☆ らっきーすたー×☆☆☆☆ ☆


 目次 (1) (2) (3) (4) (5)


☆成実ゆい編


・眼鏡連盟

こなた「ふと思ったんだけど、みゆきさんやひよりんの眼鏡が、邪眼とか直死の魔眼とかを封じるための物だったら面白いなーって」
みゆき「さっ、さすがに、日常的な『らき☆すた』でその設定はないのではとっ」
ひより「実際にそんな目だと、周囲に被害を及ぼさないようにするだけで疲れるっスよ」
ゆい「覚えてないんだこなたー。私が眼鏡外してこなたに色々仕込んだのを。……今のこなたがえっちな話に抵抗感がないのも、5%くらいは姉さんのせいだけどね」
こなた「(何ですと――ッッ!?)」


・近くて遠い関係

こなた「8巻でさー、ゆい姉さんが、私らと半年も顔を合わせずに、お腹にタオルを仕込んで妊娠の振りをするなんて、考えてみれば寒過ぎる行為をしてたんだけど」
ゆい「……悪かったね、寒過ぎて。ああんきよたかさーん、ませた妹がいじめるー」
こなた「……ていうか、ホントに妊娠してたら、ゆき叔母さんからも話が来るはずじゃないカナ? それに、同じ県内なのに妹のゆーちゃんともお互い会う時間を作れなかったなんて、ホントに仲がいいのお二人さんや?」
ゆい「グ……ズ……ギャアアアム!!!!」
ゆたか「えええ、えっと、こなたお姉ちゃんは優しくしてくれるし、先輩達やパティちゃん達としょっちゅう遊んでたし、きよたかお義兄ちゃんも含めて電話やメールは頻繁にしてたし……」

などという事情があったのかは不明。


・いっそ断酒を

こなた「ねえ、ゆい姉さん」
ゆい「んうー、何だいこなた?」
こなた「第三のビールって聞くけどさ、第二のビールってあるの?」
ゆい「……(ぴっぴっ)」

ななこ『発泡酒の事やろ。大麦以外の材料も使(つこ)て、材料不足対策や酒税逃れをしよった。第三のビールは麦芽も使わんかったり他の酒を混ぜ物にしたりと――』
ゆい「とゆーわけなのだよ。あああ、酒気帯び運転の規制が強くなったから、飲み明かした次の日はドライブができないんだよねー(とほー)」
こなた「結局黒井先生頼りですか。しかも携帯電話で」
パティ「Ah……ユイさん、root beerかginger aleデモイタダきマスか?」

※ルートビアもジンジャーエールも、アルコールは含んでいません。ジンジャービールはお酒に入りますが。


・衛生的

こなた「あうー、もうすぐ冬だけど寒いのはヤだよー」
ゆたか「だねー(こなたお姉ちゃんがだらけるのは、かがみ先輩達が大変だけど)」
ゆい「んうー。冬でもイイ事はあるよ?」
こなた「どんなー?」
ゆい「生ゴミが痛むのが遅い!」
こなた「……確かに一人暮らしだとゴミも少ないと思うケド、きー兄さんが帰ってる時はこまめにゴミを出しなヨー?」


☆泉そうじろう編


・特等席

(電車の中――)
そうじろう「よいしょっと」
こなた「お父さんがそこに座ったのって、可愛い女の子が写ってるポスターの正面だからだよネ?」
そうじろう「帰ったらお父さんの部屋に来なさい。俺はかなたとかがみちゃん一筋だと」
ゆたか「そこでネタに走らないで伯父さん……こなたお姉ちゃんがゆいお姉ちゃんにメールを送っちゃうから……(涙)」


