☆ つっこめ! プロフィール ☆


 目次 (1) (2) (3) (4) (5)


☆泉こなた編


・知識は有用

こなた「はう……今回のテストは山が外れた……」
かがみ「こなた、あんたは理系全般が苦手だって言ってたけど、だったら文系はどうなのよ?」
こなた「……いやー、趣味に関係ないと一気に興味が落ちるってゆーか」
ななこ「だから泉のテストの点数は、中国の三国時代やヨーロッパのフランス・ブルボン王朝の辺りだけ別人みたく良うなるんかい。日本史のセンセも、戦国時代と幕末だけ良うなる泉のテストの点数に頭をかしげとったで?」
ひより「分かり過ぎですね泉先輩……。でも自然科学の知識って、結構オタクには不可欠なんですよ?」
かがみ「ゲーム内の選択肢で科学知識を使うとか、TRPGの世界設定で気象の知識を活かすとかってやつね? ……私はオタクじゃないけどさ」
ひより「よく分かってますね柊先輩。私は泉先輩みたく綱渡りはできないっスから、地道に努力するしかないっスよ」
こなた「ひよりんの裏切り者ー!」


・ひねり無し

つかさ「こなちゃんって、何でおじさんに格闘技を習わされたんだろ?」
みゆき「奥様に生き写しの可愛い娘が、犯罪に巻き込まれないようにとの考えでしょうか?」
こなた「その頃の漫画で、美少女格闘家が出てくるのがあってさー(以下略)」
つかさ「おじさん……やっぱり予想通りだったね……」


・信心深さ

かがみ「こなたのウチって、一体どこの信者なの?」
こなた「萌え(きっぱり)。ちなみに本山は東京国際展示場で、お盆と年末の巡礼は欠かさないよ」
かがみ「……いや真面目な話。ウチに神棚があるのと同じで、アンタのとこにも仏壇があったじゃない?」
こなた「うーん、分かんない。たまに拝んだりしてるけど、宗教的な事はリアルだと誰にも教わった事がなくてねー。まあ多分仏教だとは思うけど、宗派までは知らないよ?」
かがみ「まあ、コミックスの5巻やアニメ版だと普通の位牌や写真が置いてあるから、おじさんの出身地の石川県で多い浄土真宗の信者じゃないみたいだけどね」
こなた「へ?」
みゆき「浄土真宗では繰り出し位牌や法名軸を用い、普通の位牌は使いませんし、故人の写真を飾るのも推奨されません。それに泉さんのお宅の仏壇は、金箔をあまり使わない唐木仏壇で、浄土真宗の信者が使われる金仏壇ではありませんからね。あと浄土真宗の場合、仏壇に仏像を使わず絵の掛け軸や名号の掛け軸にしたり、木魚を使わなかったり、お葬式でも屏風や刀や六文銭や清めの塩を使わなかったり、香典は常に『御仏前』だったり、家に神棚を置かなかったり、占いやおまじないや迷信を否定したり(そういえば、泉さんは心霊写真をお焚き上げしようとなさっておられました)、お祈りの時に願い事をするのを禁止していたりします。関東ではマイナーな宗派ですけど、全国的には最もメジャーな宗派なんですよ。かがみさんは神職のお家の生まれですので、他の宗派についてもお詳しいようですね」
かがみ「まあね。筆者のウチも浄土真宗だから詳しくて助かったんじゃないのみゆき?」
みゆき「……はい。恥ずかしながら」
こなた「『信長の野望』なんかプレイして『おのれ一向一揆〜!』なんてやってる人に限って、家が浄土真宗だったりして(笑)。ちなみに私のPCはドルイドの装備制限が緩いマイリーキー信者で、その前は格闘キャラを作れるアルリアナ信者、その前はラック目当てでチャ・ザ信者、その前は不死宮廷にしようかなと思ったけど結局ソヴリン・ホストのボルドレイ、その前はなーんとなく災厄教、その前は宇宙怪獣の巫女さんだったかな? ああ、あと陰陽師で巫女さんキャラを使った事もあるよ」
かがみ「TRPGの話などしとらん!」
※順にD&D(フェイルーン)、ガープス・ルナル/ユエル、ソード・ワールド、D&D(エベロン)、迷宮キングダム、異界戦記カオスフレア、ナイトウィザード。


・子供に夢を

つかさ「こなちゃんって、サンタさんを高校生になっても信じてたんだよね?」
こなた「うお、今日のつかさはいつになく強気だな。……でもそー言うつかさはどうだったのさ?」
つかさ「ええっ、え〜っと(焦)」
みゆき「寛容そうなお父様ですから、神職のお宅でもサンタクロースのプレゼントはありましたようですけど……」
かがみ「お父さんに、神社の年中行事の話を聞いた時のついでにね。確か、その時はつかさも一緒だったわ」
つかさ「お姉ちゃん、その時まで年神様を信じてたんだよね」
かがみ「わわっ馬鹿っ!(汗)」
こなた「…………えーみゆきさん、トシガミサマって何?」
みゆき「年神とは、年の区切りに現れる神様です。地域によっては贈り物をしてくれますので、サンタクロースのような存在でもありますね」
こなた「……解説ありがと。さすが神社の娘とゆーか……」


・同人誌に多数

かがみ「ところでこなた、2巻ではリアルで同性趣味は無いと言っておいて、5巻では私に『宿題写してー』とせがむのを無理やり萌えシチュエーションにしてたし、(しかも書店の皆様に)女同士の恋愛展開を肯定するような事を言ってたでしょ」
こなた「んー、とりあえず私以外が絡む分には実害ないし」
かがみ「……いや、アンタは主人公なんだから、そーいう絡みの中心にされやすいって事を少しは理解しろ」
つかさ「(……必死だねお姉ちゃん。自分が一番こなちゃんと絡まされる危険があるから(汗))」
こなた「(……2巻の時点では確かに同性趣味なかったけど、かがみもつかさも凄く萌えるし、今はどーなのか秘密にしとこ)」


・水着姿出てますが

こなた「さて、恋愛展開の話だけど、実は私は男の子だったとか、かがみが両性具有だったとかいう設定を付け加えれば……」
かがみ「後者の場合、主人公であるこなたが相手になるのを覚悟しておくようにね(ぴくぴく)」


・選択肢

パソコン音声『ゆ、浴衣で野外なんて、エロゲーのイベントじゃあるまいし……』
こなた「濡れ場にメタ的な会話はどーかと思うけど、このノリはやっぱこのゲームらしいよねー」
ゆたか「こなたお姉ちゃーん……ひぁあっ!?(赤面)」
こなた「わわっ! ゆーちゃん見ちゃダメー!」
ゆたか「もうお姉ちゃん……私もいるのにそんな恥ずかしいゲームしないでよ……」
こなた「大丈夫。ゆーちゃんがいる日には、妹凌辱系はお父さん共々プレイしないから」
ゆたか「今までお世話になりました(怒)」


・青年の主張

こなた「ごめんなさいゆーちゃん。二度とそーいう冗談は使いません(平謝り)」
ゆたか「もう……お姉ちゃんったら」
こなた「(その態度萌えるけど……言ったら本気で親戚の縁を断たれそうだから我慢しとこう……)」
ゆたか「お姉ちゃんの……その、そういうのって、伯父さんと共有してるってホントなの?」
こなた「アニメ版だとそうだし、原作でも似たようなものなんじゃない? まあ、共有してもらえない例外もあるけど」
ゆたか「例外って? 伯父さんが好きじゃなくてもお姉ちゃんが好きな作品とか?」
こなた「薔薇系とかボーイズラブとかかなー。私は百合もオッケーなのに、男の人って心が狭い人多いよねー」
ゆたか「え……(汗)」
ゆい「こらこなたー。ゆたかの前でそんな猥褻発言は逮捕しちゃうぞー?」


・既婚者

ゆい「いつもの事だけど、そしてしばしばスルーしちゃってたけど、なんちゅうゲームをやっとるのかね高校生」
こなた「そんな事言って、ゆい姉さんもきー兄さんとリアルで猥褻な事してるくせにー」
ゆい「(ぼっ!)」
ゆたか「たた、確かにそうだけどお姉ちゃん達は夫婦だからっ」
こなた「ゆーちゃーん。君のお姉さんは酔っ払って旦那様との一部始終を──」
ゆい「やめてこなたー。きよたかさんに顔を合わせられなくなっちゃうー(泣)」


・時間帯

こなた「おはよー、ゆーちゃん」
ゆたか「おはよ、お姉ちゃんっ。朝なのに早い……でいいんだよね?」
こなた「徹夜してないからねー。見たい深夜アニメが午前4時台だったからさ、昨夜は早めに寝ちゃったよ」
ゆたか「…………それって深夜なの?(汗)」

※ホントにそんな番組がありました。しかも夏。


・意向

(電車の中)
つかさ「あーっ、こなちゃん♪」
こなた「やほー、つかさ他一名」
かがみ「喧嘩売るなら公共の場以外でやれ。それはともかくその大荷物は何だ?」
こなた「『きら☆すた』のオンリーイベントがあってねー。いやー、結構収穫あったし、ひよりんのは相変わらず名作だよ(ほくほく)」
かがみ「休みの日にはよくそういうイベントに行ってるみたいだけど、お小遣い大丈夫?」
こなた「お父さんが出してくれるから大丈夫だよー。……その代わりお父さんにも買わないといけないから、触手系イベントだと周りの男の人からの視線が痛かったよ」
つかさ「おじさん……そんな事させてると、いくらこなちゃんでも本気で非行に走っちゃうよ?」


・遠過ぎた石川

つかさ「こなちゃんのお父さんって石川県の出身だけど、お盆やお正月に里帰りしないの?」
こなた「いやー、それがね」
かがみ「ま……まさか、オタクだからって親戚から勘当されてるとか?」
こなた「うんにゃ。里帰りしないから実家との関係は、というか実家に人がいるのかも未だによく分からないけど──」
かがみ「いーのかいそれでっ!」
つかさ「その時点で、親戚のみんなとの関係が良くないんじゃ……」
こなた「──誰もいなくても墓参りくらいはするだろーし、里帰りできたとしても、しないのは別の理由だと思う」
かがみ「『夏の陣』『冬の陣』か? こんなの分かる自分に自己嫌悪感じるけど」
こなた「うおっ。かがみって鋭い!」
つかさ「近頃年の瀬が多い冬の陣はともかく、夏の陣は必ずお盆とは限らないんじゃ?」


・やはり遠過ぎた石川

こなた「ちなみに、ゆい姉さんもゆーちゃんも、ゆき叔母さんトコに里帰りはするけど、石川県に里帰りしたって話は聞かないねぇ」
みゆき「石川県のご実家には、もうどなたもご健在ではないのでしょうか……」


・攻守

こなた「む〜〜〜〜」
かがみ「どうしたんだ? そんな柄になく不機嫌な顔して?」
こなた「アンソロジーや同人誌を見てると、私がかがみに迫ったり(倫理基準により削除)れてるのが多いんだよね。どーして逆じゃないのさ」
かがみ「いや、どっちでも抵抗あるのは一緒だろ」
こなた「分かってないなぁかがみん。確かにかがみはいぢられると弱いから受けのイメージがあるんだろうけど、頼りがいがあるし、料理は下手だし、男役的な攻めのイメージもあるんだよね」
かがみ「そーいう会話は田村さん相手にやってなさいよ」
こなた「いやー、ひよりんはリバも好きだけど、今はゆーちゃんとみなみちゃんをモデルにした健全本の原稿で手一杯だから」
かがみ「……今度顔を合わせたら、私とこなたで創作意欲を満たさないように釘を刺しておくわ」


