☆ 二次創作なテキストとイマジネーション ☆


 目次 (1) (2) (3) (4) (5)


☆成実ゆい編


・埼玉県警の憂鬱

こなた「そういえばゆい姉さん、いつだったか、警察ドラマで無能な刑事を見て『これだから警察はー』とか言ったり、熱血な展開を見て『そんなのないないー』とか突っ込んだりしてたよね」
ゆい「んうー、そうだっけ?」
こなた「(相変わらずだねねーさん)よく考えると姉さんは交通取締りばかりやってるから、事件の捜査の方は詳しくないんじゃ? もしくは縦割りで部署同士の交流が無くて、交通安全課は捜査一課とか捜査二課とかと仲が悪いとか?」
ゆい「あ」
こなた「どちらなんですか一体ーっ!!(汗)」


・事件は会議室で……起きてました

こなた「き、気を取り直してと。件のドラマで『事件は会議室で起きてるんじゃない』って台詞があったけど、会議室(しかも警察署!)で事件が起こったら、そちらの方が更に大変だよ」
ゆい「さ、さすがにそれはねー(汗)」


・そういう時くらい

こなた「やふー、姉さん。6巻の出番久し振りー」
ゆい「言わないでよ……アニメイト版の冊子でも、泉家の面々としか直接付き合いなくて出番増やせないってにゃもーさんが言っちゃったのに……」
こなた「ゆ、ゆい姉さん、そのシャツ……洗車してたと思ったら何着てるのさ?」
ゆい「『きよたかさん激LOVE』だよー。こなたのメールアドレスをヒントにしたんだけど、こなたも『かがみ様激LOVE』とかにメールアドレス変えればいいのにねー(たはー)」
こなた「い、いやっ! 私としてはつかさもみゆきさんも有力候補ですからっ!(汗)」


・電車とか御所車とか一輪車とか

(6巻アニメイト限定版冊子、ゆいの項目)
 これからこなた達が車とか乗るようになったら、もう少し活躍してくれるかな……?

ゆい「こなた『達』ってコトは、かがみちゃん達も運転免許取るのかな? みゆきちゃんは自動車あってもかえって不便だろうけど、かがみちゃん&つかさちゃんちは神社だし、家のお仕事の手伝いでも運転できると助かるよねー」
こなた「まあ確かにね。それよりさ、車『とか』って、まさか私達が自動車以外の乗り物に乗るかもしれないとか?」
ゆい「そ、それはないかなーと(汗)。コミックスのおまけで、『どこでも様々な乗り物で登場する』なんてネタがあったけどねっ」


・年齢設定

こなた「――って最近話してさー。肉まんとか雪合戦とか」
ゆい「あー、あるあるっ」
ゆい「私も、雪でおっぱいとかやったやった!!」
こなた「ゆい姉さんの場合、おっぱいじゃなくて胸パッドなんじゃ?」
ゆたか「ゆ、ゆいお姉ちゃんは、高校生の頃は少なくともかがみ先輩くらいは胸があったよね?」
ゆい「いや、高校でそこまでやるほど子供じゃないから……。こなた達だって雪合戦したのは小学生の時だし……」


・ごちゃ混ぜ

こなた「――って最近話してさー。肉まんとか雪合戦とか」
ゆい「あー、あるあるっ」
ゆい「私も、肉まんで合戦とかやったやった!!」
こなた「あははー」
ゆたか「(――あれ!?――そんな話題だったっけ? 混ざってない? しかもありそうな展開……雪でおっぱいの逆方向に――)」


・The Sharpshooter Yui

こなた「さて、初対面のパティに『What is this?』などと高度なプレイをしてくれたゆい姉さんですが」
パティ「せめテ、『Who are you?』ニしテホシかっタデスよ」
ゆい「だからゴメンってー!(汗)」
ゆたか「……で、ここでの黒井先生や高良先輩みたいに、英語は苦手でも他の言葉が上手だったりするの?」
ゆい「いや、ちゃんと英語もできるんだけど、『Please show me your driving license(運転免許証を見せて下さい)』とか、『It's wasteful even if you resist us(抵抗しても無駄だ)』とか、その類の仕事で必要な表現しか使えなくて(たはー)」
こなた「姉さん……交通取締りに後者の表現使う機会はないよネ……(汗)」
パティ「『ナラウよりナレロ』ってイイまスからネ。ワタシとユイさんモ、lilyなplayをツウじテEnglishヲ」
ゆい「『Noooooooo!!』」
ゆたか「ゆいお姉ちゃん……続行しないで逃げればいーのに……まあパティちゃんも本気じゃないからいいんだけど」


・身の危険

こなた「やほー、ゆり姉さーん」
ゆい「私がきよたかさんと結婚してるのが、そんなに嫌なのかなこなたー?」


・非難訓練

ゆい「避難訓練で、『お』『か』『し』っていうのがあったよねー。あれ何だっけ?」
こなた「『犯さない』『噛まない』『しゃぶらない』?」
ゆい「……これから当分、かがみちゃんとつかさちゃんとみゆきちゃんとゆたかとみなみちゃんに、『お』『か』『し』を守ってくれるかなー? もちろん、こなたがされる方はありで」


☆泉そうじろう編


・至高の値段

そうじろう「こなた、ゆーちゃん、チョコ食べないか?」
こなた「いただきまーす。でもどうしたのコレ?」
そうじろう「ああ、今日、編集部の子から貰ってね〜」
こなた「あー、バレンタインか〜」
そうじろう「何かそれ一粒で、1800円とかするらしいぞ」
こなた・ゆたか「(ぎょっ)」
ゆたか「せ……っ」
そうじろう「おいしい?」
ゆたか「やっ、その編集部の人って……、伯父さんを再婚相手に狙ってるとか……っ(あせっ)」
こなた「わわ私は、『山吹色のお菓子』とか『末端価格』とかいう単語が頭を……っ(あせっ)」
そうじろう「ああ、まぁ、そんなもん――はないとは思うが(汗)。味より先に値段に注目されるというのも不幸だよな」