・信用のない小早川家

そうじろう「こなたとパティちゃんはかがみちゃんとつかさちゃんの所へ行ってるから、今日はゆーちゃんと、遊びに来たゆいちゃんと、家に3人だな」
ゆい「こなた達がいないのは残念ですけど、いい友達がいて安心ですよー(たはー)」
ゆたか「だねー、お姉ちゃん。……みんなお姉ちゃんにとっては『成長のいい子』だけど、お姉ちゃんだって高校の時は、少なくともかがみ先輩か峰岸先輩くらいあったんだし」
そうじろう「伯父貴の餌食……」
ゆい「なんて言い出すのは執筆疲れの時にありふれてますから何も言いませんけど、きよたかさんがまた帰って来ない私と、みなみちゃんが病気で学校を休んでいるゆたか、2人に餌食にされるという展開もありますからね? もちろん、健全な展開でも、私達におごって財布を餌食にされるという展開もありです」
ゆたか「という事で、お昼お願いしますね伯父さん♪」
そうじろう「うぅ……俺に信用ないのは一緒だよゆき……(涙)」


・精神的に(どちらかと言えば)

こなた・そうじろう「(ほわぁ〜〜……)」
テレビ『ミラクルール♪ マジカルール♪』
そうじろう「朝からいいエネルギー貰ったな!!」
こなた「朝っぱらからいい年した男女が女児向けアニメ観て喜んでるのも、世間的にみたらどうかって感じだろうけど。こんな健康的なのに」
そうじろう「男女……(じーっ)」
こなた「お、おとーさんっ。私をまじまじと見ながら、男女と書いて『おとこおんな』なんて振り仮名付けてませんかっ!?」


・肉体的に(だけではなく)

(続き――)
こなた「で、真面目な話ですがお父さん」
そうじろう「な、何だ?」
こなた「昔は小さな頃のお母さんが『ねぇねぇ、そーくんも一緒にみよーよっ』と誘っても、『そんな女向けアニメ、かっこわりーからみねーよ!!』なんて言ってて、今は『昔はあーだったのに、どこに恥じらいを忘れてきたのやら』なんて考えてるけど、それって恥じらい云々じゃなくて、『かなたと一つでも多くの共有できるものを作っておきたかった』と後悔して、私をお母さんの身代わりにしてるわけじゃないよね?」
そうじろう「かもしれんが、ここでかなたを回想したのは、こなたのせいでもあるんだぞ?」
こなた「やっぱり、私がお母さんと似てるから?」
そうじろう「それはあんまり無い。どちらも親しい相手だから、柊さんにとってのみきさんとかがみちゃん、高良さんにとってのゆかりさんとみゆきちゃん、岩崎さんにとってのほのかさんとみなみちゃん、えっと後は――」
こなた「……さいですか。じゃあ何で?」
そうじろう「普通、父親と娘を指すのに『男女』なんて表現は使わないだろ。『親子』とか『父娘』とかが普通じゃないのか? 『男女』はむしろ恋人や夫婦だし」
こなた「…………や、優しくしてね、そう君?」
そうじろう「待てえええっ!! 絶対にこのタイミングでゆーちゃんやパティちゃんがーっ!! 万が一ゆきに見られたら人生終了のお知らせにーっ!!」


・25歳おめでとうございます

そうじろう「ぬわーっっ!!」
こなた「……何なのさお父さん、朝から騒々しい」
そうじろう「『ドラクエ』の『I』から『III』までが、Wiiで発売されるんだぞ!! しかも、ファミコン版とスーパーファミコン版両方を忠実に収録して!!」
こなた「私は辛うじてスーパーファミコン版『III』はプレイしてるけど……まさか、復活の呪文でプレイを続けたり、『III』の冒険の書が凄く消えやすくなったりとか」
そうじろう「……復活の呪文は正式採用だそうだが、冒険の書が消えるのはいくら何でも……いや、しかし……」

※そーいう仕様はないはずです。いくらなんでも。


・煮沸大好き

つかさ「こなちゃんのお父さんって、『そうじろう』さんだから、石川県にお兄さんがいたりするのかなー」
かがみ「どうなのかしらね。イチローは次男だし、『松平次郎三郎』こと徳川家康も長男だし」
みゆき「……金沢出身の小説家の泉鏡花の本名と同じ、『きょうたろう』でしょうか?」
ひより「……いや、だから、いくらゆーちゃん一家とパティちゃんを除いて、同居していない親族がキャラクター紹介にも出ていないからって、憶測だけで設定を捏造するのはどーっスかね先輩方……」


☆高良ゆかり編


・Dal segno senza fine.