・制限年齢未満

こなた「──もしかして、私の外見が幼いから」
かがみ「はいはい。それ以上言うとヤバいからその辺で」


・いずれにせよ裏切られ

こなた「もし私がお母さんの望み通りに、背丈がお母さんに似ないで、性格がお父さんに似なければ、一体どんな風になってたんだろ?」
ゆたか「うーん。伯父さんは背が高いから、ゆいお姉ちゃんみたいに背が高くなってたかもね」
ゆい「かがみちゃん達と付き合う前の澄ましているイメージそのままなら、おねーさんもかなわないクールビューティかなっ?」
そうじろう「今のこなたにも満足しているが、そういうこなたも可愛いかもしれんな」
こなた「どさくさに紛れて擦り寄らないでよー。一歩間違えなくても変質者だってばー」
ゆい「でも唯一の家族、つまり伯父さんが重度のオタクだから、ある程度染まっちゃうのは仕方ないかなー」
ゆたか「だけど、性格が伯父さんに似なければ、男の子がよく見るようなアニメや漫画を見ないから……」
こなた「…………腐女子?」
そうじろう「クール系美人で腐女子の娘……スキンシップを図るのは難しいかもしれん……!」
ゆい「伯父さん……単なる想像でマジ泣きしないで下さい……」
ゆたか「え、え〜と、伯父さんはどうして泣いてるんだろ?」
こなた「ゆーちゃんは知らなくていーから、ほっといて向こうで本でも見よー?」


・三つの国、戦の国、あるいは機動戦士

こなた「──で、ここぞとばかりに出て行って張り倒したワケよ」
つかさ「うわぁ。こなちゃん凄い〜」
かがみ「おーす。……ってアンタ、また無実の外人を張り倒したんじゃないだろうな?」
こなた「うんにゃ。格闘ゲームの話」
かがみ「そ、そーですかい。心配して損した」
つかさ「……心配ってこなちゃんを? それとも相手の人を?」


・不審ですらない者

こなた「──で、ここぞとばかりに出て行って張り倒したワケよ」
つかさ「うわぁ。こなちゃん凄い〜」
かがみ「おーす。……ってアンタ、また格闘ゲームの話か?」
こなた「近所の通学路途中で小学生の下校を物陰から狙ってる中年男がいたから、そいつをぶちのめしたんだけど──お父さんだったんだよ」
かがみ「お、おいっ! そりゃ色々まずいだろ!」
こなた「私に用事があるのに携帯を部屋に忘れてたから、私の通学路で待ち伏せしてたっていうんだけど、まあ自業自得だよねー」
かがみ「そ、そーいうオチかい(汗)。人騒がせだなおじさん」
つかさ「ま、まあアニメのオープニングほど変な人じゃないと思うし……言動見てると自信揺らぐけど」


・曖昧20cm

かがみ「アニメのオープニングといえば」
つかさ「え?」
かがみ「4人でくっちゃべってるローアングルのシーン、こなたのスカートや膝の位置が高過ぎるから、きっと踏み台でも使ってるんじゃない?(ひひっ)」
こなた「うわお。すっげえ失礼な言。というか同人誌で見たよそのネタ」
つかさ「えーと、踏み台は使ってないけど、あの時はバランスが悪いからって、みんな別撮りでそれを合成したって聞いてるの。だけど、やっぱりこなちゃんしか修正入ってなかったみたいっ」
こなた「ぐはぁっ! つかさにそんな指摘されるとはっ!」
かがみ「つかさは小さいようなイメージあるけど、こなたに比べれば結構大きいからね」


・発音不可

こなた「『くぁwせdrftgyふじこlp』……っと」
かがみ「……それどーいう意味?」
こなた「キーボードの文字列を左から1段目・2段目・1段目・2段目……と交互に打つと出てくるの。声にならないような悲鳴を表現してるのさっ」
かがみ「でも『ふじこ』って何なのよ。まるでダイイングメッセージじゃない」
こなた「あとね、3段目も入れると……『くぁzwsぇdcrfvtgbyhぬjみこlp』ってなって、巫女さんが入ってくるんだよ」
かがみ「だからそこでどーして私を見る?」


・構ってほしいの

こなた「はいはい。どうせ私はオタクですよ」
つかさ「どうしたのお姉ちゃん? またこなちゃんが濃いお話をしたの?」
かがみ「うんにゃ。コンビニで買う中華まんで、こなたがエビチリまんやフカヒレまんがいいと言って、私が特選肉まんや黒胡麻あんまんがいいと言っただけよ」
つかさ「……趣味のお話じゃないんだ?」
かがみ「この前いじけた時は、クイズ番組の問題の答えが全問バラバラだったわね。……どうしてこいつ、意見が合わないだけで、しかも相手が私の時だけ、『どうせ私はオタクですよ』っていじけるんだ?」
みゆき「偏見を持たずに接してくれるかがみさんとは、好みも一緒でいたいと感じているのではないでしょうか?」
かがみ「みゆきの言いたい事は分かるんだけど、恋人同士じゃあるまいし……」
つかさ「(……まさかこなちゃん、お姉ちゃんに対してツンデレだったり?)」


・旅先にて

こなた「この前、お父さんとゆい姉さんとゆーちゃんで旅行に行ってさー」
つかさ「へぇ〜」
こなた「ホテルに泊まったんだけど、ゆい姉さんったらゆーちゃんのために、近くの薬局と診療受け付けてくれる病院を調べるんだよねー。ま、私も似たような事するけど」
つかさ「こなちゃんも? 何を?」
こなた「アニメショップと同人ショップをね。もちろんお父さんも考える事はおんなじ」
かがみ「……重症だなそれは(私も本屋くらいは探すけど)。というか成実さん達がいる時くらい趣味は休め」
こなた「ゆーちゃんは疲れやすいから夕食を早めに取って、姉妹がくつろいでいる間にお父さんと買い物に行くんだけどなぁ……」


・女性グループのみ宿泊可?

みゆき「ところで、泉さん達は旅館に泊まったりはされますか?」
こなた「するけど、規模が大きくて高級ってほどじゃないお手頃値段の所が多いよねー」
つかさ「お値段はともかく、ちっちゃい所だと寂しくて嫌なの?」
こなた「凝ってる所だと、部屋の名前が番号じゃなかったりするじゃん。『百合の間』なんかあったら泊まるの嫌じゃない?」
かがみ「そーいう解釈するアンタの方が嫌だわ」
みゆき「ちなみに私の旅行先では、さすがに百畳間はありませんでしたね。せいぜい二十畳くらいが限界で」
こなた「畜生このお嬢様めーっ!(泣)」


・社会派だと思うかもしれないまあ多分

かがみ「最近は、監禁事件とか新聞でも見掛けないわね」
こなた「あー、やっぱり起こってもマスメディアが飽きて報道しなくなっただけ──」
かがみ「頼むから危うい会話するなっ(汗)」


・父と娘と

かがみ「……話を元に戻すぞ。ずっと前に監禁事件の事を話してた時、『単にギャルゲーやエロゲーのやり過ぎ』だって言ってたよな?」
こなた「何が言いたいのさ、かがみ?」
かがみ「アンタのお父さんの事よ。あの時はこなたがエロゲーの内容を知ってる事に驚いたくらいだから、どーいう人か知らなかったけど、当時は風当たり強かったんじゃないの?」
こなた「いやいや、風当たりはいつも強いから慣れてるし」
かがみ「こなた……アンタって昔から苦労してたのね……」
こなた「かがみん……そんな儚げな表情されると萌えちゃうよ私……」
かがみ「……感動的な場を台無しにする名人よね、やっぱり」


・母の面影

つかさ「こなちゃんってお母さんにそっくりだけど、おばさんの服とか、おじさんから貰ったりした事ある?」
こなた「んー、さすがにそれはないよ?」
みゆき「やはり、奥様の事を思い出してつらく感じられるからでしょうか」
つかさ「デザインが古くて流行遅れ……こなちゃんはそーいうの気にしないかな?」
こなた「あのお父さんだと、娘相手に間違い犯しそうだからね」
つかさ「どっ、どんだけー?(汗)」
みゆき「……どのような間違いかは追求したくありませんが、成人向けゲームにはそのような展開のものもあるのかと考えてしまう自分が何だか嫌です……」


・言葉足らず

つかさ「あ、あのーこなちゃん……いくらおじさんでもそこまで見境ないわけじゃ……」
こなた「お盆の時なんて、私を抱いた感じがだんだんお母さんに似てきてドキドキするなんて言ううえに、記念写真を撮りながら私を抱いて──」
(がたん)
ななこ「…………」
こなた「…………黒井先生?」
ななこ「…………なあ泉、親父さんに性的虐待受けとったなら、なしてウチか天原先生に早急に相談してくれへんかったんや? 今からでも遅うない、小早川と一緒に柊んチにでも避難するんや」
みゆき「おじさま……いくらおばさまが恋しくても、そのような所業はおばさまを悲しませるだけだとどうして分からなかったのですか?」
つかさ「ごめんなさいこなちゃん……そんな事全然気付かなくて……!」
こなた「そそ、そーいう意味で抱くわけじゃないですっ! というかお父さん信用なさ過ぎだよっ!」


・コンパス

かがみ「でさー」
みゆき「ですね〜」
つかさ「あはははは」
みさお「しかも、なんだよなー」
あやの「よねー」
こなた「うんうん」
つかさ「こなちゃんさ、一人だけみんなより20cmくらい小さいから歩幅も小さそうなのに、置いて行っちゃったりされた事ってないよね?」
みゆき「確かに、話に没頭していても、他の方と比べて早過ぎず遅過ぎずの歩みの速さで、同じ立ち位置を保っておられますね」
みさお「やっぱり、例のスポーツ万能か?」
こなた「ま、まあそんなトコだよみさきち。人間機関車でもアイアンホースでも好きなように呼んでくれたまえっ」
あやの「凄いのね、泉ちゃんって」
こなた「……やっぱり言えないよね。かがみやみゆきさんの一番萌えてハアハアしちゃうアングルが常に目に入るように移動してるなんて」
かがみ「……ありとあらゆる意味の中で第一に、女としてどうかと思うぞその行動パターン」


・かわいい人(外見のみ)

みゆき「そういえば泉さんは、髪形をいじらない理由を『自分でやっても面白くない』と言われたそうですね?」
こなた「んー、それだけじゃないんだけどね」
みゆき「では、なぜですか?」
こなた「可愛い髪形なんかして、かがみが私に萌えたら大変じゃない?」
みゆき「…………では、なぜですか?」
こなた「スルーしてくれるとはいい度胸だなみゆきさん。確かに(ある程度は)冗談だけど」


・かわいい人(父視点限定)

みゆき「……気を取り直して。もしかしたらおじさまの好みもあるのでしょうか?」
こなた「やっぱりそう思う? でもそれだけじゃないんだよ?」
こなた「ティ○テのコマーシャルの真似をしたり」
こなた「ロングヘアのキャラの気分に(例:○弓=タ○ム、シ○ナ)耽ったり」
こなた「お風呂をお父さんに覗かれても手を使わずに身体を隠したり」
みゆき「……おじさま……草葉の陰でおばさまが120%間違いなく声を忍ばせて嗚咽しておられますね……(汗)」


