☆ つっこめ! プロフィール ☆


 目次 (1) (2) (3) (4) (5)


☆成実ゆい編


・隠「し」巨乳

こなた「ゆい姉さんってさ、巨乳の割に、見た目は胸が目立たないよね」
ゆい「ふっふっふー。きよたかさん以外にはサービスしたくないから、胸が大きく見えないコーディネートをしてるのさっ」
こなた「私やゆーちゃんやみなみちゃんにはむっちゃ嫌味に聞こえるんですが姉さん……というかきー兄さん、一体何のサービスされてるんですか」


・宿業

ゆい「伯父さーん? ウチのゆたかに必要以上にベタベタしてないかなー?」
そうじろう「べ、別にいいじゃないか。こなた同様スキンシップというものが──」
ゆい「いやー、これについてはお母さんからも言われていますし、私も伯父さんは信頼していますが信用していませんからねー(たはー)」
そうじろう「うう……きっついよゆきにゆいちゃん……」
こなた「ねーゆい姉さん、叔母さん共々、どうしてそんなにお父さんを警戒してるわけ?」
ゆい「親戚の中で伯父さんに萌えられたの、一人目と二人目は誰だと思う?」
こなた「…………いやもう十分分かりました」


・シャープシューターゆいちゃん

(射撃練習場)
ゆい「えいっ、えいっ!」
(ぱぱんっ!)
ゆい「ふっふーん、また頭に全弾命中ー!」
同僚「ところで成実、交通整理や交通違反の摘発に銃の腕が必要か?」
ゆい「へ?」
同僚「それに成実はターゲットの頭にばかり命中させてるが、警官が犯人を無力化せずにいきなり射殺するなっての」
ゆい「警官って、犯人を射殺しちゃダメなの?」
同僚「……お前、もう特殊部隊にでも入っちまえよ」


・鈍い器

ゆい「なんて事を言われたんだよ。ひどいと思わない!?」
こなた「思わない」
ゆい「ゆたかぁ、こなたが冷たいよぉ〜」
ゆたか「でもお姉ちゃん、お仕事の時に拳銃を使った事あるの?」
ゆい「あるよ。相手が聞き分けのないチンピラでねー」
こなた「まさか……撃っちゃったとか?」
ゆい「掴み掛かろうとしたもんで、思わずグリップで殴って気絶させちゃった。てへっ」
ゆたか「それって本来の使い方じゃないけど……お姉ちゃんが無事だったからいいのかなぁ……」
こなた「てゆーか警棒使いなよ姉さん……」


・頭文字Y

かがみ「……成実さん、言っちゃ何ですけど、運転乱暴すぎませんか?」
ゆい「んぅー? 別に普通だよ?」
こなた「いつも言うけど、スイッチが入った姉さんの運転で酔っちゃわない人はまずいないよ」
ななこ「成実さん、ハンドル握ると人が変わるような運転で、警官しとって大丈夫か?」
ゆい「大丈夫大丈夫。いつも制限速度守ってるし。もちろんお仕事の時はエンジンフル回転!」
ななこ「ご愁傷様やな、同僚の人達……」
かがみ「いくら制限速度を守ってても、アニメ版でヘアピンカーブを直線と同じ制限速度ギリギリで突っ走られた時は、私達死んじゃうかと思ったわ……」
こなた「とゆーかあの時、姉さんは見通しが悪いのに、モロに対向車線を突っ走ってたよね? いくらセンターラインが白のままでも、車が来る可能性がある所に飛び出るのは、立派な危険運転だよ?」


・頭文字K

ゆい「……でもさ、こなたはゆたかと一緒に、私の運転で食事に行ってたよね?」
ななこ「随分と無謀な事するんやな泉。特に帰り、お前はともかく小早川はどーするねん」
こなた「大丈夫ですよ。家を出る前と食事の後に酔い止めを飲んでますし、姉さんの車にはエチケット袋が大量に積んでありますから。まあ田舎ですんで、スイッチ入れる車も滅多にいませんし」
かがみ「……確かに準備万端だが、その努力を別方向に向けろとまだ見ぬ旦那さんと小早川家のご両親に言いたくなるのは私の気のせいか?」


・年齢差

ゆい「しょぼーん」
こなた「ゆい姉さん……なに擬音口にして落ち込んでるのさ?」
ゆたか「……私と二人でちょっと出掛けた時に、ここの近所の人から私のお母さんと間違えられちゃったの」
ゆい「ううっ……私がちょっと発育良くて胸も大きくて、ゆたかが小さくて可愛いだけなのにぃ……」
こなた「……図々しいコメントはさておき、そーいえばゆき叔母さん、近頃ゆーちゃんと一緒に来た事ないね。やっぱりお父さんの事嫌い?」


・欲求不満

ゆい「えーん。たまには帰ってきてーきよたかさーん」
こなた「きー兄さんは先週帰ってきたばかりだけど、そんなに恋しいなら姉さんから会いに行けば?」
ゆい「そ、そんな事すると、自分の意思で帰ってこられなくなっちゃいそうで……えーんきよたかさーん!」
こなた「つくづくダメ人間だと思ってたけど、そーいう最後の一線だけは死守できるんだね姉さん……(汗)」


・暴走車の中で

こなた「みんなで海へ行った時、ゆい姉さんが暴走して、アニメだとかがみはあられもなく叫んでたけど――」
かがみ「だーれがどんな風に叫んでたって?(こきこき)」
こなた「(凶悪そうに指を鳴らさないでほしいなーかがみ)――えーと、その時つかさはどうしてたの?」
かがみ「すっかり気絶して、首をかくかく揺さぶってたわ。私がシートベルト付けてあげたから無事だったけど、着いてからしばらくは魂が抜けてたわね」
つかさ「でっでも〜、『あずまんが大王』のちよちゃんとは違って、成実さんは運転得意だったから、ちょっと怖いくらいで済んでトラウマにはならなかったの〜!」
こなた「……いや、本来ゆい姉さんを庇うのは私なんだけど。背景になってたなんて考えてほんとーにごめんっ(汗)」


☆泉そうじろう編


・胸板ランク?

こなた「お父さんのプロフィールの、『胸ランク:ヒ・ミ・ツ』って何なの?」
ひより「校内は天原先生の協力でデータは集まったんですけど、校外の人は計測してないもので……」
ゆたか「でも男の人に、む、胸ランクの意味ってないんじゃないかな?」
ひより「いや実は、おじさんは脱ぐと物凄い筋肉質で、胸筋発達しまくりかもしれませんよ? 小説家としては無駄過ぎる感じで?」
こなた「(……そんなお父さんは嫌だ)」


・萌え尽きたよ。灰になってさ。

こなた「ところでゆい姉さん」
ゆい「んー、何かなこなた?」
こなた「警官のゆい姉さんに相談するんだけどさ、お父さんの理想の死に方だっていう『萌死』ってホントにあるの?」
ゆい「……難しい質問だけど、『興奮し過ぎて心臓発作』とか、『寝食を忘れて趣味にいそしんで衰弱死』とか?」
こなた「うわ……ネトゲの廃人プレイヤー真っ青だ……」
ゆい「警視庁の人から聞いた話だけど、ウドを日に当てずに育てるための穴で、発芽中のウドが酸素を消費していて、中に入った人が酸欠で死んじゃった事があったんだって。これこそがホントの『萌死』なんじゃないかなー」
そうじろう「それは全然萌えないよゆいちゃん……」


・何を書いて…

つかさ「ところで、こなちゃんのお父さんってどんな本を書いてるんだろ?」
かがみ「『そういうの』じゃないってこなたは言ってたけど、あの時は本気で恥ずかしかったわ。気まずくてそれ以上追求できなくなっちゃったし……」
みゆき「アニメ版によりますと、ギャルゲーやライトノベルは手掛けておられないようですね。ゲーム紹介記事に曰く、泉さんの子育てをさながらプリンセスメーカーのように考えておられたそうですけど」
一同「う〜〜〜〜ん」
こなた「……真剣に悩まないでよみんな。そんな目でしかお父さんを見れないなんて、本気で傷付いちゃうぞ私?」


・若作り

そうじろう「今日の保護者の集まりでかがみちゃん&つかさちゃんのお母さんや、みゆきちゃんのお母さんをお見掛けしたが……いやぁ、娘さんにそっくりで美人だったなぁ」
こなた「お父さんが大きな女の子(三次元)にも興味あるのはさておき、人妻にそんな事考えられても娘として困るよ?」
そうじろう「いやしかし、お二人ともまだまだ若いだろ?」
こなた「見た目はね。ゆかりさんはイイトコの娘さんだから結婚したのは大学出てからとすると40歳前後、みきさんは一番上の子供がもう社会人だから多分50歳近くだと思うよ?」
そうじろう「認めんっ! 高良さんが腰痛でみゆきちゃんに湿布を張ってもらったり、柊さんが腰痛で(中略)などっ!」
こなた「現実見ようよお父さん……。ゆかりさんは重い物をぜーんぶ、旦那さんかみゆきさんに持たせそうだけど……」


・推定死罪

こなた「などという会話が、昔あったんだよー」
ゆたか「でも確かに、柊先輩達や高良先輩のお母さんは美人だよね〜」
こなた「ところでゆーちゃん、ゆき叔母さんって何歳だっけ?」
ゆたか「お母さんは誕生日しか覚えてないけど、ゆいお姉ちゃんのお母さんだから、40代の後半くらい?」
こなた「……つまりゆき叔母さんのお兄さんであるお父さんは、少なくとも50近く行ってるじゃん。ゆかりさんより結構年上だし、みきさんより多分年食ってるから年相応なんじゃー?」


・みWikiにも登録済み

かがみ「……おじさんが書いてるのが『そういうの』じゃないって事は分かったけど(汗)、わりと有名な作家さんなのよね?」
こなた「そこそこね。某ネット事典にも項目あるし」
かがみ「それが知名度の基準てゆーのも、何だか微妙な社会だな」