ゆかり「ただいま〜。あら、みなみちゃん?」
みなみ「お邪魔しています」
みゆき「かがみさんと小早川さんも一緒に遊びに来られまして。先程お二人はお帰りになられたところです」
ゆかり「残念ね〜。実はね、みゆき。かがみちゃんはみゆきの好意に鈍過ぎるんじゃないかと思ってね」
みゆき「……はぁ」
ゆかり「つかさちゃんもよ。無邪気なのは可愛いんだけど、度を過ぎてるからみゆきのアプローチを受け取ってくれないの」
みなみ「……ですか」
ゆかり「でも、泉ちゃんも悪いのよ。みゆきに気のあるような事ばかり言って、かがみちゃんとつかさちゃんにも手を出してるし」
みゆき「そ、そのっ……」
ゆかり「そうそう、小早川ちゃんも鈍感なのは、泉ちゃんの従妹だから一緒よね。おまけに気を利かせて二人きりにしても、お互いかがみちゃんとみゆき並に奥手なんだから」
みなみ「え、えーと……」

(数十分後――)
ゆかり「でさ、かがみちゃんはみゆきの好意に鈍くて、女の子が大勢出てくるゲームの主人公みたいじゃない?」
みなみ「(愚痴が……ループしています……)」
みゆき「(……これで鬱憤が晴らせるなら別に構いません。私達は日下部さん以外、鬱憤を溜め込むタイプばかりですから、それに比べれば……)」


・失念

ゆかり「みゆき〜、そのチョコちょうだい〜」
みゆき「はい、どうぞお母さん」
ゆかり「ありがと。それじゃポケットに入れてっと」
みゆき「あ、あのっ、そのチョコは外国製ですので、日本のチョコとは違って高温に弱いのではないかとっ」
ゆかり「〜〜〜〜♪」

(その後――)
ゆかり「んう〜〜〜〜っ!!(怒)」
みゆき「やはり溶けましたね……ポケットの中で……」


☆岩崎ほのか編


・家族のきずな(強度不明)

(スーパー)
(ご家族ごとに2点まで)
みなみ「だって、お母さん」
ほのか「どうしようかしら……。私もみなみも、レジ係の人に顔を覚えられてるし」
ゆかり「そうだわ〜。ほのかさんとみなみちゃんが――」
みゆき「――『家族の縁を切れば』とか言うのでしたら、私もお母さんと縁を切りますからね」


☆小神あきら/白石みのる編


・かがみ様レベル

りんこ・まどか「ここが鷲宮神社かぁ〜〜!!」
あきら「閉町するって聞いたからさー、私も多少、血縁のある場所だし、来ておこうかなーって」
まどか「そっかぁ〜。……て?」
あくる「つまり、小神家は、柊家に血縁関係があると……」
りんこ「なのに、つかさちゃんには覚えてもらってないし、サイン会でもお互い分からなかったんだねー?」
あきら「え、えっと、柊家がいるのは鷹宮神社で、住所もほとんど一緒だけど、一応ココとは別物だからっ!」


・「あきらは」「今回も」「弁解できず」

通行人「あ、あのっ、もしかしてAKB……!? ですか!?」
かがみ・つかさ「(首を横に振って赤面)」
りんこ「にゃはは、自分以外の名前が出て悔しーん?」
あきら「いやー、そうだけどそうじゃなくて……」
(中略)
あきら「最近はちょっとチェックのプリーツとか穿いてて可愛いと、すぐAKB、AKBって……アレ? どしたん?」
りんこ「いやー、一瞬浮かんだ慰めの言葉も消えるくらい、まだ全然大丈夫そうだにゃーって……」
こなた「……つまり小神さんは、かがみとつかさを可愛くて思う存分アレしちゃいたいとゆー訳ですな?」
あきら「いいい、いきなり現れて何を言ってるんですか泉さん!? サイン会で会った、ええっと、柊さんもいきなり抱き締めて頬擦りしないで!! お姉さんも呆れてないで引き剥がして下さいよっ!!」


☆宮河ひなた/ひかげ編


(なし)


