☆ 二次創作なテキストとイマジネーション ☆


 目次 (1) (2) (3) (4) (5)


☆柊つかさ編


・×××でお姉ちゃん達と対決!

つかさ「OVAの『バレーボールでお姉ちゃんと対決!』で、結局お姉ちゃんには勝てなかったけど――お姉ちゃんは大好きだから、不思議と悔しい思いはしなかったの。……日下部さんはまた違うけど」
かがみ「最後はつかさの自滅だったから、勝てたというほどの実感はなかったけどね。あと、つかさの顔面にボール直撃させてたのは私だから、お詫びに思う存分甘えさせたわ」
つかさ「えへへ〜」
まつり「(私達が言える事じゃないけど、もう姉妹の一線越えてるよアンタ達)で、『いつの日か――』って、つかさはなにでかがみに勝とうとしてるわけ?」
つかさ「えええ、えっと――何かの対決?」
いのり「料理はつかさが断然上だけど、それ以外でつかさが頑張ってかがみに勝てるようになる事ってあったっけ?」
まつり「…………アニメのキャラクター紹介順?」
つかさ「……………………」
かがみ「つ、つかさっ!? まつり姉さんは脊椎反射で言ってるだけだからその剣呑な調理器具をしまいなさいって!」


・真夜中の運動

こなた「つかさー、6巻のかがみの一枚絵を見たんだけど」
つかさ「なぁに、こなちゃん?」
こなた「かがみに時々意地悪言ったりする私が言うのもなんだけどね、かがみがダイエットしてるのにお菓子を作るのは良くないんじゃー?」
つかさ「そ、その時はお姉ちゃんがダイエットしてたのを忘れてたのっ。だからお仕置きにお姉ちゃんは私を押し倒して……〜〜っっ!!(赤面)」
こなた「……その前のつかさの一枚絵で忘れてたのって、卵じゃなくてかがみのダイエットだったんだね」


・スピンアウト返し

こなた「さっきつかさがうつらうつらしててさー、口元によだれ垂らしたのをこっそり拭いて、私に見付かって驚いてたんだよね」
みゆき「もうっ……つかささんをからかったりしてはダメですよ?」
こなた「まあまあ。その時のつかさの口元がエロゲーみたいで――」
つかさ「――そんなにえっちなゲームが好きなら、空き教室で実演してあげてもいいんだよこなちゃん?」
こなた「え、いや、つかささん? エロゲーはあくまでもファンタジーを楽しむためのもので――」
(ばたん)
みゆき「…………どうして泉さんは、いちいち自滅される癖をお止めにならないのでしょうか?(汗)」


・最愛の

つかさ「第一回言われたら傷付く言葉大会、楽しかった……かどうか分からないけど充実したね〜」
こなた「ところで、つかさは誰にどんな事言われたら傷付くカナ?」
つかさ「お……お姉ちゃんに……ううっ……えうっ……!!」
こなた「具体的になる前に泣かないでつかさーっ!! 凶ちゃんが私を連れて行くーっ!!」


・そもそも朝なのかという

つかさ「ふぁあ〜。もうこんな時間だぁ……」

つかさ「お姉ちゃんおはよ――。あれ、いないや……」

つかさ「おはよーっ。あれ?」

つかさ「(起きた時、家に誰もいないのって寂しいな……)(ぽつねん)」

つかさ「という事があったの……」
こなた「つかさもウサちゃんだったんだねー。……その後遊びに来た私に、他に誰もいないからって自重しない有様はまさしくウサちゃんだったし」
つかさ「むー。こなちゃんの意地悪っ」


・母の遺伝子

つかさ「こたつでうたた寝しちゃって起きたら、お母さんと上のお姉ちゃん達まで寝てたの〜」
ただお「はは、やっぱり親子だなぁ」
いのり「もー、お父さんったら。……ところでその時かがみは?」
かがみ「ゴメン、つかさが起きた時に見た『お母さん』は私。髪を下ろすとお母さんそっくりに見えるから……」

みき「……というのは冗談ですけど。でもやっぱり、かがみは私にそっくりだから、お父さんに浮気されないかお母さんは心配だわ」
かがみ「悪い冗談言わないでお母さんっ!」


・明かされていたけど真実

つかさ「はぅ、教科書借りようと思ったのにどうしよう……世界史の……」
みさお「私のでよければ貸してもいいぜ。姉ちゃんと違っておっちょこちょいだなー。今日世界史あるしなー」
つかさ「あ、ありがとうございます」
みさお「あ、なぁ、あやの〜」
あやの「ん?」
みさお「やっぱ、あやのの貸してあげてくんねぇ?」

(B組教室)
つかさ「って事があって、峰岸さんに貸してもらったんだけど……」
こなた「みさきちは置き勉してないんだねー。私より真面目じゃん」
みゆき「あえて言うならどちらも真面目とは言えないのでは……。持ってくるのを忘れてしまう日下部さんの方が持ってくる事自体を放棄している泉さんよりはまだしもでしょうけど、紙一重の違いしかないでしょうし……(汗)」


・純白

つかさ「ちんちんー」
(ピシィッ!!)←世界が真っ白
チェリー「(はっはっ)」
つかさ「ちんちんー」
(ピシィッ!!)←世界が真っ白
チェリー「(はっはっ)」
みなみ「つかさ先輩……チェリーと何を……」
つかさ「わ、私がこの発言をしちゃうと世界が白くなるから、絵を描く人が楽になるかなーって……(真っ赤)」
みなみ「……いや、文章ネタですからここのコーナーは……」


・難敵3

かがみ「つかさ……何してんの?」
つかさ「はぅ、とらのあなとメロンブックスでこなちゃんに買ってもらった同人誌のビニールはがす部分がなかなかとれなくて……」
かがみ「…………全年齢向けとはいえ、つかさまで引き込んで何する気だあいつは」


・秘密の時間

つかさ「(早く寝なきゃ、明日眠くなっちゃう)」
(カラカラカラ……)
(カチャ……バタンッ)
つかさ「(ドキッ)(え、お母さん起きた!? もうそんな時間!?)」
(…………んっ……あん……)
つかさ「(お父さんとお母さんが――!! 声まで聞こえると興奮して眠れなくなっちゃうよ――!!)」
かがみ「……聞こえなくて済むように、私達も同じような事をする? もう姉さん達は始めてるわよ」


・真実の裏には

かがみ「こないだまつり姉さんって、つかさを起こしに行ったのに起きてこなかったなんて言って、ホントはつかさを起こすの忘れてたんだって」
つかさ「ひ、ひどいよまつりお姉ちゃんっ!」
まつり「ご、ごめーん。でもさ、いつもはお母さんかかがみに起こしてもらうのに、どうしてあの時だけは私に頼んだわけ?」
つかさ「あの晩はちょっとうずうずしてて、かがみお姉ちゃんだとお互いに襲いそうで、お母さんでもかがみお姉ちゃんと勘違いして私が襲いそうだったから……」
まつり「……かがみ、アンタら仲良過ぎ。私も姉さんも、かがみとつかさをもっと可愛がりたいのに」
かがみ「……いのり姉さんと仲が良過ぎるまつり姉さんに言われたくないわよ」


・岩崎家は危険でいっぱい

こなた「『とらべら〜ず』で私達が小さくなった時、チェリーがつかさを上下逆に埋めてたら、これがホントの犬神家だったよね。もう、私がアニメの海辺の旅館でつかさを驚かせた時を上回る勢いで」
かがみ「おいっ!!(怒)」
こなた「いや、むしろ頭を出さずに全身を埋めて神道の信者らしく土葬に――」
つかさ「こなちゃーん、作品内でお姉ちゃんが買ってきたパーツに私とゆきちゃんが買った男の子と女の子のフィギュアを追加して作ったセットがここにあるんだけど、『こなちゃんを小さくなったままにして二度と戻さないで下さい』ってお願いしてもいいー?(怒)」


・美を愛でる

こなた「あ、あとさ、通常サイズで全裸シーンがあったのはつかさだけだよね。裸に上着だけの姿も披露してくれたし。入浴シーンは小さな姿だと私達全員、それにゆーちゃんが披露してたけど、かがみとみゆきさんはタオル巻き付けてたし、私もゆーちゃんもお湯に浸かってたから、泡だけのつかさにはどうしても負けるよねー」
つかさ「ええっ!?(赤面) サービスシーンはお姉ちゃんやゆきちゃんの方が向いてるんじゃ?」
こなた「かがみやみゆきさんだと発育が良すぎて、コンプエースに掲載するのは問題あるから。その点つかさなら控えめだから誌面の問題は少ないし、私ほど発育不良じゃないから読者サービスの役割は果たせるし」
かがみ「……私がパトリシアさんにもみくちゃにされた後で『やっぱり着衣がそそるんだよねー』と田村さんに熱弁してたのと、同一人物とは思えない意見ねこなた?」


・さーびすしーん

(小さなこなた達、ゆたかとお風呂――)
かがみ「あんたはこのまま戻れなくてもいいのか!?」
こなた「ん〜、まぁ、急がなくてもこれはこれで楽し……(ゴニョ)」
みゆき「でもよかったですね。親しい協力者は心強いですものね」
こなた「!!!」
(バシャ)
こなた「戻ろう!」
かがみ「は?」
こなた「みゆきさんの胸がこんなに小さいなんて、みゆきさんじゃない! 今すぐ元に戻さなきゃ!!」
かがみ「おまっ……胸だけかよ!」
つかさ「わぁ……ゆきちゃん…………ゆきちゃん?」
みゆき「ひゃっ、つ、つかささん……!?」

かがみ「――で、つかさ。みゆきに『ひゃっ』なんて声を上げさせて、カメラがフェードアウトした隙に何してたのよ」
つかさ「で、できないよぉっ。お風呂の縁にゆきちゃんがいて、私は椅子の上で身体を洗ってたのにー?」
ゆたか「も、もしかして、高良先輩は、お姉ちゃんの言葉につられたつかさ先輩が下方向から眺めているのを見て恥ずかしかったんじゃないでしょうか?」
かがみ「ありえない事じゃないわね。……こなたや田村さんが聞くと、『つかゆき』だとか口走ると思うけど(ぼそり)」


・持ち込み

(とあるお店)
かがみ「はい、つかさ。お酢――」
つかさ「あ、私、お酢はバルサミコ酢しかつけないから……」
かがみ「ああ、そっか」
まつり「そこで納得するなかがみ。つかさもそこまで福原さんに感化されなくても。姉さんもこの妹どもに何か言ってよ」


・連れ込み

(とあるお店)
かがみ「はい、つかさ。雄――」
つかさ「あっ、うん。……お姉ちゃん、口移ししてあげるよ」
かがみ「んもう……つかさったら男の子役になると強引なんだから……」
まつり「あのー妹ども、ココはどーいう特殊な飲食店かね?」


・人情紙の如く

かがみ「あきらかに、故意に持って帰ったってわかる時は腹立つよね〜」
つかさ「新しい傘……(涙)」
まつり「(ごめん妹ー! 私は傘持ってない時に急に雨に降られて、店先の傘立てに見慣れた傘があったからー!)」

かがみ「――なんて事はないわよねー姉さん?」
まつり「ないってー!(汗)」


・かがみkipedia

テレビ『世界のわんちゃん特集ですよー』
つかさ「犬可愛いよね〜〜。お父さん、ウチも犬飼おうよ〜」
かがみ「こらこら、つかさ、単純に軽々しく言うけどね」
かがみ「しつけ・散歩・餌その他諸々、きちんと面倒見れるの? 予防接種とかもあるわよ? 子犬と成犬じゃイメージ違うかもよ? モノじゃない命を養うって自覚を持てるの?」
つかさ「(あぅあぅ)」
つかさ「そ、そうだよね。ちゃんと考えなくちゃダメだよね……。それにしても、お姉ちゃん詳しいね……?」
かがみ「……そ、それはまぁ……結局、私も単純ってコトよ……(ぷいっ)。だからイロイロ調べたのよ」
つかさ「イロイロ?」
かがみ「まず、犬は哺乳類ネコ目イヌ科に属する動物で、狼の中から人に馴れる個体を選別したのが始まりだと考えられているのよ。家畜としての歴史は旧石器時代にまで遡り(中略)」
かがみ「日本犬は、狆は例外だけど、尖った耳と巻いた尻尾が特徴で(中略)」
かがみ「狩猟や番に使われる事が多かったけど、今は盲導犬などの補助犬やアニマルセラピーも(中略)」
かがみ「問題は捨て犬だけじゃなくて、無計画な繁殖や安易なブームに乗る飼い主も(中略)」
かがみ「犬種によって性格、好む環境、要注意の病気や障害、みんな違うんだからその辺を(中略)」
かがみ「鷲宮は田舎だから運動が必要な大型犬も飼えるけど、ウチの家族だと世話をしきれないわよ? つかさじゃ散歩させてもリードごと引きずられるでしょうし」
ただお「……本当にイロイロだね、かがみ?」
つかさ「お、お姉ちゃん……今日はゆきちゃんみたいだよぉ……(汗)」


・猟犬と獲物

テレビ『世界のこなちゃん特集ですよー』
つかさ「こなちゃん可愛いよね〜〜。お父さん、ウチもこなちゃん飼おうよ〜」
かがみ「いや、その展開は某所で既にやってるから……」
ただお「しかしこの場合、かがみが『イロイロ調べた』っていうのは、こなたちゃんのどんな事になるのかな?」
かがみ「おとーさんっっ!!(汗) そうじろうおじさんみたいな事を言わないでっっ!!」


