☆ つっこめ! プロフィール ☆


 目次 (1) (2) (3) (4) (5)


☆柊つかさ編


・眠り姫

つかさ「はぅう〜。公式ガイドの私の項目のコメントで、『つかさ、どんだけ寝てるんだ!?』って言われちゃったよ〜!」
かがみ「コメントでも言ってるけど、つかさは睡眠時間が多い事より、睡眠時間が不規則なのが問題なのよね。夜更かしせずに授業を聞いてれば、話も頭に入りやすいはずよ」
こなた「しかもホラーを見た後はお姉ちゃんの部屋がデフォみたいだから、百合の想像も掻き立てるよね」
つかさ「ゆり? ってまさか、こなちゃんの頭の中では私とお姉ちゃんがえっちな事を〜〜!?(汗)」
かがみ「だからアンタ、どーして田村さんみたいな発想するかな……」


・つかさVer2.0

こなた「つかさの普段付けてるリボンってさ、漫画とアニメで形が違うよね?」
つかさ「え? あ、ホントだ?」
かがみ「途中で形が変わったのよ。コミックスの1巻の後の方、2年の時にこなたの家へ遊びに行った後に、先の尖ったリボンじゃなくて、先の広がったリボンを使うようになったの。アニメだとそっちの、古い形のリボンを主に使ってるみたいね」
つかさ「そうだっけ……。あのリボン、お気に入りだったのにコミックスだとどこへ行っちゃったんだろ……」
こなた「(1)トゥーハーの神岸あかりに間違えられないようにかがみが処分した。の一択だね!」
かがみ「言っとくけど、こなたの家に行くってんで部屋の中を散らかして、片付けた時に荷物に紛れて見失って、後で見付けた時には今のリボンがお気に入りになってて、そのまま存在を忘れてたってだけよ」


・神の花

こなた「ずっと前から思ってたけど、かがみとつかさっていつも一緒にいるよねー」
かがみ「この子はほっとくと心配だから、自然と一緒になっちゃうのよね。つかさも私を好いててくれたから、いつもヒヨコみたいについて来てたし」
つかさ「えへへ〜。お姉ちゃん大好き〜」
かがみ「とまあこんな具合で、今でも人前で引っ付いてくるのよ」
こなた「ところで話は変わるけど、かがみとつかさって姉妹なのにあまり見た目が似てないよね」
かがみ「変わりすぎだな。それで?」
こなた「見た目が似てないのにいつも二人で密着して歩いていると、姉妹じゃなくて百合の関係だと思われる事もなきにしにあらず──」
つかさ「え、ええええええ!?(がばっ)」
かがみ「妄想のし過ぎだお前。……でも彼氏を作るにはベタベタし過ぎない方がいいのかな……」


・比翼連理(違)

こなた「でもかがみだって、つかさと百合な趣味でもあるんじゃない?」
かがみ「田村さんを喜ばせるよーな事言うな。私もつかさが大好きだけど、それはもちろん姉妹だからよ」
こなた「でもさー、つかさと一緒に寝たりするし、いつも一緒にいて男子からガードしてるし、雑誌のイラストだと、ほっぺの綿飴を気軽に舐めたり、二人であられもない姿で服を選んだりしてるじゃん。普通の高校生の姉妹はそこまでやんないよ?」
つかさ「いや、私とお姉ちゃんはそういう関係じゃなくて、えーと…………親子?」
こなた「あーなるほど。かがみはみきさんにそっくりだし、だからつかさはお母さん代わりに甘えてるのかも──って、だとしたら家で何してるのさ。それに親子だって、あそこまで甘えたりは多分しないよ?」
みゆき「生まれた時から一緒に行動する事により、かがみさんとつかささんは、お互いを完全な他人とは思えず、半分は自分のように思っているのかもしれませんね。つまり、お互いのしている事を、自分がしているのとほとんど変わりなく受け止めているのではないかとすれば、そこまで気軽な間柄なのも納得できますね。兄弟がいない私には羨ましい限りです」
つかさ「そ、そんな感じかなゆきちゃん?」
こなた「空気みたいな存在感なのか。そのせいでつかさはかがみの背後でただうなずくだけに……」
つかさ「えっ!? わ、私、やっぱりお姉ちゃんの背景っ!?」
こなた「強引な解釈するな。というかつかさを泣かせるよーなら、二度と宿題見せないしみゆきにも見せさせないからね」


・姉妹の関係

かがみ「つかさって、もし生まれる順番が私と逆だったら……なんて考えた事ある?」
つかさ「私がしっかり者になって、甘えんぼのお姉ちゃんと『お姉ちゃん宿題見せてぇー』『しょうがないなかがみはー』なんて想像しちゃった事あるよ」
かがみ「……やっぱりそれはないかも。つかさがお姉さんだったら、まつり姉さんが二人になったような感じだったと思うし」
つかさ「確かにまつりお姉ちゃんはうっかりしていてお勉強が苦手だけど、私は一応成績が平均くらいなんだよ〜!」
まつり「ちょっとこっち来なさい妹ども(怒)」


・姉妹の関係・2

ふゆき「小早川さんの従姉のお姉さんのお友達に、双子の女の子がいるんですか」
こなた「そーなんです。柊かがみと柊つかさ。クラスは違うんですけど休み時間は大抵一緒で、それに二人とも可愛いですから。まあお互いにべたべたし過ぎて、まるでカップルですからすぐ分かると思いますよ」
ゆたか「……こーいう発言でお姉ちゃんはかがみ先輩を怒らせて、後で謝ったりしてるんですけどね」
ふゆき「今の日本では先に生まれた方が兄や姉ですけど、昔は後に生まれた方が兄や姉だったんですよ」
ひより「へー。何でですか?」
ふゆき「奥にいる子供の方が先に身籠ったと見なされていたからですけど、今もそうでしたら、かがみさんとつかささんは姉妹の順が入れ替わっていたでしょうね」
こなた「お姉さんのつかさか……まつりさんしかイメージに浮かばないんだけど」
ゆたか「確かにまつりさんはつかさ先輩に似てますけど、気の強い所は随分違いますよね?」

こなた「それにしてもつかさって、お姉ちゃんなのに頼りないよね」
つかさ「うぅっ! こなちゃんがひどいよかがみ〜!」
かがみ「姉さんったらドジだし、頼りないし、これで妹だったらもう少し可愛がれるんだけど」
みゆき「で、でも双子の姉妹ですから、姉とか妹とかはそれほど関係ないのでは?」
かがみ「姉だからって威厳を見せ付けようとする事はあるんだけど、フォローするのはいつも私だし、お姉さんらしいのは料理や家事の時くらいかな?」
つかさ「でっでもっ、かがみだって寂しい時や怖い時は私が添い寝してあげてるじゃないっ」
こなた「さびしんぼなんだ〜。さすが末っ子っ」
みゆき「何だかんだ言っても、かがみさんはつかささんの事が大好きなんですね。双子でいつも一緒でしたから、一人でいるのが嫌だという気持ちは何となく分かります」
つかさ「分かる〜? かがみは私が手を繋いだり抱き締めたりするとすっごく喜ぶんだ〜」
かがみ「こ、こなたもみゆきも勝手な話しないでよっ。姉さんも笑わないでっ」

ひより「……くらいの違いはあるかもしれないっスよ。現実のかがみ先輩とつかさ先輩とは、逆のベクトルで萌えっスね」
こなた「かがみのツンデレ度が下がるのは残念だけど、こういうかがみもおいしいかもねー」
ふゆき「桜庭先生の部活でよく聞く言葉ですけど、一体どのような意味なんでしょう?」
ゆたか「ま、また今度でいーですか天原先生?(汗)」


・元祖

つかさ「あうぅ……。私ってどうして、お姉ちゃんとこなちゃんが掛け合いしてると背後にいるだけになっちゃうんだろう……」
みさお「つまり、私達と合わせて背景トリオ?」
つかさ「〜〜〜〜っ!!(泣)」
あやの「みさちゃん、妹ちゃんをいじめちゃダメよ?」


・四女の本領

(台所で料理中)
つかさ「(てきぱきてきぱき)」
かがみ「(わたわた)」
まつり「(がちゃがちゃ)」
いのり「(おたおた)」
みき「(とんとんとん)」
こなた「みきさーん。みきお母様ー」
みき「あら? どうしたのこなたちゃん?」
こなた「こーいう光景見てると、みきさんの子供の中で、つかさが一番できる子に見えますよ」
つかさ「えっ?」
かがみ「お、おまっ! お客さんのくせに死ぬほど失礼だな!」
みき「確かにお料理はつかさが一番得意だけど……みんなが刃物持っている所でその発言は危ないと思うわよ?(汗)」


・名前で呼んで下さい

みさお「ちーす、柊妹」
つかさ「あ、おはよー日下部さん」

あやの「そーなのよ、妹ちゃん」
つかさ「あははは〜」

男子生徒「妹さん、このプリントを高良さんに」
つかさ「はーい」

つかさ「(うー。お姉ちゃんと同じ行動取っても、この差ってどんだけー?)」


・大好きなみんな

つかさ「ひよりちゃ〜ん。また面白そうな話を持って来たんだけど」
ひより「うぅ〜ん。柊先輩の話は、えとその……絵にしにくい話が多くて」
つかさ「(しゅん)」
ひより「で、でも日頃の仕草にも話の種があったっスよ。ゲームのキャラに好きな子の名前を付けてて、泉先輩にセーブデータ見られそうになる話とか」
つかさ「そ、そんなのでいいんだ?」
ひより「そうっス。年頃の子らしい可愛らしさと、それをついぽろりと口に出して詮索されるドジっ子ぶりが受けると思いますよ?」
つかさ「で、でもっ。私が名前使ってるのはお姉ちゃんとかこなちゃんとかゆきちゃんとかだしっ」
ひより「(……それは家族や友人としてだろうけど、妄想マシーンには百合としか思えないっスよ……)」
つかさ「……ひよりちゃん?」


・AUTO GUARD!

こなた「つかさって男の子にもてそうなのに、相変わらずそんな話ないよねー」
つかさ「前もそんな話してたよね。でもやっぱり、私はほとんどいつもお姉ちゃんかこなちゃんかゆきちゃんと一緒にいるから、男の子も声を掛けづらいんじゃないかって……」
こなた「ぐはっ! 怖いお姉ちゃんだけじゃなくて私まで怖かったとはっ!」
みゆき「それは怖い・怖くないとは違うような気がしますが……。それでは試しに丸一日、あまり密接しないようにして過ごしてみますか?」
こなた「おー、それはナイスなアイデア……って、侍女さんと二人で空の上から夜逃げするんじゃないんだから」
つかさ「……その元ネタは分からないけど、お姉ちゃんには私から言っておくね」

かがみ「……で、どうだったの?」
こなた「最悪だよかがみん……確かに声は掛けられたけど……」
つかさ「こ、声を掛けてくれた全員が女の子だったの〜!」
みゆき「どうやら私達は全員、そちらの趣味と勘違いされていたようです……。B組とC組以外のクラスの皆様は私達とほぼ面識がない上に、かがみさんとつかささんが姉妹だと知らない人ばかりで……」
かがみ「……やっぱり私達、峰岸以外は恋愛と無縁で我慢するしかないみたいね……(涙)」


・夢魔の夢

かがみ「つかさって夢見がちよねー」
つかさ「そ、そうかな?」
かがみ「そうよ。流れ星に願い事を言おうとか、バレンタインに特別な気分になるとか……」

つかさ「あん……ダメだよお姉ちゃん、そんなトコに入れると私……」

つかさ「いやっ……こなちゃん、お姉ちゃんにそんな事しないで……」

かがみ「……特に近頃の夢、どーいうシチュエーションで毎度見てるのよ(怒)」
つかさ「いやぁぁぁぁ〜〜っっ!! 許して許して許して〜〜っっ!!(絶叫)」


・典型的自滅

つかさ「そういえば、日光の西にある『金精峠』って、何でそういう名前なんだろ?」
かがみ「(ぴしっ)」
こなた「?」
みゆき「そ、それは、峠に祀られた『金精様』に由来していますね。言い伝えによりますと、道鏡の切り落とした、その、男の方だけにある部分を祀ったのが始まりといいます。性器崇拝の詳細については、図書室のパソコンで調べてみましょうか?」
こなた「いや、さすがにそれはマズいんじゃないですかみゆきさん?」
かがみ「前にあった犬のしつけの単語とは違って、本当にそーいう意味だから仕方ないわね」
つかさ「つっ、冷たい目で見ないでお姉ちゃん〜! わざとじゃないの本当だってば〜!」


・父親似

かがみ「つかさは中学一年くらいまでお母さんにべったり甘えてたけど、今は甘えてもべったりしないのよね」
みき「そうね。やっぱり何かきっかけがあったのかしら? それとも何となく?」
つかさ「(言えないよぉ……。お母さんの立派な胸に比べて、あまり成長しない自分の胸に劣等感を感じちゃうからだなんて……。しかも今のお姉ちゃんの胸も結構……)」


・比較

こなた「つかさってさ、キャラがゆーちゃんと被ってるよね。実際、ゆーちゃん登場してから登場順位落ちてるし」
つかさ「ふぇっ!? ど、どうすればいいの私?」
こなた「つかさとゆーちゃんの違いをアピールできるような話を使えばいいんじゃない? えーっと」
(つかさ)
 体格はごく普通、身体が丈夫で病気しない、(かがみと比較して)成績が良くない(こなたほどではないが)
(ゆたか)
 背は低く胸も小さい、身体が弱く病気しやすい、成績が良い
こなた「つかさの場合、普通か、よりネタにならない方向寄りだよね。これじゃアピールするのも無理か?」
つかさ「うぅ……」
かがみ「つかさを泣かすんじゃないの。こなただって油断してると、出番を田村さんに取られるわよ?」


・バルサ巫女

かがみ「でもアニメ版だと、つかさも頑張ってるじゃない。原作でもつかさのネタが近頃多いし――その分、私も頑張らなきゃいけないんだけどさ」
つかさ「福原さんに流行語やアドリブを教えてもらった甲斐があったよ〜。お姉ちゃんも一緒に出ようね……ってアニメはもう終わってたっけ!」
かがみ「とっくに終わってるわよ。半年間というのは短くないけど、まあそのうちにゃもー先生が書き溜めればアニメ第二部もありえるでしょ」
こなた「……やれやれ。こーいうオチがつかさらしいね」


・体毛

つかさ「右腕に生えてた長い毛を、こなちゃんに見せたら抜かれちゃったの……」
こなた「悪気があったわけじゃないのに、謝ってもずーっと落ち込んだまんまなので、慰めてあげて下さいかがみ様」
かがみ「(はぁ……)それは残念だけど、あまり気にしないようにね。つかさには他にも、お腹の左脇とか、お尻のちょっと上とか、長い毛が結構あるんだから」
つかさ「……お姉ちゃん?」
こなた「……かがみん?」
みゆき「かがみさんはなぜ、つかささんの身体の事をそこまでご存知なのでしょう……」


・期待過剰

つかさ「こなちゃんが初めてウチに遊びに来てから、もう2年以上たつんだよね」
こなた「でも柊家に初めて来た時は、期待が外れてがっかりした思い出があるなー」
つかさ「えっ、何で!?」
こなた「いやー、ここって神職でしょ。だから家は純和風のお屋敷で、普段着は和服、食事も和食、いつも大勢の巫女さんにかしずかれて『お嬢様』なんて呼ばれちゃったりしてるのを期待してたんだけど、家は普通で生活も普通、美人のお母さんやお姉さん達は萌えたけど、せいぜい電話が黒電話なのと、でっかい神棚があるくらいだったね」
つかさ「で、でもウチは神代から連綿と続くような名家じゃないし、神社も県内どころかこの辺りでちょっぴり有名なだけだから……(汗)」