☆泉かなた編


(なし)


☆にゃもー編


(なし)


☆成実きよたか編


(なし)


☆柊ただお/みき/いのり/まつり編


・辛辣な油と書いて

(スーパー――)
みき「あら、近頃はラー油も色々売ってるのね」
つかさ「学校の友達も、具が入ってるのを買って、お料理を工夫してみてるって。お姉ちゃ、えっと、かがみお姉ちゃんも、インターネットを見ながら話してくれてたよ」
みき「つかさにそれとなく要求してたのかしら? かがみって、つかさのお料理が大好きだから、傍から見ているとかがみがつかさの旦那様みたいだもの」
つかさ「はうっ!? い、いやその、お姉ちゃんは頼もしくて、優しくて、いつも私を守ってくれて〜〜っ!?」
みき「(これだから男の子を連れて来ようとは思わないのかしら? こなたちゃんも男の子みたいな所があるし――)」

ラー油A『品名:ラー油』
ラー油B『品名:食用油』
ラー油C『品名:おそうざい』

みき「……ラー油って一体何なのかしら?」
つかさ「ラー油というのはね、熱した食用油に唐辛子とかの香辛料を(以下略)」


・逃走路

かがみ「さて、『高速道路』という英語が分からない姉さん達だけど」
まつり「え?」
いのり「……さすがに私は間違ってるのは分かったけど、じゃあ何てゆーの?」
かがみ「『expressway』よ。運転免許持ってるんでしょ姉さん達?」
まつり「またかがみは馬鹿にしてー! 『いーえっくすぴーうぇい』の正式名称なんて知らないわよ!」
いのり「そういえばまつり、『EXPWAY』を、『経験値を貰える道路』だなんて勘違いをしてたわね?」
まつり「わ〜〜〜〜っっ!?(汗)」
かがみ「まつり姉さん…………妹として泣いちゃっていい?(涙)」

みき「……まあ一応、いのりも学力は『3.5』で、私やかがみに近いくらいはあるけど、苦手科目が英語だものね?」
ただお「まつりは学力がつかさやこなたちゃんと同じ『2.5』で、テニスが趣味なのに体育が得意でもなかったからなー」
つかさ「お父さん……私もいるのに容赦ないよぉ……(泣)」

みゆき「なお自動車専用道としては『motorway』、交通整理のない一旦停止不要な立体交差道路をアメリカ合衆国などで『freeway』とも呼んでおります。また、それぞれの間に大きな意味の違いはないようですね」


・母と娘の(以下略)

こなた「うーん、しかし、さすが、つかさやあのお母さんのいる柊家!!」
つかさ「え?」
こなた「いや、こうしてみると、毎日毎日バランスもいいし、色彩鮮やかで気を遣ってるし、さすがだなーと」

みき「えっ、やだ、何、撮るの? ちょっと待って? それじゃちょっと彩り悪いから――」
かがみ「……いきなり着替えないでお母さん。これは食事の記録で、お母さんの記録じゃないし」

かがみ「目に残る形にすると、ホラ、ね? 見せるワケでもないのに、誰に見栄はってるんだか……」
こなた「(みき×かがみとしか思えないのですが私には――!!)」


・若作り2世

こなた「ところでさ、8巻でほとんど出番なかった、柊家の皆さんの話だけど」
まつり『おーおー、言ってくれるねこなたーん?』
こなた「いのりさんのゆったりしたワンピースがマタニティウェアみたいで、とうとう結婚や妊娠で忙しくなってたのかと」
まつり『ねーさんっ、私というものがありながらーっ!!』
いのり『こなたちゃんの発言をなに真面目に受け止めてるのよ!! 昨日も一緒に巫女装束の着付けをしたでしょ!!』
こなた「…………柊家の姉妹って、母娘なのがデフォルト?(汗)」


・とーれたってぴーっちぴーっち(以下略)

(『けいおん!』3巻39ページ)
律「なんか40年以上前のギターらしいよ」
さわ子「そんなに古かったんだ!」
唯「……てことは、さわちゃん、50歳以上?」
さわ子「どこにこんなピチピチした50歳がいるか!!」

