☆ 二次創作なテキストとイマジネーション ☆


 目次 (1) (2) (3) (4) (5)


☆総合編


・月型

こなた「月姫とかメルブラとかって、二面性のあるキャラって結構多いよねー」
つかさ「だねー」
みゆき「そういえば神道の神様も、二面性に近いようなものがありますよね?」
つかさ「うん。同じ霊でも、荒魂は荒々しく活動的な側面、和魂は温和な側面を表すの。神様によっては、それぞれに別の名前を持たれてる事もあるんだって」
こなた「つまりかがみの場合、ツンが荒魂で『かがみ様』、デレが和魂で『かがみん』と」
かがみ「今すぐ神様に謝れこの罰当たり」


・オリジナルな色々

こなた「OVAが出たけど、注目できるトコも多かったねー。例えばみなみちゃんちの前で私のために怒ってくれるかがみとか、ネトゲの槍使いスタイルのかがみとか、『ぶとうかい』のかがみのメイドさん、凛、巫女さん、初音ミクとか、体操服姿でバレーボールすると胸が揺れそうで揺れないかがみとか、オリエンテーリングでお腹を鳴らすかがみとか、イボガエルの着ぐるみ姿のかがみとか、あと随所のかがみの突っ込みも」
(げし)
こなた「ふぎゃっ!」
かがみ「私以外も見ろっての。まったく、こいつは宣伝でもふざけてたと思ったら……」
つかさ「私とかゆきちゃんとか日下部さんとかみなみちゃんとか、なかなか目立つ機会のないヒト達が見せ場あってよかったよぉ〜」
みゆき「らっきー☆ちゃんねるの実写編で、あれは恐らく京都アニメーションの社屋で収録されたのでしょうか、京阪電鉄の車輛(一般用)が映っていたのが印象的でしたね」
こなた「……みゆきさん、そんなの注目するのはみゆきさんとココの作者くらいだって」


・敬老

こなた「家族構成を見て思うけど、私達って祖父母と同居してる人がほとんどいないね」
つかさ「そうだねー。日下部さんのお祖父さんお祖母さんと、パティちゃんのお祖母さんくらいかな?」
こなた「私のお父さんは故郷を離れてるから分からないでもないけど、かがみとつかさがただおさんとみきさんが年行ってからの子供といっても、平均寿命からするとお祖父さんお祖母さんがまだ生きててもおかしくないんじゃないかなー? 二人は跡取りだから、別居というのは考えにくいし」
つかさ「や、やっぱり、お父さんとお母さんがいっぱい子供を作っちゃったから、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんが近所に家を建てて引っ越したとか?」
かがみ「……ただ単に、私達のほとんど全員が左利きなのと一緒で、にゃもーさんがお祖父さんお祖母さんと同居していなかったからとかじゃないのか?」


・ぽけっとトラベラーズ

こなた「いや〜。楽しかったね、『ポケットとらべら〜ず』。かがみと二人でシューティングゲームをプレイできるわ、大画面でテレビを見られるわ、ペットボトルの蓋でカーリングして遊べるわ、みゆきさんの胸元に挟んでもらえるわ、悩ましい姿のかがみにひよりんやパティ共々男心をそそられるわ、アキバでいろいろ買ってもらえるわ」
かがみ「私は大変だったわよ。いきなり小さくなるわ、こなたのわがままに付き合わされてゆたかちゃんが体調崩すわ、勝手につかさを連れ出して危ない目に遭わせるわ、みなみちゃん達が協力してくれるのに不真面目だわ、注意しても聞かずに鞄の外に放り出されるわ、元に戻った私のスカートの中を見て喜ぶわ、私が元に戻った理由を聞いて腹の立つ反応返すわ、風で吹き飛ばされて死にそうになってもお気楽だわ、最後の最後までロクでもない事ばかり言うわで、私かみゆきじゃなかったら絶対に途中で見捨ててたわ」
つかさ「お姉ちゃん……こなちゃんの事ばかり言ってる……(でも本気では怒ってないよね? お姉ちゃんとこなちゃんだから)」
みゆき「私とつかささんは早めに元に戻れましたから、泉さんの事を心配してばかりだったんですよね? つかささんに気をお遣いになるのはいつもの事ですし、私はかがみさんが信頼して下さりますから」
かがみ「みっ、みゆきっ、私とこなたは、あとつかさとみゆきもそんなんじゃっ!?」
こなた「(私とみゆきさんのどちらにうろたえてるのさ、かがみーん?)でも最後は、かがみが友好的にオーケー出してくれて嬉しかったな。いくら怒っても最後は素直になって、優しい胸元で甘えさせてくれるのは、やっぱり私のかがみだよねー♪」
かがみ「あれは素直だとかそーいう問題じゃないわよ。わがままな妹とか娘とかを相手してるのと同じ気分になってるだけ(ぷいっ)」
こなた「…………フィギュアさん、また私達を小さくして、私が戻るキーをデレ状態のかがみにして下さい」


・ミニマムな弱点

かがみ「ところでこなた、あんたって最後の最後までお気楽で緊迫感もなくて……。私が絶対に見捨てないからってそーいう図々しく甘えた態度を取ってると――」
こなた「いや……何だかんだ言ってもかがみに嫌われたり悲しまれたりするのだけは嫌だし。元に戻るちょっと前にかがみが『いいかげん元に戻ってよ』と泣き出した時は、余計に刺激するような事は全然言ってなかったじゃない?」
かがみ「こなた――っと、ここで甘い顔は見せないわよ。どうせまた、『デレてる』とか言って笑うんだから」
こなた「不信感植え付け過ぎたかな……。でも、楽しかったのは確かだったよ」
パティ「シカシ、コナタ。モシそのママデ、ネトゲもギャルゲもエロゲもデキなくナッテイタラ、困るノハコナタデシタよ?」
ひより「キーボードやコントローラーを一人で操作はできませんし、たとえできても大画面過ぎてモニター見るのが一苦労っスからねー」
こなた「うっ!? 確かにシューティングゲームとは違って、かがみが協力プレイしてくれるはずはないし!(汗)」
かがみ「さんざんつかさやみゆきをドジっ娘扱いしておいて、こなたもそんな属性あったのねー?(にまにま)」
こなた「容赦なく反撃しないでよかがみーんっ!? ひよりんもいきなりメモを取らないでっ!?」


・ハイピッチ

みゆき「ちなみに、身体が小さくなった際には声もかなり高くなると思われますので、ドラマCDやアニメで同じ事を行う際には、声優さんの声を収録してからそれなりの加工を施す必要があるでしょうね」
かがみ「発声器官も小さくなるからね。まあ、フィギュアに小さくされるのは普通の物理的な現象と違うから、いつもの高さの声で構わないかもしれないけど、特にドラマCDだと聴覚に訴える事しかできないし、コミカルに聞こえたりしない微妙な範囲で高めに加工するってのはアリでしょうね」
みゆき「ええ。……って泉さんもつかささんも、そんなに目を虚ろにされなくても……(汗)」


・ポケットとらべら〜ず2

こなた「で、私達は無事戻れたんだけど、私が先に戻れれば、小さなかがみやつかさやみゆきさんでいろいろ遊べたのに、ゆかりさんやパティに遊ばれた方だったヨ」
かがみ「……返す返す、先に戻れてよかったわね私達」
つかさ「でも、私達は、みなみちゃんちで元に戻れたゆきちゃん以外はずーっと制服着てたし、下着も替えられなかったけど、その……ちょっと不衛生だったりしなかったかな?」
みゆき「(ぱらぱら)『とらべら〜ず』は――」

 1日目:(私達は制服姿でしたので、恐らくは放課後にそのまま、)秋葉原で買い物(フィギュアを含む)をして、泉さんのお宅に泊まる。
 2日目:朝、泉さんのお部屋で小さくなっていた。→ゆたかさんに秋葉原へ連れて行ってもらい、みなみさん達に出会って協力を取り付ける。→泉さんのお宅へ戻ってお風呂。
 3日目:みなみさんの家へ向かい、みなみさん達と合流。私が元に戻る。→私の家へ移動。つかささんが元に戻る。→泉さんの家へ戻り(つかささんはかがみさんの指示で寄り道)、かがみさんが元に戻る。→みなみさん達と別れて秋葉原へ向かい、泉さんが元に戻る。

みゆき「――と、正味3日ほどの話ですので、その範囲内ではさほど気にする事はなかったでしょう。元々泉さんのお宅にはお泊りする予定でしたので、翌日と翌々日が休日だったのも幸いしましたね」
つかさ「あ、そーなんだっ。お風呂も入ってるんだよね私達。でも着替えがないのは不便だったよねー」
こなた「つかさみたいにお人形の服をゆかりさんから借りて着てても、かがみが元に戻る前に裸になる必要があったし、私がアキバの街中で元に戻って服が破けたら、それ何てエロゲじゃなくてそれ何て――」
かがみ「やめい。ま、まあこんな経験はもうこりごりだからねフィギュアさん?」

(そして――)
(ちまーん)
みなみ「なっ……」
ひより「なんだこりゃあああ!?」
ゆたか「……こ、今度は私達が小さくなっちゃったねひよりちゃん?」
パティ「アリガチなオチデスね。トリアエずコナタに連絡デスか?」


・アニメに活力を

かがみ「こないだ英和辞典で見たんだけど、『活気や生命力を与える』って意味で、『animate』って単語があるのよね」
こなた「……だから作品内のアニメイト大宮店や秋葉原店の店員さんは、無駄っぽく生命力あるんだネ」
みゆき「どちらかというと、『anime』+『mate』で、『アニメの友』という造語かと思っていたのですが……(汗)」


・蒼や菫や桃や

こなた「私やかがみやみゆきさんや峰岸さんやひよりんや、ええとそれに、黒井先生や天原先生やみきさんやお母さんや宮河さんの髪が触手だったら、とてもえっちな事ができそうでドキドキするよねー」
ひより「しないでほしいっス(てゆーか、長い髪の人をありったけ挙げましたね)。私はそーいうの描かないですし」
ひより「しかし泉先輩が触手あるなら――おじさんが人間、おばさんが魔物で、おじさんの精気を吸うのを拒んだおばさんが死んでしまった事もあって、先輩を人間として育てようとするおじさん。しかしつかさ先輩に一目惚れした先輩は魔物の血が目覚めて――なんて悲劇テイストはどーっスか」
こなた「ちょ、ちょっとひよりん」
ひより「一方でかがみ先輩は、おばさんから濃厚に受け継いだ魔物の血を同族だった高良先輩と鎮め合いながら、妹を毒牙に掛けた泉先輩に報復しようと、ツインテールを装ったなまめかしい触手で――」
こなた「その表現ナニっ!? てゆーか私が毒牙に掛けたのは決定済み!?」
ひより「その傍らで峰岸先輩は日下部先輩のお兄さんを触手で弄び、黒井先生は成実さんに文字通り絡んで、天原先生は桜庭先生を(後略)て、宮河さんは触手で同人誌を一度に3冊くらい見て、私は触手を駆使して原稿を大量に描き続けるっスよ」
こなた「本筋に関係ないし!? 特にひよりん、原稿って何のっっ!!」


・幸運之星緩々日々

かがみ「へー、アニメの脚本書いてた待田堂子さんが、コンプに『らき☆すた ゆるゆるでぃず』なんて書いてるのね。しょっぱなから私の体重ネタが出てんのは引っ掛かるけど、他の作家さんのより正統派じゃない」
こなた「(さり気なく棘あるね。さすが「柊」だヨ)ところで『ゆるゆる』って、みさきちのお兄さんに突っ込まれ過ぎた峰岸さんの大事な部分ってコトは」
かがみ「ねぇよ」


・順列

(アニメイト某店)
こなた「これとこれとこれとこれと、あとこれの予約も下さーい」
かがみ「相変わらずよく買うわね、あんたって」
店員「ご予約の方に、1枚サービスです」
(ポストカードの山の中に、こなた、かがみ、つかさ、みゆきの物)
こなた「私ゲーット。次はかがみを狙おっと」
かがみ「恥ずかしい奴ね……。あ、私はこれを」

(翌週――)
こなた「これとこれとこれとこれとこれとこれと、あと予約していたこれとこれに、これとこれとこれの予約もお願いします」
みゆき「泉さん……それは少し多過ぎるのでは……」
店員「ご予約の方に、1枚サービスです」
こなた「(やっぱ1枚なんだ。まあかがみのは、あの後かがみ本人から分けてもらったからいいんだけど)」
(ポストカードはこなたとかがみが品切れ、つかさが残り少し、みゆきがたくさん)
こなた「…………………………………………つかさ頂きます(汗)」
みゆき「い、いいんですっ。私、やっぱり商業的にっ(泣)」


・関宿、境町、藤岡、板倉、館林

ゆたか「田村さんとパティちゃんって、どこに住んでるのか出てきた事はないよね?」
ひより「だね。でもアニメだと動物公園駅で電車に乗ってたから、きっとその辺――宮代町や杉戸町じゃないかな」
みなみ「でも動物公園からだと千葉県や茨城県までバスも出てるし、栃木県や群馬県から来た電車から降りて待ち合わせしていた線も捨て難いから……。そもそも出身地と今住んでいる所が同じという保証もないし」
ひより「独立局の深夜アニメが見られない県はイヤーっ!!(泣)」


・黒い先生達

ななこ「くうっ……」
ひかる「おや、どーしましたか黒井先生」
ななこ「いや……泉達が卒業した後のウチらの出番はどーなるんやろと思いましてな。このまま表紙を飾る事もなくサブキャラ転落かと思いますと、カバー裏から消え失せた成実さんも浮かばれませんて」
ひかる「(勝手に殺すなっての)まあこの場合、小早川達の新しい担任にでもなるんでしょうな。あのクラスの前年度の担任、今までに一度しか出てませんからね」
ななこ「(お払い箱確定かいな)せやな。泉と柊姉みたくいちゃつくバカップルは、引き離さんと目に毒やで」
ひかる「(生徒にやきもち焼いてどーするんだ)田村やマーティンを話に絡めるのにいいでしょう。まあ私の場合、保健室で天原先生絡みか、アニ研で八坂や田村絡みで出番は保証済みですが」
ななこ「(余裕こきよって)成実さんにも再浮上してもらいたいですわなー。まあ成実さんはにゃもーさん直々の手入れが必要ですが」
ひかる「ふっふっふっ」
ななこ「はっはっはっ」

こなた「――なんて事は」
ななこ「あるかい」
ひかる「わざわざ春休み中に学校まで来て言いたい事がそれだけなら、生物準備室の掃除を手伝ってもらうぞ」


・左利きの戦士は

みゆき「私達に左利きが多い理由について、実利的な面も含めて、新たな考察を行ってみたのですが……」
かがみ「え? にゃもーさんの憧れだけじゃなくて?」
みゆき「ええ。私達のうち何人か、少なくとも私達とつかささんと泉さんが、元はTRPGのキャラクターだった事が明かされていますが、TRPGの戦闘には部位狙いのルールがしばしば存在し、その際によく攻撃されるのが利き腕や利き手です」
かがみ「ああ、そうか。相手の武器を落とせば戦闘を有利に進めるもんね」
みゆき「ここで、仮に私がGM(ゲームマスター)だとしましょう。私の操るNPC(ノンプレイヤーキャラクター)の戦士が、かがみさんの右腕を攻撃して、かがみさんが負傷で右腕を使えなくなると……かがみさんの利き腕による攻撃はどうなるでしょう」
かがみ「あ!! NPCに攻撃されたのは私の利き腕じゃないから、片手用の武器なら何の支障もないわね!」
みゆき「……つまり結論として、にゃもーさんはプレイヤーとしては、GMの陥穽を突くような狡猾なプレイスタイルであったのではないかと(汗)」
かがみ「い、いや、さすがにそーいう事はっ(汗)」


・女性限定形容

みゆき「美しい女性を表す言葉に、立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花――という言葉があります。玲瓏とした美しさを持つみなみさんやかがみさんに、本当に相応しい言葉だと思いますね」
みなみ「そっ、そんなっ(汗)」
かがみ「もうっ、みゆきったら贔屓目で見過ぎだってば(赤面)」
こなた「二人ともリリしくて女の子が参っちゃうから、特に歩く姿はぴったりだよねー」
みなみ「…………『凛々しくて』の発音に含みを感じるのですが泉先輩」
かがみ「…………アンソロジーや二次創作で私に参っているこなたが、どの口開いたらそーいう事を言えるのよ」
こなた「…………え、えーと、上?」
みゆき「あ、あのっ! お二人とも泉さんに何を――」


