☆ つっこめ! プロフィール ☆


 目次 (1) (2) (3) (4) (5)


☆総合編


・真夏の工作

みゆき「はっきり明言されてはおりませんが、公式ガイドブックの地図ですけど、かがみさんとつかささんの最寄り駅は鷲宮、泉さんの最寄り駅は幸手、陵桜学園の最寄り駅は春日部、ゲーマーズとアニメイトがあるのは大宮なんですよね。アニメ版の背景も、これらの場所で実地に取材したものが多いようですし」
こなた「アニメ版だとなぜか、春日部じゃなくて糟日部なんだけどねー」
かがみ「一応、春日部は、酒粕の『粕』──米偏に白の方──に『壁』で、『粕壁』って呼ばれてたのよ。駅の辺りの住所は今でもそっちの字だし」
つかさ「でも、ゆきちゃんと黒井先生が、東京都や神奈川県のどの辺に住んでるのか分からないのは残念だよね」
かがみ「みゆきも黒井先生もそんな遠くに住んでるのに、なんでアニメ版で海に行った時は、神奈川県(ロードマップのタイトル参照)に行くのに埼玉県まで呼んだのよ。こなたも私達と一緒に乗って、みゆきが黒井先生と一緒に行けばよかったじゃない」
こなた「え〜とその」
かがみ「……まさかアンタ、私とつかさを成実さんの車に押し付けて、自分が楽するために黒井先生を呼んだんじゃないだろうな」
つかさ「こなちゃん……ずっと友達だと思ってたのに……」
こなた「いやいや、アニメ版のスタッフは誤解していましたけど、私達埼玉県北東部の住民にとって、身近な海はすぐお隣の茨城県だったのですよ? 茅ヶ崎や三浦に行って東京や横浜の人と芋洗いするよりは、大洗や阿字ヶ浦でのんびりとくつろぐのが正解なんじゃないかと?」
みゆき「と言われつつ道路地図を一生懸命ご覧になっていますね泉さん。もしかして泉さんも、『そういうニーズ』の方々みたいに海に行かれる事が少なかったのでしょうか?」


・左利きが多すぎる

かがみ「ふと思ったんだけど、私達って左利きが多いわね」
こなた「……右利きはゆい姉さんとパティと小神さんしかいないじゃない。ちょっと左利きが多すぎだよにゃもーさん」
みゆき「現実世界では生まれつき過半が右利きであり──左半身にある心臓をかばうためとも言われていますが定かではありません──、集団作業の際には利き手を揃えた方が効率的であったため、右利きに矯正する事が今でも多いようですね。そのため、鋏や急須、エレベーターボタンや自動改札機のような日常で用いる道具は右利き向きにできているようです。もっとも野球選手にとっては、投手の左投げは数が少ないため打者に打たれにくく、打者の左打ちは一塁までの距離が僅かに短いため進塁に有利なんですけどね。そうそう、有利といえば、宮本武蔵は左利きであり、その利点を自らの二刀流に活かしたと考えられていますよ」
こなた「箸で蠅を捕まえた度胸のある人だよね(汗)。でもどーしてそんな左利きが、メインのメンバーだけじゃなくて脇役にまで多いのさ?」
かがみ「(1)にゃもーさんにとって描きやすい。(2)私達を卒業させた場合に備えて混乱しないように(ただし一年生限定)。(3)惰性。ってところなんじゃない?」
こなた「(1巻12ページ右のつかさと30ページ右のかがみ、なぜか右手でお箸を持ってたよね。しかもかがみは途中で持ち替えてるし……ってコトは(3)!?)」
みゆき「実は私達の世界が読者さん達の世界の鏡像存在であるため、利き手が反対になっているという可能性もあるかもしれません。あくまでも単なる想像ですが」
こなた「相変わらずかがみは身も蓋もなくて、みゆきさんはややこしい意見だなぁ……」


・意外? 的中?

つかさ「胸ランクって、私は『小』になっちゃってるけど、他のみんなと比べるとどうなんだろ?」
こなた「えっと、フザけた回答をよこしてくれたウチのお父さんを無視すると、こんな順番みたいだね」
  巨:みゆき
  大:こう、パティ、ななこ、ゆい
  中:かがみ、みさお、あやの、ふゆき、ゆかり、ひなた、やまと
  小:つかさ、ひより
  極小:こなた、ゆたか、ひかる、あきら、かなた
  無:みなみ、ひかげ
  ヒ・ミ・ツ:そうじろう
こなた「……無視するって言っといたのに、本気でウザいよお父さん」
つかさ「やっぱり私、胸が小さな方なんだ……。でも、こなちゃんより大きいからいいか」
こなた「傷付くなその言い方……。でもかがみって、ひよりんも言ってたけど意外と胸があるんだね」
つかさ「お姉ちゃん、そういう目で見られるの嫌がるから……。男の子ならまだしも、こなちゃんじゃ一層……」
こなた「冷たいなぁかがみん。ところでさ、つかさのお母さんや上のお姉さん達の胸はどれくらい……(手をわきわき)」
つかさ「──! 言いたくない絶対言いたくない〜っ!!」
こなた「脅してるのはまつりさん? いのりさん? ……まさかおばさんだとか?」


・好きな色と書いて

かがみ「……気を取り直して、好きな色に行ってみようか?」
ひより「ご覧下さいっ! 私の調査ファイル、プラスアルファですっ!」
 (暖色系)
  赤:こなた、パティ、ひなた
  オレンジ:みゆき
  黄色:みさお、こう
  黄緑:あやの
  桜色:ゆたか、ゆかり
  ピンク:ひより
 (寒色系)
  菫色:かがみ
  緑:みなみ
  紫:ひかる
  青:ゆい、そうじろう、あきら
 (無彩色)
  黒:こなた、かがみ
  白:つかさ、ななこ、ふゆき、そうじろう、ひかげ、かなた
かがみ「あまり話には絡んでこないけど、アニメで私の『黒』とつかさの『白』がネタになってたわね」
ひより「あくまでも当人の記述を優先してるから、菫色と紫や、桜色とピンクが別扱いだけど、イメージに合ってる人が多いですよねぇ。……私のピンクは『嘘くせーっ』と部長に言われたっスけどね」
つかさ「ピ、ピンク……(ぼっ)」
ひより「そーいう意味じゃないっス! なに誤解してるっスかつかさ先輩ー!(泣)」
こなた「見てて楽しいつかさとひよりんはさておき(←鬼)、お父さんの好きな色、青と白って確実に、スクール水着やブルマの色と、白パンツの色に決まってるよね」
ゆい「女の子二人と同居しておいてそんな発想するなんて、逮捕だ伯父さーん!」
そうじろう「誤解だー!! かなたの着衣なら話は別だったが!!」
かなた「(そう君……こーいう時に私をネタに使うのはやめて……)」


・放課後、教室にて

ななこ「さて、お待ちかねの補習と行こか?」
こなた「待ちかねていません」
ななこ「やかましい。プロフィールによると科目の得意・苦手はこうなっとるで、得意な奴が苦手な奴に教えてみい」
 (国語)
  得意:あやの、こう、ゆたか、ふゆき、ひかげ
  苦手:パティ
 (世界史)
  得意:ななこ
  苦手:みさお
 (数学)
  得意:ひかげ(算数)
  苦手:みさお、あやの、ゆい
 (生物)
  得意:ひかる
 (英語)
  得意:かがみ、パティ、ふゆき
  苦手:こう、ななこ
 (体育)
  得意:こなた、みさお、みなみ、やまと
  苦手:つかさ、ゆたか、ひより
 (家庭科)
  得意:つかさ
  苦手:かがみ、ひかる
 (美術)
  得意:ひより
  苦手:ひかげ(図工)
 (音楽)
  得意:ひかげ、やまと
 (道徳)
  得意:ゆい
 *理系全般
  苦手:こなた
 *いっぱい
  苦手:ゆかり
ななこ「あくまでも自己申告やから、全般的によぉできる高良や、実はすごいらしい泉の親父さんみたいに、入っとらんモンもおるけどな」
こなた「なにぃっ!? すごい損してきた気分!」
ひかる「さて、それでは得意な者が苦手な者に教えるとしようか」
ひかげ「でも私、高校生の数学なんてできないわよ?」
みゆき「お恥ずかしい限りですが、一応私は平均より上ですので、私が数学の補習にお付き合いいたします」
あやの「ありがとう高良ちゃん〜!」
パティ「オー。私はネットスラングは完璧ですガ、古文や漢文はからっきしですネ……」
こう「私が言うのもなんだけど、あと外人さんにはきついかもしれないけど、勉強する順番を間違えてない? 『萌え』って単語だって、古文の意味を知って使うのと知らないで使うのとじゃ大違いだし」
こなた「それじゃつかさにゆーちゃんにひよりん、この私が体育を教えてあげよう。まずはアミノ式の運動を──」
ひかる「待て。泉は理系全般の補習が先だ」
かがみ「そうですよね。こなたは体育が好きなわけじゃないから、教えるのはとても下手なんですよ」
つかさ「こなちゃんはいっつも、長嶋監督顔負けのフィーリングで教えようとするし〜」
こなた「かがみとつかさの馬鹿〜〜っ!!(泣)」


・はっぴいばーすでいとぅーゆー(以下エンドレス)