・一人の時間

(ゆたか帰省&こなたお泊り中)
そうじろう「(やっぱオレって恵まれてたんだなー)」
そうじろう「(でも二人とも、オレが家で何してるか気になってるかな……)」
そうじろう「(……まあいいや。とりあえず昼寝っと)」

ゆい「ゆたかー。お母さんがね、伯父さんが今頃何をしてるんだろうってー」
ゆたか「うーん、一緒に遊んでくれるこなたお姉ちゃんがいないから、今日は一日お仕事かな?」
ゆい「何だかんだ言っても妹だから、お兄さんの事が気になるんだねお母さん」
ゆたか「だねーお姉ちゃん」

つかさ「今日はこなちゃんもゆたかちゃんもいないけど、おじさんって寂しい思いしてないよね?」
こなた「お父さんの事だから、ゆーちゃんに見られないのをいい事にエロゲー三昧か、女性キャラのフィギュアを全裸に魔改造してるかのどちらかだと思うよ? もしくはかがみとつかさのお父さん相手にジェラシー感じてるとか──なにしろ美人で気立てのよい奥さんと娘4人作ってるし──」
つかさ「…………こなちゃん(汗)」
ただお「…………かがみ、泉さんってどういう人なんだい?(汗)」
かがみ「そんな人。でも、おじさん知ったら泣くわねその想像……」


・井戸の中

こなた「ウチにゆーちゃんが来た時、お父さんは『オレの人生って勝ち組だよなー』って思ってたってにゃもーから聞いたんだけど」
そうじろう「……あの謎生物、人の心を読めるのか?」
ゆたか「ま、まあにゃもーさんは作者を名乗ってるだけはあるしっ」
こなた「みゆきさんから聞いたんだけど――」

みゆき「勝ち組というのは、第二次大戦の後の日系人社会、特にハワイとブラジルで、情報統制などによる情報不足が原因で、日本が戦争に勝ったと信じていた人達の事です。特にブラジルでは勝ち組による国粋組織が反対派を襲撃、殺害する事件も起きたんですよ」

こなた「――なんだって。お父さんが情報不足かは知らないけど、美人の奥さんと可愛い娘4人がいるただおさんにはボロ負けだし、少なくともお母さんが死んじゃった時点で人生大損してると思うよー?」
そうじろう「しっ、しかし柊さんには奥さんがいるから、娘に思う存分頬擦りしたりはできまいっ!(涙)」
ゆたか「伯父さん……普通のお父さんは高校生の娘に頬擦りしたりはしないと思うよ……(汗)」


・(裏)読書家

ゆたか「ところでこなたお姉ちゃん、伯父さんがどんな本を書いてるのか、かがみ先輩達に教えちゃダメなの?」
こなた「だって、かがみは読書が好きだから――」

かがみ「ええっ!? おじさんってあの小説の作者さんだったの!」
こなた「……ま、まあそーだけど」

かがみ「おじさんの小説のシリーズを買い漁って、暇を見ては読んでるところよ」
みゆき「さすがはかがみさん。読書も熱心ですね」

こなた「せっかくのお泊り会だし、一緒に漫画でも見てだべってよー?」
かがみ「ごめんねこなた。おじさんに小説の話をいろいろ聞きたいの」

つかさ「お姉ちゃんって近頃、こなちゃんがいない時にもこなちゃんちに行くよね?」
かがみ「じ、実は……そうじろうさんが目当てで……」

かがみ「そうじろうさんっ! 私……私、そうじろうさんの事が好きですっ!」
そうじろう「か、かがみちゃん、いきなり何を……」
かがみ「そうじろうさんもこなたも愛してますから……そうじろうさんの妻になって、こなたのお母さんになって、こなたの弟や妹を見せてあげたいんです。年の差はありますけど決意はできていますし、つかさや両親にも許しを貰っていますから……」
そうじろう「……ありがとう」

こなた「お父さん……再婚するって?」
かがみ「そうよ。そしてそう君の相手は私。かなたさんと同じくらい、私を愛してくれるって言ってくれたわ」
そうじろう「かがみちゃんとこなたは親友だからうまくやって行けるだろ。これからも母娘として仲良くしてくれ」
かがみ「という事でよろしくね、私のかわいいこなた?」
こなた「なっ、撫で回さないでよお義母さんー!」

こなた「……なんて事になって、かがみと義理の親子になるのは嫌だし。教育とかしつけとか称されていろいろされそうだよ」
ゆたか「……まさかとは思うけど、伯父さんの性格からすると確率としてはゼロじゃないよーな……って、田村さんが描いてる漫画じゃないんだからさお姉ちゃんっ」


・父と母

こなた「お父さんってさ、いつも和服を着てるけど、何か和服好きな理由でもあるの?」
そうじろう「和服を着てると前をはだけさせやすいだろ。かなたやかがみちゃんの相手する時の」
こなた「……………………お母さんの件も人として許せないけど、それより私のかがみんに何する気さ(激怒)」


・雪の中から蟹が出てくるそうじゃないか(「吾輩は猫である」より)

みゆき「ふと気になったのですが、明治時代から昭和初期の小説家の泉鏡花、本名『泉鏡太郎』は、もしかして泉さんの父方の親戚だったりはしないのでしょうか?」
かがみ「(かたかたかた)そういえば確かに、出身地が同じ石川県よね。しかもおじさんは金沢の辺りにいたらしいけど、鏡花も金沢の出身だし」
こなた「泉鏡花っていえば、○田秋○を衆人環視の前で泣き叫ぶまで殴り続けたり、ありとあらゆる食べ物を煮沸しないと食べられなかったりした人でしょ? まあその程度の心の問題とゆーのも、些細な事で子供を殴る蹴るする○目○石や姪を(ピー)た上に作品の題材にする○崎○村に比べればマシな方だけど、そんな人を親戚には持ちたくないよねー」
かがみ「……作品と人格は関係ないとはいえ、無茶苦茶な人が目立つのよねホント。日本の文化界は昔の世捨て人の影響でいつまでもフリーダム過ぎるから、いまだに社会の中枢が文化的にはなれないのよ」
みゆき「……確かにおじさまは様々な趣味を除いてはまっとうなお方ですが、鏡花も秋○と後には仲直りしていますし、人格が完璧に破綻していたわけでもありませんし、そこまで言われてしまうのは気の毒ではないでしょうか……」


・悪い父

つかさ「こなちゃんって、試験の時におじさんといろいろご褒美を賭けるんだよね。ご褒美がないと勉強に精を出さないって、この前もお姉ちゃんが怒ってたよ?」
こなた「かがみがご褒美をくれれば――いやこの話はまた後で」
つかさ「でもご褒美の他に……その、お仕置きってあるの?」
こなた「赤点1つでメイドさん、2つでスクール水着、3つで一緒にお風呂、4つで裸エプロン、5つで――」
つかさ「それ以上は言わないでお願いーっ!!(汗)」


・プレゼントにはリボンをかけて

かがみ「おじさんは、こなたの大学受験――するとしたら――に、何か賭けたりするんですか?」
そうじろう「PS3もVistaもまだ微妙だし、バイトの収入とクレカで大抵の物は買ってるから、賭けられるような物が今のところ無くてな」
かがみ「……そーですか」
そうじろう「そうだ。Cランクならかがみちゃんとデート、Bランクならかがみちゃんと温泉で二人きり、Aランクならかがみちゃんと結婚式というのはどうかな?」
かがみ「何でご褒美が全部私なんですか。それにBとAの差が大き過ぎます」


☆高良ゆかり編


・全体的に

こなた「ゆかりさんって、得意科目が『なし』で苦手科目が『いっぱい』って、それでよく陵桜受かったよね?」
かがみ「しっ、失礼だろお前っ!」
ゆかり「それでもね、頑張って何とか卒業できたの。在学中に一生分の根気を使ってしまったみたいだわ〜」
みゆき「母の友人は大抵の事をそつなくこなす、かがみさんやみなみさんのような方が多かったそうです。そのような方々と比べると、どうしても劣等感を抱いてしまったようですね」
ひより「『必ず誰かが面倒見てくれそうな〜』って書いたの、やっぱり当たっていたみたいっスね……」
ななこ「……やな。奥さんの在学中の成績は、平均よりちょっと下な程度やで。しかもほぼ全教科綺麗に並んどって、かさ上げしたらほぼそのまんま高良の成績や」
こなた「……恐るべしゆかりさん。さすがはみゆきさんの母親とゆーか……」

多分こんな感じ。


・怠惰主婦

(朝)
ゆかり「く〜」
みゆき「朝ですよお母さんー」
ゆかり「……あら? お父さんは?」
みゆき「いくら起こしても『あと5分』と言われるので、起こすのを諦めてもう出掛けました(汗)。実は私もご飯とお弁当を自分で作って、これから学校に行くところです」

(午前中)
ゆかり「いいわねこの温泉〜。みゆきに行き方を調べてもらおうかしら〜」
インターホン「すみませーん──」
ゆかり「あぁん!? 今テレビがいいとこなのにっ!!」
インターホン「ししし失礼しましたっ!!(がちゃ)」

(昼)
ゆかり「さてお昼ご飯──」
(食料ストックが空)
ゆかり「──と思ったけど、今日はちょっぴりダイエットね」

(昼下がり)
ゆかり「携帯電話でみゆきにお買い物を頼んだし、ちょっと眠いからお昼寝を」

(ほーほー)
みゆき「お母さん、お母さん」
ゆかり「あらおかえりー」
みゆき「『あらおかえりー』じゃないですよ。ちゃんとお布団に入らないと風邪を引きます。ちなみに夕御飯は、私とお父さんが作りました」
ゆかり「ありがと、お父さんにみゆき〜。こんな素敵な夫と娘がいて私は幸せだわ〜」
みゆき「はいはい」