・いけない伯父さん

こなた「コミケに私とパティが行くから、家に残るゆーちゃんにお父さんが付いててくれたんだけど、シチュエーションに犯罪的なものを感じちゃったし、そもそもゆーちゃんって、3日間くらい留守番してもらっても、料理作れるし家事もできるし、かがみやお姉さん達とは違って心配ないよね? それに私達が行くのは日帰りできる場所で、みゆきさんちやみなみちゃんちに泊まったりしない限り、一日中ほっとくような事にはならないんだからさ」
ゆたか「で、でも、それだけ伯父さんが大事に思ってくれるのが嬉しくて……」
パティ「ハンザイテキなsituationはムシデスか?(汗)」
そうじろう「安心しなさい、ゆーちゃんにパティちゃん。1日目には友達に同人誌やグッズを買ってもらったし――大手や企業に並ばせたあいつらにおごるのが大変だが――、2日目と3日目はゆーちゃんに里帰りしてもらって思う存分堪能したからな」
こなた「…………一瞬だけ感動したけど、やっぱりお父さんはお父さんだヨ」
パティ「…………コノカンドウ、ノシツけてカエセってカンジですネ」
ゆたか「…………お姉ちゃんとパティちゃんの反応がよく分からないけど、確かに伯父さんが早朝にウチを出た時、お母さんが伯父さんにあれこれ言ってたような……」


・いけなかった伯父さん

こなた「コミケに私とパティが行くから、家に残るゆーちゃんにお父さんが付いててくれたんだけど、ついお父さんに『偽者め、お父さんに一体何をした!?』と言いそうになったヨ」
そうじろう「ひどっっ!!(汗)俺だって、身内のためにコミケ休んだ事くらいあるぞ!!」
こなた「ふーん(←信じていない)」
そうじろう「こなたが生まれた年の夏コミだったな。かなたが死んだ頃でコミケどころではなく、俺はかなたの看病や葬式とこなたの世話に追われていたんだ。まあ実際には、ゆきどころか、まだ小さかったゆいちゃんにまで助けてもらってたわけなんだが」
こなた「おとーさん……」
そうじろう「ああ、もちろん、友達に本は買って来てもらったし、いつまでも悲しんでばかりはいられないから、年末にはこなたをゆきに預けて、冬コミはばっちり行って来たぞ」
こなた「…………色々と返してよ私の感動を」


・雛鳥

そうじろう「ただいまー。お土産だぞー」
こなた「えっ、なになに?」
ゆたか「あー、美味しそうなお菓子。伯父さん有難うございますっ」
パティ「コナタのダディ、very very thanksネ!」
(お菓子が三個――)
そうじろう「さ、さあ、三人で分けなさいっ(涙)」
ゆたか「はーいっ」
パティ「イタダキマスねッ」
こなた「おとーさん……パティを頭数に入れるの忘れてたネ? ゆーちゃんが来たばかりの頃も、お土産を二個しか買わなくて似たような事があったけど」


・公開苦情

(カップ麺)
(この商品には5つの内袋が入っています)
そうじろう「何か……アレかな。前に文句いったのを聞かれてたとかないよな……。盗聴とかされて。根にもたれてないかな(ずるずる)」
こなた「てゆーかさ、お父さん。こないだ内袋に気付かなかった時、『これはイケる』とか言って小説のネタにしてなかった?」
そうじろう「――あ」


・失われた輝き

(深夜――)
そうじろう「さてと、コンビニに栄養ドリンクでも買いに行くか」

コンビニ『店舗改装中 期間中ご迷惑をおかけいたします』
そうじろう「……………………(滝涙)」


・進化論

(こぽこぽこぽ――)
(じゃーっ――)
そうじろう「なあ、ゆいちゃん」
ゆい「んうー、何ですか伯父さん?」
そうじろう「カップ焼きそばのお湯を捨てる口って、最初はどんな形だったっけ?」
ゆい「さあ? きよたかさんも知らないよねー?」
きよたか『……何度も形が変わってるし、使い勝手は向上してるから、あえて懐かしむ購入者はいないんだろうしなぁ』


☆高良ゆかり編


・場面

ゆかり「あら、みなみちゃん。今、帰り?」
みなみ「(ぺこり)こんばんは……」

(その後――)
ゆかり「あのぅ、なにかあったんですか?」
おばさん「あー、なにか交通事故があったみたいですよ」
おばさん「そのとき小さな子どもが巻き込まれそうになったらしいんですが、ショートカットの女の子が間一髪で助けたらしいですよ。陵桜の生徒さんかな」

(で――)
ゆかり「何であの人、みなみちゃんの制服を知ってたのかしら? 陵桜は県内だと有名な学校だけど、ウチの辺りだと知らない方が普通なのに」
みゆき「そっ、それは、お母さんが私の事をご近所で自慢しているからではないでしょうか? それともお母さんがみなみさんに会われたのは陵桜学園の近くで、お母さんは高校時代のお友達に会うために出掛けてたとか?」


・その他のケース・解決編

みゆき「使われない道具(コ)達がたくさん……。数日だけ元気でした」
こなた「もはや『乗るだけ』すら……!!」
かがみ「使ってないならちょーだい」

(その後――)
かがみ「で、結局みゆきんちに、ダイエット器具を分けてもらいに来ちゃったわね。ゆかりおばさんの好意に甘えるみたいで申し訳ないですけど」
ゆかり「いいのよ〜。かがみちゃんには全部あげちゃって、送料もこちらで持ってあげるから♪」
かがみ「だ、大丈夫ですっ。自力で持てる分だけでもいいですからっ」
みゆき「母の好意に甘えて下さいね、かがみさん? ……実のところ、ダイエット器具の山で母の部屋は埋没しかけていますので」
かがみ「そんな量を部屋に置けないわよ。……あっ、そうだ」

(で――)
かがみ「私といのり姉さんとお母さんと、ついでに峰岸とそちらのお姉さんにも分け合えば、あの量の器具もちょうどいいくらいになったわね」
みき「ふふっ。ゆかりさんに感謝しないとね」
いのり「しかしよくココまで気に入られたよねかがみ。みゆきちゃんをお嫁さんにするまであと少しだよ」
かがみ「ねーさんっ!!(赤面)」


