで生活できるか?」。当然、ルシードには出演を拒否される。
箸置き
フローネが、皆で一個ずつ使ってもらおうと思って人数分買ってきたもの。いろんな動物の形で、イヌに、ネコに、パンダにコアラ、カメ、ウサギ、トラとナマケモノがある。フローネは、トラをルシード用にと思っており、ルシードも気に入る。そして、バーシア用のはルシードがナマケモノに決定する。バーシアは怒ると思うが…。実際にこの後、この箸置きが使われたかどうかは不明。
『戦うメイドさん』
最近再放送されたという昔の番組。ルーティが、久しぶりに見たからちょっと懐かしくなった、と言うからさほど古い番組ではないらしい。主人公の必殺技は、一瞬の内に敵をなぎ倒す『閃光のレーン』。(以下詳細は、ルーティの項目を参照)
バーシアのオルゴール
バーシアが普段灰皿に使っている。吸殻がたくさん入るので重宝しているらしい。それをホールのすみに落として忘れていたのを、随分汚れていたのでビセットが作業室でキレイにする。相当古いもので、取れない汚れもある。ビセットは、このオルゴールをフローネの物と思い込むが、バーシアが灰皿に使うと聞いてショックを受ける。しかし、バーシアに礼を言われ、できるだけキレイに使うと言われ元気になる。
「組曲」のオルゴール・レベル2の元ネタはこれ。
宝の地図
ビセットが資料室で見つけた、この辺り(事務所の近く)の地図。意味ありげに赤のバツ印が付いているので、ビセットは宝の地図と思い込む。実際はゼファーが生ゴミを埋めた場所の地図。生ゴミを埋めると良い肥料ができるので、それで盆栽用の肥やしを作ろうと思っていた。
月
「チュウシュウの名月」(「中秋の名月」)という言葉がシープクレストにもある。しかし、バーシアは「その日はお月様を見上げて月の悪口をいっぱい言う」(中傷の名月)と思っており、ルシードは「月の模様を見ながらああ見えるとか、こう見えるって語り合う」(抽象の名月)と考えている。一般には意味はよく知られていないらしい。「猫に小判」の時同様、2人は後でゼファーに意味を聞く事にする。
『アワーグラス』
十年ぐらい前の歌。ルーティは、この歌を突然聞きたくなったが、十年前のものなので、売っていない。どうにかして聞きたいので個人情報誌を使おうと思っている。
胸毛育毛剤
バーシアが実験室で作っていた薬。ルシードに使わせようとするが、断られる。
ポルターガイスト
誰も触っていないのに、物が勝手に動いたりする現象。シープクレストでは、低級霊の仕業である場合が多い、という事になっている。
魔法格闘家タイフーン
上下巻(つまりは全2巻)で、あまり長い話ではなかったようだ。因みに、ビセットが素手で戦うのはこのマンガの影響。素手で直接打ち込めば、発生させた魔力を、相手に100%叩きこむ事が可能だとか、拳に魔力をこめれば壁を殴っても痛くはないといった知識を、ビセットはこのマンガから得たらしい。カモメ書店のリンダ婆さんは、この本を店頭に出さずに所持しており、後にビセットに譲る事にする。ただし、上巻だけ。下巻は、町内会の温泉旅行できっと寂しい思いをしているというリンダを追いかけて来てくれたら渡してもらえる、という事に。ビセットがリンダに会いにいったかは不明。(多分、行かなかったろうけど)
武器
この時代には、魔力をよく通す武器は、なかなか無いらしい。(ルシードの持つ剣等が、そうなのかは不明)「魔力をよく通す」というのは、武器の材質がそうなのか、それとも鍛え方の問題なのだろうか?