・座敷犬

テレビ『世界のゆきちゃん特集ですよー』
つかさ「ゆきちゃん可愛いよね〜〜。お父さん、ウチもゆきちゃん飼おうよ〜」
かがみ「あー、それは人道的・金銭的・ゆかりおばさん的な面を除けば問題ないかも。少なくともこなたを飼うより楽なのは間違いないし」


・ごちそうさま

テレビ『世界のわんちゃん特集ですよー』
つかさ「犬可愛いよね〜〜。お父さん、ウチも食用犬飼おうよ〜」
かがみ「神主の家でそーいうのを飼うな。あとつかさにそーいう台詞言わせるなココの作者さん」


・犬と姉

テレビ『世界のわんちゃん特集ですよー』
つかさ「犬可愛いよね〜〜。お父さん、ウチも犬飼おうよ〜」
かがみ「……いや、犬はつかさで十分だし」
つかさ「ひどっ!?(汗)」


・兎と妹

テレビ『世界のうさちゃん特集ですよー』
つかさ「ウサギ可愛いよね〜〜。でもウチは、かがみお姉ちゃんがいれば十分だね」
かがみ「そーいう事を言うのなら、つかさの部屋で、私が性的な意味で雄ウサギになるわよ?」


・流通ルート

(社務所――)
つかさ「あ、お早うございます成実さん」
ゆい「やふー、つかさちゃん。前は変な誤解してごめんねー」
つかさ「驚きましたよー。まさか(神宮)大麻の件で、麻薬取締課に電話されちゃうなんて」
かがみ「『神宮』を略すな。参拝者に変な誤解を招くだろ」
ゆい「ところでつかさちゃん、神宮大麻の、えーと、末端価格はいくら?」
つかさ「ふ、ふぇえっ!?」
かがみ「末端価格でも小売価格でもありません(汗)。初穂料と呼んで下さい」


・妹萌え(古語的に)

こなた「こないだ知ったんだけどさ、『妹』って、『愛しい人』って意味だったんだよね?」
つかさ「それだと、私はお姉ちゃんの『愛しい人』って事?」
みゆき「厳密には、男性からも女性からも『親しい女性』という呼び掛けだったそうですね。ちなみにこの辺りは複雑で――表にした方が早いですね」
 親しい男性:『せ』
 親しい女性:『いも』
みゆき「この『親しい』という間柄には、家族や恋人などが含まれまして――」
 異性の『兄』『弟』:『せ』→『せうと』
 異性の『姉』『妹』:『いも』→『いもうと』
 同性の『兄』:『あに』
 同性の『姉』:『あね』
 同性の『弟』『妹』:『おと』→『おとうと』
みゆき「――というわけです」
こなた「つまり、つかさからは同性、かがみからは異性というコトは、実はかがみは両性具有で、同性として慕うつかさに対する禁断の想いを」
つかさ「そーいう無理矢理な疑惑は、こなちゃんとゆたかちゃんの間にも成り立つって分かる?」


・大惨事

つかさ「この前ウチの金魚が猫に食べられそうになった時、つい大声を上げたら、猫ちゃんが池に落ちて、何か色々と大変な事になって……」
こなた「つかさんちの金魚って、かがみが金魚すくいで取ったのが、餌やり過ぎて巨大化した奴だよね? 下手したら猫の方が食べられそうだよ」
かがみ「どこの巨大魚だそれは」


・六角形

テレビ『○恥心、○恥心ー♪』
こなた「あー、かがみもつかさもヘ○サゴ○見てるんだー」
かがみ「ウチの家族、クイズ番組見るのが好きだからね」
つかさ「みんなで見てると盛り上がるし、珍回答する人もいるから楽しいよ〜」
こなた「だねー」
みゆき「(他人の事を云々できるのですか、お二人とも?)珍回答をなさる方ですけど、その中に、蝉が非常にお好きで、普通は計算できなくても蝉に例えると計算できる方がおられましたね」
かがみ「ああ、あの人ね。料理に例えると計算できるつかさみたいだわ」
つかさ「ふぇえっ!?」
こなた「……つかさが意外と成績悪くはないのって、まさかそーいう脳内処理をしてたから?」


・専門知識

こなた「ねえつかさ、ピザのマルガリータって何なの?」
つかさ「バジル・モッツァレッラチーズ・トマトを使った、ナポリ名物のピザだよ。イタリア語だとマルゲリータ。イタリアの王妃様がナポリを訪れた時に、イタリアの国旗の緑・白・赤を象って作ったのが元なんだって」
かがみ「つかさー、『羹に懲りて膾を吹く』の、羹と膾って何だっけ?」
つかさ「羹はスープ、膾は生のお肉やお魚を調味料で和えた料理だよ。膾にお魚を使う場合、淡水魚は寄生虫の危険があるから気を付けてね」
みゆき「つかささん、エスコフィエとはどのような方でしたでしょうか?」
つかさ「オーギュスト・エスコフィエでしょ? フランスの料理人で、近代フランス料理の基礎を確立したんだ。エドワード7世やサラ・ベルナールを始めとする大勢の有名人とも、仕事の上でお付き合いがあったんだって」
こなた「……料理絡みだと、何だかつかさが別人みたいだヨ」
かがみ「……いつもこなたはつかさを同類扱いしてたけど、あの子は要領が悪いだけで、頭自体は悪くないのよ?」
こなた「わ、私だって、オタク知識はかがみに負けないし、お父さんと賭ければ一夜漬けでーっ!!」


・悪の華

つかさ「あ、綺麗なお花畑ー」

(数日後)
かがみ「……で、また行ってみたら、そのお花畑はアツミゲシの花で、警察に焼却処分されてたと」
つかさ「えぐえぐ(泣)」

※アツミゲシ:外来植物で、阿片の採取が可能。


・誤飲事件

いのり「(瓶のラベルを見て)へぇ。料理酒ってお塩が入ってるのね」
つかさ「料理酒には、必ずってわけじゃないけど、お塩とかお酢とかが入ってるのが多いの」
まつり「それくらい常識じゃない姉さん。お塩やお酢が入ってると、そのまま飲む事ができなくなるから、酒税が掛からなくなって安く売れるんだよ」
かがみ「……まつり姉さん、まさかお酒が欲しくて、つかさの料理酒を勝手に飲んだわけじゃないでしょうね?」


・炭作り・柊家編

つかさ「さーて、煮物を作ろっと」

(ぐつぐつ)
つかさ「くー……(こくっ、こくっ)」

(ぶすぶす)
つかさ「(……はっ!?(慌))」


・追い越し注意

つかさ「あー、今日はいい天気。お外に出てよかったなぁ」
つかさ「ん〜〜〜〜っ」

あやの「……で、ひーちゃんが両手を広げて伸びをしたところに、至近距離から不用意に自転車で追い抜こうとしたみさちゃんがラリアットされたわけね?」
つかさ「うう……私も腕が痛いけど、吹き飛ばされて救急車で運ばれたみさちゃんは大丈夫かなぁ……」


・座布団没収

つかさ「こなちゃんはサンタさんが実在すると思ってたけど、柳家小三太さんや毒蝮三太夫さんも実在すると思ってたの?」
こなた「……どこからどー突っ込めばいいのか分からないけど、小三太は落語家で三太夫は俳優だから実在人物だヨ?」


・出雲から

かがみ「……なんて話を、つかさとこなたはしてたのよ。異教徒に散々遊ばれて、聖ニコラオスも泣いてるわよきっと」
パティ「Sigh……マジメにロンギしテクレルのはカガミだけデすヨ……。ソウイエバ、カガミにキきたイコトがアルノデすガ」
かがみ「なぁに?」
パティ「カガミとツカサのイエにハ、Santa Clausでハなく、ダイコクサマがクるノデスよネ?」
かがみ「いや、大己貴命は確かに大国主命の別名だけど、袋を背負っているのは子供への贈り物が入っているわけじゃないから……。それにあの像は仏教の大黒天――インドの神様のマハーカーラのイメージも混在してるし……」


・「かいしゃ」

こなた「ねーつかさ、『人口に膾炙している』って、『みんなに良さが知られている』って意味なのは分かるんだけど、そもそも『膾炙』って何なのさ」
つかさ「生のお肉を調味料に和えた『膾(なます)』と、火で炙ったお肉って意味だよ」
こなた「……炙り肉はともかく、膾は全然人口に膾炙してないよネ?」
つかさ「……多分。日本料理の『鱠』は、今だと主にお魚を使うし」
みゆき「なお、現在の中華料理では、生肉や生魚を食用とする事はごく一部の地方のみの慣習であり、直火による調理も滅多に行われないそうです」


・一方的お見合い

つかさ「昨日、峰岸さんとメールしてたんだけどね」
こなた「へぇ、メールとかしてるんだ〜」
つかさ「うん。料理のこととかね〜」
つかさ「何度か、やりとりしてたら」
つかさ「お互い、終わらせるタイミングが分からなくて……朝まで……」
こなた「……(汗)」
かがみ「……ところで料理って、『こなちゃんを料理』とか『お姉ちゃんを料理』とかいう展開じゃないでしょうね?」
つかさ「ううん。日下部さんのお兄さんを」
かがみ「どのレベルで料理するかはさて置き、つかさに変な事を教えるな峰岸ー!!(怒)」


・末娘の重み

ただお「(つかさ、チョコレート作ってたのか……。遅くまで何してるのかと思ったけど)」
ただお「(いつの間にかこんなに重――大きくなってたんだなぁ――)」
つかさ「(おんぶされた時に目が覚めたけど、ヒドいよお父さんっ。お姉ちゃん達三人が女の子として大ダメージを受けた時の気持ちがよく分かるよっ)」

まあ、特にアニメだとつかさも大概ヒドかったりしますが(笑)。まつり共々お父さん似です。


・深夜にはマシュマロも

ただお「(つかさ、チョコレート作ってたのか……。遅くまで何してるのかと思ったけど)」
ただお「(いつの間にかこんなに重――大きくなってたんだなぁ――)」
ただお「まあ、みきやいのりやまつりやかがみに比べれば、つかさの胸はまだまだ小振りだけどな」
いのり「……お母さんはお父さんのモノだけど、私やまつりやかがみの胸をどこまで把握してるのよお父さん?(ぴくぴく)」


・頑張れっ子

ただお「(――こんなに一生懸命、誰かの為にチョコレートを作るくらい――)」
ただお「つかさのまっすぐな気持ちが、ちゃんと通じるといいな――(ぼそ)」
いのり「感傷に浸ってるところナンだけど、男の子にあげる予定ないと思うよ」
ただお「え!? そ、そうなのか? うわ、びっくりした!!」
つかさ「……ふぇ?」
いのり「つかさがチョコをあげるのは、私達家族――特にかがみと、こなたちゃんにみゆきちゃんだからね♪」
つかさ「こ、今年はそれだけじゃなくて、ゆたかちゃんにみなみちゃんにひよりちゃんに黒井先生に成実さん――こなちゃんの従姉に、ええとええと」
ただお「……と、ところでいのり、その中に男の子は――」
いのり「男の人はいるけど、こなたちゃんのお父さんにだけだし、その前にお嫁さんに出す必要がない私をせっついた方がいいんじゃない?」


・スーパーリアル

まつり「それにしても、最近のCGってすごいよね〜」
いのり「そうねぇ。すごくリアルだもんね」
つかさ「本当だよね〜。あ、でも」
つかさ「私、本物の恐竜って見たことないや――」
いのり・まつり・かがみ「…………」
つかさ「えっ、あれ!? 私、何か変なこと言った!?」

(数分後)
かがみ「というわけで、恐竜は白亜紀の最後に、他のいろんな生き物と共に絶滅したのよ」
つかさ「な、なぁんだ。そうだったの」
まつり「当然じゃない。あんな生き物、山でも動物園でも見た事ないし」
いのり「まつりの場合、恐竜を架空の生き物だと思ってたのよねー」
かがみ「…………」
つかさ「……え、えっと、でも昔はいたんだよね?」
まつり「わ〜〜〜〜っ!! ねーさん、妹達の前でばらさないでよっ!?」


・スーパーリアル・続

(続き)
かがみ「あと、一応補足しておくけど、恐竜は完全に絶滅したとは、厳密には言えないかもしれないのよ」
いのり「ああ、知ってる。鳥類の先祖は恐竜の一種で、鱗が羽毛に変化して飛ぶようになったんだってね」
つかさ「え〜〜〜〜!?」

(その後――)
雀「ちゅんちゅん」
つかさ「(びくぅっ!!)」
千鳥「ちちちち」
つかさ「(びくぅっ!!)」
まつり「まったくー。姉さんとかがみが変な知識を植え付けるから、つかさが小鳥の声だけで恐竜を連想して怯えるようになったじゃない」
かがみ「そう思うならまつり姉さんも何とかしてよ。抱き締めるのと添い寝はお母さんと私が独占するけど」


・妹達の進路

つかさ「あ、この芸人さん達、最近よく見るよね〜」
まつり「あー、そだね。結構、司会とかやってるかもね」
つかさ「でも、よく見るようにはなったけど」
つかさ「ネタは、全然見なくなっちゃったよね? お笑い芸人なんだよね?」
いのり・まつり「――(汗)」
かがみ「ま、まぁ、TVじゃないトコではやってるんじゃないかな(汗)」
まつり「近頃はかがみもツンデレじゃないし、つかさもマスコット役をゆたかちゃんに取られてすっかりギャグメーカーだもんねー」
いのり「言い過ぎよまつり。かがみもつかさも縄と手錠は押入れに閉まっといてね」


