☆ 二次創作なテキストとイマジネーション ☆


 目次 (1) (2) (3) (4) (5)


☆泉こなた編


・禁じられた遊び

こなた「さーて、次はこの名前を……」
ゆい「んー、何してるの?」
こなた「ネット上からエロゲーの紹介記事をコピペしてさ、主人公や女の子の名前を変換して遊んでるんだけど」
ゆい「きよたかさんやゆたかを使ったら殺スよ? 完全犯罪なら検挙もされないしネ?(たはー)」
こなた「(……め、目がマヂなんですけどゆい姉さーんっっ!!)」


・死亡遊戯

こなた「さーて、ここはどっちのキャラが……」
かがみ「あら、何してるの?」
こなた「私達の二次創作小説をコピペしてさ、手頃なギャルゲーのキャラ名に変換して遊んでるんだけど」
かがみ「そーいう類の事はするなと、こないだ成実さんに言われてなかったか?」
こなた「ま、まだかがみは主人公にしか変換してないってば! ヒロインは主につかさとみゆきさんで――」
(げしげしげしげしげし)


・柊も(略)

こなた「ギャルゲーやエロゲーの登場人物ってさ、実在しないような名前が多いよね。少なくとも、佐藤さんとか鈴木さんとか田中さんとかいうヒロインは見た覚えないよ?」
かがみ「いきなり何を言い出すんだアンタ」
つかさ「え、え〜っと、実在する人と同じような名前にならないようにするため?」
こなた「そんなトコかな杏ちゃんと椋ちゃん、じゃなくて弓○と小○、じゃなくてかがみとつかさ」
かがみ「それはデザインが似ているだけで、名前は一致してないでしょーがっ!!(怒)」


・胸も(略)

こなた「あーあ、大学行くといっつも私服でめんどくさいんだよねー。6巻で『いいなぁ私服』とか言ってたかがみには分からない悩みなんだろうけど」
かがみ「さすがに大学でセーラー服で通す度胸はないみたいね……あったらあったで困るけどさ」
つかさ「それだったらこなちゃん、私が昔着ていた服がウチにあるんだけど……」
かがみ「あー、そりゃいいわね。お父さんやお母さんや姉さん達も喜ぶわよきっと?」
こなた「つかさのお下がり着せられたら、もう完璧に柊家の五女だよーっ!(汗)」


・リアル不適

こなた「かがみ、世の中にはロールプレイとゆー言葉があってだねぇ――」
かがみ「そーいう演技ができるなら、私や黒井先生にも演技しようという気はないの?」
ななこ「せやな。親父さんと賭けるだけでテストの点が上がるんやから、柊や高良に匹敵する優等生にもなれたんと違うか?」
こなた「わ、私……かがみ達や先生が大好きだから、その前でだけは本当の自分をさらけ出したくて……っ。好きな人相手に嘘なんかつき続けたくないよぉっ」
かがみ「……本当の気持ちなら有難いんだけど、こなたの事だから私や先生がうろたえるのを期待してそうな感じがするのよね」
ななこ「……寒すぎるわそのギャグ。ウチの大学時代の友達が東京近辺におるで、そいつらに鍛えてもろたらどや?」
こなた「未だに(非性的な意味で)狼少女ですか私はー!?(汗)」


・寝物語

こなた「かがみ、世の中にはロールプレイとゆー言葉があってだねぇ――」
かがみ「ああ、夜なんか私やつかさ相手に、色々ロールプレイしてるものね」
こなた「だ、だって、かがみもつかさも反応激しいから……(ぽっ)」
ななこ「泉、柊、ちぃと生徒指導室まで来ぇへんか?」


・逆棘

(第一回・言われたら傷付く言葉大会)
こなた「例えば私なら、皆に『キモいから近寄らないで』とか言われたらショック!! みたいな」
かがみ「妙にリアルで笑えんわっ」
かがみ「……でもこなた、私達がこなたを気持ち悪いなんて言うわけないじゃない」
みゆき「ですね。もう少し現実味がありそうな発言ですと……」
こなた「かがみが『私のつかさを穢さないでこの変態』とか、つかさが『いつも訳の分からない事ばかり言わないでよぉ』とか、みゆきさんが『そのような自堕落な生き方を捨てて真人間になられるおつもりはないのですか?』とか……」
つかさ「こ、こなちゃんっ。何か空気が沈んでるよっ!?」


・母親系

こなた「第31回(テキトウ)なりきり大会、みゆきさんのかがみは喧嘩売られてるみたいだったし、かがみのみゆきさんはバカにされてるみたいだったし……」
かがみ「前も(みゆきとお互いに真似までして)言ったけど、こなたの日頃の行いが悪いのよ」
みゆき「あの時には(かがみさんとお互いの真似をして)申し上げました通り、泉さんの疑心暗鬼がなせる業でしたのではないでしょうか?」
こなた「……それだと前ほど傷付かないんだよねー。むしろ癒されるってゆーか」
つかさ「つまりこなちゃんは、ゆきちゃんには優しく、お姉ちゃんには気兼ねなくお付き合いしてほしいんだね♪」
こなた「そ、そんなわけっ!? 私はオタクだしかがみにもみゆきさんにもロクな事言わないしっ!?」
みゆき「……やはり泉さん、ツンデレなのでしょうか。かがみさんのロリコン疑惑と同じく」
かがみ「……みゆき、『言われたら傷付く言葉大会』まだ続いてたわけ?(汗)」


・妹系もしくは貴方の嫁

こなた「第32回(ちょっと適当)なりきり大会ー!!」
かがみ「またかよ……。『言われたら傷付く言葉大会』は『おまけ』でちょびっとあったからって……」
みゆき「ま、まあよろしいではありませんか。前回は実質、私とかがみさんがお互いを真似しただけで終わってしまったのですから」
こなた「ではまず私がつかさ〜♪」
こなた「『え、ええっ!? そんないきなり振られても困るよぉ。あぁ〜ん、お姉ちゃ〜んっ!』」
かがみ「こ、こらっ! どさくさに紛れて変なとこ触んなっ!」
つかさ「こなちゃん……私ってそういうイメージなんだ……(汗)」
こなた「というわけで、次はつかさが私をやってみて」
つかさ「え、えーと……『かがみーん♪』(がばっ)」
かがみ「ちょっ! アンタもかつかさっ!?」
つかさ「『可愛いよかがみ〜。やっぱり私はかがみの胸の中が一番だよ〜』」
かがみ「んあっ、あんっ、やめぇっ!」
こなた「みゆきさん……つかさにとって、私はかがみにえっちな事ばかりしてたんだネ?」
みゆき「原作ではそこまで極端ではなかったはずですが、そのような場面は印象に残りやすいですし、アニメ、ゲーム、アンソロジー集、その他の二次創作が圧倒的に支持しておられますから……」


・二度ネタ

こなた「はぅぅ。卒業式の日にかがみに仕掛けたラヴレター、空振りに終わるだけじゃなくて、あちこちの二次創作でも、筆跡で私のだとバレるわ、それでも本気に取られてかがみと愛の欲望番外地へ突入するわと散々だったよ……」
かがみ「こなたは前科あるでしょうが。ほら、同じ6巻の後の方で、エイプリルフールに下駄箱に仕込んだりまでして。あの時は大勢――峰岸に田村さんに天原先生――引っ掛けられて、四人で首謀者を炙り出そうとしばらく気勢を上げたままだったわ」
こなた「あ、あれは『似たような境遇の方々』で、私が嘘を仕掛けたわけじゃないって。峰岸さんはみさきちが、ひよりんは八坂さんかパティが、天原先生は桜庭先生が仕掛けたんじゃないかな?」


・愛しのご飯

こなた「むふー、今日のかがみ弁当はまた一段とアレですね」
かがみ「(うるさいなっ)きょ、今日は時間がなかったのよ」
こなた「かがみにカレシができたら、アレやりそうだよね。お弁当食べて卒倒するの。キラー弁当ってやつ」
かがみ「(つつくな)現実にそんなヤツいないっつの。――っていうか、あんたの話聞いてるといつも思うんだけど」
かがみ「そういうキャラクターって、何で味見とかしないの? 私なら好きな人に出すなら特に、おいしくできたか確認するけどな」
こなた「はっはっは、萌えに求めるのは理想であって現実ではないのだよかがみん」
つかさ「つまりこなちゃんは、お姉ちゃんに『おいしいお弁当を作ってね』ってアピールしたいんだ?」
かがみ「いっ、いきなり何言い出すのよつかさっ!? い、いや、背景になっちゃうのは可哀想だから積極的に発言してくれるのは嬉しいけどっ!?」
つかさ「だってそうでしょ? 理想の『萌え』なお姉ちゃんはおいしくないお弁当を作ってよくても、現実にはちゃんとおいしいお弁当がほしいっていうのは?」
こなた「その発想の飛躍はどーかと思うけど――かがみを嫁にしてくれるつかさぐっじょーぶ!」