・神域

こなた「それにしても、家は狭いのに神社は広いよね〜」
つかさ「その感想はあんまりだよこなちゃん……。でも境内は広くて気持ちいいから、お手伝いの時以外でも遊びに来るよっ。昔はよくお姉ちゃんと遊んでたっけ」
こなた「(むう、私の知らないかがみの姿を知ってるなんて悔しいぞ)」
こなた「しかし――これだけ広いとカップルの一組や二組、繁みの中にしけ込んでも気付かれにくいでしょうなぁ」
つかさ「え?」
こなた「みさきちと峰岸さんも多分鷲宮在住だから、みさきちのお兄さんが峰岸さんを押し倒しているシーンも目撃できるかも……」
つかさ「ええ〜〜〜〜っ!?」
かがみ「それはないって。あとこなた、境内を不埒な考えで穢した罰に、この辺全部掃除してきなさい」


・四姉妹

つかさ「おっ、お姉ちゃーんっ!」
いのり「ねえつかさ、それってどのお姉ちゃん?」
まつり「私だよねつかさ?」
かがみ「まつり姉さん落ち着いてっ。まずはつかさに用事を聞いてからで」
つかさ「えっ、えーと、お姉ちゃん達の誰でもよかったんだけど、昼間こなちゃんに見せられた映画が怖くて添い寝してもらいたくて……って誰も聞いてないや(汗)」


・姉志願

こなた「つかさってさ、ゆーちゃんやひよりんに結構ベタベタしてるよね」
つかさ「えっ!? 確かにゆたかちゃんは可愛いし、ひよりちゃんの創作の助けになったらなーとも思ってるけど?」
みゆき「もしかして……つかささんは末っ子ですから、お姉さんとして振舞える相手が欲しかったのでは?」
つかさ「……言われてみればそうかも。みなみちゃんは――ゆきちゃんのお母さんの前を除いて――完璧そうで気後れしちゃうけど、ゆたかちゃんもひよりちゃんも気が置けない相手だしっ」
こなた「ちなみにみゆきさんはつかさやかがみよりも少しだけ年下だけど、二人で並ぶとまるで親子だよね?」
みゆき「…………泉さん?(怒)」
つかさ「ゆっゆきちゃんっ。こなちゃんには悪気はないんだから、そんな怖くて泣けちゃう顔で睨むのはよしてー!(泣)」


・私の神様

こなた「萌えドリルの収録の時、『神様に愛されてる』とかつかさが言ってたけど、つかさんちで祭ってる神様ってどんなのだっけ?」
つかさ「天穂日命(あめのほひのみこと)、武夷鳥命(たけひなとりのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)の3柱だよ(※鷲宮神社の祭神を参照)」
こなた「……知ってて当然かもしれないけど、なんかつかさが別人みたいだ」
みゆき「天穂日命は天照大神の子供で大国主命の義理の息子の農業などの神様、武夷鳥命はその子供、大己貴命は説明の必要がないほど有名な大国主命の別名ですね」
こなた「とゆーコトは、多分全員男性格の神様だから……それに愛されてるつかさは――」
(げし)
こなた「あだだ……(涙)」
つかさ「あ、黒井先生」
ななこ「罰当たりな事をぬかすなや泉ー?」
みゆき「別にいかがわしい発言とは限らなかった気がするのですが……そこで信用がないのが泉さんの泉さんたる所以でしょうか?」


・作戦以前のミス

つかさ「雪合戦……(がたがた)」
こなた「かがみー、雪合戦の話をしてからつかさの様子がおかしいんだけど?」
かがみ「大きな雪玉を作ってたら、他の子に雪玉を取られて撃沈したのよ(嘆息)。あの時は色々と大変だったわ」
こなた「……でもつかさの体力じゃそもそも、雪玉を大きくし過ぎて投げられなかったんじゃ?」
かがみ「……ない、と言い切れない所が怖いわね」


・家族割あまり効かないし

こなた「つかさってさ、前に携帯電話の使用料金が多過ぎて怒られてたよね? でも、そんなに使う相手なんかつかさにはいないんじゃ?」
つかさ「ログを調べてもらったら、ほとんどがお姉ちゃんとこなちゃんとゆきちゃんだったの。だからお父さんやお母さんよりも、いのりお姉ちゃんとまつりお姉ちゃんが怒っちゃって……」
こなた「……ちょっと違ったみたいだね、怒られた意味が」


・やはり聖職者

こなた「神主さんの娘っていうとお堅いようなイメージがあるけど、かがみはともかく、つかさはあまり堅いタイプじゃないよね」
つかさ「そ、そうかなっ」

(きーんこーんかーんこーん)
こなた「さーてお昼――」
つかさ「こなちゃん、いきなり食べちゃダメ。両手を合わせて神様に感謝してから『いただきます』ってしなきゃ」

こなた「つかさー、消しゴム返すねー」
つかさ「あのー、物を投げて渡すのは良くないよこなちゃん?」

駅の放送「春日部ー、春日部ー。東武野田線はお乗換えです」
こなた「わわっ、早く早くっ!」
つかさ「駆け込み乗車はあぶないから、次の電車を待っててっ!」

かがみ「いきなりゆたかちゃんとお泊まりなんてねー。食卓が賑やかだからいいけど」
ゆたか「えへへ〜。私も先輩達とご一緒できて嬉しいです」
こなた「それでさー、みゆきさんったら」
つかさ「そのお箸の持ち方は正しくないよ。後でじっくり教えてあげるからね」
こなた「(……左利きは別にいーんですか柊家の皆様?)」

こなた「……(一部疑問な点はあるけど)お堅いよつかさ。まあ双子の姉のかがみがあそこまで堅いんだし、予想できてしかるべきだったと思うんだけど……」
つかさ「こなちゃーん、そっちは北枕ー」


・ご禁制

(社務所にて)
ゆい「やほー、つかさちゃん♪」
つかさ「あ〜、こんにちは成実さん」
ゆい「久し振りにお参りに来たけど、ここだとどんなのを売ってるのかな?」
つかさ「えーと、手軽なトコだと大麻なんてどうですか?」
ゆい「たいま?」
つかさ「そーですよ。大麻」
ゆい「(ぴっ)……もしもし麻薬取締課? 鷲宮の某所で大麻が売られててさ」
つかさ「け、警察っ?」
こなた「何考えてるの姉さん! 大麻ってのは薬物じゃなくて、伊勢神宮のお札って意味!」
ゆい「とゆーワケですみませんっ!(ぴっ) ……いやー、誤解してゴメンね」
つかさ「びっくりしましたー。まさか神社以外で大麻を売っちゃいけないなんて思いもよりませんでしたし」
こなた「つかさ……その表現語弊あり過ぎ……」
ゆい「アメリカ先住民の一部で麻薬や幻覚剤を儀式で使うのが許されてるって聞いた事あるけど、まさか神道でも大麻の使用が許されてるなんてねー」
つかさ「だーかーら! 神道ではそんな慣習ないです〜っ!(汗)」
こなた「ちなみに、『おおぬさ』って読むと、白いひらひらが棒の先に付いてるお祓いの道具。かがみやつかさのコスプレに挑戦したい人は、ぜひとも用意してもらいたいものだね」


・紫色の姉妹

こなた「トゥーハーの神岸あかりの話は前にアニメ版でもしたけど、かがみとペアならクラナドの藤林杏と藤林椋の双子姉妹の方が、髪の色と長さ、お姉ちゃんの男勝り&凶暴っぷり、おっとりした妹、アニメ版の製作元と共通点が多いと思うのですよ。ねー凶(きょう)ちゃん♪」
かがみ「……そーやってつかさをわざと無視したネタ振りしてると、つかさが猟(りょう)ちゃんになるわよ。ほら後ろから」
つかさ「こなちゃん……(怒)」
こなた「ひぎゃああああああっ!!」

みゆき「その後、泉さんがどうなったかは誰も知りません……というのは大袈裟ですが」


・ショートの理由

こなた「つかさって、かがみみたいに髪を伸ばしたりする気はないの?」
つかさ「昔、一度伸ばしたんだけど……」

いのり「あーもう、また絡まったの?」
つかさ「助けていのりお姉ちゃん〜!」
みき「……何で、私やかがみより短い髪が身体中に絡まるのかしら?」

みさお「あれ、どーしたんだ柊の妹?」
つかさ「すみません、髪が植え込みに絡まって〜!」
かがみ「……不器用を通り越してこれは芸よね。我が妹ながらどーしてここまでドジなの?」

つかさ「そして、またショートカットに戻っちゃったの」
こなた「……とりあえず、私の感想はみきさんやかがみと一緒ね」


・ショートの理由2

こなた「つかさって、かがみみたいに髪を伸ばしたりする気はないの? いのりさんやまつりさんも含めてだけど、お母さんのみきさんがロングヘアなのに勿体無いなって思って」
つかさ「髪が太い上に癖が強いから、あんまり伸ばすとストレートパーマが利かないの。ほら、私達は神社で巫女さんになるから、ゆきちゃんみたいにほわほわの髪だと、千早や緋袴が似合わないじゃない?」
こなた「……みゆきさんみたいな髪のつかさ達ってインパクトあるけど、みきさんとかがみの印象が薄くなるからショートでいいか、うん」
つかさ「……意味も無くそーいう他意のあるっぽい言い方をやめないと、そのうちかがみお姉ちゃんに文字表記できないようなお仕置きされちゃうよ?(汗)」


・得意≠好き

つかさ「ふぅ。明日は家庭科かぁ」
かがみ「あれ? つかさ、あんたって家庭科得意じゃなかった? しかも明日の家庭科は調理実習だし」
つかさ「授業で作るお料理って、決まった作り方しかできないでしょ。私はもっと難しいお料理に挑戦してみたいのになぁ」
かがみ「……まあ要するに、こなたが体育得意だけど好きなわけじゃないのと、ベクトル逆だけど似たようなものね」


・苦手だけど

かがみ「ふんふふ〜んっ♪」
つかさ「お姉ちゃん、何かいい事あるの? 今日はお姉ちゃんが苦手な家庭科があるよね?」
かがみ「はっきり言うわねこの子……。実を言うと、家庭科は合同授業だから、つかさ達と一緒にいられるのが嬉しいの。ちょっとくらい苦手でも、つかさと一緒なら心強いわよ」
つかさ「だねっ。こなちゃんもゆきちゃんも合同授業が大好きなんだけど、こなちゃんって素直じゃないからお姉ちゃんには言えないんだよ〜」

こなた「……へくちっ! 噂されてるのかなつかさ辺りに?」


・のびのび

こなた「ところでつかさ」
つかさ「な、何かなこなちゃん? お姉ちゃんを怒らせる時みたいな笑い方して?」
こなた「(そーいう認識なわけですかつかささん)私が体重ネタでいじるのはかがみが多いけど、つかさだって2年の時の身体測定で『横に伸びちゃった』とか呻いてなかった? それなのに今はダイエットに関心がないなんて、そんな調子じゃお姉ちゃんの二の舞だよ」
かがみ「この子はあの時、ウエストじゃなくてバストとヒップだけ伸びてたのよ。今の調子なら、大人になれば間違いなくこなたと明白な差が付いてるでしょうね」
こなた「つかさの裏切り者ぉぉぉっ!!(泣)」
つかさ「べ、別に裏切ってなんかないよっ。元から私とこなちゃんは胸ランクが違うんだしっ!(←トドメ)」


・手頃な獲物

かがみ「つかさのイメージが犬みたいだってこなたは言うけど、どんな犬を想定してたの?」
こなた「その時は人懐っこい、かがみにじゃれ付くような愛玩犬を想像してたんだよね」
かがみ「……『その時は』『想像してた』って、今は違うの?」
こなた「家で二人っきりの時……食欲旺盛な大型犬か獲物を見付けた猟犬みたいに襲い掛かってきて……」
かがみ「あーいいもういい。それ以上の事を言うとつかさを普通に見られなくなりそうだし(汗)」


・お手製で

こなた「アニメのつかさはマヨラーだけど、バルサミコ酢や数々の死語に比べるとインパクト低過ぎて、後の話や二次創作でも設定使われたの見た事ないよ?」
つかさ「『女体盛り』にこなちゃんで初挑戦する時に、マヨネーズ使わせてもらってもいいかなー?(怒)」


・目覚まさない時計

かがみ「つかさ」
つかさ「ひうっ!?(い、いつも優しいお姉ちゃんの声が怖いよっ。まるでこなちゃんに対する声みたいっ)」
かがみ「アニメの修学旅行で――」

つかさ「お恥ずかしいのですが、これが側にないと落ち着いて眠れなくて♪」

かがみ「と言いながら目覚まし時計を出してたわね。つまり、アンタは目覚まし時計で起きる気がこれっぽっちもないとゆー事か!?」
つかさ「はぅ〜っ!! いつも一緒なんだから、せめてお姉ちゃんの優しいキスで――」
かがみ「近付いただけでいきなり布団に引きずり込むのに、そんな危険な事ができるかー!!(赤面)」

こなた「まあ正確には、『目覚まし時計があれば、目覚ましが鳴るまで落ち着いて眠れる』って意味なんだろうけど、目覚ましどころかみきさん相手にまで二度寝するつかさじゃ仕方ないよね」
つかさ「こなちゃんのくせにーっ!!」


・甘えんぼ

つかさ「お姉ちゃーん♪」
かがみ「ふふっ。つかさってば、相変わらずヒヨコか子犬みたいよね」
ひより「つかさ先輩はかがみ先輩にいつも甘えてるっスけど、上のお姉さん達にも同じようにするっスか?」
つかさ「え、えへへっ。いのりお姉ちゃんもまつりお姉ちゃんも、もちろんお母さんも優しいからっ」
かがみ「言わずもがなって感じね。もちろんお父さんにも、こなたがおじさんに甘えるくらいはやってるわよ」
こなた「んなっ!? じゃ、じゃあかがみも、いのりさんやまつりさん、それにただおさんやみきさんに『お姉ちゃーん、ぎゅっとして♪』とか『お母さん、今日は一緒に寝てほしいの』とか『お父さん、ラノベ買ってー』とかやってるわけ!?」
つかさ「最後のはさすがにないけど、私の前以外だと結構みんなに甘えてるよ〜。特に夜中に二人きりで」
かがみ「わーっ!?(汗)」
ひより「甘えるかがみ先輩は可愛さが殺人的っスから、柊家の外では封印するべきっスね……というか耐えられるご家族も凄いっス」


・肌身離さず

こなた「やほー、かがみ〜(すりすりふにふに)」
かがみ「い、いちいち過剰なスキンシップを取りたがるなっ。てゆーかアンタは私の子供か!?」
つかさ「いいなぁ、お姉ちゃんにこなちゃん」
つかさ「私とゆきちゃんで、同じような関係になるためには……」

つかさ「やほー、ゆきちゃん♪(ふにっ)」
みゆき「ひゃうっ!? つ、つかささんっ?」
かがみ「こなた――っ!! つかさになに変な事教え込んだのよっ!!」
こなた「無実ですってばかがみ様――っ!!」