・届けこの想い

(回転寿司)
寿司職人「(←寿司を握っている)」
つかさ「(わくわく)」
寿司職人「(←つかさの前を通り過ぎたベルトコンベアに皿を置く)」

つかさ「…………(涙)」
みなみ「……つかさ先輩、同じ物を注文しましたからもう泣かないで下さい(汗)」


・原料:澱粉

つかさ「…………(もそもそ)」
いのり「ボンタン飴のオブラートは、一緒に食べられるから剥がす必要ないけど?」
つかさ「はうぅっ!?」


☆柊かがみ編


・着替え、お風呂、そして…

こなた「1巻のかがみの制服の衣替えシーン、つかさが来るのが早かったら、下着姿のかがみをつかさは見てたんだよね」
つかさ「私はいつもお姉ちゃんの裸を見てるから、別にこなちゃんが期待するような事はないと思うんだけどなぁ」
こなた「(……半分予想はできてたけど、更に斜め上へ行ってましたかつかささん)」


・変な柊家

こなた「『柊』の頭文字はローマ字だと『H』だから、かがみは『Hなかがみ』って事になるよねー」
かがみ「こなたには悪い霊が憑いてるみたいだから、放課後ウチで、私やつかさや姉さん達がお祓いするわね(怒)」
ひより「……柊家の皆さんはさておいたとしても、その論だと私は『田村H』ですか泉先輩……」


・偽装(食べる側の)

かがみ・つかさ「ただいま――っ」
みき「また、かがみは(お菓子を)こんなに買ってきてぇー。太っちゃうわよ?」
まつり「と見せかけて妊娠とか。相手はやっぱりこなたちゃん?」
かがみ「おぉおいっ!!(怒) こなたは女だと分かってるくせに何度ネタにすれば気が済むのよねーさんはっ!!」
まつり「いやいや、二次創作の世界だとその辺自由っぽいから。『らき☆すた』は男性キャラ少ないし、女同士のカップリングで人工授精でも、精神的に男っぽいかがみやこなたちゃんが身体も半分男でも、お姉さんは応援してるからねー♪」
かがみ「応援しないでお願いーっ!!」
つかさ「……まつりお姉ちゃんの愛情表現なんだろうけど、どーしていつも、かがみお姉ちゃんにはこなちゃんみたいな態度を取るんだろ?」
みき「……やっぱりやきもちかしらね。外見だけじゃなくて中身も、意外とつかさに似てるのかしらまつり……」


・逆ルート

かがみ・つかさ「ただいま――っ」
みき「また、かがみは(お菓子を)こんなに買ってきてぇー。太っちゃうわよ?」
まつり「何それ? バレンタインチョコでも買ってきたの?(ししし)」
かがみ「違うよー。期間限定の合格祈願お菓子がいっぱい出てたからさー。着替えてくるー」
みき「へぇー。今はいろいろあるのねぇ」
まつり「(わーっ)」

(翌日)
つかさ「――っていうコトが昨日あってね〜」
こなた「かがみ……今年はバレンタインチョコくれないんだ……」
まつり『この際こなたちゃんが女役になりなさいよー。私としては妹が増える方が楽しいし』
かがみ「その突っ走る反応は何なのよこなた。まつり姉さんも携帯電話で変な事吹き込まないで」


・その脇で

かがみ・つかさ「ただいま――っ」
みき「また、かがみは(お菓子を)こんなに買ってきてぇー。太っちゃうわよ?」
まつり「何それ? バレンタインチョコでも買ってきたの?(ししし)」
かがみ「違うよー。期間限定の合格祈願お菓子がいっぱい出てたからさー。着替えてくるー」
みき「へぇー。今はいろいろあるのねぇ」
まつり「(わーっ)」

(翌日)
つかさ「――っていうコトが昨日あってね〜」
こなた「つっ、つかささんっ! かがみの着替えシーンについてあんな事やそんな事を詳しくっ!」
かがみ「……原作で吹き出しの外の手書き文字、しかも話の筋にこれっぽっちも関わりのない台詞に、よく食い付くなあんたは(汗)」


・狼少女再び

(第一回・言われたら傷付く言葉大会)
かがみ「(みゆき――は、悪口いうトコが想像できないし……)」
かがみ「(こなた――には、普段から言われまくってるからいまさらなぁ……)」
つかさ「お姉ちゃん……こなちゃんが悪い事を言ってばかりだから、もうこなちゃんを何とも思ってないの?」
こなた「私が何言っても無視なんて……かがみは私の事なんかどうでもいいんだ? 冷血だよかがみっ!」
かがみ「モノローグに割り込むなつかさ。あとこなた、今更傷付くなら最初から自分の行動見直せ」


・愛姉弁当

かがみ「(つかさ――)……に、『今日から私がお弁当全部作るから、お姉ちゃんはもうやらなくていいよ?』とか言われたらショックかも……」
つかさ「い、言わないよっ!? そんなコト思ってないよっ!?」
こなた「つまりかがみは、つかさに手料理食べてもらいたいんだー。そんなかがみの料理を3年間食べ続けてるつかさも、かがみにまんざらじゃないって所だね?」
みゆき「お互いの手料理を交代で食べ合う……B組やC組の皆さんが男子のみならず女子までも羨望の目でお二人を見られる理由がよく分かりますね」
つかさ「こ、こなちゃん、ゆきちゃん、私とお姉ちゃんはそんな関係じゃっ!」
かがみ「か、からかうなこなたっ! みゆきも私とつかさの関係を誤解しないでっ!」


・愛いろいろ弁当

かがみ「(つかさ――)……に、『今日からお姉ちゃんがお弁当全部作っていいから、私はもうやらないよ?』とか言われたらショックかも……」
つかさ「そ――それはお姉ちゃんの手に余るからお昼困るし。それに私がお弁当作らないと、こなちゃんがお姉ちゃんに愛妻弁当作ってきちゃうかもしれないから」
こなた「……学食とゆー選択肢は無いのですか二人とも。そりゃまあつかさ弁当の前にはそんな選択肢は無に等しいケド」
みゆき「……いっそ私がつかささんに愛妻弁当を……いやいや……」


・例外則

かがみ「う〜〜ん」
みゆき「?」
かがみ「あー、古文文法やるといつも思うんだけどね」
かがみ「なんで『蹴る』だけ下一段活用なのかなーって……もー気になって気になって」
みゆき「あ〜〜。英語で代名詞だけに残る格変化とかですね」

こなた「――なんて会話するんだよね、かがみとみゆきさんだと」
つかさ「おっ、お姉ちゃんとゆきちゃんの話は難しいから〜」
こなた「私のDQとかエフエフとかの話にも付き合ってくれるのに、やっぱりかがみはいい友達だよねー♪」


・しかもかがみが知ってるし

まつり「かがみー、私のPCのユーザーパスワードってなんだっけ?」
かがみ「姉さんのあだ名だったでしょ」
こなた「へー、まつりさんにもあだ名あるんですね。かがみんみたいに『まつりん』って呼んでいいですか?」
まつり「勝手に作らないでよ。……ああもう、かがみが時々こなたちゃんに苛立つ理由が分からないでもないわね?」


・約三名とは違い

ただお「なんか、かがみはずいぶん他の人のまで詳しいね?」
かがみ「PCとかでわからない事って、皆、私に頼ってきて設定させるのよね。何かあっても知らないわよ? ほんと」
つかさ「でも、お父さんもいのりお姉ちゃんも、かがみお姉ちゃんにお願いとかしてなかったよね?」
かがみ「あー、いのり姉さんは最初から私に丸投げしてるの。お父さんのは社務所の業務用だから、お父さん本人じゃなくて神社の職員で詳しい人が設定とかしてるわ」
つかさ「そ、そーなんだ……」
みき「でも良かったわ。かがみは若い頃の私にそっくりだから、お父さんと二人きりで手を取ったりしてると、お母さんがやきもち焼いちゃったかもしれないし♪」
かがみ「おおお母さん爆弾発言しないでっ!? お父さん真っ赤だしつかさは魂飛んでるわよっ!!(汗)」

なのかと。さすがにみきさんがやきもちは無いでしょうが(笑)。


・難易度設定(こなかがorかがこな)

かがみ「いのり姉さーん。あ、ゆたかちゃん」
ゆたか「あ、先輩こんばんわ〜」
いのり「あ、かがみの知り合い?」
かがみ「珍しいわね。今日はどうしたの?」
ゆたか「お姉ちゃんの受験がうまく行きますようにーって、お願いと御守を……」
かがみ「そっかー」
ゆたか「ひ、柊先輩も、お姉ちゃんとの関係を応援してますっ」
かがみ「ゆたかちゃん……身内の前で暴露するのはやめて。いくらお互いの家族公認でも……」


・ごちそうさま

ゆたか「社務所でお茶まで頂いて、本当に有難うございました〜」
かがみ「もう暗いから、気を付けて帰りなさいね。……ところで」
ゆたか「え?」
かがみ「ゆたかちゃん、つかさとも付き合いあるでしょ。なのに、どうして私に『柊先輩』なわけ?」
ゆたか「かがみ先輩との特別な関係を、お義姉さんに知られると恥ずかしいですから(ぽっ)」
かがみ「(みなみちゃんの立場はどーなるのよ。いや、この場合、みなみちゃんはこなたともそーいう関係なのか?)」


・自助と支援

いのり「ところでかがみ」
かがみ「ん? なあに姉さん?」
いのり「受験について、ゆたかちゃんには『そっかー』で済ませてたけど、こなたちゃんには『受験は神頼みじゃなくて、自分自身が頑張るもんだ』って言ってたのにねー」
かがみ「いのり姉さんっっ!!」
ゆたか「で、でもいいんですよ柊先輩っ。頑張るのは私自身じゃなくてこなたお姉ちゃんですから、私ができるのはこれくらいでっ」
かがみ「冷静に考えるとそーなんだけど、何かと罰当たりなこなたのお願いをされても困ると思うわ神様も……」


・かがみの加護

こなた「ゆーちゃんが学業成就じゃなくて無病息災の御守をくれた理由を、いのりさんから聞いたんだけど」
かがみ「ああ、聞いたんだ。あんなに信頼してていい従妹じゃない、ゆたかちゃん」
こなた「……結局かがみ、『受験は自分自身が頑張るもんだ』って突っ込みを押し通してるよね。『万全の体調にしてあげるけど、試験の答えは自分で出しなさい』って」
かがみ「……あ。で、でもっ、結果としてそうなっただけで、ゆたかちゃんの希望も無病息災だったんだから」
こなた「つかさだけじゃなくてゆーちゃんにもあんなに甘々だなんて、やっぱりかがみはみなみちゃんと同じロリコンだよねー♪」
かがみ「変な決め付けするなっ。それとこなた、みなみちゃんとそーいう関係にもつれ込んだりはしてないでしょうね!?」


・人間至る所に〜(←意味違います)

こなた「ちょいーす、かがみ。何ソレ?」
かがみ「青山学院の学校案内よ」
こなた「……青山学院はキリスト教系の学校だよね? 神社の娘がそんな所受けていいの?」
かがみ「……にゃもーさんが講演頂いたついでに貰った学校案内だからいーの。私が跡取りなら国学院(※神道系の学校)を薦められたと思うけど」
みゆき「ちなみに日本には、人口の1%未満しかキリスト教徒がおりませんが、キリスト教系団体の運営する学校は意外と多くあります。もっとも神学部でもない限り、学生への影響は微々たる物のようですが」


・比率の問題

こなた「あんま漫画読まないかがみはわからないかもだけど」
かがみ「ん?」
かがみ「……そんなに読んでないか私? そりゃまあラノベやその他諸々の本もよく読むけど、ハルヒのコミック版とか『きら☆すた』とか、角川や富士見を中心に読んでるわよ」
こなた「……比率だよねやっぱ。漫画の量が多くても、それ以外の量がもっと多いと印象が希釈されちゃうし」


・フルスクラッチ

(6巻アニメイト限定版冊子、かがみの項目)
 余談ですが、私自身もかがみをツンデレとは考えておらず、テンプレなキャラにならない様、頑張ってきたつもりでしたが……キャラ作りって難しいですね。

かがみ「ほら、にゃもーさんも私はツンデレじゃないって!」
こなた「いくらにゃもーさんがそう主張しても、コンプの編集部とか京アニとかブリッジとか二次創作の作家さん達とかがツンデレだと思えばツンデレなんだから、いい加減諦めなよかがみー。2巻のキャラ紹介でも『仲よくなると情に厚いツンデレ系』ってなってたし」
かがみ「『系』だから厳密には違うわよっ! ああもう、ここの筆者さんは私をお姉さん&保護者タイプだって考えてるのに……」


・合法的に

つかさ「そういえば、お姉ちゃんって意外と病気しやすいよね? ずっと前にもこなちゃんやゆきちゃんがお見舞いしてくれたし」
かがみ「つかさが健康だから目立つのよ。こなただって、ゆたかちゃんから聞いたけど、結構身体の調子を崩すって心配されてたわよ。黒井先生も、こなたが本当に熱出してるのに仮病と勘違いして大変だったって言ってたものねー」
こなた「うっ。そーいえばみゆきさんだって、毎日歯を磨いてるのにしょっちゅう歯医者さんに通ってるじゃないっ」
みゆき「え、ええ……。一般的に女性は男性よりも病気しにくいと言われてますけど、やはりこれは、かがみさんや泉さんが実は両性具有でも差し支えないという事なのでしょうか?」
つかさ「た、確かにお姉ちゃんはたまに男の子みたいな口調になるし、こなちゃんも趣味が男の子みたいだけど……」
かがみ「差し支えあるわよ。……ま、まあ、生殖機能が備わっていれば、私とこなたやみゆきの子供を想像するのも悪くはないけどね」
こなた「壊れないでかがみーんっ!?(汗) みゆきさんもこっそり自分を除外しないでよっ!!」