・少しだけ違う今日

こなた「むふー、今日のかがみ弁当はまた一段とアレですね」
かがみ「(うるさいなっ)きょ、今日は時間がなかったのよ」

(翌日)
こなた「おお〜っ、つかさ弁当! 一日おきにこんなお弁当を食べられるかがみが羨ましいよっ!」
つかさ「…………ううっ」
こなた「へ?」
かがみ「……今日のつかさは盛大に朝寝坊して、時間がないのに大急ぎでお弁当を作ってくれたのに、こなた、見て気付かなかった?」
こなた「え? ええ?」
みゆき「確かに几帳面なつかささんにしては、野菜炒めの野菜は大きさが統一されていませんし、魚が単なる焼き魚というのも珍しいですよね。あと全般的に、普段の彩りへの配慮が不足気味のようにも窺えます」
つかさ「お姉ちゃんのお弁当はあんなに気にしてるのに私のお弁当は気にしないなんて、こなちゃんの馬鹿ーっ!!」
かがみ「ちょ、ちょっとつかさ!? ごめんみゆきっ、とりあえずお弁当箱に蓋しておいてっ!」
(どたどたどた……)
こなた「……みゆきさん……私何か悪い事した?」
みゆき「ええ。たっぷりと」


・新カップリング

こなた「てなわけで、略語の話をつかさやかがみとしてたんだけどさー」
ひより「(また高良先輩は背景っスか……)まあ実際、情報量が少ないと妄想で補完したくなりますよねー」
こなた「妄想?」
ひより「例えばmmならみゆき×みなみ、kkならこなた×かがみ、またはかがみ×こなたとか」
こなた「いっその事、みき×まつりとか、こう×きよたかとか、ありえないカップリングで楽しむのも一興かと」
ひより「……後者を成実さんに聞かれたら、様々な意味でお仕置きを受けそうっスね」


・相手役

かがみ「また、えらくストレートに好きそうなの読んでるわね」
こなた「らっしゃー。いやー、最近はオタクが主役のモノが増えたよねー」
つかさ「お邪魔しまーす」
かがみ「そーなのか? よく知らないけど」
こなた「こーゆーのって、オタクに完全一般人の親友がいたりするけど、リアルだとそんなのそうそうないよね」
かがみ「…………」
こなた「ねぇ?」
かがみ「いや……今あんたにどんな反応すべきか思案中なんだが……捕らえ方多すぎて」
つかさ「こなちゃん。こーいう時は、こなちゃんに染められちゃったお姉ちゃんじゃなくて、私に聞く所なんじゃないかなぁ?」
こなた「(1)ホントに一般人だとリアクション返してくれないから寂しい。(2)話題振ったのはかがみだから、そこでつかさに返すのは違和感ある。(3)かがみの反応が可愛い。――って所かな?」
かがみ「決めた。今後こーいう話題で反応返してやらない(ぷいっ)」
こなた「あぁ〜んっ! 見捨てないでかがみ様〜っ!」


・それは別の意味

こなた「ちょーど今クリアして、手、空いたとこー」
ゆい「また、こなたはいろんな意味で精がでとるねぇ……」
こなた「……知ってたんだ姉さん。私が両性具有で、きー兄さんと同じ機能を持ってた事を」
ゆい「『精が出る』というのはそーいう意味じゃないんだけど……それに私はこなたと海にも行ったし、アニメ版だと旅館の浴場に一緒に入ってたよね?」


・その時しかなかった僕等

こなた「いやー、例えば、気付いたら、遊んでた頃は年上だったゲーキャラと同い年になって不思議な感じしたり」
こなた「前から憧れてたキャラより年上になって複雑な気分になったり」
こなた「キャラは漫画の中でいろいろ成長とか活躍してるのに、リアルの私は何やってんだろなーとか思ったり……」
ゆい「でもさー、成長や活躍してるキャラは滅多にいないんじゃない? 続編が出たりするようなゲームならまだしも、ほとんどのキャラはそのまま、ユーザーに忘れられて消え去ってただけだと思うよー?」
こなた「そーいうのは記憶に残らないからいいんですっ。たまには諸般の事情で続編が出なくてもカルト的な人気を博したゲームだってありますけど、今も語られてるようなゲームの大半は、続編やスピンアウト作品が多数出たようなモノだけなんですからっ」
ゆい「……元がゲームじゃなくて漫画だけど、『らき☆すた』も長い息で楽しまれる作品になってほしいよねぇ(たはー)」


・彼女の成長

こなた「いやー、例えば、気付いたら、遊んでた頃は年上だったゲーキャラと同い年になって不思議な感じしたり」
こなた「前から憧れてたキャラより年上になって複雑な気分になったり」
こなた「キャラは漫画の中でいろいろ成長とか活躍してるのに、リアルの私は何やってんだろなーとか思ったり……」
ゆい「でもこなたも、かがみちゃんとかつかさちゃんとかと仲良くなって、精神的には成長したんじゃないかなー。1巻の頃の表情乏しいこなたとは違って、近頃は特にかがみちゃんと遠慮のない関係になってるじゃなーい?」
こなた「ゆ、ゆい姉さんもかが×こな派ですかっ!?(驚愕)」


・こちらの私

(6巻アニメイト限定版冊子、こなたの項目)
 TRPGで使っていた時の、正義感があり活発だった性格も、今となっては懐かしいです。

こなた「……つまり今の私は、正義感なくて不活発だと?」
かがみ「映画館の入場料を子供料金でごまかそうとして、外出はほぼアニメショップ・同人ショップ限定の奴が、どの口拭ってそーいう事言うかな?」
こなた「いや……一応コミケには徹夜もダミーサークルもやんないし、コスプレ喫茶で積極的にバイトもしてるんだけど……」


・ダメな余韻

(お昼のお弁当――)
こなた「雌豚とはまた凝った……」
みゆき「あ、ああっ、昨夜の残りでしてっ――」
つかさ「ゆ、ゆきちゃんっ、昨夜ってまさかおばさんとっ!? それともお姉ちゃんに電話で言葉責め!?」
かがみ「『酢豚』に余計な一文字付けるなこなた。悪乗りするなみゆき。そして疑いもなく信じ込むなつかさ」


・本能

こなた「でも、ソーメンに入ってるみかんは好きー」
つかさ「あ、私もー」
かがみ「あれは取り合いになるわよねー。ウチだと特に」
こなた「……かがみんちでみかんを取り合いになるって、どんな感じなんだろ。きっとまつりさんが独り占めしようとするのをかがみが怒って、かがみがつかさの分を確保してあげて、その間にいのりさんがちゃっかり取ってるんだろーな。もちろんみきさんはソーメン出す前に自分で一つつまむとか」
かがみ「お父さんが」
こなた「微妙なところで大人気ないよただおさんっ!? やっぱりつかさ似のお父さんだからー!?」

みゆき「……なんて事はないはずです。多分」


・いくつになっても

こなた「何よりうかつに年齢上げると、モノによってはファンからの反響がすごいコトになるしね」
かがみ「……それって『○○カ○な○は』だよな? 田村さんから話を聞いただけなんだけど」
こなた「『15を過ぎたら…』なんてタイトルでも言ってたしネ。でも私達の場合――」

(20歳のこなたとかがみ――)

(30歳のこなたとかがみ――)

(40歳のこなたとかがみ――)

(50歳のこなたとかがみ――)

こなた「……お互いに若作りなお母さんと生き写しだから、想像付く上に肉体的にはあまり変わりないよ。いっそお母さんが生きてたら、かなた×みきとか妄想して楽しめたのに」
かがみ「……おばさんとお母さんで何考えてるんだあんた。ていうか、自分そっくりのお母さんでよくそこまで妄想できるな?」