みゆき「とまあ、母の一日は大抵このようなものですね」
つかさ「……おばさん、おじさんとゆきちゃんがいなかったら絶対生きていけないね……」


・先代完璧超人

つかさ「ゆきちゃんのお父さんって、一体どんな人なんだろ?」
かがみ「うーん、みゆきから聞くあのお母さんと仲良くやって行けるという事は、しっかりしている人なんだろうなぁ」
こなた「にゃもーさんの想像としては、いいトコのお坊ちゃんらしいよ。みゆきさんみたく、育ちは良いけど世間知らずじゃない優秀な人なんだろねー。かといって切れ者タイプではなくて、包容力と確かな存在感で場をリードするような、まさしく男版みゆきさんって感じで」
つかさ「だねー。家事も結構できちゃったりして」
みゆき「父に期待を膨らませて下さるのは有難いのですが、それ以上エスカレートすると母の立つ瀬がなくなりますので……(涙)」


・二人目希望

ゆかり「みゆきのお友達って、みんな可愛い子ばかりね〜」
みゆき「あ、有難うございますお母さんっ」
ゆかり「特にかがみちゃんかつかさちゃんは、お持ち帰り――じゃなくてお引取りしたかったわ。柊さんちには4人いるんだから1人くらい構わないわよね?」
みゆき「構います。大いに!」


☆小神あきら/白石みのる編


・黒と黒

こなた「小神さんって本編にはテレビ番組しか出てないけど、ゲームだと互いに面識あるよね?」
あきら「あれってお仕事の上での設定だから、それ以外で泉さんとは付き合いないんだけど……。うー、ひかる先生に続いてちゃんと本編に出たいですー!」
ゆたか「で、でも小神さんはアニメだとすごく乱暴な人みたいだから、共演するのは怖いかも……」
あきら「あーれーはー演技ー!! ……まあ白石とのやり取りは、結構本気だったけど(ぼそり)」
こなた「そ、それじゃ、逆向きのボードにきつく糊付けされたのも、風邪で企業ブースに出られなかったのも、リサイタル会場がカラオケボックスだったのも、出演中は下半身が素っ裸だって噂が流れたのも、小神さんのきわどいCG動画がネット上に流れてたのも、全部セバスチャンが本気でやらかしてたわけ?」
あきら「……………………あいつ、もう二度と一緒に仕事するもんかー!!(激怒)」


・らっきーでないちゃんねる

そうじろう「好きな食べ物は?」
あきら「レバ刺し」
みのる「千枚漬け」
そうじろう「生きがいを感じるのは?」
あきら「お風呂上がりのお酒、もといジュース!」
みのる「海辺で風に当たりながら、思いっきり歌う事ですね」
そうじろう「国内旅行で行きたいのは?」
あきら「知床」
みのる「波照間島」
そうじろう「好きな有名人の言葉は?」
あきら「織田信長の『是非に及ばず』」
みのる「ヴィクトル・ユゴーの『シャトーブリアンになりたい。でなければ何にもなりたくない』」
そうじろう「全く似ている点がありませんねー。それではまた」
あきら「当たり前だろおおおおおおっ! 質問が大雑把過ぎるわあああああっ!」
みのる「まあボクも、不本意ですが同感です……」


・勧誘

ひかる「そーいや、あきらも来年は受験だな。陵桜来るか?」
あきら「えええっ!? 埼玉は遠いし、陵桜って県内でも有名な進学校じゃないですか! 私はアイドルの仕事で勉強あまりできないですぅ〜〜!!」
ひかる「安心しろ。この世には推薦枠というものがあってな」
あきら「入学してから苦労するよーじゃ、推薦される意味がないですよ」
ひかる「日下部や泉が補習もせずにいられるくらい、ウチのカリキュラムと教師陣の学力上昇効果は抜群だ」
あきら「そ、それなら食指が動くかも……」
ななこ「なあ桜庭先生、それって自画自賛っぽいわなー?(汗)」


・逆鱗だらけ

あきら「私の中学の友達は、眼鏡っ子だけどスポーツ得意で成績良くない大原、無口系で成績はいい中谷、成績が私とどっこいどっこいの音無の三人なんだけど……」
こなた「ふーん。ちゃんと友達いたんだ?」
あきら「それくらいの時間はあるって。で、私の名字が『小神』でしょ。あの3人と一緒に並べると、大原・中谷・小神・音無で、胸の大→中→小→無の順になるのが気になるのよね」
こなた「……考え過ぎだって。そもそも小神さんの胸ランクは、『小』じゃなくて1ランク下の『極小』──」

ただいま残虐シーン中です。しばらくお待ち下さい。


・奇声のルーツ

みのる「WAWAWA忘れ物〜♪」
こなた「セバスチャン……いや、白石くんって、よくあの歌を歌ってるよね」
つかさ「だねー。別にくさいわけじゃないけど(笑)」
みゆき「恐らく谷口、ではなく白石さんは、坂口安吾の小説「村のひと騒ぎ」の権十の叫び声「WAWAWA!」を基にして、あの歌を作り上げたのではないかと勝手に思っています」
つかさ「……『勝手に』って事は、ゆきちゃんも確証があるわけじゃないんだ?」
みゆき「あと他にも、権十は「OH!」、坊主は「WAH!」、別の小説「風博士」に登場する風博士も「POPOPO!」「TATATATATAH!」などと奇声を上げておられますね」
こなた「……どーいう内容だか無性に気になるんですけどみゆきさん?」

(そーれからっ)
みのる「POPOPO忘れ物〜、TATATA忘れ物〜♪」
ななこ「……だから何なんや白石(汗)」


・烙印

みのる「体の一部がHOT、HOT!」
こなた「……ってどこが?」
つかさ「舌――ベロとか。カレー食べたのかな?」
みゆき「知恵熱でしょうか? 白石さんは演技にかなり頭を使われるタイプのようですので」
こなた「(かがみならいかがわしい想像してから真っ赤になってうろたえるのが可愛いのに、この天然さん達はー!)」
みのる「(あきら様が泉さんと同じ質問した時は、自分で真っ赤になって蹴り加えてたよなー)」


☆宮河ひなた/ひかげ編


・日向と日陰

ひかげ「お姉ちゃんのアルバイト先はみんな秋葉原だけど、私達は何で近くに住んでないんだろ? 実際、私達が埼玉県出身なのはまだしも、私が通ってるのは区立じゃなくて市立の学校だよ?」
ひなた「(1)本来は両親の家で、既に両親は他界や別居やその他の理由でいないが、持ち家なのでそこを離れる理由がない」
ひかげ「公式ガイドブックの家族の図って、別居してると基本的に入らないものね。……パティや黒井先生の例もあるけど」
ひなた「(2)秋葉原の近くで私のコレクションを置けるアパートは、家賃が大変な事になる」
ひかげ「ホントにありそうで怖いわ……」
ひなた「(3)全部のアルバイト先から交通費を貰ってるから、定期券を1枚買った残りを着服して趣味費に──」
ひかげ「こらこらこらぁっ!!(汗)」


・血肉ヲ喰ラフ

ひかげ「うー。お肉が食べたいよぉお姉ちゃん」
ひなた「そんな事を言われても、小学生が姉妹丼は情操上良くないと思うわ」
ひかげ「肉の意味も食べるの意味も違うっ!! てゆーかベタ過ぎっ!!(怒)」


・外国人向け食料品店で購入

ひかげ「うー。お肉が食べたいよぉお姉ちゃん」
ひなた「それじゃあ、鳩、蛙、鰐、犬のどれがいい?」
ひかげ「もー少し日本で一般的なお肉にしてっ!!」


・筆者が食べたのは前回のうち3種、今回のうち1種

ひかげ「うー。日本で食べてるお肉が食べたいよぉお姉ちゃん」
ひなた「安心して。今日の候補は馬、海豚、山羊、鹿よ」
ひかげ「私は海豚と山羊で我慢するから、馬と鹿はお姉ちゃんがどーぞ(怒)」


・妹には不評

ひなた「私達が主役の漫画が、コンプヒロインズで連載されるんですって〜」
ひかげ「『宮河家の空腹』って……凄いタイトルよね」
ひなた「確かに私にはそこまで深いお付き合いの男性はいないけど、成実さんに対抗してひかげを叔母さんにするには早急にお腹を満たした方がいいのかしら」
ひかげ「それ以上そーいう発言をしてると、お姉ちゃんの同人誌とその他諸々をオークションに出しちゃうからね?」


☆泉かなた編


・奇跡の能力(ちから)!

こなた「『ファントム・ブレイブ』のマローネの特殊能力って、結構憧れちゃいますよねー」
ななこ「ズボラな泉やから、ファントムの執事でも召喚して楽するんか?」
こなた「じゃなくて、お母さんをコンファインしたいなぁって……」
ななこ「(はっ)泉……すまん事言うてしもうて教師失格やウチ……!」
こなた「そーすればお父さんもヲタクな言動を慎んで、少しは真人間になると思うんですよね♪」
ななこ「…………ウチの涙を返さんかい泉ぃぃ〜っ!!」


・forget-me-not

こなた「……なんて会話があったんだよ」
そうじろう「そうか。こなたらしい考えだな」
こなた「むー。お父さん馬鹿にしてない?」
そうじろう「いやいや。しかし今でもかなたがいれば……」

かなた「そう君、こなた……って何やってるの一体?」
こなた「あ、お母さんー」
かなた「そう君! こなたの前で成人向けゲームをプレイしないで!」
そうじろう「そうか。それならかなたの前ならいいんだな?」
かなた「な、何を言ってるのっ」
そうじろう「このゲームのヒロインがかなたに似ているから買ったんだが、ちょうどリアルでかなたもいる事だし、こちらはノーマルエンドでCG回収だけにしておいて……」
こなた「おおー。お父さん大胆っ」
かなた「そ……そう君。昼間からこんな事してると、ゆたかちゃんも帰ってきちゃう……」