・寄り添って

こなた「かがみが料理できないのって、お嬢様要素の一つだよねー」
かがみ「やかましい。あんたは他に勝ち誇るネタはないのか?」
つかさ「(相変わらず遠慮ないね。特にお姉ちゃん……)で、それってホントなの、ゆきちゃん?」
みゆき「ええ。昔の社会的地位が高い女性は抱えている使用人に料理やその他の家事をさせていましたので、その類の事は必要不可欠な能力ではありませんでした。人件費が高騰し、家電製品も発達した現代では、そのような人は滅多におられませんが、経済的に豊かでない国では未だにそのような事もあるようですね。実のところ、そういった国の女性政治家は家事一切を使用人にさせているような家の出身者が多く、女性の社会進出を示すとはお世辞にも言えない部分があります」
つかさ「えーと……この場合、かがみお姉ちゃん達の使用人は私?(汗)」
かがみ「そ、そんな事ないわよっ。ど、どちらかというとつかさはいい奥さんになれるタイプだしっ」
こなた「……やっぱりかがみって『男』だよねー。身体は私やつかさよりよっぽど『女』なのに」
みゆき「……か、かがみさんが男前なのは、つかささんを常にエスコートしてきたからなのかもしれませんねっ」


・私の望み

こなた「いやー、OVAのかがみが『ぶとうかい』に行く話は楽しかったねー。他に家族が誰もいない時にコスプレ姿の私を家に上げたり、ちょっぴりSっぽく私に意地悪言ったり、かがみが私のためにコスプレ姿をいろいろ見せてくれたりなんて、豊かな身体に秘められた願望を垣間見れて男心をそそられたし」
かがみ「あーはいはい。お母さんや姉さん達が私達の出番は夢だけなのかとすねてたり、黒井先生がリアルで同性趣味ないって昔の誰かさんみたいな事を言ったりして散々だったわよもう」
こなた「(近頃冷たいよかがみーんっ)でさ、最後の夢から覚めたシーンで――」

かがみ「こ(ピー)た〜い……はっ!!」
つかさ「ぽっぽぽぽぽぽ……」
かがみ「はァッ!!」
つかさ「だいじょーぶだよおねーちゃん、わたし、くちかたいから」
かがみ「ちっ、違うっ! これはっ!」
つかさ「そだ、わたし、こなちゃんにめーるしなきゃ」
かがみ「わっ、わわわわ〜っ! つかさっ、聞いてっ! 違うの! 違うのっ! あれは私の意思でしたいんじゃなくてねっ! あ、あいつには絶対に言っちゃダメよっ」

こなた「――て言ってたけど、夢の中の私に言わされたのはどんな台詞だったのかなー?」
みゆき「かがみさんが恥ずかしがりながらも泉さんと二人きりなら口にできる、しかしつかささんには聞かれたくない言葉で、つかささんが目を点にして泉さんに教えようとしている――つまり、つかささんにとって意外性が強く、ですけど、真っ赤になったり気絶したりするほどではない、そこそこ刺激的な台詞ですよね? これは間違いなく泉さん絡みで、ピー音の長さからすると、『こなたを○○たい』『こなたと○○たい』といった辺りでしょうか」
つかさ「うわ。伏せ字だとお姉ちゃんとこなちゃんがえっちな事をしてるみたいだよゆきちゃんっ?」
かがみ「ななな何言うのよつかさもみゆきもっ!? こなたも『つかさとみゆきさんに誤解されるならいっそ』なんて開き直らないでっ!」


・ダンス・マカブル

かがみ「……」
(がらっ)
こなた「こなたの願い、かなえて進ぜようー」
かがみ「『そなた』でしょうがそこ。自分で自分の願いをかなえる魔法使いがどこにいる」
こなた「ここ。実際この後、かがみにコスプレさせてから欲望満たすし」
かがみ「満たすな。てゆーかここで直ちに夢から覚めるわよ」


・でもそれがイメージ

かがみ「……」
(がらっ)
こなた「そなたの願い、かなえて進ぜようー」
かがみ「うわっ、あんたどっから入ってきたのよっ? つか、なにその格好」
こなた「まあまあ。ちなみに今、私の設定は魔法使いだから」
かがみ「何よ、その設定って?」
こなた「ほー、そうかそうか。意地悪な継母や姉に苛められておるのかー」
かがみ「ちょっと待て。お母さんや姉さん達に何言うのよ!? お母さんは凄い若作りだけど実の母だし、姉さん達――特にまつり姉さんも、こなたの言いたい放題に比べたらずーっとマシなんだからね」
こなた「いや、自分の夢で生み出した想像上の私にツッコミされても困るし……てゆーか上方向にもシスコンだなんて、現実の私に電波を送信したいくらいだよ」


・つっぱしりすぎる女

かがみ「なんて事が散々あったけど」
こなた「ひどいよかがみー。全部かがみの妄想なのに現実の私に責任押し付けないでよー」
かがみ「そんな印象を無意識に植え付けたあんたが悪い(きっぱり)。とにかく――」

かがみ「げっ!?」(←メイド服)
こなた「まあ、デフォだよね」
かがみ「てか、舞踏会に行く格好じゃないでしょこれっ!!」
こなた「いやいや、その方面の認知はもう十分得てるよかがみん」
かがみ「知るか! とにかく服戻して!」
こなた「えー? せっかく変えたのに」
かがみ「頼んでない! いいから戻せ!」

かがみ「……『その方面の認知』って何なのよ。いや、どうせこなただから、同人誌とか同人誌とか成人向け同人誌とかに決まってるんだろうけど。あ、そういえば萌えドリルでもメイド服があったし、アンソロジーでも私を調教するまでもなく立派なメイドだとか妖しい事ぬかしてたし、それでもメイドは公式設定上はこなたがお似合いなのに」
こなた「……あのー、その後ろ手に持ってるメイド服(Sサイズ)は何なのでしょうかかがみ様?(汗)」


・尤(もっと)も、自然なこと

こなた「かがみ達は、何をお願いしたの?」
かがみ「今年は、そりゃ、大学の合格よ」
つかさ「私は、今年も皆と仲良く過ごせますようにーって」
こなた「私もそれお願いしたのに、かがみは冷たいよねー。大学ですって」
かがみ「あっ、そうかヨ。悪かったな」
かがみ「(――っていうか、そんなの、お願いするまでもないことじゃない――?)」
つかさ「ちなみにお姉ちゃんは毎朝、ゆきちゃん達と仲良く過ごせますようにってお祈りしてるんだよ?」
みゆき「たっ、確かに毎日お祈りしてれば、改めて初詣にする事でもないと思いますがっ(赤面)」
こなた「そこまで執拗に私をハブるなんて、やっぱり冷たいよかがみはーっ!!」


・センシティブ

(第一回・言われたら傷付く言葉大会)
かがみ「(みゆき――は、悪口いうトコが想像できないし……)」
かがみ「(こなた――には、普段から言われまくってるからいまさらなぁ……)」
こなた「不感症? 私に普段から色々されまくってるかがみらしいよねー♪」
みゆき「あ、あの泉さんっ!? かがみさんもつかささんも深谷葱とバルサミコ酢の瓶を持って泉さんの後ろから何をーっ!?(汗)」


・ダイエットでは相方を

(運動中心に切り替え――)
かがみ「(はもはも)」
まつり「あれ、かがみだけもう食べてんの?」
みき「運動後は食欲無いかもしれないから先に食べるってね――無理にやらなくてもいいのに」

(たったったっ)
かがみ「(はっはっ)」

かがみ「ただいま――っ」
いのり「あ、かがみおかえりー」

まつり「……の間に、ホントに運動だけしてるのか疑わしいわよね。いや、むしろこなたちゃんと待ち合わせて、神社の繁みの中で運動しながら食べてるとか」
かがみ「……こなたと知り合ってから、姉妹で一番染められてるわねまつり姉さんって」


・知識の奔流

(――夏休み)
みゆき「はい。あぁ、かがみさんですか――」

かがみ「日下部やこなたとは違って、だらけてはいないみたいね」
みゆき『ふふっ。まあ休みですから、あまり厳しくしないであげて下さいね』

かがみ『――で、今週の日曜日は大丈夫なの?』
みゆき「ああ、明後日ですね。平気ですよ」
かがみ『当然というか、みゆきは普通に曜日感覚あるわね』

みゆき『でもかがみさん、週の初めは日曜日ですから、『今週の日曜日』という言い方は正しくありませんよ。このような場合は、『次の日曜日』とかいう表現をするべきです。そもそも週の初めが日曜日なのは、ユダヤ教のシャバット、つまり安息日が土曜日であり、また週の最後である事に由来して――』
かがみ「予想以上にしっかりしてたな、あんたって」


・白日の幻想

(――夏休み)
つかさ「ん、ふぁあ〜、お姉ちゃん〜――」

かがみ「めっちゃだらけてるどころじゃないわね。いつまでも寝てるから今は出掛けてるわよ」
つかさ『えへへー。まあお休みなんだからそんな事言わないでよー』

かがみ『――で、今週、いや、次の日曜日は大丈夫なの?』
つかさ「え、えーと、平気平気ー」
かがみ『曜日感覚ないだろあんた。大方予想はできてたけど』

つかさ『日曜日って何――?』
かがみ「まだ寝ぼけてるな。今すぐ帰って無理矢理起こすか?」


・友情不通

〈つかさ→かがみお姉ちゃん〉
 余計なことだったらごめんね。私だったらやっぱりすごくショックだと思ったから……。
 早く、元気出してねっ^^

〈かがみ→つかさ〉
 ありがとう。

かがみ「……もう、つかさったら。みんなにメールしてくれるなんて」
かがみ「みゆきも……日下部も……」
かがみ「峰岸……ゆたかちゃんにみなみちゃん……田村さんもパトリシアさんも」
かがみ「お父さん、お母さん、姉さん達……」
かがみ「成実さん、桜庭先生、黒井先生、天原先生……」
かがみ「ゆかりさん……みなみちゃんのお母さん……そうじろうおじさん……小神さん……」
かがみ「……………………あれ?」

つかさ「――ちなみにこなちゃんは携帯電話が電池切れで、春休み中だった事も災いし、私のメールに気付いたのは3日後。散々かがみお姉ちゃんに絞られながら、それでも嬉しそうにしてました(汗)」


・菫の翠

ひより「OVAの初音ミクコスのかがみ先輩って、髪を染めるのが大変でしたよね? 夢の中ならともかく、パッケージ用の撮影もしましたし」
かがみ「アレはね、画像を加工して髪の色を初音ミクと同じ色に変えたのよ。髪が痛まないでよかったけど、こなたは納得行かないみたいでずーっと文句言ってたわ」
ひより「泉先輩……自分はコスプレに興味ないのに、かがみ先輩にはご執心なんですね。『つかさの鏡音リンコスもあれば完璧だったのになー』とも言ってましたけど」


・仮装舞踏会

みゆき「えー、OVAでのかがみさんの寝言の――」

かがみ「こ(ピー)た〜い」

みゆき「――ですが、『コスプレしたい』ではないかというご意見もあるようです」
こなた「かがみのコスプレ……ああ羨ましいよぉ夢の中の私ぃ……あの後つかさがメールしてくれてたら、速攻でかがみサイズのコスプレを買い揃えて着せたのに……」
みゆき「……しかしその場合、つかささんが何故、即座に泉さんに結び付けられたかが謎として残りますね」
かがみ「うっ。でも私達の知り合いでコスプレに熱心な奴って、こなたが一番に思い付くからね。田村さんはコスプレしないし、パトリシアさんはそれほど直接の付き合い多くないし」
つかさ「で、でもその場合、私が台詞を棒読みになるくらいショックだったかなぁ? ゲームでもアンソロジーでも、お姉ちゃんはいろんなコスプレしてるのに?」
こなた「まあそんな理由で、『わざとピー音にして視聴者の想像力を掻き立てる』とかでもないと、『こなたと合体したい』とか『こなたと結婚したい』とかいう方が有利なんだよね」
かがみ「……それは想像じゃなくて妄想だろ?」


・胸に秘めた…

こなた「二次創作とか見てると、かがみって性欲旺盛っぽい描写が目立つよね。私やつかさは成人向けでも欲望が淡々としてるのに、かがみはスイッチ入ると凄くえっちだよ」
かがみ「……ホントよね。私ってそんな目で見られやすいのかしら。私がみゆきをやらしい目で見てるわけじゃないけど、みゆきの方が発育もいいのに」
みゆき「かがみさんは理性が強くて、何かと我慢される傾向がありますから、おっとりして雰囲気も柔らかい私や、のびのびした性格のつかささんや泉さんと比べて、情欲も抑えているのではないかと邪推されてしまうのでしょうね。……私相手なら我慢されなくてもよろしいですのに」
つかさ「こなちゃんはえっちな事を言ったりするけど、お姉ちゃんはそんな事言わないもんね……でもやっぱり、お姉ちゃんがえっちになるのはこなちゃんじゃなくて私相手にっ」
かがみ「二人とも待ちなさいよその妖しげな台詞っ!?」