・ぱわーあっぷ

ゆたか「こんにちはーっ」
かがみ「やほー」
ゆたか「あのー、お姉ちゃんいますか? お弁当届けに……」
かがみ「何かお弁当忘れたとかで、購買いってるわよ」
こなた「お、ゆーちゃん達やほーっ。ただいまーっと、今日は寒いから肉まん買ってきたよー」
こなた「ほら、かがみ、おっぱいおっぱい」
かがみ「……そこで何故自分じゃなくて私の胸にあてがうのか、ゆたかちゃんには悪いけど、教室の片隅で身体に聞かせてもらうわよ」


・ダークスター・1

(第31回(テキトウ)なりきり大会)
みゆき「こ、こなたー、ちょっと消しゴム取ってくんない?」
こなた「(みゆきさんにタメ口きかれると……何か喧嘩を売られてるように感じる――!! 口調は確かにかがみそのままなのにっ)」
みゆき「喧嘩を売るというのは、『泉さんは自堕落で怠け者で、運動能力が高いのに有意義に使う意思もないようですから、普段から努力している私のために労力を費やすのもまあ当然ですよね?』というのを指すんですよ?」
こなた「そ、そんないつぞやのホームルームみたいな張り付いた笑顔をしないでもっ! ていうか心を読めるんですかいつの間にー!?」
かがみ「手加減ないわねみゆき……まあ、たまにはこなたにいい薬でしょうけど」


・ダークスター・2

(第31回(テキトウ)なりきり大会)
かがみ「い、泉さんは、発想がユニークなのでとても楽しいのですが、急に振られたりすると緊張して、うまく話せなくなってしまいますね」
こなた「うわぁー、かがみに敬語使われると、すっごいバカにされてる気がする。人を見下してるヨ」
かがみ「人を見下してるってのは、内心で『こなたはつかさやみゆきの友達だから付き合ってやってるけど、こんな下らない発想ばかりでつまらない奴よね。だからこんな馬鹿げた演技をやらされると、ムカ付いてしょうがない気分にさせられるのよ』って思ってるのを言うのよ――ってこなた?」
こなた「とても演技に聞こえないよかがみ……! つかさと絶交しろと言われてもネトゲやめろと言われてもエロゲー捨てろと言われてもかがみの奴隷になれと言われてもいいから、私を蔑まないでよお願いだからっ!」
つかさ「お、お姉ちゃんやり過ぎっ! 涙流して震えてるよこなちゃんっ!」


・すにーく

(小さなこなたとかがみ、ゆたかのカバンの中――)
かがみ「こなたっ」
こなた「(びくっ)」
かがみ「それ以上上はダメ!」
こなた「ほ、ほら、このメンツだったら、視線はみんな萌え要素満載のみゆきさんに釘付けだから…………」
かがみ「みんながみんな、あんたみたいな思考じゃないでしょうが……」
かがみ「それにこなたがよく言うニーズってやつ、それにゆたかちゃんが当てはまる人はどうなのよ?」
こなた「確かにねぇ……。カバン持ってるのがかがみんだったら、安心して顔を出せたのに……」
かがみ「それ、ものすっごく失礼なこと言ってないか……?」
こなた「(また誤解された? かがみに視線が釘付けな人には、私なんか目に入らないと言おうと思ったのに……。でもそんなの私らしくないし恥ずかしいからこのまま流しちゃえ)」

ひより「――って、内心では思っていたに違いないっス! 泉先輩のツンデレ最高っっ!!」
こなた「じゃなくてー! かがみは私が顔を出しても目立たないようにカバンへ入れてくれたはずだと言いたいだけ!(汗)」


・そして泉家にて

そうじろう「ほほう、こなたやかがみちゃんやつかさちゃんやみゆきちゃんが小さくなっていたのか……何でそんな重要な事をお父さんに言ってくれなかったんだこなたーっ!?」
ゆたか「お、伯父さんが暴走するのが怖いからってお姉ちゃんが……」
こなた「お父さんの事だから、ヒゲが痛いのに頬擦りしたり、フィギュアの服を無理矢理着せたり、型取りして私のフィギュアを作ったりするに決まってたんだから。それに私だけならともかく、かがみやつかさやみゆきさんにやってたら立派な犯罪者だったよ?」
そうじろう「(はっ)……心配かけてすまなかったな、ゆーちゃん」
こなた「そこまで心底残念ですかお父さんー!? ダメな大人にも程がありますよ貴方ってば!!」

(がちゃっ)
かがみ・つかさ「お邪魔してます、おじさん」
そうじろう「ああ、いらっしゃい…………はぁっ、ゆーちゃんの友達に送ってもらった写真だけじゃなくて生身でも見たかったなぁ」
かがみ「そこまで残念ですかおじさん……さっきの会話丸聞こえでしたし、こなたに買ってやったあれこれの代金を頂いてますから言い辛いですけど」
そうじろう「それでも言う辺りは厳しいなかがみちゃん……俺の妹のゆきみたいだよその反応(涙)」
つかさ「ところでさ、こなちゃんの願い事は、『こなちゃんの誘いに、お姉ちゃんが友好的にオーケーを出してくれる事』だったんだよね?」
ゆたか「そ、そうだったんですか……。だからお姉ちゃんに『何で元に戻れたの?』って聞いても、『私とかがみの愛のなせる業だよ』なんて言ってたんだ……」
つかさ「ふーん。こなちゃんっていつもはお姉ちゃんに意地悪言ったりするのに、そんな積極的にお姉ちゃんとお付き合いしたかったんだー?」
こなた「そ、それはっ、ひよりんやパティみたいなディープなオタク以外に趣味を理解してくれる人が嬉しくてっ、だ、だから、かがみにも、私の趣味にもっと付き合ってほしくてっ!」
そうじろう「はは、こなたも立派なツンデレだな。娘の萌え要素を開発してくれて嬉しいよ、かがみちゃん。つかさちゃんもゆーちゃんも他のみんなも有難うな」
つかさ「ですよね、やっぱり? 私とこなちゃんは気が合うから、こんな所も似てるんですよー」
こなた「だからつかさもお父さんと会話がすれ違ってるしー!(汗)」
ゆたか「いいなーかがみ先輩とお姉ちゃん。私だっていつかみなみちゃんとっ」
かがみ「無邪気さの勝利ねつかさ……あとゆたかちゃん、私とこなたの何をみなみちゃんに実践する気なのよ……」


・路上戦士其之四

こなた「ストIVを勝手に応援してたら、当分の間カプコンに出入り禁止されちゃったよ……」
かがみ「(コンプ2008年12月号を見て)八坂さんも少し悪かったけど、こなたは輪をかけてヒドいじゃない。アニメで勝手に妄想するわ、今やったら偏見だと言うわ」
こなた「しかも小野プロデューサーはお父さんにシンパシー感じてるから、私よりも先にお父さんがシリーズで使用可能になるかもしれないし」
かがみ「……いや、それはないでしょ。おじさんは運動能力未知数だけど」


・こなたんくえすと2〜かがみんくえすと〜

(アニメイト某店、カードコーナー)
〈サーチ行為禁止〉
こなた「……って、ハッキリ表示されててね」
つかさ「し、仕方ないよこなちゃん。こなちゃんだって、いいのだけ先に取られちゃうとヤだって言ってたでしょ?」
こなた「それもあるけどさ、私がかがみのあちこちをサーチするのも禁止だなんて……(わきわき)」
つかさ「こなちゃん……お姉ちゃんのいけない所をサーチしたら、こなちゃんの同じ所を私と上のお姉ちゃん達がサーチするからね?」


・枠についての感想1

こなた「あや、みさきちと大学同じだったんだ――」
みさお「しかも、学部も一緒かよ。奇遇だな――」
みさお「知り合いがいて、ちょっと安心したなー」
こなた「ひとつよろしくお願いしますヨ」
あやの「私も場所、結構近いんだよ〜」
こなた・みさお「(それにしても、あまり頭よくないんだなぁ、この人……)」

かがみ「――ってコトはお互い、『自分は頭よくない』って認めてるようなもんじゃない(嘆息)」
こなた「違うよかがみんっ。みさきちは頭よくないけど、私は頭脳を勉強に向けてないだけなんだから、みさきちみたいなバカキャラと一緒にしないでよー」
つかさ「こなちゃん……開き直っちゃダメだよぉ……(汗)」
みゆき「……それより読者の皆様にとって疑問なのは、泉さんと日下部さんが、どのような学部に入られたかですよね。泉さんはインドア、日下部さんはアウトドアと、興味を持たれる範囲が完全に逆ですのに……」


