「守護天使」事件調査書
The investigation book of "Guardian Angel" case

 この調査書は、5245年8月27日から9月27日に掛けて発生した「守護天使」事件に関する物である。
 当調査書は事件の魔法的重大性を鑑みて、調査担当者の許可を得た者を除き、部外者の閲覧を禁止するものとする。警察及び司法関係者も閲覧のみを許可し、持ち出し及び複写はいかなる理由にても禁止する。
 なお通常の閲覧には、「怪物による大量殺害事件(再調査)」「エリック・ディライト失踪事件」「連続怪盗事件」「モランディ貿易密貿易事件」「連続銀行強盗事件」「セシリア・モランディ誘拐事件」「人造人間密造摘発事件」「人造人間によるバルツ旧市街破壊事件」の各調査書を提供する事とする。

  調査担当 クレイヴ・ルーバック主任


〜守護天使捕物帖〜

 上ノ場(うえのば)藩の原津(ばるつ)の町に、寺糸衿句(てらいと・えりく)という名の牢人が住んでいました。昔は原津の代官所に仕える与力だったのですが、十年前に化け物が町を襲った時の代官所の不甲斐無い態度に呆れ、化け物に家族を殺された江須照(えすてる)という少女を養子として引き取ってから、同心の流漠(りゅうばく)が引き止めるのも聞かずに代官所を辞めてしまいました。それから衿句は娘の江須照と共に暮らしながら用心棒をしていましたが、ある晩に巨大博徒集団「久留裏(くるうら)」の大立者である妖術師の紀伊主(きいす)に捕まり、妖術で生霊にされてしまいます。
 翌朝江須照が目覚めると、父の布団の中に見慣れぬ娘が寝ていました。身元の定かならぬこの娘は江須照の親友である大商家裳蘭亭(もらんでい)屋の娘瀬知阿(せしりあ)により瑠四阿(るしあ)と名付けられ、江須照と共に暮らし出す事に。
 しかし瑠四阿を狙う魔の手が、次第に江須照達に忍び寄ります。久留裏と手を結んで抜け荷を企む裳蘭亭屋の手代絵配屯(えくばとん)、久留裏の幹部で多くの化け物を従える十年前の元凶敏泥徒(びんでいと)、化け物を滅ぼすために動いている学者の大蒜(おおびる)博士、大蒜博士の配下で町を騒がせる義賊の麗貞紗(れていしゃ)、そして紀伊主と配下の忍びで麗貞紗の生き別れの妹貞波(ていは)。
 それら魔の手に挑むのは、江須照に瀬知阿、流漠、十年前に両親を化け物に殺され敵討ちを誓った報九(ほうく)と密かに報九を慕う娘の新稲(にいな)。
 そして衿句も天女の手踊羅(ておどら)に法力を授かり、密かに守護霊として江須照達を救うために戦っていたのです。

 ……という大嘘はさておき、ここは時空跳躍誘導ADV「ガーディアンエンジェル」のコーナーです。


 「守護天使」事件関係者一覧
 主要キャラクターの紹介と、システムの簡単な説明です。思い切りネタバレなので閲覧の際はご注意を。

 ビュレット使用フローチャート
 ビュレットが必要な分岐点と、そこで必要なビュレットの一覧です。

 精神力回復イベント・エクストライベント一覧
 発生が不定期な2種類のイベントの、発生する場所の一覧です。

 18歳以上推奨イベント一覧表・GA編
 「ガーディアンエンジェル」の18歳以上推奨イベントの一覧です(汗)。


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