・その他のケース・まずは形から

(おまけ)
ゆかり「あと、エクササイズ用の衣装も全然使ってないからどう? みゆきにあげようとしても、ほら、あの子は胸とかが大きいでしょ。かがみちゃんだけじゃなくてお姉さん達やお母さんも体型が近いし、きっとよく似合うと思うわよ(じゅる)」
みゆき「レオタードも5着ありますから、アニメで泉さんが想像されたかがみさん達のレオタード姿におばさまもご参加できますね(ぽとぽと)。さすがに泉さんが喜ばれるような体操着やスクール水着はありませんけど、母が買って飽きた水着もまだたくさんありますから」
ゆかり「伸縮性のある素材なら、つかさちゃんの控えめな体型でもフィットすると思うし(ごくり)」
かがみ「あ、有難く頂きますけど、みゆき共々色々と自重して下さい(汗)。特にみゆきの妄想は近頃行き過ぎてるし」


・その他のケース・大人の時間

(おまけ)
ゆかり「ついでにこの器具も飽きちゃったから、貰って頂けないかしらみきさん?」
みき「……え、えーと、これは何かしらゆかりさん?」
ゆかり「夫との触れ合いが少ない私とは違って、旦那様と仲睦まじいみきさんには縁遠いかもしれませんけど――」
みき「それ以上言われないで下さい(汗)。……だからかがみ達やみゆきちゃんには内緒で渡そうとされたのね」

――などとゆー事はない、はずです。


・登記洩れ

こなた「ゆかりさんの胸ランクが、公式ガイド1の時点では『中』だったのに、公式ガイド2ではゆい姉さんや黒井先生と同じ『4』になってますけど……」
ゆかり「成実さんと一緒よ〜。夫にだけサービスできるように、普段は胸が大きく見えないコーディネートを――」
こなた「劣等感で立ち直れなくなりますからそれ以上言わないで下さいお願いします(涙)」


・後方不注意

ゆかり「あはは〜」←椅子に横座り。
ゆかり「んーっ♪」←後ろに寄り掛かる――背もたれは横なのに。

ゆかり『きぃ〜〜〜〜っ!!』
みゆき「な、何ですかお母さんっ!?(汗)」


・むかしむかし浦島は

 東ティモール
 ネピドー(ミャンマーの首都)
 ムンバイ(=ボンベイ)
 エリトリア
 モンテネグロ
ゆかり「…………ねえみゆき、ソ連やユーゴスラビアやレニングラードやカルカッタやビルマやザイールはどこへ行ったのかしら? 香港はイギリス領じゃなかったの?」
みゆき「いや、言いたい事は分かりましたからお母さんっ(汗)」


・地理不案内

(浅草橋駅)
 雷門・浅草へは地下鉄へ

(亀戸水神駅)
 亀戸天神(天満宮)と亀戸水神は違います 亀戸天神の下車駅は亀戸駅です

ゆかり「おっちょこちょいな人って割といるのね〜」
みゆき「ま、まあ、観光地ですと不慣れな人も多いですし……」
こなた「(……というか、ゆかりさんに言われる筋合いはないと思うんですケド?)」


☆岩崎ほのか編


・胸ランク:小

ゆかり「(7巻アニメイト特別版の冊子を見て)岩崎さん――ほのかさんのお誕生日の星座って、牡牛座だったのね〜」
ほのか「え、ええ。黄道十二宮の金牛宮に該当するキャラクターが存在しないという理由で、磨羯宮に入った若瀬さん共々、にゃもーさんに当てはめられまして(汗)」
みなみ「(……そういえば泉先輩は、みゆきさんを『胸が大きいから牛のイメージ』だと言ってた)」
みなみ「(それなのに、お母さんの胸は泉先輩と同じくらい……)」
みなみ「(ま、まさか、『牡』と『牛』が相殺してるとか!?)」

そんなわけありません(笑)。パティも牡羊座ですので。


☆小神あきら/白石みのる編


・名を名乗れ

こなた「『あきらの王国』の大原、中谷、音無さんって、名前の方が不明だよね」
かがみ「でも、フルネームが分かる漫画のキャラクターって少数派じゃないの? 群集やその他大勢ってのは抜きにしても、私達の幾人かは漢字名があるんだろうし(ていうか中国語版にはしっかり付いてるし)、みなみちゃんのお母さんだって6巻でも名前が分からないじゃない」
あきら「あだ名が分かってるから、大原は『まーちん』だから『ま』が付く『まき』『まなみ』とかで、中谷は『あっちゃん』『くるっち』だから『あくる』辺りで、音無は『りんちゃん』だから――あ、中谷が『りんこ』って呼んでた」
こなた「(……まあ、漫画だと雨合羽と温泉番組にしか出番がない小神さんの、巻末のおまけにしか出てこない友達の名前が分かったからどうかって事はあるけど)」


・コレクト

音無「付き合いもノリもいいのは嬉しいけど、きらっちっていつ仕事してんの? アイドルの」
あきら「アイス食べてる時に寒いコト言うなよぉ〜……(どよーん)」
(カンッ!)
みのる「――はい、オッケーです。……いやーあきら様、今の最後の台詞、実感が溢れ出てましたねー」
あきら「やかましいっ。アニメだと誇張されてたけど、本来の『らき☆すた』世界だとそこそこ有名なはずなんだからっ」
音無「それにしても、仕事中に『いつ仕事してんの?』って、端から見ると変な台詞だったよなー」
中谷「……つまり答えは、『今現在』だったわけね」
大原「とゆーワケで、『あきらの王国』撮影現場からお届けしました(汗)」


・テーマ(ではない)ソング

こなた「ねえ小神さーん、OVAのテーマソングが何で『北○の拳』の主題歌のカバーなわけ?」
かがみ「私達が生まれる前の作品だから、いのり姉さんすら知らなかったわよ(なぜか峰岸が知ってたけど)。しかもこの曲、OVAそのものには収録されてないじゃない」
あきら「あー、アレは(1)白石の作詞作曲が間に合わなかった、(2)畑亜貴さんの作詞と神前暁さんの作曲が(後略)、(3)ゴットゥーザ様の要望、のどれだと思う?」
こなた・かがみ「(3)に決まりだよね/よね」
みのる「……真相は闇の中ですが、これはあくまでもパクりではなくカバーですから」