・枠についての感想2

こなた「あや、みさきちと大学同じだったんだ――」
みさお「しかも、学部も一緒かよ。奇遇だな――」
みさお「知り合いがいて、ちょっと安心したなー」
こなた「ひとつよろしくお願いしますヨ」
あやの「私も場所、結構近いんだよ〜」
こなた「(ちぃっ。かがみの大学に近い所を狙ったけど、これならいっそ熱心に勉強して、学部は違ってもかがみと同じ大学を狙うべきだったか?)」
みさお「(ちびっ子め、まさか同じ大学の同じ学部とは……近くへ通う柊は渡さねーぞっ!)」
あやの「(ふふっ、みさちゃんも泉ちゃんも甘いわね。同じ大学に受かれた私が、柊ちゃんを独り占めで愛玩するのよ)」

みゆき「――なんて妄想を背景になりながら泉さん達でしてしまいましたけど、実際は私が愛するかがみさんを……ですよね?」
つかさ「(で、でもゆきちゃん、医学部は大学病院とか研究施設とかがあるから、法学部とは同じ大学でも別のキャンパスになっちゃうんじゃないかな?)」

なんて事があったりして。


・枠についての感想3

こなた「あや、みさきちと大学同じだったんだ――」
みさお「しかも、学部も一緒かよ。奇遇だな――」
みさお「知り合いがいて、ちょっと安心したなー」
こなた「ひとつよろしくお願いしますヨ」
こなた・みさお「(それにしても、あまり頭よくないんだなぁ、この人……)」

かがみ「――と聞きましたけど、つまりおじさん、大学入試でこなたと何も賭けなかったんですか?」
そうじろう「コスプレ喫茶で自分で稼ぐようになってから、こなたと物を賭けて成績を上げるって手段が通用しなくなってね。同じクレカで物を買わせてるのも良くなかったかなぁ」
ゆたか「……でもその大学、陵桜を出てるお姉ちゃん達だから、あまりレベルが高くないように感じてるだけだって事はないですよね?」


・枠についての感想4

かがみ「……ちなみに、『ゆるゆるでぃず』での悲惨なテスト結果を見る限り、日下部がレベルはともかく大学受かった事自体、奇跡以外の何物でもないような気がするけど」
みさお「ひでーよっ! タイムが伸びてたおかげで推薦入学取れたかもしれねーじゃんっ!」
あやの「みさちゃん……もはや柊家の六女よね。妹ちゃんに性格似てる泉ちゃんと同じく、みさちゃんだってまつりお姉さんに似てるっていうし……」


・敵とせず

こなた「ずるい!! 姉さんはずるいっ!! いつもオイシイトコばっかもってって!! 私もいいお姉さんしたいのに!!」
ゆい「ふぉおー、何、何っ!?」

(その頃、柊家――)
まつり「ずるい!! 姉さんはずるいっ!! いつもオイシイトコばっかもってって!! 私もいいお姉さんしたいのに!!」
いのり「妹のかがみより言動が妹っぽいのに何言うのよ。まるでゆたかちゃんに対するこなたちゃんみたいだわ?」


・呪文書

かがみ「そういえばさ、こなた」
こなた「ん?」
かがみ「こなたは中学の教科書やノートを学校に置いてったけど、高校の教科書やノートは一体どーしたのよ?」
こなた「予習用としてゆーちゃんに渡したよ。1年の時のはゆーちゃんが入学してすぐに渡してたし」
かがみ「お前のがゆたかちゃんの参考になるわけねぇだろ(きっぱり)」


・去年の暦

(続き)
こなた「いやウソウソ。ちゃーんと春日部市の資源回収に出してきましたよ?」
つかさ「ダメだよこなちゃん。こなちゃんは幸手市に住んでるんだから、幸手市の資源回収で出さないと」
かがみ「そーいう問題でもないでしょ?(呆)」


・イタい思い出

(続き)
こなた「――なんて受けを狙ってたけど、ホントは家まで持ち帰ったんだよね。黒井先生にも釘を刺されてたし」
そうじろう「高校生活の思い出だからな。あ、俺は教科書の隅の『かがみん愛してる』という落書きや、ノートの空きページの『つかさ大好き』という書き込みを見る気はないからな?」
こなた「……相変わらず私を百合認定する気ですかおとーさん?」


・和語なら「さちのほし」

ゆたか「(かたかた)へぇ。中国語版の『幸運☆星』だとこなたお姉ちゃんは『此方』で、つかさ先輩が呼んでるあだ名『こなちゃん』は、『小此』って表記するんだ」
こなた「……私が小さいのを強調されてるみたいで抵抗あるんだけどネ。みゆきさんの『ゆきちゃん』が『小幸』なのはそんな気しないのに。『此此』とか『阿此』とかしてほしかったヨ」
ゆい「かがみちゃんの『かがみ様』が『鏡大人』だから、『小此』と並べると身長差17cmどころじゃないのにねー(たはー)」
こなた「ないはずの悪意をその並べ方から感じるよ姉さん……(涙)」


・もし白くても隠せない人

こなた「『色の白いは七難隠す』って言うけど、私の周りだとかがみとかつかさとかみゆきさんとかゆーちゃんとかみなみちゃんとかみきさんとかいのりさんとかゆかりさんとか色白でホントにいーよね」
ゆたか「で、私とかかがみ先輩とかには何が隠れてるっていうのかなお姉ちゃーん?」


・心寒く

(某食堂――)
こなた「冬の幸天丼下さーい」
店員「はーい」(←生返事)
(数十分後)
店員「すみません、注文取ってませんでしたっ」
こなた「…………うぅ、『冬の辛(い)天丼』の間違いじゃないよネ?」


・同業者

こなた「やふー、かがみん。4コマ漫画雑誌読んでるんだ?」
かがみ「ええ。普段は宣伝も兼ねて角川グループのを主に見てるけど、コンプには私達の仲間が少ないし、同業者(?)の動向くらい確認しておきたいからね」
みゆき「端的に言いますと、『まんがタイムきらら』『〜キャラット』ですけど。アニメがお好きな泉さんも、『ひだまりスケッチ』辺りをチェックしておられるかもしれませんね。あ、つかささん、単行本も出ているのはこれとかこれとかですから、まずはこの辺りをご覧になってはいかがです?」
つかさ「ありがとゆきちゃんっ。……ねえ、この子ってこなちゃんに似てるよね?」
こなた「『あっちこっち』の御庭つみき? べ、別に全然似てないよネ?」
みゆき「(と否定しながら、語尾が裏返ってますよ泉さん?)」
かがみ「似てるじゃない。ちっちゃい所とか髪の毛とかアホ毛とか運動能力とかツンデレとか」
こなた「なぁっ!?(赤面)」
つかさ「クールな所は昔のこなちゃんそっくりだし、照れ屋さんなのは今でも一緒だよ〜」
こなた「そ、それを言うなら、かがみだって『ゆゆ式』の櫟井唯にツンデレだけじゃなくて男っぽい性格と男言葉がっ! しかもこっちは作者さんが私達の二次創作も同人で出してるからっ!」
かがみ「んなっ!!(紅潮)それなら――」
みゆき「……かがみさんも泉さんも、なぜここまで墓穴を掘り合うのがお得意なのでしょう……(汗)」


・配役ミス

つかさ「またね〜、こなちゃん」
かがみ「寄り道するなよー?」
こなた「んじゃ、また来週〜」
こなた「(ふっふっふっ。ゆーちゃんにいい夢見せた獏に味をしめた私は、サキュバスの絵をかがみとつかさの枕の下に忍ばせたのさっ)」
こなた「(これで身体を持て余すかがみとつかさを一度に……)」