みなみ「(お誕生日の歌を演奏)」
こなた「お誕生日おめでと〜、みゆきさん」
みゆき「皆さん、遠い所をわざわざ集まっていただいて有難うございます」
みさお「いいっていいって。私達も豪邸ーってヤツを一度見てみたかったんだし」
かがみ「あまり騒ぐな日下部。地元だってこれくらいの旧家は結構あるだろ」
つかさ「お姉ちゃん、私達は神職の家で氏子さんにお呼ばれする事が多いから……」
みゆき「ところで、私達の誕生日の順番はどのようになっているのでしょう?」
こなた「それじゃ、この紙に順番に書いてねー。ひよりーん、漫画の資料の写真撮影ちょっと中断ー!」
ひより「はーい。えーと私は……」
  1月25日:ひかる
  2月3日:こう
  2月8日:ななこ
  2月14日:あきら
  3月6日:ゆかり
  4月16日:パティ
  5月24日:ひより
  5月28日:こなた
  6月15日:ひなた
  7月7日:かがみ、つかさ
  7月20日:みさお
  8月20日:かなた
  8月21日:そうじろう
  9月6日:ひかげ
  9月12日:みなみ
  9月17日:ふゆき
  10月7日:ゆい
  10月25日:みゆき
  11月4日:あやの
  11月26日:やまと
  12月20日:ゆたか
ゆかり「はいっ。これで出来上がりね」
ひより「はうっ! 書いたの私が一番最後?」
みゆき「というわけでは必ずしもありませんけどね。来られていないお知り合いの方のお誕生日も混ざっておりますから」
こなた「ふっふっふー。つまり私が3年生グループで一番お姉さんなのだよ」
かがみ「私としては、アンタにもう2ヶ月早く産まれてほしかったわ」
あやの「こうして見ると、産まれた順と大人っぽいかは関係ないのよね。小さな子ならともかく、高校生だと1年もない年の違いは大した事ないのかしら?」
ゆたか「私もこなたお姉ちゃんも、クラスの平均身長よりずっと小さいし〜!」
パティ「オー。学校の年度は、日本では4月からデスけどステイツでは9月からデスので、同じ学年でもステイツでは違う学年になりマスね」
かがみ「という事は、アメリカだとみゆきは1つ下なのにこなたは同学年か?」
パティ「甘いデスね巫女センパイ。ステイツでは州によって学校制度が違いマスから、学年の区切りになる日付が州によって数十日ほど違うのデスよ。早い話、州を越えて引っ越すト、学年が上がったり下がったりする事はしばしばありマス」
みさお「わ、訳わかんねー……」
みなみ「つまり、次の誕生日は峰岸先輩?」
あやの「そ、そうみたい。みさちゃんや柊ちゃんはいつも来てくれてたけど、今年は他のみんなもどう?」
つかさ「わ〜い。お姉ちゃんは何度も行ってたけど、私は行くの初めてなんだ〜」

あきら『ってオチ無しかいっ!?』
みのる『テレビの中から突っ込まないで下さいあきら様……』


・凶ちゃんの料理

つかさ「みんなにご馳走する場合に備えて、好きなものと嫌いなものを知っておきたいんだけど……」
こなた「プロフィールの好き/嫌いから、食べられるものだけを選ぶんだよね。かがみがやってるからちょっと待ってて」
かがみ「丸投げしないでアンタもやりなさい。ほら!」
こなた「うぅ……めんどくさいよぉ」
(好き)
 温かいもの(おうどんとか):ゆたか
 甘いもの:こう
 甘いもの(特にメロンとか果物系):つかさ
 枝豆:ななこ
 お菓子(特にチョコ菓子):かがみ
 お寿司:そうじろう
 おせんべぇ:ゆい
 お豆腐:あやの
 お肉:ひかげ
 カレー:こう、ゆかり、ひかげ
 カロリーメイト:ひかる
 牛乳:ひより
 餃子:あやの
 果物:かなた
 紅茶:ふゆき
 ステーキ:ひなた
 蕎麦:みなみ
 茶碗蒸し:みゆき
 チョココロネ:こなた
 ハンバーグ:みさお
 マスタード:パティ
 ミートボール:みさお
 水羊羹:やまと
 野菜炒め:ゆい
 雪見大福:やまと
 湯豆腐:ゆかり
 洋菓子:ひより
 レバ刺し:あきら
 和菓子:みゆき
(嫌い)
 一部の野菜(とくにトマト等):ゆい
 色の濃い野菜:ゆかり
 貝類:かがみ、やまと
 辛いもの:あやの
 牛乳:ゆたか
 こんにゃく:みさお
 魚:ひかげ
 しいたけ:ななこ
 炭酸飲料:みなみ
 豆乳:ひなた
 納豆:ゆかり
 生魚:みゆき
 ピーマン:つかさ
 干物:パティ
 もずく:こなた
 野菜:みさお、ひかる
 わさび:ひより
こなた「特にゆーちゃんの『動物』やお母さんの『人』は、入れるべきかどーか迷ったよ〜」
かがみ「迷うな。人として」
つかさ「でも、こんなの対応できないよぉ。お姉ちゃんと私だって、チョコ系と果物系で好みが分かれてるし」
みゆき「とりあえず、母を含めた三名が好きで、特に嫌いな人はいない、カレーというのはどうでしょう?」
こなた「ちなみに私とお父さんもチキンカレーは好きなんだけど、一晩寝かせて腐った事件以来トラウマだったのか、プロフィールには書いてないんだよねー」
かがみ「でも……ひかげちゃんはともかく、みゆきのお母さんと八坂さんじゃ、好きなカレーの種類が違うような気がするの」
つかさ「八坂さんはインド風が好きで、おばさんは──」
ゆかり「ゆかりさん。じゃなきゃゆかりお姉さんでもいいわ♪」
つかさ「え、えっと、ゆかりさんは甘口っぽいよね」
こなた「(見た目は違和感なくても図々しいなぁおばさん……)いや、意外とゆかりさんは昔流行った激辛カレーが大好きだとか」
みゆき「母は家事が苦手ですので、お店で目に付いたカレーをとりあえず買ってみているようです。おかげで種類に傾向性がなくて……」
ゆかり「いつだったかしら。激辛カレー40倍だか50倍だかでお父さんとみゆきが大変な目に遭っちゃって、その晩はお腹がすいちゃったわ」
こなた「よーするに、自分だけは食べずに済んだんですね」
かがみ「……みゆき、よく今まで生きてこられたわね」
つかさ「強く生きてね、ゆきちゃんっ」
みゆき「は、はぁ。お気遣い頂き心苦しいというか何というか……(汗)」


・結婚イメージ

かがみ「にゃもー先生のイメージによると、まあ10年後くらいのイメージなんだろうけど、こなたも私も結婚してないような感じがするっていうのよね。つかさやみゆきが結婚してそうというのは分かるんだけど、ちょっと不公平な感じよねぇ」
つかさ「やっぱりお姉ちゃん、こなちゃんとお互いに好きだから結婚できないのかな?」
かがみ「……私を百合として公認する気か妹?」
みゆき「高学歴者は結婚が遅くなる傾向にあると言いますし、私も医学部に入れば医師になるまでにそれなりの時間がかかりますから」
かがみ「ま、まあありがと(汗)」
こなた「やっぱりかがみは私の妻兼夫だから――」
かがみ「――その発言が本気なら、アンタと今すぐ絶交したくなるわ」

みゆき「という会話があったんです」
ひより「そーですかぁ。でも、私達1年組は将来どーなってるんでしょう?」
ゆたか「みなみちゃんと――一緒に、お互い仲の良い旦那様を見つけたいかな」
みなみ「たとえ結婚してもそうでなくても、ゆたかとは仲良くしていきたい……あ、みゆきさんや田村さんや他の皆さんともっ」
ひより「私は……結婚しても貴腐人を貫いてる姿は想像できなくもないけど、う〜〜んっ」
みゆき「でも、少し引っ掛かる点があるんですよね。にゃもーさんは泉さんとかがみさんと田村さんに、ご自分の要素をより強く反映させているそうなんです。つまり田村さんも泉さんやかがみさんと同じく――」
ひより「その先は言わないでーっ!(汗)」


・らきらきらっきーすた〜☆

こなた「『らき☆すた』のタイトルって、間に星が挟まってるよね?」
かがみ「相変わらずいきなりだが、一体何の前振りだ?」
こなた「いやー、イメージチェンジのためにちょっぴりタイトルをいじろうかと思ってね」
  らき★すた
こなた「どー?」
かがみ「黒星って……。『Unlucky Star』かよそれ」
  らき♪すた
かがみ「何だか楽しそうなタイトルだけど……こなたのイメージには合わないかもね?」
こなた「むぅ」
  らき≒すた
かがみ「どちらかというと、友達以上恋人未満なラブコメかしら?」
こなた「おっ、好評好評」
  らき$すた
こなた「これでミリオンセラー間違いなし。うんうん」
かがみ「儲け第一主義に走られそうでヤだな……」
  らき□すた
こなた「伏せ字にすれば、かがみがどんな妄想するか楽しみだね〜」
かがみ「楽しむな!」
  らき(=ω=.)すた
こなた「やはりタイトルは、主人公の私をアピールするこれに決まり!(ぶいっ!)」
かがみ「タイトルを私物化するなこのお馬鹿ー!!(怒)」


・ゲームキャラに例えると(TRPG編)