・性別比

こなた「近頃の4コマ漫画って、なぜ女性キャラが多いかなー。『らき☆すた』なんて、陵桜は共学なのに、名前のある男性がアニメ限定の白石くんしかいないし、名前ないのもウチの副委員長他一名とかがみのクラスでプリント渡した人とゆーちゃん達の担任の先生とみなみちゃんに陰口叩いた奴くらい――しかも登場は全員一度か二度がせいぜいだったでしょ。校外でも名前あるのはアニメ店長達以外は既婚者ばかりだし――お父さんとかただおさんとかきー兄さんとか」
かがみ「男女両方出てくるのもそれなりにあるんだけど……逆に男ばかりってのは見た事ないわね」
つかさ「え、えーと、描いてる人の好み? 私達だって描いてる人は男の人だし」
みゆき「それもあられるかもしれませんけど、やはり女性キャラクターの方が、髪形や服装などで個性を出しやすいというのがあるのではないでしょうか」
こなた「そっか。私達の髪が人間ではありえないような色をしてるのとおんなじだね」
かがみ「禁句だろそれは?」

(その頃――)
宮子「近頃の4コマ漫画って、なぜ女性キャラが多いかなー。『ひだまり』だってやまぶきは共学なのに、名前ある男の人は益子先生くらいだし、まあ名前ない人は校長先生や用務員さんや男子生徒やその他大勢いるけど。校外もゆのっちのお父さんや引っ越し屋さんや神主さんや私のお兄ちゃんやなずな氏のお父さんや、まあいっぱいいるのにみんな名前ないし」
沙英「い、いや、私は小説家で漫画の事情には疎い方だから……」


・鴨葱

こなた「エロゲーとかの退魔師や魔物ハンターって、なぜ女性キャラが多いかなー。女性にやらしい事をする魔物が多いのに、キャスティングミスだよそーいうの」

つかさ「――なんてこなちゃんから言われたんだけど(汗)、ひ、ひよりちゃんはどう思う?」
ひより「(何の話題を振ってるんスか泉先輩!!)男性向け作品だからっスよ。きっと女性向けなら美少年や美青年で」
こう「っていうか単純に、ハンターが男性で魔物が女性って、昔のゲームでありがちなパターンが避けられたからじゃ?」


・レミングス

(コミックマーケット)
(どどどどどど……)
案内『走らないで下さーい!』
こなた「走ってもイイ事なんてないのにねー。実際はアニメほど大袈裟じゃない(はずだ)けど、万が一怪我したら救護室送り、下手したら病院送りで買える物も買えないでしょ」
かがみ「……だからコミケだと、意外と言っちゃ悪いけど比較的マナーのいい人が多いのね」


・矢の如く

(――の後)
つかさ「す……凄いんだねコミケって(がたがた)」
こなた「詳しくない人向きに分かりやすい表現すると、大売出しに詰め寄るご婦人方にイメージ近いカナ? ゆかりさんはあれで結構、コミケ向きの人材だったりして」
みゆき「あと連想するのは、駅での乗継ぎですね。特に昔の鉄道連絡船の連絡駅では、急行や普通の自由席に座るために通路を疾走する人々の群れが毎日見られたそうです」
かがみ「……後半はともかく、朝一番というか夜明け前に一番電車で出た私達も、乗換駅で散々見掛けたわよそれ」


・作詞:千家尊福

(更に)
つかさ「あ、お正月にウチとかにお参りに来る人達も近いかも」
かがみ「参拝者は走ったりしないわよ。……近頃ウチに来る人達は、絵馬やねんどろいど目当てに走りかねないけど」


・メロス

(コミックマーケット)
(どどどどどど……)
案内『走らないで下さーい!』
こなた「こーいうのを見てると、つい足を引っ掛けたく」
かがみ「ならねーよ(走ってくる奴はさりげなく妨害するけどね)」


・三連覇

(コミックマーケットの帰り)
かがみ「はぁ……」
こなた「どしたのかがみーん? 随分疲れてるじゃない?」
ひより「並ばないで入れるように10時を過ぎてから東駐車場に入ったり(なお、正面入口の入場規制が解除されるのは通常11時〜12時台っス)、高良先輩のお宅に泊まったり(私は岩崎さんのお宅にお邪魔させてもらったっス)してましたよね?」
かがみ「いや……『らき☆すた』本が1日目・2日目・3日目の全部に跨ってたから……」

※なお内訳は、1日目=アニメ、2日目=4コマ漫画、3日目=男性向け。


・出鼻を挫く

(お正月、お寺の前)
 「1月1日 修正会」
こなた「……殴るの?」
かがみ「『しゅしょうえ』だそれは。正月からガンダムネタを演じてどーする」


・反射

(お正月番組――)
こなた「ええっ!? 金沢の鏡餅は紅白っ!?」

かがみ『――で、それをわざわざ電話してきたわけね。おじさんもゆきさんも、さすがに埼玉まで来てこだわったりはしてないんだ』
こなた「お餅だと色白でむっちりしたかがみとみゆきさんを連想するし、上が赤で下が白だから、かがみが発情してみゆきさんを襲ってる所みたいだよねー」
かがみ『今度神社に奉納した鏡餅で鏡開きがあるから、全部こなたにご馳走してあげるわね』


・道化師

こなた「『ディシディア』記念のポーション缶の件だけど――」
みゆき「『ポーション』というのは、英語で水薬の事ですよね?」
かがみ「確かにそうだけど、コンピューターゲームの『ファイナルファンタジー』シリーズの回復アイテムがポーションっていってね、前にもゲーム会社との協力で同じ名前の飲み物を売ってたのよ。シリーズの歴代主人公とラスボスが総出演する『ディシディア ファイナルファンタジー』ってゲームが出たから、前と違う中身で売り出してるみたいね」
こなた「説明ありがとかがみん。で、あるコンビニでポーション缶を売ってるのを見たんだけど、2、3日後に同じお店に入ったら、ケフカの絵の缶だけ大量に売れ残っててさー」
みゆき「他人とは思えませんケフカさん……住まう作品は違いますけどどうか挫けないで下さいね……」
かがみ「いや……そいつはシリーズのラスボスの中でも狂気と残虐性が抜きん出た奴だから、元々ファンが付くようなキャラじゃないし……」


・総勢11人(原作版。陵桜学園内のみ。モブキャラは含まない)

こなた「ふーん。小神さんによると、『らき☆すた』は陵桜を中心とした物語が続いていくんだー」
かがみ「まあ私達は進学先も別々だし、大学の友達まで出てきたらキャラクター多過ぎて読者さんが付いて来れなくなるものね」
こなた「ちょっと待ってかがみっ!! ぶっちゃけ発言は私の領分なのにっ!!」


・新米スターの冒険者

つかさ「こなちゃん、今日はみんなで集まって何するの?」
こなた「私達と同じグループの出版社から出てる『ソード・ワールド2.0』の販促として、私達をデータ化してみようかと思ってね。ちなみに時系列は、あまり厳密に気にしないように。……高校三年時点で既に時空が歪んでるし(ぼそり)」
かがみ「営業活動ってやつも兼ねてるのかしら、今回は」
みゆき「まあまあ。せっかくの機会ですから、かがみさんもご一緒に楽しみましょうね」

(1:ゲーム内の立ち位置を決める方法)
かがみ「さて、まずは生まれ表から。この手順が明示されるようになって、ついでに生まれ表の任意選択もできるようになったのは大きな改善ね」
こなた「生命力6、俗に言う1クレスポを防止できるだけでも大した進歩だよー。オタク仲間のかがみは詳しいとしても――」
かがみ「オタクじゃない! アンタと一緒にするな!」
こなた「(むっ)ディープじゃないけど一応はオタクじゃん。――つかさとみゆきさんはこーいうのにはやっぱ疎いだろうから、また初心者役かな?」
みゆき「実は……母が買ったまま手付かずのリプレイを読んでから、ルールブックなどをいろいろ買い漁り、プレイ経験が無いにもかかわらず詳しくなってしまいました」
つかさ「筆者さんじゃないんだからゆきちゃん……(汗)。ところでこなちゃんは――やっぱりこの、グラップラーっていう、え〜と、格闘家?」
こなた「ご名答。私は格闘経験者だからグラップラーになって、知識をロールプレイに活かしたくてね。ちなみに私の構想では、かがみとつかさが後衛で、みゆきさんは前衛寄りの魔法戦士」
かがみ「勝手に役割分担決めるな。……まあ、バランスよければ構わないけど」
つかさ「あれ? 前のゲームはお姉ちゃんが前で戦って、ゆきちゃんは後ろで魔法を使ってたよね?」
こなた「つかさの言う通り、『D&D』の時、かがみが戦士系でみゆきさんは魔法使いだったけど、いつも同じようなキャラクターだと飽きるから、役割をいろいろ変えてみるのも新鮮なプレイに向いてるんだよ」
つかさ「という事は私が戦士になったり……うぅ〜、想像できないよっ」
みゆき「このゲームのドワーフの女の子は小さくて可愛いですから、つかささんがプレイしてみるのにちょうどいいかもしれませんね。もしくは思い切って、自分と正反対のキャラクターを演じてみるとか」
こなた「やめてみゆきさん……。つかさが可愛い男の子やウサギはともかく、筋肉質のおっさんや爬虫類をプレイするのは耐えられないから……」
かがみ「ところで、その他技能はスカウト取るんでしょ? グラップラー2レベルにスカウト1レベルって感じで」
こなた「もちろん。グラップラーは防具が薄いからスカウトの妨げにはなんないし、かがみ達はたとえ演技でも、裏取引したり騙したりできそうにないじゃん?」
みゆき「……スカウトは斥候で盗賊ではありませんし(というか、『ソード・ワールド』シリーズにはダイスで対人関係を判定するルール自体がありません)、ラクシアの盗賊ギルドは所持する技能を問われる事はありませんけど、泉さんの意欲を買ってお任せ致しましょう」
つかさ「……でもこなちゃん、報酬ピンハネしたり宝物を独り占めしたりなんて事はないよねー?」
こなた「ひどっっ! ネトゲでの黒井先生と同じだよその発言っ!」

(2:姉妹を異種族にする方法)
こなた「つかさは……プリーストも可愛いけどかがみとかぶるし、夢見がちだからフェアリーテイマーなんてどうかな?」
つかさ「妖精さんを使って魔法を使うんだよね。宝石もおしゃれでいいよね〜」
かがみ「……夢見がちと言われてそのまま流す辺り、やっぱり夢見がちなのかしら我が妹は?」
こなた「まあまあ。妖精使いはいろんな属性の攻撃魔法や便利魔法を使えるから、初心者にとって楽しめると思ってね。……ダイスの出目が悪そうな印象があるから、プリーストは任せるのが危険そうだし」
みゆき「ちなみに、宝石は装飾品では部位を最大6つも塞いでしまいますので、ケースに入れて持ち運んだ方がよろしいのではないでしょうか。ケースには4つまでしか入りませんから、あとの2つは装飾品でも構わないでしょうけど……」
こなた「あ、言い忘れてたけど、かがみとつかさは種族がエルフ、みゆきさんはナイトメアって事でよろしくー」
つかさ「えるふ?」
みゆき「人間に似ている種族で、一般的なファンタジーでは森に住んでいて、寿命が長くて魔法が得意ですね。ラクシアのエルフは一般的なエルフと違う点がありますので、詳しくはルールブックをご覧下さい」
かがみ「いきなり人間外かよ!? で、思惑は何?」
こなた「人間ばかりだとせっかくのファンタジーに変わり映えが無いから、かがみとつかさには美人さんになってもらって――いや、元から可愛いけどより一層美人にするために――、みゆきさんは魔法戦士にしたいからそれ向きの種族に」
つかさ「わー、こなちゃんありがとっ」
かがみ「どーせ美人の方が萌えとか言うんでしょ。まあ悪い気はしないけど?」
こなた「(……エルフは非力だから押し倒しやすいってのもあったりして。ゲーム上はパーティとしては不利になるけど)」
みゆき「あと、その他技能はレンジャーがよろしいかもしれません。スカウトは泉さんが取られていますし、セージは私かかがみさんがイメージに合うと、泉さんやファンの皆様がお考えでしょうから」
つかさ「ゆきちゃん、レンジャーって食材の鑑定でもできるの?」
みゆき「さすがにそれはGMが認めない限りできませんが、レンジャーは薬草やポーションを強化する能力があります。おいしいお料理で元気付けてくれるつかささんにイメージが合いますからね」
つかさ「で、でも、受身を楽に取ったり道に迷わなかったりする私って変じゃない?」
こなた「……卑下し過ぎだよつかさ。キャラクター=プレイヤーにするのはあくまでもキャラクター作成上のイメージなんだから、つかさのキャラが運動得意でも、かがみのキャラが料理得意でも問題なしっ」
かがみ「一言余計よこなた。ところで、フェアリーテイマー2レベルにレンジャー1レベルだと経験点が500点余るわね。プレイ1回でフェアリーテイマー3レベルを狙ってもいいけど、シューターでも取っておけば、戦闘中にMPの節約になるんじゃないかしら?」
つかさ「うー、でもごめんねっ。アンソロジーみたいにお姉ちゃんを誤射するのが怖いから、戦う時は魔法に専念したいのっ」
こなた「いや、それは誤射の危険がある時に射撃したつかさの判断に問題あるだけだと思うから……。ちなみに攻撃魔法も、《魔法誘導》を取らないと乱戦エリアで誤射するから、必ず取っておくようにね」

(3:神官戦士にする方法)
かがみ「で、やっぱり私はプリースト?」
こなた「PS2版のゲームで下半身レオタード姿のうさみみ魔術師をやってたから、私としてはソーサラー希望なんだけどなぁ。そしてガードに手を抜いてキラークリーパー辺りに絡ませてから」
つかさ「……お姉ちゃんでいやらしい想像するのをよさないと、二度とお菓子を作ってあげないよ?」
こなた「ごめんなさいつかさ様、お姉様を妄想の足しにするのはちょっぴり控えますから(がくがくぶるぶる)」
かがみ「謝る方向が違うでしょ、というかちょっぴり控える程度しか自重できないの? ……まあプリースト/ソーサラーってのも、目先が変わっていいかもしれないわね。“キュア・ウーンズ”が2レベル呪文だから、プリースト2レベル、ソーサラー1レベルで経験点を使い尽くして、他の技能を取る余裕がないけど」
みゆき「MPが魔法使い技能の合計レベルから算出されますし、呪文封じの魔法は一度に1系統しか作用しませんので、2つの系統の掛け持ちは意外と有効かもしれませんよ。『2.0』ではプリースト以外の回復手段もあまり強くないとはいえ初期から手が届きますから、鎧が少々薄くても狙い撃ちにされる懸念は少なくなるでしょう。あと、エルフの生命力は魔法使い系の生まれの人間と大差ありませんので、打たれ弱さを気にする事はさほどありませんね」
かがみ「……その他技能を取る余裕がほとんど無さそうだけど。魔法使い技能も片方を優先してもう片方を支援用と割り切らないと、仲間のレベルに合わせた敵に攻撃が効かなくて大変だと思うわ。ここは神官戦士をやらせてちょうだい」
つかさ「でもやっぱり、エルフさんはファイターに向いてないっていうから、神官戦士になるのは大変だよね。与えるダメージ考えるとフェンサーがよさそうだけど、お姉ちゃんがプリーストなら、回復役としてダメージ減らすのを優先しないといけないから」
こなた「(い、いつの間にそんな知識をっ? まさかかがみ、相手が欲しくてつかさを染めた!?)」
みゆき「生まれが神官の場合、器用度や敏捷度が人間の平均より少し高い程度ですし、筋力はボーナスが最大でも+1にしかなりません。プレイする事により能力値が上昇するとはいえ、過剰な期待は禁物ですからね」
こなた「ところでさ、かがみの、というか、かがみのキャラのプリースト技能って、どの神様を信仰してるのかな?」
かがみ「太陽神ティダンじゃないの? 神社でのお願いに、豊作ってのは基本だものね」
こなた「融合神リルズなら、特殊神聖魔法で私を一時的に男にしてかがみと合法的に、なんてのもあったのになー♪」
かがみ「しないわよ。……それくらいなら私自身に魔法使うし(ぼそり)」