・愛と友情の境目

つかさ「でもこなちゃん、男の子とお付き合いしてみたいなーって気持ちはないの? ……ちなみに真面目な話だから、お姉ちゃんをネタにしてはぐらかすのはナシだからね?」
こなた「(ネタかどーかはさておき)私ってお母さんにそっくりでしょ? もし結婚して子供を産んでも、お母さんみたいにすぐ死んじゃうと、私みたいな思いをさせるから、その日まで毎日を懸命に趣味につぎ込みたいんだよ」
つかさ「そんな事言わないでっ。私だってこなちゃんの事が大好きだから、死んだりなんかしちゃやだよっ(ひしっ)」
こなた「つかさ……(って、ほぼ冗談だなんて言えないじゃありませんか。こんな萌える涙声を出されちゃ反則だよ……)」
つかさ「ううっ……えぐっ……」
こなた「……つかさ、愛の告白までして抱き付いて泣かれると、余計男子が遠ざかると思うんだけど(汗)」
つかさ「えうっ!? ちちち違いますっ!? 私とこなちゃんはそんな関係じゃーっ!!」


・友情と煩悩の境目

つかさ「──なんて事があったの」
かがみ「ふふ。可愛いなぁつかさっ」
こなた「つかさの胸は薄いけど、控えめな膨らみが心地良かったよ〜。こう、男心をぐぐっとそそってね」
かがみ「(『男心』って、アンタ女だろ……)」
つかさ「……こなちゃんのそーいう好み、やっぱり男の子みたいだね」
かがみ「……しかしこなた、前にゲーマーズに誘われた時も言ったけど、趣味方面で男子と付き合うつもりはないの?」
こなた「ないよー。そーいうのは無垢なのを染めるのが楽しいんだし、洗脳はかがみんで手一杯だから」
(ドゴッ!)
かがみ「その言い種は何よ! てか謝れ!」
つかさ「お、お姉ちゃんっ。こなちゃんはもう泡吹いて気絶してるしー(焦)」


・気配り

(駅ホーム)
こなた「でさー、また危うく徹夜するところで」(←ホーム中寄り)
かがみ「しかも黒井先生も一緒だったなんて、お互い一時限目はどーするのよ」(←線路側)

(道路)
こなた「桜庭先生の板書って、低くて見にくいんだよねー」(←歩道の隅)
かがみ「まあ、掃除は楽なんだけどね。でも先生には内緒よ?」(←車道寄り)

(映画館)
こなた「平野綾〜、平野綾〜」(←前列)
かがみ「アンタ好きよねー。声真似も上手だし」(←後列)

こなた「……あれ? 私、かがみの妹?」


・路程の露呈

つかさ「ガイドブックで言ってたけど、こなちゃんって幸手の権現堂から鷲宮まで、滅多に自転車じゃ来ないんだよね」
こなた「幸手駅までは──ゆーちゃんも一緒に──通学に自転車使ってるんだけど、かがみで25分、つかさで35分の距離じゃねぇ。特に季節風が強い冬だったり、ゆーちゃん連れてたりすると、電車使わないとやってらんないよ」
かがみ「アンタは春や秋の、休みの日に、1人で家から直行する時でも電車じゃないの。定期券使える区間は抜きにしても、動物公園〜鷲宮は片道でも240円、自転車で節約すれば2往復でコミックスの1冊は買えるわよ?」
こなた「それは分かってるんだけど、つい電車の楽さには勝てないんだよね。それに自転車乗ってると、コンビニでお菓子買ったり、自販機でジュース買ったりして、ついつい出費が電車賃を上回ったりして」
つかさ「……こなちゃんらしいや、そーいうオチ(苦笑)」


・年の初めの例(ためし)だよね?

かがみ「こーなーたっ! また来年も年賀状出さないつもりじゃないでしょうねっ!」
こなた「いやー、チャット仲間とは元日に挨拶するし、親戚にはお父さんと連名で便乗してるから♪」
かがみ「おじさんもいい迷惑だわ。せめて小早川さんちと成実さんちには、自分だけで年賀状出しなさい」
ゆたか「あのー、かがみ先輩。……先輩はこなたお姉ちゃんの絵の腕前は知っていますよね?」
かがみ「うん。コンプに載ったイラストはそこそこだったけど、あれって近所の漫画家さんに手伝ってもらったんですって(汗)。こないだみんなの似顔絵描いてたけど、わざとじゃないかと思うくらいにひどかったわよ」
ゆたか「だいぶ前にウチに来た年賀状を見て、お父さんやお母さんや私は何も言わなかったんだけど、お姉ちゃんに『書き損じを間違えて出しちゃったんだー? おっちょこちょいだねこなたー』と言われて傷付いちゃったみたいで……」
こなた「ひどいやゆい姉さん……表裏が無さ過ぎだよ……」
かがみ「……でも文字だけにするとか、素材集を使うとかすれば、絵が下手でも関係ないよな。元からズボラなだけじゃないのか?」
ゆたか「……かもね」


・お前が忌め

かがみ「年賀状で思い出したんだけど、こなたって、ズル休みの口実に忌引きを使った事があるのよ」
ゆたか「ふぇっ!?」

(トゥルルル)
こなた「はい、泉です」
ゆたか『こなたお姉ちゃんっ!? わ、私、陵桜高校に合格したのっ!』
こなた「(ぎくっ!)」
ゆたか『……こなたお姉ちゃん?』
こなた「い、いや、うん、えっと、おめでとゆーちゃん」
こなた「(しまったー! こんな事になるんだったら忌引きでゆーちゃんを殺すんじゃなかったー!)」

ゆたか「…………なんて事があったわけじゃないよね?」
かがみ「…………それはマズいでしょ。成実さんと黒井先生はあの時点で面識があったわけだし、いとこよりおじさんおばさんの方が忌引の口実には一般的なんじゃない?」


・幸手殺人事件

そうじろう「そういえば、こんな事もあったなゆーちゃん」
ゆたか「伯父さん?」

こなた「ねえお父さん。お父さん殺してもいい?」
そうじろう「(どでっ!)い、いきなり何を言うんだこなたっ!」
こなた「いや、ホントに殺すわけじゃなくて。近頃だるくてちょっと学校休みたいんだけど、お父さんが死んだ事にすれば忌引きの休みいっぱい貰えるかなーって」
そうじろう「面談やPTAに顔出してる、しかもお前にとっては一人しか残っていない親が死んだら大騒ぎになるだろ? それに俺のペンネームを知っている先生や生徒もいるだろうから、俺が死んでいないのはそのうち絶対ばれるし、かがみちゃんやつかさちゃんを泣かせるのは気が引けるから、そんなに忌引きが欲しいなら口実はお父さんに任せなさい」
こなた「わーい。お父さん大好きー♪」

そうじろう「という事で、結婚してからとんと付き合いのないあいつに死んでもらう事になったが……」
ゆたか「……まさか伯父さん、学生だった時にも自分で同じ事してないですよね?」


・ご利用は無計画的に

(ちりりりん、ちりりりん)
(かちゃ)
かがみ「はい、柊です」
こなた『かがみ〜ん、迎えに来てぇ〜!』
かがみ「ど、どうしたのこなた!?」
こなた『大宮のゲーマーズで買い物しすぎて、気付いたら所持金が37円。ペンギン印のICカードも忘れてるから、これじゃ電車に乗れないよ!』
かがみ「与太話が終わったなら切るぞ。じゃね」


・フールビズ

こなた「ふ〜〜、あっついねーっと」
そうじろう「こなたっ、前も言ったけど、なんて格好で歩き回ってるんだ!! ゆーちゃんが真似したらどーするのっ」
こなた「お父さんへのサービス。あと今日はかがみが遊びに来るから、かがみへのサービスも兼ねてるかな?」
ゆたか「お姉ちゃん……娘がお父さんにそういうサービスしても喜ばないと思うよ? それに伯父さん、去年まではお姉ちゃんの下着姿に何ら異存は無かったわけ?」


・普通の親

こなた「ふ〜〜、あっついねーっと」
そうじろう「こなたっ、何度も言ったけど、なんて格好で歩き回ってるんだ!! ゆーちゃんが真似したらどーするのっ」
そうじろう「ゆーちゃんは体調崩しやすいから、真似したら寝冷えや夏風邪で大変じゃないか!」
こなた「いや、そーいう普通の反応は、お父さんには期待してないから」


・痴の最上級は

こなた「ふ〜〜、あっついねーっと」
そうじろう「こなたっ、飽きるほど言ったけど、なんて格好で歩き回ってるんだ!! ゆーちゃんが真似したらどーするのっ」
ゆたか「(←全裸)あれ? どーしたの伯父さんにお姉ちゃん?」
こなた「……すみませんお父さん。真似を通り越してしまいました(滝汗)」


・大人の教育テレビ

こなた「教育テレビってさー、あんまり子供向きでもない番組が多いよね」
つかさ「『ハッチポッチステーション』とか『ピタゴラスイッチ』とか、シュールな番組も多いしね〜」
みゆき「声優が素顔で出演したりする事もありますので、泉さんやおじさまのようなアニメ好きの方にも評判が良いと伺っておりますよ」
かがみ「でも、大人――というか主に保護者にアピールする傍ら、子供向けの作りも忘れてないし……ってまさかこなた、『からだであそぼ』や『感じる算数』のタイトルがいかがわしいとでも言うつもりじゃないでしょうね?」
こなた「そそそ、そんなつもりはないですよー?(汗)」
つかさ「考えすぎだよこなちゃん……ひよりちゃんじゃあるまいし……」


・大人専用教育テレビ

こなた「ま……まあそれはさておき、今でも『おかあさんといっしょ』でやってる「パジャマでおじゃま」、公共の電波で児童のセミヌードを堂々と流すなんて凄い企画だよね」
つかさ「ええっ!? い、言いすぎだよこなちゃんっ!」
みゆき「確かにそのような表現も無理すればできない事はありませんが……法に触れるようなものではないと思いますよ?」
かがみ「真面目に答えるなってのみゆき。でもまさかおじさん……(汗)」


・悪い印象

テレビ『容疑者の部屋からは、漫画やゲームが数千点押収され――』

こなた「なんて話があったけどさ、あれってアニメのDVDやライトノベルは押収されなかったのかな?」
かがみ「そこまでニュースで解説しても、話をややこしくするだけなんじゃ?」
こなた「まあ確かに、つかさやゆーちゃんが起きてるような時間帯に、大人の玩具を押収したとかそんな話はできないよね」
かがみ「真っ昼間から変な話をするなっ!」


・バイアス

こなた「でもさ、かがみん――」

テレビ『容疑者の部屋からは、文学書やスポーツ用品が数千点押収され――』

こなた「なんて話は絶対やんないよね。作家にはお父さんよりヒドい社会不適格者が多かったし、スポーツ部員やスポーツ選手があれだけ不祥事起こしまくってるのに、やっぱ偏向報道だよマスメディアは」
かがみ「世間の偏見はさておき、アンタがそこまで言う資格はないと思うぞ」


・雅(みやび)の罪人(つみびと)