・他化自在天

こなた「……小神さんと白石くんのコンビ名、『有頂天』って、明白に某『恥じらう心』のパロディだよね」
つかさ「で、でもあちらは3人だし、小神さんはよく知らないけど、白石くんは陵桜の生徒なんだし、頭も悪くないと思うよ?」
あきら「どーせ私は、要領良くないつかささんよりも成績悪いですよっ!(泣)」


☆宮河ひなた/ひかげ編


・苦悶式

(6巻一枚絵)
ひなた「お姉ちゃん、生きてて良かったわぁ……」
ひかげ「あは、おおげさだなぁ」
ひなた「『宮河家の空腹』が『コンプヒロインズ』の休刊の巻き添えになったせいで、餓死したんじゃないかとお店の常連の泉さんに心配されてたものね」
ひかげ「シャレにならないからやめてそーいう冗談は(汗)」


・ナイト・ウォッチ

ひなた「ひかげちゃん、この時刻表の夜行バスの『23:59発』って、何できりのいい『0:00』とかじゃないのかしら?」
ひかげ「それはね、予約の日付とか乗る日付とかが混乱しないようにしてるの。もし0時以降だと、出発する日が、始発の停留所を出た日の翌日になっちゃうでしょ?」
ひなた「ああ、なるほど。深夜アニメの放送時間の『27:00〜』とかいうのとおんなじね」
ひかげ「……いやお姉ちゃん、それは処理としてはむしろ逆だから。それに事例の時間がやたら遅いし、大人としてはせめて深夜営業でも例に挙げてよ……」


・流通経路

(スーパーマーケット)
(生鮮食品売り場――)
ひがけ「あ、あったあった。レトルトの肉団子にハンバーグ」
ひかげ「さて、ソーセージは」
(チルド食品売り場――)
(魚売り場――)
(卵売り場――)
(惣菜売り場――)
(牛乳売り場――)
(肉売り場――)
ひかげ「…………で、何でソーセージやハムだけ、こんな離れた所にあるんだろ? 原料は肉なんだし、まとめて配置した方がよくない?」


☆泉かなた編


・翼の運命

こなた「お母さんの幽霊って、たまに白い翼付きで描かれてるよね。仏教徒なのにそれって変じゃない?」
かがみ「一応言っておくけど、ヨーロッパや西アジアで翼が付いてるのは、単なる死者の霊じゃなくて、天使とか神様とか、まあ簡単に言うと人を超えたレベルの存在なのよ」
こなた「天使なお母さんや神様なお母さんも萌えだけど、でもやっぱり説明が付かないよねー……」
みゆき「……そういえば日本の伝承でも、死後に翼が付く事があります」
かがみ「ああ、天狗道だっけ?」
みゆき「よくご存知ですね。天狗道とは仏教の六道に含まれない転生の道で、力と知識を極めながらも傲慢ゆえに悟る事ができない僧が、成仏もできず輪廻にも戻れず、天狗として永遠にこの世で苦しみ続けるしかないのです」
こなた「や、やだよそんなっ。お母さんがそんな事になるなんてっ。ただおさんとみきさんに何とかしてもらってよかがみっ(涙)」
かがみ「まあまあ。あくまでもただの言い伝えだし、天狗というのは元々流れ星や彗星を指していて、翼がある人型生物になったのは後からだし、お寺によっては守り神として崇められてる天狗だっているんだからね?」
みゆき「それにイラストを見る限り、イメージ画的なものでしか翼は付いていませんから。不安にさせてしまってすみません、泉さん」
こなた「ん……ありがと、かがみ、みゆきさん(ぎゅっ)」
かがみ「……こーいう時に母性本能を刺激されるあたり、私やみゆきにおばさんが転生しててもおかしくないわね」
みゆき「……ええ」


☆にゃもー編


・ビジネスクラス

(6巻「よいこのウサねこ劇場」より)
サイン会イベントで、台湾に行く事になりました。

かがみ「にゃもーさん、シートベルトしてるのはいいんだけど、尻尾に掛けるだけで非常時に役に立つのかしら?」
こなた「まあ動物扱いだったら検疫に時間が掛かるから、Kさんのスケジュールも考えると客席にするしかなかったんじゃ?」
にゃもー「いや、『よいこのウサねこ劇場』は仮に動物化してるだけだから……」


・うさみみ編集さん

こなた「で、編集のKさんはウサギになってるけど、もしかしてKさんはかがみを好きだったりして、ご当人の希望でウサギになったとか」
にゃもー「いや、こなた好きでも『キツねこ劇場』は語呂が悪いし、つかさ好きでも『イヌねこ劇場』はありがち過ぎるし、みゆきさん好きでも『ヒツジねこ劇場』『ウシねこ劇場』は語呂が悪過ぎるから……」


・訳:皆さんお元気ですか

にゃもー「だ、だーじゃーはぉ!!」
(しーん……)
みゆき「『大家好』(ピンインではda1jia1hao3)のdaは『たー』、jiaは『ちゃー』に近い発音ですので、『だーじゃーはお』ではなく『たーちゃーはお』の方が近かったのではないでしょうか。ちなみに中国語の標準語(大陸では普通話、台湾では国語)の基となった官話方言には清音・濁音(無声音・有声音)の区別は無く、息を強く出さない無気音と息を強く出す有気音の区別があります。ですのでアルファベット表記の『d』『j』など、日本語の感覚では濁音の発音になる文字は無気音となる事にお気を付け下さいね。なお、より古くから使われるウェード式では無声音に該当するアルファベットを使い、有気音にアポストロフィ(’)が付いて区別されます」
つかさ「でも施さんは『バッチリです』って言ってくれたのに、お世辞だったのかなぁそれって?」
かがみ「練習はよくても、本番だと焦って発音や声調が不自然になったんじゃないの? 特に上ずってる時なんて、いきなり『高く、途中で変化させずに』なんて第一声から始めるのは大変だと思うわよ」
こなた「あ、そっか。偶然だと思うけど、この部分もタイトルが『第一声』だもんねー」
みゆき「しかし現在の標準語は、清濁の区別も語尾の子音もありませんし、一字の単語が激減した代わりに声調も南方諸方言や東南アジアの声調言語より格段に少ないですから、福建語や客家語で挨拶を求められるよりはまだ楽だったのではないでしょうか?」
にゃもー「かがみと特にみゆきさん……ここの筆者の知識を全力投入されても……(汗)」