天の川
シープクレストでも、夜空に見える銀河は、こう呼ばれているらしい。
『1番不味い店』
ビセットが見つけた店。どこにあったのかは言わなかったが、旧市街じゃないだろうか。まだ入ってないので、今度ルーティでも誘って行こうと思っている。ビセットは、不味くても文句言えないし、そこそこ美味かったらうれしいから、なんだか卑怯な名前だと思っている。
『簡単手作り攻略本』
名前通り、いろんな料理を簡単に手作りする方法が書かれた本。ルーティはこれを読んで、ルシードに手作り料理を作ってあげようとするが、ルシードからのリクエストは、こん
ぺいとう。一応作り方は書いてあるらしい。
豆腐専門店
ルーティが見つけた、最近できた店。豆腐料理だけで90種類くらいメニューがあるらしい。
笑ってよし!
バラエティ番組。バーシアが見ているらしく、「てへっ♪」「薔薇を投げて敵に突き刺す」等の影響を与えている。
金魚すくい大会
名前通り、金魚をたくさんすくったヤツの勝ち、という大会で、バーシアは皆にも出ようと誘う。ちなみに、この大会の去年の優勝者は63匹すくったらしい。
3秒クッキング
フローネが見ていた時には、他にも「鴨の腿肉、赤ワインソース」も作っていたらしいです。因みに、この番組はタイトル通り3秒で終わるもの。メモを取ったので、フローネも今度作ってみると言っていましたが、わずか3秒で「鴨の腿肉、赤ワインソース」と「イチゴのタルト」を作るという目にも止まらぬような早業を再現できるのでしょうか?
ゼファーの日常会話の発生時間帯からして、昼の放送時間は午前中(9:00〜12:00)のようだ。ゼファーは「俺の『3秒クッキング』タイムは誰にもジャマはさせんぞ」というくらい、この番組が気に入っている。一度見ると、やみつきになるとまでゼファーは言う。3秒と言うだけあってすぐに終わってしまうが、その時間の中精一杯やっているらしい。『パンにバターを塗ってトースターでチンッ!』と言うだけで噛んでいたそうだけど…。
デカイ皿
倉庫の中で、木の箱に入れて置かれていた大きな皿。その大きさは、十人分ぐらいの料理が乗せられる程。実は大変高価な品で、割ったりしたらルシードの給料くらいでは一生かかっても弁償できないほどの値打ち。ゼファーが鑑定を頼まれていたのだが、忘れてそのまま倉庫の中にしまわれていた。
永久凍土層
大雑把に言うと凍った泥水、というのがルシードの説明。『古代人蘇る』で発見された凍土層は透明度が高く、また外気に触れても溶け出さないという極めて特殊な性質。しかし、いくら地下とはいえ、シープクレストの気候で溶けないというのは解せないので、これは天然の魔法効果ではないのか、というのがゼファーの考え。永久凍土が溶けない原理はジェクスン博士にも分からないし、何故この中に古代人が氷漬けになっていたのかも不明。永久凍土は、強奪した後、博士がサンプルとして保存してしまう。
催眠ガス
『古代人蘇る』で永久凍土層を強奪するためにジェクスン博士が使ったガス。これで研究者のグループや、現場を中継していたテレビのキャスター達を眠らせる。ガスボンベに入れられていて、そのボンベには「ジェクスン謹製」と書かれている。凍土層を運ぶのに邪魔な為、博士が現場に捨てていったので、強奪犯の証拠としてルシード達に押収される。因みに「研究の邪魔にならない人間を傷つけるのは本意ではない」と言う博士は、ガスの解毒剤を病院に送っておいたそうだ。
『怪盗アスカリト』で、アスカリトも使用する。しかしジェクスン博士と違い、薔薇の花束に仕掛けて、それをルシード達に投げる、というスマートな(あるいはキザな)使い方。
『名探偵サーゴック対怪盗アスカリト』
怪盗アスカリトをモデルにした小説。この他にも今度、彼を主人公にしたマンガも企画されているらしい。