・きっと永遠に謎

かがみ「あ、はいもしもし、柊ですけど」
かがみ「あっ、いやいや、つい家電のクセで……うん、うん――」
こなた「(つい、たった今まで、あんなに激しく私に怒りをぶつけてたのに――。どうして女って、こう、素早く切り替えられるんだろう――)」

こなた「――てのが原作でだったけど、アニメの受け答え以上に謎だよね。『かがみ』じゃなくて『柊』って名乗るのは、絶対につかさ達やみゆきさんじゃないはずだし」
かがみ「桜庭先生とか黒井先生とか、日下部や峰岸ほど親しくない同級生とかだったんでしょ。まつり姉さんじゃあるまいし、私に男女関係を捏造しないでよ」


・追求禁止

かがみ「あ、はいもしもし、柊ですけど」
かがみ「あっ、いやいや、つい家電のクセで……うん、うん――」
こなた「(つい、たった今まで、あんなに激しく私に怒張をぶつけてたのに――。どうして女って、こう、素早く切り替えられるんだろう――)」
かがみ「(そんなに脚の付け根をじろじろ見ないでよこなたっ。ぶつけるだけじゃ我慢できなくなるじゃない!?)」

こなた「――なんて事は」
かがみ「ねぇよ。そんなに両性具有の私としたいのかあんたは」
みゆき「ちなみに怒張とは本来、『静脈が浮き上がるほどに張り詰める』という意味です。本来でない意味は……そんな事言わせないで下さい」


・特別

〈つかさ→かがみお姉ちゃん〉
 余計なことだったらごめんね。私だったらやっぱりすごくショックだと思ったから……。
 早く、元気出してねっ^^

〈かがみ→つかさ〉
 ありがとう。
 私はつかさが妹でホントに幸せよ。そりゃ、いつもは宿題忘れたのを写させて、苦手な勉強を教えて、散らかった部屋を片付けて、買い物で忘れた分を代わりに買ってきて、ホラー見た後で怖くて眠れないのを抱き締めて一緒に寝て、ほっぺにクリームが付いたのを舐めてるけど、いつもお弁当を私と交代で作ってくれて、おいしいお菓子を作ってくれて、つかさが作ったご飯もつかさみたいに美味しくて(ってどんな味よ私っ)、私が作ったお弁当も食べた後でいろいろアドバイスしてくれて、家事も苦手な私に代わってやってくれて、落ち込んでる時はぎゅ〜って抱き締めさせてくれて、一緒に寝ると可愛い所を見せてくれて、つかさが私と抱き合ったりキスし合ったりする時は、もう幸せで幸せで。ちんまりして可愛いこなたと柔らかい感じが魅力的なみゆきを好きになったのも、田村さんが言う「妹ラブ」のせいかしら。だからって、こなたが私と、ゆたかちゃんを好きなみなみちゃんを、揃ってロリコン扱いするのは心外だけど。姉さん達もこなた達も好きだけど、つかさだけは特別な「好き」。……いや、こなたが言うような禁断の関係とかじゃなくて、お互いが自分の一部のような、そんな一体感がある感情なの。つかさとは添い寝で身体を押し付け合ってもほっぺの綿飴を舐めてもお風呂で裸を見せ合っても全然恥ずかしくなんかないし、なーんてまるで夫婦みたいだけど、つかさの目元はお父さんに似ていて優しいから当然よね。私もお母さんに似てるから、つかさが私に甘える時ってお母さんに甘えるのと似てるかなって思ってるんだけど、つかさは(特に、私の胸に顔をすりすり押し付ける時は)どんな気持ちなのかなー? ああ、長くなるけどそれに――、

つかさ「お、お姉ちゃん、キモチが露出し過ぎだよぉ(赤面)」


・頼りなさ

〈つかさ→かがみお姉ちゃん〉
 余慶なことだったらごめーね。私たったらやぱりしごくショックだと思ったから……、
 葉行く、元気出してねっ^^

〈かがみ→つかさ〉
 ありがとう。
 でも誤字・誤変換多過ぎなのはヒドいぞー?ノ^^;ヽ

つかさ「うー、お姉ちゃんの意地悪っ!?(汗)」


・フラグ未成立

みさお「そういや、柊の妹はさ――」
かがみ「あんた、いつまで『妹』とか呼んでんの?(汗) 名前で呼んだら?」
みさお「えー、そうか?」
つかさ「わ、私は別にいいけど……」
こなた「あ〜〜……。かがみ、やっちゃったね」
かがみ「な、何がよ?」
こなた「同じネタの重複は、漫画的に言ったらアウトだよ!! それはゆーちゃん達がやってるし!!」
みさお「でもよ、アレは小早川も岩崎も自発的に名前で呼ぼうとしてたから、この場合とはちょっと違うんじゃねーか?」
こなた「うっ!? みさきちに突っ込まれるとは! 大学受かったのが同じトコだからバカキャラとは微妙に言い辛いしっ!」
かがみ「こなたも1巻より前にやってたわよね。ガイドブックの漫画で私を『柊さん』なんて呼んでたし、私もメールの宛先が『泉さん』だったでしょ?」
つかさ「お姉ちゃんの場合、こなちゃんを『こなた』じゃなくて『お前』とか『あんた』とか呼ぶのも多いケド……」


・視点を変えれば

みさお「そういや、柊の妹はさ――」
かがみ「あんた、いつまで『妹』とか呼んでんの?(汗)」
みさお「あ、そっか。柊も姉ちゃん達からすれば『妹』だもんな」
つかさ「……確かにそーだけど、だからといってかがみお姉ちゃんを『三女』とか私を『四女』とか呼ばないでね?」
こなた「かがみならむしろ、ただおさんとみきさん待望の長男――」
(ただいま残虐シーンです。しばらく良いボートをご覧になってお待ち下さい)


・収まってないし

あやの「お邪魔しまーすっ」
かがみ「おー、いらっしゃい」
みさお「おっす、柊っ、つかさー」
あやの「こんにちはー、柊ちゃん、ひーちゃん」
かがみ「(――それ、何か違くない? 妹って呼ぶなって言ったの私だけどさぁ……)」

みさお「……って柊の意見だけどよ、『かがみん』って呼んでもちびっ子相手と違って嫌がられそーだし、いっその事『あなた』と呼ぶしかねーのか?」
あやの「柊ちゃんはみさちゃんや泉ちゃんに怖いイメージで見られがちだから、『かがみゃん』とか『ダーリン』とか、もっと可愛く呼んでほしいのよね?」
かがみ「いや違うし(汗)。てゆーか峰岸、カレシがいるのに浮気するなっての」


・収まりの悪い裏

あやの「お邪魔しまーすっ」
かがみ「おー、いらっしゃい」
みさお「おっす、柊っ、つかさー」
あやの「こんにちはー、柊ちゃん、ひーちゃん」
かがみ「(――それ、何か違くない? 妹って呼ぶなって言ったの私だけどさぁ……)」
つかさ「いらっしゃ〜い、日下部さん、峰岸さん」
みさお「(――私らが努力したのにスルーかよ。柊がショック受けちまったのは悪いけど、つかさも姉ちゃん並みに冷たい女だったのか?)」
あやの「(――ひーちゃんは柊ちゃんを大好きだから、お姉さんを名前で呼んでくれない私達にこっそり怒ってるとか?)」

――なんて展開があったかは不明ですが。というかこの時点でつかさからの呼び方は判明していませんし。


・ホームグラウンド

(かがみとつかさの近所――)
通行人A「(ぺこり)」
かがみ「(ぺこり)」
通行人B「(ぺこり)」
つかさ「(ぺこり)」
こなた「誰にでも挨拶するのって、田舎の人特有の行動だよねー。みゆきさんは近所でもそーいう行動しないだろうし」
みゆき「わ、私も田舎の親戚の所では同じようにしますけど(汗)。それにかがみさんとつかささんはお父様が神主さんですから、知らない方でも向こうはご存知という可能性が高いですからね?」


・名前すら

かがみ「せっかく日本に来てるんだから、もっと日本の遊びとか教えてあげなさいよ」
(略――)
こなた「え、援軍じゃ! 援軍を呼べぃ!!」
かがみ「ダメな日本人でごめん」
パティ「?」
ゆたか「…………やっぱり神主さんの娘でも、ケンダマとかあやとりとか竹馬なんかはしないんですね」
つかさ「でもお姉ちゃんは、蹴鞠とか毬打(ぎっちょう)とか、あと闘茶や中将棋も得意だよ?」
かがみ「それは遊びというより古典芸能でしょ。つかさだって聞香や貝合わせはお母さんの次に強いじゃない」
ゆたか「せ、先輩達、何ですかそれ?」
こなた「(どこの古代人ですか貴方達――!?)」

※なお、闘茶と中将棋は主に中世のゲーム。


・「かがみ」の話

こなた「かがみは神様に捧げたりする『鏡』から名前を取ってるらしいんだけど、一体どんな鏡なんだろ?」
つかさ「丸い鏡だよね? ほら、神社で御神体にしたり、古墳から出てきたりするみたいな?」
こなた「……いや、それは普通過ぎて話が続かないから、もーちょっとひねった事を話そうヨ?」

みゆき「『顕微鏡』で私達自身が気付かない所を見出して下さったり、『望遠鏡』でいつも見守っておられたり、『合わせ鏡』で見えない所を映し出してもらえたりするのではないでしょうか」
こなた「かがみに聞かせて真っ赤にしたいねー。かがみはみゆきさんにはいつもデレモードだし」

みさお「私には『凹面鏡』って気分だよなー。すぐにヒス起こしてじりじり炙ってくるし」
あやの「それはみさちゃんが悪いと思うわ(汗)。泉ちゃんはともかく、ひーちゃんにも高良ちゃんにも、柊ちゃんはあんなに優しいもの」
こなた「あのー、『ともかく』ってどーいう意味ですか峰岸さん?」

こなた「てな話なんだけど、やっぱりラブホテルの」
かがみ「お仕置きが必要ね。念仏は唱え終わる必要ないわー?」
こなた「ああっ、他にもマジックミラーで覗き見とか凸面鏡で太く見えてとか――いやーお仕置きは勘弁してーッ!!(泣)」


・逆転(別の意味でも)

つかさ「わぁ、お姉ちゃんすご〜〜い」
かがみ「そうでもないって。慣れれば簡単よ〜」
こなた「かがみー、ゲームの中でだけ料理が上手でも何の自慢にもならないよー?(ぷふ)」
かがみ「う、うるさいな!!」
つかさ「え、えーと、こなちゃんがゲームの中でだけ恋愛が上手でも、現実には私とお姉ちゃんに凄く弱いのとおんなじって事?」
みゆき「泉さんはかがみさんを上回る『ツンデレ』だと、ファンの皆様の中でも一部で評判ですものね」
こなた「え、いや、そ、そんなっ!? わ、私とかがみやつかさはあくまでも友達でっ!(あたふた)」
かがみ「原作だと恋愛関係に達してないハズなのに、恐るべしアニメとアンソロジーとその他諸々……」


・少女の主張

かがみ「こんな肉類ばっかガツガツ食べても太らないなんて、さすがゲームよね――(る――)」
こなた「ちょ、かがみ、そろそろ戻って下さると嬉しいんですが!! 何、黄昏てんの!?」
みゆき「そうですよかがみさんっ。黄昏るべきなのはむしろ、前の3コマの登場が単なる背景で、この前の1本と後の2本も4本続きの連作で同じ場面のはずなのに、他には1本目2コマ目に髪の毛が出ているだけという、背景っぽい扱いでもメイン登場のコマがあって3本に顔出ししているつかささんを圧倒的に下回る扱いしか受けていない私なんですからっ(泣)」
かがみ「ご、ごめん、みゆき……」
こなた「でもみゆきさん、かがみやつかさと結構キャラ被ってるからねー」
つかさ「トドメ刺さないでこなちゃんっ! ゆきちゃんがゲームの操作お留守だから、ゆきちゃんのキャラもトドメ刺されそうだしっ!(汗)」


・今は甘い現実

かがみ「(はぁ〜〜っ)食べて痩せるなんてゲームはいいわよねぇ〜〜。現実じゃ動かなきゃ何食べても太るだけよ」
こなた「あの駄目姉ちゃん、何とかしない?」
つかさ「でもこなちゃん、お姉ちゃんは現実でもこなちゃんなら食べると痩せるよね?」
かがみ「いただきます」
こなた「変わり身早過ぎかがみっ――んにゃあああっ!?」


・心からの羨望

つかさ「お夕飯頼まれたんだけど、お姉ちゃん、何か食べたい物ある?」
かがみ「お? ん〜〜〜、そーねぇ……」
かがみ「…………!! 痩せる料理をどうかひとつ――!!」
つかさ「か、カロリーとかには一応気をつけるよ――。お姉ちゃん、全然太ってないと思うんだけどなぁ……」
かがみ「で、でも、お風呂場でつかさの体重を見たら、身長はほとんど同じなのに、私より何キロか軽いんだし」
つかさ「……髪の毛と胸とお尻の分じゃないかな? それにお姉ちゃん、ダイエットのための運動で私より筋肉付いてるはずだよね?」


・心からの欲望

つかさ「お夕飯頼まれたんだけど、お姉ちゃん、何か食べたい物ある?」
かがみ「お? ん〜〜〜、そーねぇ……」
かがみ「…………!! 痩せる料理をどうかひとつ――!!」
つかさ「か、カロリーとかには一応気をつけるよ――。お姉ちゃん、全然太ってないと思うんだけどなぁ……」
つかさ「……お姉ちゃんに襲われる時に感じる重さ、近頃全然変わってないもの」
かがみ「い、言わないでそれはっ! ていうかソレも含めて運動して減量できてないんじゃ、なおさら努力しないといけないじゃない!」


・心からの欲望(ショート版)

つかさ「お夕飯頼まれたんだけど、お姉ちゃん、何か食べたい物ある?」
かがみ「お? ん〜〜〜、そーねぇ……」
かがみ「つかさ」
つかさ「確かにソレは食べると痩せるけど、ゲームの後でこなちゃんとゆきちゃんを食べたのにまだ欲しいの?」


・びしっと凛々しく(雄々しく?)