・妹の憧れ

こなた「やほー、かがみ〜(すりすりふにふに)」
かがみ「い、いちいち過剰なスキンシップを取りたがるなっ。てゆーかアンタは私の子供か!?」
つかさ「いいなぁ、お姉ちゃんにこなちゃん」
つかさ「私とこなちゃんで、同じような関係になるためには……」

つかさ「ほら、いつもみたいに甘えてきなさいよこなちゃん……じゃなくて、こなた♪」
こなた「……つかさー、そのツインテールとかがみ口調は何なのさ?(汗)」


・お姉ちゃんと私の秘密♪

こなた「やほー、かがみ〜(すりすりふにふに)」
かがみ「い、いちいち過剰なスキンシップを取りたがるなっ。てゆーかアンタは私の子供か!?」
つかさ「いいなぁ、お姉ちゃんにこなちゃん」
つかさ「私とお姉ちゃんで、同じような関係になるためには……」
つかさ「……まあいいや。私とお姉ちゃんはもうそれ以上の関係だし」
こなた「……あのーかがみ様、つかさと何してるのかその辺を詳しく……」
かがみ「言えるか――っ!!(赤面)」


・偉大なる数学者の手による操作機械

つかさ「教育テレビの『ピタゴラスイッチ』で、『お父さんスイッチ』というコーナーがあるよね」
かがみ「夏休みとか風邪を引いた時とか、帰りが早い日にも見てるけど、つかさはあのコーナーが好きなんだ?」
つかさ「ほら、『お姉さんスイッチ』。これでお姉ちゃんを思いのままに」
かがみ「捨てなさい」
つかさ「えーっ。お姉ちゃんだってこれ使って、いのりお姉ちゃんやまつりお姉ちゃんを好きにしたいでしょ?」
かがみ「仕方ない子ね。少しだけなら付き合ってあげるから、私にも後で使わせなさいよ?」
つかさ「わーい、かがみお姉ちゃん大好きっ」
いのり&まつり「待ちなさい妹ども」

みゆき「――などという事が柊家ではあったそうです。仲がよろしくて羨ましいですね」
こなた「別に羨まなくても――ってゆーちゃん、その手に持っているストロー付いた箱は?」
ゆたか「ほら――」
みなみ「私達も泉先輩とみゆきさんを――」

つかさ「……空耳かな? とかちつくちて〜」
かがみ「……ゆたかちゃんとみなみちゃんについ話しちゃって、こなたもみゆきもホントにごめん」


・伝説の少女(逆バージョン)

つかさ「コンビニで私が気に入った商品って、どうしてすぐにお店からなくなったり、遠いお店にしか売ってなかったりするんだろ……」
かがみ「……普通に買える品物が印象に残らないだけじゃないの? もしくはつかさ、流通量の多い商品は商店街やスーパーで買い揃えてるからコンビニで見向きもしないとか」
みゆき「コンビニエンスストアは売り場面積が小さく、比較的良く売れる商品を最優先するため、マイナーな商品はすぐに売られなくなる事が多いのではないでしょうか。特に清涼飲料などは――」
こなた「実はつかさみたいな嗜好の人が鷲宮に大勢いて、つかさの好きな商品を買い占めてたりして」
かがみ「ははっ、まさかねぇ」
かがみ「(言えない……つかさが気に入ったあれを日下部や峰岸が買い占めてたり、あれがまつり姉さんの部屋に山積みされてたり、あれをお母さんといのり姉さんが社務所で使うために大量に持ち込んでたり、お父さんが店長さんとあれを全部買い取る約束をしてたなんて……)」

なんて事はないと思いますが多分。


・ある意味寒い

つかさ「私がお布団入って目が冴えちゃうのって、原作だとお布団がひんやりしてたからだけど、アニメだと変なギャグを言ったからってのもあったよね」
こなた「ギャグが1夜目、ひんやりしてたのが2夜目だったねー」
みゆき「つまり、アニメのつかささんが死語やギャグや面白発言を連発されるのは、眠気を振り払うために無意識に行っているのでしょうか?」
つかさ「かなー? でも面白発言ってひどいよゆきちゃんっ!?」


・ぬくもりを分かち合い

かがみ「アニメのつかさが布団で3夜続けて目が冴えた時、『足だけ火照って眠れない』って理由で、その後私と全身を火照らせ合った事もあったわね」
つかさ「はぅう〜忘れさせてっ。あの時の大胆な行動は思い出したくないのっ。……でもあれから血行が良くなってしばらく安眠できたから、またお姉ちゃんと火照りたいかも」


・大人っぽく

つかさ「あう〜、今夜も一緒に寝てお姉ちゃんっ」
かがみ「つかさってもう高校生なのに、いつまでも子供みたいな事しないでよ」
こなた「でもさかがみ、つかさと一緒に寝るなんて、十分大人みたいな事じゃないのー? 相思相愛の相手と同棲だなんて、そこらのギャルゲーも顔負けだよ?」
かがみ「(ぼっ!)ななななななっ!?」
つかさ「えー? 私とお姉ちゃんは、キスしたり抱き合ったり胸を押し付け合ったり脚を絡め合ったりくらいで――」
かがみ「言うな言うなーっ!!」
こなた「…………仲が良過ぎだよ。ここまで妹相手にやっといて、なぜ私のエロゲーを非難できるのさかがみって……」


・狐狩り

つかさ「私がうっかり付けちゃった『ひーちゃん』ってあだ名、公式ガイドの表情集で採用されちゃってるよぉ……」
こなた「ひーひー言ってそうな感じが似合うよー。ねえひーちゃん♪」
つかさ「いいもんっ。代わりに私がこなちゃんもひーひー言わせるからっ(がばっ)」
こなた「つ、つかささん?(汗)」
つかさ「私だって4人も子供作ったお父さんとお母さんの娘なんだから、子犬じゃなくて猟犬だって事を狐のこなちゃんに教えてあげる……」
こなた「こ、こんな所で狩猟しないで……あぁんっ!」


・他人には理解されない得意分野ってものが

こなた「かがみとつかさの所の夏祭り、楽しかったよね。かがみは3年の時は呼んでくれずに『近所に行け』って意地悪言ったけど、私はかがみと浴衣で野外なのがいいんだし」
つかさ「こなちゃん……お姉ちゃんに意地悪言うのとお姉ちゃんにのろけるのとどっちが主な目的なの?」
こなた「まあそれはさておき――この辺りの屋台だったかな。カキ氷のブルーハワイの由来をつかさしか知らなくてショックを受けたのは」
かがみ「アンタ、それはつかさに失礼よ。料理はこの子の得意分野なんだからね? こなたが誰も相手できないような漫画やアニメの知識を持ってるのと、似てはいないけど近いものよ?」
こなた「かがみん……私に意地悪言うのとつかさにのろけるのとどっちが主な目的なのさ?(泣)」


・夢見る乙女(そのままの意味で)

こなた「つかさは調理師志望だけど、どんな仕事をするのかなー?」
つかさ「まっ、まだ具体的な事は考えてないのっ。家庭科以外は何でもできるお姉ちゃんとは違って、私にはそんなに取り得はないしっ」
こなた「普通に考えると、レストランの調理師になってゆくゆくは厨房を任せられるか――」
こなた「それとも、しゃれた感じのちょっと高級っぽいお店の店長さん――」
こなた「陵桜の学食の調理師で、味も栄養バランスも最高のメニューを揃えて――」
こなた「海外に留学して一流ホテルの厨房を取り仕切り、ゆくゆくは天皇陛下とか国賓とかに料理を――」
こなた「いっそ変化球で居酒屋とかバーとか――」
こなた「それとも料理ガイドブックの覆面調査員――」
こなた「とはいえ最大のネックは朝に弱い事だね。つかさはほっとくとお昼まで起きないから、仕入れの類が一切できないよ?」
つかさ「うっ……こなちゃん……!(泣)」
こなた「わ、悪かったから、ねっ? いざとなったら私とコンビ組んで、仕入れは全部私がやってもいいし?」


・惡い油

かがみ「ただいま〜」
つかさ「お帰り〜。先にお買い物しといたよ」
かがみ「あ、菜種油を買ったのねつかさ?」
つかさ「うんっ。ところでお姉ちゃん、アブラナって英語で何て言うの?」
かがみ「…………(汗)」
つかさ「……ごめん、お姉ちゃんだって何でも知ってるわけじゃないよね」
かがみ「(言えるわけないでしょ! アブラナの英語名が『rape』だなんて!)」

……そして数分後、高良家ではみゆきが電話の前で赤面する羽目になったそうな。


・水も滴る

こなた「つかさって巫女さんだから、禊(みそぎ)とかして身を清めるんだよね?」
つかさ「うんうん。でも冬なんかは辛くって、禊の後でお姉ちゃんに抱き付いてあっためてもらうんだ〜」
こなた「……『白装束が水で濡れると透ける』とか『水で張り付いてかがみの身体の線が』とか言おうと思ったけど、どこまで禁断の関係なのさつかさ達って。いや、みきさんやいのりさんやまつりさんも揃って透けてるのを想像すれば」
かがみ「その場合はこなたで私達を温めさせてもらうから、くれぐれも変な妄想はしない事ね(汗)」


・逢瀬

みゆき「そういえば、かがみさんとつかささんのお誕生日は、7月7日ですから七夕にあたりますね」
かがみ「本来は旧暦だから、8月7日や旧暦の7月7日にする所もあるのよ」
つかさ「織姫と彦星って、年に一度しか会えないんだよね? もし私がお姉ちゃんやこなちゃんやゆきちゃんと年に一度しか会えなかったら、ホントに悲しいと思うなぁ」
こなた「……あのーつかささん、織姫と彦星は夫婦なんですけど、もしかしてつかささんの頭の中では私やかがみやみゆきさんはそーいう間柄なのですか?(汗)」


・人の

こなた「鷹宮神社のモデルが鷲宮神社じゃなくて、愛知県の田縣神社や大縣神社だったら、きっと大変だったよねー」
つかさ「え? どういう事?」
かがみ「つかさは知らなくていいわよ。てゆーか田縣神社と大縣神社に謝れ」


・順番

つかさ「コミックの人物紹介って、こなちゃん→私→かがみお姉ちゃん→ゆきちゃん……って順番だけど」
つかさ「アニメの人物紹介は、こなちゃん→かがみお姉ちゃん→私→ゆきちゃん……って順番なんだよね」
つかさ「こなちゃんが1番目なのは分かるけど、コミックだと第2話で初登場だったお姉ちゃんが、何でアニメだと私より先なんだろ? やっぱりこなちゃんとらぶらぶだから? それともお姉ちゃんの方が人気あるから?」
みゆき「つかささん……それはコミックでもアニメでも4番目の私に対する何らかの意図をお持ちですか?」
つかさ「ひうぅ〜っ!? ごめんゆきちゃん、そんな事考えてないから怖い顔しないで〜っ!」


・変わらぬ姉妹

こなた「2巻でさ――」

つかさ「そういえば、お母さんに最後にギューって抱っこしてもらったのっていつ頃だろ」
かがみ「つかさは甘えん坊だから、中学一年くらいまでべったりだったよねー。だから良い子なのかもしれないけど」
つかさ「ええー〜〜、そうだっけ?」
こなた「ウチなんて、いまだにペタペタひっついてくるよ――」
かがみ「(相変わらずだな)だからある意味、あんたは育ってないのかもなー」

こなた「――って話があったよね」
つかさ「は、恥ずかしいよこなちゃんっ!?」
こなた「でもつかさは、みきさんに生き写しのかがみに今でもべったりじゃない。もしかして、発育の良いかがみの身体がみきさんそっくりになってきたから、余計にかがみに密着するようになった?」
つかさ「え、えええっ!? 今でもべったりまではしてないけどお母さんとお料理やお洗濯の時によくくっ付いてるし、身体の感触も落ち着くお母さんとドキドキするお姉ちゃんじゃ物凄く違うんだからっ!」


・変わらぬ母娘

こなた「てな会話で、つかさと盛り上がってたんだよねー」
かがみ「一方的に盛り上がるなっての。可哀想じゃないつかさが……」
こなた「ところでさ、かがみがみきさんに最後に抱っこしてもらったのはいつ?」
かがみ「え、えっと……昨日の晩」
こなた「…………かがみ様?」
かがみ「だ、だって、夜寂しいのにつかさは姉さん達と一緒に寝ちゃうからっ」
こなた「だからってみきさんに同衾するのはやり過ぎだよ多分……」


・変わらぬ家族

こなた「なんて、つかさだけじゃなくかがみも恥ずかしがっててさー。やっぱりつかさのお姉ちゃんだね」
みゆき「い、いきなり刺激的なお話を耳にしましたね……」
あやの「もう泉ちゃん。柊ちゃんも妹ちゃんも真っ赤だと思ってたら、そういう話をしてたのね?」
こなた「でもさ、みゆきさん、峰岸さん。その時は聞きそびれたけど、つかさがただおさんやいのりさんやまつりさんに抱っこしてもらっている可能性もあるよね?」
みゆき「……泉さんのお父様ではないのですから、一つ目の可能性はあまり考えられませんが」
あやの「……そうよね高良ちゃん。泉ちゃんのお父さんも、お母さんが健在なら、泉ちゃんよりお母さんに抱き付いてたかもしれないわ」


・かがみのわんこ

こなた「なんかさ、なぜか動物に話しかけるときって猫なで声になるよね――。ゲームだけど」
かがみ「あー、それわかるわ」
かがみ「私もつかさに話しかけるとき、甘声になっちゃうしね――」
つかさ「わ、私、お姉ちゃんのペットっ!?」


・すみません

こなた「なんて話があったよねー、2巻の頃に」
つかさ「……金魚の話じゃなかったそれ?」
こなた「ちなみにこの後――」

つかさ「そういえば、前から疑問だったんだけど、犬の躾っていうか、芸の“ちんちん”ってどんな意味なんだろ?」

こなた「――って続くけど、まさか『金』魚から連想したんじゃないよね?」
つかさ「こっ、こなちゃんっっ!?」
みゆき「……さ、さすがにそれはないかと思いますが。にゃもーさんがどのようなネタ出しをされたかはさておきましてもっ(赤面)」


☆柊かがみ編


・こなた×かがみ

かがみ「何度も言ってるけど、何で私がツンデレなのかなぁ……。別に彼氏もいないのに……」
つかさ「彼氏ならこなちゃんが…………ああっごめんなさい許してお姉ちゃん〜〜〜〜っ!!!!(絶叫)」


・かがみ×こなた

かがみ「ま、まあそれはさておき(たくはないけど)、『脇の甘さがよりいっそうかわいく見せているのかもしれない』って、一体どういう事なのよ」
みゆき「つい間食をしてしまうとか、泉さんにからかわれたくないのについ自分から話の種を作ってしまうとか、そういった所ではないでしょうか?」
こなた「しかもかがみんは、脇の下を攻められると甘い声を──」
かがみ「……ちょっと体育館の裏まで来るかアンタ?」


・成長中?