『怪盗アスカリトと愉快な仲間たち』
怪盗アスカリトをモデルにした本。ティセも読んだと言うので、絵本かも知れない。
「中庭」
放浪の画家ニーヴの、晩年の名作。時価にして数千万といわれる名画で、シープクレストの美術館に展示されていたが、『怪盗アスカリト』でアスカリトに盗み出される。
「エトスの涙」
二百年以上前に描かれた、芸術的価値の高い絵で、シープクレストと友好提携を結ぶ都市クローキアに古くから伝わる名作。エトスという姫が父を亡くして悲しんでいるところを描いた絵と言われている。この絵が後世の芸術家たちに与えた影響は大きく、何人もの画家がこの絵の作風を真似た絵を描いている。「セルスの葬送」も、そういった作品の内の一つであると思われている。『セルスの葬送』でビノシュ室長は、盗まれたりすると政治問題にも発展しかねない事を懸念していた。
オケイセック運送
美術品専門の運送会社。『セルスの葬送』では、ここの業者が「エトスの涙」を美術館の閉館時間に引き取りに来て、クローキアに返すことになっていた。アスカリトはここの業者のうち、新人の青年に催眠術をかけ、自分は中年の業者の方に変装して「エトスの涙」を盗み出そうとしていた。しかし、ビノシュの独断で絵画の引渡し時間を閉館時間の1時間後にしていた為、アスカリトの企みは発覚する。しかし、こうしてバレる事もアスカリトにとっては計画の内だったのだが。
『実際にあった奇妙な話』
フローネが見ようとしていたテレビの特別番組。初めて見る番組なので一人じゃ心細いと、ルシードに一緒に見ないかと言った。それほど怖い番組らしい。結局仕事時間中なので、見るのはやめておく事に。
記念コインセット
メルフィが、事務室(事務所)の机の中から見つけた物。シープクレストの市制何周年とか、そういう物らしい。ただ誰の物かは分からない。(事務所の机に入っていたのならゼファーの物だと思うが)汚れているが、貨幣としての価値はあるとメルフィが言うと、ルシードは「取っといて、ここが財政困難になったらコイン収集家に売りつけりゃいいんだよ」と言う。それを聞いて「私がここにいる間はそんな事はさせないからね」とメルフィは少し怒った様子。
小市民調査アンケート
ゼファーが読んでいた新聞に載っていたコーナー。「夏が好きな人間は全体の八割もいる」そうで、ゼファーは「ちなみに俺は冬が好きだ。並みの人間ではないという事だな…」と自慢げに語る。しかしルシードはそれを聞いて(変人という事か)と心の中で呟く。
1G
ルーティとの会話によると、シープクレストの硬貨にも裏と表があり、1Gのコインは数字が大きく書かれている方が裏で、発行年が書いてある方が表らしい。(つまり日本の100円硬貨などと同じ)ただ、本当にそうなのか、ルシードもルーティも記憶が曖昧なので後でゼファーに聞く事にする。
心理テスト
ゼファーが作ったテストで、トゲトゲのシルエットが何に見えるか?というもの。バーシアにこれを見せられたルシードの答えは「栗」。こう答えた人は「庶民的」で、ウニに見えた人は裕福な家庭の人なのだそうだ。ちなみにハリネズミに見えたフローネは動物好きだそうだ。結構当たってると思うが、何のためにこんな物を作ったのかは不明。(多分ヒマつぶし)バーシアが、これを見て何と答えたのかちょっと気になる。
ラーメン屋
シープクレストにも屋台のラーメン屋はある。しかし最近はあまり見かけないらしい。ちなみに、ちゃんと(ちゃらり〜らら)とチャルメラの音も鳴らす。
『シリーズ・環境破壊を考える』
メルフィが、見たいと思っていたけど見れそうにないので、ルシードに代わりに見ておいてもらおうとしたテレビの番組、その一。ルシードに見ておいてもらおうとしたのは、これの第3回目。タイトルからしてNHKの番組みたいな感じである。