こなた「1巻の初めの頃、かがみが私相手に怒った時、視線を合わせるためだと思うんだけど、腰を手に当てて上体を前に突き出してたよね」
かがみ「『ああいうポーズだと胸が強調されるから、あの頃から発育の良いかがみの肉体を想像できて満悦したヨ』とでも言うんでしょ」
こなた「いや確かにそーだけど……あの場にはつかさもいたし……」
つかさ「エヘ、実は私もお姉ちゃんの胸に見とれてて」
かがみ「待て双子の妹っっ!!(怒)」
こなた「あのーつかささん、つかささんはかがみ様を着替えも見放題だから想像するまでもないのでは?(汗)」


・鷲宮町方言講座

こなた「みさきちはアニメだと『ヴぁ』なんて滑舌悪いけど、かがみもコミックスで『ヤヴァイ』なんて言ってるよね」
つかさ「えっと、それは方言なの。お姉ちゃんは巫女さんのお仕事で地元の人達とお話しするから、気軽に話してもらうために意識して訛ってるんだけど、漫画に出る時は訛りが出ないように気を付けてて、それでも少し訛りが出ちゃう事があるみたい。私もあやちゃんも、家や近所だと訛ってるよ?」
こなた「…………なんて事はないよねにゃもーさん」


・葉桜へ

こなた『さては大学いって春でもきたかナ〜〜』
かがみ「や!! いやいやいやいや、そんなワケないでしょ!!」
こなた『あー、春といえばさ、卒業式の時、悪戯で偽ラブレターを机に入れといたのに、かがみ、気付かずに帰っちゃうんだもんな〜〜っ。つまんないのー』
かがみ「――――」
こなた『あれ? もしもし、かがみ?』

こなた「…………で、この後どーなったんだろ。八坂さんとひよりんが暢気に会話してたから、私がかがみに絶交されるとか、私がかがみにれいぷされるとか、その類の鬱展開にならなかったのは確実なんだけど」
かがみ「そんな事したら連載が終わっちゃうでしょうが。まあ多分、怒った私に本当のラブレターを出す事になるんでしょうけどね。という事で、さあ」
こなた「『さあ』って何を要求してるのさかがみっ!?(汗)近いよ胸も腰も唇もーっ!!」


・髪型とシチュエーション

つかさ「高校出てから、お姉ちゃんは時々髪形を変えてるよね」
こなた「え、そうなの?」
つかさ「運動する時は頭の後ろで一つに結んでるし、こなちゃんの偽物のラブレターが来た時は真後ろに流して下の方で二つに分けてたよ?」
こなた「そしてつかさと『寝る』時や『運動する』時は、髪を結ばず下に流して、みきさんに甘えん坊なつかさをかがみの肉体に甘えさせてると」
つかさ「な……っ!? ずっと前から見てたのこなちゃん!!」
こなた「いや……当てずっぽうだったんだけど、こーいう時の反応はかがみ様に生き写しですねつかささん?(汗)」


・ノーマルエンド(いや続くけど)

こう「ん、泉? じゃあ先輩は、件のラブレターの……犯人なんですか?」
こなた「お?」
ひより「〜〜〜〜!? あっ!!」

かがみ『もしもし田村さん? 今日、こなたからすっごい上機嫌な電話がきてね?』
ひより「(ひぃいぃいぃ)い、いや!! これにはその……深ぁ〜〜いワケが……」

こう「……って、かがみ先輩から電話がかかって来たんだ?」
ひより「ええ。あれでかがみ先輩が怖ーい声出してたのは、やっぱり泉先輩に散々いじられたからなんでしょーね……」
こう「でもひよりん、私も含めて怒られて当然だよ。かがみ先輩は泉先輩に偽ラブレターで騙されたなんて知られたくなかったんだから」
ひより「軽率だったっス。確かにかがみ先輩としては、私には解明し次第事情を話してくれても、自分を騙すつもりで手紙を出したうえに、放置してこうちゃん先輩や私にまで迷惑かけた泉先輩に説明する必要なかったっスよね」
こう「――でもかがみ先輩、いきなり怒ったり泣いたり妙に冷静だったりせずに、ひよりんをいじってたとゆー事は、関係がこじれずに済んだみたいで一安心だよ」
ひより「(はっ)もしかしてかがみ先輩、泉先輩でストレス発散済みだったとか!?」
こう「はいはいストップ。続きはブログか同人誌で発散しておいで?」


・おもてなし

みゆき「(プロフィールを見て)あら、かがみさんは貝類がお嫌いだったんですか」
かがみ「そうね。それなのにまつり姉さんはアニメでパエリア作って、まさか貝を入れたりはしなかったでしょうね?」
みゆき「パエリアも具の種類は色々ありますので、必ずしも魚介類が入っているとは限りませんし、ましてや、まつりさんもかがみさんを大好きなのですから、相手の嫌いな物を入れる事はないと思いますよ」
こなた「貝類が嫌いという事は、貝合わせも」
かがみ「それが伝統遊戯や結婚式の引き出物じゃないなら、簀巻きにして青毛堀川に流してもいいのね?」


・体重だけど欲情に

(かがみの体重で――)
まつり「かがみはさー、口で言う程危機感ないんじゃないのー?」
かがみ「えー、そっかなぁ」
まつり「やっぱ、そういうモチベーションを維持するにはアレだね」
まつり「恋だネ!!(どん!!)可愛くなりたいって気持ちが大事よ」
かがみ「私はつかさやみゆきやこなたに恋してるのに、まだダイエットに足りないっていうの? でもゆたかちゃんとみなみちゃんはお互いのモノだし!」
まつり「色々聞き捨てならないけど、かがみは体型が女性的でも男役が多そうだから、可愛くなりたい気持ちとは別物なんじゃない?」


・体重だけど姉妹愛に

(かがみの体重で――)
まつり「かがみはさー、口で言う程危機感ないんじゃないのー?」
かがみ「えー、そっかなぁ」
まつり「やっぱ、そういうモチベーションを維持するにはアレだね」
まつり「恋だネ!!(どん!!)可愛くなりたいって気持ちが大事よ」
かがみ「それならまつり姉さん、手近な所で充足するのも問題ないわよね……」
まつり「とか言いながら迫らないでよかがみっ!?(汗)」


・体重だけど出産に

(かがみの体重で――)
まつり「かがみはさー、口で言う程危機感ないんじゃないのー?」
かがみ「えー、そっかなぁ」
まつり「やっぱ、そういうモチベーションを維持するにはアレだね」
まつり「恋だネ!!(どん!!)可愛くなりたいって気持ちが大事よ」
かがみ「で、でも、男の人と恋すると、妊娠とか産後の肥立ちとかで結果的に体重増えちゃうし」
まつり「……とりあえず、こなたちゃんのお父さんは対象にしないよーにね」


・体重だけど忘却に

(かがみの体重で――)
まつり「かがみはさー、口で言う程危機感ないんじゃないのー?」
かがみ「えー、そっかなぁ」
まつり「やっぱ、そういうモチベーションを維持するにはアレだね」
まつり「え〜〜〜〜と(汗)」
かがみ「……『アレ』とか言っといて、具体的な内容を考えてなかったな姉さん?」


・体重だけど長女似に

(かがみの体重の続き――)
かがみ「えー、まぁ分かる気もするけど……。じゃー、誰かいい人紹介してよ。そんな突飛な」
まつり「こらこら、何を甘えているのかねキミは――(汗)」
まつり「大体、そんな人いたら、まず私が狙ってるって。あんたにゃまわさないヨ?(ふぃー)」
かがみ「そうね……そうだったわね……(汗)」
かがみ「……例えばいのり姉さんとか? 偽ラブレターの件でもやけに気が合ってたし、6巻だといのり姉さんにのしかかって胸を押し付けてたものねー」
まつり「うわお。近頃のかがみ、日増しに姉さんに似てきてない!?」


・体重だけど捕食者に

(かがみの体重の続き――)
かがみ「えー、まぁ分かる気もするけど……。じゃー、誰かいい人紹介してよ。そんな突飛な」
まつり「こらこら、何を甘えているのかねキミは――(汗)」
かがみ「あーもう、この際まつり姉さんに甘えるのでもいいからっ(がばっ)」
まつり「ちょ、ちょっと、かがみ!? いきなり胸を揉みながら何を、んああああっ!?」


・本能のままに行きすぎ

こなた「豚インフルエンザが発生した時、かがみが心配になって電話したら、『太ってるって言いたいのか』って怒られてさー。確かに『ぶーぶーかがぶー』はかがみ好きじゃないと思うけど、コンプエースの営業上は大事な行動なんだよ?」
かがみ「いつもは『やっぱりかがみは豚さんが似合う』とか、私の神経を逆撫でするような事ばかり言ってなかったか?」
こなた「ていうかそれ以前に、何で直接お風呂上がりのかがみに会わせてくれなかったんだにゃもーさん!」
かがみ「結局それかい(呆)。まあ、きちんとうがいと手洗いは忘れないようにな?」


・かがこな定番

こなた「3巻――とゆーか、3年の夏にかがみが風邪を引いてたけど、食欲ないと言いながら――」

かがみ『えっと……いや、こういう時でも、好きな物はよく入るものよね』

こなた「――と言ってたよね」
かがみ「そこで、『私を食べてくれなかったのは、好きな物じゃないからだったんだ』とか陳腐なネタはよしなさいよ? 大体、自分を物扱いだなんてどこまで捨て身?」


・お姉さんは(略)

(続き)
こなた「い、いや、そこまでかがみみたいなエロ系のネタじゃなくてさ」
かがみ「あ、あんたねえっ!?(赤面)」
こなた「その時――」

こなた『そういえば、ゆーちゃんも今、風邪ひいてるけど……』

こなた「――って話もしたけど、まさかゆーちゃんはかがみと夜中に事に及んで仲良く風邪を」
かがみ「エロを通り越して、友達ばかりじゃなくて従妹まで性的な妄想の対象にするなっ!」


・憐憫

(回転寿司)
(寿司が乗った皿が通り過ぎる)
かがみ「(もぐもぐ)」
(一回りした皿が通り過ぎる)
かがみ「(ごくんっ)」
(また一回りした皿が通り過ぎる)
かがみ「…………」

ゆたか「……で、取ってもらえないお皿が気の毒で、自分で食べちゃったんですか(嘆息)」
かがみ「……それ以上何か言ったら、相手がゆたかちゃんでもぶつからね?」


・大八島

ゆたか「日本の神話だと、主要な島にそれぞれ神様の名前があるんですね」
かがみ「万物に生命が宿るっていうのかしら。ウチ(というか鷲宮神社)はそうじゃないけど、土地そのものの神様を祀ってる神社も多いし、機械に名前を付けたり、その辺で咲いてる花に話しかけたりするのも、同じ発想から来ているみたいね」
みゆき「もっとも、日本神話だけの特徴というわけでもなく、特定の土地や河川を神格化する事は、他国の神話でもありますよ。ガンジス川の女神ガンガーや、地域そのものが神とされたアッシリアの最初の首都アッシュルが代表例でしょう」
ひより「つまり擬人化っスか。さすが萌えの国日本!」
ゆたか「え、えーと、その場合、四国や九州は一つの身体に顔が四つだから……(がたがた)」
かがみ「そう一括するのは罰当たりでしょ田村さん。ゆたかちゃんも私の胸の谷間に顔をうずめて怖がるのをやめて」


・人前以外では――

こなた「(公式ガイド2を見て)かがみって、初期設定だと『人前では優雅に振舞う』ってのがあったんだね」
みゆき「今のかがみさんの設定には、そのような場による態度の使い分けは反映されておられないようですけど、私達では珍しく女言葉を使われるのは、その名残かもしれませんね」
こなた「呆れたり怒ったりすると男言葉になるけどねー。かがみって身体は女らしいのに性格は男っぽいし」
みゆき「かがみさんには内緒ですよ? 他にも、私や泉さんやつかささんと二人きりの時には、男言葉で荒々しく強引に振舞われたり(ぽっ)」
こなた「ちょっ! どこまでしてるの&知ってるのみゆきさーんっ!?(汗)」


・12歳+2557日

こなた「公式ガイド2でさ、小神さんの年齢の件で」

にゃもー『いえ、『あきらの王国』は時系列を意識してないのですよー』
かがみ『んー、14歳教のほうがおもしろいのに』
にゃもー『え……じゃ、じゃあそれでいいです』

こなた「なんてやり取りがあったけど、やっぱりかがみは真性のロリコンで……(がたがた)」
こなた「というのと、『幼い方が面白いだなんて、私との関係も面白半分の遊びだったんだ……』というのと、ひよりんはどっちがかがみにアピールできると思うカナ?」
ひより「……とりあえず、両方に対するかがみ先輩の反応を、事前にシミュレートしておこうと思うっスよ(はあはあ)」
こなた「(しまった藪蛇――ッ!?)」