かがみ「私の萌えパラメーターとやらが、一つだけ他のより小さくて、しかも『隠れオタ』だってのが気になるのよねー」
こなた「自明の理だよかがみん。他のとおんなじ大きさのパラメーターだったら、隠れオタじゃなくて普通のオタクでしょ」
かがみ「すみません。こいつ抹殺して峰岸辺りをメインキャラに入れちゃダメですか(真顔)」


・ひよりんフィルター

かがみ「田村さあああんっ!」
ひより「ななな、何スか柊先輩っ!」
かがみ「4巻の人物ファイルの胸ランク! 『ないと思われがちっスけど、意外とあるっス』ってどーいう意味よっ!」
ひより「先輩は割とさばさばした、どっちかといえば女の子女の子した性格じゃない、岩崎さんっぽい所もある中性的なタイプに見えるっス。お料理が苦手だっていうのも、中性的に見えてしまうポイントの一つだと思うっスね。こーいうタイプだとつい、岩崎さんみたいに胸がないのを連想するんですよー」
かがみ「うー。こなたに言われると腹が立つけど、田村さんに言われると納得しちゃうのよねぇ」
ひより「しかし、実は胸が結構あるというのは、怜悧な外見の奥に秘めた純情さと同じく、またここで二重のギャップを感じさせてくれるお得な素質っス。しかも高良先輩ほど巨乳でもなく手頃な大きさというのは、まさしく両性具有的な美の極致――あああ自重しろ自重しろーッ!!」
(どご)
ひより「ぐはぁっ!」
かがみ「一見普通に見えるのに、変な所にツボがあるんだからこの子は……(嘆息)」


・こなたんフィルター

かがみ「なんて会話があったのよ。まったく田村さんったら」
こなた「ところでさ、『ないと思われがち』ってトコ、ゆい姉さんとも共通してない? 姉さんはきー兄さん以外にサービスしたくないから胸が目立たないコーディネートしてるんじゃないかと推測してるんだけど、かがみんも未来の旦那様以外にサービスしたくないから胸を目立たせてないのかな〜?」
かがみ「何のサービスを想定してるのか、ちょっと私の部屋で二人きりで聞かせてもらえるかなー?(怒)」


・今後とも

こなた「かがみの進路希望は弁護士なんだけど、性格的に合わないんじゃないかなー」
かがみ「そうか?」
こなた「むしろ裁判官で、悪い奴に抜け道を与えずビシッ! と裁きを下したり、情状酌量で『真人間になって帰ってくるんだぞ』って粋な計らいをしたり」
かがみ「そ、そういうのも悪くないかもね」
こなた「その節にはよろしくお願い致します(ぺこり)」
かがみ「どっちの意味よこなたっ! ていうか裁判官が容疑者によろしくしたら不正行為だっ!」


・呼称識別

かがみ「私、小学校から高校まで、結局つかさと同じクラスになれなかったな……」
つかさ「お姉ちゃんが落ち込んでるんですけど、黒井先生は私とお姉ちゃんを同じクラスにしない理由とかあったんですか?」
ななこ「あー、それは柊姉妹を呼び分けるのが面倒なだけや」
かがみ「ぶっちゃけ過ぎですよ先生っ!」


・トレード

ななこ「いや、真面目な話するとな……」

(教員会議)
ななこ「なぁ、桜庭先生んトコの柊かがみ、ウチに貰うてもええでしょか?」
ひかる「柊は成績上位だし、教え甲斐のある奴ですから、代わりにそっちの成績上位の奴をくれませんとね。……例えば高良とか」
ななこ「あきませんって! 高良は学級委員としても、何で生徒会長やないんかというほど優秀ですし、泉を止める奴がおらんよーになってまいますわ!」

ななこ「とゆー訳や。野球のトレードと違うて、2人やったり金をやったりとゆー訳にはいかんでな」
つかさ「ゆきちゃんが言ってた『成績が偏らないように』って、そういう事だったんだ」
かがみ「……B組って、成績良いのがみゆきしかいないのか?」


・雛鳥

ひかる「いや、それだけではないぞ柊」
かがみ「あ、桜庭先生」

(教員会議)
ひかる「おや? 高良と泉と柊妹は、次年度も黒井先生のクラスですか?」
ななこ「せやな。まず泉、コイツは──まあ、桜庭先生を除いて、どのセンセも指導は難しいですやろ。趣味がちぃーとばかし特殊で話について行けへんでしょうし」
ふゆき「少々でしょうか? 泉さんは付き添いでしか来ないのでよく分からないんですが?」
ななこ「今日びの若者としては少々……とは言えん所もありますがさておき(エロゲなんて教員会議で言えるかい!)、ネトゲ──ネットゲームも好きですし、リアルの見回りだけやなくネット上の見回りもせぇへんと生活指導にならへんでねー」
隣の先生「私が教室に行った時も、泉さんは『ネットでリアルの話題振るのやめてよー』と言ってましたよ。どうやら、宿題提出前に夜更かししてたのがばれたみたいでしたね」
ひかる「……まあ黒井先生の趣味も兼ねているような気もしますが、監視だけでネットを見回るのは生徒の情操上良くないでしょうから、遊び仲間でないとそこまで深い指導は難しいでしょうな」
ななこ「んで、柊妹……つかさやけど、成績が平均とはいえ、泉共々、高良が勉強見ておらんと大変やろうな。それにあんだけ内気な子や。せっかくの友達と引き離しとうないねん」
ひかる「姉と一緒にするのはダメですか?」
ななこ「桜庭先生もご存知の通り、あいつは妹にはだだ甘やもんで、結果として妹のためにならへん。せやから家族よりは他人の方がええんですわ」
ひかる「そーいう理屈で高良を囲い込むんですか。ずるいですぞ黒井先生」
ななこ「……でもな、実を言うと高良を手放したくもあるねん。生徒らが高良を頼りにしてばっかで、ちっともウチを頼りにしてくれへんのや」

ななこ「とまあ、こんな聴くも涙語るも涙の物語が……」
つかさ「先生達、そんなに私達の事を考えてくれてたんだ……(感動)」
かがみ「……最後のオチで台無しにしてくれる所は、こなたとおんなじですね先生」


・主人に似る

こなた「こんちはー」
つかさ「いらっしゃい、こなちゃ〜ん」
かがみ「遅かったわね。お菓子買っといたわよ」
こなた「かがみの買って来るお菓子はいつもいっぱいだよねー。池にいる金魚が太っちゃったのも分かるよー」
かがみ「そこまで言うなら食うな。そして帰れ」


・それも嫌な方向へ

こなた「まぁまぁ。ところで恩返しの話だけど──」
かがみ「どう繋がるのか意味不明だな、相変わらず」
こなた「前にそーいう話してたじゃない。ペットが恩返し云々ってね」
かがみ「(つい本気に取って、ダイエットさせたじゃないのあの時は。も、もちろん金魚の健康のためっていうのもあるけどね)」
つかさ「私、鶴の恩返しは知ってるけど……」
こなた「『舌切り雀』だと雀が、『浦島太郎』だと亀が、『分福茶釜』だと狸が恩返ししてるよ」
かがみ「そうそう。『徒然草』に載ってた話なんかだと、毎日食べていた大根が武士になって助けてくれるんだから」
こなた「すごいマイナーな話知ってるな……さすが読書家」
つかさ「こうして聞くと、いろんなモノが恩返ししてるんだね〜」
こなた「そこで私は、ネトゲーの恩返しやコミックスの恩返しを考えたんだけど」
かがみ「ネットゲームやコミックスが、何の恩をどうやって返すのよ?」

(ネトゲーの恩返し)
konakona「いつもプレイしてくれるお礼に、接続していない間も自動でレベル上げを──」
こなた「それは違反行為だからやめてー!」

(コミックスの恩返し)
こなた「おおっ! 貴方は観賞用!」
観賞用「もちろん保存用も、ご恩を返すために馳せ参じております」
こなた「……布教用は?」
保存用「ご近所へ布教に行きました」
こなた「やーめーてー!! ただでさえ近所からは、お父さんが昼間も家にいるせいで不審な家扱いされてるんだからー!!」

(エロゲー&18禁同人誌の恩返し)
エロゲー「いつも僕達を、大抵はお父さん経由で買ってくれて有難う」
こなた「うおっ!? い、いったい何を!?」
18禁同人誌「そのお礼に、私達の中で演じられている事を、現実に体験させてあ・げ・る♪」
こなた「ちょっ! こんな所でやめ──」

こなた「……やっぱやめ。いろいろ危険過ぎる」
つかさ「……そりゃまあ、こなちゃんの趣味からしたら遠慮したいかもね」
かがみ「……そこで危険な行動に出る辺り、ペットが主人に似るって本当らしいな」


・いいんかい

みゆき「かがみさんは1年の時は学級委員でしたけど、今は学級委員ではないですよね。こういうものはイメージで定着される事が多いそうですけど、かがみさんのクラスではそのような事はなかったのですか?」
こなた「つかさにべたべたし過ぎて、学級委員に向いていないと判断されたとか?」
かがみ「あー、しつこい男子に対して、付き合いを断る口実に学級委員の仕事を使い過ぎたから、そいつらからの組織票で外されたみたい。ちなみに峰岸も同じ理由で風紀委員を外されそうになったけど、男がいる事が判明して委員に留任してたわ」
こなた「なにっ!? そこで断るとはさすが面食いっ!」
みゆき「かがみさん、それでよろしかったのですか? まさか私達に義理立てして……」
かがみ「これはあくまでも峰岸説だから、ホントかどうかは分からないわよ。噂なんて発言者が無責任だから、変な事ばかり歩き回るのよね」
こなた「あー、期待して損した」
みゆき「やはり学級委員のイメージがある方が何人かおられると、持ち回りになるのかもしれませんからね」


・よくない

こなた「でも変だよ。あの責任感強いかがみが、学級委員をやめてフリーのままだなんて!」
つかさ「うんうんっ。おミソな私とは大違いで、家庭科以外はゆきちゃんと互角なお姉ちゃんがっ!」
かがみ「……熱烈にほめられるのはともかく、そんなに委員やってないのが不自然か?」
みさお「柊は何かと頼られるからなー。委員連中からも頼られっぱなしで、影の風紀委員とか影の体育委員とか影の学級委員とか影の理事とか言われてるんだぜー」
かがみ「ま、まあ日下部の言う事も一部合ってるけど、そこまで大仰なモンでもないわ」
こなた「待てみさきち。自分自身(=体育委員)がそこまで頼っていーのか。それと、いくら家が地元の旧家だからって、影の理事って何なのさ」


・電車通学(下り方面)

車内放送「次は東武動物公園、東武動物公園です。久喜、館林、太田方面はお乗換えです」
かがみ「今日はこなたがバイトで、騒がしいのがいないわね」
ゆたか「あはは……。ところで柊先輩」
つかさ「私も柊先輩……まあいいけど(ぐすん)」
ゆたか「この電車は幸手の方に行く電車で、柊先輩達が乗るのは鷲宮の方に行く電車ですよね?」
かがみ「ん、まあ方向は違うけど、途中まで一緒だから構わないんじゃない?」
ゆたか「鷲宮に行く電車は春日部からそのまま乗れますし、幸手に行く電車が途中で鷲宮に行く電車を追い越すなんて事もないですよね」
つかさ「ないよねー。どっちも急行(昔は準急)だし、枝分かれする動物公園までは急行で1駅、普通電車でも3駅しかないし」
ゆたか「それなら、どうして柊先輩達は、動物公園まで私達と一緒に来てくれるんですか? ……い、いやっ、一緒なのが嫌だってわけじゃないですホントにっ」
かがみ「ゆたかちゃんが思ってる通りよ。一緒なのがいいからね。……あ、どちらかというとつかさのためね。私はこなたとそこまでベタベタしたいわけじゃないし、時間帯によってはこなたが私達の電車に付き合う事だってあるんだから(焦)」
つかさ「とか言ってるけど、こなちゃんとおんなじ電車にならないと、お姉ちゃんは結構寂しそうなんだよ?」
かがみ「わわっ、ばらすなっ!」
ゆたか「やっぱりかがみ先輩、こなたお姉ちゃんが言ってる通りツンデレだぁ♪」
つかさ「うんうん〜。やっぱりウサちゃんみた〜い♪」
かがみ「ゆたかちゃんやつかさにまで……(涙)」


・暗黒遊戯

ひより「あのー、柊かがみ先輩」
かがみ「あ、田村さん?」
ひより「この前、泉先輩の家で、かがみ先輩はゲームのキャラに自分や友達の名前を付けるって言ってましたよね?」
かがみ「ああ。あの時つかさが好きな子の名前を付けるっていうもんで、こなたにからかわれてたっけ」
ひより「かがみ先輩はキャラに嫌いな奴の名前を付けて、殺したり装備剥いだり消去したり売り飛ばしたり嫌な称号付けたりダンジョンの奥に死んだまま放置したり初期レベルのまま放置したりという事はしてましたか?」
かがみ「しないわよ。てゆーかフルコンプリートした人がいたらそいつを見てみたいわ(呆)」


・夜に寂しく

かがみ「こーなーたっ。ずいぶん前にアンタ、私をウサギに例えてたわよね? 昨日、ウサギのイメージについて調べてみたんだけど……」
こなた「ん? それで?」
かがみ「素早いとか臆病とか寂しがり屋とかあるけど……その……」
こなた「あー、性欲旺盛ね。同人誌のかがみは性欲旺盛だし、ウサ耳かがみやバニーガールかがみを(以下略)なんて本もありそーだね♪」
かがみ「待てい(怒)」


・かっこいい系も似合うよ?

かがみ「うーん、大学入ったら髪形変えようかな?」
こなた「どしたのかがみんー? ツンデレやめちゃうつもり? それにツインテールやめるとインパクト薄いよ?」
かがみ「やかましい。……多分みんなと学校も別だし、まあ、みんなと付き合い断っちゃうつもりはさらさらないけど、新しい出会いくらい新鮮な気分で迎えたいからね」
みさお「でも髪切るのはもったいないぜー。あやのみたいに前髪上げてみっか?」
あやの「高良ちゃんみたいにウェーブ掛けてみるのは?」
みゆき「海に遊びに行った時みたいに、シニヨン──俗に言うお団子にしてみるのはいかがでしょうか?」
つかさ「そっ、そうだ。こなちゃんちで遊んでみた時みたいに私と髪型交換するとか?」
こなた「ポニーテールで武士──」
かがみ「それじゃ武士らしく、頭の前半分を剃ってあげようかなこなたー?」
こなた「ごめん悪かったっ! ただのツンはよしてよかがみーんっ!(汗)」


・液体系

こなた「かがみーん、近頃料理の練習してる?」
かがみ「ま、まあ私もこのままじゃいられないかなと思ってね。つかさと別の学校になってもお弁当作れるように、お母さんやつかさや峰岸にいろいろ教わってるところよ」
こなた「ふーん。例えば?」
かがみ「聞いて驚くなよ? まずは雑炊」
かがみ「つみれ汁」
かがみ「シチュー」
かがみ「ポトフ」
かがみ「ブイヤベース」
かがみ「担仔麺」
かがみ「海鮮カレー」
かがみ「ビーフストロガノフ」
こなた「(汁物ばかりじゃん……これじゃお弁当の練習にならないよかがみ……)」


・大人の階段(ドリフのコント仕様)