・これも冗談……とは違います

(タクシー内)
施さん「台湾の人は表裏がないので、ああいう事もさらっと言っちゃうんですよ」
にゃもー「……施さん、そこ(左前の座席)は運転手さんの席……」

※台湾は右側通行です。


・超ダブル(略)

にゃもー「――食べてもーた。あんなに、あっさり……本物のかがみチョコ食べてもーた!!」
Kさん『まあ実際には加藤(英美里)さんのチョコなんですけど、ところで、もし小清水(亜美)さん(※『萌えドリル』のかがみ役の声優さん)もチョコ作ったらどーなるんでしょ?』

加藤さんかがみ「アニメ版の監修ありがと。……あと、第24話の脚本も感謝してるわ」
小清水さんかがみ「も、もし……DSでゲーム出るなら、私の方を呼んでよね」

にゃもー「ダブルかがみチョコ……ああああ……!!」
Kさん『あの――ッ!! 美水さん美水さん気を確かに――ッッ!!!!』


・宅配便の中身は

にゃもー「あああ……かがみチョコ……!!」
こなた「にゃもーさんがかがみ萌えなのはともかく、チロルチョコとかの『とか』って、具体的には何だったのかなー? もしかして加藤さんのチョコも不揃いで不得手そうで、その辺がますますかがみチョコっぽかったりして?」
かがみ「私と加藤さん、二人に同時に失礼だなっ!?」
つかさ「え〜、チョコ全部が『加藤さんから貰った』ですから、ふつーに既製品のいろいろ(チロルチョコとか)を詰め合わせたんじゃないかなーと思います(汗)」


・無意味ではなく巫女

にゃもー「6巻のアンケート葉書で、つかさのみかんのネタがやたら要求されてた……」
かがみ「まあ、そもそもつかさの実体験から来たっぽいネタだから、実際にみかんを食べて手を黄色くしたとしても――」
つかさ「にゃもーさん……この私とお姉ちゃんの絵、私がお姉ちゃんより10cmくらい低いよね? 私はお姉ちゃんより幼いし、近頃はひよりちゃんとの絡みが多いから、にゃもーさんの頭の中だとひよりちゃんくらいの大きさになっちゃったんだ?」
にゃもー「い、いやそれはっ、巫女さんだから社務所の窓口で事務机の前に座ってるトコを想像してっっ!!(汗)」


☆成実きよたか編


(今のところ無し)


☆柊ただお/みき/いのり/まつり編


・こなたが小早川家にお邪魔している間に

こなた「かがみとつかさって、OVAの『ネットゲーにはまる人たち』で、ゴールデンウィークの間は家族で温泉旅行に行ってたんだよね」
かがみ「ええ。大きな神社だから家族以外に職員もいるし、大人数で予定合わせるのはなかなかできないものね」
こなた「つまり欲情、いや浴場では、みきさんといのりさんとまつりさんとかがみとつかさのあられもない姿が披露されたわけで――」
かがみ「つかさー、ここに魔物がいるからお祓いしたバルサミコ酢を一瓶飲ませてくれるー?」


・ごちそうさまでした

こなた「いやー、6巻の一枚絵は最高でしたなー」
ひより「特に80ページではただお×みき、84ページではいのり×まつりと、かがみ×つかさ両先輩だけでなく、柊家をフルコースで妄想できましたよー」
かがみ「お父さんとお母さんには正しい表記だけど言葉を選べ。それに私とつかさも、いのり姉さんとまつり姉さんもそんな関係じゃない(はずだ)から」


・二人と二人の違い

(6巻一枚絵)
まつり「おっ! それいいなぁ」
いのり「ちょっと、まつり!! 重いってば!!」
いのり「どいてよ、重いよっ!!」
まつり「重くないよー。最近ちょっぴり目方が増えた姉さんに比べたら」
いのり「……殴るよ? グーで」
まつり「……スミマセンデシタ、チョーシノリマシタ」

かがみ「まったくまつり姉さんは……私だけじゃなくていのり姉さんにまで体重ネタを振るんだから……」
まつり「いやー、姉さんはあーいうトコが可愛くてさー」
いのり「うるさいっ。かがみはこんなコと年が近いから大変よねー」
つかさ「でも、私がかがみお姉ちゃんに乗っても重いとか言われた事ないのに、まつりお姉ちゃんが乗るといのりお姉ちゃんは重いんだよね?」
いのり・まつり「え?」
つかさ「というコトは、二人が一緒に寝る時は必ず、いのりお姉ちゃんが上でまつりお姉ちゃんが下なのかなーって。私とかがみお姉ちゃんは、上になったり下になったりするけど」
いのり「え、えっと、それはっ。た、確かにまつりに密着される事自体は嫌じゃないけどっ」
まつり「い、いのり姉さんが悪いのよっ。かがみだってつかさの相手ばかりしないで私にも身を任せればっ」
かがみ「手遅れよ姉さん達……。あとつかさ、私達の秘密を姉さん達にばらした罰に、今夜は一緒に寝させてあげないからね」


・真実ナシ

つかさ「お姉ちゃん、起こしてって言ったのにぃー」
まつり「えー? 起こしにいって返事したのに、つかさが起きてこなかったんじゃない」
まつり「(すまん、妹よ――。本当は起こし忘れたんだけど――)」