こなた「私達がTRPGのキャラだったら、どんな感じなんだろね?」
かがみ「いつもながら、突拍子もないテーマだな」
つかさ「てぃーあーるぴーじー?」
みゆき「テーブルトーク・ロールプレイングゲームですね。一人のゲームマスターと何人かのプレイヤーで遊ぶゲームで、プレイヤーはプレイヤー・キャラクターを担当して演技や判定を行い、ゲームマスターは脇役や敵などのノンプレイヤーキャラクターを扱うと同時に、ルールなどに疑義がある場合の最終決定を行います。アメリカ合衆国産では『ダンジョンズ&ドラゴンズ』『ガープス』など、日本産では『ソード・ワールド』などが有名ですね。私達の設定も、にゃもー先生が作られたTRPGのキャラクターが元となっているそうです」
つかさ「ふんふん(真剣)」
かがみ「それくらいだったら名前は聞いた事あるけど、詳しいルールまでは知らないわよ」
こなた「んじゃこれ。『D&D』のルールブック一式」
かがみ「こんな分厚い本を……。ホント、アンタってこーいう時は準備万端だな」
(そして……)
こなた「さて、私はファイターで、罠を調べるためにローグをちょっぴりマルチクラスってとこかな? 格闘技経験あるし、ネトゲでも戦士の男キャラやってるし、マルチクラスはややこしいから経験者が担当するべきだろうし」
かがみ「なるほど。人間キャラなら最大レベルのクラスが適性クラスだから、成長にペナルティが掛からないわね」
つかさ「お姉ちゃん、もうそんなに詳しいの?」
かがみ「本に書いてある事をそのまま言っただけよ。で、格闘系のモンクじゃないってコトは、やっぱり属性は“混沌にして中立”か?」
こなた「うん。秩序属性なんて肩が凝るじゃん」
みゆき「善属性でない事は否定されないんですね……さすがに悪属性ではないとはいえ……」
かがみ「アンタらしいとゆーか……。で、私とつかさは神様に仕えるクレリック?」
こなた「パーティバランスを考えるともう一人前衛がいるから、かがみにはパラディンになってほしいんだよね。判断力あるし、ツンデレだから魅力も高いし」
つかさ「パラディンって、簡単に言うと正義の味方だよね? お姉ちゃんかっこいいし、似合ってると思うよ」
みゆき「正義感のお強いかがみさんですから、プレイヤーとして演技も自然とできると思いますね」
かがみ「そ、そんなほめなくても(照)」
こなた「“秩序にして善”のパラディン、しかもうら若い乙女といえば、デヴィルやデーモン、悪属性の神のクレリックが生贄として狙うよね〜。触手がある悪属性のモンスターはっと」
かがみ「調べるな。で、やっぱりつかさはクレリックかな?」
こなた「クレリックは信仰呪文の発動に判断力が必要なんだけど、ぽけぽけなつかさの判断力って低そうじゃない?」
つかさ「ふえっ!?」
みゆき「基本ルールにあるクラスではありませんが、魅力基準でクレリックと同じ信仰呪文を発動できるフェイヴァード・ソウルはどうでしょう? 可愛らしくて魅力の高そうなつかささんには、きっと似合うと思いますよ? ちなみに属性は、“中立にして善”だと思います」
つかさ「あ、ありがとゆきちゃん」
こなた「そしてみゆきさんは秘術呪文担当のウィザードで決まり。アリストクラートかなとも思ったんだけど、いくら何でも『支配者やその家族』じゃないよね?」
みゆき「さ、さすがにそこまでは……」
こなた「まあみゆきさんは運動能力も高いし、ファイターも取ってエルドリッチ・ナイトを狙ってほしいね。属性は……」
かがみ「“秩序にして善”じゃないの? みゆきは知識集めるのが好きだし、生活も規則正しいものね」
こなた「歯医者をサボるのも視力に良い方法を知っただけで実行しないのも、秩序属性にそぐわないと思うんだよねー。“中立にして善”かな?」
みゆき「お、お恥ずかしい限りです」
こなた「……って気付くと、善悪軸で中立なの私だけ?」
かがみ「自覚あったみたいねーアンタ?(にやにや)」
こなた「うう……こうなったら真なる中立でもいいからアサシン・ヴァイン、アティアグ、糸があるからアレイニア、そして粘体で粘液プレイを……」
かがみ「…………(『プレイヤーズハンドブック』を、角で殴れる角度で手に取る)」
みゆき「あ、あのーかがみさん?(汗)」
つかさ「ううう後ろっ! こなちゃん逃げてーッ!!(汗)」


・校名

かがみ「陵桜学園の『陵桜』って、どーいう意味で付いたのかしら」
みゆき「『陵』というのは『土盛りをした墓』という意味ですから、桜の木が生えている古墳でもあるのでしょうか?」
パティ「桜の木の下には死体が埋まっている。梶井基次郎ノ有名な言葉デス」
つかさ「うわ〜〜ん! 学校行くの怖くなっちゃうよ〜〜!」
ゆたか「お墓の下に埋まる先人の行いに習い、桜のように咲き誇れという意味でしょうか?」
こなた「かもねー。でもそんなの関係ねえっ」
ななこ「コラ泉ー、時事ネタはえーかげんにせんと腐るでー?」


・兄弟姉妹

こなた「私達って、妹キャラが結構多いよね」
かがみ「いつもながら突拍子もないわね。で?」
こなた「みさきちにはお兄さんが、峰岸さんにはお姉さんがいるじゃない? しかもみさきちにはもうすぐお姉さんができるし」
かがみ「それは義理の姉だろ。というか嘘予告だから、高校出てすぐ結婚するとは限らないわよ」
ひより「こう先輩にはお兄さんと弟が、私には兄が二人いるっスよ。あ、もちろん小早川さんには成実さんがいるのを忘れちゃダメですね」
パティ「ワタシにも妹がイマス。とてもキュートで、いつも愛玩させてもらいマシタ♪」
こなた「いや、そこでそういう表現は不適切だから。宮河さんにもツンデレな妹がいるし、小神さんにも妹がいるけどそれはさて置いて──かがみん」
かがみ「何よ?」
こなた「かがみんはいのりさんとまつりさんの妹なのに、どうして妹キャラじゃないのさ?」
かがみ「無茶ゆーな。というかアンタも少しくらい、ゆたかちゃん相手に姉らしくしろ」


・不人気

ひより「泉先輩は、アニ研に入る気はあるっスか?」
こなた「入ろうかなーと思った事はあるんだけどね、バイトの勤務シフトの都合があるし、そもそも部活やんないのはゴールデンタイムのアニメが見られなくなるからだったし。いやー悪いねひよりん」
あやの「アニメーション研究会って、桜庭先生の部活よね。私は天原先生の茶道部、みさちゃんは陸上部だけど、そういえば柊ちゃんも妹ちゃんも部活入ってないかな?」
かがみ「私も家の手伝いがあるし、別段やりたい部活があったわけじゃないから、塾とか家庭教師とかやんない分、勉強時間や遊びの時間は取っておきたかったからね」
つかさ「私も、お姉ちゃんが部活してないのに自分だけ帰り遅くなるのは嫌だったから……」
ゆたか「私の場合、すぐに体調悪くなっちゃうから、家にいる時間を多く取っておきたくてっ」
みゆき「私とみなみさんの場合、通学時間が長すぎますから、部活はちょっと無理かもしれませんね。黒井先生が部活の(特に、束縛時間の長い運動部の)顧問ではないのも、多分似たような理由ですよ」
ひかる「……確かに進学校は部活が不活発になりがちなイメージがあるが、必ずしもそういう事はないだろうし、柊妹くらいはどこか入っても罰は当たらんと思うぞ?」


・多すぎ

つかさ「陵桜学園ってマンモス校だから、私達だと13クラスもあるんだよねー。えーっと、M組まであるんだ」
こなた「もし16クラスあったらP組までだから、そのクラスは三年P組、略して――」
ななこ「さー泉、今日も楽しい指導室行くでー?(怒)」


・詰めすぎ

つかさ「もうすぐ文化祭だよね〜」
こなた「それにしてもさ、ウチの文化祭ってハードスケジュールだよね。B組はメイド喫茶、C組はFateの劇をしながらコスプレ大会、そして私達有志は『もってけ! セーラーふく』を踊るなんてさ」
つかさ「……いや、それはみんな媒体が違うから。でも本編で文化祭どころか、他の学校行事もロクに出てこなかったのは何で?」


・もし男なら1:小さなあいつは

あきら「『もしもDEらき☆すた』出張版・もし○○が男だったらー!」
ひかる「まあ要するにだ。男性キャラクターが少ないらき☆すたメンバー、その中でも特に主役級の四人について、性別が違ったら立ち位置に変化が出るのか? という事だな」

あきら「まずは泉さんですけど……元から性格が男子オタクですよねー(嘆息)」
こなた「ひどーい小神さん。私だって家事はみゆきさんトコのおばさんよりはずっとできるし」
ひかる「家事の腕と趣味嗜好は何の関係もないだろ。女でも柊みたいに料理が苦手なのがいるからな」
かがみ「……桜庭先生も苦手じゃありませんでしたか、料理?」
ひかる「あー、まあ泉が男なら――まあ外見はほぼ同じと仮定して――、外人から助けられた(のとは少し違うが)柊妹が恋に落ちるのはたやすい事だろうな。そして姉にも出会った泉は、姉妹の板挟みになって苦労するとかいう展開はさらさらなく、姉妹や高良をいじって遊びながらゆったりと毎日を過ごすという辺りだろう」
こなた「凄いっ。桜庭先生って心が読めるの?」
かがみ「てゆーかさ、普段の態度からモロバレでしょアンタ」

(例)
こなた「かがみー、学校帰りにアニメイトとゲーマーズ寄ってこー♪」
かがみ「はいはい。いつもながら世話が焼けるわね」
こなた「そーいう事を言いながら、私とデートするのもまんざらじゃないんじゃ?」
(げし)
こなた「っつう……」
かがみ「変な事言うな。つかさもこんなのと付き合ってて、いやらしい事なんかされてないわよね?」
つかさ「こ、こなくんはそんな事しないよっ。せいぜい遊びに行った時に身体を見られただけで他にはなんともないしっ」
かがみ「こーなーた?」
みゆき「……泉さん、いくら親友でもつかささんは異性なんですよ?」
こなた「映画館のレディースデイにみんなで行きたくて、そのための女装の参考にしようと思って。かがみはコーディネートが男前だし、みゆきさんは身体の凹凸激しくてねー」
つかさ「あ〜。こなくんはお母さんそっくりで女装が似合うもんね〜」
みゆき「あの……そこで納得するのはいかがなものかと……」
かがみ「まったくだわ。こんな男となんで付き合ってるのかしら私達……」