そうじろう「ああっ……幼な妻萌え……!」
こなた「おかーさん、おとーさんは貴方を恋しがっているよーですので、速やかにそちらへ連れてってくれませんか(真顔)」


・親の因果は子に報いません(親の因果が報うのは親の来世)

こなた「……でもそんな事やってると、子供も私一人じゃ済まないね」
そうじろう「うおっ! いきなり生々しい話をっ!」

そなた「お姉ちゃんっ、ゲーム貸してー」
こなた「そなちゃん、今日は何を借りてく?」
そなた「こないだお父さんが買ってくれた18禁ゲーム」
こなた「堂々と要求しないでよ。今日はゆい姉さんがいるからダメだけど、……今夜なら、ね?」
そなた「ふふっ。お姉ちゃん、成人向け同人誌のヒロインみたい」
こなた「我が妹ながら、その表現はちょっとキツいよ……」
あなた「お姉ちゃん、フィギュア見せてー?」
どなた「お姉ちゃん、ネトゲ一緒にやろー?」
こなた「あーもう。私含めて中身がお父さんに似過ぎて嫌になるよ……(泣)」

そうじろう「ああ……かなたそっくりの子供が大勢……!」
こなた「……ネーミングが安易過ぎて下の子がぐれちゃいそうだし、男の子を全く想定しない辺り、下心見え見えでヤだねお父さんって」


・夫に怒りを、娘にも怒りを

かなた「ま、まったく、そう君は相変わらずというか──」
こなた「うりゃーっ」
そうじろう「あうん」
かなた「──そういえば、昔から人の都合とか無視でしたね」
かなた「──何も知らない私を、アニメショップや同人誌専門の本屋さんに連れ込んで」
かなた「──私をコミックマーケットに連れて行って買い物を手伝わせ」
かなた「──私にコスチュームプレイもさせて──しかもあんな露出度の高いのを」
かなた「──声優さんと声が似ているからって、アニメやゲームのキャラクターの台詞を教え込まされ」
かなた「──そして(ピー)では成人向けゲームの真似事まで」
かなた「──こなたがお友達のかがみさんの相手するやり方とほとんど同じね。あ、なんだか怒りが沸々と」
そうじろう「……こ、こなた。な、何だか寒気がするんだが?」
こなた「……わ、私もだよお父さん。まさかお母さんに怒られるような事した?」


・お焚き上げてその後。

こなた「てなわけで、お盆にお母さんの心霊写真撮っちゃってさー」
つかさ「い〜〜や〜〜っっ!!(泣)」
かがみ「こなたのお母さんがヘンな事するわけないから怖がるのは失礼でしょ。それに心霊写真なんて単なる偶然よ偶然」
こなた「あーもう、かがみんは常識に縛られて! ホラここ、5巻のカラーページ見なよ!」
かがみ「……おばさんの幽霊に仮託した心象表現って考えはないのか?」
つかさ「あ、あの……口を挟んじゃって悪いんだけど、こなちゃんの中学時代のお友達に、将来の夢は魔法使いだって子がいたでしょ? もしホントに幽霊がいるのなら、魔法使いだって実在するんじゃないかなーって」
こなた「おっ、そーか」
かがみ「感心するなっての。ねえみゆき?」
みゆき「え、ええ……。日本における魔法使いは本来、『邪悪な術を使う者』という意味ですので、それは『私の将来の夢は重犯罪者です』と言うようなものだと思いますから……」
かがみ「いや……確かにそうだけどね……」


・娘との違い

こなた「ねーねーお父さん。お父さんってお母さんに似てる私に、お母さんを重ねて見た事ってある?」
そうじろう「(ぶばっ!)い、いきなり何を言うんだこなた!?」
こなた「いやー、そういう同人誌が多くてね(……18禁同人誌については、下手すると身の危険を感じるから言及はよしとこ)」
そうじろう「こなたは色白じゃないし、泣きボクロがあるし、口の形がゆいちゃんやゆーちゃんに似てるだろ? そこまでかなたに似てないと、お父さんは萌えるコトは萌えてもいまいち惚れなくてなー」
こなた「萌えるのは否定しないんだね……。というかお父さんは無節操に萌えるのに、惚れる基準が厳し過ぎるよ……」


・好きこそものの上手なれ/下手の横好き

こなた「お母さんの趣味は、絵とお料理と野菜作りだったんだ」
かがみ「こなたは2つ目はしっかり血を引いてるけど、1つ目はどうやら遺伝しなかったみたいね?」
こなた「ひどーいっ。確かにお母さんは絵が趣味だけど、趣味=上手いとは限らないじゃんっ」
かがみ「…………まあ、いくらなんでもこなたよりヒドいとは思えないけど」
ゆい「いやそれがかがみちゃん……かなたお姉ちゃんの絵はものすごく――」

実際はどうなのやら。


・車輪の上

こなた「アニメだとお母さんのいろんな姿を見られて眼福だったけど、一つ気になる点があるんだよね」
ゆたか「伯母さんの?」
こなた「うん。私が生まれてからのシーンだと、ベッドに寝てるか車椅子かじゃない(しかも海岸でも)。あれって私を産んだせいで、身体を損ねて死んじゃったって描写なんだよねやっぱり……」
ゆたか「でっでもっ、伯父さんと伯母さんに、それでも望まれて生まれてきたんでしょ? そんなお姉ちゃんと伯父さんと……それに私達を傷付けるような事を言わないでよお姉ちゃんのバカっ(泣)」
こなた「ごめんゆーちゃん。……でもゆーちゃんも身体弱いから、ゆーちゃんの将来まで気になってさ」
ゆたか「いや、別に伯母さんは私ほど病弱な描写はないし、それに私はお姉ちゃんのお父さんの妹の娘で、伯母さんと直接血の繋がりはないから……」


・母という事実

こなた「やふー、お母さん」
かなた「こ、こなたっ!? 何で私と普通に会話をっ?」
こなた「二次創作なんだから気にしないでいーって。ところでさ、お母さんの『私の中にそう君達がいるように』って、考えようによっては随分とエロい台詞だよね。さすがはお父さんとの経験者っ」
かなた「……そーいう悪い子にはちょっぴり臨死体験をお願いして、お葬式されない程度には母娘の時間を楽しませてもらおうかしら?」


・後生恐るべし

こなた「ふと思ったんだけど、仏教だと本来は、死んじゃったらすぐに転生するはずだよね?」
みゆき「確かにそのはずですね。日本では輪廻について等閑視される傾向が大きいのは、神道からの影響で、死者を祖霊としてみなす傾向が大きいからでしょう。神道について詳しくはかがみさんにお譲り致したいのですが、やはり神道でも輪廻の考えはさほど存在しなかったように伺っております」
つかさ「ひどっ! 私だって少しは詳しいのにっ!」
こなた「だとしたら……お母さんが死んだのが私が生まれて1ヶ月とちょっと以内なら、お母さんが転生してかがみになったっていうのもありかな。それならかがみが私に厳しくて、私がかがみに絡んだりいちゃついたりするのも納得できるし」
つかさ「……お母さんにいちゃつくのはなしだと思うけどこなちゃん」
みゆき「……それになぜ、つかささんや私の可能性を等閑視しておられるのですか?」


☆にゃもー編


・(全年齢推奨で)愛の手を

類似生物「『らき☆すた』の二次創作って、どのキャラが人気あんの?」
にゃもー「え? んー、こなたとかがみが二強かなー」
類似生物「みゆきさんて、かわいいんだけどさー」
にゃもー「(ま、前と同じ展開?)かわいいんだけど?」
類似生物「絡み少ないよね? もしくは解説者役?」
にゃもー「(何なんだそりゃー!)……や、やっぱり眼鏡っ子だから?」
類似生物「18禁でも原作と関係ない男性に(中略)、ちゃんと他のキャラクターと絡む事は少ないみたいだし?」
にゃもー「(作者に何言うんですか一体ー!)」


・感謝

こなた「原作での私達の言動や服装なんかは、みーんなにゃもーさんの頭で生み出されてるんだよね」
かがみ「必ずしもその限りじゃないけどね。こなたはクールな性格のはずが、1巻終わる頃にはそんな設定は忘れられてたし」
つかさ「……今のこなちゃんも、私達の反応がほしい場面じゃないと表情あんまり変わらないけど」
みゆき「え、えーと、初期設定からキャラクターが変化するのは、田村さんが言われるように多々ある事ですので……。他の皆様の変化が少ない分、泉さんだけが目立っていますけど、私達も描写で鼻が付く事が減ってはいるんですよ?」
こなた「いや、それは頭身縮まる機会が増えただけだから……」
かがみ「でも私とつかさは、にゃもーさんが強く押したおかげで登場できたから、いくら感謝しても感謝し足りないわね。……まあ、せめてこなたの言動を抑えてくれればなんてたまには思うけど」
こなた「とゆー事は、にゃもーさんってかがみとつかさ萌えなんだ。そういえば確かにかがみはにゃもーさんのペンネームと同じ名前だし、つかさもにゃもーさんの別名義と同じ名前だもんね。眼鏡っ子大好きだから、てっきりみゆきさん一押しだと思ってたのになー」
つかさ「えええっ!? ゆきちゃんが気の毒だよにゃもーさんっ!」
みゆき「あっ、あのっ、このような四コマ漫画に出すメインキャラクターは、作者としても愛情を込めて描けるキャラクターを造形するのが普通ではないでしょうか? 私や泉さんなども、ゲームで使用されたキャラクターを基にしているとの仰せですしっ。『眼鏡っ子大好き』というのも他のキャラクター造形を排除しているわけではないでしょうし、私の人気の件で落ち込まれたのも四人を等しく可愛がってほしいという親心からではっ」