『知識を無駄なく活用する』
メルフィが、見たいと思っていたけど見れそうにないので、ルシードに代わりに見ておいてもらおうとしたテレビの番組、その二。もう一つは『シリーズ・環境破壊を考える』の3回目。タイトルを聞いてルシードは逃げる。
小型掃除機
「ティセばかりに掃除をやってもらうのも悪い」というのでゼファーが作ったもの。試運転の際に隣の部屋に行くとゼファーが言い出すのだが、それは吸引力がすごいから。足を吸い込まれたら指が折れるほどらしい。そんな危険な物使えないだろう。
『シープクレスト・ブランド店大集合』
バーシアが見たがったテレビの特番。町中のショップの新作モデルが出てくるのだが、放送時間が勤務時間中なので、ルシードに見るのを禁止される。
銭湯
メルフィとの会話によると、事務所の近くには銭湯は無いらしい。
『ファッションニュース』
ルーティが見ようと思っていた番組。放送時間帯は23:00〜24:00と夜遅く。ルーティが見たいと思っていたのは最初の十分だけ。知りたい情報は、最初の部分だけでしかやらないのだろう。番組ガイドに載っていたのだが、実は前日(昨日)の放送だったので、結局ルーティは見られない。
欲しいダケ
ティセが裏庭から取ってきて炒め物にした茸。食べると短時間茸を欲しがる弱い毒を持つ(笑)。
効力が切れたときに妙な行動を取るようになるらしい。ちなみにルーティは「あたしは…おんなだ〜」と口走っていた。
↑そしてビセットは「ファイトォ!もういっちょこ〜い!!」、バーシアは「きのこ、すのこ、火の粉、おのこ…あれ?」と言っていました。ひょっとしたら軽い幻覚作用もあるのかも知れません。ちなみに、このキノコは子供がよくいたずらに使うのだそうです。
『巨大モモンガ来襲』
フローネが、面白かったと言っていた本。その内容は、20メートルもあるモモンガが町に出現し、町の皆はモモンガのかわいさに思わず我を忘れてしまうというもの。クライマックスにはライバルが出てくるのだが、それがなんと25メートルのジャンガリアンハムスター。2匹のあまりのラブリーさに世界中の人間が幸せな気持ちになってエンディングという本だそうだ。
魔法食料調理器
メインイベント3B-1で沈没船から引き上げられた、ディケンズ博士の発明品の一つ。10年ほど前に特許申請されたが、高価すぎて普及しなかったそうだ。
タコ焼き
『沈没船』で、ビセットは2パック買ったが、タコは一切れも入ってなかったため「タコの入ってないタコ焼きなんてタコ焼きじゃないーーー!!!単なる粉焼きだぁぁっ!!!!」と絶叫する。逆に屋台のタコ焼きにタコが入っていることなど期待していなかったルーティ(ルーティ「そうそう、このチープな味わいを楽しむのが通ってもんよねぇ」)とルシードの買った分にはちゃんと入っていた。ビセットはよほど運が悪かったようだ。
『5分で作れる今日のおかず』
ティセが勉強したい、と言うのでルシードが選んでやった資料室の本、その1。しかし料理の勉強がしたいんじゃないというので拒否される。
『古典から学ぶ文学』
ティセが勉強したい、と言うのでルシードが選んでやった資料室の本、その2。しかしティセには読めない字ばっかりなのでダメ。
『こだわりの陶器百選』
ティセが勉強したい、と言うのでルシードが本を探してやっていた時に資料室で見つけた本その1。ゼファーの私物らしい。という事は、ゼファーは部屋に蔵書がたくさんあるが、本棚に収まりきらない分は資料室に置いているという事なのだろう。
『早わかり物理学』
ティセが勉強したい、と言うのでルシードが本を探してやっていた時に資料室で見つけた本その2。見せたところで多分ティセには内容は理解できなかったろう。