(4:魔法戦士にする方法)
こなた「そしてみゆきさんは万能だから、さっきも言った通り、能力値が高くて、魔法戦士に向いてるナイトメア。そして特技は《魔力撃》で決まりっ」
かがみ「ナイトメアって、人間とかから稀に生まれる突然変異種族ね。能力値が高めで、いざとなれば精神集中だけで魔法を使えるけど、一部の属性で受けるダメージが大きくなる、というわけなんだけど……」
こなた「背が高くて色白、体格は引き締まってるってゆーんだけどサンプルキャラがむちぷりだし、何と言っても怒ると豹変しそうな辺り――」
みゆき「つまり泉さんは、私が怒ると[異貌]さながらだと言われたいのですね……?」
こなた「(ぞくっ)――た、助けてかがみん……!」
つかさ「ゆ、ゆきちゃん怖いよ……!」
かがみ「落ち着きなさいって。こなたのセクハラは今更過敏に反応する事でもないでしょ?」
みゆき「……失礼しました(って、セクハラなのは前半だけですよかがみさん?)。さて、ナイトメアの筋力を活かすために戦士系技能はファイターとして、魔法使いの方は?」
こなた「ソーサラーになって、攻撃魔法や便利魔法を使ってもらいたいかな。博学っぽくセージも取ってほしいけど」
かがみ「そうするとファイターもソーサラーも1レベルにしかできないわよ。それでもいいのみゆき?」
みゆき「ええ、ソーサラーは1レベルでもそこそこ使える呪文がありますから。コンジャラーは直接的な呪文が多くないようですので、初心者には難しいかもしれません。マギテックも魅力的ですけど、銃器を使わないと使える術が乏しくなりがちですし、ナイトメアの特殊能力の恩恵がさほど大きくありませんので、泉さんのご意見に従わさせていただきましょう」
こなた「それじゃ、キャラクター作成しよっか。キャラシートとメモ用紙を広げて、鉛筆と消しゴムと六面体ダイス2つを用意してっと」
つかさ「えーと、生まれ表は振らないの?」
かがみ「振らなくてもいいのよ。特に今回は、イメージを合わせて主技能まで予定してるんだから、戦士になりたいのに生まれが魔法使いになったりしたら困る――ってこなた?」
こなた「さーて、生まれは冒険者にして――ふぎゃああ、いきなり「技」の2Dが1ゾロっっ!?」
つかさ「……こ、こなちゃんみたいな事もあるからだね?(汗)」

こなた「うわ出目ひどっ! 今度こそいい目をっ!」
かがみ「能力値の振り直しは合計3回くらいまでって決められてるから、生まれを冒険者じゃなくて傭兵にしたらどーだ? おじさんやおばさんがそんなイメージでなくても、生まれイコール親の職業じゃないんだから」
こなた「だって、傭兵は知力低くなるから、かがみに馬鹿にされるのが嫌で……(ホントはそんな事するようなかがみじゃないけど)。特に妖精使いのつかさに負けるのは癪だし」
つかさ「私が敏捷度も知力も出目が振るわなかったからって、ひどいよこなちゃん! ……精神力は12振っちゃったけど」
かがみ「……こーいう事がありえるから、生まれを冒険者にしたい人がいる場合は、その人に先に能力値を振らせるべきだと思うわ」
みゆき「冒険者以外の「技」「体」「心」は固定値で、合計値も同種族なら同じですから、後で変更する事もできるでしょうけど、GMや他のプレイヤーの皆様に了承を得ておく必要があるでしょうね」

(5:ゲームマスターを呼ぶ方法)
こなた「えー、結局キャラ作成は私が最後?」
つかさ「お姉ちゃんとゆきちゃんが早かったから、いろいろ教えてもらったんだ〜」
かがみ「戦士系技能に合わせた武器や防具を買って、魔法に必要な発動体や聖印や宝石も買っておいたわよ」
みゆき「余った時間の間は、冒険の必需品やアクセサリーを色々と買い込んでいました。下着、水着、メイド服、ガーターベルト、コルセットなど、泉さんがお好みになりそうな物も多数取り揃えてありますよ」
かがみ「薦めんでいい(きっぱり)」
こなた「あと特技は、リアルの私と同じ《両手利き》にした――かったんだけど《精密射撃》。結局筋力足りなくて、マギテック/シューター/スカウトになったし」
かがみ「私はセオリー通り、《魔法拡大/数》にしたわ。……ところで、誰がGMをするのかしら?」
ななこ「ちーす。邪魔するで泉ー」
こなた「とゆーわけで、ななこさんに来て頂きましたー」
つかさ「あ、お久し振りです先生ー」
ななこ「前衛が魔法戦士とエルフっていうんは、微妙に防御が薄いパーティやなぁ。ウチがデータ作った依頼人に前衛入ってもろうてええか?」
みゆき「……もしかして泉さん」
かがみ「……自分(と黒井先生)がプレイしたいから、宣伝ついでにあれこれけしかけたわけじゃないでしょうね?」
こなた「そそそんな事ないですよー?(焦)」


・煎じ過ぎ

こなた「『D&D』4版が出たーっ!!」
みゆき「『フォーゴトン・レルム・プレイヤーズ・ガイド』もやや間を置いて発売です。ミ○○ラ神が死んだりチョ○○スや○ルホラ○○やア○○ーやハ○○ーや○イ○ンや○ンタ○が滅亡したり○ザリ○やア○○ス○ーや○ス・○ラ○ーが復活したりセ○ビ○が○ザリ○の属国になったりグ○ー○・○フトの半分が○ャーを分断するアンダーダーク崩落に巻き込まれたり○ズテ○カがトリルから消滅したりザ○・○ムがアンデッドになったりサー○がアンデッドの大地になったりラ○ン○ー神がア○ー○イター神になったりと激動にも程がありますけど、この様子では4版のエベロンはどうなっている事でしょう」
つかさ「ゆきちゃん……ネタばれし過ぎ……」
かがみ「嬉しいのは分かるけど、またキャラクターを作るのね? 属性とか呪文の扱いとか、ルールの細かい点が変更されてるけど、また同じような傾向でキャラクターを作ればいいんじゃないかしら」
こなた「さーて、今回のかがみの体重は何ポンドかな〜? キログラムのほぼ2倍の数値になるから、数値を聞くだけでも楽しいんだよね〜」
かがみ「こなたが神話の運命でデッドリィ・トリックスターになって、最後のクエストの成就を邪魔して私達に未来永劫嫌悪されたいなら構わないけど?」
こなた「あーんごめんなさいかがみ様ーっ!!(汗)」


・いっその事「らき☆すたコミックス」にでも

こなた「『らき☆すた』の単行本って、アンソロジーとかも含めて、角川のどのレーベルにも属してないんだよねー。『単行本コミックス』って、どー考えてもレーベルの名前じゃないし」
みゆき「掲載先が複数に跨っていますから――場合によってはグループ外にも――そのような扱いにするしかないのでしょうけど、私やかがみさんにネタ振りをなされたいのでしたら存分にどうぞ」
こなた「(み、みゆきさんっ、笑顔張り付けてかがみ顔負けのオーラを発散させないでー!!)」


・まさか閏日――

  1月25日:ひかる
  2月3日:こう
  2月8日:ななこ
  2月14日:あきら
  3月2日:まつり ←Check!
  3月6日:ゆかり
  4月16日:パティ
  5月24日:ひより
  5月28日:こなた
  6月12日:みき ←Check!
  6月15日:ひなた
  7月7日:かがみ、つかさ
  7月20日:みさお
  8月20日:かなた
  8月21日:そうじろう
  8月24日:いのり ←Check!
  9月6日:ひかげ
  9月12日:みなみ
  9月17日:ふゆき
  10月7日:ゆい
  10月25日:みゆき
  11月4日:あやの
  11月26日:やまと
  12月20日:ゆたか

まつり「とゆー具合に、私達の誕生日設定が、コンプ2009年1月号付録カレンダーで判明しましたっ!」
いのり「……私やまつりやお母さんはいいけど、お父さんは?」
まつり「あ」
みき「泉さんのご夫婦も、旦那さんのお誕生日が設定されているのに……」
ただお「いいんだ……みゆきちゃんの口癖通り私は商業的に……(ずーん)」
かがみ「お父さんとお母さんは貴重な熟年カップルなのに、そこまで無碍に扱う商戦はないと思うわよ? みなみちゃんのお母さんなんか名前も付けてもらってないんだし、設定を小出しにする癖があるんじゃないの、この漫画って」
つかさ「そういえばお母さんは最初は声しか出番なかったし、いのりお姉ちゃんもまつりお姉ちゃんも名前が出たのは後からだもんね。でも、姿も見せた事がないゆきちゃんのお父さんよりはずっといいと思うよ?」


・逆転母娘その2(その1は高良家)

いのり「(ばんっ!)」
つかさ「はうっ!? い、いのりお姉ちゃんっ?」
かがみ「どうしたのよ姉さん? コンプ2009年3月号を握り締めたりなんかして」
いのり「これ見てよ。第2回人気投票の結果!」
まつり「やったじゃない姉さーん。つかさんトコの黒井先生を抜いて10位だよ」
いのり「それはいいけどさ、かがみの所の桜庭先生は私をかがみのお母さんと勘違いしてるし、編集さん達は私とゆかりさんでママコンビってどーゆー事っ!?」
まつり「姉さんが老けてるからじゃない? 年甲斐もないお母さんと並べると、どっちが上か分からないもん」
いのり「……かがみ、つかさ。これからまつりに色々と身体で教え込むから、ちょっと境内の掃除をしてきてくれるかな?」


・不安感

こなた「ををっ! コンプの第2回人気投票で、みゆきさんが私やかがみんを抜いて1位とはっ!?」
かがみ「驚くな。みゆきに失礼だろ。……でもみゆき、よくやったわね」
つかさ「すごいゆきちゃーん。私なんかお母さんやお姉ちゃん達が揃って人気で票がばらけちゃったから、ひよりちゃんにまで抜かれて5位なんだもん」
みゆき「私が1位なのも、そこまで皆様に不憫がられているのかと思いますと、泉さんやかがみさんやつかささんより上位でも素直に喜べなくて……」
かがみ「みゆき……人気投票の順位に一喜一憂しなくても、私達はいつだってみゆきを大好きよ(むぎゅっ)」
みゆき「かっ、かがみさん……有難うございます……」
つかさ「……こなちゃん、お姉ちゃんかっこいいよぉ。まるでみなみちゃんみたい……」
こなた「……つかさ、やっぱりかがみは天性のたらしだよ。もー私、みさきちか峰岸さんの気分だし」


・一般化

みなみの母「賑やかでいいわね〜」
こなた達一同「(びくぅ!)」
みなみの母「ずいぶん可愛らしい話題で盛り上がってるのね〜? ユリとかバラとかお花で……」
こなた達一同「(言えない――!! 真相は絶対に明かせない――!!)」

(で――)
ひより「興味を持ってる初心者だって言い繕ったけど、花の展覧会の招待券を頂いてしまって、どーせなら植物のデッサンの参考にしようと前向きに考えてる自分に気付いたよー」
パティ「バラのperfumeをイタダきマしタ。……ミユキにはトモカク、コドモっぽいワタシにハソグワナいデスよ」
みゆき「直接身体に使わなくても、ハンカチなどに使えばよろしいですし、帰りに私の家に寄って母に使い方を聞いてみるのもよろしいのでは」
ゆたか「みなみちゃんちのお庭で採れた百合の球根を貰ったんだけど、お姉ちゃんちのお庭に植えてみようかな?」
みなみ「百合の球根――百合根は料理にも使えるから、ゆたかも挑戦してみるといいと思う」
こなた「逞しいなゆーちゃん達。百合というよりオオバコみたいだヨ」


・絶対優位

こなた「『らき☆すた』アンソロジー4『ブリリアント☆すたー』が出たけど、私とかがみは相変わらず――てゆーか百合カップル一直線だね。カラーイラストで背景に百合の花が出るし『かがみは私の嫁』発言はあるし私の意味深な行動にかがみは身悶えするし」
かがみ「そう言うこなただって、ツンデレの本領を発揮してたじゃない?(にんまり)」
こなた「んなっ!? わわ私、峰岸さんみたいにかがみにいじられるのは慣れてないしっ!?」


・元祖殺戮うさたん

こなた「こないだ初めて、『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』見てねー」
かがみ「あーはいはい。『殺人ウサギがかがみみたいに怖い』って言うんでしょ」
こなた「結論早過ぎるヨっ!?(がーん)」

みゆき「『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』がどのような映画かは、実際にDVDなどでご覧になられるか、インターネットによる検索その他でお調べ下さい」
ひかる「アーサー王伝説を徹底的にコメディにしているのに、なぜか舞台設定は伝説が広まった14世紀後期に忠実(そして更に笑いを呼ぶ)という怪作だ。コンピューターRPG『ウィザードリィ』にも強く影響しているし、ギャグが嫌いでなければ見ておいて損はないだろう」


・呼称

こなた「待田堂子さんの『らき☆すた ゆるゆるでぃず』が、とーとー単行本になったね」
かがみ「視点は私、田村さん、私、こなたってのは、やっぱりにゃもーさんがそういう視点を想定して描いてるから、待田さんもアニメの仕事を通じて影響されてるのかしらね」
こなた「で――かがみん。みさきちと峰岸さんを、地の文でも会話でも『みさお』『あやの』って呼んでるのは何故?」
かがみ「…………校正ミス?」
みさお「それで済ませるなんてひでーよ柊っ!」

確かに待田さんの名前もお父さんの校正ミスで(以下略)。


・故障

(続き)
あやの「まあまあ。でもよく見ると、泉ちゃんも高良ちゃんを『みゆき』、小早川ちゃんを『ゆたか』、岩崎ちゃんを『みなみ』って呼んでるわよ」
かがみ「しかもこちらは会話だといつも通りだから、校正ミスって事はないわよね?」
こなた「そ、それはネ、みゆきさんとはもっと分け隔てのない付き合いをしたいと思いつつ、ゆーちゃんとみなみちゃんにはあまり子供扱いしないようにとしながら、でもみゆきさんの気品とゆーちゃん&みなみちゃんの初々しさの前にはいつもの呼び方になっちゃうんだヨと思われますけど?」
かがみ「……何故疑問系だ?」
あやの「……その気持ちは分かるわ泉ちゃん。私も柊ちゃんを名前で呼びたくなるけど、結局はいつもの呼び方になっちゃうし」


・こうしよう

(続き)
ゆたか「あの、かがみ先輩」
かがみ「どうしたの、ゆたかちゃん?」
ゆたか「お姉ちゃんが故障しているところを申し訳ないんですけど――さっきと別の話だと、私とゆいお姉ちゃんを地の文で『ゆたか』『ゆい』って呼んでますよね?」
かがみ「あ。そ、それはゆたかちゃん達に変な事なんか考えてるわけじゃなくて! やっぱりここも校正ミスって事で!」
ゆたか「私は変な事でもいいんですけど。私と先輩達が初めて会った頃に、私がつかさ先輩と似ているって言ってもらえましたし、先輩は体型以外はみなみちゃんとよく似てますから」
ゆい「ダメだよかがみちゃん。私は警官で、しかもきよたかさんもいるのに……」
かがみ「暴走しないでゆたかちゃん! 言葉と裏腹に迫らないで下さい成実さんもっ!(汗)」


・お腹いっぱい

こなた「かがみー、かがみーん、かがみ様ー」
かがみ「何よ私の嫁3号? ちなみに1号はつかさで2号はみゆきね」
こなた「(ヲイかがみんや?)『ゆるゆるでぃず』で、黒井先生んちへクリスマスに遊びに行った時」
かがみ「原作と食い違うとか、そーいう茶々を入れるんじゃないでしょうね」
こなた「かがみが食べ過ぎてお腹をさすってるトコが、まるで私と(ピー)して妊娠したみたいで」
かがみ「逆でしょ」
こなた「へ?」
(がしっ)
かがみ「こなたは私の嫁なんだから、妊娠するのはこなたの方。……キリギリスさん、たっぷり鳴いてくれたら蟻が満足させてあげるわよ?」
こなた「か、かがみ、そんな設定もご都合主義もないからうにゃあああっ!!」