・平身低頭

こなた「かがみの名前がにゃもーさんのペンネームと同じ件だけど、自分で描いてる漫画のヒロインと同じ名前を名乗る男なんてキモ――」
(げし)
こなた「うああ……いつにも増して拳が痛いよかがみん(泣)」
かがみ「生みの親に失礼な事言わないの。ここが二次創作とはいえ、そんな事言ってるとにゃもーさん泣くわよ?」
つかさ「……でもそういえばこなちゃんって、おじさんにも『ウザい』なんて言ってたっけ」
こなた「……ふと思ったけど、私がかがみに愛情表現すると、もれなくにゃもーさん相手に愛情表現してるように聞こえるよね? まさかそーやってにゃもーさんは自分の萌えを補給しているとかっ!?」
かがみ「何故そーいう発想に到達するのよ。それににゃもーさんはフルネームじゃなければ『美水』としか表記されないんだから、こなたが考えるほどにゃもーさんも読者も意識していないわよ多分」


・事もあろうに

かがみ「しかし、『にゃもー』って名前で連想するキャラクターが頭を離れないのよね」
みゆき「奇遇ですね。私もあるキャラクターが、田村さんに見せて頂いてから頭を離れないんですよ」
こなた「(……全年齢推奨だよねひよりん?)で、にゃもーさんで連想するのってどんなキャラ?」
かがみ「『あずまんが大王』の黒沢みなも、通称にゃも先生ね」
みゆき「『うたわれるもの』のササンテです。ちなみにササンテは語尾に『にゃも』を付け、断末魔も同じく『にゃも?』でした」
こなた「――ひよりいいいんっ!! みゆきさんにエロゲを見せるとは何とゆー事をおおおおっ!!」
ひより「誤解っス誤解っス!! 高良先輩に見せたのはPS2版っスよー!!(汗)」

みゆき「あとインカラの娘、つまりササンテの姪であるカムチャタールも……」
かがみ「……いつまで語ってるのよみゆき。というかカムチャタールはPS2版にしか出ないんだから、こなたも最後まで聞けば誤解しないで済んだのに……」


・1/1みゆきさん完全版

こなた「ガイドブックによると、にゃもーさんのおすすめのお嫁さんって、誰もお嫁に出したくないけど(ってお父さんですか?)、私にかがみにひよりんなんだって」
みゆき「私はいいお母さんになっても、妻にするには気後れする――『嫁にするにはちょっと完璧すぎる』だそうです(しゅん)」
ひより「しかし、『何でも許してくれる感じがする』って辺りでそっち系の妄想が――あくまでも妄想ですってば高良先輩アッー!!」


・1/1こなたんの遊び方

かがみ「……暴走したみゆきはさておき、こなたが『一緒に遊べそう』って辺りで、変な妄想はしちゃダメよ?」
こなた「そーいう発想するかがみこそ不健全だよ。にゃもーさんとの絡みはチェリー×ゆーちゃんみたいで微妙に微笑ましいし……」
みなみ「…………泉先輩、ちょっと保健室の奥まで来ていただけますか?」


・1/1ひよりん取扱説明書

ゆたか「……でもやっぱり、こなたお姉ちゃん、かがみ先輩、田村さんがにゃもーさんの『嫁候補』なんですね」
つかさ「うーっ、私が抜けてるのはやっぱりひどいよにゃもーさんっ!」
みゆき「つかささんは可愛いさの質が違いますから、おすすめの娘ならばっちりだと思いますよ。……未成年なのにおすすめのお母さんになってしまった私としては、『ひだまりスケッチ』のヒロさんさながらのやるせなさを感じるのですけど(泣)」
ひより「しかし、個人的にはかがみ先輩か私だというのは光栄っス。……しかし私が『結構扱いやすそう』って、どーいう扱いを想定してるんスかにゃもーさんは……」
かがみ「……少なくとも、田村さんが想像しているような扱いではないと思うわ(呆)」


☆成実きよたか編


・謎の人

ななこ「4巻のウソ予告に成実さんの旦那が出とったけど、顔はよぉ分からんかったなぁ」
つかさ「でもきよたかさんって、ホントはどんな人なんだろ?」
かがみ「……少なくとも、あの暴走車の恐怖を我慢できる人よね」
みゆき「大らかな成実さんと気が合うという事は、やはり大らかな方ではないかと」
こなた「そしてドジっ娘好きで巨乳好き。なかなかのマニアではないかと私は見ているんだけど」
ゆい「きよたかさんはそんな人じゃないやーい!(泣)」
きよたか『ゆいー、そんな事言うためにわざわざ電話してきたわけ?(汗)』


・まあそうだけど

そうじろう「きよたか君、久し振りだね」
きよたか『ご無沙汰しています、そうじろう義伯父さん』
そうじろう「ちょっと感謝したい事があってね。ゆたかちゃんの事なんだが」
きよたか『ゆたかちゃんが?』
そうじろう「アニメのDVDの解説を見ると、ゆたかちゃんはきよたか君を『お義兄ちゃん』と呼んでいるそうじゃないか。オレもゆきも子供が女の子ばかりで、まあそれはそれで萌えるからいいんだが、生で『お兄ちゃん』と聞く日が来るとは――しかも血の繋がらない兄だぞ!? こんなすばらしい事が他にあるものかっ! カッコ反語っ!」
きよたか『……結婚前にもゆいのご両親から警告されていましたけど、それ以上に吹っ飛んでいますね義伯父さん……(汗)』


☆柊ただお/みき/いのり/まつり編


・4人ですよ?

(ガイドブック、柊家の説明)
 美人の妻に器量よしの娘3人、(以下略)
いのり「つまり、私達のうち1人は器量良しじゃないと……」
まつり「何でそーなるのよ!? ていうか姉さんもかがみも黙って指差すなー!」
つかさ「ま、まさか私? 好きでドジやうっかり発言を繰り返してるわけじゃないのに〜!」
かがみ「え、え〜と、やっぱりつかさは器量良しだけどそれ以上に可愛くもあるから……」
みき「この子達、単なる誤字でどうしてそこまで盛り上がれるのかしら……」


・姉妹の連鎖

つかさ「前に私が『犬を飼いたい』って言った時、お姉ちゃんが『ほんとに飼えるの?』って言った後に恥ずかしそうにしてたよね。あれって──」
かがみ「もっと前に私も同じ事を言って、同じような展開があったってだけよ。……まつり姉さんにね(ぼそり)」
つかさ「…………え」
まつり「つーかーさっ! 私が姉らしい事をして何がいけないのっ!」
つかさ「だ、だって……まつりお姉ちゃんがそんな良識的な事を言うなんて……あう〜っ!」
いのり「コラまつり、つかさをいじめちゃダメでしょ。というかまつりも、かがみにそういう事を言ったずっと前に、私に同じ事を言われなかった?」
まつり「……いや覚えてないし」
みき「そして最初は、私がいのりに言ったのよね」
いのり「え? そーだっけ?」
かがみ「お母さん、私達って悲しいほどに姉妹だよね……(汗)」


・継承者

かがみ「いのり姉さんって、アニメ版で、自分がいらない服を片っ端から私に押し付けてたでしょ」
いのり「かがみだって、それを断らずに貰ってたじゃない?」
かがみ「そこで思ったんだけど、何でまつり姉さんやつかさに渡そうと思わなかったの?」
いのり「まつりはさておき(……忘れてたなんて言えないし)、つかさは胸が小さくて、服のサイズが合わないかなーって」
かがみ「き、聞かれたら色々気まずい意見を……」


・濃過ぎる血

まつり「ん? 何なの姉さんにかがみ?」
つかさ「私とまつりお姉ちゃんがどうかしたの?」
いのり「いや、実はね。まつりは私の服をしょっちゅう借りて自分の物にしてるし、かがみにあげればきっとつかさにも見せるし、つかさの好みはかがみの方がよく知ってるから、服をあげるのはかがみだけでいいかなーって思ってたのよ(照)」
まつり「ねーさんっ!(汗)」
つかさ「後でかがみお姉ちゃんに半分分けてもらったよ。ありがと、いのりお姉ちゃん♪」
(わいわい)
ただお「父さんは最初から聞こえてたけど、いのりは結構機転が利くなぁ」
かがみ「そうよね。無理矢理イイ場面に持ってけるあの図太さは、間違いなくお母さん譲りだわ」
みき「……他意が無いのは知ってるけど、つい意見がきつく聞こえちゃうのは勿体無いわねかがみ」


・ただお×みき

こなた「ねえねえ、かがみー」
かがみ「あら? どうしたのこなた?」
こなた「かがみん達のお父さんとお母さんって、今んところ唯一の、両方が登場してるカップルだよね?」
かがみ「まあそうなるわね。私達は独り者が多いし、結婚してても旦那さんが登場しなかったりだもんねー」
こなた「そーいう事ならやっぱり、成人向け同人誌の需要が多いんじゃ? 特にみきさんはナイスバディだし、年齢からは想像できない若い外見だし――」
(げし)
こなた「あたた……(泣)」
かがみ「ヒトん家の両親になに勝手な妄想してんのよー!」


・ならない理由1

みゆき「公式ガイドブックによりますと、かがみさんとつかささんのお姉様達も巫女さんとして神社のお手伝いをなさるそうですが、お母様はその旨記してありませんね?」
かがみ「実はねー、お母さんはお寺で得度までしてるから、巫女さんになるわけにはいかないのよ」
つかさ「……お父さんの知り合いの神社だと、尼さんやシスターも巫女さんにして手伝わせたのに?」

かどうかは謎。


・ならない理由2

みゆき「公式ガイドブックによりますと、かがみさんとつかささんのお姉様達も巫女さんとして神社のお手伝いをなさるそうですが、お母様はその旨記してありませんね?」
かがみ「こなたに『今は女性でも神職になれる』って説明したけど、お母さんも神職の資格持ってるのよ。だからそもそも巫女になる必要はないわけね」
つかさ「しかもお母さんの位階って、お父さんより格上なんだよねー」
みゆき「女系家族と記してあったのは、どうやら間違いではなかったようですね……」