『かんたん経済学』
ティセが勉強したい、と言うのでルシードが本を探してやっていた時に資料室で見つけた本その3。「かんたん」と書かれてあっても、ティセには難解であろう事は容易に想像できる。
『世界の短編童話集』
ティセが勉強したい、と言うのでルシードが本を探してやっていた時にティセが自分で選んだ資料室の本。「絵がついててきれい」だそうだ。要するに、ティセがいつも読んでいるような絵本である。
特製ビーフカレー
『見られて困るもの』で、ティセがピースクラフトにふるまった特製のカレー。但し、レトルト。隠し味に入れた酢(ティセがワインと間違えた)が、ユニークな(すっぱい)味を醸し出している。これを食べたピースクラフトは、「魔力を向上させるには酢が有効なのか」と勘違いする。
始末書
『見られて困るもの』の時点で、ファイルされた始末書の束は厚さ10センチはあった。ゲーム終了時点の約1年後には、新たに書かれた始末書はトータルでこの倍以上になっていたであろう事は想像に難くない。
輝光石
強いショックを受けて魔力を放出すると、輝光石はただの石になってしまい、もう役には立たない。そのため大量に採掘して流通させるのは不可能。シープクレスト近辺では、ミエーレ山に小規模だが分布しており、ブルーフェザー事務所で触媒として使用する分は普段そこで手に入れている。
ファイヤーボール
ビセットが生み出した魔球で、ボールにガソリンを染み込ませて燃やすというもの。ビセットはキャッチボールで、この魔球を見せてやると言うが、ルシードには当然断られる。というよりそんな球ではキャッチボールなど出来ないだろうが。
きのこヨーグルト
最近発売されたというのでルーティが探しているのだが、どこにも売ってないそうだ。名前以外、全然情報がなく、味はもちろんどこのメーカーが作ったとかも分からない。
戦慄のキラーこんにゃく
この映画を撮影するのに、こんにゃくを1t使用したそうだ。
魔法触媒
実験室で行なう実験や研究に必要なもの。種類もたくさんあるし、町では買えないような物もある。町中で買える物は、香辛料の店、診療所、占いサロン等で入手できる。ただし触媒として売ってるわけではなく、普通の薬や鉱石が、魔法触媒としても使えるという事。
『特命捜査・与太話』
ビセットが見た番組。満月の夜は人間は狂暴になるといったような事を、この番組で言っていたそうだ。タイトルからして実に嘘くさい。
『チョコ王国の王子様とチョコの城』
イベント『魔導人形』で、ルシードがティセにせがまれて読んだ図書館の本。内容は童話。このチョコ王国はすべてがチョコでとっても平和な国。お城はチョコで作られていて、町もすべてチョコなチョコ国、太陽が出てもなぜか溶けないという、ティセにとっては正にパラダイスと言っていい国。ルシードは「そのチョコ王国の王子は…」と読みかけた所でフローネに呼ばれたので、読むのを中断。王子がどんな人かは結局分からない。
『お茶の間超特急』
バーシアが見ている番組で、略称は『お茶超』。『白い回帰線』の裏番組だったので、バーシアはこれを見たくてルーティとチャンネル争いをする。
『激安グルメ旅行案内』
ルーティ達に頼まれてメルフィが買ってきた本、その1。多分ルーティが頼んだ本。
『オススメ!ブランド古着ショップ』
ルーティ達に頼まれてメルフィが買ってきた本、その2。これも多分頼んだのはルーティ。
『プロも認めた実力チープコスメ』
ルーティ達に頼まれてメルフィが買ってきた本、その3。これを頼んだのはルーティかでなければバーシア。
『いい女の条件』
ルーティ達に頼まれてメルフィが買ってきた本、その4。頼んだのは、やはりルーティか?