(翌週)
つかさ「夢で綺麗な女の人が出てきて、私を困ったように見詰めてるんだけど……」
こなた「(しまったー! 異性趣味か奴らは!)」


・主成分・偽装

かがみ「はいはい、どした〜? え、明日? ウチに?」

こなた「そっそ〜。かがみン家が神社だって話したら、ぜひ行きたいって――」
かがみ『あー、なるほど。オタク趣味で巫女さん萌え〜とかってやつね(冷)』

かがみ「なに電話の向こうで泣いてんのよこなた。パトリシアさんがどーいう人かは番外編で知ってるし、たまにはこれくらいの反撃はいいでしょ?」


・主成分・本来

かがみ「はいはい、どした〜? え、明日? ウチに?」

こなた「そっそ〜。かがみン家が神社だって話したら、ぜひ行きたいって――」
かがみ『あー、なるほど。神道に入信するのね〜』

こなた『あ、いやっ! 巫女さんだけ用意してくれれば文句はありませんからっ! ていうか私だって一応仏教徒だしっ!』
かがみ「冗談よ冗談。敬意を払ってくれればそれで十分だからさ」


・主成分・ローカル

かがみ「はいはい、どした〜? え、明日? ウチに?」

こなた「そっそ〜。かがみン家が神社だって話したら、ぜひ行きたいって――」
かがみ『あー、なるほど。埼玉の文化ってやつね〜』

こなた『かがみ……日本通り越していきなり埼玉の文化って、さすがは県民二世の私とは違う生粋の土着民だヨ……』
かがみ「……いきなりは厳しかったかしら。現実の鷲宮神社だって、系列の神社は近くにしかないけど、別に埼玉限定ってわけじゃないし」


・主成分・本格派

かがみ「まー、いいけど……私、うまく話せるかわからないわよ? 文法はともかく」
こなた『大丈夫。パティ、結構日本語通じるしー』
かがみ「何か、用意しといた方がいいものとかあるかしら?」
こなた『んー、特にないかな。最低、巫女の準備さえあれば』
かがみ「……たぶんお楽しみ頂けないから来なくてもいいわよ? 必要なのはそこかヨ。少しは文化の根本も見ろ」
こなた『ひどっ!? 重要無形文化財の神楽舞を見たくてお願いしたのに! エロゲー買うのしばらく我慢していくらでも初穂料納めるからさっ!』
かがみ「それなら紛らわしい言い方しないでよ……私とつかさだけでいいなら、あらかじめお神楽の衣装も準備して待ってるからさ」


・主成分・いっぱい

かがみ「まー、いいけど……私、うまく話せるかわからないわよ? 文法はともかく」
こなた『大丈夫。パティ、結構日本語通じるしー』
かがみ「何か、用意しといた方がいいものとかあるかしら?」
こなた『んー、特にないかな。最低、巫女かがみと巫女つかさと巫女いのりさんと巫女まつりさんと神職みきさんの準備さえあれば』
かがみ「次の例祭まで来るな。てゆーかソレはあんたの願望だろ」


・お母さんの心理

みき「泉さん達いらっしゃい〜」
こなた「お邪魔してます〜」
みき「華やかなのもいいけど、男の子とかも連れてくるようになってくれればねぇ」
かがみ「も、もぉ〜、るさいなぁ〜っ」
こなた「ゆかりさんは『つかさちゃん』とか呼んでましたけど、みきさんは『泉さん』なんですね。やっぱり生真面目さはかがみと一緒ですよー」
みき「まとめて呼ぶにはこなたちゃんばかり優先しないで、他の二人にも気を遣ってあげないと。ほら、ゆたかちゃんはこなたちゃんの妹みたいなもので、パトリシアさんも同居中でしょ?」
こなた「……その辺の気配りもかがみっぽいですし」


・お母さんの心理・補足編

(続き)
かがみ「今のは7巻なんだけど、1巻の初め辺り、まだ高校1年生の頃で――」

声「かがみー、みゆきちゃんからお電話よ――」
かがみ「はーい」

声「かがみー、こなたちゃんからお電話よ――」

かがみ「――というシーンがあったのよ。でも声だけだと、お母さんだかいのり姉さんだか判別できないのよね。てゆーか、ウチの家族の設定がこの時点だと固まってなかったと思うし。アニメだとお母さんの台詞だったけど」
こなた「まあその頃は、絵柄も違うしつかさのリボンは古いしみゆきさんは髪のウェーブが弱いしかがみの胸はまだ大きくないし」
かがみ「黙れ」


・別バージョンのゲーム

みき「泉さん達いらっしゃい〜」
こなた「お邪魔してます〜」
みき「華やかなのもいいけど、男の子とかも連れてくるようになってくれればねぇ」
かがみ「も、もぉ〜、るさいなぁ〜っ」
こなた「……つまりみきさんは、かがみが私と女同士で愛し合ったり、ずっと年上のお父さんと愛し合ったりするのは許してくれないと?」
みき「私の恋愛体験を押し付けてごめんなさいね、かがみ。こなたちゃんやそうじろうさんを求めてるなら私は止めないわよ」
かがみ「こなたもお母さんも変な想像しないでっ!! それにつかさはこの場合どーなるのよ!?」


・さらに別バージョンのゲーム

みき「泉さん達いらっしゃい〜」
こなた「お邪魔してます〜」
みき「華やかなのもいいけど、男の子とかも連れてくるようになってくれればねぇ」
かがみ「も、もぉ〜、るさいなぁ〜っ」
こなた「……実は私が両性具有だったりしたら、みきさんは私とかがみかつかさの関係を承認していただけますか?」
みき「いいわよ。でも手を付けるのはどちらか片方だけにしてね」
かがみ&つかさ「おおおお母さんっ!!」


・ゲーム終了

こなた「男女問わず心躍らせる……それがイベント効果! ゲームでも距離がぐっと縮まるのはそーゆー学校行事なのだヨ!!」
つかさ「でも、それでも何もなかった私達って……」
こなた「やっぱあれかね」
こなた「既にエンディング済みだった。そう、ギャルゲーのシリーズ2作目に出てくる1作目主人公とヒロインのように!」
パティ「Oh! コウリャクズみなのハ、カガミとツカサのドッチデすカ?」
かがみ「何か例えがアレ過ぎるけど、反論できないのが余計快感よね」
つかさ「2作目主人公とヒロインは、やっぱりみなみちゃんとゆたかちゃんかな?」
ゆたか「あっ、あのっ、柊先輩達っ。おばさんもいるのにこんな所でお姉ちゃんに何を――!?」


・頂き

つかさ「そういえば、漫画とかだとさ、告白して結ばれたトコロで終わりなのがあるでしょ?」
(略――)
こなた「一番おもしろいところまでで終わりってことなんじゃ……。結婚は人生の何とかとも言うし」
つかさ「――(汗)」
かがみ「(相変わらずヘンなとこでシビアだな、このおぜぅさんは――!!)」
こなた「だ・か・ら、……『らき☆すた』の一番おもしろいところはまだまだだし、それまでお互い貞操は護っておこうねかがみ?」
かがみ「なッッ!?(赤面)」
パティ「ユタカ、コのフタリはソウイうカンケイナノでスカ?」
ゆたか「ほ、本編だと違うけど、アンソロジーやアニメやゲームだと夫婦同然だし……(汗)」


・絶頂

つかさ「そういえば、漫画とかだとさ、告白して結ばれたトコロで終わりなのがあるでしょ?」
(略――)
こなた「全年齢推奨的範囲で、一番おもしろいところまでで終わりってことなんじゃ……。告白した後の行為はとても雑誌に掲載できるよーな代物じゃないし」
つかさ「――(大汗)」
かがみ「(相変わらず(性的に)ヘンなとこでシビアだな、このおぜぅさんは――!!)」


・ランク:中

かがみ「結構馴染んでるみたいだけど、どう? 日本は」
パティ「とってもタノシーでス!! あと、ミナさん、オクゆかしくてキュートね♪」
かがみ「奥ゆかしいなんて、難しい言葉知ってるじゃない」
パティ「いや――っ」
こなた「…………!!」
こなた「(私の胸、ゆーちゃんの胸、つかさの胸――!?)」
こなた「(てゆーコトは、かがみも密かに優越感抱いてる? かがみは胸が意外とあるし、私に対する態度も年下相手みたいだから……)」
つかさ「(何を考えてるのか視線で分かるけど、きっと考えすぎだよこなちゃん……)」


・増強

かがみ「結構馴染んでるみたいだけど、どう? 日本は」
パティ「とってもタノシーでス!! あと、ミナさん、オクゆかしくてキュートね♪」
かがみ「奥ゆかしいなんて、難しい言葉知ってるじゃない」
パティ「いや――っ」
こなた「…………!!」
こなた「(私の胸、ゆーちゃんの胸、つかさの胸――!?)」
こなた「え、援軍達じゃ!! 援軍達を呼べぃ!!」
かがみ「……『援軍達』って、今度はみゆき以外も呼ぶのね」
ゆたか「……ゆいお姉ちゃんとか黒井先生とか、田村さん経由で八坂先輩とか?」