まつり「――いるよね」
かがみ「……うちのお母さんの事を考えてるんだろうけど、あれは特別な例だから」
まつり「確かにお母さんの年齢詐称に『サバ読み過ぎ』とは言ったけど、ゆかりさんもほのかさんも外見ああだから。まあお二人とも、子供がかがみとつかさとおんなじか少し小さい程度だから、やっぱりいのり姉さんを産んでるお母さんはもっと年上で……」
みき「まつり、ちょっとこっち来て、神様の依り代になるお母さんの相手をしてくれるかしら?」
まつり「え、えーと、依り代は姉さんだけで満足いやああああっ!?」


・食べ過ぎ注意

まつり「東鷲宮駅の近くの西大輪に、『とんかつ つかさ』ってお店があるんだよねー。食べ歩きブログをやってる人のトコも、『つかさ+鷲宮』を検索して来る人が多いんだってさ」
かがみ「それをなぜつかさじゃなくて私に言うのかは、この場でねっちりと吐かせてあげようかしら、私の姉さんというよりいのり姉さんの甘えん坊の妹」
まつり「運動能力は私の方が高いんだからね、かがみ。かがみが保健室や準備室で押し倒してたみゆきちゃんと同じくらいだけど」

いのり「まーったく、この妹どもは……。あと、幸手市のウチ寄りの方、円藤内(えんどううち)に和食の『旬菜亭みゆき』ってトコがあるけど、免許取ってからみゆきちゃんを連れてった事でもあるのかしらね?」


・気が早過ぎ

(夏祭り――)
ただお達「(がやがや)」
いのり「町内の山車の先頭に立つ鳳輦のお祓いは、男手ばかりなのよねー。いくら今は女でも神職になれても、やっぱり神職の資格を持つ気のあるお婿さんを探さないといけないのかしら」
まつり「とか言って姉さん、お父さんにお見合い頼もうともしないじゃない。かがみと同じで男の基準が高いんだからさー」
ただお「こらこら二人とも。喧嘩はよしなさい」
まつり「喧嘩じゃなくて姉さんがんむうううっ!?」
いのり「(ぷはあっ)あ、お父さん。お祓いは終わり?」
ただお「ああ。行列に出る前にお供物を片付けておこうと思ってね」
(鳳輦が移動を開始)
神職A「……あれ、神主さんは?」
神職B「い、いない。いつの間にー?」
神職C「神主さーん、神主さーん!?」
ただお「すまない、いのり、まつり。すぐ行列に戻るから(あたふた)」
いのり「お父さん……(汗)」
まつり「……お母さんとかがみが見栄を張るのと同じで、お父さんもやっぱりつかさのお父さんよね」

※かなーり脚色していますが、鷲宮の2011年の八坂祭であったのと大体同じです。


・鷹宮戦争

(辛うじて朝――)
まつり「ん〜〜〜〜っ、よく寝たー」
つかさ「あ、おはよー、まつりお姉ちゃん。お父さんとお母さんとかがみお姉ちゃんは神社のお勤め中ー」
まつり「おはよー。ねえつかさー、何か食べる物ないー?」
つかさ「テーブルの上にあるの、食べちゃっていいよー」
まつり「あんがと。どれどれ……」

(メモ)
Les reliefs de mon roastbeef de la veille
Pommes de terre frites
Fromage et Cafe

まつり「おおー、フランス料理か。しっかりメニューまで作って、さすがは専門の勉強してるだけあるわ」

(テーブルの上)
昨日のローストビーフの残り
揚げたじゃがいも
チーズ、コーヒー

まつり「…………」
いのり「あ、それね、かがみが買ってきた料理人の自伝から、戦争で従軍した時のメニューが載ってるのを、ほぼ丸々写してお品書の練習に使ったんだって」
つかさ「ご、ごめんね、まつりお姉ちゃん」
まつり「まあいいけどねー。姉さんにやらせるとジャガイモも黒焦げになるから」
いのり「(……生煮えにする上に、『生で新鮮』とか言い張るまつりにだけは言われたくないわよ)」