・観光地

(4月上旬、幸手桜まつり――の後で)
こなた「いや〜、かがみもつかさもみゆきさんも、ゆーちゃんの方も、みんなで来てくれて嬉しいヨ」
みゆき「泉さんがあれほど自慢されていただけあって、見事な桜でしたね。アニメでの夜桜見物を思い出します」
つかさ「桜もキレイだったけど、人がいっぱいで疲れちゃったよ〜」
かがみ「あんなにはしゃいでたのに、相変わらず子供気質なんだからこの子は」
ひより「しかし桜はいいんスけど、他の時期に幸手市で人が集まるよーな場所ってないですよね?」
みなみ「確かに……」
パティ「セイチジュンレイ……はフクまれナイでスね」
こなた「何ですとっ!? 権現堂桜堤では桜以外にも――」
こなた「6月中旬にはあじさい!」
こなた「9月下旬には曼珠沙華!」
こなた「2月上旬にはすいせん!」
こなた「――もお楽しみいただけます。ぜひ、お越し下さい! 詳しくは幸手市観光協会か幸手市産業振興課まで! 美水かがみギャラリー幸手にもお立ち寄りお願いします!」
ゆたか「お姉ちゃん……先輩達やみなみちゃん達はもう帰っちゃったよ……」

注:花の見頃については、桜まつりのポスターを参照しました。


・いや、体型の比較ではなくてですね

(クラス発表の後で)
ゆたか「みなみちゃんだけじゃなくて、田村さんともパティちゃんとも一緒になれたのは嬉しいんですけど、でも何で、私達はこなたお姉ちゃんとは違って、4人揃って一緒になれたんでしょう?」
ななこ「それが実はな――」

(教員会議)
前年度の先生「さて、私のクラスの小早川さん達ですが――」
ななこ「小早川は泉の従妹やし、面倒見んのは岩崎が適切やから、この2人は一緒って事やな」
前年度の先生「それと、小早川さんの家にホームステイしているマーティンさん。この3人は固定という事でお願いします」
ひかる「あと、私が部活の顧問をしている田村ですが――」
前年度の先生「まあ仲良さそうですけど、別でいいんでは? 10クラス以上もあるのに4人も固定するのは問題がありますし、1つ上でも同じ事を仰ってましたよね、黒井先生も桜庭先生も――」
ひかる「一緒にして下さい(きっぱり)。高良と柊姉みたく優秀過ぎて一緒にできないわけではありませんし、柊姉は日下部の監視役が峰岸1人では役者不足ですから否応無しに日下部に付けていましたけど、今回はそんな事情はありませんからね」
ななこ「むしろパトリシアがクラスで浮かへんように、田村を付けるのは必須やからな?」
前年度の先生「え、ええ、はい」

(戻る)
ななこ「――という具合に押し切ったんや。ちぃとはウチと桜庭先生にも感謝したらええで?」
ゆたか「かがみ先輩がお姉ちゃん達と別のクラスだったのは、そんな理由もあったんだ……」

あくまでも想像ですが。


・空似

ひより「そーいえば、私達が2年に進級してラブレターで大騒ぎだったあの話、モブの皆さんも特徴的だったっスね」
かがみ「へえ?」
ひより「ウチのクラスにはロングヘアだけど前髪がまつりさんみたくぼさぼさで、性格も快活な子がいるんですよ。まあ堅気なんで、あまり突っ込んだお付き合いはなさそうなんですけど」
かがみ「……根はいい子だと思いたいんだけど、欠点までまつり姉さんに似てなきゃいいわね」
ひより「そしてアニ研の先輩には、かがみ先輩と似た髪形で、前髪ばさばさの人がいまして。一緒にラノベ談義をしてると、かがみ先輩にお目に掛かってる気分になりますね」
かがみ「…………まさか事ある毎にその子をモデルにして、私絡みの同人誌を作ったりしてるんじゃないでしょうね?」


・攻め受け関係

ひより「ふっふー。見たっスよ、泉先輩っ?」
こなた「な、何をさひよりん? やけにご機嫌だけど?」
ひより「京アニの『らき☆すたいらすとれーしょんず2』! ほらほら、かがみ先輩が夫で泉先輩が妻のイラストがっ!」
こなた「なーッッ!?(ぼっ!!)」
ひより「いいっスねぇ、スーツ姿のかがみ先輩にウェディングドレスの泉先輩。つかさ先輩と高良先輩も祝福してるっスよ?」
こなた「あうあうあう……(ぷしゅーっ)」
ひより「それに別のページにも、お互いネグリジェ姿で、うっとりした泉先輩を優しく包み込むかがみ先輩が。そして同じ掲載誌の翌月には夜明けのコーヒー……ってのは私の妄想シチュでしたけど」
こなた「……中間部分の妄想は、同人誌とブログに留めておくよーにネ。でもやっぱり、私もかがみも中性的な性格で、背の高いかがみの体型が女性的だから、どっちが夫でどっちが妻でも通用するのかな。逆にゆーちゃんとみなみちゃんの場合、配役は(以下略)」
ゆたか「ひどいよお姉ちゃんーっ!」


・永遠の12歳

(こなたとひよりの誕生日会)
かがみ「こなた、田村さん、二人とも」
一同「誕生日おめでと〜っ!!」
かがみ「相変わらず、中身も外見も成長してなさそーだけど(にやにや)。開き直ったし」
こなた「あーもー、私はこのままでいーよ」
ひより「……やっぱりかがみ先輩、真性のロリコンなんスね。泉先輩もそんなかがみ先輩の嗜好に応える気満々で」
かがみ「……もし私がロリコンなら、私より頭半分は背が低くて、胸もつかさ程度に控え目な田村さんも対象になりかねないって分かってるかしら?」


・華燭の宴・当事者編

(こなたとひよりの誕生日会)
かがみ「こなた、田村さん、二人とも」
一同「誕生日おめでと〜っ!!」
(2人分でローソクどっさり)
こなた「二人でケーキ1つって、まるで私とひよりんが結婚式をするみたいだよね」
ひより「いや、泉先輩の結婚相手は、かがみ先輩とつかさ先輩のどちらかに決まってますし……高良先輩にしちゃうと双子が近親相姦になってしまいますんで……」


・華燭の宴・従妹編

(こなたとひよりの誕生日会)
かがみ「こなた、田村さん、二人とも」
一同「誕生日おめでと〜っ!!」
(2人分でローソクどっさり)
ゆたか「……蝋燭が19+17=36本だけど、こなたお姉ちゃんは36歳になっても見た目は今のままだと思うなぁ」
パティ「……ソコはモウ、カガミとツカサとミユキに、コナタのムネをモミシダいてモラうしかないですネ」


・華燭の宴・恋人編

(こなたとひよりの誕生日会)
かがみ「こなた、田村さん、二人とも」
一同「誕生日おめでと〜っ!!」
(2人分でローソクどっさり)
あやの「……あんなに蝋燭使って、泉ちゃんも田村ちゃんもそういうプレイが好きなのかしら?」
みさお「……ねーだろそれは。それにあやのも、兄貴の誕生日に全身をチョココーティングしようとして火傷を――」
みゆき「あ、あのっ、峰岸さん!? ケーキカットがあるのに日下部さんを引きずってどこへ!?」


・心が痛い

(中二病について――)
パティ「ワタシタチのよーに、ハタからミてイタいゲンドーやコウドウをするヒトタチのことですヨっ」
つかさ「私達って……(汗)」
みなみ「ま、まさか、パティも田村さんも泉先輩も、趣味のせいで苛められて、自傷行為や自殺未遂を繰り返していたとか……」
パティ「physicalにイタいのではアリません、ミナミ……。ムシロmentalなホウメンのコトで……」


・マイナス7年

(中二病について――)
こなた「女の子の場合、小六病とも言われてるけどねー。聞いたコトない?」
かがみ「ほぉ」
かがみ「よくわかんないけど、イメージはよく伝わってくるわ。あんたがそれなら(にししっ)」
こなた「最近、かがみ、遠慮なく失礼だよね」
つかさ「ああ。それって、『6―3 泉』って書いてあった、こなちゃんのスクール水着の事でしょ?」
こなた「外見は関係ないんだけどね……って、あ、あのー、つかささん? かがみ様もなに満足げに頷いて? みゆきさんもスクール水着を一体どこから――」


・マイナス11年

ひより「でもまぁ……私が知る限りの泉先輩だと」
ひより「中二病というより小二病って感じっスよねっ」
こなた「うっ。ま、まぁ否定はしないけどねー」
こなた「かがみもみゆきさんもみなみちゃんも、私に小学生プレイをさせたがるし。つかさやゆーちゃんなんか、自分まで一緒にランドセルを背負うんだよ?」
ひより「…………それは若さゆえの過ちではなく、単に周囲が特殊な嗜好を持っているだけっス」


・小児科・高良先生

ひより「でもまぁ……私が知る限りの泉先輩だと」
ひより「中二病というより小児病って感じっスよねっ」
こなた「それは全力で否定するヨっ!! 読みは同じだけど字は違うしっ!!(汗)」


・養護教諭・高良先生

つかさ「ねぇねぇ、ゆきちゃん」
みゆき「あ、はい。何ですか?」
つかさ「今度の小二病はどんな――」
みゆき「(はうっ)え、え〜〜と……」
かがみ「(気持ちは分かるが、そこでまた普通の医大生(みゆき)に振る――!? 話の流れ的に違くない?)」
みゆき「(パトリシアさんによりますと、中二病とは、端から見て痛い言動や行動をする人達の事)」
みゆき「(携帯電話のウェブページ閲覧機能で調べますと、思春期の少年の無理な背伸び、その他諸々の大仰な悩みや批判行動を総称するもののようです――本来は。やはり田村さんのおっしゃる通り、別の意味のネットスラングと混同されてしまったようですね)」
みゆき「え、え〜とつまり……第一次反抗期の事でしょうか? 本来は自我の芽生えを抑制されるのに反発しているだけですので、泉さんのような親と仲の良い方は反抗期には該当しないような気がするのですけど……」
こなた「……かがみだけじゃなくて、みゆきさんも遠慮なく失礼だよ」


・常時接続

こなた「中も外も変わらないって言うけどさ、やっぱ変わってるトコロもあるんだよねー」
かがみ「ほぉぅ。どの辺りが違うのかしら(ぱっ)」
こなた「(GUARD!!)いや、別にいい事じゃなくてね。寄る年波には勝てないというか――」
(ぐいっ)
こなた「え?」
かがみ「そんな可愛いガードをしても無駄だって分かってるでしょ? こなたのどこが変わってるのか、つかさやゆたかちゃんの前だけど、この場で教えてもらうわね。……特に身体の中をじっくりと」
こなた「い、いきなりどこ握ってるのさかがみ――んうぅっ!?」
かがみ「普段から大した運動もしてないのに、どこでそんなの感じるのよ。バイトか?」
こなた「ふぁあっ、あぁっ。そっ、そんなトコロで原作通りに台詞続けないでよぉ!!」
ひより「あ、あのー先輩方。いくら角川や京アニ公認のカップルでも、誕生日会でいきなりそーいう不健全な行為は……(汗)」


・和み

かがみ「ゆたかちゃんも、あんなのがお姉ちゃんで毎日疲れるでしょ」
ゆたか「いえ、そんな。私にとっては昔から素敵なお姉ちゃんですよ」
ゆたか「そしてそれは、お姉ちゃん達をお祝いするために、こんなに集まって下さった皆さんを見たら間違ってないって思います」
かがみ「(なるほど――。で、そんな素敵な人(こなた)でいられるのは――)」
ゆたか達「差し入れだよ〜」
かがみ「恵まれとるなぁ」
かがみ「(また、周りにこんな素敵な人達がいるからなのかも知れないわね――)」
ゆたか「こなたお姉ちゃんが寝ている間に、おでこに落書きしちゃいましょうか?」
そうじろう「そうだな。ここはオーソドックスに『肉』なんてどうだ?」
ゆい「ここはかがみちゃんとつかさちゃんへのサービスで、『柊こなた』がいいと思うなー」
かがみ「(――さすがはこなたの血縁だけあって、中身はまつり姉さん並みに問題あるけど)」


・和らげ

かがみ「ゆたかちゃんも、あんなのがお姉ちゃんで毎日疲れるでしょ」
ゆたか「いえ、そんな。私にとっては昔から素敵なお姉ちゃんですよ」
ゆたか「そしてそれは、お姉ちゃん達をお祝いするために、こんなに集まって下さった皆さんを見たら間違ってないって思います」
かがみ「(なるほど――。で、そんな素敵な人(こなた)でいられるのは――)」
ゆたか達「差し入れだよ〜」
かがみ「恵まれとるなぁ」
かがみ「(また、周りにこんな素敵な人達がいるからなのかも知れないわね――)」
つかさ「ねえお姉ちゃん。今の展開って、お姉ちゃんとゆたかちゃんの代わりに、こなちゃんと上のお姉ちゃん達で私達の誕生日とか、ひよりちゃんとゆきちゃんでみなみちゃんの誕生日とか、あやちゃんとみなみちゃんでゆきちゃんの誕生日とか、みなみちゃんとこなちゃんでゆたかちゃんの誕生日とか、色々使い回せるよね?」
かがみ「いや、それは確かに色々と(にゃもーさんが)楽だけど、こなた(と編集さん)に『漫画的にアウト』と言われそうだし……」


・和え物

かがみ「ゆたかちゃんも、あんなのがお姉ちゃんで毎日疲れるでしょ」
ゆたか「いえ、そんな。私がこなたお姉ちゃんで疲れるのはせいぜい週に1〜2日で、あとの日は学校でみなみちゃんとっ(汗)」
みなみ「…………(赤面)」
かがみ「……ゆたかちゃんもみなみちゃんも、解散した後で私と一緒にお風呂場まで来なさい」


・和魂(にぎみたま)

かがみ「ゆたかちゃんも、あんなのがお姉ちゃんで毎日疲れるでしょ」
ゆたか「いえ、そんな。私にとっては昔から素敵なお姉ちゃんですよ」
かがみ「……ちょっと待ちなさいゆたかちゃん。こなたが素敵なのは分かるけど、疲れるかどうかは素敵かどうかとは関係ないでしょ?」
ゆたか「え、え、そ、そうですけどでも――」
(ぽふっ)
かがみ「誰かのせいで疲れてもね、それが充実感を持てるなら、それは素敵な経験なのよ。ゆたかちゃんの身体が弱いからって、成実さんが邪険に扱ったりなんてしないでしょ。それと一緒」
ゆたか「かがみ先輩……」
かがみ「こなたは欠点が山ほどあるけど、毎日を一生懸命に生きてるし、私とかみゆきとかが知らないような事も知ってるし、ゆたかちゃんには面倒見がいいし、私にとっても、毎日疲れるけど素敵な親友よ」
ゆたか「は、はいっ。これからもよろしくお願いします、かがみお義姉ちゃんっ」
かがみ「よろしく。ふふっ、ゆたかちゃんとはそういう真剣な所も似てると思うし、末永くよろしくね可愛い義妹?」
こなた「(……真顔で恥ずかしい事言わないでよ、かがみもゆーちゃんも。これじゃ当分は起きられないってば)」


・お相手は?

(こなたとひよりの誕生日会)
かがみ「こなた、田村さん、二人とも」
一同「誕生日おめでと〜っ!!」
かがみ「相変わらず、中身も外見も成長してなさそーだけど(にやにや)。開き直ったし」
こなた「……今のかがみの台詞、対象はひよりんを含むのカナ?」
ひより「……知りたくないっス。近頃かがみ先輩はお気に入りの相手をからかう姿がお姉さん達にそっくりだと峰岸先輩に聞いていましたけど、誕生日にまでいじられたくはないっスよ」


・密かに懸念

(こなたとひよりの誕生日会)
かがみ「こなた、田村さん、二人とも」
一同「誕生日おめでと〜っ!!」
かがみ「相変わらず、中身も外見も性徴してなさそーだけど(にやにや)。開き直ったし」
こなた「このままでいーわけないヨっ! それにかがみ、その性徴って第一次と第二次のどちらなのさっ!?」


・高二病?