みゆき「ところで、昔風に言い換えて――」

テレビ『容疑者の部屋からは、絵草紙やカルタが数千点押収され――』

みゆき「などとすると、少し情緒があるのでは……と思いましたけど、個人で数千点所蔵するのはやはり無理があるかもしれませんね」
こなた「ねえみゆきさん、絵草紙って何? カルタってTCGみたいなの?」
かがみ「……万が一そんな事件があっても、そーいう代物を押収したりするか?」


・逆さ箒

(柊家)
こなた「こんちはー」
みさお「おいちびっ子。今日は私とあやのが遊びに来てんだけど、私の柊に何の用だ(睨)」
こなた「(げっ……ジェラシー全開かみさきちっ!?)」
あやの「みさちゃんみさちゃん、いきなり喧嘩腰にならなくてもっ(汗)」


・撒き塩

(柊家)
こなた「こんちは〜っ」
まつり「あれ、かがみの男?」
こなた「……いつぞやはすいませんでしたお姉様。あれはちょっとしたジョークです(汗)」
まつり「まあそれはともかく、私のかがみに変な事をしたら――」
こなた「しませんしませんしませんっ!」
こなた「(この人苦手だよ……(涙)。かがみみたいにキツいし、かがみと違っててきとーな性格だから隙もないし……)」


・盛り塩

(柊家)
こなた「こんちゃー」
まつり「あら、かがみに何の用よ?」
こなた「いや、今日はかがみじゃなくてつかさに用があるんだけど……」
まつり「あ、なーんだ。それじゃ上がってちょうだい。飲み物は何がいい?」
こなた「え、えーと、紅茶でもお願い致します」
こなた「(……つかさ絡みなら警戒しないんだ。まつりさんにとってのかがみは、かがみにとってのつかさみたいな、ゆい姉さんにとってのゆーちゃんみたいな感じなのかな?)」


・半野生の王国

みゆき「泉さんのお宅は、自然が豊かな所で素敵ですね。かがみさんつかささんのお宅も神社の近くで環境が良いのですけど、街の真ん中ですから」
こなた「でもねー、春はカメムシが出るしお父さんはいろんな花粉症でくしゃみばかりだし、夏は蚊が出るし田んぼに農薬まいてるし、近くの道路は頻繁にトラックが通ってて空気悪いし、都会人が考えるほど良い所じゃないよ?」
みゆき「……確かにそうですね。田舎に夢を持ちすぎてしまっていたかもしれません(しゅんっ)」
こなた「みゆきさんなら秋葉原も池袋も割と楽に行けるのに、私が行くのはせいぜい大宮だよ!? 確かに大宮店だと限定品や特典も東京より手に入りやすいけど!」
みゆき「……あのー泉さん、それは自然環境とはあまり関係ないのでは……」


・後者は非推奨(日本国憲法第24条参照)

こなた「う〜〜〜〜」
かがみ「どうしたの? またゲームとかの悩み?」
こなた「いや、黒井先生が『不純異性交遊は禁止やでー』と言ってたんだけど、清純なら構わないんだろうか? 私とかがみみたいな不純同性交遊は許されるんだろうか?」
かがみ「なぁっ!? 私とこなたが……そのっ、えう……っ!」
ななこ「こらー泉ー、二次創作の皆さんが悶え死ぬよーな話題作りはやめやー? というか未成年をネタにせんでウチに素敵な出逢い作ったり成実さんを旦那さんとらぶらぶさせたりせんかいっ!(怒)」


・寄生ケダモノ

こなた「だるー。将来はみんなに寄生して生きたいよかがみーん」
かがみ「一人っ子や長男・長女はわがままになるって、前にも言ったけど――」
ななこ「おーい柊姉ー、ウチも桜庭先生も一人っ子やで?」
ひかる「ちなみにふゆ……天原先生もだ。あーあ三女はしっかりしてて、嫁の貰い手もありそうでいいなー」
かがみ「……あくまでも一般論ですからねそれ?」
みゆき「みなみさんも、わがままな性格ではありませんからね」
かがみ「まあ、みゆきはお姉さんの代わりにお母さんがいるけどさ」
つかさ「そういえば日下部さんって、一応長女だけどお兄さんがいるよね?」
かがみ「ズバリ言っちゃうと日下部がわがままだって意味か? でも、日下部や峰岸やつかさみたいな末っ子がわがままになるって話もあったわよね?」
みゆき「私が面識のある末っ子といえば、つかささんとか小早川さんとか田村さんとかですが……別にわがままでもないですよ?」
ななこ「ぶっちゃけ、一般論なんぞアテにならんゆー事やな」
つかさ「……結局、この結論ってどんだけー?」


・続・寄生ケダモノ

みゆき「寄生といえば、ミツクリエナガチョウチンアンコウの雄は、雌に寄生して完全に離れなくなり、消化器官や感覚器官も失われて、生殖だけを行うようになるんですよ」
つかさ「繁殖のためにはいいんだろうけど、そんな生き方って寂しいよねー」
こなた「つまり私がミツクリ何とかの雄で、雌のかがみに寄生すれば」
かがみ「つかさにもみゆきにも寄生できなくなるわよ? つかさのご飯も味わえなくなるし、みゆきを見て萌えを愛でるのもできなくなるわね?」
こなた「漫画やアニメやゲーム全てと萌える親戚や友達、それとかがみんを24時間(ピー)放題、どちらかだけを選べだなんて無理だよぉ……」
みゆき「あの……そもそもミツクリ(略)には娯楽や交友関係も存在しないと思うのですが……」
つかさ「こなちゃん……そこまでお姉ちゃんとらぶらぶしたい?(汗)」


・ブルーヘア

こなた「みゆきさんてさー、髪がピンクだから実は淫乱だったりする?」
みゆき「そ、そんな事ありませんっ!(でも泉さんやかがみさんやつかささんが受け入れて下さるなら……って何考えさせるんですかここの作者さんっ!?)」
つかさ「でもさ、英語だと青が淫らな意味を持ってるんだよね? 中学生の時に英語の辞書で見ちゃって、その晩はドキドキしちゃったよ〜」
みゆき「つまりその場合、泉さんが……って事ですね」
こなた「……後でかがみにチクるよ。それにかがみもつかさも青紫の髪なんだから、実は結構エロいんじゃない?」
つかさ「うっ!」
みゆき「ま、まあ私達の髪の色も、漫画的表現の一種かもしれませんし……(汗)」


・少なくとも一人いますが

こなた「4巻で話したけど、たまにさ、小・中の時の友達と――」
かがみ「い、いたのかっ!? こなたの小・中の時の友達なんてっ」
こなた「しっ、失礼なー!! 確かに今は連絡すら取ってないけど!」
みゆき「……ちなみに中学校のお友達では、将来の夢が魔法使いだった方が確認されていますね(汗)」


・邯鄲、あるいは胡蝶

(深夜)
ななこ『llllllっぃえmぅrrmhxxfhせうし8えmhrzひhshr』
こなた「あーもう先生、プレイ中に寝落ちしないで下さーい?」

(昼間)
こなた「すぴー……可愛いよかがみん」
ななこ「こらー泉ー、授業中に寝落ちするなやー?」


・ゴーホーム

かがみ「(ぺちっ)はうっ!?」
こなた「(げしっ)ぐはっ!!」
ななこ「たまーに姉の方が変な事したと思うたら、また泉がらみやったとはな……」
こなた「あうぅ……。相変わらず黒井先生は私とそれ以外に差が激しいよ……」
ななこ「うっかり教科書を忘れた姉と、挿絵や写真に時代考証無視した、しかもド下手な落書きしよった泉の差や」
こなた「でもさーかがみ、教科書を忘れたのなら、つかさかみゆきさんに借りればよかったんじゃ?」
かがみ「授業があればな。私、こなたに『置き勉してるでしょ?』って言ってなかったか?」
こなた「あ……」
かがみ「こなたは教科書を学校に置きっぱなしだから、その日の授業なんて関係なしに全教科の教科書持ってるし。……それに頼る私も馬鹿だったけど」
こなた「しまったー! 置き勉してるから時間割を覚えてなかったー!!」
ななこ「柊姉は帰っていいでー。泉と二人っきりで話し合わせてもらうでなー?(激怒)」


・お茶を濁す

そうじろう「以前の冬――クリスマスイヴにこなたの帰りが遅かったんだ。で、たまにはビシッと叱ろうと『今何時だと思って――』と言おうとしたら、『クリスマスプレゼントだよ』なんてこなたに言われてな。ついそのままダラダラと熱いお茶を飲ませて終わってしまったんだが……」
こなた「あれはお父さんが悪いよ。理由も聞かずに頭ごなしに怒鳴るなんて、昔のアニメじゃよくあるシチュだったけど今じゃ流行らないよ?」
そうじろう「ま、まあそれも一理あるが……」
ゆたか「(一理あるんだ?)お姉ちゃん……携帯電話を持ってれば伯父さんにあらかじめ連絡できたんじゃ?」
こなた「あ(ぽむっ)」
そうじろう「『あ』じゃないだろこなた……お父さんの心配を返してくれ……(泣)」


・積みゲー崩し

ゆたか「でもタイミングが違って、お姉ちゃんがプレゼントを渡す前に伯父さんが怒ってたら、二人はどうなっていたんだろ?」
そうじろう「父に素行を糾弾されて小柄な身体を不安定に震わせる娘。やがて父が吐く、『お母さんはそんなじゃなかった』という心無い言葉に娘はショックを受け、『私なんか生まれてこなければよかったんでしょ!』と涙を流し、プレゼントを叩き付けて――理想はガラス細工――部屋に閉じこもってしまう。扉を叩き付ける乱暴な音に我に返って、亡き妻と愛する娘を同時に傷付けた事に後悔する父だったが、二人の間の亀裂はなおも……」
ゆたか「え、えっと、いきなり小説なの伯父さん?(汗)」
こなた「お父さーん。それってこないだかがみが買ったお父さんの単行本の話じゃなーい?(汗)」


・祭りの後

つかさ「とっ、ところでこなちゃん。こなちゃんのお誕生日にアルバイト先の人とパーティーがあるのを言い忘れて、おじさん達がパーティーの準備をしちゃったっていうんだけど、あの後どうなったの?」
こなた「うっ! それは……」
かがみ「(1)気付かずに寝る」
こなた「……いや、さすがにそーいうコトはないだろうし」
つかさ「(2)帰ってきたこなちゃんは、ゆたかちゃんと成実さんには必死に謝って、おじさんには適当に流しちゃうかな。それでご馳走は『夜食ありがとー』って食べて、泣いちゃってるおじさんには後でこっそり『二人でエロゲやんない?』って言ってあげるの」
こなた「うう。人の情けが身にしみるよつかさ……お父さんがもーダメダメだけど」
みゆき「(3)せっかくの努力を台無しにしてくれた泉さんに怒り心頭のおじさまと成実さんは、小早川さんを寝かせた後に帰ってきた泉さんを捕まえて、18歳の記念に17歳まではできないような事を――ダメですここから先はっ!!(赤面)」
こなた「ちょっと――ッ!!(滝汗)」


・古代様式

かがみ「おーす、こねたー」
こなた「かがみん……アニメ版のムックで使用済みだよそのネタ……」


・でもインドア系

かがみ「おーす、小鉈ー」
こなた「……あのー、私は野外作業の道具ですかかがみさん?(汗)」


・切れ上がってはなさそう

かがみ「おーす、小股ー」
こなた「ちょ、ちょっ! そう言いながら手を差し込むのはストップー!!(絶叫)」


・絶望した!(何に?)