かどうかも謎。
ちなみに女系家族というのは、単に女性が多い家族ではなく、女系をたどった家族構成を行っている家族の事です。だから多分これで当たらずとも遠からずで、ただおさんは家付き娘のみきさんのお婿さんとして柊家に来たのでしょう。


・でも出産は三回

かがみ「はぁ……何でお母さんはあんなに若々しいんだろう。私とすごい似てるのに……」
いのり「どーしたの? まさかお母さんに恋したとか?」
かがみ「こなたみたいな事言わないでよ姉さん……」
いのり「でもお母さんって見た目は若いけど、4人も子供を産んでるからおへそは広がってるし……」
みき「いーのーりー?」
いのり「ななな何でもありませんっ!(汗)」


・鯖読み

かがみ「──だと思うわ」
レポーター「ありがとうございます。そちらの方は?」
みき「姉です♪」
まつり「妹でーす♪」
かがみ「(……図々しいなぁ二人とも。お母さんが外見若いのはともかく、まつり姉さんが違和感ないのは何なのよ)」


・姉の心妹知らず

こなた「それにしてもここの神社って、私達の絵馬ばっかりだね〜」
かがみ「絵も結構上手な人が多いし、近頃はマナーの良い人が多いし、これを機にアンタみたいな人達でも日本の文化に関心持ってくれた人が多いんじゃないの?」
つかさ「ここの町はもちろん、こなちゃんちがある市や学校がある市もいろいろ企画を考えてるんだって〜」

いのり「……気付いてないわよね、あの子達。猥褻な絵馬や勘違い系の絵馬は、即座に私達が処分してるってのを」
まつり「……まあ想像してたよりずっと少ないし、幸いにも盗撮なんかは一件もなかったけどね」

実際にはそんなヒドい事はない……はずです。


・誤認姉妹

いのり「アニメの想像シーンで、『キャッツアイ』の怪盗三姉妹のパロディで、私達がレオタード姿で登場してたよね?」
かがみ「ウチは『若草物語』と同じ四姉妹で一人多いけど、そこで私を余分扱いするのがこなたのやる事らしいわ」
まつり「まあまあ怒らないの。三姉妹の末っ子はショートカットだからじゃない?」
いのり「ちなみに次女はロングヘアだから、まつりが抜けるって手もあったかもね」
まつり「身も蓋もない事言わないで。……でも私もレオタード欲しいよね」
つかさ「ダンスでもするの? 可愛いデザインのがいいな〜」
みき「買ってあげてもいいけど、お母さんにもレオタードを着させてね?」
いのり「……お母さんのレオタード姿……何だかいろいろと負けそうな気がする……」
まつり「……お母さん、四十代後半くらいなのに見た目は姉さんとあまり変わらないもんね」
つかさ「でも、お母さんのレオタード姿って綺麗だと思うな〜」
かがみ「……身内の贔屓目を抜きにしてもそう思うけど、もしかしてお母さんは『キャッツアイ』を連載当時に読んだりしてたわけ?」


・日本史の教科書参照

みゆき「まあ。そういう会話があったんですか」
こなた「かがみ本人には言えないけど、想像でのけ者にしてごめんと思ってるんだよねー。でもさすがに、四姉妹なんて他には『痕』くらいしか思い付かなかったけど、あれってエロゲだからなー」
みゆき「三兄弟や三姉妹はいろいろありますけど、四人となると一気に厳しくなりますね。私がとっさに思い付くのは、せいぜい一組くらいです」
こなた「えっ? それ誰?」
みゆき「藤原四兄弟です。藤原武智麻呂、房前、宇合、麻呂の四人で、それぞれが朝廷の高官となりますが、天然痘の流行で全員が亡くなってしまいました」
こなた「…………言っちゃ悪いけど、何かコントみたいな最期だね」


・胸ランク不明

こう「ねえひよりーん。ひよりんが作ったデータファイルだけど、柊先輩達の家族を追加する気ないー?」
ひより「……取材拒否されたんです。巫女さん目当ての参拝客がお姉さん達を盗撮しようとして捕まったばかりだったんで」
こう「……それってネタだよね? 単に収録を忘れたわけじゃなくて?(汗)」


・礼拝所不敬

(お祭りの日、神社にて)
こなた「う〜ん、やっぱり四人姉妹の巫女さん姿は萌えるよね〜」
パティ「ツカサ先輩もカガミ先輩も、トテモcuteデスネ! オ姉サン達もbeautiful!」
つかさ「あ、ありがとパトリシアさん」
かがみ「ま、まあきちんと神前の礼儀を守って、なおかつ他の参拝者に迷惑を掛けなければ文句はないんだけど、目に余るようなら姉さん達に警察へ連れてってもらうからね」
みさお「でもよー、巫女さんの格好って昔からそーいう袴だったのか?」
あやの「今はスカート型の袴もあるけど、あれは明治以降に学校の制服として広まったのよ。元々の袴は、柊ちゃんがはいてるみたいなズボン型なの。ここは地域でも有数の古い神社だから、その辺りはきっちりと伝統を守ってるみたいね」
ひより「この前高良先輩から聞いたんですけど……今の巫女さんの衣装は、古代だと下着で、当時はその上に上着を着ていたのが簡略化されて今の姿になったそーっス」
こなた「つまり、今の巫女さんを古代の人が見たら、下着姿なのとほぼ同じ……かがみやつかさ達の下着姿なんて想像するだけで興奮するよ〜」
かがみ「……つかさ、今のこなたの妄想を姉さん達に伝えてちょうだい。警察に突き出すまでもなく私達が処刑するから」
つかさ「……謝りなよこなちゃん。私だって今のこなちゃんの発言はちょっっっぴり不快だし」


・新妻

こなた「う〜〜ん、それにしてもみきさんって若いよね。いのりさんのお母さんだっていうのに、かがみと並んでも双子で通用するよ」
かがみ「アンタ、随分とウチの母親に絡むな……」
こなた「ねえまつりさん、みきさんって実は後妻で、最初のお母さんが死んじゃった後にそちらの親戚から新しく貰ったお嫁さんだとかいう展開はない?」
まつり「ないってば……。確かにお母さんや私達は出番少ないから、かがみ達と似ているとか遺伝がどーだとかいう話題はまだ出てないけど……」


・学園中心じゃなくても

こなた「もし私達が卒業してゆーちゃん達がメインになったら、つかさだけじゃなくて、かがみも出番が危ういよね? 私はゆーちゃんと同居してるけど、かがみは陵桜と普段の生活の接点がなくなっちゃうし」
かがみ「しっ、失礼よね!?」
こなた「てなわけでみきさん、親戚の女の子で陵桜に受かる予定で、しかも遠くに住んでいる子をプリーズ!」
みき「……とりあえず心当たりはないけど、こなたちゃんもかがみと離れるのが寂しいのね?」
こなた「え? い、いや、別にかがみといつまでもいたいとかいう考えはっ!(って、かがみとみきさんの前で暴露してるよー! 自重しろ自重ーっ!!)」
かがみ「お母さんは姉さん達と同じで押しが強いからね……覚悟しなさいよこなた」


・歩く神道大事典

(神社を参拝)
みゆき「おばさまのご案内で改めて見て回りますと、いろいろと興味深い所がありますね」
みき「ふふ。ありがとう」
こなた「ねえみゆきさーん、ここの神社の、えーと、オオナムチって神様って、オオクニヌシと同じ神様なんだよね? オオクニヌシは出雲大社に祀られてるのに、どうしてここにも祀られてるの? それに名前が違うのはどうして?」
みゆき「え、えっと、それは」
みき「それはね(以下、難しい会話を延々と)」
みゆき「さすが神社のお方ですね。とても参考になります」
こなた「……まさかこれって、みWikiさんに続く人間事典その2・みきpedia?」


・私が上であの子が下で

みさお「えーっと、柊の姉貴って、まつりさんが上だっけ?」
かがみ「違うわよ。いのり姉さんが上でまつり姉さんが下」
みさお「……いっつも間違えるんだよな。どちらも柊に似てるしよ」
あやの「いのりさんが上でまつりさんが下っていうと……」

いのり「まつり……行くわよ」
まつり「ね、姉さんっ。そんな事するとかがみに聞かれて……っ」

あやの「……ななな、何考えてるの私ってば!」
あやの「でも、騎乗位なら攻守逆転で……」
かがみ「…………峰岸、日下部のお兄さんに言えないような事をそんなにされたい?」


・五人の共通点(昼下がりの電話編)

(プルルルル……)
かがみ「(あれ? 誰だろ取ったの?)」
つかさ「(こないだは私もお姉ちゃん達もお母さんも、五人全員電話に出ようとしなかったし……)」

(その後)
みき「あの電話を取ったの、お父さんだったの。私達みんな、いつも電話に出たがらないからって」
まつり「いやー、私と姉さんだけだと思ってたけど、家事と一緒でかがみもコレはだらしなかったんだー」
かがみ「……まつり姉さん、私の知らない間にこなたや日下部と意気投合でもした?」


・出番がほしい

こなた「ところでさ、いのりさん」
いのり「なあに、こなたちゃん?」
こなた「萌えドリル然り、桜藤祭然り、かがみとつかさ以外の家族がゲームに出た事ってありませんよね? みなみちゃんのお母さんもゲームに出てませんけど、あちらは名前の設定出てないですし、ゆかりさんはもちろん、ウチのお父さんすらいい場面があるのに、かなーり不公平だと思いませんか?」
いのり「萌えドリルの頃はまだ本編でも出番少なかったけど、アニメだとそこそこ出番あるのに、確かに桜藤祭での扱いは納得行かないわね」
まつり「まあまあ。ウチの両親がまともな分ネタも少ないんだろうし」
こなた「私やみさきちの同類オーラ垂れ流しなのに、そんな事言えるんですかまつりさん?(汗)」