(中二病について――)
ひより「本来の意味は、ちょっと違ったっスけどねー」
かがみ「相変わらず、変な日本語は詳しいのね(汗)。みゆきも知らなかったのに」
パティ「いやー、それホドでもござらんですヨ」
パティ「タトえば」
ひより「ちょい待ちパティ! それ以上喋ると小早川さんや岩崎さんの教育に悪いから!(汗)」


・お約束

(変わってるトコロについて――)
こなた「いや、別にいい事じゃなくてね。寄る年波には勝てないというか――」
かがみ「普段から大した運動もしてないのに、どこでそんなの感じるのよ。バイトか?」
こなた「やだなぁー。かがみとの『運動』はしてるじゃない♪」
かがみ「(ぼっっ!!)なぁ――――っっっ!?!?」
こなた「安心してね。バイトは健全系だから、操はかがみとつかさとみゆきさんとみさきちと峰岸さんとゆーちゃんとみなみちゃんとひよりんとパティにしか捧げてないよん」
みさお「……柊に何してるかは問い詰めるとして、貞操を捧げる相手が多過ぎるぞちびっ子。てゆーか私とあやのを勝手に入れるな」


・お約束その2

(変わってるトコロについて――)
こなた「いや、別にいい事じゃなくてね。寄る年波には勝てないというか――」
かがみ「普段から大した運動もしてないのに、どこでそんなの感じるのよ。バイトか?」
こなた「いや〜、何というか……」
こなた「朝方までネトゲしてても余裕だったあの頃に戻りたい――!! というか実は今も眠い」
かがみ「(寝れよ)単純に、今まで積もったモノが噴出してるだけじゃないの……? 徹夜でゲームとか、私から見たら十分元気だ」
こなた「やだなぁー。かがみだって私やつかさやみゆきさんと徹夜で『ゲーム』を――」
みさお「お、おい柊!? ちびっ子をガード無視して押し倒して一体何をー!?」


・生体濃縮

(変わってるトコロについて――)
こなた「いや、別にいい事じゃなくてね。寄る年波には勝てないというか――」
かがみ「普段から大した運動もしてないのに、どこでそんなの感じるのよ。バイトか?」
こなた「いや〜、何というか……」
こなた「朝方までエロゲしてても余裕だったあの頃に戻りたい――!! というか実は今も眠い」
かがみ「((私と)寝れよ)単純に、今まで積もったモノ(性欲)が噴出してるだけじゃないの……? 徹夜で(肉体的な)ゲームとか、私から見たら十分元気だ」
こなた「あ、あのー、かがみ様? そーいうお祝いは18歳の誕生日にするのがセオリーで、というかかがみとつかさの18歳の誕生日に既に――んにゃあああああッッ!?」


・わー

かがみ「ゆたかちゃんも、あんなのがお姉ちゃんで毎日疲れるでしょ」
ゆたか「いえ、そんな。私にとっては昔から素敵なお姉ちゃんですよ」
ゆたか「そしてそれは、お姉ちゃん達をお祝いするために、こんなに集まって下さった皆さんを見たら間違ってないって思います」
ひより「…………私は?」
ゆたか「え?」
ひより「私はお祝いされる『お姉ちゃん達』の一員で、『こんなに集まって下さった皆さん』には入らないっスよ?」
ゆたか「あっ(汗)。い、いや、田村さんも入ってるからねっ。確かに田村さんは、田村さん自身がお祝いされるために来たんだけど、田村さんとこなたお姉ちゃんもお互いにお祝いしてるしっ(必死)」
かがみ「不憫ね田村さん……。誕生日で自分がメインかと思いきや、一番クローズアップされるのは主人公のこなたで、後はほぼオールキャストを出すので精一杯だったものね。私もつかさと二人で出る時は、お互いに出番取り過ぎないように気を付けないと……」


・かがみ様転生

こなた「私達の元がTRPGのキャラだって話は前々からしてるけど、ココの筆者がネットで話題振ったら、公式ガイドに載ってたあのキャラシーはメガテンじゃないかってご意見を頂いたんだよね」
つかさ「え、えっと、『女神転生』シリーズだよね? キャラクターが悪魔を召喚したりするゲームの?」
みゆき「元は小説で始まり、そこからゲーム化されたシリーズです。現在は『真・女神転生』シリーズを中心として、『ペルソナ』『デビルサマナー』シリーズがコンシューマー等で出ているほかに、TRPGも出されていますね」
こなた「かがみとつかさが巫女さんなのはそのせいじゃないかってゆーんだけど、やっぱり天津神や国津神を召喚したのカナ。いや、むしろ初代主人公みたいに、かがみが武夷鳥命の転生で、だから精神的には男だとか両性具有だとか」
かがみ「知ってしまったのね。私がお母さんと同じく御神体の名前が付いてるのはそのせいで、こなたと新たな転生の器を作り出すのが使命だって」
こなた「あ、あのー、それって冗談だよね。そんな設定ある作品はシリーズになかったと思うしんあああっ!?」


・GMこなた

こなた「とゆーコトで、私がGMでTRPGやろーね」
かがみ「原作とは無縁に染まってるな。まあにゃもーさんもTRPGやってたし、角川グループも富士見書房から『ソード・ワールド2.0』や『ダブルクロス3』を出してるから、そのうち宣伝を兼ねて原作でもやるかもしれないけどね」
みゆき「あのー、プレイヤーの席に1枚ずつあるこの紙は何でしょう?」
こなた「ハンドアウト。作ってほしいキャラの傾向や背景設定が書いてあるから、キャラ作成やロールプレイの参考にしてね」
かがみ「で、私に渡したハンドアウトの、NPCの女の子に対してツンデレってのはどういう意味かなーこなたん?」
みゆき「か、かがみさんっ!? 泉さんが『許してかがみ様あれだけは』と泣き叫んでますからご勘弁をっ!?」


・埋葬機関

(東京地下鉄末広町駅)
駅の放送『末広町、末広町〜』
こなた「銀座線は電気街の真ん中を通ってるのに、どーしてこんな隅っこにしか駅がないんだろーね」
みゆき「おかげでこうして、秋葉原駅の喧騒を避けられるのですから、これはこれでいいと思いますよ」
こなた「ねえみゆきさん、ほら、あそこのホームの壁さ」
みゆき「この近辺の名所のイメージを、絵にしておられるみたいです。地下を走る地下鉄は駅の判別が付け難いため、開通の新しい路線では駅にちなんだ絵や模様を飾っている事がありますけど、銀座線のような古い線では珍しいですよ」
こなた「レオタード着てエアロビクスしてる女の人が描いてあるんだけど、いまいち描写が甘くてハアハアできないんだよね。アニメでかがみやつかさが着てた時の方がずっと興奮できるし」
みゆき「こ、公共の場で年齢規制が掛かりかねない興奮をなさらないで下さいっ!(汗)」

というか、末広町駅とエアロビクスに関係があるのか謎。


・すげ替え人形

こなた「む〜〜〜〜」
ゆたか「どうしたの、お姉ちゃん?」
こなた「私達のfigmaの夏服バージョンが出るんだけど、その付属品がゆーちゃん達の頭部なんだよね」
ゆたか「え? ……た、例えば、お姉ちゃんのfigmaに私の頭が付いていて、頭を付け替えるとそのまま私になったりするわけ?」
こなた「私とゆーちゃんとか、つかさとひよりんとかはまだいいけど、みゆきさんにみなみちゃんの頭が付いてるのはちょっと物議を醸してるようでネ。みなみちゃんとしてはナイスバディになれて嬉しいかもしれないけど」
ゆたか「コメント困るよそれっ(汗)。でも、だとするとかがみ先輩にはパティちゃんの頭が付くのかな?」
こなた「それよりむしろ、みなみちゃんの頭をかがみに、パティの頭をみゆきさんにセットした方が良かったかもねー。みゆきさんとパティならバランス取れるし、めりはりはみなみちゃんとしては十分満足だろうし」
ゆたか「(もしかすると売り上げを考慮して……なんて考えてごめんなさい高良先輩……)」


・性懲りもなく

(コミケの企業ブース列)
(ずら〜〜〜〜〜〜〜〜っ)
かがみ「はぁ……何でこんなに並ばなきゃなんないのかしらね……。今年の夏はいつもより人数が膨れ上がってるし」
ひより「男性向けは東方が、女性向けはヘタリアがヒットしましたからね……。おかげで知り合いのサークルも、やたらと早く完売してましたよ」
こなた「かがみもひよりんもその一人じゃん。……まあ理由としては、参加者を疲れさせて従順にさせるための、かがみがいつも私にやってる、焦らしプレイの一種ではないかと」
ひより「あ、あのー泉先輩? かがみ先輩がコミケカタログ冊子版を縦に振りかざして――」


・密集

(コミケ会場)
かがみ「こなたの奴、待ち合わせしたのに相変わらず時間を守らないで……!」
かがみ「……でもちょっと心配だから、せめて電話だけでもしないとね」
ひより「こんな所でツンデレだと泉先輩は言うんだろーけど、『アンタの事なんか心配してないんだから』なんて展開はないし、やっぱり保護者っスよかがみ先輩は」
かがみ「…………」
かがみ「…………」
かがみ「……混み合って電話できないって、一体何万台の携帯電話が集中してんのよココ?」
ひより「……考えたくないっス(汗)」


・小さな足跡

(コミケ帰り、東京駅への臨時バス)
かがみ「今日は結構買ったわね。さすがにこなたほどでは買わないけど、田村さんも荷物が大きいわよ?」
ひより「ですねー。内容は、その、家に帰るまでは内緒っスけど(汗)」
かがみ「(また18禁を買ってたわね?)でも、この系統のバス、経路が前と変わってたのね」
ひより「そーっスね。前は普通のバスとほとんど同じ所を通ってたのに、今は普通のバスが通らないような、開発されてない地区や新しい橋を渡ってるんですから」
こなた「…………」
ひより「……泉先輩?」
かがみ「……今走ってる、ここは晴海。こなたが小さな頃、おじさんに連れられてコミケに行ってた所よ。詳しい事は、おじさんに聞けば教えてくれると思うわ」
こなた「…………」
かがみ「だから……たまには物思いに耽らせてあげましょ」
ひより「ええ……」
こなた「(あれ、ツッコミ無し? かがみもひよりんも真面目さんだし、晴海会場の事なんて全く知識無いんだろうしなー)」


・延長戦

かがみ「さて、コミケの帰りに、買い逃した本を目当てに秋葉原のとらのあなに来たわけだけど」
(がやがやがやがやがやがやがやがや)
かがみ「……何なのよこれ?」
ひより「……荷物や風体から判断する限り、私達と同じ、コミケ帰りの人達っスよ」
こなた「いっその事、コミケのサテライト会場その1に認定してもいーね。なお、その2はパティが向かってる池袋乙女ロード」
かがみ「認定するなよ。ついでに言うと、ウチの神社も冬コミのサテライト会場その3じゃないからな」


・輝け!らっきーすたー

こなた「非常に今更感があるけど、『けいおん!』って面白いよねー」
かがみ「……ってアニメの方かい(汗)。何度も言うけど原作も読みなよ?」
こなた「一応読んでるけど、元は京アニ繋がりで見たのが始まりだからさー」
みゆき「『まんがタイムきらら』系の4コマ漫画も、『ひだまりスケッチ』以来、いろんな作品がアニメ化されていますからね。片や私達は掲載雑誌に4コマ仲間がほとんどおられませんので、その点では寂しいものがありますね」
つかさ「で、やっぱりこなちゃんは、澪ちゃんが好きなのかな? お姉ちゃんみたいにしっかりした美人さんだもんね」
こなた「さすがつかさー。つかさっぽい天然の唯も、みさきちっぽいけどずっとマシな律も――」
かがみ「つまり、唯も律もアンタに似てるって事よねこなた?(にやにや)」
こなた「――みゆきさんっぽい所もあるけど峰岸さん的な所もあるムギも、ゆーちゃんをかがみっぽくしたようなあずにゃんも、黒井先生以上に弾けてるさわちゃん先生もいいけど、やっぱり澪はいぢり甲斐があるし――かがみより気は弱いからやり過ぎると可哀想だけど――、転んでパンツを見せてくれるお色気シーンもあるし、成人向け同人誌ではアニメ放送時のかがみに匹敵するほど」
(げしっげしっげしっっ!!)
こなた「むぎゅううう……」
つかさ「お姉ちゃんと澪ちゃんをそーいう目で見ないでよこなちゃんっっ!!(怒)」
かがみ「つ、つかさに先を越された……」
みゆき「あの、かがみさん」
かがみ「ん? どーしたのみゆき」
みゆき「こ、この場合、私も紬さんの真似をしまして、かがみさんをつかささんや泉さん、もしくは日下部さんや小早川さんと絡めた妄想を繰り広げるべきでしょうか?(赤面)」
かがみ「繰り広げんでええ(汗)」


・仄かに

こなた「また誕生日――じゃなくて、生まれた時期が、7巻アニメイト限定版で判明しましたっ!」

  山羊座(磨羯宮):いずみ ←Check!
  1月25日:ひかる
  2月3日:こう
  2月8日:ななこ
  2月14日:あきら
  3月2日:まつり
  3月6日:ゆかり
  4月16日:パティ
  牡牛座(金牛宮):ほのか ←Check!
  5月24日:ひより
  5月28日:こなた
  6月12日:みき
  6月15日:ひなた
  7月7日:かがみ、つかさ
  7月20日:みさお
  8月20日:かなた
  8月21日:そうじろう
  8月24日:いのり
  9月6日:ひかげ
  9月12日:みなみ
  9月17日:ふゆき
  10月7日:ゆい
  10月25日:みゆき
  11月4日:あやの
  11月26日:やまと
  12月20日:ゆたか

ゆたか「……で、いずみとほのかって?」
パティ「イズミは、ワタシタチのclassのイインチョーでスよ?」
こなた「てゆーかさ、ほのかって誰なんだろ。もしかして新キャラ?」
みなみ「私の母の名前です、先輩。……確かにこれまで名前は出ていないうえに、7巻でもキャラクター紹介のイラストでしか名前がありませんけど」


・時間設定

こなた「さて、私達はコンプだと大学生、コンプエースだと時々高校生(2年冬〜3年冬?)だけど、何か困った事とかない?」
つかさ「わ、私、あやちゃんを卒業の頃まで『峰岸さん』って呼んでたけど、呼ぶ度に間違えそうになっちゃってっ」
こなた「……やっぱりアウトだったんだよそのネタ(汗)。かがみもみさきちも峰岸さんもお互いの呼び名を変えてないのはそのせいなのか?」


・みんなのうた

こなた「さて、みんなで大学帰りにカラオケに行けたって事は、みんな通学先は離れ過ぎてないんだろうけど――最初は来ないって言っといて、つかさの保護者で付いて来たかがみはホントに可愛いナー♪」
あやの「柊ちゃんは勉強熱心だけど、ひーちゃんが心配だったのかしら? それともひーちゃんにおねだりされた?」
つかさ「ゆきちゃんは上手だし、私も間違えちゃったけど楽しかったし、みさちゃんとあやちゃんもデュエット素敵だし、特に、こなちゃんとみさちゃんに挟まれたお姉ちゃん、あんなに照れて可愛かったよ?」
かがみ「も、もうっ。いい加減にしてよ、恥ずかしいじゃないっ(赤面)」
みゆき「しかしかがみさん、神道の信者なのに、十字架のペンダントを着けていたのは変ですよね?」
みさお「……いや、そんな事、高良とかでもねーと気にならないからよ」


・共用

こなた「みさきちがボケで、峰岸さんが突っ込みーって感じで」
みさお「あやのが突っ込み!? わはは、そりゃねーよ!!」
みさお「どちらかと言えば、あやのは突っ込まれる方だよなぁ?」
あやの「まあ、そうかも……」
みさお「特にアニキとかにさっ」
あやの「そ、そうかなあ……」

こなた「そこで無茶苦茶エロい事を想像した汚れた私だけど……みさきちに『そーだぜ』とか言われてたら、峰岸さんがみさきちに道具を――なんてのを想像してたんだろーか……」
あやの「泉ちゃんっっ!!(怒)」


・流され

みさお「ちびっ子は、この夏は何か予定とかあるん?」
こなた「予定かー。去年どこも行ってないし、また皆で海とか行こーかなー。一昨年みたいに」
みさお「……まさかその海って、江東区内の海辺の埋立地とかじゃねーよな?」
こなた「……いや違うから」
あやの「みさちゃん……当時は柊ちゃんもそこまで染められてなかったからさ……」


・離岸流に乗って

(改めて――)
こなた「予定かー。去年どこも行ってないし、また皆で海とか行こーかなー。一昨年みたいに」
みさお「おっ、海!! いいネ、乗った!!」
こなた「おおっ!? じゃー、みさきち達も行こーっ!!」
みさお「あやの!! ちびっ子ったらひでーよ!! 『皆』の中には私等入ってねーってよ!? もぉ入ったつもりになってたこの恥ずかしさをどーしてくれる!!」
あやの「――(汗)」
こなた「ちょ……!! そーじゃなくて一昨年をもとに話してたからさー!!(汗)」

あやの「……で、行くとしたら何人くらいになるかしら?」
こなた「ええっと、私達が6人、ゆーちゃん達が4人、それに八坂さんを入れて生徒グループが11人」
みさお「私やあやのの家族は都合付きそうにねーけど、柊の両親と姉貴達が合わせて4人、ちびっ子の親父さんに小早川の姉貴、高良と岩崎の母ちゃんとプラスででっけー犬、これで8人と1匹」
あやの「陵桜でお世話になった桜庭先生に黒井先生に天原先生で、3人。総計で22人と1匹ね」
こなた「…………いっそココは、観光バスか鉄道で団体旅行にした方がよさそーだヨ(そうすればゆい姉さんや黒井先生の車に乗らないで済むし)」

※まあ、実際は「私達」と「ゆーちゃん達」の合計10人でしたが。


・三角関係?