・注文の多いアニメーション研究会

こなた「かがみとつかさって、見た目や性格は似てないはずなのに、真面目で人が良くてロマンチストな性格も、さらさらの髪や優しい眼差しも、本質的な部分がそっくりなんだよねー」
こう「カプコンの『ヴァンパイア』シリーズの、モリガンとリリスみたいですね」
こなた「そーそー。サキュバスだから性欲旺盛そうなイメージもぴったりだし、ストーリーのラストで二人が一つになるから、かがみ×つかさ的妄想もばっちり!」
こう「そこでかがみ先輩に大人っぽい色気のあるモリガンのコスプレを、つかさ先輩に幼いけど色気のあるリリスのコスプレをさせれば、二人のボディラインにフィットして――」
かがみ「偽ラブレターの件で口を滑らせただけじゃなくて、誰の妄想トークをこなたと繰り広げてるのかな八坂さーん?」
こう「はうっ!?」
つかさ「そんなにえっちな私とお姉ちゃんを見たいのなら、こなちゃんも八坂さんも我慢しないでいいんだよ?」
こう「い、いや、そのシリーズは年齢制限ないから、お二人が想像されるような事はむしろ泉先輩の責任で……(汗)」
こなた「逃げても無駄だよ八坂さん……凶ちゃんと猟ちゃんは全年齢推奨の範囲内で暴虐の限りを尽くすから……(涙)」


・ふたご百合

かがみ「大学を機に一人暮らしってのも考えた事あったんだけど、家が居心地よすぎてダメね〜」
みゆき「居心地がよいのは、おじさまもおばさまもお姉様方もそうですけど、つかささんの存在が大きいのですよね?」
かがみ「え!?(どきっ)」
つかさ「はう〜っ!?(赤面)」
みゆき「ふふっ。いつも通りの素直なご反応、お二人ともとても可愛いですよ」
かがみ「も、もうみゆきっ!」
つかさ「恥ずかしいよゆきちゃんっ!」
みゆき「(……二人暮らしなら思い切られたかもしれませんね。家事が完璧なつかささんと、その他諸々が完璧なかがみさんが支え合われて……。いえ、この際いっそ私と泉さんも入れて四人暮らしに……)」


・「歯がゆいやり取りで24ページ埋まる」

かがみ「大学を機に一人暮らしってのも考えた事あったんだけど、家が居心地よすぎてダメね〜」
みゆき「……かがみさん、都心に近い私の家に同棲して下さるという展開は、始めから考慮の外だったんですね?」
つかさ「ゆきちゃん……お姉ちゃんを好きな事は知ってるけど、越えちゃいけない一線を越えちゃダメだからね?(汗)」


・家庭教師・かがみ編

かがみ「yes」
みなみ「質問内容に対して肯定の意を表す。通常『はい』と訳されるが、否定的な疑問文に対してのyesは『いいえ』と訳す」
かがみ「have」
みなみ「所有している事を表す。漢文や中国語の『有』とほぼ同じ。通常は文意に即して『ある』『持っている』などと訳す」
かがみ「little」
みなみ「否定的な意味での『少ししかない』。肯定的な意味で『少しだがある』はa little」
かがみ「smart」
みなみ「『鋭い』『痛い』。『俊敏な』『おしゃれな』という意味もある」
かがみ「the」
みなみ「定冠詞。『ただ一つの』という意味合いを持つが、厳密には日本語には直訳できない。『冠詞+名詞』という語句の場合、文内で重要視されるのは名詞よりも冠詞であり――」
こなた「(……何でそーいう和訳しにくい代物ばかり出すカナ?)」


☆高良みゆき編


・かがゆきの翌朝

こなた「みゆきさああああんっっ!!」
みゆき「な、何ですか泉さんっ!?」
こなた「6巻のみゆきさんの一枚絵! 『どなたかとご一緒していると眠くならないんですけどね』って、やっぱりかがみとかつかさとかみなみちゃんとかは、みゆきさんと一緒だと寝かせないでえっちな事を!?」
かがみ「寝かせるわよ! 翌日に支障あるし!」
こなた「……………………それ何てエロゲ? もしくはオリジナルなビジュアルとアダルトシーン?」
みゆき「あ、あのっ、かがみさん!? 泉さんはかがみさん達が私を寝かせない時間帯の指定まではなさっていなかったのではっ!?」


・逆転母娘

(第一回・言われたら傷付く言葉大会の後――)
みゆき「という話題で話していたんですが、考えると結構難しくて……」
ゆかり「みゆきは悪口言われなさそうだもんね〜。いいコだから」
ゆかり「そうね、でも、あえて探して言うんだったら――」
ゆかり「ババくさい、とか?」
みゆき「(……お母さんこそ、『ガキっぽい』とか言われかねませんね)」


・ゆかり×つかさ?

ゆかり「一人だけ雰囲気違うけど、本当につかさちゃん達と仲いいの? とか……。友達というより保護者みたい、とか」
みゆき「も、もういいです。立ち直れなくなる前に、あのその……っ(わああ)」

みゆき「ところで母は、私のお友達の代表につかささんを挙げたのは、何か理由があっての事なのでしょうか?」
こなた「(1)一番みゆきさんが保護者みたいに見える組み合わせだったから。かがみ相手だと保護者というより奥さんだもんねー、もちろんかがみが夫で」
かがみ「やかましい。(2)おばさんはつかさと一番気が合った。のんびりした所は似てるし、おばさんは料理が苦手だから、料理が得意なつかさを特に気に入ったんじゃないの」
つかさ「ど、どちらでも照れちゃうよぉ。(3)真っ先に名前が思い付いただけで特に意味は無い。……なんじゃないかな?」


・鼎の軽重を問う

みゆき「お母さん、これ何ですか?」
ゆかり「え、ああ鍋よ〜。クロム含有量15.7%のステンレス鋼で厚さは2.6ミリ、内側の直径は52.4センチ、深さは28.9センチあるわね」
みゆき「いや、鍋の詳細を知りたいわけではなく、鍋が何のためにここにあるのか聞きたいのですけど……(汗)」


・正の方向

こなた「1年の時から今までにかがみから来たメールを見てたんだけど、友達としての歴史――かがみ曰く『私があんたの正体に気付いてきた経過の記録』――は楽しかったよ。私に遠慮がなくなってくる所が、素顔のかがみって感じで嬉しかったねっ」
みゆき「私へのかがみさんのメールは――」

 〈高良さん〉
 こんばんは、(以下略)

みゆき「……の文面は泉さんと一緒ですが――」

 〈みゆき〉
 やほー。
 この次の予定だけど、いつもの場所に1時集合だからねー。
 つかさは私が起こすけど、こなたが遅れてきたら私が待ってるから、みゆきはつかさと本屋で時間潰してていいわよ。
 それじゃ今日はおやすみ。いい夢見れるといいわね。

みゆき「この時点も、泉さんとあまり違いありませんね」
こなた「……あるよみゆきさん。この時点で私、時間守りっこないと思われてたんだね?」

 〈みゆき〉
 うーす。
 明日は10時半に現地集合だけど、こなたの奴は絶対遅れるから、10時集合って伝えておいたわ。
 たまには遅刻しないで来なさいよとは言ってるわよ? でも、その場で責めても楽しくなくなるだけだから困るのよね。
 黒井先生に手を回しておいたから、ネットゲームも早々に切り上げてくれるはずだけど、つかさ共々、まるで子供の世話を焼く親みたいな気分だわ。
 ……って変な事を考えてごめんね。でもみゆきは素敵だから、私が男だったら放っておかなかったのになぁ。
 それじゃおやすみね。いつも頼りにしてるわよ。

みゆき「やはり私にも、経過を追って素顔を見せてくれたかがみさんですが……泉さんとの対応の違いは一体……」
こなた「……もしかして、みゆきさんの方がかがみと夫婦で、私はやっぱりかがみの妹か娘?」


・塩基

みゆき「第二回・言われたら傷つくこと大会〜〜」
みゆき「『あれ? メインキャラって3人組じゃないの?』――と読者や視聴者の皆さんに言われた時ー……」
みゆき「ええ、存じています。世の中には経済効果という言葉もございますし……」
こなた「だ、大丈夫!! その回は一年生トリオが主役の回だったから、ゆーちゃんとみなみちゃんとひよりんが目立ってただけ!!」
かがみ「それは別の意味でへこむわよね……私達は高校卒業しちゃったし……」
つかさ「可哀想だよパティちゃん……アニメだとあんなに頑張ってるのに……」
こなた「わーっ!? かがみ様もつかささんもーっ!!」


・藻塩焼く

みゆき「第二回・言われたら傷つくこと大会〜〜」
みゆき「『あれ? メインキャラって2人組じゃないの?』――と読者や視聴者の皆さんに言われた時ー……」
つかさ「(お姉ちゃんとこなちゃん――)ま、まさか私も!? ダメな子扱いされやすいからってひどいよみんなっ!?」
こなた「(かがみとつかさ――)柊家メインの回がコミックでもアニメでも増えたから!? 泉家の出番を奪うとは許すまじかがみんにひーちゃんっ!!」
かがみ「……みゆき、そこは『3人組じゃないの?』でしょ。わざとでも天然でも別ベクトルで等量にヒドいわよ」


・感覚麻痺

かがみ「『とらべら〜ず』で、こなたの願いをかなえさせて元に戻すために秋葉原であれこれ買い物した時、私とつかさはお小遣いをほとんど使ってたのに、みゆきは随分と余裕だったわよね?」
みゆき「え……?」
かがみ「怯えないでよちょっと。確かにあの時『く……』とか『ブルジョワめ』とかつい思ってたけど、だからってみゆきに悪意を感じたわけじゃないし、ちょっとくらいお金持ちだってくらいで、みゆきを嫌いになんかなるわけないわよ?(ぎゅっ)」
みゆき「あ、はい(ぽっ)。実は……」
ゆかり「ああ〜。あの時は泉ちゃんが喜ぶ姿を見たくて、秋葉原まで内緒で来てて、みゆきに軍資金を渡してたのよ♪ みゆきも『それは悪いですから折半で』と言ってくれたけど無理矢理押し付けて、それでもいっぱい――ええっと、半分超えてたはずだけどどれくらいだったかしら?――戻ってきたわ〜」
かがみ「みゆき――この場合、ゆかりおばさんに悪意を感じても構わないわよね?」
みゆき「い、一応私の母ですので、かがみさんからのお仕置きだけは勘弁してやって下さいっ」


・退場

つかさ「でもお姉ちゃん、その時ひよりちゃん達は、どうして連れてこなかったの?」
かがみ「え?」
つかさ「ゆたかちゃんやみなみちゃんはともかく、ひよりちゃんやパティちゃんはこなちゃんの好みを知ってるし、買った物を共有するならお金出すのもあまり抵抗なかったんじゃないかなーって……」
かがみ「あー、そうよね。でも田村さん達は趣味が少しずれてるし、ゆたかちゃんの体調も心配だったから居残り組だったんじゃない?」
みゆき「(……言えませんっ。私の出番が減ってしまうのが嫌で、みなみさん達に小早川さんの側に付いてもらっていただなんてっ)」

……なんて事はないですよねみゆきさん?


・入れ子構造

(プルルルルル)
(がばっ)
こなた「ふぉお〜〜!? ねてた!!」

みゆき「あ、すみません。お休みでしたか」

こなた「いやー、大学受かったのが夢だったって夢みちゃってあせったー。受験やりなおしかと」

みゆき「それは困りますね〜」
みゆき「でも――私は、皆さんとまた教室で会えるなら、それでもいいかな、と、少し思ってしまいます――」

(プルルルルル)
(がばっ)
こなた「ふぉお〜〜!? ねてた!!」
つかさ『あ、ゴメンね。寝てたんだ』
こなた「まさか無限ループじゃないよね? 次に起きたらかがみ、その次はみさきち、そのまた次は峰岸さんって具合に」
つかさ『はい?』


・疲れるとこんな事になりがちです

こなた「みゆきさんってさ、相変わらず自分の足につまづいて転んだり電信柱にぶつかったりしてるわけ?」
みゆき「ええ、実は相変わらずでして……」
みゆき「壁際を歩いていて、手の甲を壁で擦ってしまったり」
みゆき「路面のアスファルトに靴底を引っ掛けてつまづいてしまったり」
みゆき「階段を上ろうとしたら、足が段に届いていなくてつんのめってしまったり」
みゆき「階段の最上段で脚を引っ掛けて、倒れた際に家具の出っ張りで胸元を強く打ってしまったり」
こなた「みゆきさん……集中してないとホントに運動能力激減するんだ。しかも最後のケースは家具が羨ましいし」


・規制対象外

(大型書店――)
かがみ「こんちは、みゆきー」
みゆき「あ、こんにちはかがみさん」
かがみ「ちょっとジャンル不問で本を買いにね。みゆきの大きな包みは?」
みゆき「ええっと、医学書を少々……」
かがみ「入学前から専門書を買うなんてねー。私も法律関係で何か買おうかしら?」
みゆき「(い、言えませんっ。これが解剖学の本で、局部の絵や写真が目当てだなんてっ)」