・かりかりもふもふ

(繁華街――)
こなた「(あ、ここのパン屋、メロンパンフェアやってんだ)」
(ティラミスメロンパン)
(コーヒーメロンパン)
こなた「(どこがメロンパンなのさ、コレ。私似の誰かさんが見たら絶対に怒るよ?)」


・輝く星より

こなた「ちょっと前のゲームで、『レ○○ード○ェ○リー』ってのがあったんだけどさ」
かがみ「……またエロゲーかよ?」
こなた「まあまあ。今回は前みたく凌辱系じゃないし」
かがみ「で、どうせあんたの事だから、ヒロインがツンデレだとか言うんでしょ」
こなた「それに釣り目の美人で、ツインテールじゃないけどロングヘアにリボン付けてて、新体操やってるけどかがみみたいなナイスバディで、しかも身体がかがみみたいに敏感で実は性欲旺盛――」
かがみ「ふーん。こなたってそういう目で私を見てたんだ? なら私も性欲旺盛で構わないわよね?」
こなた「い、いきなり服を脱いで何するのさかがみ、んにゃああああっ!?」

みゆき「というか泉さんの場合、かがみさんだけではなく、私達とお付き合いをし出してから、私達に似ている要素があるキャラクターが登場する成人向けゲームばかり遊んでおられるような印象があるのですけど……」
つかさ「……遊びながらこなちゃん、私達を想像してるのかな。自分自身では女の子を好きな趣味はないって前は言ってたけど、今は違うの? それともお姉ちゃんや私やゆきちゃんは別扱いだから?」


・外見年齢と実年齢――と精神年齢

みゆき「え? 泉さんが陵桜に、しかも制服を着て遊びに来られたんですか?」
みなみ「はい。ゆたかは喜んでいましたけど、同級生からは『中学生にしか見えない』と、普通とは逆方向で驚かれていました」
みゆき「ま、まあ、高校を出たばかりですし、かがみさんやつかささんや私でも、別に違和感はないと思いますよ」
ゆかり「みゆきの場合、高校行ってた頃から、社会人がコスプレしてる風にしか見えなかったものね〜」
みゆき「……もしもし、かがみさん。鷹宮神社で、母に憑いている悪霊を祓って頂けませんか? ええ、初穂料は私の母を、おばさまとお姉さん達とかがみさんとつかささんに一日好き放題でお願い致します」


・Coming Soon

(アニメイト秋葉原店)
こなた「お、売り場の増設工事してんだ」
かがみ「この階は完了してるけど、まだ工事中の階もあるわね」
こなた「焦らしプレイか……かがみ並みに高度とは恐るべしアニメイト……」
かがみ「……仕事の提携先にも容赦ないなあんたって」


・アニメイトに続いて

(とらのあな秋葉原店)
こなた「え? 改装中で一部の階を閉鎖?」
かがみ「仕方ないわね。ラノベは他のお店で買いましょ」
こなた「焦らしプレイか……かがみ並みに高度とは恐るべしとらのあな……」
かがみ「近頃私を遠慮なく失礼だと思ってるみたいだけど、あんたはずっとそーいう態度で生きてるでしょーが(呆)」


・古びた機軸

こなた「――ぶっっ!!」
かがみ「……コンプ読みながらいきなり何吹き出すのよ。驚くじゃない」
こなた「いやー実はね、『○晴ら○き日々』ってエロゲーの記事を見てたら、その登場人物に双子の姉妹がいて、お姉さんが『鏡』で紫のツインテールでツンデレ、妹が『司』で紫のショートでおっとり系なんだよねー」
かがみ「……無性に腹が立つわね。そこまでキャラクターの設定をパクって、このゲームの原画家とシナリオライターはプロとして恥ずかしくないのかしら」
つかさ「……こなちゃん、『○触○』の時も思ったけど、このゲームってホントに発売して問題ないのかな?」
こなた「コンプで紹介してるから問題ないんだろーけど、ここまで狙われると3本は買わずにはいられないよねっ! もちろん布教用はかがみとつかさに!」
つかさ「まさか、こなちゃんに似てるキャラクターがいないから、お姉ちゃんと私を落とせて嬉しいなんて考えてないよね?」


・学びの園(←何を?)

つかさ「ねえこなちゃん。そ、その、えっちなゲームに出てくる学校って、どうしてみんな『〜〜学園』とかいう名前ばかりで、『〜〜高校』とかいうのはないの?」
こなた「……つかさにそーいう質問はされたくなかったけど、ギャルゲーとかエロゲーとかだと、性的描写の関係上、18歳未満と特定できる表現が規制される事があるんだよネ。だから実際は高校でも、『高校』とか『高校生』とかがNGワードになって、『〜〜学園』とか『〜〜学院』とかになるんだそーだよ」
つかさ「(はっ)も、もしかして、『陵桜学園』って名前も、お姉ちゃんやこなちゃんが」
こなた「ヲイ待てつかさ。アニメやアンソロジーや二次創作やそっくりなキャラを出したエロゲーならまだしも、原作でいつ私とかがみんがえっちな行為に走ったとゆーのかね?(汗)」


・ケーブルテレビ引けないし

つかさ「いつ見ても思うけど、こなちゃんちって大きいよね〜」
こなた「かがみとつかさの家とは違って、地元に溶け込んでないけどね。外見だっていかついし、お父さんがいつも家にいるから怪しまれてるし、これでもしお父さんの要望に応えてUHFアンテナをもう3つ立ててたら、まるっきり怪しい組織のアジトだヨ」
かがみ「……3本って、まさか昔のアニメの再放送や深夜アニメのために、テレビ埼玉だけじゃ飽き足らず、千葉テレビととちぎテレビと群馬テレビを網羅するつもりじゃなかったでしょうね?」
みゆき「……確かに泉さんのお宅は、すぐ近くでも県域局がない茨城県は抜きにしても、千葉県は間近ですし、栃木県も群馬県もさほど遠くはありませんけど……」


・炭作り・泉家編

こなた「さーて、煮物を作ろっと」

(ぐつぐつ)
こなた「んじゃ、仕上がるまでちょっとゲームでも」

(ぶすぶす)
こなた『おー、やっぱりツンデレは紫のツインテールに限るねっ!』
ゆたか「…………ゲームに熱中してお鍋を焦がしながら、かがみ先輩で何を妄想してるのお姉ちゃん?(汗)」


・ガラスの向こうの貴方

かがみ「こなたのメールアドレスだけど、ローマ字で『眼鏡っ子激LOVE』ってのは、やっぱりみゆきを好きだからなのね?」
こなた「いや、そ、そのっ、つかさにもみさきちにも、峰岸さんにまで問い詰められたけど、『ツンデレ』も『ドジっ子』も先に取られててですねっ!?(汗)」
かがみ「……本気なのやら言い訳なのやら。本気だとみゆき泣くし、言い訳だとみゆきの身が危ないし」


・年長者妄想

こなた「英語とか中国語とかの悪口だと、『お前の母親を(ピー)してやる』ってのがあるんだよね」
かがみ「いつもとは別の意味で、大声で言うなよ……(汗)」
こなた「私とかがみが言い合った場合、こなた×みきとか、かがみ×かなたとかいう希少なカップリングが誕生するのではないかと」
かがみ「させるなヨ。そもそもお母さんもおばさんも、そーいう妄想の対象じゃないでしょ」
こなた「だって、みきさんはかがみと生き写しで抱き心地も似てそうで、お母さんはかがみの好きな小さい子で」
かがみ「……いい加減にしないと、私がおばさんの寄りましになって、お仕置きとお説教をしてもらうわよ?」


・時々以外は

こなた「そういえばかがみって、6巻で私の事を、『時々、本当にあんたを尊敬する事があるわ』って思ってたそーだけど、『普段は果てしなく蔑んでるわよ』って鬼畜な事は考えてないよね?」
かがみ「考えてないって。いくらこなたがセクハラ繰り返しても私を男扱いしても宿題見せろとせがむばかりで努力しなくても勝手にオタクと決め付けてきても色恋沙汰や体重関係で馬鹿にしてきても人生を明白に無駄遣いしてても、そこまでひどい事はないわよ」
こなた「……ここぞとばかりに鬱憤ぶちまけてるネ(汗)。私も自業自得だとは思ってるけどさ」