こなた「……単行本アンケート葉書の『好きなキャラクターを3人教えて下さい』の話題でみゆきさんが目を据わらせてたけど、別にみゆきさんを仲間外れにするための項目じゃないよね?」
ゆたか「だよねっ。『らき☆すた』にはお姉ちゃん達4人以外にもキャラクターが大勢いるし、にゃもーさんのお嫁さんなら『こなた・かがみ・ひより』とか、お母さん達が好きなら『みき・ゆかり・ほのか』とか、家庭的な人なら『つかさ・あやの・ふゆき』とか、スレンダーな子が好きなら『こなた・ゆたか・みなみ』とか色々あるもんっ」
こなた「ゆーちゃん……みゆきさんが入りそうなカテゴリーを想定してあげよーよ……」


・葱・ロードローラー・蛸

こなた「結局ヴォーカロイド第三弾は、みゆきさんっぽい胸の大きな人だったけどさ」
かがみ「ここの筆者が単行本で初見だからって、本当に今更だけどな(汗)」
こなた「第四弾が出る時は、私そっくりのキャラが出てほしいよね。……コスプレは自分でやっても面白くないけど、ここまで揃ってコンプリートできないと仲間外れみたいで寂しいし」
みゆき「そ、それはさすがに難しいのではないでしょうかっ。四人全員に似たキャラクターを揃えてしまいますと、どうしてもデザイン流用の謗りを免れなくなってしまいますしっ」
つかさ「でもゆきちゃん、こなちゃんそっくりの子はもういるよね。――ほら、レンくん」
こなた「いくら私が少年体型でも、つかさと双子になれても、男役は断固として断るヨっ!!」


・不老不死

つかさ「『ブラザー』さん(注:創業100年)の勢いをもらって、私達もこんな風に続けていけたらいいねっ(ぱぁ〜〜っ)」
こなた「いやぁ〜……さすがにこの規模になると、ネタとか私達の年齢云々の前に、物理的に無理じゃん? いろんな意味で」
つかさ「(はっ!)」
みゆき「その場合でも、『集団作成により継続する』『オリジナル展開で派生作品を続ける』等の手段が存在しますけど?」
こなた「『ベリー・ローダン』や『サザエさん』じゃないんだからさ……(汗)」


・追っ掛けて

(コミックス7巻を見て――)
こなた「埼玉新聞……」
こなた「近代麻雀……」
こなた「……前々から思ってたけど、『らき☆すた』は掲載範囲が広過ぎるヨ(汗)。『角川Hot Line』は業界用だし、追跡購入は諦めろとゆーコトですかい?」


・らっきーすたー・ほしみっつ

こなた「おおう。『ひだまりスケッチ』のアニメが3期をやるのかー」
かがみ「別の出版社だけど同じ4コマだし、おめでとうって感じよね」
こなた「でも私達のアニメは1回だけなのに、アルバイト(他誌や他媒体の出演)もほとんど無しで3回目なんて、凄くずるいって気がするよ」
かがみ「1回といっても6ヶ月、業界用語で言う2クールの間に24話もやったんだから、にゃもーさんが話を描き溜めるまで我慢くらいしたら?」
こなた「確かにそうだけど、我慢するだけじゃなくて、ここは私達も『らき☆☆☆すた』と改名してアニメ3期を狙うべきかとっ!」
かがみ「どー読むんだそれは(呆)」


・色々と持て余す人達

こなた「ソリッド・スネークは、拷問を受けた後、痛み止めの覚醒剤を拒否して、『性欲を持て余す』と大塚さんの渋い声で発言してるんだよね」
かがみ「で?」
こなた「つまりスネークは、痛みで性欲を発散する――」
かがみ「それ以上喧嘩を売るのをやめろ――!!(汗)」


・昼の運動

(ビーチバレーの後で)
こなた「いやー、みなみちゃん強いねー。1年生チームが1人多いといっても、ゆーちゃんとひよりんが運動苦手なのに、かがみとみさきちまでよく苦戦させたヨ」
みなみ「そ、それほどでも……」
みさお「うーっ! ちびっ子の前例があるけど、運動系の部活もしてないクールちゃんに負けるなんて何故だ!?」
こなた「みさきちは体力あるけど、動きに繊細さが足りないっ!」
みさお「なっ!?」
かがみ「確かに日下部は陸上部で、正確にコントロールして投げたり受け止めたりといった球技に必要な技術は苦手そうよね。……OVAでもバレーボールで奮闘してたけど結局は負けてるし」
こなた「かがみだって、細身で持久力足りないからバテるんじゃないかな? おかげでダイエットは長続きしないし、夜の運動でもつかさやゆーちゃん相手はともかく私やみゆきさんには」
かがみ「いい加減な事言うなっ。――良かったわねみなみちゃん。ゆたかちゃんのために私がみなみちゃんを仕込んでるのはバレてないみたいよ」
みなみ「――いや、それは運動の種類が違いますから」


・こなたは柊姉妹の嫁

こなた「私達の公式ガイド第2弾『こなたは俺をヨメ!!』、発売されましたっ!」
かがみ「……で、『見所はかがみがぱんつを見せてるラフ画』とか、その類の妄言吐いたら、つかさやゆたかちゃんに見せられないようなお仕置きをするわよ?」
こなた「い、いえ、せいぜい私がかがみにキスしてたり、かがみのお風呂上がりの浴衣姿が脱がし甲斐ありそうだったりで!」
つかさ「……こなちゃん、私にも、ニートだとか記憶喪失だとか言いたい放題だったよね?」
こなた「つ、つかさも御幣を変な所に突っ込まないでひぎゃあああっ!?(絶叫)」


・こなたは黒井先生の嫁

こなた「みゆきさんが理系でも私やつかさと一緒だった理由が、系統の選択科目で教室移動するからだって分かったけど、それなら別に、かがみが私達と一緒になりたくて文系選ばなくてもよかったのにねー」
ななこ「でもな、泉、文系の選択科目で高良に宿題見せてもらえんで、随分と姉の方とか峰岸とかに迷惑掛けとったよな?」
こなた「(ぎくっ!)イ、イエ、何デモアリマセンヨ黒井センセ?(汗)」


・こなたはひよりとひかげの嫁

(インタビュー)
――ただ逆に、ほかのゲームなどで「らき☆すた」のキャラを参考にした、なんていう話も耳にしますよ。
美水「自分の作品がなにかの参考にされるというのはうれしいですね。僕がほかの作品を参考にするときっていうのは、やはりその作品へのあこがれみたいなものがありましたから、「らき☆すた」がそんな対象になっているのはうれしい限りです」

こなた「……まさかにゃもーさん、それって『○触○』の事じゃないですよネ? 某ショップでは『私がプロデュースしてひよりんに原画を描かせてひかげちゃんにプログラム組ませた』なんて噂が流れてましたケド、いくら何でも小学生に成人向けゲームのプログラム組ませるほど非道じゃないヨ?」
かがみ「さ、さすがにそれはないと思うわ(汗)。てゆーかむしろ、あれは参考じゃなくて剽窃ぎりぎりだし」


・幸の国で遊べ

(インタビュー)
――いっそのこと「らき☆すたTRPG」を開発するってのはどうでしょう(笑)。
美水「そうなってくれれば、いちTRPGファンとしてはそれに勝る名誉はないですね(笑)」

ひより「だそーっス。ここのコーナーでも、角川系列から出てる『ソード・ワールド2.0』で先輩達をモデルにキャラ作りしてましたけどね」
かがみ「でも私達は普通の人間で、特殊なスキルもあるわけじゃないし、プレイヤー同士で競合するゲームはともかく、パーティ組むタイプのゲームは難しいんじゃないかしら」
こなた「いや、そこは巫女さんだから霊力で魔物を退治するとか。もちろん退魔師かがみを弄ぶ魔物は私で」
かがみ「……そーいう事ばかり言ってると、教養科目の予習と復習を手伝ってあげないわよ?」
こなた「あ〜んかがみ様、私を退治してー♪」
かがみ「ああもう! 掌を返すようにじゃれ付くな鬱陶しい!」
ひより「まあ、近頃のゲームは、『D&D第4版』とか『ガンドッグゼロ』とか、戦闘以外の判定要素も工夫されてるっスから、泉先輩がコミケで買い物したり、その影で委員長は顔見知りの目を避けながら会場回ったり、かがみ先輩がダイエットしたり、つかさ先輩はそれでもかがみ先輩にお菓子を食べてもらったり、私が原稿を描き上げたりするんでしょーね」
つかさ「それならさっそく、私がにゃもーさんにアイデアを――」
ひより「――それは気が早過ぎるっス、つかさ先輩(汗)。つかさ先輩はネタが断片的過ぎてストーリー性に難があるっスから……」


・柱の傷は深過ぎて

こなた「さてさて、公式ガイド2でデータベースも拡張されましたが――」

 181cm:そうじろう
 171cm:ななこ
 168cm:こう、パティ、ただお
 166cm:みゆき、ゆい、いのり
 164cm:いずみ、ふゆき、ゆかり、やまと、みく
 163cm:みなみ
 162cm:みさお、たまき、みき、まつり
 161cm:ほのか
 160cm:あやの
 159cm:かがみ
 158cm:つかさ
 152cm:ひより
 150cm:あきら
 143cm:ひかる、かなた
 142cm:こなた
 138cm:ゆたか

こなた「んー、ツッコミ所が無いよね。せいぜいかがみ――とみなみちゃんが、凛々しいイメージで実際より大きく見えてるくらいで」
かがみ「開口一番にそれかい。でも私達、背丈が全然伸びてないのよね(はあっ)」
こなた「かがみやつかさは胸やお尻が大きくなれるからいーじゃんか。私やゆーちゃんは横にも伸びないし(涙)」
かがみ「……だからスルーしようとしたのかコイツ。いつまでも小動物みたいにしてないで次行くわよ」


・柊家のお味は

つかさ「えー、次は食べ物の好き嫌いについてです」
いのり「私達家族全員の好みが出てきて、つかさも腕の振るい甲斐があるかもしれないけど、私とかがみは体重増えやすいんだから程々にしてよ?」
つかさ「う、うん(しゅんっ)。できるだけカロリーにも気を使うから」
いのり「はいはい(なでなで)。まあ食事の好き嫌いは食べ物だけに左右されるわけじゃないから、まつりみたいに『お堅い雰囲気』が嫌いな子を、会席料理や洋食のフルコースに誘ったりするのは、何かのお祝いでもない限り避けるようにね?」

(好き)
 温かいもの(おうどんとか):ゆたか
 甘いもの:こう
 甘いもの(特にメロンとか果物系):つかさ
 枝豆:ななこ
 お芋類:みき
 お菓子(特にチョコ菓子):かがみ
 お好み焼き:たまき
 お寿司:そうじろう
 おせんべぇ:ゆい
 お豆腐:あやの
 お肉:ひかげ
 カップラーメン:みく
 カレー:こう、ゆかり、ひかげ
 カロリーメイト:ひかる
 変り種な飲み物:みく
 キャンディやガムなど(口にしばらく残るお菓子):いずみ
 牛乳:ひより
 餃子:あやの
 果物:かなた
 グミキャンディ:いのり
 紅茶:ふゆき
 コーヒー牛乳:いずみ
 ステーキ:ひなた
 スポーツ飲料:まつり
 蕎麦:みなみ
 たこ焼き:たまき
 玉子焼き:ただお
 卵料理:ほのか
 茶碗蒸し:みゆき
 チョココロネ:こなた
 肉類:チェリー
 煮物:みき
 ハンバーグ:みさお
 マスタード:パティ
 抹茶味系の食べ物:いのり
 ミートボール:みさお
 水羊羹:やまと
 野菜炒め:ゆい
 雪見大福:やまと
 湯豆腐:ゆかり
 洋菓子:ひより
 りんごの皮:チェリー
 レバ刺し:あきら
 和菓子:みゆき
(嫌い)
 一部の野菜(とくにトマト等):ゆい
 色の濃い野菜:ゆかり
 貝類:かがみ、やまと
 カップ焼きそば:ただお
 かにみそ系:まつり
 辛いもの:あやの
 辛い物(特にトウガラシ系):いのり
 牛乳:ゆたか
 こんにゃく:みさお
 魚:ひかげ
 しいたけ:ななこ
 炭酸飲料:みなみ、ほのか
 豆乳:ひなた
 ドライフード:チェリー
 納豆:ゆかり
 生魚:みゆき
 肉類:たまき
 ピーマン:つかさ
 干物:パティ
 ブラックコーヒー:いずみ
 もずく:こなた
 野菜:みさお、ひかる
 レバー系の食べ物:いずみ
 わさび:ひより

いのり「これを元に、私達柊家の献立を想像してみたり、こなたちゃんやみゆきちゃんの身近な人達の食事シーンを想像してみたりするのも一興よ」
つかさ「何人か新しい人が増えてたのに、ウチの家族以外は、まだあんまりお付き合いのない人が多いかも……」
ひより「アニ研の人が多いとはいえ、まだみんなで食事に行くよーな年齢でもないっスし……」
ほのか「……と言いながらりんごの皮を用意してくれるのは嬉しいけど、チェリーにはあまり食べさせ過ぎたらダメよ?」
ひより「は、はいっス(目聡いっスね、岩崎さんのお母さん。私がチェリーに攻撃されるのを気に病んでるって知ってるからっスか?)」
つかさ「で、でも、や、山辺さんの嫌いな『粉薬』って、芸能人が捕まったりするお薬じゃないよね!?」
ひより「前にここのネタで神宮大麻を麻薬と勘違いされたからって、何を考えているっスかつかさ先輩!? 薬物依存はクリエイターの大敵っス!」


・垣間見る色

かがみ「さて、好きな色は――」
こなた「私は赤と黒が好きだけど、かがみの下着の色なら何でも好きだよ?」
つかさ「こーなーちゃん?」
こなた「つ、つかさの下着の色も私好きだからうにゃあああ!?」

 (暖色系)
  赤:こなた、パティ、ひなた
  オレンジ:みゆき
  黄色:みさお、こう、まつり
  黄緑:あやの、ほのか
  桜色:ゆたか、ゆかり
  橙:ただお
  ピンク:ひより
 (寒色系)
  菫色:かがみ
  緑:みなみ
  紫:ひかる、いのり
  青:ゆい、そうじろう、みき、あきら
 (無彩色)
  黒:こなた、かがみ、いずみ
  白:つかさ、ななこ、ふゆき、いずみ、そうじろう、かなた、チェリー、ひかげ
  灰色:みく
 (金属色)
  金:たまき

かがみ「――って感じね。私の『菫色』といのり姉さんの『紫』とか、みゆきの『オレンジ』とお父さんの『橙』とか、おんなじ色っぽくても別項目になってるけど」
こなた「はぁ、はぁ……。つかさ、好きな色が私と同じ『赤、黒』になってたけど、単なる誤字だと思っておくヨ。2Pカラーじゃあるまいし」
かがみ「私の妹の2Pって、そりゃまんまアンタだろ(きっぱり)」
こなた「…………やっぱり私、柊家の五女?(汗)」