・紫紺の髪

まつり「かがみ達の髪の色ってさ、おばさん達がよく使う髪染めみたいだよね?」
かがみ「……まつり姉さん、後ろでお母さんといのり姉さんとつかさが手招きしてるわよ?」


・話は順番に

クイズ番組『東京地下鉄の、以前の社名は何でしょうか?』
まつり「そんなの『帝都高速度交通営団』じゃん、簡単ーっ♪」
つかさ「あっ、そーだねー。『帝都高速度交通営団』だよねー」
クイズ番組『正解は、『帝都高速度交通営団』でしたーっ』
みき「お、お母さんもそう言おうとしてたのよ?」
いのり「わ、私だって。つかさが言うのが遅いからー」
かがみ「……律儀に言い終わるのを待つ辺り、私達ってやっぱり社家の家族よね」
ただお「……だなぁ」


・湿った内部

つかさ「今日のおやつはイチジクだよー。お姉ちゃん達もこなちゃんもさあどうぞ♪」
こなた「ありがとー。これなら不器用なかがみんも安心して出せるね?」
かがみ「やかましい。……ん?」
こなた「どしたのーかがみん?」
かがみ「イチジクをまじまじと観察して、どうしたのかしら姉さん達――」
まつり「それにしても……キュウリやマツタケで興奮する話は聞いた事あるけどさ」
いのり「イチジクの形も生々しいわよね。穴とか花の部分の形と色合いとか」
まつり「まあぶっちゃけ、棒状の食べ物なら何でもネタになるみたいね。ソーセージとか」
いのり「アイスキャンディもありがちよねー」
こなた「……あのーお二人さん、かがみとつかさがハングアップしてるのですけど(汗)」


・祈りと祀りと司

いのり「私とまつりの名前は、『人が神様の前でする事』同士よね」
かがみ「そうね。で、私は『神様の依り代』で、つかさは『神様の前でする事を取り仕切る人』と」
まつり「かがみ以外は人関係だけど、かがみだけはそうじゃないよね。お母さんの名前の『みき』が『樹』に由来してるのなら、樹木、特に常緑樹は神様の依り代でもあるから、お母さんとかがみだけが仲間なんて、いくらかがみの身体がお母さんに生き写しでもずるくない?」
かがみ「いや、ずるいとか言われても……それにまつり姉さん、逆に言うと姉妹の中で私だけ仲間外れみたいで……」
いのり「(……というか、かがみのどこを見てるのよまつり)」
まつり「あ、仲間があったね。金魚の『たま』。玉も依り代の一種だから、かがみの付ける名前らしいけど、かがみの事だから自分で産んだ子供にも『たま』とか『たまき』――「バンブーブレード」の主人公じゃないけど――とか付けて、つかさ辺りがうっかり口を滑らせて、『金魚と同じ名前なんてー!』って落ち込まれそうだよね」
かがみ「……とか言いながら将来ばらす気満々でしょまつり姉さん。いのり姉さんも呆れてないで何とかして」


・鏡と樹

かがみ「なんて事を言うのよ。まったく、年が近いからって子供っぽいにも程があるわよまつり姉さんって」
つかさ「もう……まつりお姉ちゃん、すぐかがみお姉ちゃんを怒らせるんだから……」
まつり「機嫌直してよかがみー。チョコあげるからさー」
いのり「そういう所が子供っぽいのよまつりは。……受け取るかがみもそんな所が可愛いけど、それもこなたちゃんの言う『萌え』なのかしら」
つかさ「でもそれって、ちょっと罰当たりかもしれないけど、私といのりお姉ちゃんとまつりお姉ちゃんが三人で、かがみお姉ちゃんとお母さんをあれこれするって解釈もできるよね?」
かがみ「いっ、いきなり何言うのよつかさっっ!?」
まつり「あー、それはいいかも。お母さんはお父さんで満たされてるから、お母さんに一人、かがみに二人って割り振りでどう?」
いのり「いや、お母さんはお父さん相手に経験してる分、二人で相手して、初心者のかがみには一対一の方が……」
つかさ「場所はどこ? お父さんがお留守の時にお父さんとお母さんのお部屋で? それとも社務所?」
かがみ「恥ずかしい計画立てるな――っ!!(汗)」
みき「あら、真っ赤になってどうしたのかがみ――」

この後かがみとみきさんに何があったかは、いのりとまつりとつかさ以外誰も知らない(笑)。


・お手伝い

こなた「みきさんって、いのりさんもまつりさんもかがみも家事を手伝わないから、つかさしか料理や洗濯やその他諸々を手伝ってくれないんですよね」
みき「いのりもまつりも面倒なのが嫌いだし、かがみは……苦手意識が先に立って、苦手でもないはずの食器洗いや掃除や洗濯も進んでできないから」
こなた「ただおさんは手伝ってくれないんですか? つかさのお父さんですし――あとの三人はとりあえず度外視させて下さい――、お父さんと同年代なら家事に抵抗ないでしょうから、頼めば愛しのみきさんのために頑張ってくれると思いますよ」
みき「でもお父さんには仕事もあるし……。いっその事こなたちゃんが、かがみかつかさのお嫁さんになってくれればいいのに……」
こなた「ちょ、ちょっ!? いきなり娘絡みの百合カップルを承認しないで下さいみきさん! 別に嫌なわけじゃなくてむしろ嬉しいですけどそれでもっ!」


・リピート:チャプター

つかさ「結局かがみお姉ちゃん……いのりお姉ちゃんが買ってきてくれた鱒寿司食べちゃったね」
みき「やっぱり無理してたのかしら。特に今回はこなたちゃんに色々言われたから……」
まつり「いっつも思うけど、かがみって食欲に弱いよねー。私達とおかずを取り合ったからか、つかさに餌付けされたかはさておいても」
かがみ「うぅっ……(もぐもぐ)」
いのり「まあそれもあるけどさ、みんなで食べてるのを見て、一人だけ仲間外れにされるような気がして嫌だったんでしょ? まったく、まつりの前だと気が強いくせに、そんな所だけはつかさみたいに幼いんだから」
かがみ「えぐっ……いのり姉さぁんっ(もぐもぐ)」
まつり「……いいなぁいのり姉さん。私には妹らしく甘えてこないのに、かがみをそんなに甘えさせてぇ」
ただお「いや、まつり……いのりとは違ってまつりはあまりかがみやつかさと年齢差ないんだし……というかかがみ、食べるか甘えるかどちらか片方にしないか?(汗)」
かがみ「はぅうっ……(もぐもぐ)」


・だから何

つかさ「ふと思ったんだけど、まつりお姉ちゃんの髪型って、小神あきらさんと似てるよね?」
まつり「いや、だからさ……そこから『他人の空似』以外のどーいう結論に持ち込めるのよ。私と小神さんは完璧に接点無いんだし」


☆その他編


・垣間見て

(かがみのクラス)
男子生徒「はい柊さん、この前のプリント」
かがみ「ありがと。席が近いからいつもお世話になっちゃってるわねー」
こなた「(あの男子、かがみとよく声を交わしてるけど……)」
男子生徒「そういえば、柊さんの事が気になってさ」
かがみ「えっ……いきなり何よ!?」
こなた「(おーっ。かがみにも春がやって来たか?)」
男子生徒「いや、かがみさんじゃなくてつかささんの方」
かがみ「な、なぁんだ驚かせないでよっ(汗)。……で、妹に何の用?」
男子生徒「朝見掛けた時からさっきの休み時間まで、制服が目に焼き付いて離れないんだ」
かがみ「ま、まさかつかさの事……」
男子生徒「……今まで知らなかったけど、女の子の制服って左脇がファスナーになってたんだな。こちらからは言いにくいから、脇が開きっぱなしだってつかささんに伝えてくれないかなかがみさん?」
こなた「(をいーっ!?)」
かがみ「い、言われなくても伝えるわよっ。ご、ごめんなさいありがとっ!」
(ばたんっ!)
かがみ「こなたー! まさか今の話を聞いてたわねー!?」
こなた「き、聞いてない聞いてないーっ!!」
男子生徒「……泉さんと楽しそうだけど、大変だなぁ柊さん……」


・平安末期からの帰還者

こなた「私達のPS2版のゲームの主人公の男の子ってさ、どーも優柔不断で、しかも何かあると選択肢を考える癖があって、やっぱり典型的ギャルゲーの主人公だよね」
かがみ「どこかで見た覚えがあると思ったら……『少女義経伝』の主人公に似てない?」
みゆき「ちなみに、私達のPS2版と『少女義経伝』は、同じ会社が製作したゲームです(ですから、セーブ/ロード機能の仕様が似ているんですね)。ツンデレのヒロインに煩悩行為に及ぶ点などは、スタッフの構成上その会社の前身にあたる会社が製作した『悠久幻想曲』の主人公にも似ているそうですよ」
こなた「やったねかがみ! これでエプロンドレスもサービスできるよ!」
つかさ「それならこなちゃん、次はPCゲームに移植だねー。そうすればお姉ちゃんも色々とサービス――」
かがみ「その場合、こなたもつかさも色々といやらしい事をしなくちゃいけないけど、はっきり言ってそんな覚悟ある?」
こなた・つかさ「……ありません(泣)」
みゆき「あの、一応、『悠久』も『義経伝』も(後者はCEROC=15歳以上向けとはいえ)全年齢向けゲームですので……あとかがみさん、ツンデレと呼んだのは取り消しますから首を絞めるのはやめて下さいっ(汗)」


・全員解散

みのる「はい収録終わりー。お疲れ様っ」
こう「いやー、PS2版だと私は出番があって嬉しかったけど、やまとは色々と大変だったね。3年に転入だって聞いた時は、何かの設定ミスだと思ったよ」
やまと「私としてはちょっと不本意だったわ。設定のせいで、地のままでの演技はほとんどできなかったし、かがみさんには半分本気の怖い目で見られるし(汗)」
つかさ「はは……。ところで永森さん、今回はどのシーンが一番大変だった?」
やまと「授業中かな。個別シーンは別撮りしたんだけど、全体シーンは本物の授業で、そのためだけに私は3年の授業を聞かされたのよ?」
こなた「……アクションシーンや長台詞シーンじゃなくて、そーいう地味なシーンが記憶に残っちゃうんだ……」