みゆき「このような感じでしょうか? 泉さんには少々失礼だったかもしれませんが」
つかさ「リアル過ぎるよゆきちゃん……(汗)」


・もし男なら2:クールでホットなお兄ちゃん

かがみ「で、私が男子だったらどうなるのかしら?」
ひかる「柊は性格が男前だから、きっと女子のファンも多いだろう。泉と高良が柊を相手に恋愛なんだかそうじゃないんだかしながら、ブラコンな妹がお兄ちゃんを独占しようと割り込んでくるのは間違いあるまい」
つかさ「そっ、そんなっ。でもお姉ちゃんみたいに素敵なお兄ちゃんなら、きっと頼りきっちゃうだろうな」
みゆき「さすがに異性ですから、同性同様のお付き合いとは行かないでしょうけどね。日下部さんや田村さんに伺えれば、この辺りの事情はもう少し分かるかもしれません」

(例)
こなた「かがみーん、デートしよ♪」
かがみ「こ、こらっ。ひっつくなっ! それにアンタのデートって、買い物に付き合わせるだけじゃないか!」
みゆき「あの……かがみさん、今日は私と約束が」
こなた「みっ、みゆきさんっ? いつの間に抜け駆けでかがみと関係をっ!?」
かがみ「べっ、別にみゆきとそこまではしてないよっ。ただ一緒に買い物をして食事をしてるだけだからねっ」
つかさ「お兄ちゃん、ゆきちゃん……世間だとそれをデートって言うんじゃ?」
かがみ・みゆき「……あ(赤面)」
こなた「かがみの浮気者ー。私とつかさが一緒でも、ハーレムルートってコトでいいじゃないかー」
かがみ「あーはいはい。いつも通りみんなで一緒に行けばいいんでしょ」
つかさ「わーい。ありがとお兄ちゃん大好きっ」
みゆき「(まあ仕方ないですね。……でも泉さん、かがみさんは絶対譲りませんからねっ)」

こなた「てな具合かなー。中性的な美少年のツンデレってゆーのも、これはこれで萌えるよね」
かがみ「勝手に萌えてなさいっての(呆)。というか、反応変わってるのがみゆきだけじゃない……」


・もし男なら3:ドジっ子彼氏に萌えてみる

こなた「じゃ、じゃあ、男の子になるのがつかさだったら?」
あきら「うーん、つかささんは想像しにくいよね。可愛い系の男の子になるんだろうけど――やっぱり泉さんと恋に落ちるのかな?」
つかさ「わ、私とこなちゃんが? ……って、その設定の場合は別に不自然じゃないんだっけ(汗)。でも私が男の子だったら、お姉ちゃんに色々頼りづらいかなぁ。お風呂に一緒に入れないし、服も一緒に着て選べないし」
こなた「(そんな事してるのかつかさ……)」

(例)
かがみ「つかさー?」
つかさ「あ、お姉ちゃんっ。今日も一緒に帰ろっ」
こなた「つかさ……彼女よりお姉ちゃんを優先するなんて、やっぱシスコン?」
つかさ「ごっ、ごめんこなちゃんっ! こなちゃんとお付き合いしてると色々と楽しいけど、それでもお姉ちゃんといないと寂しくて!」
こなた「……かがみがウサギっぽいとずーっと思ってたけど、つかさも寂しがり屋なのがウサギそっくりだね。でもお姉ちゃんに勝てるのが天然ボケと料理だけってのは、彼氏とはいえいまいち頼りないよねー」
つかさ「ひどっ!!」
みゆき「つかささんは男の子ですけど、とても可愛らしいですものね。まるで弟みたいで、一緒にいると楽しいです」
こなた「(むっ)つかさって結構可愛いし、この際定番の女装をして――」
(ずご)
かがみ「私の弟を変な道に引き込むなっ!」
つかさ・みゆき「お、落ち着いてお姉ちゃん/かがみさんっ」
こなた「一緒にレディースバイキングに参加したいだけだったのに、かがみの馬鹿……(涙)」

つかさ「こんな感じだよね〜」
こなた「私、そんなにかがみに殴られそうなイメージあるのかな……(汗)」


・もし男なら4:みんなの委員長

みゆき「え、えーっと。次は私の番ですね?」
つかさ「だねっ。ゆきちゃんの男の子バージョンかぁ」
こなた「みゆきさんが男子だったら、すっごくもてもてだと思うよー。ツンデレかがみんもきっと、みゆきさんにチョコ渡したり告白したりデートしたりなんて展開があるはずだよねっ」
かがみ「ま、まあ私としてはこなたよりみゆきの方がいいとは思うけど、こなたと比較しちゃみゆきに悪いわよね(照)」
こなた「かがみん……(涙)」
ひかる「自業自得だ。さあ、ラストスパート行くぞ?」

(例)
かがみ「みゆきって、テストでまた順位が男子で一番だったんですって? 凄いわよホント」
みゆき「いえいえ。かがみさんも女子上位常連なのは立派だと思いますよ」
こなた「ホント夫婦だよね二人は。やっぱりバレンタインの校舎裏の一件から急接近?」
つかさ「ずるいよお姉ちゃんっ。私もゆきくんに義理チョコあげたのにお姉ちゃんだけ抜け駆けするなんて〜!」
みゆき「ごめんなさいつかささん……。そうだ、今度みんなで一緒に外出しませんか?」
こなた「みゆきさーん、重婚なんてエロゲじゃないんだからさー」
みゆき「じゅっ、重婚!?(汗)」
かがみ「男相手にセクハラはやめなさいよ。というかこなた、アンタももしかして……」
つかさ「でも私達、みんなゆきくんが大好きだもんねー」
みゆき「そ、そうですね(でもつかささんと、かがみさんや泉さんが考えている事は少し違うのでは……)」

かがみ「きっとこうよね。みゆきが男の子でも、やっぱりみんなに好かれてると思うわ」
みゆき「有難うございます。でもやはり一対一のお付き合いには、このコーナーの趣旨からは外れてしまいますけど、男二人女二人の方がよろしいかもしれませんね」
こなた「だねー。男二人女二人なら、薔薇も百合も三人も思いのままじゃん」
つかさ「……こなちゃん、程々にしないと桜庭先生に補導されるよ?」

あきら「それではまたっ。じゃね〜……って私の出番ほとんどないじゃないですかっ!」
ひかる「贅沢言うな。それじゃ帰るぞー」


・県民

こなた「夏の補習とはいえ、毎度の如くいつものメンバーだね。かがみんが友達まで連れてきてるけど」
つかさ「はーい、おやつだよー」
あやの「ありがと、妹ちゃん。……って、泉ちゃんはもう手を出してるし」
こなた「(もぐもぐ)うまい! うますぎる!」
みゆき「あの……それも何かの作品のネタなのでしょうか?」
みさお「ええっ! 行田名物『十万石饅頭』を知らねーのか!?」
ななこ「知らんな。少なくともウチは」
ひかる「……前に友達や知り合いにアンケートを取った結果、高良や黒井先生だけじゃなくて、岩崎や八坂、天原先生も全く知らなかったぞ」
つかさ「ななな何でっ!?」
こなた「変だよかがみー。小学校でも中学校でもこのギャグは受けまくってたのに、どうしてみゆきさんには通用しないのさ?」
かがみ「……埼玉ローカルのお菓子だからよ。コマーシャルも県内でしかやってないし、そもそも行田は有名な観光地ってわけでもないし、東京都や神奈川県の人は知らない方が普通みたいね」


・ぼでーらいん

こなた「ウチの学校に水泳の授業がない件についてだけど」
かがみ「えらく昔の話題だな、それは。やっぱりアンタの事だから、『水泳があればみゆきさんの水着姿が拝めるのに』とか言うんでしょ?」
こなた「まあそれもあるけど――」
つかさ「あるんだね……こなちゃんも女の子なのに……」
こなた「――私なりかがみんなりが両性具有だって二次創作を作る時に、陵桜に入った理由が簡単に作れるじゃん」
みゆき「競泳用の水着を着用すると、陰部の形を隠すのが非常に困難ですからね」
ひより「おおぅっ! さすが泉先輩っ!」
かがみ「感心するなみゆきに田村さん。あとこなたは放課後、ウチの神社の境内の奥まで来なさい」
つかさ「あとさ……そんな身体じゃ海に行けないような気がするんだけど、パレオとかでごまかすのか、その日に生理が来ちゃった事にするのかな?(汗)」


・ぼでーらいん2

こなた「ウチの学校に新体操の授業がない件についてだけど」
かがみ「そんな授業はないでしょ普通(呆)」
みゆき「かがみさんとつかささんがアニメ版でレオタード姿を披露されたので、泉さんもお揃いになりたいのでしょうね」
つかさ「こなちゃんみたいな体型の子が新体操に向いてるってひよりちゃんから聞いたし、こなちゃんは運動神経抜群だから、新体操部に入ってもレギュラーになれるねっ」
かがみ「とゆーコトでおとなしく、つかさとみゆきの着せ替え人形になってるのね」
こなた「いやーっ! 一応健全なトコロでそんなのなしーっ!!」