まつり「――ってコトがこの前あってさぁー。まいったまいった」
かがみ「ちょっ、つかさが可哀想じゃないっ。何てコトしてるかな」
まつり「いやぁ……でもこれでも一応、反省はしてるんだよ?」
まつり「悪いと思ったから、今日頼まれた時はちゃんと断ったんだから」
かがみ「はぁ!? 何それ?」
まつり「だって、また忘れちゃったらよくないじゃん?」
かがみ「いや……悪いと思ったなら、今度こそ責任持って起こせばいいのに……何ちゅー後ろ向きな学習能力だ」

かがみ「――てなわけで、まつり姉さんがつかさを起こそうとしない理由が分かったわけよ」
つかさ「ひ、ひどいよまつりお姉ちゃんっ!」
まつり「そ、それだけじゃないんだってばっ。つかさを起こしに行くと私をかがみと勘違いして襲うし、近頃はこなたちゃんやみゆきちゃんとも――」
つかさ「えええっ!?」
かがみ「いちいち襲い返して私やいのり姉さんにしばかれるくせに、よく胸を張って言えるわねこの馬鹿姉……(汗)」


・気配りゼロ

(前略)
まつり「だって、また忘れちゃったらよくないじゃん?」
かがみ「いや……悪いと思ったなら、今度こそ責任持って起こせばいいのに……何ちゅー後ろ向きな学習能力だ」
かがみ「そんな後ろ向きなまつり姉さんは――こうよ?」
まつり「う、後ろから、あぁんっ、やめぇっ!?」
かがみ「いのり姉さんから弱い所は聞き出してるから……明日の朝はつかさに起こされてみなさいね?」


・永遠の十七歳

Q みきさんて、おいくつなんですか?

みき「柊みき、四……」
みき「十七歳ですっ」
まつり「それって、お母さんの声を当ててる井上喜久子さんがいつもやってるネタだよね?」
いのり「でもホントに十七歳だと、お父さんは一番下の娘より若い後妻と再婚した事になるよ? もしもの話だけど、こなたちゃんのお父さんがかがみと再婚するのと同じくらい犯罪的じゃない?」


・永遠の七歳

Q みきさんて、おいくつなんですか?

みき「柊みき、四十……」
みき「七歳ですっ」
まつり「幼くなり過ぎお母さんっ!」
こなた「いや、まつりさん……七歳みきさんなんて萌えるシチュ、全国の二次創作作者の1人や2人くらいは確実に食い付くネタですよっ」


・柊みきの秘密

こなた「でさ、まつりさん。みきさんが47ってゆーのがサバ読みだとすると、もっと年行ってる――50近くかオーバーかって事ですよね?」
まつり「あ、それは――」
みき「書類に書く以外に教えてるのは家族にだけだから……こなたちゃんがかがみかつかさと家族になってくれるなら、私の年齢を教えてあげてもいいわよ?」
こなた「わ、私、柊家では既に嫁確定ですかっ!?」


・次回「ゆかりさんて、おいくつなんですか?」へ続く

みき「ところでこの質問をなさった、埼玉県の『K.Y』さんって誰かしら?」
かがみ「アニメーション研究会の部長の『八坂こう』さん? でも八坂さんは東京都内に住んでるって田村さんは言ってたし……」
まつり「またかがみの男? もしかしてかがみ、その人と結婚して『八坂かがみ』に……」
かがみ「いくら『らき☆すた』の登場人物が性別分かりにくい名前が多いからって、私の友達や知り合いが出る度に邪推するのはやめてよ姉さんっ!」
つかさ「……正解は『美水かがみ』だと思うから、『K』だけはまつりお姉ちゃんが正解だったね」


・種

(6巻アニメイト限定版冊子、みきの項目)
 みき、いのり、まつりと作るにつれ、ただおも勝ち組だよなぁ、と思いました。

まつり「いや、お父さんが作ったのは姉さんと私とかがみとつかさで、お母さんはお父さんと二人で夜昼お構いなく作った側だし、しかも近頃は五人目を――」
みき「まーつーりー?(怒)」


・成年

(6巻アニメイト限定版冊子、いのりの項目)
 私の中では、いのりは甘え上手でちゃっかりさんという位置付けをしています。

こなた「だとすると、いのりさんが甘えるのはただおさんかみきさんくらいだから……(ぽたぽた)」
いのり「……かがみやつかさで妄想されるよりはいいけど、後でお仕置きねこなたちゃん?」


・屋根の下の赤い糸

(クリスマスの翌日)
こなた『でさー、ゆい姉さんも来てたんだ。ゆき叔母さんも叔父さんも来ればよかったのにねー』
かがみ「私達は家族で楽しんだわよ。で、つかさったら――」

つかさ「また来年も、こうしてみんなで楽しめたら――」
まつり「つーかーさー?」
つかさ「はぅうっ!? ご、ごめんなさいまつりお姉ちゃん!」
(むぎゅっ)
まつり「そりゃ、私も男の人とお付き合いもしたいけど、まだ大学生だし、ウチに帰ってからつかさ達と一緒に楽しんであげるからね? まあ姉さんはそろそろ朝帰りくらい――」
いのり「まーつーりー?」
まつり「ひぁあっ!? 部屋に連行しないで姉さーんっ!?」
つかさ「……え、えーと?」
かがみ「…………お父さん、お母さん、姉さん達がイイ人見付けるのはまだ先みたいね」

かがみ「――なんて事があってね。途中からつかさじゃなくてまつり姉さんの話になってたけど」
こなた『相変わらず一言余計だねまつりさん……』


・いかがわしく見せかけるシチュエーションの定番

(6巻一枚絵)
みき「久し振りに、耳掻きします?」
ただお「いやぁ……何か照れちゃうねぇ……」

(そして――)
みき「はい。ただおさんの番が終わったから、次は私ね」
ただお「それじゃ――」
みき「ふぁ……」
みき「んあっ……ああっ……」
みき「あぁあっ。ただおさん、そこっ……」
ただお「(みき……気持ちいいからって耳掃除でそんな色っぽい声を出されると、昼間から変な気分になりそうだよ……)」