・珍獣

こなた「そういえば、○生○郎って散々だよねー。漢字が読めないし、失言繰り返すし、よくそれで首相になれたヨ。かがみなんか『それを面白がって持ち上げてたのはどこの誰だ』と言いそうだけど」
パティ「ハズカシがるコトはありマセン。ゼンレイとイうモノがありマシテ、ステイツのヤブ2セイpresidentハ」
こなた「全然ぼかしてないよパティっ!」


・小さな従妹

こなた「だーれだっ♪(←後ろから手を回す)」
ゆたか「こなたお姉ちゃん」
こなた「分かっちゃったかー。さすがゆーちゃんだネ」
ゆたか「(ていうか、その高さで目隠しする人はこなたお姉ちゃんしか知らないよぉ)」


・憧れの場所

こなた「だーれだっ♪(←後ろから手を回す)」
(ぷにっ)
かがみ「……で、その私の胸をつかんでいる手は、身長差を考えなかった結果か? それとも最初からその部分目当てか?」
こなた「いや、目当てならもっと下を」
(げしっ!)
こなた「い、痛いよかがみん……。一方的なのは嫌だから、私も触らせてあげるのに……(涙)」
かがみ「そーいう事をするのはアンタだけ……いや、つかさもみゆきも無邪気だから、カップリングによってはいきなりやりかねないけど……」


・妄想待機列

こなた「コミックでとーとー私とパティとひよりんがコミケに行く話が出てたけど、やっぱり本番中は描写がほとんどなかったね。これはやっぱり、二次創作や派生作品で、私とかがみを思う存分絡ませてほしいって事なのかな。何しろかがみ、私のマナーを『徹夜』『ダミーサークル』なんて専門用語を使ってチェックしたくらいだから、京アニから始まりSS作者に至るまで、どこまで想像の翼を羽ばたかせてくれる事やら」
つかさ「た、例えば?」
こなた「…………ああかがみん、そんな積極的になられても胸が柔らかくて私困るし(ぼたぼた)」
つかさ「こっ、こなちゃーんっ!? いきなり遠い目をして鼻血を出さないでーっ!?(汗)」


・横行

(下校中――)
女子高生1「(ぺちゃくちゃ)」
女子高生2「(ぺちゃくちゃ)」
女子高生3「(ぺちゃくちゃ)」
女子高生4「(ぺちゃくちゃ)」
こなた「……お喋りしながら4列横隊で歩道を塞ぐなんて、女子の考える事は分からないヨ」
つかさ「……こなちゃんだって女子だけどねー(汗)」


・寂しがり屋のネコちゃん

(エレベーター)
こなた「あっ、かがみー。私も乗る乗る――っ。奇遇だねぇ」
かがみ「はいよ〜。しょーがないわね。はよこいこい」
(さ――っ)
こなた「――」
かがみ「――(汗)」

かがみ「この後こなた、『かがみに拒絶された……』って延々といじけてたけど、エレベーターのボタンの押し間違いであんな小動物みたいな真似をして、ホントに私に拒絶されたらどーなんのよ?」
こなた「うああああ……。せめてかがみが死ぬ前に会わせてほしかったよつかさああ……!!(泣)」
かがみ「勝手に先に殺すな(怒)」
こなた「でもでも、私の脳内だと、かがみに拒絶されてから何十年も嫌われ続けて、お葬式に私の参列を拒否する遺言を残したうえに、つかさに言い残した最後の言葉が『泉さんは二度と見たくない』だったんだよおおお!!(号泣)」
かがみ「まったくもう。いくら普段が言いたい放題だからって、こんな可愛い小さな子を見捨てたりはできないってば(ぎゅっ)」
こなた「ちょ、ちょっ、かがみ!? そんな抱き締めて頬擦りして、小さな妹か小動物扱いはよしてー!!(汗)」


・不確定名称

こなた「お、おふぁよ〜〜……(よろり)」
ゆたか「あ、お姉ちゃんおはよー。どうしたの? 新年早々……。ゲームしてたの?」
(中略――)
こなた「――っていうから初夢だしやってみたんだけど、見事にオカシタ夢見ちゃってさー。全然効かなくてまいった」
ゆたか「…………一文字発音が変だけど、巫女さん姿のかがみ先輩とつかさ先輩のどちらかにえっちな事をした夢でも見たわけ?」
こなた「うん……。かがみもつかさもあんなに激しいとは思わなくて、精力を根こそぎ奪われた気分だよー」
ゆたか「(お姉ちゃん、それは、この子が何かこう……違う生き物――具体的には淫魔とかだからじゃ……(ぶるぶる))」


・オリジナルな

こなた「(じー……)」
かがみ「な、何よ?(汗)」
こなた「いやぁ……ほら、『AV』って単語がでると、つい反応しない? かがみも言ってて気にならない?」
こなた「特に私は、かがみに言われると、かがみ主演のアダルトビデオを想像して――」
かがみ「そんなに出たいなら自分で――いや、こなたじゃ全然アダルトじゃないからからダメか」
つかさ「こなちゃんもひどいけどお姉ちゃんもひどいよっ!?(汗)」
こなた「あ、共演者はつかさとみゆきさんのどちらがいい? みなみちゃんとかまつりさんとかでも筆者の片鱗的にはオッケーらしいけど」
かがみ「却下。てゆーか田村さん並みにただれてるわねココの筆者」


・いざ遊ばんと

こなた「教育テレビの『からだであそぼ』、やっぱり面白いよねー。自分でやってみたくなるのってアミノ式以来だよ」
かがみ「……古いネタを引き出してきたわね」
みゆき「……アミノ式の体操がタイムリーな話題でしたのは、原作の1巻当時ですからね」
こなた「でさ、その中の『からだをそだてる36のうごき』って、胸を揉んだり太腿をさすったり――」
かがみ「で、それを『自分でやる』のね?」
こなた「――あ」
みゆき「さあ泉さん、自らの身体でお遊びになって育てて下さい。かがみさんも私も48のうごきを教えてさしあげますから」
こなた「いや、ここは一人でやるのも寂しいからかがみとみゆきさんも、って回数が増えてるしふにゃあああっ!?」


・いただきます

こなた「『〜〜があればご飯○杯はいける』って表現があるよねー。塩鮭とかジャムとかみゆきさんとか」
かがみ「二番目と三番目の例がおかしいけど、そこで『私はかがみがいればご飯三杯はいける』とか言うんだろアンタ?」
こなた「ううん。かがみは私のオカズじゃなくて主食だから」
かがみ「そう言いながら太腿をまさぐるのをよさないと、釣り目で鷹よろしく10km先のアンタをサーチして、然る後に縮地で一気に間合いを詰めて、荒ぶる鷹のポーズから(自主規制)するわよ?」


・百四十二歩と百三十八歩

(公園)
(ちびっこ広場)
こなた「…………」
こなた「……こーゆーのを見てると、無性に腹立つよネゆーちゃん」
ゆたか「私に振らないでよお姉ちゃんっ!(汗)」


・限定絆

(スーパーマーケット)
パティ「ニホンのsuper marketハ、イロイロウっていてタノしみでス。ナットウとかバニクとかクジラとか」
ゆたか「パティちゃん、それって、普通の合衆国人は嫌がる物なんじゃ……」
こなた「外国のポップカルチャーに関心あったから偏見少ないんだろうねー。ここだと尾頭付きの魚に慣れるために、なぜか魚の死体の写真を眺めて、おばーちゃんに環境問題に関心あるんだと勘違いされてたけど」
パティ「Ah……。ソレでもヒモノはクウキヨムよりニガテでス」
(1家族1個限り――)
パティ「ドウイうmeaningデすカ、ユタカ?」
ゆたか「え、ええっと、『One family can buy one only』?」
パティ「ムリしてEnglishにシなくてもイイデスよ。モミホグしてくれれバジューブンでス」
ゆたか「(揉みほぐす?)じゃあ、『1つの家族は、ここの物を1つだけ買えます』って意味かな」
こなた「つまり、私達はこれを3個買えるって事だよー」
ゆたか「お姉ちゃん……。パティちゃんも私も、ホームステイや居候だから家族じゃないの……?」
パティ「コナタ……カンジもクウキもヨメないprime ministerヨリヒドいでスよ……」
こなた「ああっごめんー! 限定品をたくさん買おうとする、ほのかさんと同じ所帯じみた本能がうっかり発動してー!(汗)」