・漢字の感じ

つかさ「ゆたかちゃんってさ、どうしてこなちゃんは『ゆーちゃん』って呼ぶの?」
こなた「名前の頭を取っただけだよ。確かに普通は1文字だけってのはないけど、『ゆたちゃん』じゃ語呂が悪いからねー。そもそもつかさだって、みゆきさんを『ゆきちゃん』って略してるから、ウチのゆき叔母さんと紛らわしいじゃない」
みゆき「ゆたかさんの場合、台湾で出版されました中国語版(Wikipedia中国語版調べ)ではお名前が『優』となっています。中国語では日本語の平仮名や片仮名の名前には適切な漢字を当てはめ、例えばさいたま市は『埼玉市』などとなりますけど、
 (1)一番ありがちな『豊』『裕』ではなく(中国語でこれらが男性名なのかもしれませんし、パソコンの変換では『温』『潤』『瑞』『饒』『悠』『寛』などのようなまだ連想しやすい字だけでなく、『農』『完』『大』『学』『浩』『隆』『亨』のような連想し辛い字も出てくるんです……これらの大半は女の子に付ける名前ではありえませんけど……)、
 (2)にゃもーさんが『難しい漢字も使ってみたかった』旨発言しておられる、
 事から考えますと、戸籍上はやはり『小早川優』で、そこから呼び名を付けられたのでしょうね。ちなみに私は『美幸』ですので、後の字を取ったとすれば問題ないでしょう」
こなた「まあ角川書店の資本が入ってるトコロだし、にゃもーさんにも相談入ってるんだろうけど、私とお母さんの『此方』『彼方』って、やっぱり字面は女っぽくないよねー」
かがみ「ちなみに私達姉妹は、『祈』『祀』『鏡』『司』と、神道関係で揃っているのが一目瞭然よ。さすがにお母さんは『神酒』とかじゃないけど、『美樹』だからご神木や鎮守の森を意識してるのかしら」
つかさ「でもゆきちゃんのあだ名って、前の字を取ってれば……『みーちゃん』?」
みゆき「清松みゆきさんや魔夜峰央さんの愛称じゃないんですから……(汗)」


・頑張って張り切って

つかさ「『もってけ! セーラーふく』で、一番苦労したのはやっぱりダンスだよねー」
ゆたか「ですね〜。私や田村さんは運動苦手だけど、出番が多かったつかさ先輩はなおさらじゃなかったですか?」
つかさ「うんうん〜。もうリテイクの嵐で〜!」
かがみ「私は歌詞だったわ。早口で訳分からなくてねぇ」
ひより「しかも私は意味深な歌詞にのた打ち回って、あの時は本当にすみませんっス」
こなた「私は制服の改造が大変だったよ。踊りの最中にパンツが見えないように、内緒でスカートの前に重りを仕込むのがねぇ。重過ぎて太腿がろくに見えないのもまずいし、サービスの限界にハアハアしながら迫るのは興奮モノだったよねー」
みゆき「……何のサービスですか泉さん。いや分かっていますけど一応」


・「進まない道」で進路

かがみ「私がみんなと同じクラスになりたくて文系選んだって話で、こなたは凄く面白そうにしてたけど、そもそも何で、みんなと同じクラスになりたければ文系だったのかしら。こなたは理系全般が苦手だっていうけど文系が得意なわけでも全然ないし、みゆきはそもそも医学部志望じゃなかった?」
こなた「どぎつっ!! あんまりな言い方だよかがみ様〜〜っ!!」
みゆき「実は私は漢方医を目指していて、漢籍を読む必要があるために文系コースを選んでいる……というのはダメでしょうか? もしくは陵桜学園は理系に力を入れていて、文系志望でも理系の科目を多数課されるとか?」
つかさ「…………あの〜、お姉ちゃんが私に突っ込まないのは何でだろ?(汗)」

(その傍らで)
ななこ「まぁ、学問や職業も文系と理系にきっぱり分かれるモンでもないでなぁ」
ひかる「一応気になるんだが、お嫁さん志望とかいう峰岸の奴はさておき、日下部は何を志望してたんだ?」


・彼女じゃなくても旺盛?

かがみ「アニメで使ってたサブタイトルの『私じゃなくても旺盛』って、元は原作での、『秋じゃなくても旺盛』の誤植だったそうね」
つかさ「体育祭の前の話だよねー。原作だと体育祭も文化祭も出て来なかったけど、やっぱりのんびりした日常がテーマの私達だと難しかったのか、それともひよりちゃん説みたいに、ネタが被りやすいからあえて避けてたのかなぁ?」
こなた「ところで、旺盛って何がかなーかがみん?」
かがみ「こなたを食べる食欲でしょ、こなたと寝る睡眠欲に、こなたといけない事をする性欲……って逃げるなこなたああっ!!」
つかさ「……お姉ちゃん、冗談だよね? いや、もし本気だったら回答聞くのが怖いけど……」


・ケロロ三等兵

かがみ「好きなアニメは?」
こなた・つかさ「ケロロ軍曹〜」

かがみ「ってアニメで言ってたけど、そのうちケロロも昇進とかするのかしら」
みゆき「『のらくろ』のように、タイトルが『ケロロ曹長』などに変化したりするのでしょうね。さすがに兵卒からの昇進コースである下士官からは、のらくろのように手柄を立てないと、士官である少尉以上に昇進するのは難しいでしょうが」
こなた「いや、ロクに任務こなしてないから、昇進するのは無理だって多分」


・弱点:爆竹

こなた「ところでさ、かがみ。5巻でケロロ軍曹の弱点が爆竹だとかひどい事言ってたけど、まさか試した事でもあるの?」
かがみ「ないわよ(怒)。……てゆーか峰岸の手を引っ張って田圃の方へ行く日下部、その虫取り網と爆竹は何だ」


・弱点:ツボカビ

みゆき「ちなみに近年、蛙が感染して死亡するカエルツボカビ病が蔓延していますから、ケロン星人にとって地球は危険地帯、安穏とガンダムのプラモデルを作っている場合ではありえないと思うのですが」
こなた「……ギャグ漫画だから大丈夫だと思うけど」


・舞台が違う

こなた「春日部といえばこのオイラ、○レ○ンし○ちゃ○の町でもあるんだぞー」
ひより「かがみ先輩からも聞いたっスけど、平野さんと同じくらいその物真似は上手っスね」
こなた「でもこーやって街中を歩いていても、し○ちゃ○は見た事ないよねー」
ひより「……いや、そもそもし○ちゃ○は角川グループに属していないっスし、フルメタやアニメ店長と一緒にしちゃいけないっスよ」


・辱め

ゆたか「んー、こなたお姉ちゃん?」
こなた「何かなゆーちゃん?」
ゆたか「ネット上でよく出てくる、この『凌桜学園』って、やっぱり陵桜学園の間違いだよね?」
こなた「まあそーだけど、そーいう誤変換をしてしまう辺り、テキスト書いた人の不健全っぷりがよく分かるね」
ゆたか「でもこの『凌』って、『大きく超える』って意味の『凌駕』の『凌』でしょ?」
こなた「…………すみません。お約束通り不健全なのは私の方でした(涙)」


・定番ネタ再び

かがみ「シチュエーションは、『こなたが自分をどう考えているかを知るために、入れ替わって二人きりになってみる』で決定」
つかさ「学校だと手間が掛かって大変だから、ゆきちゃんにも相談して集団デート、じゃなくてお出かけ。途中でコンビを交換してこなちゃんと2人きりになるの」
かがみ「私の髪は上着の下へ入れて、つかさの髪にはウィッグ。服もアクセサリーも交換し合って」
つかさ「こなちゃんがいつも興味津々の胸には、お姉ちゃんは和服用のサラシ、私は胸パッドで調整……心が痛いけど」
かがみ&つかさ「それじゃ……」

(待ち合わせ場所で)
かがみ「こなちゃん、おはよ〜」
つかさ「おーす、こなた」
こなた「前よりマシだけど、身長も声のトーンも目付きもくびれもお尻の感じも違うじゃん。自分達が二卵性双生児だってホントに理解してるの二人とも?」
みゆき「で、でもたまにはよろしいのでは? 可愛らしいかがみさんや凛々しいつかささんだなんて、こんな機会は滅多にありませんからね」


・まさかそれ自体が…

つかさ「そういえばさ、1年の後の春休みには宿題があって、こなちゃんがお見舞いに便乗して宿題持って来たり(って、風邪引きさんに頭使うのは無理だよこなちゃん)、こなちゃんや私がエイプリルフールに宿題の話をしたりだったのに、2年の後の春休みには宿題なかったのは何でかな?」
かがみ「あ(汗)。でもあの宿題って、私やみゆきは宿題してた形跡がないから、成績良くない子の補習だったんじゃないの? 2年の3学期にはつかさもこなたも頑張って、補習がなしで済んだんじゃない?」
みゆき「単純に何らかの理由で春休みの宿題を取りやめた、あるいは指導強化のために補習を全て通学制にしたという可能性もありますね」
こなた「(言えない……あれが春休み前に出た宿題の残りで、かがみもみゆきさんも終業式前に提出したのに私とつかさは提出が翌年度までずれ込んでたなんてっ!)」


・巫女三女

こなた「毎度の事だけど、かがみって料理下手だよね。1つくらい何とかできる料理ってないの?」
かがみ「わ、私だって得意料理くらいあるわよっ」
こなた「得意料理って?」
かがみ「神餞よ。包丁式は大の得意だし、唐菓子はよその神社から頼まれる事もあるんだから」
こなた「……人が食べる料理じゃないじゃんそれ……」


・巫女四女

こなた「つかさって体育苦手なのに(まあゆーちゃんやひよりんもだけど)、チアダンスよく踊れたね?」
つかさ「うーん、ウチの神社のお神楽をお母さん達に習ってるからかな? あと音楽でリコーダーが苦手なんだけど、あれが簫や篳篥ならばっちりだったのになぁ」
こなた「……かがみといいつかさといい、どーしてこーいう微妙な所が巫女っぽいんだろ」


・目が眩む

こなた「かがみ口調のみゆきさんは、私が喧嘩売られてるみたいで――」
つかさ「――より一層頼もしくなったみたいで」
こなた「みゆきさん口調のかがみは、私が馬鹿にされたり見下されたりされてるみた――」
つかさ「――おしとやかでお姫様みたいだったな〜。えへっ」
こなた「ななな、何で私とつかさじゃそんなに感想違うのさっ!?」
みゆき「『日頃の行いの違いね(きっぱり)』……でしょうか?」
かがみ「『泉さんは体格や趣味を偏見で見られる事が多く、他の人の言葉をつい悪く取ってしまう事が多いのでしょう。しかし私やかがみさんまで、そのような目で見られるのは悲しかったですね』……って感じね」
こなた「ひどいや二人とも――ッ!! そこまで完璧に息を合わせて!!(泣)」