みゆき「こんにちは、ひずみさん」
こなた「……みゆきさん、いくら私が重度のオタクだからって、存在自体を社会のひずみみたいに言わないでくれる?」


・一つ屋根の…

ゆたか「おーい、今夜またお姉ちゃーん」
こなた「……ゆーちゃんと同棲しちゃったのを、今日こそ後悔しないといけないのかなー?(汗)」


・黒井先生暴走

ななこ「おーい、kiss meー」
こなた「そんなにキスをされたいなら、放課後の指導室でせがんで下さい(呆)」


・インドアスポーツ

かがみ「こなたって、小さいのに体力あるのよねー」
こなた「そう言うかがみだって、大きいのに体力あるじゃないか」
かがみ「胸を触ろうとしながら言うなっ。そもそも私は平均身長と同じくらいよ?」
こなた「でも私達、インドア派なのに体力無駄に使ってるから」
かがみ「こなたの場合、知力も無駄に使ってそうよねー」
こなた「むー。かがみの意地悪」

みゆき「(泉さんとかがみさん、いつも仲が良さそうですね)」
みゆき「(しかし、お二人が室内で体力を使う事というと……)」
みゆき「(……ああああああっ! そのような事はとても言えませんっ!)」

こなた「……みゆきさん、顔を真っ赤にして悶えながら鼻血出してるよ。また変な妄想したんじゃない?」
かがみ「されたくないなら、私のお尻を触ろうとしているその手を引っ込めてくれないか?」


・こなたんの日

つかさ「こなちゃんの愛称を『こなたん』っていうの、雑誌とか萌えドリルのミニゲームとかファンの人の書き込みとかで見るけど、お姉ちゃんの『かがみん』やひよりちゃんの『ひよりん』とかと違って、私達の間だと使わないよね? こなちゃんだけに呼ばれてるお姉ちゃんとは違って、ひよりちゃんは部長の八坂さんにも呼ばれてるのに」
かがみ「確かにね……。可愛い呼び名なのに勿体無いし、私だけ『かがみん』呼ばわりも癪だから、こなた……いや、こなたんを学校でそう呼んであげようかしら?」
つかさ「わ、私もっ。普段の『こなちゃん』とはちょっぴり違うだけだし(そして、こなちゃんは私達二人のものだからっ)」

かがみ「こなたん♪」
つかさ「こなたーん♪」
みゆき「あ、あのっ、お二人とも泉さ……ではなく、こなたんが困っておられますが?」
こなた「やめてよみんなー! こんな愛玩動物みたいなトコをみさきちに見られたくなんかなーい!(汗)」


・つー

こなた「こないだかがみに全然携帯が繋がらなくて、ゆい姉さんから電話の最中にかがみからかかってきたんだけど、電話切ってから改めてかけるとまた繋がらないなんて、一体何があったのさ?」
かがみ「地下で買い物してる最中、地上まで出てこなたに電話したのよ。そしたら話し中だったから、また長電話と思って地下に戻ったんだけど」
こなた「…………建物の地下が圏外になるのって、ついつい忘れがちだよね」

だったのではないかと。


・俗世の圏外

こなた「こないだかがみに全然携帯が繋がらなくて、ゆい姉さんから電話の最中にかがみからかかってきたんだけど、電話切ってから改めてかけるとまた繋がらないなんて、一体何があったのさ?」
かがみ「いやー、ウチの神社の境内は、奥に入るとほとんどが圏外でねー」
こなた「どこの伊勢神宮ですかそれ(汗)」
みゆき「ちなみにかがみさん達の鷹宮神社のモデルである鷲宮神社は、関東平野のほぼ中央の微高地上に存在するため、そこそこの面積があるとはいえ電波事情は良好なはずですのであしからず」


・粉末飛散

つかさ「おーい、粉ちゃん」
こなた「……その粉が小麦粉か金粉か麻薬かによって、つかさへのリアクションは大幅に変わるよ?」


・〜のお豆さん♪

みさお「おーい、ふじっこー」
こなた「……みさきちがなぜそんなテレビコマーシャルを知ってるかはともかく、それは私が鋼の錬金術師と同レベルで豆みたいって意味かね?」


・Konatan-Nest

つかさ「こなちゃんとお友達になったばかりの頃は、いっつも私とお姉ちゃんのウチで遊んでたよね?」
こなた「そ、そーだっけ? いや、そうでしたそうでしたっ!」
つかさ「こなちゃんはお父さんを見せるのが嫌だとか言ってたけど、それなら家にいない日を選べばよかっただけだし――」
こなた「……つかさ?」
つかさ「ホントは、こなちゃんの趣味をお姉ちゃんに嫌がられるのが怖かったんじゃないの? せっかくお友達になれたのに、お姉ちゃんにオタクだからって嫌がられるのが怖くって……。それでも、お姉ちゃんがこなちゃんの趣味を受け入れてくれると思って、私達を家に上げてくれたんだよね」
こなた「わわわっ。つかさのくせに恥ずかしい台詞禁止ー!」
つかさ「もー。こなちゃんったらお姉ちゃんにだけ素直じゃないんだからー♪」
かがみ「結局何だったのかしらねー、私達の家でばっかり遊んでた理由って。……意外と、『何となく』や『部屋を片付けるのがめんどくさい』とかかもしれないけど」


・女としての矜持

こなた「友達になった頃といえば、アニメで海に行った時のお風呂で――かがみはアレの話の途中で私を見て、目を見開いて、『まさか――』とか意味深な事を言いかけて言葉を濁してたよね? まあ確かに原作でもアニメでも高校2年生とはいえ、女性として本気で嫌な思いしかけたよ」
かがみ「あっ、あれはっ! こなたが女の子としてちゃんと成長できてるか心配でっ!」
つかさ「私もホントは凄く心配だったんだけど言えなくてっ! だから私も悪いのこなちゃんっ!」
こなた「(にぱっ)赤面かがみ&つかさ萌え♪ やっぱり二人は心底善人だよー♪」
かがみ「まったくもう……あの時に無駄毛の処理の話をしたせいで、私は毛深いようなイメージを持たれそうなのに」
つかさ「え、えとそのっ、私がお肌つるつるでも、しっとり感やふにふに感はお姉ちゃんの方が上なのっ」
こなた「(どーいう感触なのさ。というか羨ましいぞつかさ)ちなみにゆーちゃんはちゃんと――」
(げしっ)
こなた「あやっ!?」
ゆたか「もーっ! 言うのに躊躇しない辺り、お姉ちゃんの方がずーっと羞恥心がないよっ! ねーつかさ先輩っ!」
つかさ「そーだよゆたかちゃん。こなちゃんはせくはら発言が多いけど、今のはちょっとやり過ぎっ」
かがみ「いや、この場合はゆたかちゃんがやり過ぎなんじゃない? こなたの奴、うつ伏せ状態でぴくぴくしてるし」


・やっぱり子供・1

かがみ「最近、子供を狙う事件が多いわよねー」
みゆき「そうですねー」
こなた「私思うんだけどさ――子供にさ、格闘技を義務付けたら、そういうの減るんじゃないかなーって(ちぇいっ)。子供結構強いよ?」
かがみ「パンツ見えるぞ」
こなた「見たいの?」
かがみ「誰が見るか。私やみゆきに萌えだの何だの言うアンタじゃあるまいし」


・やっぱり子供・2

かがみ「最近、子供を狙う事件が多いわよねー」
みゆき「そうですねー」
こなた「私思うんだけどさ――子供にさ、格闘技を義務付けたら、そういうの減るんじゃないかなーって(ちぇいっ)。子供結構強いよ?」
かがみ「パンツ見えるぞ」
こなた「パンティとかショーツとか呼ばないのは、やっぱりかがみは私をお子様と……」
かがみ「気にしてもないくせに大人ぶるなっつーの(汗)」


・やっぱり子供・3

かがみ「最近、子供を狙う事件が多いわよねー」
みゆき「そうですねー」
こなた「私思うんだけどさ――子供にさ、格闘技を義務付けたら、そういうの減るんじゃないかなーって(ちぇいっ)。子供結構強いよ?」
かがみ「パンツとナイフと手裏剣とモデルガンとその他諸々が見えるぞ。てゆーかよく隠せたなその量を」


・やっぱり子供・4

かがみ「最近、子供を狙う事件が多いわよねー」
みゆき「そうですねー」
こなた「私思うんだけどさ――子供にさ、格闘技を義務付けたら、そういうの減るんじゃないかなーって(ちぇいっ)。子供結構強いよ?」
かがみ「白と水色のしましまパンツ見えるぞ。こなたのイメージには合うけど、黒とかピンクのレース付きとかならイメージのギャップも楽しめるのにね。この際帰りに私が見繕って、この手でこなたにはかせてあげようかしら」
みゆき「……泉さんは既に逃げられましたよ、かがみさん」


・中学生こなたん

ゆたか「お姉ちゃんってさ、かがみ先輩達と中学の制服の話をした時、『私もゆーちゃんと同じでコスプレ用に取ってあるよ』って言ってたけど……普通の中学校の制服がコスプレなんかになるの?」
こなた「いやー、実は『きら☆すた』のそなたの、1巻の頃の制服とデザインがほとんど一緒でさ」
ゆたか「な、なぁんだ。たまたま似てるのがあったんだね」
こなた「実をゆーと、この近所に作者が住んでるし、無理言って『最初は中学生』という設定にしてくれたおかげで、かがりとの馴れ初め前の性格描写も深いし、中学バージョンと高校バージョンの2種類が楽しめてフィギュアも」
ゆたか「ストップストップお姉ちゃんーっ!(汗)」


・Cosplay-Kissa

こなた「私のバイト先はコスプレ喫茶なんだけど、メイド喫茶と勘違いされやすくてねー。しかも大半の二次創作では風俗営業と勘違いされてるし」
みゆき「えええっ!?」
(ごりっ)
こなた「はうっ!? おかーさん――じゃなくてかがみっ! 拳でこめかみグリグリはやめてグリグリはーっ!!」
かがみ「成人指定モノを『大半』とかゆーな。……まあ確かに本編での出番はないし、アニメだとハルヒのコスプレのこなたが、アンソロジーだと私達のコスプレ姿(なぜか角川作品限定でフルメタも不可)が出てたけど、アンソロジーの他作品や萌えドリルだとメイド服しか出てこないから、誤解される土台はしっかりあったみたいね」
パティ「ソウデス。コスプレキッサのsceneがもっと多イのデシタラ、ワタシ&コナタのcouplingガ一世を風靡スルはずデシタのに、にゃもーセンセイは私をイツマデモ本編に出シテ下サリヤガラナイのデス!」
つかさ「て、丁寧語怪しいよパティちゃん……。でもこなちゃんのかっぷりんぐはともかく、コスプレ喫茶をアピールするにはどうするのがいいかな?」
みゆき「私がパソコン用品を購入するついでに秋葉原を歩いていたら、泉さんのアルバイト先を発見するというのはいかがでしょう。私の出番も増えますし、母やみなみさんも加われば、きっと面白い展開になると思うのですが」
かがみ「まあ無難な所よね。こなたからわざわざ誘われて行くんじゃ、アニメやアンソロジーの二番煎じだものね」
こなた「(かがみ……そんなにコスプレやメイド服嫌い? いつものツンデレじゃなければ、まさか私が勧めたから嫌になった?)」
パティ「コスプレキッサの支店が地元に開業、とイウのはドウデショウ?」
つかさ「じゅっ、需要あるかなー? 大宮辺りの方がいいんじゃない?」
こなた「そして愛しのかがみんは――」
かがみ「普通の喫茶店にしなさい。以上」
こなた「東京の方が時給がいいし、行き帰りに買い物もできる秋葉原の方がいいし、趣味を反映できるコスプレ喫茶の面白さというのを全然理解してないよかがみ……」