こなた『――なんて事はないカナ?』
ひより「ないっスよ。ていうか春休みにわざわざ電話して、言いたい事は親友をネタにした妄想ですか泉先輩……」


・かがゆき密会疑惑

こなた「そういえば、1巻でみゆきさんから『あまり家事は得意ではないんですよ』と聞いたら、かがみが『みゆきは他が出来過ぎて感覚違うから、この子の不得意を文字通りとらえちゃ駄目よ』って言ってたよね」
みゆき「し、しかし、かがみさんはご自分が不得手なために、つかささんや泉さんには到底及ばない私に高い評価を下さったのではないかとっ(赤面)」
かがみ「って、こなたとお父さんが揃ってあの手の趣味なのにお母さんが何も言わないのかと疑問になって、そこで私がおばさんが死んじゃってると初めて耳にしてしんみりしたら(ちなみに、つかさは反応からすると知ってたと思しかったわね)、『だから家事はかがみより全然できる』と雰囲気ぶち壊しにしたその後だよな?」
こなた「でも何でかがみは、みゆきさんの家事の腕前を、みゆきさんちに行った事がないはずの時点で詳しく知ってたのさ!? 既に柊家で家事をしてもらうほど親しい関係だったとか!? それとも私には内緒で一人だけみゆきさんちに行った事があったとか!?」
かがみ「こ、こなたこそ、おばさんの事をつかさに『かがみには下手に同情されたくない』とかいう理由で箝口令を敷いてたわけじゃないでしょうね!?」
みゆき「……ま、まあ、『コイツ、料理も結構出来るわよ』とは言われていますけど、料理以外は腕前を断言されてはいませんので、恐らく普段の言葉の端々から推測されたものと思われますが……(汗)」


・松の内

(1月初め――)
みゆき「(昨今は元日から開いているお店が多いですけど、小さなお店は三箇日お休みの所が多いですよね……)」
みゆき「(例えばそこのお店とか……)」

「1月14日より営業です」

みゆき「(……山奥で修行でしょうか?)」


・割り増し

こなた「みゆきさんは、やっぱすごいなぁ〜」
みゆき「え?」
こなた「英語とかぺらぺらでさっ」
みゆき「い、いえ、それほどでも……」
パティ「イマのミユキ、ハナしテタノ、EnglishでハナくSpanishですネ」
みゆき「英会話学校に通ってはいましたがなかなか身に着かず、母が途中で飽きたスペイン語会話を続けましたら、これがみるみるうちに上達しまして……」
こなた「…………」

みなみ「……という展開ではないから、多分」
ゆたか「……でも確かに、パティちゃんと高良先輩は『…………』とか『ペラペラ』とかしか言ってなかったよね」


・話し言葉と書き言葉

こなた「みゆきさんは、やっぱすごいなぁ〜」
みゆき「え?」
こなた「英語とかぺらぺらでさっ」
みゆき「い、いえ、それほどでも……」
こなた「……と、ここで本編から離れた余談だけど、英会話学校まで通って会話が完璧なみゆきさんの親友なのに、堂々と得意教科に『英語』って言えるかがみって、どこまで英語が上手なのさ。『文法ならともかく会話はそれほど得意ではない』ってこないだ言ってたのは過小評価だったの?」
みゆき「ま、まあ、会話の技術と文章力はまた別途の問題ですから……」


・売れ行き

(とらのあな某店――)
みゆき「(あ、私達のfigmaですね)」
みゆき「(ですけど、泉さんとかがみさんのは既に売り切れていて、私とつかささんのはまだ売れ残っているようです……しかもお値段が少し割り引かれて)」
みゆき「(やはり私は商業的に…………?)」

みゆき「そのfigmaなのですけど、私がつかささんより1つだけ多く売れていまして……」
つかさ「うんうん。やっぱりゆきちゃんも人気あるのに、あまり悩んでるとお姉ちゃん達やにゃもーさんが心配しちゃうよ?」
こなた「……つかさがよく売れたから追加の在庫を出したとか、元からつかさをたくさん店頭に並べてたとかいう可能性はないのカナ?」
かがみ「……黙ってましょ。でもみゆき、何が目的でとらのあなに行ったんだか」


・いただきます

かがみ「(プロフィールを見て)みゆきは生魚――魚の刺身とかマリネとかカルパッチョとかが苦手なのね」
みゆき「え、ええ。母は嫌いではないので『切ればいいだけよねー』とか言って作ってしまうのですけど、その度に我慢して食べるか、湯通しとかで火を通したりしています」
かがみ「つかさがピーマン嫌いだとか、日下部が野菜嫌いだとか、ゆたかちゃんが牛乳嫌いだとか、そういう覚えやすいのとは違うから、みゆきと一緒に食事する時には気を付けるわね」
こなた「で、生魚が嫌いという事は当然マグロも」
みゆき「パトリシアさんがOVAで言われたのと同じ意味でしたら、簀巻きにして多摩川にお流ししますからね?」


・大人の魅力で

こなた「髪の量が多いのが印象的だからつい忘れてたけど、かがみだけじゃなくて、みゆきさんも髪形を変えたんだよね? しかもこっちは既に定着中で」
みゆき「ええ。色々な時に、長い髪をそのままですと不自由しますから」
こなた「(……『具体的には泉さんやかがみさんやつかささんやみなみさんを(ピー)』なんて事はないよネ?)」

ありません(はず)。医大生の実習には、髪をまとめた方が都合がよさそうですし。


・NaCl

こなた「みゆきさんってさ、ホントに活字が好きだよね」
みゆき「ええ。お恥ずかしながら――」

(みゆきが子供の頃――)
みゆき「(じーっ)」
ゆかり「あら? 何を見てるのみゆき?」
(――食卓塩の成分表示)
みゆき「(じーっ)」
ゆかり「……食事中くらい、少しは活字から離れられないかしら?(汗)」

みゆき「――という事があったそうでして」
かがみ「分かるわねーソレ。旅行先で活字に飢えると時刻表や電話帳に噛り付いたりして」
みなみ「私も常に本を持ち歩いて、みゆきさんやかがみ先輩と同じく……」
こなた「活字が苦手な私には、少しも分からないヨその気持ち……(汗)」


・入る方向間違い

ゆかり「髪をまとめて大人っぽく見えると嫌になって、コンタクトやレーシックが怖くて子供っぽいと言われると上機嫌なんて、みゆきも可愛い所があったのよね〜」
みゆき「おかーさんっ!!」
ゆかり「ここはやっぱり形から、アニメでつかさちゃんが身体測定の日に身に着けていたようなキャラクターの下着を」
みゆき「着けませんっ! あ、いや、普通のは着けますけどっ!?」


・バックアタック

(田舎の駅)
(ホームが1つ、線路も1本だけ――)
みゆき「(線路の先を見て)次の列車はまだですね……時刻表でも当分来ないようですし……」
ゆかり「やっぱり田舎だと、すぐに乗れるってわけにはいかないわよね〜」
(みゆきが見ている反対側から列車が迫る――!)
みゆき「ひぁあっ!?(動転)」
ゆかり「ああ〜。単線だとどちらからも列車が来るから、慣れてないとみゆきみたいな事もあるわね〜」


・某白猫のように

かがみ「みゆきって、ホントに知識が豊かで羨ましいわ」
みゆき「ふふ、有難うございます」
ゆかり「珍しいわね〜、みゆきが謙遜しないで受け止めるなんて。やっぱりかがみちゃんとは、お友達でも一番話が合うみたいね。しっかりしてて、凛々しくて、つかさちゃんがみゆきの娘なら、かがみちゃんはみゆきの旦那様みたいだわ」
かがみ「い、いえそんな事はっ!? 私とみゆきは女同士ですしっ!」
ゆかり「(くすくす)でもね〜」
ゆかり「図書館で本を読み耽っているうちに時間を忘れて、日が落ちてから慌てて帰ってきたり――今でもそうだけど(ぷふっ)」
みゆき「あ、あの、かがみさんの前で何を言うんですかお母さん?」
ゆかり「私が気分悪いのに、本を読み耽りながら『御飯まだですか?』と言ったり」
かがみ「(バスを乗り過ごした時や待合室で一人だけになった時と一緒で、集中すると周りが見えないのね、みゆきったら)」
ゆかり「深夜に起こして、『夕日はなぜ赤いの?』と質問した事もあったかしら」
みゆき「あああ、色々とすみませんお母さんっ!」
かがみ「(……好奇心旺盛なのはみゆきらしいけど、最後の話の質問、ゆかりさんは自分で答えたのかな?)」

みゆき「……なお、本気で恥ずかしながら、夕日が赤いのは――」
(1)光は波の長さが短いほど、空中で散らばりやすい。
(2)夕方の太陽の光は、ほぼ真横から地球の大気に入って、その分長く空中を通っている間に、波の長さが短い光は大半が散らばってしまい、波の長さが一番長い赤の光が一番多く届く。
みゆき「――からです」
かがみ「ありがと。子供の疑問にすぐ答えられるから、やっぱりみゆきはいいお母さんになるわね」
みゆき「か、かがみさんっ!? 私とかがみさんは女同士ですからっ!!」
かがみ「……いや、そもそもお母さんの話であって奥さんの話じゃないんだけど、ココだと近頃やけに妄想が逞しくないかみゆき?(汗)」


・二者択一

(レストラン)
みゆき「では、ランチセットで」
ウェイター「ピラフは、トマトピラフとイカ墨ピラフのどちらにいたしますか?」
みゆき「トマトでお願いしますね」

(伝票――)
『ピラフ:あか』
みゆき「確かにそーですけど……イカ墨ピラフはこの場合『くろ』なのでしょうか……」


・裾が無防備

(バス車内――)
みゆき「(ふぅ……近頃は寒い日が続いてコートが手放せません……)」
みゆき「(では、そこの右側の席に座りましょうか)」
(背もたれの斜め上に突き出た手すりに、コートのボタンのすぐ下、左側が引っ掛かる)
(気付かずに座ろうとして引きずられ、ボタンの糸に下の生地から横方向の強い力が掛かり――)
(ぶちっ!)
みゆき「ひゃっ!」
こなた「(ぱしっ)よっと。災難だったねみゆきさーん」
みゆき「あ、有難うございます泉さん……」
こなた「私は針と糸を持ってないけど、つかさか峰岸さんならソーイングセットを持ってそうだから、学校着いたら聞いてみよ?」
みゆき「え、ええ」
こなた「でも……み、みゆきさん、ひょっとして胸が大き過ぎて、コートのボタンがはちきれて跳んだとか?」
みゆき「そうではありませんっ!(赤面)あまりそーいう事ばかり言われてますと、かがみさんにセクハラだとお叱り受けますよっ!」


・姉妹と従姉妹と幼馴染

みゆき「みなみさんが『お姉ちゃん』と呼んで下さったので、私も泉さんと小早川さんを見習って『みーちゃん』と呼んでみたのですけど、みなみさんは機嫌を損ねてしまわれたようです(くすん)」

(数日後――)
みゆき「お、おーす。寝癖ヒドいぞ、みなみー?」
みなみ「(こ、今度はかがみ先輩とつかさ先輩!?)ええ、えっと、お早うお姉ちゃーん♪(むにっ)」
みゆき「あ、朝から胸にじゃれ付かないでみなみっ!?」
かがみ「……私達はみゆき達にああ見られてるんだ。つかさ共々人前では抑えないと……」

そして帰ったら、「ゆきちゃんやみなみちゃんとずるーい」とつかさに襲われる予定(笑)。


・家庭教師・みゆき編

みゆき「俳句」
ゆたか「haiku」
みゆき「柔道」
ゆたか「judo」
みゆき「将軍」
ゆたか「陸軍将官はgeneral。征夷大将軍はshogun、あるいはtycoon。tycoonは転用して財界の大立者という意味でも使われる」
みゆき「柿」
ゆたか「kaki」
みゆき「椎茸」
ゆたか「shiitake」
みゆき「アニメ」
ゆたか「絵や人形を動いているように写した映像作品はanimation。日本的なanimationはanime」
つかさ「(……か、簡単なのか高度なのか……(汗))」


・連載ラインナップ外

(プルルルルル)
みゆき「あら? 泉さんから?」

みゆき「はい、どうなされました?」
こなた『あ、みゆきさん? 突然だけど、体調とかは大丈夫?』

みゆき『へ? 大丈夫ですけど何でしょう? ほんとに急ですね』
こなた「いや今、TVで、日本で口蹄疫の感染がーって言ってたからさ」

こなた「病気が病気なだけに、みゆきさんが心配だなーって」
みゆき『あれ? もしかして、今、…………まさかとは思いますが、7巻で豚インフルエンザの時にかがみさんにお電話されて、かがみさんから『太ってるって言いたいのか』と怒られた時と、ほぼ同じ状況という事はありませんよね? 好きで胸が大きくなったわけではないんですから』
こなた「ごめんなさい出来心です。ですからかがみと二人掛かりでお仕置きは勘弁して下さい(泣)」


・人獣共通感染症

(続き)
みゆき「まったくもう。小さな子じゃあるまいし、私かかがみさんかつかささんでなければ、こんな事をされたらもっと怒りますっ」
こなた「ごめんなさい。……でもつまり、鳥インフルエンザが起こればみなみちゃんに、狂犬病が起こればつかさに電話すればいいんだね」
みゆき「『つまり』じゃありませんっ! それに鳥インフルエンザはともかく、狂犬病は人間も致死率がほぼ100%ですので、冗談で済ませられるような事態ではありませんし、そのような事をなさっていると、私もエキノコックス症絡みで泉さんにお電話しますよ?」


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『らき☆すた』:(C)美水かがみ/角川書店/らっきー☆ぱらだいす