・間違った宣伝をする方法

こなた「富士見書房から、『ソード・ワールド2.0』のルールブックとリプレイ集が出たーっ!」
かがみ「相変わらず宣伝熱心ねぇ、私もアンタも」
みゆき「やはり見所は、『1』とのルール上の相違点の数々でしょうか?」
かがみ「それもあるけど、私としては新鮮な世界観にも興味あるわね」
つかさ「私はリプレイの掛け合いが面白いなぁ〜」
こなた「このリプレイにエルフとナイトメアの姉妹、エアとソラが出てくるんだけどさ、お姉さんの方は妹を溺愛する委員長系プリーストでかがみを連想させるし、妹も微妙に黒いのがアニメのつかさに似てるっぽいから、ぜひともここは百合SSを書くべきだね。もちろんカップリングはソラ×エア一択で!」
みゆき「あの……いきなり女性キャラクター同士というのは、初心者への敷居が高いのみならず刺激も強過ぎるのでは……。それにかがみさんとつかささんが、泉さんの背後で物凄い形相で……」

ゆい「ちなみにかがみちゃんとつかさちゃんにボコボコにされてるこなたも、黒いわりに人がいい辺りがジークに似てると思うなー。みゆきちゃんもタイトル扉に出てきた腹黒みゆきちゃんになれば、メッシュ役ができるかもしれないねー(たはー)」


・ウサギ属性

かがみ「ウサギっていえば、大国様と因幡の白兎の話もあったわね」
こなた「珍しいねぇかがみ。ウサちゃんがそーいう話を振ってくるのは」
かがみ「やかましい。ウサギが島から本土に行くのにワニをだまして仕返しに丸裸にされて、八十神――大国様の兄弟――に傷の間違った治し方を教えられて痛くて苦しんでいるところで、大国様に治してもらうという話よ」
つかさ「その後の、大国様がスサノオに難問を出される話はドキドキしたよねぇ。大国様が二回も死んじゃった時は、わんわん泣いちゃった覚えがあるよ」
こなた「……神主さんの家だと、昔話はやっぱりそーいう神話の話がメインなんだ?」
かがみ「まあどちらかというと、白兎の役はこなたでしょうけどね。ほら、変な策略を弄して自滅する辺り」
こなた「うるさいうるさいうるさい! 八十神の役だって、そんな私をひん剥くかがみやいのりさんやまつりさんにそっくりじゃないかー!」
かがみ「剥かないわよ! せいぜいお稚児さんの衣装を着せて楽しんだり、千早や緋袴を着たいっていうから着付けをしてあげただけじゃない!」
つかさ「やっぱり剥いてるよね? そして私は傷心のこなちゃんを……♪(がばっ)」
こなた「にゃあああああ――っ!?(絶叫)」
かがみ「……やっぱりこなたの場合、キツネだけじゃなくて動物全般がお似合いみたいね」


・現実の金額

つかさ「お会計が1000円になったり777円になったりすると、幸せ気分に浸れるよねー」
かがみ「ちなみにそういうのって、ある程度狙えたりするもんよ。特に、小額の品物や端数が付く品物が多いコンビニとかだとね」
つかさ「そっ、そーなんだ?」
かがみ「1000円のはストレートに『税込み1000円』だけど、えーと(ぴっぴっ)――777の105分の100はちょうど740だから、税抜き740円なら777円レシートが出てくるわ」
みゆき「消費税の税率によりその辺りは変化しますから、外国ではそういったレシートの出し方が違ってきますけどね」
こなた「……何かそーいう種明かしされると、急に有難味失せるよね(汗)」


・暁の奇行・つかさ編

こなた「前に『朝起きたら最初に何をするか?』ってバトンの回答の話をしたら、かがみは『顔を洗う』、ゆーちゃんは『お手洗いに行く』なんだけど、私とひよりんが多数派の『パソコンの電源を入れる』って答えたら、かがみもゆーちゃんも凄くぬるい目で見るんだよね」
つかさ「うわー凄い。私なんて『二度寝する』なのに」
こなた「……かがみやみきさんの苦労が、また一つ分かったよーな気持ちがするよ」


・暁の奇行・みゆき編

みゆき「『朝起きたら最初に何をするか』ですか?」
ひより「そーっスね。……まあネット上でバトンを回すよーなのは、ヘビーユーザーと相場は決まってましたけど、一般人には『パソコンの電源を入れる』は少数派でしたっスよ」
かがみ「こなたもそうだけど、起きたら身だしなみくらいしなさいよ。田村さんも髪の質がいいし、目元も愛嬌あるんだからさ」
ひより「(もし男なら立派なたらしっスよ、かがみ先輩?)えー、それじゃ高良先輩は、朝起きたらまず何をするんスか?」
かがみ「みゆきの事だから、『お母さんを起こす』かしら?」
みゆき「その日の豆知識の予習ですね。大きな行事の直前には、その数日前から情報収集して、皆さんの質問に答えられるようにしておくんですよ。ちなみに母を起こすのは父の役目ですけど、二度寝している場合は私が起こしに行きますので、かがみさんもおまけで正解ですね」
かがみ「…………みゆき、そーいうのはまず図書館とかで調べさせないと、つかさやこなたの身に付かないわよ」
ひより「…………その回答にその感想ですか。もはや二人のご両親ですよ?(ちなみにどちらがお父さん役でどちらがお母さん役かは、かがみ先輩に折檻されるのは嫌なんで、皆様のご想像に任せておくっス)」


・泉かがみ

(トゥルルル)
こなた「かがみー、電話取ってー」
かがみ「何でアンタの家で私が……まあいいけど」
(かちゃっ)
かがみ「はい、泉です」
こなた「そーいう受け答えされると、かがみが私の嫁みたいで萌えるよね」
かがみ「んなっ!?」
そうじろう「何を言うかこなた! かがみちゃんは俺の後妻だっ!」
ゆたか「ずるーいかがみ先輩っ。私はいっつも『はい、泉です』ってお電話取ってるのにっ」
みなみ「(そのたびに私は泉先輩にやきもち妬いてるのに……ゆたかのばか……)」
つかさ「で、私はお姉ちゃんと最初から同棲もとい同居してるし、それじゃ私はこなちゃんの旦那様ーっ」
みゆき『皆様随分楽しそうですが、かがみさんには私の家で『はい、高良です』と言わせて見せますからっ』
かがみ「……アンタら全員待て。みゆきも電話越しに加わらないでよ」


・柊こなた

(トゥルルル……かちゃっ)
こなた「はい、柊です」
かがみ「…………」
こなた「みゆきさーん、かがみが私を嫁と思ってくれないんだよー」
みゆき『ええっ!?』
つかさ「ひどいよこなちゃん! 私だってこなちゃんをお嫁さんにしたいのにっ!」
かがみ「あーもう、このお気楽コンビはっ。二人まとめて娘にするわよ?(かえって喜ばれそうだけど)」


・高良こなた

(トゥルルル……かちゃっ)
こなた「はい、高良です」
みゆき「(早く用件を聞き出して下さい、泉さんっ。母を私とみなみさんが押さえ込んでいるうちにっ)」


・田村こなた、あるいは泉ひより

(トゥルルル……かちゃっ)
こなた「はい、田村です」
ひより「なーんか普通っスね。色気ないですから私達」
こなた「なければ作る!」
ひより「それは旧石器よりひどい捏造で――アッー!!」


・泉ゆたか(?)

(トゥルルル……かちゃっ)
ゆたか「はい、小早川です」
かがみ『あ、柊かがみだけど。それにしてもゆたかちゃんのその受け答え、普通なはずなのに新鮮な響きよね』
こなた「いつもはウチで電話してるから、『はい、泉です』ばかりだもんねー。……で、かがみとゆーちゃん、『普段はまるでこなたとゆたかちゃんが結婚してるみたい』とか『えへへー』とかって何事でございましょうか?」


・攻め受け食物連鎖

ゆたか「おっ、お姉ちゃんがキツネでかがみ先輩がウサギ!?」
こなた「そーそー。だからかがみは私に、オトナな意味で食べられる運命なのさっ」
つかさ「お、お姉ちゃんが虎や狼じゃないのはそんな理由でー?」
かがみ「どうせ食べられるなら、つかさの犬か、みなみちゃんの鷹の方がいいわっ」
みなみ「なっ……(赤面)。つかさ先輩も鼻血を流して気絶しないで下さい……」
ゆたか「ダメです先輩っ! みなみちゃんが食べるのは私(リス)と決まってるんですから!」
こなた「わ、私こそゆーちゃんを――」
みなみ「私(鷹)なら泉先輩(キツネ)も食べられる……。だから安心して、かがみ先輩もゆたかも」
みゆき「ちなみにニュージーランドにいた鷲には、モアを捕食する超大型の種も存在しました。これなら私(羊)を食べる事もできますね」
ゆい「そしてお姉さんは豹だから全員をおいしく――」

ひより「……語弊だらけどころか語弊しかない会話っス(汗)。しかし泉先輩がキツネなのは、私がタヌキなのとお揃いなのかな?」


・うさうさこなたん

こなた「うーん、やっぱりかがみだけがウサギっていうのも問題あるかなぁ」
かがみ「可愛いかもしれないけど気恥ずかしいし、あちこちでバニーガールにされて恥ずかしいし、ウサギが性欲旺盛な動物だっていうんで二次創作だと(ぶちぶち)」
こなた「やっぱり、私もウサギならかがみとつがえるからねっ」
かがみ「…………え?」
こなた「あ、かがみが雄で私が雌ね。両性具有かがみは萌えるから」
かがみ「な、何でそんな事……ああん、つかんじゃやぁ……」
こなた「……ふにふにした二の腕をつかんだだけで、何でそーいう声を上げるかなかがみは(汗)」