こなた「かがみーん♪ まいらばー♪」
かがみ「帰れ。というか男性限定のloverを使うあたり、私を男扱いかアンタ?」
こなた「あ、あまりにも無体なお言葉っ! 私はかがみとつかさの誕生日プレゼントを相談しに来たのにっ!」
みさお「でもよー、ちびっ子って、アニメだと柊と妹の誕生日にコスプレをプレゼントしたんだってな?」
かがみ「2年の時だけどね――ちなみに日下部と峰岸は、こなたを見せるのが恥ずかしくて別口でパーティーしたわよ」
こなた「ひどっ! つかさには甘いくせに私には容赦ないしっ!」
かがみ「……まあ、芸人じゃないけど二度ネタは許さないつもりだから」
みさお「……う、柊怖ぇ」
こなた「大丈夫だってばみさきちー。次の誕生日で18歳になるかがみとつかさには、とっておきのプレゼントを用意してるのさっ」
かがみ「言っとくけど、成人向けのいかがわしい代物だったら、つかさと二人掛かりで口には出せないような事をさせるから覚悟しといてね」
(ばたん)
こなた「……かがみん……」
みさお「……ちびっ子?」
こなた「……そんな宣言されると、3人でするのを目当てに器具をいろいろ用意したくなるじゃない」
みさお「をい――ッ!?(汗)」


・役柄

こなた「私とかがみんが交わ……じゃなくて絡む時って、私が攻めでかがみんは受けの方が多いよね? ほら、アンソロジーとか同人誌とか」
かがみ「おまっ! い、いきなり何を言い出すんだっ!」
ゆたか「凄い言いにくい事なんだけど……お姉ちゃんって趣味や言動が男の子みたいだからじゃないかな。体型は言うまでもなく」
こなた「うー。ゆーちゃんだって体型がおんなじくせに」
つかさ「やっぱりこなちゃんって、お母さんがいなくて寂しいのかな? お姉ちゃんの身体は私みたいな子供体型じゃなくて発育もいいから、私もついつい甘えちゃうし〜」
かがみ「……それは女役とは違うんじゃないか? ともかく――そんなにこなたが女役になりたいなら、私が迫ったりしてあげてもいいけど?(にやり)」
こなた「あ、あのーかがみ様? 確かにかがみ様は背が私より高くて性格も男前だけど――」
ゆたか「つ、つかさ先輩。こーゆーのが田村さんの言う『皆の女房役』とか『りば』とかなのかな?(汗)」
つかさ「た、多分そーかもー(汗)」


・三大欲求(三つめ)

こなた「おーい、からみー」
かがみ「そんなに絡んでほしいなら、この場で望みをかなえてあげるけど?(ぴくぴく)」


・いっそ両性――

こなた「やほー、前かがみー」
かがみ「生理現象を抑え切れない男子か、某TRPGの魔法戦士種族の開発チーム内俗称みたいに呼ぶのはやめないか?(汗)」


・この後ほっぺ挟みの刑

こなた「おーい、かにばさみー」
かがみ「……余計な物多過ぎ!」


・御叱り

こなた「やほー、がみがみ」
かがみ「まったくもう。そんな下らないネタばかり考えてないでたまにはもう少ししゃんと(以下略)」
こなた「(……本当にガミガミじゃんか、かがみって)」


・ライバル以前

みゆき「こんにちは、ひがみさん」
かがみ「出番の回数や、つかさやこなたとの絡みから考えると、失礼だけどひがむ役はみゆきの方じゃない?」
みゆき「うっ……ううっ……」
かがみ「ほら、泣かないでみゆき。私もみゆきの出番を増やすためにいろいろ考えてみるからさ?(汗)」


・オロチの目

みゆき「こんにちは、かがちさん」
かがみ「『ホオズキ』って意味の古語がどーしたのよ。ていうか私しか分からないような冗談されても困るし……」
みゆき「(実は『かがりさん』にしようかと思ったのですが、萌えドリルや二次創作で既に使われておりましたので……)」


・しかしそれでは妹も

みさお「おーい、heらぎー」
かがみ「その1文字目と2文字目、私に男役になられてもオーケーという意味ね?」
みさお「い、いきなり押し倒して何すんだ……あああっ!」


・愛欲の爆弾

まつり「おーい、かがみ。携帯鳴ってるよー」
かがみ「いいっ! 自分で見るっ!」
まつり「メールだけど……『こなた』ってこないだの男だよね?」
かがみ「違うわよ姉さんっ! こなたは女だし!」
まつり「…………つまり同性愛関係。かがみは男役と女役のどちらなのかしら」
かがみ「…………姉さんがそんなに欲求不満なら、いのり姉さんにしつけてもらおうかなー?」


・保存食

こなた「かがみのメールを見てたけど、最初の『泉さん』宛てと今の『こなた』宛てじゃ、とても同一人物に思えないよねー。まあそんな、心の通じ合う相手にだけ自分をさらけ出すかがみんにも萌えるけどさ?」
かがみ「アンタの本性に気付いただけでしょ。でもこなた、ネット上の知り合いからもそれなりに普通のメールが来るのに、どうして私のメールはそんなに取ってあるのよ?」
こなた「……かがみんとの逢瀬を、馴れ初めからみんな保存したいっていうのは嫌?」
かがみ「……そーいう発言するのなら、今度からこなたのメールを着信拒否にするからね」


・オープン

みゆき「以前に泉さんが、かがみさんのお名前の由来で鏡餅の話をしておりましたそうですが?」
かがみ「こなたは私がえらく現実的とか言ってたけど、目の前の現実も映してるだけよ」
みゆき「鏡餅はお正月の間飾ってから、鏡開きを行って食用に供しますよね。これをかがみさんで例えるならば、かがみさんを目で味わってから、満足した時点でご開帳を――」
かがみ「ななな、何を言ってるのよみゆきっ!」
つかさ「お姉ちゃんを……開いて食べる……(ごくっ)」
かがみ「あーもう! つかさまで変な連想するなーっ!(汗)」


・皆が玩具(三年生編)

みさお「ちびっ子ー! 私の柊にベタベタして、二次創作ではたらし込んだり誘惑したりで穢しやがってー!」
こなた「みさきちだって、私のかがみに横恋慕するなんて許せないよ! しかも二次創作だと私がよくやられてるような鬼畜系攻めの出番はまずないし!」
(げし)
かがみ「日下部もこなたも、恥ずかしい発言しないでよ! 二次創作でも私が攻めの作品が結構あるんだからね?」
あやの「妹ちゃん、攻めと受けって?」
つかさ「えーっと、お付き合いで、リードする方が攻め、リードされる方が受けなんだって。あと、攻めと受けが交代したりするのが『りば』だってひよりちゃんから聞いたよ」
かがみ「何教えてるのよ田村さん……いくらつかさが年上だからって……」
あやの「……それにしても、みさちゃんと泉ちゃんに、柊ちゃんの取り合いをやめさせる方法はないのかしら?」
つかさ「お姉ちゃんを私のものにしてこなちゃんと日下部さんには諦めてもら――うなんて大それた事は全く考えてないですよいやホントっ!」
こなた「(明白に考えてたなつかさ……)」
あやの「ここは逆転の発想で、みさちゃんと泉ちゃんを柊ちゃんのものにするのはどうかしら? 取り合いはなくなるし、二人ともあれだけ柊ちゃんを大好きだもの」
みさお「つまり私は、『柊の私』で――」
こなた「私は『かがみの私』?」
かがみ「そうよ、私の日下部にこなた? 今日は手を繋いであげるから、途中まで一緒に帰りましょう?」
つかさ「お姉ちゃんも二人も……飼い主と飼い犬じゃないんだからさ……(汗)」


・柊の棘で刺す

こなた「えーん、かがみの鬼ー」
つかさ「どうしたのこなちゃん? またお姉ちゃんに変な事言ったの?」
こなた「うう、いくら私がホントに悪くても、つかさの発言も棘みたいにチクチク来るよ」
みゆき「棘といえば――つかささんはご存知だと思われますけど、柊の葉っぱは鋭い棘がありまして、鬼などを追い払う魔除けとして用いられるんですよ」
つかさ「さすがにそれは私も知ってるかな。名字と一緒だし、神社についてはいちおう詳しいもんね」
こなた「(…………とゆー事は、かがみは鬼より強い?)」

(そして……)
こなた「えーん、かがみの柊ー」
かがみ「……だから何なのよ。意味不明だし」


・菫色の貴方

(アニメイト某店、グッズコーナー)
かがみ「大きなアニメイトって、漫画やラノベやDVD以外もいろいろ売ってるのね」
かがみ「あら? カラーコンタクト?」
つかさ「この紫のコンタクトレンズ、『完璧な柊かがみを目指す貴方には』だって」
かがみ「私とつかさは瞳の色が同じだから、『完璧な柊つかさを目指す貴方には』でも……」
かがみ「……いや、完璧じゃつかさじゃないか」
つかさ「……お姉ちゃん、そーいう事は口に出さないでよ(涙)」


・手伝いしないんだろうか

こなた「そういえば、かがみ達のとこのお祭りは?」
かがみ「またその会話か? 2年の時は行ってるし、3年の時は黙ってたけど、まさかそんなにお祭りが好きだったの?」
こなた「ふ、ふぇえっ!? わ、私はかがみとつかさ一筋だし、まつりさんに手を出そうなんて考えてないってばっ!」
かがみ「おーいまつり姉さん、このお子様を2〜3時間借りてもいいわよー」


・準備と片付けかも

かがみ「などという冗談はさておき、ウチみたいな大きな神社のお祭りは、東武の駅にでも広告が出てたんじゃないのか? ウチでわざわざ広告出さなくても、鉄道にとっても町にとっても、お祭りは人を呼ぶ大きな機会なんだし」
こなた「……しまったああああっ!! 夏コミ前でチェック怠ってたかああああっ!!」
つかさ「近頃急にお参りに来る人が増えたけど、こなちゃんはその1人じゃなかったんだ?(汗)」


・現人神

みゆき「かがみさんのお名前って、一文字抜くと『かみ』になりますね」
つかさ「あ、ホントだ。やっぱりお姉ちゃんも神様に愛されてるんだね〜」
かがみ「で、でもそんなの偶然でしょ偶然」
みゆき「『鏡』だけでなくそこまで神様にご縁があるとは、偶然であっても素晴らしいですよ」
かがみ「ん〜、そっかな?」
こなた「みゆきさん辺りがさん付けで『かみさん』って呼ぶと、まるでかがみと夫婦みたいじゃないか。ずるいよみゆきさん」
みゆき「ええっっ!?」
かがみ「訳の分からない難癖を付けるなっての(怒)」
こなた「ごめんなさい許して下さいかがみ様、じゃなくてかみ様(がたがた)」
つかさ「……こなちゃんの怯え方、神罰並みってどんだけー?(汗)」


・むしろお兄ちゃん

こなた「かがみってさ、私やつかさ、それにみさきち相手には、時々男言葉というか、それっぽい乱暴な言葉が出るよね?」
つかさ「た、確かにそーかもっ。でも日下部さんほどぶっきらぼうじゃないから、厳しくされてもついあの声に甘えちゃうんだよぉ」

こなた「おはよ〜……」
かがみ「おーす、こなた。そんな目に隈作って、またネットゲームで徹夜したんじゃないだろうな?」

こなた「この問題は分からないので、お願いかがみーん♪」
かがみ「何言ってんだアンタ。少しは自分でもやれよ」

つかさ「ふぁ……日曜なのにお昼過ぎまで寝ちゃった……」
かがみ「おはよーでもないけど、相変わらず寝癖ひどいぞ?」

つかさ「あうぅ……難しいよこの問題〜!」
かがみ「しょうがないなぁ。私に任せてみな?」

こなた「……つかさにだけ甘いのはともかく、やっぱりかがみは百合関係だと、愛する相手には男性ポジションを取りたいのか。でも私もかがみ相手には男役を希望だし……」
つかさ「……爛れた想像しないでよこなちゃん……ひよりちゃんは『りば』が希望だとか言ってたけど……」


・再考

ひより「いやー、常々かがみ先輩が本当にツンデレなのか考えていたっスけど」
かがみ「考えんでいい」
ひより「(スルーして)恋愛感情に類推したがる私や泉先輩やファンの皆様はともかく(笑)、つかさ先輩への態度と共通点が高い所からすると、実際には面倒見の良い保護者タイプの一バリエーションかもしれないっスね。むしろ泉先輩の方が、好意を持ってるはずのかがみ先輩やつかさ先輩や高良先輩に意地悪な事――特にかがみ先輩と高良先輩へのセクハラ発言――をしていて、意外とツンデレっぽい所があるっスから」
かがみ「……おいおい、結局は恋愛感情に帰結してるぞ田村さん?(汗)」


・旺盛なわけ

こなた「かがみってさ、食い意地汚いよねー」
(げし)
かがみ「殴るわよ。殴ってから言うのもなんだけど」
こなた「あだだだだ……。実際のところどーなんですみきさん?」
みき「どちらかというと、食べ残しをしないというのが正しいかしら。自然の恵みに感謝して食べ物を粗末に扱わないようにしつけたから、いのりもまつりも、アニメですき焼きを食べた時みたいにしっかり食べる子になって……。むしろいのりとまつりは、かがみみたいにつかさへ配慮したりがあまりないから、かがみよりも食事を食べてるはずよ?」
こなた「でもお菓子はその分食べますけどねー」
つかさ「そ、それは私のせいなのっ。小さな頃から、私がお菓子を作ると試食してくれるのは、体重を気にしてたいのりお姉ちゃんやまつりお姉ちゃんじゃなくて、かがみお姉ちゃんだったからっ」
かがみ「私に甘えてくれるのは嬉しいんだけど、しょうがない子ねこの子は(なでなで)」
つかさ「えへへ〜。でも今度から、カロリー控えめのお菓子にも挑戦するね?」
こなた「(いや、控えめでもカロリーはそれなりにあるし)……分かりましたよみきさん。かがみとつかさがダイエットに成功できない理由が」
みき「……そうねこなたちゃん。かがみは作られた物は必ず食べるし、つかさは作って一緒に食べるのが好きだし……」


・世界を革命する必要はない

こなた「かがみの学級委員の件だけど」
かがみ「今度は何よ?」
こなた「ほら、少人数の組織だと、内部の恋愛はご法度だって所が多いよね?」
みゆき「特に団結力が重視される組織では、人間関係に齟齬をきたす危険があるため、内部での恋愛が禁止されている所があると聞いた事があります。しかしそれが何か?」
こなた「かがみとみゆきさんって、学級委員仲間で、私とつかさが友達になる前から付き合いあったでしょ。かがみは『高良さん』の事を嫌いじゃなかったみたいだし、実は密かに恋愛関係だったのがばれて、かがみが学級委員会にいられなくなったとか――」
かがみ「…………」
みゆき「…………」
つかさ「ここここなちゃん後ろ――ッ!!(絶叫)」
こなた「へ?」
(ぐしゃ)


・獲物(する方)

(昼食中)
みゆき「そういえばかがみさん、その椅子はどなたかから借りておられるのですか?」
かがみ「これねー、私の椅子を教室から持って来てんのよ」
こなた「かがみーん、その胸――」
(げし)
かがみ「こんな時のためにね?」
みゆき「なるほど。手元にしっくり来る使いこまれた道具でしたら、手加減も自由自在ですからね」
つかさ「お姉ちゃんは手加減してないよゆきちゃん……」


・下心(抱く方)

(昼食中)
みゆき「そういえばかがみさん、その椅子はどなたかから借りておられるのですか?」
かがみ「この席の人がね、いっつも学食行くからって、快く貸してくれたのよ」
こなた「……かがみ、そいつって男? それとも百合?」
つかさ「……その選択肢はどーかと思うなこなちゃん?(汗)」


・疎外(される方)