・それは昔の

かがみ「そういえばこなたって、格闘技はお父さんに習わされてたっていうけど、今は練習とか特にしてないわよね?」
こなた「でもそんなになまっちゃいないよ。まあ、実地訓練とかしてるからかな?」
かがみ「まさかチンピラ相手にそんな危険な事!? 大人しい方向なら成実さんに訓練付けてもらってるとか?」
こなた「といっても、コミックマーケットの体捌きくらいなんだけどね。昔はヲタク狩りを狩り返したり」
かがみ「あーはいはい。与太話はいいから少しは黙ってろ」


・そして今は

かがみ「そういえばこなたって、格闘技はお父さんに習わされてたっていうけど、今は練習とか特にしてないわよね?」
こなた「でもそんなになまっちゃいないよ。まあ、実地訓練とかしてるからかな?」
かがみ「つかさと? みゆきと? もしかしてゆたかちゃん? まさか黒井先生とかっ!?」
こなた「……あのーかがみ様、ベッドの上で何の格闘するのでございましょうかー?(汗)」


・きっと未来に

かがみ「そういえばこなたって、格闘技はお父さんに習わされてたっていうけど、今は練習とか特にしてないわよね?」
こなた「でもそんなになまっちゃいないよ。まあ、実地訓練とかしてるからかな?」
かがみ「…………ごめん。リアクションがネタ切れしたわ」
こなた「実はお父さんが格闘技を教えてくれてて、今でも実地訓練と称して娘に寝技を仕掛けてくるからねー」
かがみ「……そーいう人をよく信頼して娘を預けたわね小早川さん達」
こなた「でも理想としてはかがみと寝技を――」
(げしげしげしげしげしげしげし)


・運命分岐点

つかさ「こなちゃんが格闘技やってた理由についてはいろいろ話があったけど、こなちゃんが(徹夜した時や趣味関係で落ち込んだ時以外)いっつも元気いっぱいなのもそのせいなんだよね?」
こなた「まあ真面目な話、二次創作によっては、『出産に耐えられる体力を成長過程で付けさせるため』なんて泣ける理由があったりするんだけど、もし身体を鍛えてなかったら、ゆーちゃんみたいな病弱系だったりしたのかな?」
つかさ「身体の弱いこなちゃんか〜。保健室に連れてってあげていろいろできるね〜」
こなた「……普通に安静にさせるだけでお願いしますつかささん(滝汗)」


・ふたりの逆襲

こなた「私達の同人誌もいっぱいあって嬉しいよ。特に18禁はかがみ凌辱モノがほらこんなに♪」
かがみ「明白に私を辱めるのはやめろ。それにつかさやみゆきのは絶交されそうなほど買い込んでるけど、アンタがされる方の本は1冊も買ってないじゃない」
みゆき「たっ、確かにその量は……しかも私が辱めを受けている本は、大半が私であるストーリー上の必然性がなさそうですし……」
こなた「いやー、私がされるのは興奮しないけど、かがみみたいな女らしい身体と気の強い性格の子がいろいろされるのが醍醐味ってモンでしょ」
かがみ「……い、いつか見てみなさいこなた……っ」
みゆき「(見てみなさい? 『見ていなさい』ではなくて?)」

(翌週)
つかさ「ずっと学校休んでて、ゆたかちゃんも凄い心配そうにしてるけど、どうしたんだろこなちゃん……」
みゆき「し、心配ですね。おじさまによると面会謝絶のようですし……」
かがみ「(悪かったかな……みゆきと合作でこなたを散々凌辱しまくった短編小説をたくさん作って渡したからねー……)」

(その翌週)
こなた「鬼畜かがみーん、鬼畜みゆきさーん、鬼畜小説の続きはまだー?」
つかさ「おっ、大声で言わないでよこなちゃんっ!?」
かがみ「お、お前なっ! 私達が後悔してたのを完膚なきまでに台無しにする気かっ!?」
こなた「いつも取り澄ましたかがみとみゆきさんが、実はすっごくエロいと分かって嬉しくてねー。いやー、そのうちひよりんに漫画化してもらえないかなー」
みゆき「わ、わだかまりが解消できましたようで、これはこれでめでたしめでたしなのでしょうね。ええきっと」


・高度差

こなた「かーがみんっ♪」
かがみ「(ひょいっ)」
こなた「(どてっ)……あたた。もー、何で私の跳び付きをよけられるのさかがみ?」
かがみ「こなたが小さくて、腰に力を溜めないとジャンプできないからよ。その証拠に(ふにっ)」
こなた「わわわっ!?」
かがみ「私は予備モーション無しで、こなたを抱き締められるでしょ?」
こなた「あうぅ。私だって溜めなしでかがみのスカートの中に手を突っ込んでいろいろできるのに」
かがみ「やらかしたら即座に通報するからね(冷)」


・母っぽい愛

こなた「私……ホントにかがみと百合関係なのか悩んでるんだよね」
かがみ「悩むな。というか前提自体おかしいから」
みゆき「前にも申し上げられておりますけど、原作に準拠する限りかがみさんと泉さんの間柄は、恋愛感情というよりは、姉妹もしくは親子の愛情に近いような気がしますね。……もっとも百合展開は、泉さんや田村さんのみならず、『橋』や古都の動画会社においても推奨されておられるようですが、私とつかささんもあやかりたいものですね(ぼそり)」
つかさ「だよねー。まるでお姉ちゃん、こなちゃんのお姉さんかお母さんみたいだしっ」
かがみ「みっ、みゆきもつかさも、なに恥ずかしい事言ってるのよ?(照)」
こなた「つまり近親相――」
(げしげしげし)


・見落とす原因

(待ち合わせ――)
かがみ「こなたのやつ遅いわね。また遅刻か――?」
かがみ「あいつ、私達より先に来る事ってないわよね。ったくーっ。映画始まるっつーのっ」
こなた「(みょーん)」
つかさ「(ぎょ!!)」
かがみ「うおっ、いつの間にっ!? それがないと分からなかったわ、どこのお子様かとっ」

こなた「て事があったけど、かがみもつかさも視線が高いから、見てる私の姿はアホ毛だけで、表情とか喜怒哀楽とかぜーんぜん見てないんだね。ヒドいよ友達なのに」
みゆき「(……でも確か、『常に見下ろされてると子供扱いされてるみたいでヤダ』と言われたのは泉さんの方では?)」


・背丈と態度と体型と

かがみ「とりあえず、時間ないから急ぐわよっ(だっ)」
こなた「あーそうだ、私とかがみ達、姉妹って事にしておいて」
かがみ「? 何でよ?」
こなた「いやぁ……その方が違和感なく子供料金で入れるし」
かがみ&つかさ「(ゴーン)」
こなた「(〜♪)」
かがみ「(このガキ……!! 普段身長とか気にしてるクセに、こういうのはきっちり利用するのナ)」
かがみ「(いや、それならいっそ……)……ちょっとつかさ、耳貸して」
つかさ「……え?」

(映画館窓口)
かがみ「大人1枚と、親子セット券1組でお願いします。あ、映画はこの子供向けのを」
こなた「むぐ――っ!!」
つかさ「(……姉妹を通り越して母娘になっちゃったのに、違和感ないのは何でだろ?)」


・黒かがみ

こなた「かがみってさ、私を傷付けるような言葉を平気で使うよね。私が犯罪をいつかやらかすと思ってたり、犯罪者がディープなマニアだったら『こなたみたいな奴が出たわね』って笑ったり」
かがみ「(心外だそれ! それに後者は頭下げて謝ったでしょ!)あのねぇ、アンタの調子で私が発言してたら――」

こなた「やほー、かがみ」
かがみ「おーす、こなた。相変わらずアホ毛で身長稼いでるわね」

こなた「かがみーん、宿題写させて――」
かがみ「アンタの勉強って、一夜漬けしか能がないからね。哀れんじゃうから見せたげるわ」

こなた「か、かがみ様、秋葉原で同人誌――」
かがみ「まあ、男性向けのエロに興味津々の変態男女だものねアンタって。学校でやらしい事ばかり言って、つかさやみゆきを汚さないでよ」

かがみ「――とまあこんな感じよ? ちょっと大袈裟だけど――って、どうして泣くのよアンタっ!?」
こなた「…………鬼畜だよかがみん(泣)。どんな目で見てるのさ私の事をっ」
つかさ「お姉ちゃん……日頃のこなちゃんに対する不満ってどんだけー(汗)」
みゆき「かがみさんは普段から真剣ですから、鞘で抑えないと泉さんのようなあまり真面目でない方を切り裂いてしまうのでしょうね」
かがみ「……確かに調子に乗りすぎたかもね。でも、こなたももう少し相手の気持ちになって喋りなさいよ」
こなた「意地でも謝らないかがみ……萌えないよ。ぐすっ」
かがみ「そーいう事を言うから厳しい事しか言えないのよこなたにはーっ!!(怒)」


・というか放送できません

こなた「『からだであそぼ』や『感じる算数』がエロいって話はしたけど」
かがみ「してねーよ」
こなた「いや、一応ネタ振ったのはかがみだし――『にほんごであそぼ』や『えいごであそぼ』も考えようによっては、言葉責めを連想させてエロいよねー」
かがみ「……そこまでご希望なら、その爛れた欲求を堪能させてあげてもいいわよ?」
こなた「……かがみは英語得意だし、日本語もラノベで鍛えまくってそうだから、遠慮させて下さいお願いします(汗)」


・Kagamuna

かがみ「アニメの修学旅行で撮ったプリクラで、『We love Kagame』なんて文字入れてたけど、『かがめ』って何なのよ一体」
こなた「(本当は打ち間違えただけなんだけど)『かがめ』と言ってかがませた姿勢のかがみを、私とつかさとみゆきさんの3人で後ろから襲いたいという願望を表してるんだよ」
かがみ「…………」
こなた「――って後ろから何するのさかがみ!? 『本気にさせたこなたが悪いんだから』なんて切羽詰った声で言われても何がなんだか――んんあぁっ!!」


・遅く起きた朝は…

つかさ「こなちゃんって夜更かしや徹夜してるけど、朝御飯はきちんと作ってるんでしょ?」
こなた「まあねっ。お父さんもそれなりに家事はできるけど、仕事で徹夜したり寝てたりする事も多いし、ここは娘として親をいたわらないとね。それにゆーちゃんも手伝ってくれるし、つかさんちのかがみ達とは違うから」
つかさ「おじさんの前だとそんな事言えないのに、やっぱりこなちゃんもツンデレなんだね♪」
こなた「わわっ、違う違うー!!(汗)」