・絶叫アワー

(扇風機の前――)
こなた「あ゛〜〜〜〜」
かがみ「……またやってるわね。恥ずかしい奴」
つかさ「でも、お姉ちゃんや私がこなちゃんに声を出させる時には、扇風機の前ですれば、聞かれても誰だか分からなくて恥ずかしくないよね」
かがみ「いや、私やつかさに聞かれてる時点で恥ずかしいだろソレ。こなたも錯乱して『無農薬栽培の人参ー』なんて訳の分からない事叫んでるし」


・食欲と保護欲

(回転寿司)
こなた「今日はみんなで、回転寿司に来たよ〜」
かがみ「さてと、こちらに座りましょうか」
ひより「あのーかがみ先輩、右手の客席に回り込むのは、まさか右回りのベルトコンベアで回ってくるのを真っ先に食べたいからだとか?」
こなた「やーい、食いしんぼかがみーん♪」
かがみ「うるさいっ。ネタが乾くのが嫌で回ってるのを取らずに注文するのを、こなたが『嫌な客だね』なんて言うからでしょーが!」
ひより「……と言いながら先にお寿司が来る右手に泉先輩を座らせようとするかがみ先輩、やっぱり行動パターンがお姉さんかお母さんっスよ……」


・目詰まり

こなた「ううっ、近頃暖房の効きが悪いヨ(ぶるぶる)」

かがみ『……空調のフィルターを掃除したら? アンタの部屋、普段は閉めっきりにして換気してないし、漫画やアニメのDVDが多いから埃が溜まりやすいでしょ』
こなた「うぐうっ!」

こなた「……ほんとーに効いた。まさかかがみの実体験……なんて事はないよネ。かがみの部屋はつかさかみきさんが綺麗にしてるはずだし」


・秘儀伝授

こなた「ねえかがみ、『母語』って英語で何だっけ?」
かがみ「『mother tongue』よ。『tongue』には、『舌』の他に『言葉遣い』って意味もあるから」
こなた「おかーさんの舌……」

みき『ん……ちゅぷ……。素敵よ、かがみの言葉遣い……』
かがみ『お、お母さ、あんっ……』

ゆかり『みゆきは、んんっ……お母さんより言葉遣いが上手だものね〜』
みゆき『あ、ああっ……それほど、ではっ』

ほのか『はぁ、はぁ……。みなみも、先輩達を見習ってね?』
みなみ『…………(気絶)』

こなた「(って、なに18禁寸前の妄想を母と娘で展開するのさ私ー!!)」
かがみ「…………相当イケナイ事を妄想してるみたいだけど、後でつかさと二人掛かりで聞かせてもらうからね?」


・そもそも女同士

こなた「雛祭りの歌で、『お嫁にいらした姉様に』ってあるよね?」
あやの「うん」
みさお「あるよなー。で?」
こなた「あれってさ、主人公に血の繋がりのない姉がいるってキャラ設定でオッケー?」
あやの「……柊ちゃんが聞いたら、『全然オッケーじゃねえよ』って言うと思うわ(汗)。泉ちゃん、主人公とかキャラ設定とか言ってるし」
みさお「そもそも、その歌の主人公は女だろ。それに兄貴の嫁――私とあやのの将来の関係と同じ――を、ちびっ子がやってるゲームみたいな表現するなっての」


・恣意パート

こなた「30分放送枠アニメの前半・後半って、Aパート・Bパートって言うよね?」
つかさ「ま、まさかこなちゃん、アニメでも、お姉ちゃんや私やゆたかちゃんに、ちゅーとかキスとかしたかったとか!?」
こなた「ネタ古いよつかさ……。……Cパートがあればかがみと(ピー)したかったのはホントだけどさ、そもそも放送できなくなるし(ぼそり)」


・血ー収集車(美術部部長談)

こなた「『GA 芸術科アートデザインクラス』を見て知ったんだけど、献血は16歳にならないとできないんだよね」
かがみ「それ以上話すな。ネタが分かりきってるから」
こなた「あのーかがみ様、一応今回は、(1)私は16歳未満に見られて献血できないというネタにする、(2)献血を性的な行為扱いする……という2つの選択肢を用意してたのですが?」


・親密だから

こなた「随分前だけど、姉妹は何かを吸収してるって話をしたよね? かがみとつかさとか、かがみは一般知識が豊富でつかさは料理と家事特化型、かがみは大人っぽくてつかさは子供っぽい、かがみはムネが――」
ゆたか「わわっ、お姉ちゃんが柊先輩達を大好きなのは分かるから本題入ってっ!」
こなた「これからがいートコなのに。まあ可愛い従妹のために本題入るけど――」
ゆたか「ご、ごめんね。それで?」
こなた「私が大学入ってから体力の衰えを感じたのは、まさかゆーちゃんに吸収されたから!?」
ゆたか「してないよっ! むしろ前に熱出してたかがみ先輩がお姉ちゃんの体力を吸収したんじゃ!?」
かがみ「……ちょっとぶりに会ったら、ますますお姉さんに似てきたわねゆたかちゃん? 罰として、二人きりで一晩中吸収させてあげるわよ」


・隠れ健全

(テレビを見て――)
こなた「おっ、大ヒットしたアクションゲームの音楽だ」
こなた「おっ、今度はまったりアニメのBGM?」

こなた『ギャルゲーやエロゲーの音楽を一般人向け番組で流してる件についてかがみと熱く語り合った事がありますけど、こーいうのは話しても面白がってもらえませんからねぇ』
ななこ「……それは柊姉に一方的に話題振って、いつもみたく『あーそうかい』と流されとったんと違うか?」


・市松模様

(二次元バーコード――)
こなた「……バー(棒)じゃないよね、コレ?」
かがみ「……機能は同じなんだから、別の名前を付けるとややこしくなるだけじゃないの」


・産地粉飾

(焼肉屋)
 ハラミ(北米・メキシコ産)
こなた「これは確実に、合衆国産も入ってるネ」
そうじろう「メキシコは北アメリカに含まれるから、これはほぼ間違いなく婉曲表現だな」
ゆたか「でも、こんな表示をされちゃうと、カナダ産のお肉が気の毒だよぉ」
パティ「コナタもパパさんもユタカも……ワタシのボコクをオボえテマせんカ?(涙)」


・袖の内の怪物

かがみ「こなたって、アニメだとポケモンの名前を全部言えるって設定だけど、漫画の方でも『ポケモン』を好きなのかしら?」
こなた「メタ発言しないでヨかがみー(汗)。ゲームは私もゆーちゃんもやってるし、今は貴重なゴールデンタイムのアニメだからネ」
かがみ「……今も日下部相手に、運動系のサークルに入れとせがまれて『ゴールデンタイムのアニメが見れないじゃん』とか返してるんじゃないだろうな?」


・舞台裏

こなた「ま、まあ、私も、『ポケモン』の設定は好きなんだよ?」
かがみ「へえ。どんなトコ?」
こなた「アニメの初期にシリーズ構成をした人が、公式ノベライズを書いててね。あの世界だと10歳で小学校を出ると法律上は大人扱いで結婚も可能、つまりロリもショタも合法なんだって!」
かがみ「…………つまりあの世界だと、こなたも法律上は不都合ないわけね」
こなた「も、もしかしてかがみ様、私を性的な行為の対象だと存じ上げておられるわけでございますでしょうか!?(汗)」
かがみ「いや……アンタは外見がどう見ても小学生だから、自動車の運転も飲酒も一人旅も補導されずにできるかなってだけで……」
みなみ「…………(ぽんっ)」
かがみ「みなみちゃんも全てを悟ったような表情しないでーっ!」

ひより「それにあの世界、男の子の大半がポケモントレーナーに憧れて、そのまま零落して社会の底辺へ追いやられるそーですからね。とても子供向け作品だとは思えない黒い設定ですよ……」
ななこ「そないな設定を許容できる原作者陣も任天堂も、底知れんトコがあるんやな……」


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『らき☆すた』:(C)美水かがみ/角川書店/らっきー☆ぱらだいす