・当時はクールだったし

女子生徒「私は、第1話で泉さんとの短距離走に負けた生徒です」
女子生徒「その後の出番はモブキャラとしても全く存在せず、第2話で初登場のかがみさんはもちろん、後から登場した小早川さん達にも水をあけられるというレベルではなく、もはや全く忘れられた存在になってしまいました……」
こなた「みさきちの初期デザインじゃなかったの? 初めの頃は画風が安定してなかったし、家庭科が合同授業なら体育も合同だろうから、ついみさきちかと勘違いしてたよ」
女子生徒「泉さんのおたんこなすーっ!(泣)」


・運命の出会い(国際交流編)

つかさ「そういえば外国人さんって、どこの国の人だったんだろ?」
こなた「さぁ……強そうな大男だったから、つい私は叩きのめしてたんだよねー」
かがみ「(脊髄反射で行動するなよ)つかさもこなたも英語を話してたみたいだと思ってるけど、二人の英語力からすると信用できないわね」
みゆき「英語に発音が似ているオランダ語やドイツ語という可能性もありますけど、たとえ英語でも話している国は多岐に渡りますし……」

(翌日)
パティ「Hum……。コナタとツカサのナレソメニハ、ソウイウ話がアッタのデスか」
つかさ「な、馴れ初めってパティちゃんっ!?(汗)」
かがみ「まさかとは思うけど……たまたま日本に来ていたパトリシアさんのお父さんとかいう可能性はないでしょうね?」
パティ「ソウイエバ、コウイウ話を聞イタ覚エが……」

パティの父「ただいま、パティ。頼まれていたアニメーションソフトは船便で送って、最近出たものはお土産に持ってきたぞ?」
パティ「ダディ!? ソノ顔の腫れは? まさかニンジャかカラテファイターに!?」
パティの父「いや、パティと同じくらいの――いや、日本人の子供は幼く見えるから、実際はパティより少し年上くらいの女の子に道を尋ねたら、全然言葉が通じなくて、いきなりその子より明らかに年下の小さな子に蹴り倒されてしまったんだよ。幸いにもブジュツの心得があったみたいで、綺麗に失神させてくれたから、さして怪我もせずに済んだけどな」
パティ「Oh……。しかしナゼ?」
パティの父「いや、私はこの通り大柄だし、日本人は外国人を見慣れていないから、怖い思いをさせてしまっただけだろうな、はっはっは」
パティ「災難でしたねダディ……シカシ、エレメンタリースクール(推定)の時点でそんなに強いとは、ファンタスティックな国ですね。ますますハイスクールの交換留学生募集に応募してみたくなりました」

パティ「以上デスね。ソノ女の子達、コナタとツカサみたいデス」
つかさ「……とゆーか、明らかに私とこなちゃんだよぉ」
かがみ「……ま、まあ、無事な上に根に持たれたりしていないなら良しとするべきか?」

だったら面白いですが。


・一点イングリッシュトーク

ゆい「外国人っていえば、昔の朝のテレビで、通りすがりの人に英会話を強要するってコーナーがあったよね」
こなた「強要扱いですかい……勉強嫌いだった姉さんにはそーなのかもしれないけど……」
みゆき「ちなみにあのコーナーに出てこられた方はスリランカの裕福な家庭のご出身で、母語は恐らくシンハラ語かタミル語でしょうけど、スリランカはイギリスが支配していたため、英語にも堪能なのでしょうね。ちなみに現在は大学の教師をされているため、テレビに出る事はほとんどないようです」
つかさ「でも、もし今もそのコーナーがあって、私が出会ってたら、こなちゃんがその人を蹴り倒しちゃったのかな?」
こなた「……いや、さすがにソレはないと思うな。カメラさんや音声さんもその人について来てるだろーし」


・なぜか大宮店

こなた「破ーれーなーいーたーめーにーはー二枚♪」
兄沢「来たな、伝説の少女A!」
ガイ「ところで兄沢、『A』って何がだ?」
兄沢「血液型だ。連れのラノベマスター『伝説の少女B』にどつき倒された痕跡から採取させて頂いた。ちなみに伝説の少女Bは、謎の生命体からの情報によるとB型らしい」
ガイ「……採取してないで救急車呼ぶか、せめて応急手当でもしろよ……」


・ゲームでは秋葉原店

こなた「誰・誰・誰が〜、誰・誰・誰に〜♪」
兄沢「来たな、伝説の少女A!」
ガイ「ところで兄沢、『A』って何がだ?」
兄沢「カップだ。連れの『伝説の少女B』より明白に小さなあのカップに適したコスプレ衣装を入荷してご購入して頂く――ついでに伝説の少女B仕様のペアルックも入荷済みだ」
ガイ「いや、むしろAA……」
兄沢「見栄を張るという心理を理解しろ。いくら『貧乳はステータスだ』と称しても、胸にパッドを入れるくらいの事は当然するはずだ! ちなみに伝説の少女Bは着痩せして見えるためにBカップだと誤認していたが、ひよりん先生によるとCかDくらいはあるらしいぞ」
こなた「……なに力説してるのさ店長さん。やっぱ今日もゲマズ行くか」


・池袋本店は未登場

こなた「らら、ごーじーぴ〜ったん♪」
兄沢「来たな、伝説の少女A!」
ガイ「ところで兄沢、『A』って何がだ?」
兄沢「アホ毛の『A』だ。ちなみに伝説の少女Bはバストの『B』。伝説の少女Aが店内で堂々と胸を触っている所から命名した」
ガイ「自信満々に言うなよお前……確かにあの少女は背が低いから、アホ毛しか兄沢の視界に入らないのかもしれないけどよ……」


・京都店は出てますが

こなた「気のない会話でもツンデレー♪」
兄沢「来たな、伝説の少女A!」
ガイ「ところで兄沢、『A』って何がだ?」
兄沢「キスだ。ちなみに伝説の少女Bは店内で伝説の少女Aの全身を――」
ガイ「さすがにそれは止めろよ(汗)。まさか『らき☆すた』世界のお前って、そーいう言動のせいで本店から飛ばされたんじゃないだろうな?」

※そんな事実はありません……はず。


・全国各地の趣味人の味方

こなた「失敗だって、ぐ〜っないっ♪」
兄沢「来たな、伝説の少女A!」
こなた「おーいかがみんやー、早く早くー!」
かがみ「はいはい。そんな子供みたいに焦らなくてもいいでしょ」
兄沢「しかも伝説の少女Bまで! 空振りが多い伝説の少女Aとは違い安定してお買い上げ頂く彼女のために開発した伝説の少女Bシフトを発動するか――」
かがみ「つかさー、何してるのー?」
つかさ「ごめんお姉ちゃんー、ゆきちゃんと一緒におしゃべりしててー」
兄沢「も、もしや新たな伝説の少女Cかっ!?」
みゆき「すみませんかがみさん。あ、もちろん泉さんもっ」
兄沢「で、伝説の少女D!?」
ひより「くぅ〜〜っ! 久し振りに来るとやっぱり生き返るっス!」
みなみ「初めてでも入りやすいレイアウトとその他諸々……全国的に展開しているのも頷ける……」
ゆたか「あ、お姉ちゃん先に来てたんだー?」
パティ「ヤッパリAnimateハ、日本の萌エの一大殿堂デスねっ♪」
兄沢「更に4名とは、合体してキングスライムにでもなるのか彼女達はっ――!!」
ラミカ「あ、あと4名様ご来店ー! 制服から判別すると伝説の少女A関係者の模様! これより伝説の少女E〜Hと呼称して最上のサービスを……って店長!?」
こなた「ああっ!? 店長さん店長さん無駄に暑苦しい店長さんーっ!?」


・報道規制(ではない)

こなた「ウチのクラスの学級副委員長、結局みゆきさんに誘いも掛けられなかったねー。可愛い童顔だから、みゆきさんよりつかさが向いてたよーな気がするけど」
みゆき「ええっ?」
つかさ「ゆきちゃんが凄い美人で、副委員長さんも気が引けちゃったのかな?」
みゆき「私が泉さんやつかささんや、それにかがみさんと親しくて、割り込む事ができなかったのでしょうか?」
こなた「オタクな私にも気軽に声を掛けてくれたから、どっちかというとつかさ説の方が当たってるかもね」
つかさ「でも副委員長さん、名前は出てこなかったよね。タイトル見ても『少年A』としか出てこなかったし」
こなた「いや、脇役だから名前の設定が無いだけで――」
みゆき「頭文字だとしますと、安威(あい)、饗庭(あいば、あえば)、青木、青山、赤木、赤座、赤松、吾川(あがわ)、秋田、秋本、阿久沢、朱谷(あけや)、浅井(あざい)、浅川、朝倉、浅野、麻生田(あそうだ)、跡部、穴川、穴見、安仁屋/阿仁屋、姉崎、阿野、穴太(あのう)、阿比留/畔蒜(あびる)、阿倍/安倍/阿部、海部(あま)、天川、甘木、尼子(あまご)、天野、天原――保健室の先生と同じ――、網岡、綾織、綾部、鮎沢、荒川、荒木、荒木田、荒屋、有賀、有田、在原、有馬、粟木、粟村、安西(あんざい)、安藤、安東とかいった所でしょうか?」
こなた「……いや、考えすぎだよみゆきさん。だとしたら『少年B』は何なのさ」
みゆき「倍賞(ばいしょう)……伴(ばん)……板東(ばんどう)……番場/馬場(ばんば)……尾藤(びとう)……保栄茂(びん)……仏子(ぶし)……別所(べっしょ)……別役(べっちゃく)……坊城(ぼうじょう)……あと他には……」
つかさ「だからこなちゃんもゆきちゃんも、意地になって捏造しないで黒井先生に聞いた方が……(汗)」


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