(昼食中)
みゆき「そういえばかがみさん、その椅子はどなたかから借りておられるのですか?」
かがみ「ああ、その子ならいつもよそのクラス行ってるわ」
こなた「そっか。やっぱりハブられ」
みゆき「てはいませんからね。なんでも、隣のクラスにお付き合いしている男子がおられるという事で……」
こなた「…………(硬直)」
つかさ「……どちらかというと、仲間外れはこなちゃん?」


・某フィールド

ひかる「ウサギは寂しがり屋だという俗説があるが、ありゃ嘘だ」
こなた「なんですとっ!?」
ひかる「むしろ縄張りに敏感だから、まあやっぱり他人と壁を作る傾向があるくせに繁殖対象とは親密な柊に似てるがな」
かがみ「……こなたのアルバイト先で一日体験してみます? 陵桜学園は私立校ですから構いませんよね?」


・殺戮うさたん

みゆき「ウサギのイメージについてですが、武士の間では、動きの俊敏さから武勇のシンボルとされていました。戦国時代後期から流行した変わり兜にも、ウサギの耳をモチーフにした物があるんですよ」
かがみ「へぇ。……でもきっとこーいう場合、『かがみは猛々しいから』なんてこなたが言うのよね」
こなた「(言えないよ……。そんな事言うと『どれだけ猛々しいか身体で教えてやるわ』とか言われかねないし……(涙))」


・中学生かがみん

ゆたか「前に中学の制服の話をした時、かがみ先輩達は近所の子にあげたんでしたっけ」
かがみ「そうよ。大して痛みや汚れもなかったし、勿体ない真似はできないものね」
こなた「回想シーンの中学かがみは凛々しい感じだから、かがみの制服を貰った近所の子は実はかがみに憧れてて、憧れの人の肌を知っている着衣に興奮して息を荒く」
かがみ「……ゆたかちゃんはこーいうお姉ちゃんに憧れちゃダメよ?」


・身長制限あり

こなた「前の体育祭で、かがみはパン食い競争に出たんだよね。原作だと私が言い当てたら、かがみが子供を泣かせそうな顔で凄んだところで終わってたけど、アニメだと豪快な疾走シーンも見られたよー」
つかさ「……お姉ちゃんに聞かれたらこなちゃんが泣くね」
みゆき「しかし、パン食い競争のパンの高さは、全てのコースで同じなのですよね? だとすると泉さんが参加されたら、かがみさんとの身長差は20cm近くありますので、いくらスポーツ万能でも、泉さんの勝ち目はなかったでしょう」
つかさ「そっかー。パンが美味しいとかそーいう理由じゃなくて、こなちゃんにちょっかい出されない種目をお姉ちゃんは選んでたんだ」
こなた「ひどいやかがみん……私と同じクラスになりたがるのに同じ種目はまっぴらごめんだなんて……」


・夢の目覚め

こなた「ずーっと前から思ってたけど、かがみって夢がないよねー。血液型だって、おみくじだって、シビアに否定してたじゃんか」
かがみ「努力や裏付けがないのが嫌なだけよ。夢を持つならさ、せめて実現しようという心構えが欲しいわね」
こなた「おっきく出るなー――わわっ!?(むぎゅっ)」
かがみ「こなたが実現したい夢があるなら、そのための勉強ができるように助けてあげるから。だから、アンタの家でいいなら、いくらでも一緒に勉強してあげるわよ? 理系全般が苦手でも、文系は苦手ってほどじゃないんでしょ?」
こなた「うぅ……。嬉しいんだけど、成果が上がった時のご褒美もそうじゃない時のお仕置きも、かがみの嬉しそうな顔と、私の顔に当たってるかがみの胸を見てると、均等におっかないのは何で?」


・かがみ親王妃殿下

こなた「かがみの小学生の時の目標って、総理大臣だったんだよねー。可愛げがない夢だけど、今も弁護士志望な辺り一貫性があるよ」
かがみ「漫画やアニメに影響されて夢が一定しなかったアンタに、あれこれ言われたくはないわよ」
こなた「でもさー、総理大臣っていえば若くても50代だよね? そんなおばさんのかがみを想像したくは……いや、みきさんに生き写しの女性になると思うから、50代でもすごい美人で通用するけど――」
かがみ「ちょ、ちょっとこなた? なに考え込んでるのよ?」
こなた「つい最近生まれた親王殿下にお近付きになれば、ちょっと年上だけどかがみも、将来は総理大臣より断然偉い皇后陛下に……」
かがみ「無茶過ぎるわよそれっっ!!(汗)」


・先手を打つ

こなた「かがみが携帯電話でジェスチャー付けてた話だけど、アニメ版だとただおさんに用事あった人で、しかもかがみの電話番号知ってる=かがみとも面識ある、敬語を使っていた=大人の人なんだよね。でも、『いやとんでもない。まだまだ未成年ですから』『違いますって。そんなんじゃありませんよぉ』って――まさか私とかがみの関係を勘繰って!?」
かがみ「未成年にはマズい事を企んでたのかアンタは? ……でもあの時は何の話題だったのかしらね」


・リミットブレイク

みき「すみません、おあいそを――」
店「現物限定のトロハマチ入りましたよー、ど〜すか!?」
かがみ「(ゆらり……)まずは落ち着いてリミットカットを――……(カチャカチャ)」
つかさ「お、お姉ちゃん……(汗)」

(翌日)
つかさ「という事があってさー、お姉ちゃんもお母さんも結局たくさん食べちゃったの」
かがみ「わーっ!?」
こなた「そんな事してるとまた太るよー。少しはダイエットでもしたらー?」
かがみ「(ゆらり……)まずは落ち着いてリミットカットを――……(カチャカチャ)」
こなた「か、かがみさん、いやかがみ様、前をはだけて一体何を?(慌)」


・惚れた弱味

つかさ「お姉ちゃんって、お母さんに凄く似てるよね」
かがみ「そ、そうかな? まあよく言われる事は確かだけど、つかさだって目の感じがお父さんに似てるわよ」
つかさ「だよね……。だから、お父さんとお母さんみたいに、私とお姉ちゃんが愛し合うのも必然なのかな?」
かがみ「姉妹だからせめて好き同士に……ああん……」


・姉妹の凹凸

(アニメイトにて)
かがみ「おっ、私とつかさがセットのフィギュアが出るのね」
つかさ「ねえねえ、この『凹凸ツインズはいつも仲良し』って、どちらが凹でどちらが凸なんだろ?」
こなた「んー、つかさが凹でかがみが凸かな」
みゆき「私は、かがみさんが凹でつかささんが凸ではないかと」
かがみ「何で?」
こなた「つかさは何かとドジが多くてへこむじゃん? かがみは胸とかお尻とか他にも――」
(ぐしゃ)

つかさ「え、えっと、ゆきちゃんは?」
みゆき「つかささんは、お料理をかがみさんにお教えする際や、携帯電話の使い方をお父様に質問された際など、ご自分がお役に立てる際には誇らしげになられますよね。一方でかがみさんは――」
かがみ「クラス分けだとか体重だとか言いたいの?」
みゆき「胸の谷間、腰のくびれ、お尻の割れ目、そして――」
(べしゃ)


・親友の凹凸

こなた「でもいいよ二人とも。私は幼児体型で凹凸ないし……」
かがみ「だからといってあれは、みゆき共々調子に乗り過ぎよ。少しは反省しなさい」
みゆき「はい、申し訳ありません。しかし、かがみさんとつかささんの両方が凹凸があるという考えもできるかもしれませんね(……つかささんもまあ、泉さんや小早川さんやみなみさんよりは、確実に胸などの肉付きが良さそうですし)」
こなた「二人とも凹凸両方を持つ、つまりは両性――」
つかさ「その場合、こなちゃん相手に後者の機能を働かせるからね?」


・夫婦の凹凸

かがみ「凹凸といえば、日本神話の国産みだと、イザナギの命からイザナミの命に、『私の身体には余っている部分があり、貴方の身体には足りない部分がある』なんて言われて、それからいろんな島を産んでるのよ」
こなた「日本が神様の(ピー)で生まれたと考えると、成人向けゲームや成人向け同人誌がこんなに多いのも納得できるよね」
かがみ「ちょっと鎮守の森の奥まで来なさいこなた。神話の一場面を実行してあげるわ(怒)」


・おもいで

こなた「前に口絵に出てた小さな頃のかがみんって、胸に十字架を下げてたよね。神道の信者がそんな事してていいの?」
かがみ「べ、別にいいのよ。十字はキリスト教にしか関係ないわけじゃないし、『これはキリスト教とは関係ない』って思えば」
みゆき「ちなみに十字は、円形と同じく、シンボルとしての使用が非常に多く見られます。キリスト教を弾圧した薩摩の島津家も、古い時代の家紋は単なる十字でしたね。それに卍もヨーロッパでは十字の一種として扱われ、主にドイツやその周辺で用いられたんですよ」
かがみ「…………まあ実は、そんなこだわりが無い、というかいい加減ないのり姉さんがプレゼントしてくれたんだけどね」
つかさ「だからお姉ちゃんね、身に着けなくなっても、あのペンダントは大事にしてるんだよ。そういえば、萌えドリルに出る時にも使ってたっけ」
こなた「『Fate』の凛のコスプレの十字のペンダント、そんな所に由来があったなんて……まあ無くてもコスプレに不可欠だから、適当な所で買っただろうけど」


・専有物にあらず

こなた「十字架の事は分かったけど、アニメだと教会に通って賛美歌まで歌ってたよね」
かがみ「あれはね、教派神道の教会に通ってたの。神道だと、神様を祀る事より布教を中心にした施設を、神社じゃなくて教会と呼ぶのよ。出雲大社系ならウチと神様も共通してるし、何も問題ないんだけど、アニメのスタッフがキリスト教の教会と勘違いして、余計なエピソードまで付け加えたみたいね」
こなた「……ごめんなさい、私には何が何だか分かりません」

かどうかは謎ですが。


・文芸の春と秋

こなた「かがみは弁護士志望だけど、弁護士にもいろんなのがあるんだってね。国際弁護士とか顧問弁護士とか。てっきり弁護士って、裁判の弁護しかしないのかと思ってたよ」
かがみ「さすがにそこまで具体的な事は考えてはいないけど、自分で納得できる進路を選びたいわね」
こなた「どこか大きな神社の顧問弁護士とか。かがみは神社の事に詳しいからもってこいだろうし――」
こなた「それとも、みゆきさんがお医者さんになって、その病院でかがみが医療関係の案件を扱うとか――」
こなた「ひよりんがプロデビューして、その出版社の弁護士に――」
こなた「オタク文化を海外に紹介するパティと組んで、アニメや漫画関係の国際弁護士なんてのも――」
こなた「もしかして、母校の陵桜学園の顧問弁護士だったり――」
こなた「決めた! 私、小説家になって菊池寛みたいにヒット作で出版社を創設して、かがみを私の出版社の編集者兼顧問弁護士にするっ! もちろんつかさは社員食堂のチーフで、みゆきさんは診療室の担当医にっ!」
かがみ「……たとえ思いつきでもやる気を出してくれるのは有難いけど、まずはおじさんに相談してみなさいよ?」


・ふたつでひとつ

(双生児の話の後――)
かがみ「(ブツブツ……)」
こなた「(ぐ――〜っ)」
こなた「かがみの卵とかソーセージとかの話きいてたら、お腹すいたネ」
かがみ「(くっ、自分からネタ振っておいてそれか――っ)」
つかさ「こ、こなちゃんっ。いつの間にお姉ちゃんの身体のソーセージの秘密をっ!?」
こなた「そそそそそそんな話知らないよっ!! かがみにそんなの付いてるなんてっ!!」

(しばらくお待ち下さい――)

こなた「あうぅ……グーで殴らないでよかがみぃ。つかさはデコピンで済ませるくせにぃ」
かがみ「もっと後の時間の二次創作ならともかく、まだ1巻で2年生の初めなのにそんな事言うなっ」
つかさ「で、でもお姉ちゃん、ここのコーナーも二次創作なんだから、筆者さんの考え次第でお姉ちゃんとこなちゃんは合法的に――」
かがみ「やめい。(向き直って)筆者さんも変な創作意欲を掻き立てないで下さいよ!?」


・背丈は標準的なはずですが

こなた「前々から思ってたけど、かがみってロリコン?」
かがみ「ななな何でよっ!?」
こなた「私とかつかさとか、絡む相手は幼いのが多いじゃない。近頃はいつゆーちゃんに手を出すか心配だよ」
かがみ「……絡むだの手を出すだのはさておいても、みゆきは一体どーなるのよ」


・せっかく

こなた「かがみは回転寿司で、ネタの乾いてるのが嫌だってわざわざ注文するけど、嫌な客は言い過ぎにしても、普段のマナーに厳しいかがみはどこに行ったのさ?」
かがみ「だ、だって、ウチで食べるお寿司は、お父さん達が氏子さんちで貰ってきたり、社務所の集まりで余った分だったりで、全然新鮮じゃないんだから、たまの機会にそれくらいの贅沢はいいじゃないのっ」
こなた「さもしいよかがみん……というかつかさも止めなよそれくらい……」

あくまでも想像です。
こなた「まあかがみは、食事に関しては普段の抑制が効かないみたいだしね。回転寿司でリミットカットした時も、お正月に延々とお餅を食べ過ぎた時も、アニメのケーキバイキングで私に無理矢理詰め込んだ時も無茶してばかりなんだから、妻として夫の身体が気になるよ」
ナレーションに突っ込まないで下さい頼みますから(汗)。


・母と姉の想い

こなた「でもさ、回転寿司にみきさんとつかさと行った時の場面を見返すと――右、つまり回転寿司のコンベアの上手側からつかさ、かがみ、みきさんの順に座ってるよね。ネタが先に回って来る側につかさを回すかがみはやっぱりお姉さんだし、みきさんもやっぱりお母さんだよー」
つかさ「あ、ホントだー。……もしかして好みが近いからお姉ちゃんの好きなのを先に食べてばかりだった? ごめんね?」
かがみ「も、もうっ。こなたもつかさも私を恥ずかしがらせるのはうまいんだから。……ところでこなた、おじさんや成実さんは回転寿司だと、やっぱり下手に座ってくれるの?」
こなた「お父さんは出前を取るか、回転しないお寿司屋さんに行くんだよね。六人もいて賑やかなかがみんちに比べると、食費その他諸々の負担が少ないから」
かがみ「(嫌味かそれは。アンタとおじさんは趣味費で相殺して有り余るくせに)で、成実さんは?」
こなた「ゆい姉さんは上手に座るんだけど、自分が取ったのを私やゆーちゃんにあれこれ勧めるんだよね。ホント、姉さんにとって私達はいつまでたっても小さな子供なんだから」
つかさ「お姉ちゃんもね〜、私が取り損ねると代わりに取って、黙って私の前に置いてくれるんだよ〜」
かがみ「何だかいつの間にか、つかさとこなたの気の合う所が一つ増えたみたいね(汗)」

いや、あくまでも後半は想像ですが。


・中学生かがみん(体育編)

こなた「ゆーちゃんの中学時代の制服の話題の時に、かがみの制服は近所の子にあげたって聞いたんだけど、体操服やスクール水着もその子にあげたわけ?」
かがみ「まあそうよ。一括してあげた方が親切だものね」
こなた「許せない……かがみの肉体と触れ合った衣服を身に着けて日夜ハアハアし続けるなんて……!」
かがみ「…………したいのかこなた? 『もちろん』とか言われたら果てしなく嫌だけど」