・模して

ゆかり「耳掃除ですか〜。みきさんとただおさんはお神酒徳利というか、仲良しで羨ましいですね〜。私の夫なんかお仕事が忙しくて、みゆきとくつろぐ時もなかなか一緒してくれないんですよ?」
そうじろう「くうっ!! 俺だってかなたが生きていればっ!!」
ただお「そ、それはその……」
みき「ただおさんったら、つかさみたいにすぐ照れるんだから……」
ゆかり「ところで――」

みき「何で今更照れるのっ」
ただお「前に娘達にひやかされてから、何となくね……はは」
みき「何でもからかいたくなる年頃だったのよ」
ただお「そうかな……(今もあまり変わってない気もするけど……)」

ゆかり「――っていうのは、かがみちゃんとつかさちゃんは素直なタイプでお父さんお母さんをからかいそうにないから、やっぱりいのりちゃんとまつりちゃんがですか?」
そうじろう「特にまつりちゃんは、こなたと似てるってかがみちゃんから聞きましたからねぇ」
みき「(そうかしら? 私の前だとこなたちゃんはあんなに素直なのに)実は――」

つかさ「お父さんとお母さん、仲良しでいいな〜」
かがみ「当たり前でしょ? 私達4人のお父さんとお母さんなんだから」
つかさ「そうだ、私とお姉ちゃんもお父さんとお母さんみたいに仲良くしよっ? お父さんに似てる私がお母さんに似てるお姉ちゃんを抱き締めて……」
かがみ「きゃっ!? ちょっとっ、何を……んんっ!!」

みき「……という感じで、ひやかすというよりは素直に真似されているのよ」
ただお「普段はかがみ達に可愛がられているつかさにとって、逆にかがみを可愛がる絶好の機会らしくてね……」
そうじろう「(なっ、なんて素晴らしい萌え家族なんだ柊家っ!!)」
ゆかり「(みゆきも結婚して子供を作ったら、柊さんちみたいに、孫達共々仲良くしてほしいわね〜)」


・問題な家庭〜女系家族の罠〜

ひより「そういえば『とらべら〜ず』で、柊先輩達のウチなら、先輩達が小さくなったのをお祓いでどうにかならないかなーと思ってたんですけど」
かがみ「フィギュアが願いをかなえさせようとしてたのなら、悪いモノとは厳密に言えないから、たとえお祓いが効き目抜群でも無意味だったと思うわよ。ましてや、いつも熱心にお祈りしてるつかさならともかく、罰当たりなこなたがいるものね」
こなた「相変わらず現実的だねー。……その分、いくら非現実っぽくても、実際に起こっちゃった事には冷静に対処してたけど」
かがみ「それにウチの家族も、こなたのお父さん並みに問題があったからね。お父さんはまだしも、お母さんもいのり姉さんもまつり姉さんも――」
こなた「ちょっ!? お父さんと同レベルで愛玩する人だったんですかみきさん達ー!」
ひより「……まああかりさんとしても、登場人物増えすぎるのは避けようとしたと思われるっスから、だから柊家の方達は電話だけ出演だったんでしょーか?」


・黄金の玉座に座る乞食

(柊夫妻がいのり、まつり、かがみを家に置いて旅行に、つかさはあやのの家へ行った後――)
まつり「でもお母さんもつかさも、家に姉さんと私とかがみを置いてくのに、いない間の分を作り置きするって発想なかったんだねー」
いのり「当たり前でしょ。ウチの冷蔵庫は6人分の食事の材料やその他諸々を詰め込んでて、3人分の食事約2日分を入れる余裕なんてないんだから。まつりもかがみも普段から結構食べてるし」
まつり「そんな事言う姉さんだってー」
かがみ「……いくらお父さんに言われたからって、やっぱり意地を張らずに買ってくれば良かったよーな……」


・成金で王手

みき「結局私達は旅行で、つかさはあやのちゃんの所で、残りの三人はどうしてるのかしら……」
ただお「……そんなに気になるなら、電話してみないか?」

かがみ「――あ、お母さん? こなた達とみゆき達に遊びに来てもらったの」
みき『こなたちゃんにみゆきちゃんが?』
みゆき「せっかくの機会ですので、少々騒いでも迷惑にならないと思いまして。台所では成実さんや黒井先生にも色々教えて頂いてます」
こなた「つかさと峰岸さんがいないのは残念ですけど、主婦として夫の家族を食べさせる義務は果たしてますよー」
みき『……うまく考えたわねかがみ。さすが私の娘だわ』
かがみ「……微妙に引っ掛かる所はあるんだけど、姉さん達も、主に料理できる友達呼んでるからね」

なんて事あるかも。


・中の人効果

かがみ「(わなわなわなわな)」
いのり「そんな血相変えてどーしたのよかがみ。穏やかじゃないわね?」
かがみ「お母さんは『よん十七歳』発言以来、二次創作で私の真似や初音ミクのコスプレやセーラー服姿はまだ我慢できたけど、とうとうコンプの読者コーナーでスクール水着なんか着てたのよ?」
いのり「お母さん……本気でゆかりさんに対するみゆきちゃんの気分だわ私……」
まつり「またマニアックな格好だねー。アピールする相手はお父さんかな? それともまさかこなたちゃんとか?」


・母と娘の嗜好

こなた「ただおさんって、ウチのお父さんより背が小さいですよねー」
ただお「そうだね。泉さんとは違って、私は平均身長を下回ってるからな」
こなた「(はっ!? まさかみきさんも、小さい子が好きなかがみと趣味まで生き写しで、小さい子の私を狙ってるとか!?)」


・月下美人

かがみ「うーす。よく来たわねこなた」
つかさ「こんちはー、こなちゃん」
こなた「やほー、かがみんにつかさにお義姉様方。みきお義母様は?」
いのり「お父さんとお母さんは、フルムーンとかで旅行に行ってるわよ」
まつり「夫婦で合計88歳以上で買える切符よね。お父さんとお母さんはもうちょっと年行ってるけど」
こなた「つまりフルムーン(満月)の下、ただおさんはオオカミになってみきさんを――いや、かがみと生き写しのみきさんだから、むしろオオカミになるのはみきさんで――」
いのり「さあ妹達、このけしからん五女に立場を教え込んでやりなさい。こなたちゃんは総受けがやっぱり萌えるって」