(昼下がり――)
まつり「あ〜〜〜〜、よく寝たつかさ何かちょうだーい?」
かがみ「つかさは峰岸んちにお料理習いに行ったわよ。はいこれ、いのり姉さんから」
まつり「かがみより料理が下手な姉さんが珍しいなー。ええっと――」

(メモ)
Eau

(テーブルの上)

まつり「…………」
かがみ「朝にいのり姉さんに散々言ってたそーだけど、とうとう愛想尽かされたんじゃなーい、まつり姉さん?(くすくす)」
まつり「うっさい!(ぷんぷん)」


・末尾

(駅前の電光掲示板)
 埼玉新聞ニュース
 論に入った。   ←末尾以外はスクロール済み。

いのり「(……見上げたら最後しか目に入らなかったけど、何が『論に入った』んだろ?)」


・熟しすぎ語

(昔――)
まつり(高校生)「『□薬』の四角に文字を入れて単語を作りなさい」
かがみ(中学生)「生薬」
かがみ(中学生)「没薬」
かがみ(中学生)「膏薬」
かがみ(中学生)「良薬」
かがみ(中学生)「新薬」
かがみ(中学生)「製薬」
かがみ(中学生)「胃薬」
かがみ(中学生)「傷薬」
まつり(高校生)「……ちっ。全部合ってやんの」
かがみ(中学生)「……まさか、毒薬とか麻薬とか言わせたかった?」


・遅れ過ぎた明けまして

いのり「2012年のお正月から、純米発泡清酒『おみき』と甘酒『おみき』が出ましたー♪」
まつり「限定だからすぐ売り切れるかもしれないし、お酒作ってる所は鷲宮じゃなくて近くの騎西の釜屋なのよねぇ。あと、ラベルが公式絵の使い回しで、何でかがみとつかさが一緒で、姉さんと私が入ってないのよ」
かがみ「……鷲宮に酒蔵がなくて、お母さんはサブキャラだから私やつかさと一緒にしたってだけの話じゃないの?」
つかさ「で、でも、お姉ちゃんと私はまだ、漫画の中だと19歳だよね。いいの?」
かがみ「今回の私達はおまけでメインはお母さんなんだし、甘酒は無発酵だからノンアルコールで大丈夫よ」

みゆき「というお話を頂きました」
ゆかり「釜屋さんだとネット通販もしてるのね〜。樽酒の特撰本醸造が4斗(72リットル)で109200円なんてお得だわ〜」
みゆき「なんて安易に買わないで下さいっ!」

1リットルあたり約1517円。瓶だと1.8リットル1888円で、1リットルあたり約1049円なので、保存性も考えると全然お得ではありません。あくまでも、お祭とかの雰囲気作りの道具です。


・お酒プレイ

まつり「あとさ、この白さで想像するのは、お母さんの白い肌と、そこに掛けられるお父さんの“謎の白い液体”で――」
みき「まつり?」
まつり「え、えーとその、謎の白い液体というのはメスカルの原料で、リュウゼツランの液で作ったプルケってお酒なんだけど、だから許してえええええ!?」


・トロピカル

いのり「(ごくごく)」
いのり「(飲んでいたペットボトルを見て)……ん?」

野菜生活100
アジアン    ←左端に鳥のイラスト
ライチ&グァバ
ミックス

かがみ「どしたの、姉さん?」
いのり「いや、ここ。オオハシって鳥が描いてあるのが」
かがみ「嘴大きな鳥ねー」
いのり「ていうか、オオハシはアメリカ大陸原産で、アジアとは縁もゆかりもないわよね?」
かがみ「……そこを突っ込むか姉さんは。みゆきも突っ込みそうだけどさ」


・おしゃれなお姉ちゃん(つかさ談)

まつり「行ってきまーす」
いのり「旅行楽しんでおいでー」

まつり「ただいまー」(←行きと服装が違う)
いのり「……まつり、そんな服持ってたっけ?」
かがみ「……旅行先で買い込んだわね、まつり姉さん」


☆その他編


(なし)


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『らき☆すた』:(C)美水かがみ/角川書店/らっきー☆ぱらだいす