・三年間の成長

こなた「でもつまり、その子とかがみは体型が似てるって事だよね? でも3年も年下で同じ体型じゃ、すぐに身体が成長してきつくなんない?」
かがみ「余裕は持たせてるわよ。それにどうせ私のお古なんだから、新しくサイズの大きいのを買うにしても抵抗感は少ないでしょ。実際私も中学の途中で、貰い物の制服と体操服と水着が、胸もお尻もきつくなって買い換えたんだし」
こなた「…………さりげなく自慢されると辛いのですがかがみ様(涙)」


・千早ぶる

かがみ「ちょっと前、えーと(ぱらぱら)2巻の頃に、ファミレスの喫煙席がトイレに近いって話をしてた時、理由を知ってたこなたは私に――多分つかさ込みで――、『これだから社会に労働貢献した事ない人は』って言ってたわよね? しかも含み笑いして、いつもの事だけど失礼な奴なんだから」
こなた「ず、随分古い事を根掘り葉掘り本筋に関係ない所まで蒸し返してっ! そんなんじゃ子供に嫌がられるよかがみっ!」
つかさ「……子供ってこなちゃんの事?」
かがみ「言えてるわねー。……ってのはともかく、私達が巫女をしてるのは知ってたでしょ。あれがまさしく『社会に労働貢献』じゃないの」
こなた「いや、いくら働く場所の規模が大きくても、お給料じゃなくてお小遣いを貰ってるのはノーカウントでお願いしたく……(汗)」


・カウンター

こなた「いやー、かがみは相変わらずツンデレだね♪」
かがみ「…………いくら否定しても誰も聞く耳持たないから、この際肯定してやる事にしたわ」
こなた「え?」
(つんっ)
こなた「ふぁあっ!!」
かがみ「ふふー、可愛い声出しちゃってもうー♪」
こなた「か、かがみさん!? いきなり何を――」
(つんつんつん)
こなた「ふぁっ、ふぁっ、ふぁあっ!! やめて下さいご主人様そこだけは……あああっ!!」
かがみ「こなたの身体をつつきながらデレデレする……これもツンデレと言えるでしょ?」
こなた「そんなの攻守が逆――ああっ、ああっ、ああ〜〜〜〜っっ!?!?」
つかさ「あ、あのーお姉ちゃん? こなちゃんにお仕置きしてるの? それともこなちゃんといちゃいちゃしてるの?(汗)」


・よくネタになる、カワイイ。

(アニメイトにて)
こなた「おっ、かがみとつかさのfigma出るんだ」
ひより「『よくうごく、キレイ。』がキャッチフレーズの、可動式・パーツ付け替え可能なフィギュアですね。泉先輩に次ぐ第二弾っスけど、私達もご相伴にあやかりたいものですよー」
こなた「『双子姉妹のしっかり者の姉。figma柊かがみ!』『双子姉妹のおっとり妹。figma柊つかさ!』か……」
こなた「もしかがみが、しっかり者じゃなくてしっとり者なら、私との逢瀬でしっとり濡れて――って、リアルで同性趣味ないって設定は過去の物か私?」


・ディフェンシブイメージ

かがみ「また前の話だけど――1巻の頃、2年の夏休みに、部屋の片付けに時間がかかって、お父さんに呆れた目で見られた事があったのよ」
こなた「そーいうトコはやっぱり、つかさと姉妹なだけはあるよね。で、その時……」

(回想シーン)
こなた「そういえば、つかさは?」
かがみ「あの子、あんま物捨てないから時間かかるのよね。まだやってるみたい」
こなた「あー、つかさって何でも取っておきそうだもんね。逆にかがみは何でもズバズバ捨てそう」
かがみ「何で、あんたの中の私のイメージってそんなに攻撃的かなァ。毎回思うけど」
こなた「……でもかがみ、恋人は捨てたりしないでよ?」
かがみ「何言ってんのよ。こんなちんまり愛らしい彼女を、私が捨てるわけないじゃない」
こなた「かがみ……嬉しい……」

こなた「てな会話があったの覚えてる?」
かがみ「末尾を捏造するな。……ああもう、いっその事つかさじゃなくてこなたが田村さんにネタを提供したら?」


・狙われ目

かがみ「それと3巻で、こなたがゲームしようとする度に電話がかかって来た時――ていうのはおじさんとゆたかちゃんから聞いたんだけど、楽しい所を集団で邪魔して悪かったわね」
こなた「黒井先生とみゆきさんも含めてタイミング悪すぎだよ。でさ……」

(回想シーン)
こなた「かがみ達さぁ、私の部屋に監視カメラとか付けてないよネ?」
かがみ「はぁ?」

こなた「……で結局、この後は、『そんなわけないでしょ』でも『当然でしょ』でも、好きなように妄想できるというわけだよね? もちろん私としては後者の展開で、私もかがみの部屋に監視カメラを付けてえっちな所を――というのが理想なんだけど」
かがみ「……変化球で、私は付けてないけどみゆきと黒井先生が付けてたという展開でもいいか?(疲)」


・無理は厳禁

こなた「かがみってダイエットに失敗してばかりみたいだけど、体型は別に変わってないよね?」
つかさ「……何でそれを私に聞くのこなちゃん?」
こなた「いや、直接聞くと怒られそうで……」
つかさ「実はお姉ちゃん、ダイエットに失敗すると落ち込んで体重が減っちゃうの……。体重計を見る元気もないから本人は気付いてないんだろうけど……」
こなた「変な所が繊細なんだよねかがみ……。そんなお姉ちゃんを慰めようとつかさがお菓子を作って、そしてまた体重が増えるとか」
つかさ「そそそんな事ないよこなちゃんっ!?(汗)」


・他一名

こなた「やほー、つかさ他一名」
かがみ「くっ……ああはいはい、おはよ」
つかさ「こなちゃん……お姉ちゃんに凄く失礼だよ?」
こなた「でもさー……」

こなた「やほー、かがみ他一名」
かがみ「待てあんた」
つかさ「えうっ……ひどいよこなちゃん! 私も友達なのに、いつもお姉ちゃんばかり相手にして!」

こなた「……こーいう事になるのが嫌だから、つかさをネタにするのはためらいがあって」
つかさ「そ、それは嬉しいんだけど、お姉ちゃんに悪くて嬉しさも帳消しになっちゃうよぉ……」
かがみ「そのためらいの半分でも、私にかけてほしいんだけどね。でないとそのうち、私も『こんにちは、ゆたかちゃん他一名』とか言いかねないわよ?」


・甘えんぼ?

かがみ「アニメ版のドラマCDを聴いたんだけど、意外というか、一部のオリジナルエピソード以外は、少しいじってたけどほぼ原作そのままだったわね。まあ、それはそれでいいんだけど……」
まつり「か――かがみが、私を『お姉ちゃん♪』と……」
いのり「まつりー、そろそろ帰っておいでー?(汗)」
かがみ「……まつり姉さんがずーっとあの調子なのよね(汗)。まったく、そんなに私の台詞間違いが面白いのかしら?」
つかさ「(こなちゃんにもそうだけど、好意に鈍感だよお姉ちゃん……。まつりお姉ちゃんがライバルになると私が大変だから、かがみお姉ちゃんには何も言わないけど……)」


☆高良みゆき編


・呼び方(3年B組編)

こなた「みゆきさんって、かがみとつかさは名前で呼んでるのに、私だけ『泉さん』って呼んでるよね?」
みゆき「言われてみると確かにそうですけど、かがみさんとつかささんは名字が同じですから、区別しようと意識しているのでしょうね。みなみさんも家族ぐるみでお付き合いがありますから、名字ではなく名前で呼んでいますし」
こなた「…………ねえみゆきさん、たまには理論抜きで楽しい話とかできないの?」
みゆき「…………私は楽しいですよ? それより、泉さんも私を『みゆきさん』と呼んでおられますけど?」
こなた「あー、あれはみゆきさんが知識豊富で、つい尊敬しちゃうからだろーね」
みゆき「なるほど。よく宿題を教えてもらうかがみさんを、時々『かがみ様』と呼んでらっしゃるのと同じ理由ですね」
こなた「いや、それはちょっと違うかも……」


・せめて人気も

みゆき「ところでつかささん……」
つかさ「な、何なのゆきちゃん?」
みゆき「『萌えの三冠王者』の三冠とは、一体どのような記録を指すのでしょう?」
つかさ「ええっ!? えーーと、愛・友情・煩悩?」
こなた「それは畑亜貴さんつながりのゲーム『悠○幻○曲』の絆度の条件(しかもファンサイトでのジョーク)だよ。萌えの打率・ホームラン数・得点数だっけ?」
ななこ「このオタクめー! 『バッ○リー』『お○きく振り○ぶって』だけならまだしも、野球本体までどーしよーもない妄想で穢すなー!(怒)」


・親戚いっぱい晴れ着いっぱい

こなた「ところでみゆきさん、お正月に行った田舎の家って、自分もゆかりさんも東京出身なのによくそんな所があったね?」
かがみ「別にお母さんの実家じゃなくても、お父さんの実家とか、お祖父さんやお祖母さんの実家とか、もっと遠い親戚の家とかあるんじゃないの? それに東京都だって、多摩地方の奥の方だとか伊豆諸島だとか、立派な(?)田舎はあるんだし」
みゆき「……真実はご想像にお任せいたします。実は母の実家は陵桜に近い足立区の片隅にあって、などというオチもありでしょうが」


・育成ルート

かがみ「みゆきの知識って、本を読んだりしたものが中心なのよね?」
みゆき「ええ。前にも言いました通り、母が寝る前に本を読んでくれたり……いつも母が先に寝てしまっていましたが」
こなた「つまりおばさんがヲタクだったなら、みゆきさんもそちら方面の知識が豊富になって立派なヲタクに成長して……」
つかさ「そんなゆきちゃんを想像するのは怖いからやめて〜〜!!」


・世間様に同意見多数

(お餅)
みゆき「(うにょ〜ん)」
(ピザ)
みゆき「(うにょ〜ん)」
(水飴)
みゆき「(うにょ〜ん)」
(とろろ)
みゆき「(うにょ〜ん)」
こなた「何ー!? この立ったり座ったり歩いたりする萌え要素ー!!」
つかさ「というかゆきちゃん……とろろで何でそこまで粘るんだろ……」


・知っているのかサンダーボルト

こなた「ねえみゆきさん、これさー」
みゆき「ああ、それは(中略)ですね」
こなた「みゆきさんって、ホント解説が多いよね」
みゆき「すみません。もしかして余計でしたか?」
こなた「いやいや。そーいうみゆきさんを見てるとゲームのキャラを思い出してね」
かがみ「何だ? またギャルゲーの女性キャラか?」
こなた「うんにゃ。エロゲーで事に及んだ男性キャラ多数。なぜか真っ最中に克明な描写をするのが多いんだよねー」
みゆき「え……っ!?(赤面)」
かがみ「……こなたにはもう何も言う気はないけど、たまには殴り倒していいんだぞみゆき?」


・ちょっと寄り道

かがみ「みゆきって、どれくらいかけて家から通ってるの?」
みゆき「高級住宅地と言われても、せいぜい青山か麻布か白金台辺りかと思っていましたけど、アニメ版によると田園調布らしいですね……明言はされておりませんが」
こなた「東武伊勢崎線〜地下鉄日比谷線〜東急東横線って乗り継いでると、電車の時間だけで1時間半は掛かるじゃない。私達はせいぜい20分しか乗らないのに、それでよく疲れないよね?」
みゆき「でも、定期券で電車を途中下車できますので、いろいろ助かる事はあるんですよ」
つかさ「え〜〜とっ、上野とか秋葉原とか銀座とか六本木とか?」

携帯電話『みゆきー、上野のアメ横でおせち買ってきて〜』

携帯電話『みゆきー、秋葉原のヨドバシカメラでDVD買ってきて〜』

携帯電話『みゆきー、銀座の木村屋でパン買ってきて〜』

携帯電話『みゆきー、六本木ヒルズで』

みゆき「──などという事がありまして」
つかさ「……それはゆきちゃんじゃなくて、おばさんが助かってるんじゃない?」


・謎の深層(誤字にあらず)

みゆき「でも、なぜにゃもーさんや角川書店さんは、私の家が田園調布にあると明言なさらないのでしょう?」
こなた「やっぱり地元の自治体とかが、聖地になってマニアが巡礼で殺到するのを嫌がってるんじゃない?」
かがみ「てゆーか、個人の住宅街をそのまんまモデルにするのはマズいからじゃないか? 小さな自治体ならともかく、東京都の区部レベルだと特に経済効果も望めないでしょーし」
みゆき「そういう事ですか……。春日部市や春日部共栄高校や鷲宮町や鷲宮神社や幸手市のように好意を持って頂けるのは、大変有難い事なのですね(深々)」
つかさ「ゆきちゃんっ、その宣伝あんまりさりげなくないよーなっ(汗)」


・裏の顔(野望編)

こなた「みゆきさんってさ、プロフィールの嫌いなものに『お医者さん(とくに歯科医)』ってあるのに、どーしてお医者さんを志望してるの?」
みゆき「お医者さんに与えられた様々な苦痛を将来の子供達に与えて、憂さを晴らしたいと思いまして」
こなた「…………」
みゆき「なんて冗談ですよ。私みたいにお医者さんが苦手な人にも安心してもらえる医師を目指してますね」
こなた「…………ホント?」
みゆき「本当ですっ!!(滝汗)」


・柔らかい

つかさ「うわー、ゆきちゃんの体って柔らかーい」
みゆき「そ、そうですか?」
つかさ「うんうん。こんな綺麗に背筋曲がるし」
みゆき「ひゃっ! ちょ、ちょっとくすぐったいですっ」
かがみ「つかさー、それくらいで勘弁してあげなさーい?」

こなた「うわー、みゆきさんの体って柔らかーい」
みゆき「そ、そうですか?」
こなた「うんうん。胸も太腿も弾力あるし」
みゆき「ひゃっ! そっ、そう言いながら揉まないで下さいっ」
かがみ「女同士だからって痴漢行為に耽るな。みゆきもたまにはきついお仕置きしていいんだぞ?」


・親子じゃないだけ…

みゆき「……(ず〜〜ん)」
かがみ「どうしたのよみゆき? すっごく元気なさそうだけど……」
みゆき「母と一緒に買い物に行ったのですけど、お店の人に姉妹と間違えられまして……」
つかさ「ほ、ほらっ。ゆきちゃんのお母さんはとても若々しい人だし、ゆきちゃんは大人っぽいから……」
かがみ「でもみゆき、前も電話でお母さん扱いされた事が何度もあるって言ってなかった? それに比べればマシなんじゃないの?」
みゆき「話したんですねつかささん……?」
つかさ「こ、怖いよゆきちゃんっ!(涙)」
こなた「まあまあ。でもまさかみゆきさん、おばさんのお姉さんだと思われたとか?」
みゆき「……図星です。うう……(涙)」
こなた「……ま、まあ私とお母さんや、かがみとみきさんからすればありえなくはないけど、どんな格好してたんだゆかりさん?」


・み雪さん

こなた「小学校の雪合戦の話をしてたら、みゆきさんが『そうですね〜』と相槌打ってたけど、やっぱりみゆきさんが雪の玉を人にぶつける図が想像できないんですけど……」
つかさ「でもゆきちゃんはおっとりしてるから、ぶつけられちゃう方だったかも?」
こなた「ここはやはり、頭の良いみゆきさんらしく(1)作戦指揮?」
つかさ「ゆきちゃんは根気があるから、(2)雪玉係だったかもしれないよ?」
こなた「うーん、もしくは(3)罠係とか」
つかさ「(4)雪合戦を忘れて、他の遊びに熱中してたのかも〜」
みゆき「あのー、一応(5)隅っこで参加でした。ですから雪玉を当て合った事はほとんどないですね」