・長短

みゆき「さて、得意科目と苦手科目です。恥ずかしながら、私や母にはこれといった得意科目や苦手科目はありませんが……」
こなた「……みゆきさんは『得意科目:全部』、ゆかりさんは『苦手科目:全部』じゃないカナ?」

 (国語)
  得意:あやの、こう、ゆたか、ふゆき、ほのか、ひかげ、たまき
  苦手:パティ
 (日本史)
  得意:ただお、みき
 (世界史)
  得意:ななこ
  苦手:みさお
 (数学)
  得意:いのり、ひかげ(算数)
  苦手:みさお、あやの、ゆい、まつり
 (生物)
  得意:ひかる
 (英語)
  得意:かがみ、パティ、ふゆき
  苦手:こう、ななこ、やまと、たまき、いのり
 (体育)
  得意:こなた、みさお、みなみ、やまと
  苦手:つかさ、ゆたか、ひより
 (家庭科)
  得意:つかさ、いずみ、みく
  苦手:かがみ、ひかる
 (美術)
  得意:ひより
  苦手:いずみ、みき、ひかげ(図工)
 (音楽)
  得意:ひかげ、やまと
 (道徳)
  得意:ゆい
 *理系全般
  苦手:こなた

こなた「ゆかりさんの苦手科目が、『いっぱい』から『とくになし』に変わってるね。まあ陵桜の卒業生だから、『みゆきさんと比べて』って意味だったんだろーけど」
かがみ「自画自賛してどーするのよ。でもこなた、絵が下手なのに美術が『苦手』じゃないんだ?」
こなた「絵は下手でも立体造形は得意なのですよっ。プラモ作りでお父さんに鍛えられたからね!」
かがみ「威張るな。……あ、若瀬さん、美術苦手なんだ。せっかく知識があるのに勿体無い……って何を言ってるんだか私」
こなた「あと、体育が得意な永森さんが水泳部員だなんて、かがみ似のコのスクール水着姿なんて想像しただけで――」
かがみ「もしもし、陵桜の水泳部と交流試合してる永森さんー? 変質者を約一名プールへ沈めてほしいんだけど?」


・大黒柱の傷はなお深く

こなた「はぁ、はぁ……八坂さんがかがみんと永森さんを止めてくれなかったら大変だったヨ」
かがみ「さあ、次は誕生日よ。ウチのお父さんの誕生日がついに判明ね」
こなた「かがみんの鬼畜〜〜っ!!」

  1月3日:いずみ ←Check!
  1月25日:ひかる
  2月3日:こう
  2月8日:ななこ
  2月14日:あきら
  3月2日:まつり
  3月6日:ゆかり
  3月20日:ただお ←Check!
  4月16日:パティ
  4月22日:みく ←Check!
  5月9日:ほのか ←Check!
  5月24日:ひより
  5月28日:こなた
  6月12日:みき
  6月15日:ひなた
  7月7日:かがみ、つかさ
  7月20日:みさお
  8月20日:かなた
  8月21日:そうじろう
  8月24日:いのり
  9月6日:ひかげ
  9月12日:みなみ
  9月17日:ふゆき
  10月7日:ゆい
  10月20日:チェリー ←Check!
  10月25日:みゆき
  11月4日:あやの
  11月10日:たまき ←Check!
  11月26日:やまと
  12月20日:ゆたか

こなた「で、ネタは?」
かがみ「ねーよ」
こなた「なーんだ。若瀬さんの誕生日が姫始めの翌日だって素敵な話があったのに」
かがみ「……一応言っておくが、姫始めの由来と正確な意味は不明だからな?」


・綺羅星

こなた「さて、最後にパラメーターはっと」
かがみ「5段階評価と思いきや、0.5刻みだったり6以上の数値があったりするのね」

学力
7:みゆき
5:そうじろう
4.5:みなみ、ひかる、ただお
4:かがみ、あやの、こう、ゆたか、ひより、ななこ、かなた、やまと、みき
3.5:ふゆき、ほのか、みく、いのり
3:パティ、いずみ、たまき
2.5:こなた、つかさ、ゆかり、ゆい、まつり
1:みさお
0.5:チェリー

運動
6:そうじろう
5:こなた
4.5:みさお、みなみ
4:みゆき、チェリー、まつり
3.5:かがみ、こう、パティ、いずみ、ゆい、やまと、みき
3:ななこ、ふゆき、ただお
2.5:つかさ、ひより、ひかる、ゆかり、ほのか
2:あやの、たまき、いのり
1.5:みく
1:ゆたか
0:かなた

オタク
9:そうじろう
5:こなた
4.5:ひより、パティ
4:いずみ
3.5:こう、ななこ、たまき、みく
3:かがみ、ゆたか、ひかる
2.5:ふゆき、ゆい、いのり、まつり
2:みさお、あやの、ゆかり、みき
1.5:つかさ、やまと、ただお
1:みなみ、かなた、ほのか
0.5:みゆき
0:チェリー

家事
5:つかさ
4.5:あやの、ふゆき、ほのか、みき
4:そうじろう、かなた、みく
3.5:こなた、ゆたか、いずみ、ゆい、やまと
3:みゆき、こう、みなみ、ひより、たまき
2.5:ななこ、ゆかり、ただお、まつり
2:パティ、いのり
1.5:かがみ
1:みさお
0.5:ひかる
0:チェリー


5:みゆき
4.5:パティ
4:こう、ななこ、ゆかり、ゆい
3.5:あやの、ふゆき
3:かがみ、みさお、いずみ、やまと、たまき、みく、みき、いのり、まつり
2:つかさ、ひより
1.5:かなた
1:こなた、ほのか
0.5:ゆたか、ひかる
0:みなみ
 ―:そうじろう、ただお
 癒し5:チェリー

(1.学力)
こなた「まず学力だけど、かがみは優等生なのに、学力4のキャラが多いからそんな頭良さそうに見えないよね」
かがみ「黒井先生も学力4、桜庭先生も天原先生も4前後なのに、よくもまあ平然とそんな事言えるな」
ゆたか「このパラメーターは絶対値じゃなくてキャラクター内の偏差値だから、全体的にみんなの学力が高ければ、パラメーターの数値が低めに出ちゃうんじゃないかな?」
こなた「そっかー。それじゃ私やつかさが陵桜でも平均レベルで、ゆーちゃんやひよりんも、2年生じゃ成績トップ集団なのかな」
ひより「かがみ先輩は、きっと英語以外も隠れ得意科目に入ってて、その分成績もいいんスよ。……全科目の約半分が苦手なせいで、平均レベルのはずの学力にダメージ与えてる泉先輩とは逆に」
こなた「ぐはあっ!?」
ゆたか「えへへ〜。かがみ先輩も機嫌直して下さいね」
かがみ「はいはい、ゆたかちゃんにはかなわないわね。……それにしても日下部、一人だけ悪過ぎ。犬のチェリーちゃんと0.5しか違わないのは大問題よ」
こなた「みさきち……(汗)」
みさお「柊達が高過ぎるんだよーっ! そもそも眼鏡ちゃんの学力7って何なんだー!?」
みゆき「高過ぎるのも悩みなんですよ日下部さん……。会話の結論が早過ぎて飛躍しているようにしか思われませんし、日常会話がかがみさんかみなみさん相手でないと単なる講義に終始してしまいますから……(涙)」

(2.運動)
こなた「う、運動を見ると――お父さん、学力共々やたらと優秀なんですケド(汗)」
あやの「6って……どんな運動をできる人なのかしら?」
みゆき「私も運動能力は高いようなのですけど、すぐに注意が明後日に飛んで、何もない所でつまずくのでは、学力同様に活かしきれていないようです……しくしく」
こなた「まあまあみゆきさん。みゆきさんが運動する所は私も好きだから」
みゆき「泉さん……ううっ……」
つかさ「(『みゆきさんの胸が揺れるのが嬉しい』とかいう下心は無いよねこなちゃん?)やっぱりゆたかちゃんは運動苦手だけど、こなちゃんのお母さんの0って一体……」
こなた「運動能力イコール生命力じゃないけど(例:つかさ)、お父さんもみなみちゃんより遥かに大変だったよねきっと……いや、お父さんだから、お母さんを抱き上げて運ぶ度に役得だとか思ってたに違いないし……」
みゆき「私達ではスポーツを嗜まれる方が日下部さんとまつりさん――あ、あと永森さんも――くらいしかおられませんので、あまり高い方面に集中しているという事もないようですね」
つかさ「でも、ゆたかちゃんもあやちゃんも運動苦手だったけど、いのりお姉ちゃんも私より苦手だったんだ」
こなた「筋肉が少ない分、ゆーちゃんも峰岸さんも身体がふにふにして柔らかそうだし、いのりさんの抱き心地もかがみより柔らかいからね〜」
かがみ「私がこなたの基準点かよ(呆)。しかもそれは運動とは関係ないし」

(3.オタク)
ひより「オタク度数は……泉先輩のお父さんはスルーして」
そうじろう「うぉいっ!? クリエイターの先輩に何を言うんだひよりちゃんっ!?」
パティ「パパさんは9、コナタでも5デスから、ヒカクしようガアリまセンネ……」
ひより「こーちゃん先輩やアニ研の先輩達ですら3.5なのに、かがみ先輩も小早川さんも相当なレベルっスよ」
たまき「あー、私の趣味は『広く浅く』だから。やさこもあまり幅広い方じゃないし、泉さんが染め過ぎただけなんじゃない?」
こなた「しかし……いのりさんとまつりさんが2.5ってコトは、かがみんからの二次感染が『効果は抜群だ!』って証明で……」
いのり「いや違うから(汗)。姉妹で本やゲームを見せ合ってるだけだし。……でもこなたちゃん、姉妹百合の同人誌を見たまつりが二人っきりの時に私を押し倒す癖が付いたのはどーしてくれるのよ」

(4.家事)
つかさ「家事だけど……わ、私、お母さんより上だったの?」
みき「つかさはお料理の勉強もしてるものね(おかげで、いのりとかがみは体重計が大変だけど)。……むしろ私が頑張り過ぎて、いのりもまつりもかがみも、それにお父さんも不得手なのが気になるわ」
かがみ「私が姉さん達より低いのはショックだったけど、一人暮らししてたパトリシアさんが低いのは気になるわ。ホームステイ先が決まるまでは、どーいう生活してたのかしら」
ゆたか「毎日冷凍食品だったそうです……。やっぱり趣味に熱中してると、家事に時間を費やせないんでしょうか……」
こなた「しかし、みさきちと桜庭先生……。かがみより下だなんて、しかもそれを全然気にしてないし、そんな安易に女を捨てちゃダメだよ!」
みさお「体型が小学生で中身がおっさんのちびっ子に言われたくねーよっ!」
ひかる「日下部……私はお前より家事のレベルが低いうえに、体型が小学生で中身がおっさんなのだが……(しくしく)」

(5.胸)
こなた「胸も、かがみとおんなじ3の人がかなり多いよね。峰岸さんには0.5だけど抜かれてるし」
かがみ「だから何故、いつも私を基準にするんだ?(汗)」
つかさ「やっぱりこなちゃん、お姉ちゃんを大好きだから……」
かがみ「あーはいはい。ファンの人達が百合扱いしてくれても、この調子じゃ姉妹か母娘にしか見えないわね(いししっ)」
こなた「(むうっ)かがみはめりはりのある体型ってゆーから、みさきちやまつりさんみたいな引き締まった筋肉質の人や、峰岸さんみたいな柔らかくふっくらした人とは違う、ベースが細身でめりはりが実際の数値と比べて目立つ、お得な肉体をしてるんだね。まあ実際、かがみに甘えるついでに私とつかさとみゆきさんしか知らない部分まで確認済みだし」
かがみ「こなたーっ!!(赤面)」
こなた「しかしまぁ、私がゆーちゃんより0.5大きいって分かって、姉としての面目を保てた気分だヨ。これもかがみに胸を揉まれた成果だね!」
ゆたか「お姉ちゃんっ!?(汗)」
かがみ「ええいっ、際限なくセクハラ続けるなっ!!」
こなた「でも――お母さんが私より0.5大きいってのは、まさかお父さんがお母さんの胸を揉み続けてたからだとか。みさきちのお兄さんが峰岸さんの胸を揉み続けたみたいに」
そうじろう「夫婦だからいいだろそれくらいっ!? こなたに授乳するために膨らんでた分もあるだろうしっ!」
みなみ「…………(ぺたぺた)」
かがみ「ん? どうしたの、みなみちゃん?」
みなみ「(かがみ先輩には言えない……お母さんですら泉先輩と同レベルの胸の大きさだという事実にショックを受けたなんて……)」

(セーラー服じゃなくても結論)
こなた「しかしまあ――みゆきさんはスペックが高いのに、それを十分に活かしきれてないのが分かったヨ。ステータスに天然やドジっ子が含まれてれば話は別だけど」
かがみ「普段は『みゆきさんはかがみより学力も運動も胸も上だよねー』とか言いかねないのにな。……あ、べ、別に、私がみゆきを妬んだりなんて事はないから!?」
みゆき「ふふ、分かってますよ。かがみさんは行動力も正義感も聡明さも姉妹愛も、5を付けて差し上げたいくらいですから」
こなた「いや、私はかがみを苛めるのが好きな鬼畜キャラじゃないし、つかさまで泣き出すと大変だったからなんですケド……。つかさは学力も運動も胸もかがみより低くて――」
つかさ「こーなーちゃん?」
こなた「あにゃああああああっ!?」
みゆき「で、かがみさんとみきおばさまは、学力も運動も、あと、その……胸もほぼ同じですけど、やはり入れ替わりネタは、つかささんとされるより王道なのでは……」
かがみ「いや、それは既に某所で(筆者のリクエストも含めて)やってるから……。それにつかさがお母さんを襲ったり、お父さんが私を襲ったりすると危険だもの」


・口は災いの元(特に誰かさんの口は)

かがみ「へー、私達の『おしゃべりCD』が出るのね。田村さん辺りは、『そんなのでお茶を濁さずにドラマCDくらい出すっスよー』とか言いそうだけど」
みゆき「私達4人が同時発売ですけど、私の分だけ生産量が少なかったりするんでしょうか(しくしく)」
つかさ「そ、そんな事はないからさっ(あせあせ)。きっと私のもお姉ちゃんのと一緒に買う人が多いはずだし」
こなた「と、毎度の如く落ち込むみゆきさんはさて置いて」
かがみ「さて置くなよ!」
こなた「ずっと前に『かがみんのツンデレCD』の宣伝が出てたけど、発売が立ち消えになった代わりに収録ボイスをこちらに転用したのかな〜〜♪」
かがみ「……だからさ、私をツンデレ扱いするのはよせと何度言ったら……」
かがみ「(……何度言っても分からないわねこいつ。よせと言えば余計に『さすがツンデレ!』と興奮するだけだし、物で釣ってもたかられるだけだし、『アンタは頭悪くて理解力低いからね』とか『そんな古いネタは今時受けねーよ』とか突き放すといじけて罪悪感湧――鬱陶しいし)」
こなた「……あのーかがみ様、どれほど非道な折檻を思し召しなのでございますでしょうか?(汗)」


・えろ眼鏡

みゆき「そういえば、『萌えドリル』の2で、泉さんとかがみさんにそっくりなキャラクターが出る『きら☆すた』が登場してましたけど、『桜藤祭』では確か、片仮名表記の『キラ☆スタ』になって、キャラクターも髪が色違いになっていましたよね?」
かがみ「あ〜〜、ソレはね、あくまでもこなたや田村さん――田村さんはお兄さんから間接的にだからね?――から聞いただけなんだけど、私達をモデルにした実写の成人向けビデオで、全く同じタイトルのが出たからじゃないかしら(汗)」
つかさ「やっぱり私達、こなちゃんの話題は際どいし、お互いにくっつく事も多いから、そーいう目で見る人も多いのかなぁ……」
こなた「エロゲでも、『○触○』とか『○晴ら○き日々』とかあるもんねー。もちろん購入して○月姉妹や○槻姉妹のえっちなシーンでかがみやつかさを妄想――って、リアルでそういう趣味ないとぉぉぉっ!!(絶叫)」
みゆき「……せ、せめて私を妄想――もとい、成人向けではない『CLANNAD』とかを話題にできなかったのでしょうか?(汗)」