・想像力

こなた「ねえねえ、私達のドラマCD第2弾が出るんだって」
つかさ「へぇ〜。アニメとどんな所が違うんだろ?」
みゆき「前回は広橋涼さんをはじめとする『萌えドリル』と同じキャストでしたけど、今回は平野綾さんなどのアニメ版と同じキャストだそうです」
かがみ「そっか。それならあまりアニメと変わりないのね」
こなた「やっぱり映像化しにくいシーンが中心なんじゃ? 例えばかがみの濡――」

(残虐シーンです。しばらくお待ち下さい)

かがみ「とまあ、これも映像化しにくいシーンよね」
みゆき「ああっ泉さん、『良いボートだ。』なんて意味不明のメッセージを残さないで下さいっ」
つかさ「お、お姉ちゃんとこなちゃんってどんだけー?」


・「特殊攻撃/ツッコミ」

こなた「おーいかがみん、『ガープス』のキャラ作成の練習にかがみをデータ化させてー」
つかさ「あ、前にお話をした『てぃーあーるぴーじー』っていうのだよね」
かがみ「と言いながら、もうキャラクターシート片手に作業してるじゃないの……」
こなた「えっと、知力を高くして、容姿は『美人』さんで、ツンデレは『強迫観念』で処理っと。あとデータ上体重が必要だから、私がお姫様抱っこできる範囲内で、勝手にかがみの体重を決めちゃってもいいー?」
かがみ「……『嫌な行動』で15CP稼がせましょうかあんた?」
みゆき「……ちなみにこの前採り上げました『D&D』も、データ上体重が必要なゲームです。泉さんがそこまで考えておられたとはあまり考えたくありませんが」


・全裸と

こなた「また今度、かがみやつかさやみゆきさん達とTRPGやりたいよねー。『ガープス・百鬼夜翔』とか『デモンパラサイト』とか」
みゆき「わざわざ作品名を挙げられるという事は、泉さんがお気に入りのゲームなのですか?」
かがみ「そりゃもう。どっちもキャラクターが変身すると、服が破れて全裸になる事があるゲームだからね」
こなた「…………(汗)」
つかさ「こなちゃん……そーいうゲームをプレイさせるなら、私達もこなちゃんみたいな体つきの女の子か、筋骨隆々のおじさんのキャラクターを作っちゃうよ?」


・焼肉

こなた「……いや、『百鬼』はともかく、『デモパラ』はつかさ達でも大丈夫。まつりさんの声を当ててる明坂さんもプレイしてるし、そっちのリプレイだと全裸にはなりませんですよ?」
みゆき「悪魔憑き――特殊能力を与える寄生虫の保持者――でも変身の際に服が全損しないものがありますし、鬼御魂なら肉体の物理的変化はありませんからね」
つかさ「それならいいけど……こなちゃんの事だからまだ何か企んでるような……」
こなた「しかも代謝能力が高まった悪魔憑きは大食いになり、しかも決して太らない。これこそかがみにぴったりの能力だね!」
かがみ「……そんなに痩せたいのなら、Wiiじゃない室内運動を一晩中こなたにさせるわよ?」


・虎と豹

みゆき「『虎の子渡し』というのをご存知ですか?」
こなた&つかさ「…………?」
かがみ「聞いた事はあるわ。虎の子供をお母さんが川の向こう岸に連れて行くんだっけ?」
みゆき「ええ。大まかな話はこうです――」

 虎に子供が3匹生まれると、そのうち1匹は豹で、母親が側にいないと他の子供を食べてしまいます。

みゆき「こう信じられていただけですので突っ込まないで下さいね。で――」

 虎の母親は普通の子供2匹と豹の子供1匹を連れて、川に差し掛かりました。母親は川を渡れますが、一度に子供を1匹しか咥えて渡る事ができません。普通の子供を豹の子供に食べられないようにするには、どのようにすればよいでしょうか。

みゆき「――以上です。話をご存知のかがみさんはすぐに分かると思いますので、泉さんとつかささんがお答え下さい」
かがみ「あ、そーいう事ね。つかさもこなたも、虎とか豹とかのイメージより、何か分かりやすいものに変えればどうかしら」
こなた「さっすがかがみ。それじゃ――」

 みゆきが連れている3人の女子高生のうちこなたは攻めで、みゆきが側にいないとかがみやつかさを(そちらの意味で)食べてしまいます。

つかさ「え?」

 みゆきは(中略)。かがみとつかさをこなたに食べられないようにするには、どのようにすればよいでしょうか。

こなた「――ってコト?」
かがみ「ななな何考えてるのよ、ねえみゆきっ」
みゆき「し、しかし、分かりやすいイメージに置き換えるように言われたのはかがみさんではっ」
つかさ「そ、それじゃあ、(1)ゆきちゃんがこなちゃんを連れて向こう岸に行く→(2)ゆきちゃんがこなちゃんを置いて戻る→おしまいでいいの?」
かがみ「……川を渡るのはどうなったのよ。それに向こう岸に捨てられたこなたが不憫じゃない」
こなた「残念でしたー。その場合私がみゆきさんを食べまーす」
みゆき「え、えーと、豹は虎の子供しか食べず、母親の前ではおとなしくしています。あと、母親は子供3匹を全員向こう岸まで送り届けて、旅を続けて下さいね?」
かがみ「それでは正解は、(1)みゆきがこなたを連れて向こう岸に行く→(2)向こう岸にこなたを置いて戻ってくる――」
こなた「その間にかがみとつかさが食べ合うから外れー」
つかさ「はぅ〜っ!?」
かがみ「訳の分からない設定するな。罰としていろいろ抜き!」
みゆき「ちなみに正解は、途中までかがみさんが言われた通り――」

(1)泉さんを連れて向こう岸に行く→(2)私だけで戻る→(3)かがみさんを連れて向こう岸に行く→(4)泉さんを連れて戻る→(5)つかささんを連れて向こう岸に行く→(6)私だけで戻る→(7)泉さんを連れて向こう岸に行く
※かがみさんとつかささんを運ぶ順番は、逆で構いません。

みゆき「――でした。では皆様ごきげんよう」


・忍法ロリ系×忍法ツンデレ

かがみ「私達の関連作品も、随分増えたわよね。ドラマCDでしょ、ゲームでしょ、アニメでしょ、それにアンソロジーやスピンオフや小説まで」
こなた「小説の『らき☆すたオンライン』の章タイトル、最高だよね。特に『こなた×かがみ』が!」
かがみ「二次創作を含めると凄い量だけど、近頃は落ち着いてきたかしら」
こなた「(あのー、無視ですかいかがみさん?)その後書きに冗談で出てくる『らき☆すた忍法帳』って、一体どーいうモノなんだか」
みゆき「忍法帳(忍法帖)とは、空想的な忍者が超人的もしくは超常的な技を用いて激闘を繰り広げる、小説やドラマの一種ですね。系譜としては歌舞伎の忍術使い、あるいは中国の伝統小説の妖術使いに繋がりそうですので、歴史上実在した情報収集、潜入、そして逃亡の技術である忍術とその使い手とは、もはや別物と考えた方がよろしいでしょう」
こなた「いや、さすがにその辺は小説家の娘として知ってるけど……」
つかさ「ゆきちゃーん、こなちゃんのおじさんから『くノ一忍法帖』を貸してもらったんだけど一緒に――」
こなた&かがみ「読むなつかさー! それとそんなの貸すなお父さん/おじさん!」
みゆき「……ちなみに山田風太郎の小説の女忍者、特に『くノ一忍法帖』のそれは、性的描写が多いため、年少者がご覧になる事は控えられた方がよろしいかと(汗)」


・看板

みゆき「それにしましても、4コマ漫画誌でもない『コンプティーク』『コンプエース』双方で連続して表紙を飾るとは、やはり『らき☆すた』は人気があるのですね」
かがみ「ゲーム雑誌も兼ねた作りだし、ゲームのコミカライズ作品が結構多いから、オリジナルの作品自体が少ない事を差し引いても、月にコンプで6ページ、コンプエースで3ページくらいしかないのに、頑張ってるわね私達」
みゆき「元は急遽連載が終わってしまった後の穴を埋める作品でしたから、ここまでの急成長は夢のようです」
こなた「やっぱりページ数が少ないと目立たないからねー。たとえば『電撃大王』のトリ――」
つかさ「わ――っ!? 危険な発言しちゃダメこなちゃんっ!!(汗)」
かがみ「……ちなみに漫画の世界だと、雑誌どころか出版社を移転する事も間々あるそうよ。私達はコンプという本拠は変わらないけど、ドラゴンマガジンとかフロムゲーマーズとかで連載終了してるから、今後も色々気張って行かないとね」


・広告塔

こなた「っと、そういえば角川ホットラインの件なんだけど」
つかさ「?」
こなた「本編やアニメ中の角川グループ作品のさりげない宣伝と違って、あれって私達の日常を描いた本筋とは全く関わりなさそうな、「いきなりかい!」ってテイストの回もあるから、あれってバイトの中に加えてもいーんだよね?」
かがみ「あまり真面目にメタ的な事を考えるなよ……(汗)」


・年に七回

こなた「かがみとつかさの家のモデルになった鷲宮神社って、実際はいつお祭りがあるの?」
かがみ「えーと、1月1日に歳旦祭、2月14日に年越祭、3月28日に例祭、4月10日に春季崇敬者大祭(と植木市)、7月31日に夏越祭、10月10日に秋季崇敬者大祭、12月の初酉に大酉祭があるわね。ちなみにお神楽は、例祭以外の全部の祭りと、4月15日の八甫鷲宮神社で出るわよ(※以上、鷲宮神社公式サイトより)」
こなた「なーんだ。それなら夏祭りにこだわる事なかったじゃん。浴衣姿はもったいないけど、特別住民票に出てるかがみのお神楽の衣装は男装みたいで萌えるし」
かがみ「……夏祭りの時に、形代と一緒に古利根川に流した方が良かったかしらこいつは(呆)」