だと思います。


・X次に本質あり

みゆき「二次創作とは、既存の作品を明確なモチーフにして作成されたものです。例えば、同人誌即売会で見られる『らき☆すた』同人誌が良い例ですね」
みゆき「古い作品のリメイクや先行作品へのパロディや、和歌の本歌取りに代表されるイメージ及び世界観の拝借も同様でしょう」
みゆき「より明確な例では、中国の小説『金瓶梅』は『水滸伝』の二次創作ですが……」
みゆき「『金瓶梅』の同人誌は、二次創作でよろしいのでしょうか? それとも三次創作と呼ぶべきでしょうか?」
ひより「いや……そんなコアな本はないっスから多分」


・何でも知ったりしないで

こなた「みゆきさんってホント、何でも知ってて凄いよね」
みゆき「確かに知識を集める事が楽しくて、その結果として知識が豊富になりましたけど、それでも知らない、でも知りたいという事はあるんですよ」
つかさ「へぇ〜。ゆきちゃんもそういうのがあるんだ?」
みゆき「ええ。――例えば、泉さんが触れられると一番敏感な通常の部位はどこなのかとか」
こなた「……へ?」
みゆき「つかささんとかがみさんが一緒に寝られる時に考えておられる事とか、かがみさんが泉さんをもっと好きになるために泉さんの何を矯正なさりたいのかとか、みなみさんが胸を大きくするためにどのような運動を試みておられるのかとか、母が父と深夜に――」
つかさ「ゆきちゃんストップーっ!! 昼間から変な暴走やめてーっ!!(汗)」
こなた「てゆーかさ、それを本気で知ろうとしたらタダのストーカーだよみゆきさん……(汗)」


・和風の所以

こなた「みゆきさんちは洋風のお金持ちなイメージがあったけど、お正月の時は神社の娘のかがみやつかさより日本人してるよねー」
みゆき「実はそれだけではなく、クリスマスはロシア風に祝っているんです。母方が、ロシア革命の混乱期に日本に亡命してきた白系ロシア人の血を引いているもので。ちなみに神戸の洋菓子店のモロゾフを開業された方や、読売ジャイアンツの名投手スタルヒン、あの名横綱大鵬のお父さんも白系ロシア人なんですよ。……ただし白系ロシア人には、ウクライナ人やタタール人なども含まれていますけど」
かがみ「だから、みゆきもお母さんもそんなに色が白いのね」
つかさ「じゃ、じゃあ、おばさんはボルシチとか作れるの?」
みゆき「ええ。……恥ずかしながら母は普通の料理がお世辞にも上手とは言えませんが、ロシア料理だけはそれなりにこなせるもので」
こなた「……ゆかりさん、天然以外にも取り柄があったんだ……」
みゆき「父方の祖母の家は中国系ですので、私の家でも旧正月には中国式の飾りをします。さすがに爆竹は鳴らせないので、横浜の中華街まで行って我慢をしますが……」
つかさ「ゆ、ゆきちゃんちって国際的だね? ハ、ハラショー? 什麼様?」
かがみ「混乱するなつかさ。いくら外国人の血を引いていても、みゆきは日本語を話してる日本人よ?」
みゆき「だからこそ、日本人としてのアイデンティティを保つために、我が家では日本の行事を本格的に営んでいるのでしょうね。ちなみに、親戚の兄の家はインド人の血を引いていますので、本格的なインド式のカレーを振舞ってくれるんですよ。別の親戚の家はアイヌの出身で、アイヌの文化には非常に詳しく……」
こなた「……ごめんみゆきさん。際限なさそうだからその辺にしておいて」

かどうかは知りません。


・ちなみに、「お兄ちゃん」とは呼んでないそうで

つかさ「ゆきちゃんの親戚のお兄さんって、ゆきちゃんとその、ラブラブだったりするのかな?」
みゆき「そっ、そんな事ないですっ」
みさお「そんな事言って、あやのと兄貴みたく――」
あやの「……みさちゃん?」

つかさ「…………日下部さんと峰岸さんはさておいちゃダメなよーな気もするけど、ホントはどうなの?」
みゆき「実は……兄は既婚者で、しかも父の30歳近く年の離れた弟で、つまり実際は叔父にあたりますから、そもそも最初から恋愛とは関係ないですよ。ですから安心して下さいね、つかささん」
つかさ「(あ、安心ってどーいう意味で!? 抜け駆けされてないから? お姉ちゃんにとってフリーだから? まさか私を誘ってる??)」

かどうかは……さすがにつかさの妄想はなしでしょうが……。


・武術マスターみゆきさん

つかさ「ねえゆきちゃん。ゆきちゃんって、公式ガイドで『文武両道』って書かれてたけど、武術なんかやってたんだ?」
みゆき「そっ、その辺はご内密に……コミックスでもアニメでも具体的な描写は出ていないもので、というか、使う機会がないのは幸せかもしれませんが」
かがみ「こなたは合気道系の武術だっていうから、みゆきは全く別の武術かしらね」
こなた「実はみゆきさんは、一子相伝の暗殺術の継承者で……」
みゆき「あの……剣術や弓術ならまだしも、さすがにそれでは、まったりした『らき☆すた』世界には不似合いなのではないでしょうか……(汗)」


・アイスクリーム入り大福

こなた「おーい、ゆきみさん」
みゆき「……まさか泉さん、同名のお菓子にかこつけて私の胸をっ!?」
こなた「……確かにそのつもりだったけどさ、近頃のみゆきさんは私に影響されたのか発想がエロいよ?」


・お嬢様の仮面を外して

こなた「おーい、身剥きさん」
みゆき「…………その漢字表記につきましては、一晩じっくりと語り合いたいものですね?(ぴくぴく)」


・ゆきちゃんをすき

つかさ「やっほー、悠基ちゃん」
みゆき「私、大嘗祭に使うお米を収穫する国のうちの1つですか?」
こなた「……ボケるつかさも突っ込むみゆきさんも、専門的で私には分かんないよ……」


・玉の如く

かがみ「おーい、みつき」
みゆき「……妊娠3ヶ月の妊婦じゃないんですから、『あと7ヶ月』なんて言わせないで下さいね(汗)」


・わがままの味

パティ「ハイ、milkyセンパイ?」
みゆき「……パトリシアさん、牛の乳ネタはいい加減にしないと怒りますからね?」
パティ「ノーっ! 助けてヒヨリーっ!(汗)」


・みなみの海

ななこ「おーい、トカラー」
みゆき「鹿児島県にある群島とは関係ないのですが……。ちなみにトカラには、宝島という島もありますよ」
ななこ「ちなみにな、中央アジアにもトカラっつーオアシス国家があったんやで」
こなた「……すみません。頭痛がするので保健室に行ってもいーですか?(汗)」


・申し訳ないどころでなく

みゆき「はぁ……泉さんはなぜ、宿題が難しかった時に、私ではなくかがみさんを頼られるのでしょうか?」
かがみ「こなたは『みゆきさんは素直に見せてくれるから申し訳ない』とか言ってたけど、それなら『頼ってばかりだとためにならない』ってこなたに言ってやったら? こなたは天邪鬼だから、つっぱねられるとかえってその気になるのよね」
みゆき「でもそれには、かがみさんに宿題を頼れないシチュエーションが必要ですよね?」
かがみ「その辺りは、黒井先生か桜庭先生に相談して……」

(翌日)
こなた「クラスの間で答を写し合うのを防ぐために、かがみのクラスには宿題が出てなかったなんて……仕方ないから写させてみ――」
みゆき「泉さん、そう易々とかがみさんや私に依存する自堕落な態度でよろしいとでも、本気で思ってはいませんよね?」

(その翌日)
みゆき「強く言い過ぎてしまったみたいで、結局泉さんは黒井先生に指導室へ連行されてしまいました……(汗)」
かがみ「みゆき……関係ないつかさまで怯えるくらい怖い目に遭わせたのがまずかったんじゃないでしょうね……」


・「み」と「ゆ」と「き」

つかさ「ゆきちゃんの名前って、ウチのお母さんの名前と似てるよね?」
みゆき「えっ!? えーと確か、みきさんでしたよね?」
かがみ「確かにお母さんはみきで、アンタはみゆきだから、1文字多いだけよねぇ」
みゆき「あの素敵なお母様と名前が似ていましたとは、何だか恐縮してしまいますね(照)」
つかさ「あと、こなちゃんの叔母さんで成実さんとゆたかちゃんのお母さんの、ゆきさんとも似てるね〜」
みゆき「ま、ますます恐縮な気分ですっ(赤面)」
かがみ「(……というかアンタら気付けってば。つかさがみゆきを呼ぶ呼び方とまるっきり一緒じゃないの)」


・寂しいよりも賑やかに

みゆき「私は皆さんがお揃いの場にいる事が多く、二人きりでいる事があまり多くありません」
ゆかり『でも家だと私と二人きりよね?』
みゆき「家の外での話です(というか、携帯電話で何を話しているんですかお母さん)。――確かに家が遠くて泉家や柊家にお邪魔する機会が少ないとはいえ、学校ではなぜ、ちんまり可愛らしい泉さんを愛でたり、とても凛々しいかがみさんを独り占めにしたり、ふんわり甘いお菓子のようなつかささんに甘えたりする事ができないのでしょう」
こなた「……みゆきさんの妄想のせいだと思うよ私。今も話の途中でかがみとつかさが逃げ出してたし」


・淡い憧れ

みゆき「あの、お母さんっ」
ゆかり「な〜に? 私の可愛いみゆき♪」
みゆき「この前、私やみなみさんの友達が大勢お邪魔しましたけど、かがみさんとつかささんや、泉さんと小早川さんみたいな姉妹の繋がりは、本当に羨ましかったですね」
ゆかり「他人のモノを欲しがらないみゆきが珍しいわね。……もしかしてあの子が――『お兄さん』が恋しくなった?」
みゆき「か、からかわないで下さいっ! 確かにお兄さんにも会いたいですけど、他の親戚のみんなにも会いたいのは同じですからっ」


・天然系インフェリア・コンプレックス

(続き)
ゆかり「ふふ、冗談よ冗談」
みゆき「もうお母さんったら。心臓に悪いですよぉ」
ゆかり「でもね、だからといって、つかさちゃんやゆたかちゃんみたいな可愛い妹は作れないわよ」
みゆき「つつつ作るって!?」
ゆかり「(右から左へ受け流す)だって、私に似てたらみゆきにお世話させるのが大変だし――」
みゆき「(自分で世話する気もなさそうですね……)」
ゆかり「――みゆきに似てたら優秀過ぎて、私の立場が余計に低くなりかねないもの(涙)」
みゆき「ああ、あのお母さんっ!?(汗)」


・水無月ブライド

みゆき「成実さんが結婚された頃にジューンブライドの話をした際に、泉さんがローマ神話のユノ、つまりギリシア神話でのヘラについて、激しく嫉妬深そうでイメージに合わないという話をされましたが、今回はその誤解を解こうと考えています」
こなた「え? 違うの?」
みゆき「ええ。ヘラはゼウスの正式な妻であり、家庭を守護する女神ですから、家庭秩序を踏みにじる存在を許す事はできないのでしょう。確かに神罰は激しいですが、ヘラが神罰で苦しめたのは、ゼウスが手を出した女性とその子供にとどめられています」
こなた「それでもヘラと元の鞘に納まってる辺り、ゼウスってずるいよねー。まるでつかさやみゆきさんと仲良くしても、私が許しちゃうかがみみたいだよー」
みゆき「わっ、私とかがみさんは浮気じゃなくて親友として付き合っているだけでして……!!」
こなた「みゆきさん萌えー♪ ヘラもこーやってレダやアルクメネに萌えてれば、毎回毎回怒らなくて済んだのにねー」


・お注射し(以下略)

こなた「みゆきさんは医者が苦手なのに医者を志望してるけど、一体どんな医者になるつもりなんだろ?」
こなた「歯科……当然パス」
こなた「外科……結構血に弱そうだし」
こなた「内科……将来私がかかる時に恥ずかしい所知られたくないよ」
こなた「眼科……目薬すらダメなのに?」
こなた「耳鼻咽喉科……二次創作の一部だと鼻血出してるし」
こなた「小児科……私を無理矢理診察しそうだよ」
こなた「産婦人科……みゆきさんにそんな所見られたくなーい!」
かがみ「……歯医者と特殊な麻酔以外は、医師免許でも特別な分類分けはないんだぞ? まあみゆきは幅広く学んで、専門のある医者というより、養護教諭や診療所員とかの方が、イメージに合うかもしれないわね」


・プロジェクト・一つ屋根の下

かがみ「法学部を受験したいんだけど、どこの大学がいいかしら?」
みゆき「そうですね、こことかこことかどうでしょう?」
かがみ「東京にある大学ね。家からちょっと遠いけど、早起きすれば何とかなるかな?」
みゆき「(東京の学校でしたら、かがみさんが私の家に同せ――下宿してくださる事もできますし。もちろんつかささんや泉さんも……)」


・キャライメージ

こなた「(どよ〜ん……)」
みゆき「ど、どうなさいましたか泉さん?」
こなた「『萌えドリル〜旅立ち〜』でみゆきさんを使って遊んでたんだけどさ、英語――もちろんパティが使うようなオタク向け英語――やツンデレ判断をばりばり回答しているうちに、ゲームの中とはいえオタクになってしまったみゆきさんが悲しくて……」
かがみ「同情する必要ないわよみゆき。こいつは私をツンデレ判断でばっかり使う上に、キャラの胸やスカートばかりタッチするわ、巫女祭壇で最優先で使うわ、ホントにやり放題なんだから」
こなた「あうぅ……この前も巫女祭壇やり過ぎて、ツン状態になったかがみにヘルプしても答えてくれなかったんだよぉ……」
みゆき「……このような場合の感想としてふさわしくないでしょうけど、偏愛されないつかささんが幾許か不憫ですね(汗)」


・総勢9人

こなた「卒業式の日に、かがみは『今日はこのまま家族で外食』って言って、みゆきさんも『ウチもそうですね』って言ったけど……」
つかさ「ひどいよこなちゃんっ。お姉ちゃんの家族に私が含まれるからってーっ」
かがみ「まあまあ。それで何か?」
こなた「柊家も高良家も家族で外食って事は――かがみとみゆきさんが家族ぐるみでお付き合いしてるみたいで、比較的マイナーなかがみ×みゆきやみゆき×かがみを推進するのにうってつけだと思って」
つかさ「それって、ゆきちゃんの『ウチもそうですね』ってのが、『かがみさんのご家族と同じように家族揃って外食いたします』じゃなくて、『かがみさんのご家族とご一緒して、家族揃って外食いたします』って解釈なわけ?」
こなた「いえーす。単に仲が良いだけなら私も一緒じゃないのは不自然じゃん?」
みゆき「え、えとっ、それは私とかがみさんが、親公認の間柄という事でっ(あわあわ)」
かがみ「てゆーかカップリングさせるな。みゆきが嫌いなわけじゃないけど、あくまでも友達としてのはずだからね?」


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『らき☆すた』:(C)美水かがみ/角川書店/らっきー☆ぱらだいす