・マイナス30

みき「つっ……!」
まつり「ん? おかーさん五十肩?」
みき「……え、えーと、成長痛!」
まつり「……これ以上一体何を成長するのさお母さん。つかさの胸に分けてあげなよ?」


・マイナス20

みき「つっ……!」
まつり「ん? おかーさん腰痛?」
みき「……え、えーと、陣痛!」
まつり「……それは微妙に真実味があるから、冗談としてはいただけないよお母さんっ!」


・マイナス0

みき「つっ……!」
まつり「そんなに身体が疼くなら、お父さんか姉さんかかがみかこなたちゃんに鎮めてもらったら?」
みき「(きゅっ……)それならこれから、二人でイイ事しよっか、“まつり姉さん”?」
まつり「おっ、お母さん、髪型までかがみの真似をされると、んああっ!?」


・頭上からの襲撃者

みき「かがみー。お風呂入れてくれる?」
かがみ「はーい(きゅっ)」
いのり「あ、かがみ。私、帰ってからシャワー浴びて――」
(ざば――!!)
いのり「――レバーを蛇口に戻してなかったんだけど、怒る?」
かがみ「(びちゃっ)……いのり姉さんなら怒る気しないわ。まつり姉さんには怒るけど」


・お揃い夫婦

こなた「ただおさんとみきさんって、色々とお揃いですよねー。得意科目が日本史だとか」
ただお「神道の教えを理解するには、日本史の知識が不可欠だからね」
こなた「あと、好きなのが家族で、趣味が旅行って事は――」
こなた「(旅行先で娘達を気にせず二人きりで愛し合って、お土産にみきさんのお腹の中の新しい家族を――)」
みき「あら? こなたちゃん、赤くなってどうしたのかしら?」


・長女と三女

こなた「いのりさんとかがみって、どちらも体重計が嫌いなんですよね? やっぱり二人は体質も似てるんですか?」
いのり「なのよねー(はぁ)。揃って食べるの好きだし、お母さんもつかさも料理が上手だし、まつりとは違って運動も好きな方じゃないし。二次創作だとよく、かがみとこなたちゃんが一緒に『運動』してるけど」
こなた「(う、疑われてるっ?)しかも胸のサイズも一緒だから、近頃ツンデレしてくれないかがみの代わりに、いのりさんで寂しさを紛らわせる事も……。運動苦手な分、かがみより身体も柔らかいだろうし……」
いのり「こ、こなたちゃん、いきなり胸に顔をすり寄せないで!?」


・不慣れ

こなた「ただおさんがカップ焼きそば嫌いなのって、まさかウチのお父さんみたいに、お湯を捨てるのを失敗した事があるからじゃないよね?」
かがみ「いや――実は、後でお湯を捨てるのを知らずに、一緒にソースも入れたからなのよ(汗)。仕方なくフライパンで水分飛ばしたらしいけど」
ゆたか「おじさん……しっかりした方みたいでしたけど、やっぱりつかさ先輩のお父さんですね……」


・喉ごし爽やかじゃない

(風呂上がり)
いのり「まつりー、何か飲む物あるー?」
まつり「ほーい。『ミックスジュース・バナナ&マンゴー』」
いのり「……風呂上がりに飲ませないでよそんなの」


・対照的な姉妹と姉妹

つかさ「う〜〜っ」
まつり「ん、どしたのつかさ?」
つかさ「あ、まつりお姉ちゃん。DVDのパッケージのビニールが破けなくて」
まつり「こーゆー奴は、角の辺りを鉛筆に引っ掛けて突き破れば――」
まつり「えいっ、えいっ!」
かがみ「……先の丸い鉛筆使っても引っ掛かるわけないわよ。普段から削っときなさいって?」
まつり「うっさいなーかがみ。姉さんみたいに言わないでよ」
つかさ「(……と言いながら嬉しそうなまつりお姉ちゃん、やっぱりいのりお姉ちゃんを大好きなんだ。私もお姉ちゃんと頑張ろっと)」


・流れ流れて

(駅前――)
(ニュースの電光掲示板)
 名の安否を確認。
いのり「(何が!? どこで!? 無事なのは何人!!!?)」


☆その他編


・主義主張

こなた「ゆーちゃんが私達の趣味に染められたらゆき叔母さんが怒るって、前にお父さんは思ってたよね」
そうじろう「ああ。たまにはゆたかの送り迎えに来てくれないかと思ってるんだが、やっぱり俺はゆきに、嫌われてまではいなくても嫌がられてるのか? まさか前にあったネタみたいに『リアル妹萌えとか言い過ぎて嫌がられた』なんて展開はないとは思うが……」
こなた「……ここはちょっと方向性を変えて、オタクなのが嫌なんじゃなくて、男子オタクが嫌なんだとか」
パティ「ジツはフジョシなのですネ。サスガはオジサマのyounger sisterでス!」
ゆたか「もしもしお母さん? 伯父さんとこなたお姉ちゃんとホームステイしてる女の子が怪しげな噂をしてるんだけど?」


・レギュラー候補

みなみ「コンプの別冊『らき☆すたオンステージ』のにゃもー先生によると……私達4人はみんなボケっぽいらしい……。だからツッコミ要員に学級委員長さんが登場してるらしいけど……」
ひより「クラスメイトもアニ研部員も、学校ネタとオタクネタで活動できるように、新たな背景キャラを増量したんだってさ。どーいう人達なのか楽しみだね――とゆーか、私達は知ってるハズなんだけどさ」
パティ「イズれハミサオ&アヤノにツヅく、ハイケイcombination――duet?trio?quartet?quintet?…more?――のトージョウデスねッ」
委員長「でも私は、小早川さんと岩崎さんの仲に割り込むなどという無粋な事はせんし」
ゆたか「な、仲に割り込むと無粋だなんて……っ(照)」
ツインテールの部員「そして私は柊かがみ先輩に感化されて、『やさこは私の嫁』と」
こう「ちがーう!! というか私は受け確定かいっ!?(汗)」


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『らき☆すた』:(C)美水かがみ/角川書店/らっきー☆ぱらだいす