・最適化

かがみ「そういえば以前の体育祭で、こなたはみゆきに身体の凹凸激しいから障害物競走は無理だって言ってたけど」
みゆき「……それを逐一繰り返されるかがみさんも、微妙にセクハラっぽいのですが(赤面)」
かがみ「ごめん(汗)。……で、そんな事言ってたこなたは、一体何の競技に出たかったのよ?」
みゆき「実はつかささんが――」

つかさ「こなちゃんは身体に凹凸が少ないから、障害物競走に向いてるよねー」

みゆき「――と発言され、教室は爆笑の渦。結果は言うまでもないでしょう」
かがみ「……自業自得だけど、でも結局こなたの希望は謎なのよね」

という展開だったのでは。


・アニメ第22話・電話の話題より

こなた「(電話中に)空いてる手が妙に寂しかったりしてさ〜」
かがみ「あー、分かる分かる」
こなた「だから、こないだ電話してる間中、ずーっとゆーちゃんの全身をいじり続けてたんだけどね。さわさわーって滑らすの」
かがみ「そういうのってハマるのよねー。なんかつかさを愛撫するとか単純作業がね」
こなた「うーん……でもさ、電話が切れた途端やる気がなくなるんだよね、そーゆーのって。なんか相手の方だけ発散した身体を見るのって切なくてさ」
かがみ「最後までヤればいいじゃない」
こなた「会話と共に情熱も失せてさー」
かがみ「結局放置かよ」
(扉の向こうで)
ゆたか「…………かがみ先輩に電話した時声が熱っぽかったのって、つかさ先輩をさすっていたからですか」
つかさ「…………こなちゃんの上ずった声の原因だったのは気の毒だけど、まだいいよゆたかちゃんは。お姉ちゃんは電話を切ってからが本番だもの」


・プライベートアルバム

かがみ「こなた、アンタまさか、盗撮や盗聴に手を染めてないでしょうね?」
こなた「私はかがみの姿しか盗撮しないし、かがみの声しか盗聴しないよ! 画像や音声も私だけで独り占めして、つかさやゆーちゃんにも絶対に見せないんだから!」
かがみ「……そんな寂しい事しないでも、二人きりで姿と声を満たし合えばいいじゃない」
こなた「……かがみん?(汗)」


・虎の威を借る

こなた「そういえばさー、陵桜って苛めの問題とかってあまり聞かないよね」
つかさ「そ、そうだね。安心できるのはいいんだけど何でだろ?」
みゆき「進学校ですから多かれ少なかれきちんとした方が多く(泉さんもご趣味以外は人の道に反してはおられませんし)、また自由な校風のおかげで人間関係の風通しが良いからではないでしょうか。……よしんば悪事を喜ぶような最低の人がいたとしても、それなりに頭が回る以上、足の付きやすい校内での犯罪行為は避けるでしょうし(ぼそり)」
こなた「それにかがみとかみゆきさんとか峰岸さんとか、黒井先生とか桜庭先生とかも厳しいからねー。悪い奴は絶対に眠れないよー」
つかさ「だねー」
みゆき「(言えませんっ。一年の頃に泉さんを苛めようとした人をかがみさんが口に出せないような状態にしてから、その人は入院したまま転居、かがみさんも私が必死に庇いましたけど責任を取って学級委員会を辞めてしまわれて以来、泉さんを苛める人は一人もいなくなったなんてっ)」

かがみ「……なんて事実があったわけじゃないと思うけどね。そんな奴にはこなたが実力行使してるだろうし」


・決まり文句

こなた「ウチの学校に水泳の授業がない件についてだけど」
つかさ「こなちゃん、またその話題?」
こなた「つかさに突っ込まれるとは……。まあともかく、私としては――そしてゆーちゃんとしても――助かる事があるんだよね」
つかさ「やっぱりこなちゃん、プールで足が底に届かないんだ?」
こなた「う゛っ(←図星)」
みゆき「『あずまんが大王』の美浜ちよさん、『トリコロ』の七瀬八重さん、『ひだまりスケッチ』のゆのさんでも採り上げられている、いわば定番ネタではないでしょうか。ご当人にとっては命に関わる事ですから、ネタという表現は不謹慎かもしれませんけど」
つかさ「家が遠いゆきちゃんはともかく、こなちゃんだったらお姉ちゃんを『かがみの水着姿が見たい』という理由でプールに誘うはずだから、ずっと疑問に思ってたの」
こなた「水着より裸を見たいから入浴施設に誘……いや何でもないですからつかささん?(汗)」


・安全過剰

かがみ「こなたのメールアドレスって、ローマ字で『眼鏡っ子激LOVE』だって言ってたわよね。それについて疑問があるんだけど」
こなた「なにー?」
かがみ「全部ローマ字だったら、『LOVE』じゃなくて『RABU』なんじゃない?」
こなた「…………あ。い、いやー、英単語だからローマ字の対象外かと思ってたけど、まさかそこまでローマ字の対象ですかかがみ様っ!?」
かがみ「……まあ分かり辛いアドレスという目的は満たしてるけど、私達にまで分かり辛いアドレスじゃ本末転倒よね」


・切実に危険

こなた「…………かがみに散々言われたし、スパムや迷惑メールが鬱陶しくなったから、メアド変えようと思ってね」
みゆき「……そこまで気になさらなくても良いとは思いますが、どのようなメールアドレスのご予定ですか?」
こなた「全部訓令式ローマ字で、『ツンデレ萌え萌え私の嫁』だけど?」
みゆき「……かがみさんにお仕置きされそうですから、もう少し普通のメールアドレスになされては……(汗)」


・むしろ男友達は

かがみ「アンタのアニメやゲームの趣味は、おじさんの影響で少女向けのものも多くて、女友達の話題にもついて行けたって話はしたわよね」
こなた「あー、そんな話もしたっけ。で、それについて何かあるの?」
かがみ「いや、あの時は私から話題を振ったんだけど、そもそも話を合わせる必要のある女友達なんかいたのかと……中学の時の魔法使いさんも性別不明だし……」
こなた「うう、自然体でむごいよかがみん……散々私を口が悪いとか言うくせに……(泣)」


・移住者

つかさ「でもこなちゃん、地元のお祭りもいつなのか知らないし、お姉ちゃんは『地元で顔を合わせたくないタイプか?』って言ってたけど、もしかして学校とかで辛い事――」
こなた「つかさ」
つかさ「――ごめんね。こなちゃんの気持ちも知らないで」
こなた「(言えない……そもそも地元の神社がどこなのか知らないなんて。お参りはお母さんのお墓か、もしくは柊家にしか行かないから)」

なんて理由はいやんですが、いじめられてたり嫌がらせされてたりというのはもっといやんです。というかモデルがにゃもー先生の地元ですし、あまりヒドい事はなかったでしょう。


・私の「大好き」

かがみ「…………(はぁっ)」
こなた「んー、どしたのかがみん?」
かがみ「私達の二次創作を18禁も含めていろいろ見てたんだけどさ、私がこなたに性的なあれこれを、非道な事までされるのが多いのよね(私がこなたにヒドイ事するのも少しあるし)。万が一にもそんな事はないと思いたいんだけど、もしこなたにそんな劣情を抱かれてたらと思うと――」
こなた「し、しないよそんな事っ。私はかがみんが大好きなんだから……体重でからかったりツンデレな所をいじったり胸を揉んだりしても、かがみを傷つけたり、ましてやもっとヒドい事をするくらいなら、ヤンデレかがみにNice boat.された方がマシだよぉっ(泣)」
かがみ「だから何なのよその表現。……でも、変な事考えてごめんね(ぽふっ)」
こなた「あんがとかがみー。胸に母性を感じるよー(すりすり)」
かがみ「よしよし。甘えるのが上手なんだからこなたって(なでなで)」
こなた「……もちろん、かがみが心の底から私と愛し合いたいなら、お互い濃厚に睦み合うのは大歓迎だからねー♪ あ、もちろんつかさやみゆきさんが混ざるのも嬉しいよ」
かがみ「まま待ちなさいよっ!!(赤面)」


・レインボーブリッジを封鎖するな

ゆい「こなたー、進路迷ってるなら警察官にでもしない? こなたは運動能力高いし、試験に合格すればおねーさんが色々教えるからさっ」
こなた「警官漫画を大量に薦めるのはそのせいですか(いつまでも私を子供扱いなんだから姉さんは)……でも警官はちょっとねー」
ゆい「……ま、まさかこなた、私の愚痴のせいで警察が嫌になったとか?」
こなた「警官だと休日や年末年始にも出勤あるでしょ? コミケやその他諸々のイベントに行けなくなるのはヤだし。ゆい姉さんは気付いてないかもしれないけど、きー兄さんが帰ってきても一緒の休みをほとんど取れないよ?」
ゆい「辞める(真顔)」
こなた「わーっ落ち着いてゆい姉さんっ!(汗)」


・教えてお母さん

かがみ「こなたって、アンソロジー集やアニメで私やつかさやみゆきに変な服を着せたがるけど、何故私達の身体のサイズを知ってんの?」
こなた「へ、変な服!?」
かがみ「変だとまで言い切るのは悪いけど、普通の部屋着やお出かけ用の服はまず出てこないじゃない。コスプレとメイド服以外に出てきた記憶は、はっきり言って皆無よ。……もちろん、『全てを知り尽くしてるから』とか『直に採寸してるから』とかいう妄想は許さないからね」
こなた「あうっ!? ……ま、まあ、かがみの場合、つかさから聞き出すのも気の毒だから、『服をプレゼントします』ってみきさんに言ったらサイズを教えてもらってねー。もちろんつかさもみきさんから、みゆきさんはゆかりさんから聞き出してるよー」
かがみ「くっ……つかさならまだしも、お母さんにお仕置きとかできるわけないじゃない!?」
こなた「ちなみに私は、いくらたった一人の親でも男親にサイズを教えたりはしないから、お父さんに聞いても無駄だからねー」
かがみ「甘いわね。アンタ、小学校を出た時から体格が変わってないでしょ」
こなた「(ぎくぅっ!?)」
かがみ「そんな小さな頃から一人で服を買ってたとは思えないから、成実さんと、ゆたかちゃんちのゆきさんに聞けば教えてくれるはずよ。特にオタク趣味があまり好きじゃないらしいゆきさんは、こなたを女の子らしくするのに協力してくれるでしょうね。……この際とことん可愛い服を見立てて、アホ毛の先から爪先まで、女の子らしい恥じらいで真っ赤にしてやるわ」
こなた「やめてーかがみーんっ、それだけは〜〜〜〜ッッ!!!!(赤面)」


・未確定にはご用心

(アニメイトにて)
こなた「おっ、私達のOVAの予約に特典が付くんだって。内容は未定だっていうんだけど」
つかさ「こなちゃん、予約しないの? こなちゃんって特典が大好きだよね?」
こなた「実は全然興味ないモノだったりして、よその特典の方が魅力的だと悲しいんだよ? こーいう高額商品は保存用や布教用まで手が回らない事が多いし、桜藤祭も限定版に私サイズの制服を付けて一部の男性ファンに引かれたってゆーんだから(泣)」
つかさ「……まあ確かにあの制服はちっちゃくて、女性でもほとんどの人が着られないから……」