『これで決めろ!勝負服!』
ルーティ達に頼まれてメルフィが買ってきた本、その5。こういう本を欲しがるのは、やはりルーティかバーシアだろうから、頼んだのは2人のうちのどちらかだと思う。
『10分メイク法』
ルーティ達に頼まれてメルフィが買ってきた本、その6。これを頼んだのもルーティと思うが、フローネあたりも興味を持ちそう。
『ホラー歴史読本』
ルーティ達に頼まれてメルフィが買ってきた本、その7。フローネが頼んだ本に間違い無し。
『簡単!美味しい!クッキング』
ルーティ達に頼まれてメルフィが買ってきた本、その8。頼んだのはルーティか、フローネか、ひょっとしたらビセットかも知れない。
『愛犬のしつけ方』
ルーティ達に頼まれてメルフィが買ってきた本、その9。この本を買ってくるよう頼んだのは、フローネか、それとも所長をしつけようとしたルーティか。
『お茶の間超特急』
バーシアが見ている番組で、略称は『お茶超』。『白い回帰線』の裏番組だったので、バーシアはこれを見たくてルーティとチャンネル争いをする。
「まぐれ局員便乗派」
イベント『勇気を出して』で、「真面目な話」をした場合、ルシードの話に退屈した子供たちが始めた雑談に出てきたテレビ番組名。「昨日あのテレビ見た?」と言っただけですぐにこの番組の事と分かるあたり、子供たちの間で人気の番組なのだろう。
『闇の恐怖・死霊達の蠢き』
寝る前は本を読まないと落ち着いて眠れないと言うビセットに、フローネが貸した本。タイトルからして内容がホラーである事は疑いようが無い。
『年末歌合戦』
日本で大晦日にやっている『紅白歌合戦』のように、赤と白に分かれて競い合うらしい。多分TVでも放映されるのだろう。
『涙と根性!少女の鎮魂歌!』
ビセットが読んで感動し、感想文まで書いた(実際には「感想文」ではなくただの「あらすじ」でしかないが)という小説。ビセットが言うには少女小説らしいのだが、タイトルからは、とてもそうは思えない(ルシードからは暑苦しい匂いがプンプンすると言われる)。
『死霊の家畜』
フローネが見たいと思っている映画、その1。内容は間違い無くホラー。
『三谷怪談』
フローネが見たいと思っている映画、その2。内容はタイトル通りホラー(怪談)だろう。この映画の撮影の前に、霊を鎮めるための供養をしたのかどうかは不明。
『猫面犬』
フローネが見たいと思っている映画、その3。ホラーなのだろうが、タイトルだけ見るとコメディのようにも思える。
『ゾンビの背比べ』
フローネが見たいと思っている映画、その4。内容は多分ホラー。
『子豚物語』
フローネが見たいと思っている映画、その5。動物ムービーである。
『ネコ刑事危機一髪!』
フローネが見たいと思っている映画、その6。動物ムービーである。
『迷探偵アシカ』
フローネが見たいと思っている映画、その7。動物ムービーである。
『ラブラブ!寄生虫の付き合い方』
資料室でビセットが読もうとしていた分厚い本。ルシードが枕代わりにちょうど良いと言うと、ビセットもこの本を枕に使ってみようとする。(この2人もピートと同レベルか…)
『究極の選択・100』
フローネが古本屋で見つけて買ってきた本。フローネは通常会話内で何度かルシードに「究極の選択」を迫っていたが、その出典はおそらくこの本。
メルフィ
作業室に置いてあったマンガに登場するキャラの名前。どうしょうもないドジでみんなを困らせる女の子(つまりティセのような女の子)だそうだ。そのマンガを読んでメルフィ(ナーヴの方)は納得行かない気分になる。
ドリアン
ビセットが通販で買った、南方でしか採れない珍しい果物(現世では「果物の王様」と呼ばれている)。見た目がゴツゴツしてるので、メルフィは危険物じゃないかと勘違いする。中身はカスタードクリームみたいですごくうまいらしいが、臭すぎてとても食べられないので、ゴミ袋に密閉して後で所長に食わせる事になる。高かったので、ビセットは通販に騙されたと嘆いていた。
「愛石の友」
ゼファーが定期購読している雑誌の一つ。石を愛でるという趣旨の本である。
「ホラーの手帖」
フローネが読んでいる雑誌。「組曲」でのアイテム説明によれば、ホラー小説の専門雑誌のようだ。
『ハラペコな散歩者』
ビセットが読んだ本。名探偵が出てくるというから、多分推理物なのだろう。変な性癖のある「ハラペコの散歩者」という男が、食い逃げする話なのだそうだ。
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