・奔放プレイ

(こなたからゲームを借りて――)
かがみ「さてと、攻略本はっと」
(あちこち折り曲げたページの隅――)
(字が判読できない書き込みの数々――)
かがみ「……こんな雑な使い方で、よくプレイできてるわねあいつ」


・几帳面プレイ

(かがみからゲームを借りて――)
こなた「さてと、攻略本はっと」
(大量の付箋――)
(細かい書き込みのメモがびっしり間に――)
こなた「……こんなに気を詰めてゲームしてると、ストレス発散にならないヨ?」


・ぶーぶーつかぶー

こなた「『ぶーぶーかがぶー』が単行本になったけど、やっぱりかがぶーは可愛いねー。巻末にはにゃもーさんのおまけ漫画もあるし」
かがみ「……こなたが言うと悪口に聞こえるのは、きっと多分普段の行いのせいよね」
みゆき「まあまあ。……私もフリーダムさが増して、かなり原形を留めていない事もありましたから(汗)」
つかさ「あと、私が公園でベンチに座った時、かがぶーちゃんは私のスカートの中を見て鼻血を出してたけど、まさかお姉ちゃんも私のスカートの中を……」
かがみ「見ないわよっ! つかさの裸も下着姿も家で散々見てるのにっ!」
こなた「かがみ……全然弁解になってないヨ?」
かがぶー「ぶしゅっ」


・ぶーぶーこなぶー

かがみ「でも、えれっとさんは私が一番好きだって言うのに、何でわざわざモノクロブーとコラボしたのかしら」
つかさ「だ、だって、モノクロブーって可愛いし、お姉ちゃんも可愛いからっ」
こなた「愛ゆえに、だヨ!(びしっ)」
みゆき「泉さんの言われる通りですね。例えばここの筆者さんも、かがみさんを泉さんや私やつかささんだけでは飽き足らず小早川さんやみなみさんまで毒牙に掛ける雄ウサギさんに――」
(げし)
かがみ「雄羊さんに言われたくないわよ」
みゆき「申し訳ありません……かがみさんの肉体も魅力的過ぎまして……」
かがみ「……具体的にはどーいう事なのか、みゆきのベッドの上で色々聞かせてもらおうかしら?」


・桜染め

こなた「おおう。にゃもーさん画の『さくらかがミク』かぁ」
かがみ「可愛いと言うと自画自賛になっちゃうけど、かがぶーよりは素直に受け入れられるわ」
ゆたか「高良先輩もお揃いでコラボレーションすると、髪の色はそのままで大丈夫ですね」
かがみ「……名前の語呂が悪そうなのが難点だけどね。『さくらみゆルカ』とか?」


・『らき☆☆すた』?

こなた「なにぃっ!? 『けいおん!』アニメ2部が始まってるの!?」
かがみ「今になって驚くなんて、いつもコンプティークやアニメ雑誌を欠かさず見てるアンタらしくないわねぇ」
こなた「いや、ついチェック忘れててさ。しかも放送が、1部は独立局ばかりだったのに、今度はTBS系列全局だし」
いずみ「さすがにNHK教育のアニメにはかないませんけど、凄い放送範囲ですよね……。地上波放送は大抵は関東・東海・関西の広域圏ばかりですもんで、その他の地域の人はBSに頼るかDVDを待つしかなかったのに」
こなた「うぅ、ずるいぞ唯や澪達っ。こーなったら私達もTBSに鞍替えして人気再来をっ!!」
かがみ「平沢さん達は1部は1クールだけだったのに、一度に2クール放送したうえに、地域活性化にまで努力した私達に変な対抗意識持たれても迷惑でしょ?」
いずみ「ま、まあ、『けいおん!』は特定の舞台と密接な関わりは強くありませんし……。学校の構造は原作とアニメで違って、アニメの舞台は京都の町並みなのに原作だと修学旅行で京都に行ってるから……(汗)」


・にょ

ゆたか「大坂本町の糸屋の娘」
みなみ「姉は十六妹は十四」
ゆたか「諸国諸大名は弓矢で殺す」
みなみ「糸屋の娘は目で殺す」
みゆき「……有難うございます。『大坂本町』が『京都五条』となる場合もあり、また作者にも諸説あるそうですが、やり過ぎると出番が減ってしまいますのでこの辺で」
こなた「ところでさ」
つかさ「何?」
こなた「糸屋の娘って、目からビームでも出るの?」
かがみ「出ません」
ひより「むしろ目から体液を……いやいや」


・海神競技連盟

(泉家)
こなた「クイズ番組の団体戦に出てみたいよねー。『○プ○ーグ』みたいに5人でチーム作ってさ」
ゆたか「む、難しいよね。チームに入れなかった人が、出番を気にする高良先輩や峰岸先輩みたいになるかもしれないし」
こなた「あ、大丈夫。卒業生チームを作る時にはみさきちを入れないから」
ゆたか「……ごめんなさい日下部先輩。私にはフォローできません」

(で――)
ゆたか「さっきのお話だけど、私やこなたお姉ちゃん達で、泉家チームなんてのはどうだろ?」
パティ「ワタシ、コナタ、ユタカ、パパさん……」
こなた「……あと1人だけど、お母さんの遺影をメンバーに入れてもネ(汗)。みきさんかかがみが依りましになってくれても、お父さんが変な気起こしそうだし、いっそゆい姉さんを入れるしかないか?」

(柊家)
かがみ「なんて話をしてたんですって、こなたの奴」
つかさ「まあまあお姉ちゃん。でも、柊家チームを作ったら、逆に人数多くて余っちゃうね」
いのり「お父さん、お母さん、私、かがみ、つかさで十分でしょ」
まつり「つかさ未満かい私はっ!? 否定できないけど!!(泣)」

(で――)
ただお「まあまあ。そんな時は私が応援に回るから、姉妹4人とも仲良くな?」
みき「柊姉妹チームというのもいいわね。私、いのり、まつり、かがみ、つかさで」
つかさ「あ、いいな〜。お母さんはかがみお姉ちゃんそっくりで可愛いから〜」
いのり・まつり・かがみ「待てお母さん!!(汗)」

(岩崎家)
みゆき「というお話が、かがみさんとつかささんのお宅でもあったそうです」
ゆかり「いいわね〜。私達も適当なチーム名を付けて、ほのかさん達と一緒に出場しましょうか?」
ほのか「でも顔触れはどうするの? 私達は夫が忙しいから、残りの4人だけだと1人足りないわよ」
ゆかり「そこはチェリーちゃんで。チェリーちゃんの学力は、日下部ちゃんと0.5しか違わないから」
みなみ「ゆかりさん……それは無茶過ぎます……」

(2年生の教室)
みなみ「という訳なんだけど、私達2年生チームは、若瀬さんが入ってぴったり5人になる……」
ひより「あ、ホントだ」
ゆたか「みんな一緒に入れて良かったね〜」
パティ「シカシ、backgroundのミナサンがregularイリスルにシタがい――」
いずみ「わーっわーっわーっ!!」

(スタジオ)
こなた「で、希望かなってクイズ番組に出られたのはいーけど……」
みのる「角川グループチームは、泉こなたさん、ケロロ軍曹、相良宗介――もといボン太くん、コガラシさん、音速丸さんです」
こなた「……何で人間以外や人外の境地に達した方々ばかりなのさ。ハルヒやシャナと一緒に出るのを期待してたのに……(涙)」


・罪作り

こなた「あのーいのりさん、国津罪って何ですか?」
いのり「国津罪っていうのは、神道における宗教的な『罪』の一種よ。『延喜式』の『大祓詞』だと、『生膚断』『死膚断』『白人(しらひと)』『胡久美(こくみ)』――『昆虫(はうむし)の災』『高つ神の災』『高つ鳥の災』『畜仆し(けものたおし)蠱物(まじもの)する罪』、要するに、『人を傷付ける』『死体を傷付ける』『肌が白くなる病気』『背中に大きなこぶができる病気』――『蛇やムカデによる災害』『落雷による災害』『鳥による災害』『家畜を生贄にして呪いを掛ける』とかいうのがあるんですって。こういうのは今言う『犯罪』じゃなくて、神様に嫌がられる事だから、刑罰云々とはまた別の問題で、お祓いや禊をしないといけないのよ」
こなた「『延喜式』の『とかいうの』って何ですか? 具体的には今口ごもってた部分ですケド」
いのり「ええ、えっとそれは、こなたちゃんには早過ぎるわよ!?」
こなた「私はかがみと同じ年なんですが……『己が母犯せる罪』『己が子犯せる罪』『母と子と犯せる罪』『子と母と犯せる罪』『畜犯せる罪』?」
いのり「…………だから、こなたちゃんみたいな、えっちなゲームをしてる子には見せたくなかったのよ」
こなた「かがみが私を見るような目で見ないで下さい……」
いのり「ご、ごめんねこなたちゃん」
こなた「つまり、かがみがみきさんを襲ったり、みきさんがかがみを襲ったり、私がみきさんとかがみに同時に手を出したりすると、国津罪になっちゃうわけですよネ」
いのり「……女同士の行為が国津罪に該当するかは分からないけど、私がこなたちゃんを襲うのは、国津罪にはならないわよね」
こなた「いいい、いのりさん! かがみみたいに迫るのは反則でええええっ!?」

つかさ「よかった〜。かがみお姉ちゃんと私が愛し合っても、こなちゃんやゆきちゃんが私達を一緒に愛してくれても、国津罪にはならないんだ〜」
まつり「そーいう問題じゃないでしょ、この百合妹。『古事記』とかでも、同母兄弟姉妹はそーいう行為に及ぶの禁止だと書いてるんだし。……でも、近頃、お母さんもかがみも、頻繁にお祓いや禊をしてるのはなぜ?」

かがみ「何て事を言うのよあいつ。……でさ、お母さんと私がこなたに同時に手を出すのが国津罪にならないなら、後で禊をする必要がなくなるわよね」
みき「……かがみはともかく、私がただおさんに『お祓い』されるかもしれないけど」

みゆき「また、『古事記』では近親姦を『上通下通婚(おやこたわけ)』と一括する代わりに獣姦を『馬婚』『牛婚』『鶏婚』『犬婚』と細分しており、『日本書紀』にある『阿豆那比(あずない)の罪』にも、『別の神社の神官を一緒に埋葬する』という見解のほかに『同性愛関係』という見解があるそうです」
みなみ「……みゆきさん、出番が欲しいからといってそこまで突っ走るのはいかがなものかと……」


・それ何て源氏物語?

こなた「…………はぁ」
ゆたか「ど、どうしたの、こなたお姉ちゃん?」
こなた「いや……かがみとつかさんちで、いのりさんから国津罪について教わってネ」
ゆたか「ちょうど私もインターネットで見たんだけど、義理のお母さんというか、お父さんの側室に手を出しちゃうのも、お母さんと娘に同時に手を出しちゃうのも、10歳ちょっとの女の子を誘拐して手を出しちゃうのも、叔母さんに手を出しちゃうのも、鎌倉時代だとまだ割とあったんだって」
こなた「だからいきなりゆーちゃん何をんああああっ!?」

みゆき「例えば後醍醐天皇とか後深草天皇とか」
みなみ「いいから黙って下さいみゆきさん(怒)。……ああもう、何で日本の神話も歴史も、泉先輩が喜ぶような話題が多いんですか?」


・"H"unter

ひかる「柊から聞いたんだが、泉は、『柊の頭文字がローマ字だとHだから、かがみはHだ』とか言って、柊家の皆さんにお祓いされたそうだな。田村も『それでは私もHですか』と愚痴ってたぞ」
こなた「はうっ!? そ、それは、かがみの身体が魅力的で色々とっ!」
ひかる「(私の前でそーいう事を口走るとは、相当混乱してるな泉の奴)ちなみに私も、岩崎のお母さんも、宮河さん姉妹も、名前の頭文字がHなのだが?」
こなた「…………(ぴしっ)」
ふゆき「ヘボン式ではなく訓令式なら、私も入りますよ泉さん?」
こなた「ででですから、天原先生も桜庭先生をけしかけないであぎゃあああっ!!」


・"S"layer

こなた「とゆーワケで、桜庭先生とは散々だったよぉ(しくしく)。もうお嫁に行けないので、かがみとつかさとみゆきさんを私の嫁にするしか」
みゆき「欲張り過ぎです泉さん(きっぱり)。そもそも泉さんが、かがみさんにちょっかいを掛けなければ、そのような事にはならなかったはずですよ」
こなた「あーんみゆきさーん(もふもふ)」
そうじろう「……俺の名前の頭文字はSだが、かなたにそーいう事をする趣味はなかったぞ。しかし桜庭先生、名字の頭文字がSだから、こなたにあんな羨ま――いやいや、けしからん事をしてたのか?(汗)」
みゆき「あと、私もみなみさんもみきさんもまつりさんも日下部さんもアニメーション研究会の毒島さんも、峰岸さんやパトリシアさんのご一家も、頭文字がMなのですけど、そのような趣味は間違ってもありませんからね(しくしく)」


・六月の定番

こなた「う〜〜ん」
つかさ「どうしたの、こなちゃん?」
こなた「『まんが4コマKINGSぱれっと』に連載してる『四季おりおりっ!』で、ジューンブライドをネタにしてたんだよね」
つかさ「そういえば昔、私達も、成実さんが結婚するちょっと前に、そんな話をしてたよね」
こなた「『ひだまりスケッチ』でも話題になってたけど、まとめると――」

(ジューンブライド関連一覧)
 『らき☆すた』:ユノ=ヘラは激しく嫉妬深いイメージがある。
 『ひだまりスケッチ』:ユノは結婚を司る女神。
 『四季おりおりっ!』:ジュノー(ユノ)は結婚を司る女神。斜に構えた見方だと、ジュノー=ヘラは浮気に厳しいからかかあ天下のイメージ。

こなた「うーむ、ある意味進化してるとゆーか」
つかさ「……一応私達も、ゆきちゃんからジューンブライドの由来は聞いたんだけどなぁ」


・狂気の紐

こなた「へー。『らき☆すた おしゃべりCD』発売中止かー」
かがみ「すっかり他人事だな(はぁ)。厳密には『発売延期・未定』だけど、一体何があったのかしらね」
つかさ「そ、その……お姉ちゃんもゆきちゃんも色っぽくて可愛いから、声が凄くえっちに聞こえて、普通のお店で販売できなくなっちゃったとか?」
みゆき「さ、さすがにそれは(汗)。恐らくは、『中の人』の仕事上の事情によるのではないでしょうか」
こなた「もし発売してれば、台詞をつぎはぎして面白そうな音声ファイルが作れそうだったのにネ。アニメと組み合わせればニコ動辺りにもアップできるし、ここはかがみの淫らな台詞を夜な夜な聞いて悶えるために」
かがみ「ふーん、そんなにこなたはえっちな台詞が好きなんだ。それなら私達が生で声を上げさせてあげるからね」
こなた「あ、あのー、かがみ様!? 何度も申し上げました通り、かがみやみゆきさんで、あ、つかさもあれこれさせるのはあくまでもファンタジーで――」
みゆき「ファンタジーは幻を想うと書きますが、そもそも幻とは、西洋では宇宙の真実を示すものでもあり――」
つかさ「こなちゃんは私を自分と同じ子供扱いするけど、私は小さいけど胸があるし、身長も20センチ近く大きいんだからね?」
こなた「いつも言ってるけどつかさとの身長差は10センチちょっとで――あにゃああああああっ!?」


・緊縛新年

こなた「2009年の丑年には年賀状でみゆきさんが活躍してくれたけど、2011年の卯年には年賀状でかがみが、バニーガール姿であられもない姿を披露して活躍してくれるよね」
かがみ「アニメ版のイラストだとこなたもつかさ達もバニーガールをやってるから、私達が集団で雄ウサギになってこなたを襲ってもいいって事よね」
こなた「冗談をマジに返さないでよかがみいいっ!!(赤面)ああもう、だからアニメでもアンソロジーでも二次創作でもべたべたできるのに、原作だと私の身が危険だから一歩進んだ関係に踏み込めずにふぎゃあああっ!!」
ゆたか「やっぱりかがみ先輩、特にこなたお姉ちゃん相手には虎とか鷲とかですね……。で、連載続けば、2015年の未年には(普通に)高良先輩が、2018年の戌年にはつかさ先輩が年賀状で活躍するのかな?」


戻る


『らき☆すた』:(C)美水かがみ/角川書店/らっきー☆ぱらだいす