・本名:イリカ姫

つかさ「こなちゃんって、ドラクエだとどの作品が好き?」
かがみ「私はアニメで5について『断然ビアンカね』と熱弁振るってたけど、ゲーム性だと初めて4人パーティになってメンバー入れ替えもできる3、章立てにしてキャラクター別のストーリーを強く立ててる4、主人公視点を採り入れたグラフィックが見事な8かしら?」
こなた「(得意なシューティングだけじゃなくてRPGまで手を出して、もー立派なオタクだよかがみ……ってのはさておき)6だよね。……いや、妹が2人できるのはもちろんだけど」
かがみ「即座に弁解しなくても……というかそれって片方は夢の世界で、もう片方は血の繋がりがないし……」
こなた「下の世界のフォーン国で、鏡の中に閉じ込められてたのが解放されて王様と結婚したカガミ姫ってのが出てくるから、かがみとこ――親友になってからより一層!」
かがみ「力説するな!」
こなた「フォーン王が羨ましいよ。何といっても『カガミ姫は私の嫁!』だもんね」
つかさ「こなちゃん……どちらかというとそれって、カガミ姫を閉じ込めた悪い魔法使いの台詞だと思うけど……(汗)」


・神々の綻び

こなた「『ラグナロクオンライン』ってさー」
ゆたか「え?」
こなた「いつラグナロクが起きるんだろ?」
ゆたか「…………そ、それはないんじゃないかなお姉ちゃん? 『ファイナルファンタジー』もシリーズはファイナルにならないんだし?」
こなた「管理者の一人による陰謀が明らかになり、サーバーが崩壊してゲーム自体が終焉を」
ゆたか「しないってばいくらなんでもっ。コンプで連載してた漫画やその原作のゲームじゃないんだからっ(汗)」


・さよならセーラー服・1

かがみ「ところでさ、こなた。陵桜の制服は、中学の制服みたいに、卒業してもコスプレ用とか言って取っておくんでしょ」
こなた「そりゃもう。『きら☆すた』のそなたのコスプレに使えるから、かがみも一緒にかがりのコスプレしようね♪」
かがみ「そうね。いつのイベントにしよっか?」
こなた「……恥ずかしがりながらもほっとけなくて一緒に参加してくれるかがみに私が萌えるからって、積極的に同意して挫いてくれるつもりですかかがみさん(汗)」


・さよならセーラー服・2

かがみ「ところでさ、こなた。陵桜の制服は、中学の制服みたいに、卒業してもコスプレ用とか言って取っておくんでしょ」
こなた「そりゃもう。かがみとはセーラー服プレイが一番萌えるもんねー」
かがみ「こなたの馬鹿。ちなみに、恥ずかしがって言うんじゃなくて本心からよ(呆)」


・さよならセーラー服・3

かがみ「ところでさ、こなた。陵桜の制服は、中学の制服みたいに、卒業してもコスプレ用とか言って取っておくんでしょ」
こなた「いやー、さすがに二度ネタはよしとくよ。実は後輩に譲ろうと思って」
かがみ「でもさ、同じくらいの背丈の新入生の伝手なんかあるの?」
こなた「新入生じゃないけど、すぐ身近にね。ゆーちゃんの制服の予備にしようかと思ってさ。もちろんゆーちゃんが卒業しても、二人でコスプレするために取っておくけどね」
かがみ「ゆたかちゃんも気の毒に……(汗)」


・さよならセーラー服・4

かがみ「ところでさ、こなた。陵桜の制服は、中学の制服みたいに、卒業してもコスプレ用とか言って取っておくんでしょ」
こなた「いやー、専門の店に売ろうか、ネットオークションにかけようか迷ってるんだよねー。実はその筋だと結構な値段が付いててさ、ネックは小さ過ぎるサイズだから、せめてかがみやつかさやみゆきさんの制服も私に売らせてもらえば」
かがみ「……そんなに停学処分で留年したいなら、今すぐ黒井先生に通報してあげるけど?」


・不発弾処理

(教室)
こなた「(くそぉっ、高校生活の最後の彩りのために、かがみの机に仕掛けた偽ラヴレターを回収する羽目になるとは〜)」
こなた「(えーと、この中に……っと)」

(廊下)
かがみ「さて、教室に名残を惜しんで(がらがらっ)」

(教室)
かがみ「……あれ?」
こなた「え、え〜〜〜〜と…………(汗)」
かがみ「こ、こなたっ……。私の机に入れようとしていたそれ、まさかアンタが……」
こなた「(……どーするんだ私!? 『はい』と言うとかがみに百合カップル認定されて、『いいえ』と言うとかがみに高校生活の最後の思い出を保健室にされそうなのに……)」


・不発弾処理中

こなた「……ごめんなさいかがみ様。素直に謝らせて、百合にも保健室行きにもさせないで下さい」
かがみ「…………いまいち言ってる事が分からないけど、大した事ない悪戯の手紙だって言い訳は認めてあげるわ」
こなた「(お、怒ってるよかがみ……)ところで、何でかがみは机の中を見なかったの?」
かがみ「あらかじめ、机の中やロッカーの中は全部家に持ち帰って空にしてたのよ。家族で外食に行くのに、手荷物多いと面倒だからね」
こなた「……でもまさか桜庭先生に、『ロッカーがラヴレターで溢れてるから早く回収しろ』なんて言われたりしないよね?」
かがみ「……何十人がラヴレター出すのよ。てゆーかロッカーの構造上、手紙は溢れる前にきちんと入れられなくなるんじゃない?」


・不発弾処理失敗

こなた「(あーあ、結局偽のラヴレターは持ち帰る事になっちゃったよ。かがみとつかさは早々にバスに乗ってったし、私と一緒に校内の名残を惜しんでるのはみゆきさんだけ――)」
みゆき「そ、その……泉さんが隠されているラヴレターは一体どなたから?」
こなた「(あああああっ!? 何でかがみじゃなくて私の高校生活の最後に彩りがぁぁぁっ!?)」


・自動運転

かがみ「こなたは卒業してから教習所に通ってるってゆたかちゃんから聞いたけど、やっぱり自動車の免許取るの?」
こなた「うん。かがみんちと違ってウチは駅から歩ける距離じゃないし、バスは本数多くないし――あるだけマシ、ともいうけど」
ゆたか「駅までは自転車を使ってますけど、雨の日とかは自動車の方が楽でしょうから……」
こなた「それに、ゆーちゃんが酔わないように優しい運転で送り迎えしてあげたいからね」
ゆたか「お、お姉ちゃんっ!?(慌)」
かがみ「あーあー妹思いね。妬けちゃうわ私?」
こなた「ももももちろん、かがみ様とドライブでデートする事もできますからっ!!(汗)」
かがみ「……でも最大の問題は身長よね。こなたはフロントガラスから自動車の前を見る事ができるの?」
ゆたか「……私に聞かないで下さい。むしろ私は、お姉ちゃんがアクセルとブレーキを踏めるかどうかの方が不安なんですから」


・こなたの逆襲(された方)

こなた「うう、かがみとみゆきさんに鬼畜小説を書かれたお返しをするには……自業自得だったってのは言わない約束だヨ?」

こなた「かがみん、ほらこれー」
かがみ「……何これ?」
こなた「……かがみのえっちな絵なんだけど」
かがみ「いや、下手過ぎてえっちとかいう以前の問題で……」
こなた「…………」


・こなたの自滅

こなた「絵が下手だと言われてたのを自分でも忘れてたよ……ショートストーリーを書くのも今更だし」

ひより「そ、そういう事で私の所に来たわけですか?」
こなた「とゆーわけでお願いひよりんっ。みゆきさんは後回しでいいから、かがみがたっぷりえっちな事をされる漫画を一つっ」
ひより「いいい泉先輩っ!! どーいうルートでまだ入稿したばかりでブログでもシークレットのかが×こな新刊の情報をっ!?」
こなた「初耳だよそれ!! てゆーかそれじゃ私の方がたっぷり辱められるって!!」
つかさ「…………こなちゃんもひよりちゃんも、今夜は社務所で一晩中寝かさないからね?」


・紛い物

つかさ「こんにちは…………ひぁっ!?」
こなた「あー、ごめんねつかさー。お父さんが通販で頼んだエロゲーが整理してなくてさー、ゆーちゃんがいないうちに片付けたかったんだけど」
かがみ「18歳を過ぎてから悪びれなくなったなあんた。万が一ゆたかちゃんが染まったら、成実さんやみなみちゃんが怖いわよ?」
こなた「あうっ。ちなみにお勧めは、私そのままのヒロイン、しかも主人公の妹とばかっぷるになれる『○こでもす○○○○つでもす○○○』と、かがみとつかさそのままの退魔師姉妹が私やみゆきさんそっくりの操られた親友やお互いに堕とされて触手で(ピー)されまくる『○触○』――」
(ごきゃっ!!)
こなた「あうううう……。触手が意外と善人で奴隷とハッピーエンドなのに拳骨はよしてよ弓○と小○――じゃなくてかがみ様とつかささーん」
かがみ「やかましいわっ!(激怒)」
つかさ「私もたまには怒るんだからこなちゃんっ!(激怒)」
みゆき「悪い方向で複雑な感じですね……。私そっくりの成人向けゲームのキャラクターが話題になっていたと思ったら、いつの間にかそのような事になっていたとは……(汗)」

※外見どころか性格まで、本当にほぼそのままだそーです(汗)。いいのかそれで。


・シャッター

みゆき「でも……おじさまもたくさん買っておられたのですね、泉さんがされるようなゲームを」
こなた「年齢制限ないゲームも買ってるんだけど……みゆきさんまでそんな目で見てたんだ……」
かがみ「しかし……こんな環境で、よくこなたがここまで『健全に』育ったものだわ」
つかさ「私達……こなちゃんちで襲われないように気を付けないといけないかも」
こなた「失礼なっ。お父さんだって手を出さない成人指定があるんだからっ」
つかさ「えーと、『ぼーいずらぶ』っていうの? ひよりちゃんがお兄さん達に買ってもらってる」
みゆき「グロテスクな描写が主体のものでしょうか?」
かがみ「作画が悪かったりゲーム性が悪かったりするのでしょ? おじさんは作家だから、そういうのに厳しいと思うのよね」
こなた「全員正解です。有難うございました(涙)」


・こなたの保健室

ゆたか「ちょっと保健室を確認しておこうと思って――(お世話になるだろうから……)。あ、お姉ちゃん案内して〜」
こなた「ああ、なるほどね。よいよい」
こなた「あれ……そういえば保健室ってドコだっけ……。利用したコトないからわかんないや」

ゆたか「という事が入学したての頃あったんだけど、身体測定って保健室でやるはずなのに、どーしてその場所を覚えてなかったんだろ?」
みなみ「身体測定の結果がショックで、保健室の場所にトラウマが出来てしまったとか?」
ひより「かがみ先輩やつかさ先輩をえっちな行為目的で連れ込んだら、先輩達に逆襲されて心に傷を……」
みなみ「……それはないと思う。天原先生がほぼいつもいるし、怪我人や病人や桜庭先生がしょっちゅう出入りしているから」
ひより「そ、それじゃ天原先生が泉先輩をっ!? 絵的にかがみ先輩が襲うのと同じくらい萌えるけど!?」
ゆたか「た、田村さんっ。さっきから桜庭先生が後ろに――」


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