・かがみの正体

こなた「ただおさん、鷲宮神社にはどんな文化財があるんですか?」
ただお「とりあえず、指定を受けているのだと、国指定重要文化財は南北朝時代の備中(青江)吉次の太刀と、無形文化財の鷲宮催馬楽神楽。県指定文化財は銅円鏡が2枚(推定では鎌倉時代末期と室町時代)、銅方鏡とその筥(推定では桃山時代)、鏡型の御正体が2枚(推定では室町時代)、文書26点、棟札1枚、治水碑(江戸時代)だね」
こなた「……鏡が多いですね」
ただお「神様に奉納する物の中でも、鏡はよく使われていたから。ちなみに神社によって好まれる捧げ物は違いもあって――」
こなた「(まさか神様に好かれるようにかがみに名前を……って、神様×かがみなんて罰当たりなカップリング考えてどーする自分っっ!)」


・ようやく

かがみ「卒業っ――おめでとっ!」
こなた「おめでと〜!」
つかさ「おめでとーっ♪」
みゆき「おめでとうございます(ぺこり)」
かがみ「……いつも通りの統一感の無さだけど、これはこれで私達の持ち味なのかしらね。にゃもーさん曰く、そのまま話は続くっていうんだけど」
こなた「いやー、特に3年の後半が延々と続いたおかげで、受験勉強にみっちり取り組めましたよ♪」
つかさ「こなちゃん……いくら私達が勉強じっくりできても、この世界の受験生の子みんながたくさん勉強できれば一緒だと思うよ?」
みゆき「しかもその場合は、短期記憶に頼りがちの泉さんには不利になると思うのですが……」


・後知恵

みゆき「しかし、長期連載が予想されるのでしたなら……2年生の頃から時間をかけて展開して、不自然さをもう少し減らすべきだったのではないでしょうか?」
こなた「……いや、卒業遅らせたのはアニメ化が唯一ではないけど最大の要因だったし、そんな先読みは無理だったんじゃ……」


・高校最後の

かがみ「とりあえず、みゆきは大学受かったのが判明してたけど、私達の受験の結果がどうだったのか不安よね(はぁっ)」
こなた「でもさかがみ……そんな必死になって大学入って楽しいの?」
かがみ「そりゃもう。レベルの高い大学なら先生もいい講義してくれるでしょうし、一緒に勉強する生徒も話が合いやすくて励みになるし、どんな仕事をするにも高くて広い視界を持てるのは必要な事でしょ?」
こなた「で、でも……かがみが遠い所に行っちゃいそうで……。みゆきさんにはともかく、私に怒ったりつかさを甘えさせたりするかがみがいなくなっちゃうのは耐えられないよっ」
かがみ「こらこら。私達はいつまでも親友でしょ――」
こなた「でも案外受験に失敗して、一人だけ浪人生活送ってたりしてー♪」

(ただいま残虐シーンです。しばらくお待ち下さい)

こなた「あぐううう……高校生活最後までかがみに突っ込まれるなんて(泣)」
みなみ「……自業自得です泉先輩(きっぱり)」
ゆたか「ま、まあ落ち込んだ様子もないし、近頃はかがみ先輩がダイエットに集中してたり、つかさ先輩も一緒にウチに遊びに来る予定だったり、家族とお食事に行ったりしたんだから、無事に進学とかできたと思えばいいんじゃないかな?」


・そして新展開

つかさ「……ちなみに、私とお姉ちゃんが、こなちゃん『も』大学に合格した話をしてましたので、私もお姉ちゃんも進学先は無事に決まった模様です」
かがみ「……まさか東大や明治に合格したとは考えにくいけど、東京電機大学とか、日本大学の一部の学部とかもあるものね。専修大学や法政大学や二松学舎大学辺りまで来ると、どっちかというと神保町に入り浸る人向けでしょうし」
ひより「いくらオタクだからって、秋葉原目当てだと決め付けるのは安易っスよ?」
つかさ「ひ、ひよりちゃんはどこだと思うの、こなちゃんが受かった大学?」
ひより「乙女ロード最寄の池袋に近い、立教大学や学習院大学辺りではないかと。……後者はちょっと考えにくいですが」
かがみ「こなたの趣味はまるっきり男子寄りだし、漫画だから実在の大学に進学するとはちょっと思えないけど……」


・夢うつつ

こなた「それにしても卒業の回の最後の4コマで、2005年5月のカレンダーが出てきた辺り、一瞬夢オチかと――思わなかったけどね。あのカレンダーは自分の部屋のだし」
みゆき「たっ、確かに2005年の春から2008年の夏まで、延々と3年生が続いていましたけど、あのフェイントは読者の皆様の心臓に悪すぎますっ!(汗)」
こなた「…………ところで私達の現在の時間は、話題が現実にリンクしてる漫画だから架空の時間って可能性はありえないし、一体いつ頃なんだろう?」
みゆき「さあ……。アニメの各所に見られる2007年現在のネタから考えますと、恐らくは2008年の4月から新生活のスタートで間違いないと思われますが……」


・二次創作なテキストとイマジネーション

こなた「コンプの記事によると、私達のOVAって、『オリジナルビデオアニメ』じゃなくて『オリジナルなビジュアルとアニメーション』の略なんだってゆーんだけど……」
つかさ「え、えっと、ビデオテープじゃないからかな?」
かがみ「記憶媒体がテープじゃなくても、『video』なのはおんなじでしょ」
みゆき「ま、まさかとは思いますが、『オリジナルな[ビジュアルとアニメーション]』ではなく『[オリジナルなビジュアル]と[アニメーション]』――つまり、ビジュアルだけがオリジナルで、アニメーションは全て使い回しとかいう事はありませんよね?」
こなた「ないってば。それくらいなら『オリジナルなビジュアルとアダルトシーン』の方が幾分マシだし。特にかがみのアダルトシーンなら」
かがみ「…………(かちゃっ)」
つかさ「あ、あのーこなちゃん。お姉ちゃんがこなちゃんの真後ろで、神社に奉納された剣を大きく振りかぶって――」


・らっきらき

こなた「OVAのジャケットのイラストだけど、まさか他作品のコスプレが堂々とできるなんてねぇ。特にかがみの初音ミク、髪を緑に染めて葱まで持っちゃって、つかさが鏡音リンじゃないのが惜しいくらいだよ」
つかさ「『どーして私だけ既出の魔法使い長門なのさー』とすねてたのに、お姉ちゃんが可愛いとそれだけで嬉しいんだねこなちゃん♪」
こなた「…………(赤面)」
かがみ「ああもう、つかさの一言で真っ赤にならないでよ。ああいう格好させられて恥ずかしかったんだから」
みゆき「……ところであの葱は、白い部分が多い事から推測すると、深谷市提供による深谷葱で、小早川さんと成実さんのご実家が深谷だという設定でもあったのでしょうか?」
こなた「いや、さすがにそれはないと思いたいから……(汗)」


・果物の食べ方

こなた「太り方の話で、かがみはバナナ型、みゆきさんはピーマン型って話があったよね」
かがみ「確かにあったけど、みゆきについては単なるセクハラでしょうが」
つかさ「でもお姉ちゃんは私やこなちゃんより大人っぽい身体つきなのに、バナナ型っていうのも変だよね?」
こなた「いっ、いやっ、かがみにバナナが付いてるとかそーいう事じゃなくてっ!」
つかさ「だって、お姉ちゃんも胸とお尻がこんなに成長してるから、こなちゃんの方がバナナに似てると思って……」
こなた「――あ」
かがみ「だからつかさ、その例えは体型じゃなくて、肉が付く順序の事を言ってるのよ。あとこなた、どーいう意味でバナナが好きなのか、一晩掛けて聞かせてもらうからね」


・つかゆきの諺

ななこ「泉がホンマに風邪を引いた時、ウチに信用されへんで、狼少年扱いされとったよな。泉はまあ一応仮にも少女やけど」
こなた「うおっ!? 苦い思い出をっ!」
ななこ「柊姉から聞いとったけど、忌引を悪用するような奴が信用できるわけあらへんでー?」
つかさ「ねえゆきちゃん、狼少年ってどんな話だっけ?」
みゆき「えーと、古代ギリシアのアイソポス(イソップ)が伝えた話が元ですね。『狼が来た』と叫んで村人を騒がせていた羊飼いの少年が、本当に狼に羊が襲われた時に村人が信じてくれず、羊の群れを狼に食べられてしまった――という話です」
こなた「具体的な話に置き換えると……」

こなた「かがみー、つかさとみゆきさんが抱き合ってたんだけどー」
かがみ「ええっ!? い、いつの間にそんな関係に?」

かがみ「つかさとみゆきを問いただしたけど、そんな事実はなかったじゃない。ったく、いくらあの二人が仲良しだからって……」
こなた「かーがみんっ、つかさとみゆきさんがキスしてたよー」
かがみ「つ、つかさ〜〜っ!?(ばたばたばた)」
こなた「おーおー、素直に信じちゃうかがみん可愛いなー」

こなた「か、かがみ様っ!? つかさがみゆきさんを襲って!!」
かがみ「嘘もいい加減にしなさいよ。ほら帰った帰った」
こなた「信じてよかがみ――んっ!!(涙)」

こなた「……って感じだよね。みゆきさんが羊、つかさが狼って感じで」
みゆき「え、えっと、あのっ!?」
つかさ「こ、こなちゃん、何で私とゆきちゃんでっ!?」
ななこ「……とりあえず泉、ウチの拳骨と柊姉の拳骨のどちらがええか選んどき」


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『らき☆すた』:(C)美水かがみ/角川書店/らっきー☆ぱらだいす